JP2000343959A - ガス容器取付構造 - Google Patents

ガス容器取付構造

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JP2000343959A
JP2000343959A JP15518199A JP15518199A JP2000343959A JP 2000343959 A JP2000343959 A JP 2000343959A JP 15518199 A JP15518199 A JP 15518199A JP 15518199 A JP15518199 A JP 15518199A JP 2000343959 A JP2000343959 A JP 2000343959A
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gas container
vehicle
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fixing member
mounting
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JP15518199A
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Tadamasa Maeda
忠政 前田
Hirotaka Matsuda
浩敬 松田
Hiroki Inada
弘樹 稲田
Daisaku Takahashi
大作 高橋
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】車両のフロア下部にガス容器を固定した際に、
このガス容器の保護を果たすアンダガードのコンパクト
化及びアンダガードの取付及びアンダガードの取り外し
作業性を向上し得ること。 【解決手段】圧縮されたガス燃料を貯留するガス容器2
2を搭載する車両2において、車両のフロア44下部に
垂下するガス容器支持部材46を設け、ガス容器支持部
材を介して車両のフロア下部にガス容器を固定する固定
部材48を設け、固定部材には固定後のガス容器を保護
するアンダガード50を取り付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はガス容器取付構造
に係り、特に車両のフロア下部にガス容器を固定した際
に、このガス容器の保護を果たすアンダガードのコンパ
クト化及びアンダガードの取付及びアンダガードの取り
外し作業性を向上し得るガス容器取付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】車両においては、圧縮した天然ガス
(「CNG」ともいう)等の気体燃料、いわゆるガス燃
料を使用するガスエンジンを搭載するものがある。
【0003】また、ガス燃料を貯留するガス容器は、高
圧状態に耐えるよう堅牢な構成となっており、ガソリン
を貯留する燃料タンクに比し、大なる重量を有してい
る。
【0004】前記ガス容器取付構造としては、特開平9
−300988号公報に開示されるものがあるこの公報
に開示される自動車の燃料ボンベ取付構造は、燃料ガス
を加圧して貯える燃料ボンベを搭載する自動車におい
て、燃料ボンベを支持した矩形枠状のシャーシフレーム
に、燃料ボンベの下方を覆う防護プレートが下方から固
着され、更にシャーシフレームの両側部にサスペンショ
ンが取り付けられて一体にモジュール化され、モジュー
ル化されたシャーシフレームが、車体フレームに車体下
方より取り付けられ、スペアタイヤを倒伏姿勢で支持す
るスペアタイヤラックが後部車体下方に取り付けられ、
スペアタイヤラックに支持されたスペアタイヤが防護プ
レートの後方に懸吊され、燃料ボンベがサスペンション
等と一体に車体に取り付けられて作業性に優れ、且つ燃
料ボンベを飛石等から防護している。
【0005】また、特開平9−86194号公報に開示
されるものがあるこの公報に開示される気体燃料斜里用
の燃料取出装置は、ガス機関に連絡する気体燃料供給用
第1管路を設け、充填口に連絡する気体燃料充填用第2
管路途中に逆止弁と燃料充填弁とを配設し、逆止弁と燃
料充填弁とを迂回する第3管路途中に第1遮断弁と減圧
弁と逆止弁と第2遮断弁とを配設し、充填口を気体燃料
の取出口として機能させる。または、第3管路途中に減
圧弁と逆止弁とを配設するとともに第2管路と第3管路
との2箇所の合流部位に第1、第2三方弁を夫々配設
し、充填口を気体燃料の取出口として機能させる。また
は、第2管路と第3管路との充填口側の合流部位に唯一
の三方弁を配設し、充填口を気体燃料の取出口として機
能させ、ガス機関の動力源として使用される気体燃料を
ガス機器の燃料源として使用できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のガス
容器取付構造、特に上述した特開平9−300988号
公報に開示されるものにおいては、燃料ボンベを支持す
る矩形枠状のシャーシフレームの両側部にサスペンショ
ンを取り付けて一体にモジュール化し、モジュール化し
たシャーシフレームを車体フレームに車体下方より取り
付けるとともに、前記燃料ボンベの下方を覆う防護プレ
ートを下方からシャーシフレームに固着されている。
【0007】この結果、車両に燃料ボンベ(以下「ガス
容器」と言う)を搭載する際に、ガス容器を支持する矩
形枠状のシャーシフレームを、両側部にサスペンション
を取り付けてモジュール化する必要があり、車両製作時
にシャーシフレームや車体フレーム等の大なる設計変更
が余儀なくされ、構成が複雑化するとともに、モジュー
ル化を行うために作業性が悪く、コストが大となって経
済的に不利であるという不都合がある。
【0008】すなわち、上述の如く設計変更することに
よって、燃料としてガソリンを使用するガソリンエンジ
ンを搭載したガソリン車の構成に比し、構成的な隔たり
が大きく、共通部品等を考慮することができず、別途に
製作費用を設定する必要があり、生産性の面からの実現
性が乏しいものである。
【0009】このため、前記ガソリン車からの構成的な
隔たりの少ないガス容器を搭載する車両の実現や搭載後
のガス容器を保護するアンダガードの取付性の改善等が
望まれていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、圧縮されたガス燃料を貯留
するガス容器を搭載する車両において、この車両のフロ
ア下部に垂下するガス容器支持部材を設け、このガス容
器支持部材を介して前記車両のフロア下部にガス容器を
固定する固定部材を設け、固定部材には固定後のガス容
器を保護するアンダガードを取り付けたことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
車両のフロア下部にガス容器支持部材を介してガス容器
を固定部材によって固定し、この固定部材にアンダガー
ドを取り付け、アンダガードをコンパクト化するととも
に、アンダガードを効率良く取り付け、アンダガードの
取付及びアンダガードの取り外し作業性を向上してい
る。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0013】図1〜図6はこの発明の実施例を示すもの
である。図3において、2は圧縮されたガス燃料を使用
するガスエンジン(図示せず)を搭載した車両である。
【0014】この車両2は、フロント側に図示しないガ
スエンジンを搭載し、ガスエンジンに接続される吸気マ
ニホルド4にCNGインジェクタ6と燃料圧力センサ8
と燃料温度センサ10とを配設している。
【0015】また、前記ガスエンジンの排気側に、排気
パイプ12の一端側が接続されるとともに、この排気パ
イプ12の他端側には、排気センタパイプ14の一端側
が接続され、排気センタパイプ14の他端側は前記車両
2のリヤ側に配設されるリヤマフラ16に接続されてい
る。
【0016】このとき、前記排気センタパイプ14は、
後述するガス容器22を迂回すべく配設される。
【0017】更に、前記CNGインジェクタ6には、減
圧弁(「レギュレータ」とも言う)18が連絡されてお
り、この減圧弁18は、燃料供給側CNG配管20によ
ってガス容器22に連絡されている。
【0018】そして、燃料供給側CNG配管20途中に
は、減圧弁18側からガスフィルタ24、主止弁26、
容器元弁28とが順次配設される。また、前記主止弁2
6には、残量圧力センサ30を配設する。
【0019】このとき、前記ガス容器22は、2本の第
1、第2ガス容器22−1、22−2からなり、これら
の第1、第2ガス容器22−1、22−2に夫々配設さ
れる前記容器元弁28も、2個の第1、第2容器元弁2
8−1、28−2からなる。
【0020】また、前記ガス容器22に燃料補給用CN
G配管32の一端側が連絡されるとともに、この燃料補
給用CNG配管32の他端側は、車両2のリヤ側に設け
たボールバルブからなる充填弁34付きのレセプタクル
36に連絡され、燃料補給用CNG配管32の途中に逆
止弁38を設けている。
【0021】このとき、前記燃料補給用CNG配管32
は、レセプタクル36と第1ガス容器22−1の第1容
器元弁28−1とを連絡する第1配管32−1と、第1
容器元弁28−1と第2ガス容器22−2の第2容器元
弁28−2とを連絡する第2配管32−2と、第2容器
元弁28−2と前記主止弁26とを連絡する第3配管3
2−3とを有する。
【0022】なお、図3において、符号40は前記排気
センタパイプ14を取り付ける排気センタパイプハン
ガ、42は前記リヤマフラ16を取り付けるリヤマフラ
ハンガである。
【0023】そして、前記車両2のフロア44下部に垂
下するガス容器支持部材46を設け、このガス容器支持
部材46を介して、前記車両2のフロア44下部に前記
ガス容器22を固定する固定部材48を設け、固定部材
48には固定後のガス容器22を保護するアンダガード
50を取り付ける構成とする。
【0024】詳述すれば、前記車両2のフロア44下部
に、図1及び図4に示す如く、ガス容器22を収容する
ための収容凹部52を形成し、この収容凹部52内にお
いて、前記車両2のフロア44下部から垂下するガス容
器支持部材46を車両2の幅方向たる左右方向に延びる
状態に配設する。
【0025】このとき、ガス容器支持部材46は、図1
及び図4に示す如く、3個の第1〜第3ガス容器支持部
材46−1、46−2、46−3からなり、第1〜第3
ガス容器支持部材46−1、46−2、46−3は、底
部46a−1、46a−2、46a−3と、底部46a
−1、46a−2、46a−3の両側からフロア44側
に延びる壁部46b−1、46b−2、46b−3と、
外側方向に突出すべく壁部46b−1、46b−2、4
6b−3に形成したフランジ部46c−1、46c−
2、46c−3と、底部46a−1、46a−2、46
a−3に形成される複数個の溶接ナット(図示せず)付
きの取付孔部46d−1、46d−2、46d−3とを
有し、フランジ部46c−1、46c−2、46c−3
を利用して第1〜第3ガス容器支持部材46−1、46
−2、46−3を前記車両2のフロア44下部に取り付
ける。
【0026】そして、これらの第1〜第3ガス容器支持
部材46−1、46−2、46−3を車両前方から順次
配設した際に、車両後方に位置する第3ガス容器支持部
材46−3の垂下量、つまり壁部46b−3の高さを小
とし、後輪車軸54との干渉を回避する。
【0027】また、前記ガス容器22の排気センタパイ
プ14側を覆うアッパガード56を設けるとともに、前
記第1〜第3ガス容器支持部材46−1、46−2、4
6−3の底部46a−1、46a−2、46a−3に係
合する前記固定部材48を設ける。
【0028】この固定部材48は、ガス容器22の上側
を包囲する2つの第1、第2上側固定部材58−1、5
8−2と、ガス容器22の下側を包囲する2つの第1、
第2下側固定部材60−1、60−2とからなり、第
1、第2上側固定部材58−1、58−2は同一形状に
形成されるとともに、第1、第2下側固定部材60−
1、60−2も同一形状に形成される。
【0029】このとき、同一形状であることにより第1
上側固定部材58−1のみについて記載すると、図4及
び図5に示す如く、第1上側固定部材58−1は、第1
ガス容器支持部材46−1の底部46a−1に取り付け
られる前側取付部58a−1と、第2ガス容器支持部材
46−2の底部46−2に取り付けられる中央取付部5
8b−1と、第3ガス容器支持部材46−3の底部46
−3に取り付けられる後側取付部58c−1と、中央取
付部58b−1と後側取付部58c−1とを連絡して第
1ガス容器22−1上部を覆う円弧状の第1保持部58
d−1と、前側取付部58a−1と中央取付部58b−
1とを連絡して第2ガス容器22−2上部を覆う円弧状
の第2保持部58e−1とを有している。
【0030】なお、前記前側取付部58a−1及び中央
取付部58b−1の形成高さ位置に対して、図1及び図
5(a)に示す如く、後側取付部58c−1の形成高さ
位置を大とする。
【0031】また、第1、第2下側固定部材60−1、
60−2も同一形状であることにより第1下側固定部材
60−1のみについて記載すると、図4に示す如く、第
1下側固定部材60−1は、第1上側固定部材58−1
の前側取付部58a−1に取り付けられる前側取付部6
0a−1と、第1上側固定部材58−1の中央取付部5
8b−1に取り付けられる中央取付部60b−1と、第
1上側固定部材58−1の後側取付部58c−1に取り
付けられる後側取付部60c−1と、中央取付部60b
−1と後側取付部60c−1とを連絡して第1ガス容器
22−1下部を覆う円弧状の第1保持部60d−1と、
前側取付部60a−1と中央取付部60b−1とを連絡
して第2ガス容器22−2下部を覆う円弧状の第2保持
部60e−1とを有している。
【0032】なお、前側取付部60a−1及び中央取付
部60b−1の形成高さ位置に対して、図1に示す如
く、後側取付部60c−1の形成高さ位置を大とする。
【0033】そして、前記第1、第2ガス容器22−
1、22−2を、第1、第2上側固定部材58−1、5
8−2と第1、第2下側固定部材60−1、60−2と
によって、上側と下側とから保持し、挟持するものであ
る。
【0034】更に、第1上側固定部材58−1に、アン
ダガード50を取り付けるためのアンダガード取付ステ
ィ62を設けるとともに、車両2のフロア44下部に前
記ガス容器22の第1、第2ガス容器22−1、22−
2を固定した固定位置よりも下方向に前記アンダガード
取付スティ62をオフセットさせて設ける。
【0035】すなわち、第1上側固定部材58−1の前
側取付部58a−1に、この前側取付部58a−1より
も下方向に距離S1だけオフセットさせた第1前側取付
スティ62−1を設けるとともに、第1上側固定部材5
8−1の後側取付部58c−1には、この後側取付部5
8c−1よりも下方向に距離S1だけオフセットさせた
第2前側取付スティ62−2を設けるものである。
【0036】更にまた、前記アンダガード取付スティ6
2は、車両2の進行方向に対して直交すべく前記ガス容
器22の第1、第2ガス容器22−1、22−2を搭載
した際に、車両2のフロア44下部にガス容器22の第
1、第2ガス容器22−1、22−2を固定した固定位
置よりも車両2の左右方向にオフセットさせて設ける。
【0037】すなわち、前記第1上側固定部材58−1
の前側取付部58a−1に形成した第1前側取付スティ
62−1を車両2の左右方向に距離S2だけオフセット
させて設けるとともに、第1上側固定部材58−1の後
側取付部58c−1に形成した第2前側取付スティ62
−2を車両2の左右方向に距離S2だけオフセットさせ
て設けるものである。
【0038】さすれば、前記第1上側固定部材58−1
には、図5(a)〜図5(c)に示す如く、車両2の下
方向且つ左右方向に夫々オフセットされる第1、第2前
側取付スティ62−1、62−2が形成され、各第1、
第2前側取付スティ62−1、62−2には、溶着ナッ
ト64が固着される。
【0039】なお、第1、第2前側取付スティ62−
1、62−2の形成に際しては、第1、第2上側固定部
材58−1、58−2との一体成形や溶接による固着等
の方策とすることができる。
【0040】前記アンダガード50は、図6に示す如
く、平板状の底部50aと、この底部50aの車両前方
に位置する前側壁部50bと、底部50aの車両後方に
位置する後側壁部50cと、前記ガス容器22の第1、
第2ガス容器22−1、22−2の底部側を覆うべく前
記底部50aの側方に位置する側壁部50dと、前側壁
部50bの上端に形成される前側フランジ部50eと、
後側壁部50cの上端に形成される後側フランジ部50
fと、前記底部50aに形成される複数個の水抜き孔部
50gと、前側フランジ部50e及び後側フランジ部5
0fに形成される複数個の取付孔部50hとを有してい
る。
【0041】そしてこのとき、前記アンダガード50の
前側フランジ部50eの形成高さ位置を、図1に示す如
く、後側フランジ部50fの形成高さ位置よりも小とす
るとともに、アンダガード50において、前記ガス容器
22の第1、第2ガス容器22−1、22−2のバルブ
配設側には側壁部を形成せず、保守・点検用として開放
する。
【0042】次に作用を説明する。
【0043】前記車両2のフロア44下部にガス容器2
2を配設する際には、先ず、車両2のフロア44下部
に、フランジ部46c−1、46c−2、46c−3を
利用して、ガス容器支持部材46、つまり3個の第1〜
第3ガス容器支持部材46−1、46−2、46−3を
車両前方から順次配設する。
【0044】なお、ガス容器支持部材46、つまり3個
の第1〜第3ガス容器支持部材46−1、46−2、4
6−3を車両2のフロア44下部に配設する際に、図示
しない固定ボルトによる装着以外にも、溶接によって固
着することもできる。
【0045】そして、前記固定部材48、つまり第1、
第2上側固定部材58−1、58−2と第1、第2下側
固定部材60−1、60−2とによって、ガス容器22
の第1、第2ガス容器22−1、22−2を上側と下側
とから保持しつつ挟持し、3個の第1〜第3ガス容器支
持部材46−1、46−2、46−3の底部46a−
1、46a−2、46a−3に、前側取付部58a−1
や中央取付部58b−1、後側取付部58c−1、前側
取付部60a−1、中央取付部60b−1、後側取付部
60c−1等の各取付部を利用してボルト締めされる。
【0046】前記ガス容器22の第1、第2ガス容器2
2−1、22−2を車両2のフロア44下部に配設した
後には、第1、第2上側固定部材58−1、58−2の
前側取付部58a−1と後側取付部58c−1とに車両
2の下方向且つ左右方向に夫々オフセットさせて設けた
第1、第2前側取付スティ62−1、62−2を利用し
て、前記アンダガード50がボルト締めされる。
【0047】また、前記ガス容器22の第1、第2ガス
容器22−1、22−2の配設後、且つ前記アンダガー
ド50の取付後に、前記ガス容器22の第1、第2ガス
容器22−1、22−2のバルブ配設側を開放させたア
ンダガード50の開口部位から、各種バルブの配設や配
管作業を行う。
【0048】これにより、前記車両2のフロア44下部
に、ガス容器支持部材46を介してガス容器22を固定
部材48によって固定するとともに、この固定部材48
にアンダガード50を取り付けることができ、アンダガ
ード50をコンパクト化し得るとともに、アンダガード
50を効率良く取り付けることができ、アンダガード5
0の取付及びアンダガード50の取り外し作業性を向上
し得て、実用上有利である。
【0049】また、前記固定部材18の第1、第2上側
固定部材58−1、58−2に、車両2の下方向且つ左
右方向に夫々オフセットさせて第1、第2前側取付ステ
ィ62−1、62−2を設けたことにより、第1、第2
前側取付スティ62−1、62−2によって、アンダガ
ード50の取付箇所を、ガス容器支持部材46と第1、
第2上側固定部材58−1、58−2及び第1、第2下
側固定部材60−1、60−2との取付箇所から離間さ
せることができ、アンダガード50の取付及びアンダガ
ード50の取り外し作業性を一層向上し得るものであ
る。
【0050】更に、前記アンダガード50の形成時に、
底部50aの車両後方に位置する後側壁部50cを、図
1に示す如く、破線部位から実線部位まで前記ガス容器
22の第1、第2ガス容器22−1、22−2側に接近
させたことにより、アンダガード50と後輪車軸54と
の干渉を確実に防止し得て、アンダガード50が損傷や
変形されるのを回避することができる。
【0051】更にまた、既製のガソリン車における燃料
タンク搭載箇所を利用してガス容器を搭載させることも
可能となり、別途に専用車両のための設計変更を行う必
要がなく、生産性を向上し得るとともに、コストを低廉
に維持し得るものである。
【0052】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0053】例えば、この発明の実施例においては、第
1、第2前側取付スティ62−1、62−2を、前記固
定部材18の第1、第2上側固定部材58−1、58−
2に、車両2の下方向且つ左右方向に夫々オフセットさ
せて設ける構成としたが、車両の左右方向にのみオフセ
ットさせて第1、第2前側取付スティ72−1、72−
2を設ける構成とすることもできる。
【0054】すなわち、前記固定部材48の第1、第2
上側固定部材58−1、58−2に、図8に示す如く、
車両の左右方向にのみオフセットさせた第1、第2前側
取付スティ72−1、72−2を設け、第1、第2上側
固定部材58−1、58−2と第1、第2下側固定部材
60−1、60−2との取付箇所との干渉を防止するた
めに、図7及び図8に示す如く、アンダガード50に切
欠き部74を設けるものである。
【0055】さすれば、アンダガード50に形成した切
欠き部74内において、車両のフロア下部に配設される
ガス容器支持部材46に図示しないガス容器を保持しつ
つ、第1、第2上側固定部材58−1、58−2と第
1、第2下側固定部材60−1、60−2とを取り付
け、第1、第2前側取付スティ72−1、72−2を利
用して、第1、第2上側固定部材58−1、58−2に
アンダガード50を取り付けることができ、第1、第2
前側取付スティ72−1、72−2の形成時の車両の下
方向へのオフセットをなくし、アンダガード50を車両
のフロア下部に配設されるガス容器支持部材46に接触
させて配設することができ、アンダガード50を取付状
態を堅固とし得て、実用上有利であるとともに、前記固
定部材18の第1、第2上側固定部材58−1、58−
2に、平板状に第1、第2前側取付スティ62−1、6
2−2を延設させることができ、折曲作業を省略し得
て、材料の歩止まり向上や作業性の向上に寄与し得る。
【0056】また、この発明の実施例においては、上側
固定部材にオフセットするアンダガード取付スティを設
ける構成としたが、前記アンダガード取付スティの代わ
りに、アンダガード50に波形部82を設ける特別構成
とすることも可能である。
【0057】すなわち、図9に示す如く、アンダガード
50の前側及び後側の両方のフランジ部50−1に波形
部82を形成し、この波形部82と下側固定部材60と
アンダガード50のフランジ部50−1間に間隙を現出
させ、この間隙をガス容器支持部材46と上部固定部材
58、、下側固定部材60の取付スペースとして機能さ
せるものである。
【0058】さすれば、前記アンダガード50の前側及
び後側の両方のフランジ部50−1の一部に形成した波
形部82によって、ガス容器支持部材46と上部固定部
材58、、下側固定部材60を取り付ける取付ボルト8
4の取付スペースを確保することができ、アンダガード
50の取付時に何ら支障が生ずるものではなく、実用上
有利であるとともに、この取付ボルト84の抜け落ち防
止をも果たし得る。
【0059】また、アンダガード50の取付時には、こ
のアンダガード50をガス容器支持部材46に取り付け
ることができ、堅固な取付状態を実現し得るものであ
る。
【0060】更に、上側固定部材92に吊下機能を追加
する特別構成とすることも可能である。
【0061】すなわち、図10に示す如く、前記上側固
定部材92のフランジ部92−1部分に鈎部94を形成
するとともに、ガス容器支持部材46側には貫通孔部9
6を形成し、上側固定部材92のフランジ部92−1部
分の鈎部94をガス容器支持部材46の貫通孔部96を
貫通させた後に、ガス容器支持部材46の底面部位の上
面に位置させ、取付ボルト98を利用して取り付けるも
のである。
【0062】さすれば、前記上側固定部材92に吊下機
能を追加させることができ、上側固定部材92の落下防
止を確実に果たし得て、取付時の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0063】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの本発明によ
れば、圧縮されたガス燃料を貯留するガス容器を搭載す
る車両において、車両のフロア下部に垂下するガス容器
支持部材を設け、ガス容器支持部材を介して車両のフロ
ア下部にガス容器を固定する固定部材を設け、固定部材
には固定後のガス容器を保護するアンダガードを取り付
けたので、車両のフロア下部にガス容器支持部材を介し
てガス容器を固定部材によって固定するとともに、この
固定部材にアンダガードを取り付けることができ、アン
ダガードをコンパクト化し得るとともに、アンダガード
を効率良く取り付けることができ、アンダガードの取付
及びアンダガードの取り外し作業性を向上し得て、実用
上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両のフロア下部にガ
ス容器を及びアンダガードを取り付けた際の概略断面図
である。
【図2】ガス容器支持部材に上側固定部材とアンダガー
ドとを取り付けた状態の概略拡大断面図である。
【図3】ガス容器を搭載した車両の概略斜視図である。
【図4】車両のフロア下部にガス容器を取り付ける状態
の取付斜視図である。
【図5】ガス容器の上側固定部材を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図、(c)は概略左側面図である。
【図6】アンダガードの平面図である。
【図7】この発明の他の第1の実施例を示すアンダガー
ドの概略斜視図である。
【図8】ガス容器支持部材にアンダガードを取り付けた
際の上側固定部材の端部部位の概略拡大断面図である。
【図9】この発明の他の第2の実施例を示すガス容器支
持部材に上側固定部材とアンダガードとを取り付けた状
態の概略拡大断面図である。
【図10】この発明の他の第3の実施例を示すガス容器
支持部材に上側固定部材を取り付けた状態の概略拡大断
面図である。
【符号の説明】
2 車両 4 吸気マニホルド 6 CNGインジェクタ 8 燃料圧力センサ 10 燃料温度センサ 12 排気パイプ 14 排気センタパイプ 16 リヤマフラ 18 減圧弁(「レギュレータ」とも言う) 20 燃料供給側CNG配管 22 ガス容器 24 ガスフィルタ 26 主止弁 28 容器元弁 30 残量圧力センサ 32 燃料補給用CNG配管 34 充填弁 36 レセプタクル 38 逆止弁 44 フロア 46 ガス容器支持部材 48 固定部材 50 アンダガード 52 収容凹部 54 後輪車軸 56 アッパガード 58−1 第1上側固定部材 58−2 第2上側固定部材 60−1 第1下側固定部材 60−2 第2下側固定部材 62 アンダガード取付スティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲田 弘樹 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 高橋 大作 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 Fターム(参考) 3D038 CA12 CA17 CB01 CC00 CD00 CD02 CD09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮されたガス燃料を貯留するガス容器
    を搭載する車両において、この車両のフロア下部に垂下
    するガス容器支持部材を設け、このガス容器支持部材を
    介して前記車両のフロア下部にガス容器を固定する固定
    部材を設け、固定部材には固定後のガス容器を保護する
    アンダガードを取り付けたことを特徴とするガス容器取
    付構造。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は、アンダガードを取り付
    けるためのアンダガード取付スティを有するとともに、
    車両のフロア下部に前記ガス容器を固定した固定位置よ
    りも下方向に前記アンダガード取付スティをオフセット
    させて設けた請求項1に記載のガス容器取付構造。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は、アンダガードを取り付
    けるためのアンダガード取付スティを有するとともに、
    車両の進行方向に対して直交すべくガス容器を車両に搭
    載した際に、車両のフロア下部に前記ガス容器を固定し
    た固定位置よりも車両の左右方向に前記アンダガード取
    付スティをオフセットさせて設けた請求項1に記載のガ
    ス容器取付構造。
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Cited By (8)

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