JP2000343915A - タイヤの断面構造測定方法及び測定装置 - Google Patents

タイヤの断面構造測定方法及び測定装置

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JP2000343915A
JP2000343915A JP11162387A JP16238799A JP2000343915A JP 2000343915 A JP2000343915 A JP 2000343915A JP 11162387 A JP11162387 A JP 11162387A JP 16238799 A JP16238799 A JP 16238799A JP 2000343915 A JP2000343915 A JP 2000343915A
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tire
sensor
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cross
measured
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JP11162387A
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Kazuyoshi Matsukawa
和義 松川
Koji Enami
宏治 榎並
Takeo Kamimura
武男 神村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤの断面構造を自動的に、かつ高速に測定
し得るタイヤの断面構造測定方法及び測定装置を提供す
る。 【解決手段】1点を支点として開閉可能なリング状の外
面走査軌道4に対し、先端に取り付けた変位測定センサ
等を直線状及び円形状に移動可能な機構を取り付けた直
線走査軌道5、6を固定する。上記直線走査軌道5、6
を固定した外面走査軌道4は、測定装置架構3に搭載
し、水平方向及び上下方向に移動可能に保持する。デー
タ処理・制御ユニット7は、各センサから検出されたデ
ータを処理し、その処理データに基づいて上記機構の動
作を制御する。そして、上記リング状の外面走査軌道4
内に被測定タイヤ1を位置決めし、データ処理・制御ユ
ニット7の制御に基づいて、タイヤ1の円周方向に直交
する断面の形状や、断面内部の構成材の位置や分布を測
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤの製造ライ
ン中で使用されるタイヤの円周方向に直交する断面での
外形、外表面から内部構成材料であるスチールコードま
でのゴムの厚さの測定、及びスチールコードの配列の一
様さ等を測定するタイヤの断面構造測定方法及び測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、本発明の適用対象であるタイヤ
の断面構造の説明図である。一般にタイヤ1は主として
スチールコード11とゴム12から構成されており、ス
チールコード11はタイヤ1の回転方向、及びこれに直
交する方向に一様なピッチで配列され、この表面を多層
構造のゴム12で覆って構成されている。このゴム12
の厚さは直交方向断面の各部において異なり、各部位で
固有の厚さを持たせるように設計、製作されている。製
作された製品は例えば抜き取り検査により、ゴム12の
厚さを超音波厚さ計により、スチールコード11の配列
の一様さをX線撮影により観察し、品質の維持、保証を
行っている。何れの場合も、例えば直径3〜5mに及ぶ
タイヤ1についてこの測定を行うことは、時間的、経済
的に多くが必要とされ、この為、高速化、自動化が必要
とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、上記のよう
に製作された製品を例えば抜き取り検査により、ゴム1
2の厚さを超音波厚さ計により計測し、また、スチール
コード11の配列の一様さをX線撮影により観察し、品
質の維持、保証を行っている。しかし、何れの場合も、
例えば直径3〜5mに及ぶ大きなタイヤについて、この
測定を行うことは、測定にかなりの時間を必要とし、経
済的にも大きな負担となる。
【0004】このためタイヤの断面構造を自動的に、か
つ高速に測定できるタイヤの断面構造測定装置が要望さ
れている。
【0005】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、タイヤの断面構造を自動的に、かつ高速に
測定し得るタイヤの断面構造測定方法及び測定装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、タイヤの
断面構造測定方法において、タイヤの円周方向に直交す
る断面の内側、外側の形状を接触型、非接触型変位セン
サによって内側形状、外側形状を各々独立に測定し、測
定データを合成することによって断面形状を求め、この
断面内の任意の位置についてゴムの表面から内部のスチ
ールコードまでの深さを測定し、また、ゴムの表面から
内部のスチールコードの配列の一様さを検出し、これら
の測定結果を前記測定による断面形状測定データに合成
してタイヤ断面構造を測定することを特徴とする。
【0007】第2の発明は、タイヤの断面構造測定装置
において、リング状を成し、この円周上の特定部位を支
点として、概略対向する円周上の位置から2分割に開閉
可能な構造を有する外面走査軌道と、この軌道上の一端
に固定して設けられ、その先端が外面走査軌道の円中心
に移動可能な第1の直線型走査軌道と、軌道上の任意の
位置に移動可能でその先端が外面走査軌道の円中心に移
動可能な第2の直線型走査軌道と、前記第1の直線型走
査軌道の先端には、回転が可能で、先端に被測定タイヤ
との間隔を検出する変位センサ、タイヤ表面下のスチー
ルコードまでの深さを測定する超音波厚さ測定センサ、
スチールコードの並びを検出する電磁誘導型センサの3
種類のセンサを備えたセンサ送り機構を設けると共に、
前記第2の直線型走査機構の先端に前記第1の直線型走
査軌道と同様な3種類のセンサを設け、前記外面走査軌
道を開いて被測定タイヤを挟み込んだ後、該外面走査軌
道を閉じ、前記第1の直線走査軌道及びセンサ送り機
構、センサ回転機構、3種類のセンサを作動させること
により、タイヤの円周方向に直交する断面の形状、及び
タイヤ表面下のスチールコードまでの深さ、スチールコ
ードの並びの一様さを検出すると共に、前記第2の直線
走査軌道を外面走査軌道に沿って円形に移動させ、タイ
ヤの円周方向に直交する断面の形状、スチールコードま
での深さ、スチールコードの並びの一様さを検出し、こ
れらのデータを合成してタイヤ断面の形状、内部構成物
の状態を測定する測定手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0008】第3の発明は、前記第2の発明に係るタイ
ヤの断面構造測定装置において、タイヤの回転中心軸に
水平な方向、及び垂直な方向に移動可能な架構に搭載
し、円形をなす外面走査軌道の中心がタイヤの回転中心
を通る軸上に設置する機構を設けたことを特徴とする。
【0009】第4の発明は、前記第2の発明に係るタイ
ヤの断面構造測定装置において、第1及び第2の直線型
走査軌道の先端に走査量が検出可能なレーザ変位測定セ
ンサをそれぞれ搭載し、レーザ変位センサの測定範囲内
に被測定面が位置するように第1及び第2の直線型走査
軌道を移動させ、レーザ変位センサの指示値及び直線走
査軌道の移動量から被測定面の形状を測定することを特
徴とする。
【0010】第5の発明は、前記第2の発明に係るタイ
ヤの断面構造測定装置において、2個の矩形コイルを組
み合わせ、形状選択性を持たせた電磁誘導型センサでタ
イヤ表面を走査し、検出された信号のレベル変化によっ
てタイヤ内部のスチールコードの配列の均一性を検出す
ることを特徴とする。
【0011】第6の発明は、タイヤ表面下におけるスチ
ールコードの深さを測定するタイヤの断面構造測定方法
において、超音波が被測定面に直角に入射する第1の超
音波厚さ測定センサと、前記被測定面に対する超音波の
入射角及びセンサ間隔が可変可能な第2及び第3の超音
波厚さ測定センサとを備え、前記第1の超音波厚さ測定
センサによってタイヤ表面からスチールコードまでの超
音波伝搬時間を測定し、前記第2及び第3の超音波厚さ
測定センサによって入射角とセンサ間隔を変化させてス
チールコードからの反射波が最大となる入射角とセンサ
間隔、及び伝搬時間を測定し、これらの測定値からタイ
ヤ表面下におけるスチールコードの深さを測定すること
を特徴とする。
【0012】第7の発明は、タイヤの断面構造測定装置
において、タイヤ表面下におけるスチールコードの深さ
を測定するタイヤの断面構造測定装置において、超音波
が被測定面に直角に入射する第1の超音波厚さ測定セン
サと、前記被測定面に対する超音波の入射角及びセンサ
間隔が可変可能に保持される第2及び第3の超音波厚さ
測定センサと、前記第1の超音波厚さ測定センサによっ
てタイヤ表面からスチールコードまでの超音波伝搬時間
を測定し、前記第2及び第3の超音波厚さ測定センサに
よって入射角とセンサ間隔を変化させてスチールコード
からの反射波が最大となる入射角とセンサ間隔、及び伝
搬時間を測定し、これらの測定値からタイヤ表面下にお
けるスチールコードの深さを測定する測定手段とを具備
したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図2は、本発明の第1実施形態に
係るタイヤの断面構造測定装置の全体構成図である。本
発明に係るタイヤの断面構造測定装置は、1点を支点と
して開閉可能なリング状の外面走査軌道4と、これに固
定され先端に取り付けた変位測定センサ等を直線状及び
円形状に移動可能な機構を取り付けた直線走査軌道5、
6と、上記直線走査軌道5、6が固定されたリング状の
外面走査軌道4を搭載し、水平方向及び上下方向への移
動機構を備えた測定装置架構3、及び各センサの検出デ
ータを処理し、その処理データに基づいて上記機構の動
作を制御するデータ処理・制御ユニット7から構成さ
れ、リング状の外面走査軌道4内に試験対象である被測
定タイヤ1を位置決めし、タイヤ1の円周方向に直交す
る断面の形状や、断面内部の構成材の位置や分布を測定
するものである。
【0014】図2に示すように、被測定タイヤ1は、矢
印aで示す測定器方向に移動可能な機能を有するタイヤ
回転機構2に搭載され、連続的に回転されている。上記
測定装置架構3には、非対称に2分割された円形をなす
外面走査軌道4が取り付けられている。この外面走査軌
道4は、2分割された円形の接続部を中心として電気モ
ータ31や空気圧、油圧などにより開閉する機能を有す
る。更に、測定装置架構3は、水平方向移動用モータ3
2により外面走査軌道4をタイヤ1の回転中心軸と平行
で水平方向へ移動可能で、かつ垂直方向移動用モータ3
3で駆動される昇降機構34によって垂直方向にも移動
することが出来る。
【0015】上記外面走査軌道4には、2本の直線走査
軌道5及び直線走査軌道6が取り付けられている。これ
らの直線走査軌道5、6は、各々駆動モータ51、駆動
モータ61によって円形をなす外面走査軌道4の中心方
向に向かって、任意に移動可能であると共に、その移動
量は各々エンコーダ52、62により検出されて既知と
なる。
【0016】図3は、円形走査軌道の動作説明図であ
る。上記直線走査軌道5は、図3に示すように非対称に
分割された外面走査軌道4の一方の端部に固定されてお
り、直線走査軌道6は外面走査軌道4上を周方向移動用
駆動モータ63により任意に移動可能である。円形をな
す外面走査軌道4上を移動する直線走査軌道6の位置
は、これに設けられた円周方向位置検出エンコーダ64
により検出されて既知となる。データ処理・制御ユニッ
ト7は、これらのセンサによって得られる情報や機構部
の動作の情報を入力とし、各構成機器を制御、操作する
と共に検出された信号を処理し、タイヤ断面構造の測定
データを出力する。
【0017】図4は、直線走査軌道5の先端部の構成を
示したものである。この直線走査軌道5の先端部には、
電気モータや空気圧、油圧等で動作するセンサ回転機構
53、センサ送り機構54、センサ切り替え機構55が
取り付けられ、これらの動作は各々、回転角度、送り込
み量、センサの種類に応じた信号を出力する信号発振器
531、541、551を内蔵する。センサ切り替え機
構55には、3種類のセンサユニット、すなわち、レー
ザ変位センサユニット561、超音波厚さ測定センサユ
ニット562、接触式電磁誘導型センサユニット563
が取り付けられ、外部からの指令信号によりセンサ送り
機構54の軸上の一定の場所に位置される。
【0018】図5は、直線走査軌道6の先端部の構成を
示したものである。この直線走査軌道6の先端部には、
電気モータや空気圧、油圧等で動作するセンサ切り替え
機構65が取り付けられ、レーザ変位センサユニット6
51、超音波厚さ測定センサユニット652、接触式電
磁誘導型センサユニット653が取り付けられ、外部か
らの指令により直線走査軌道6の軸上の一定の場所に位
置される。センサ切り替え機構65は選択されたセンサ
の種類に応じた信号を出力する信号発振器654を内蔵
する。
【0019】図4、図5においてセンサ切り替え機構5
5、65、及びこれに取り付けられた2種類の測定セン
サユニット562、652及び563、653は、バネ
力、空気圧等によって作動する押し付け機構564、6
55に取り付けられ、センサ選択指令信号によって選ば
れた種類のセンサがセンサ切り替え機構55、65の決
められた位置に移動した後、被測定部分に押し付けられ
る。
【0020】図6は、レーザ変位センサユニット561
(651)の外観を示したものである。センサユニット
561、651内にレーザ変位センサ5611、651
1を納め、変位センサ先端から一定の範囲内にタイヤ面
が位置すると、この間隔を出力する。
【0021】図7は超音波厚さ測定センサユニット56
2(652)を示したもので、先端部が柔軟なゴム状の
物質で出来たカップ5621(6521)の底部に超音
波厚さ測定センサ5622〜5624(6522〜65
24)を納め、空気圧、バネ力等により一定の力で測定
部に押し付ける機構564(655)を有する。また、
カップ内面の側面部に設けられた小穴5625(652
5)を介して、水を供給・排出し、測定部と超音波厚さ
測定センサとの間の音響結合効率を高められる。上記超
音波厚さ測定センサ5622〜5624(6522〜6
524)のうち、5622(6522)のセンサは測定
面に対し垂直方向から超音波を入射し、5623(65
23)、5624(6524)のセンサは各々の間隔を
変化させると共に測定面に対し垂直方向からθ度偏った
斜め方向から超音波を入射するための超音波入射角可変
機構5626(6526)を有し、タイヤ内部へ超音波
を入射し、スチールコード11からの反射波を検出し、
タイヤ表面とスチールコード11までの超音波の伝搬時
間を測定する。
【0022】図8は接触式電磁誘導型センサユニット5
63(653)を示したものである。このセンサユニッ
ト563(653)も、空気圧やバネ力等により一定の
力で測定部に押しつける機構564(655)を有す
る。各センサは各々図に示すような2個の検出コイル5
631(6531)から構成することによりセンサの走
査方向に対し、平行する方向のスチールコード11と直
交する方向のスチールコード11を分離して検出する機
能を有する。
【0023】上記検出コイル5631(6531)は、
図9に示すように2個の矩形のコイル、イ、ロから構成
され、これらを互いにブリッジの対辺をなす様に接続さ
れた電磁誘導型センサとして構成される。
【0024】図10は、データ処理・制御ユニット7の
基本構成を示したものである。このデータ処理・制御ユ
ニット7は、データ処理ユニット71と制御ユニット7
2から構成される。データ処理ユニット71は、各セン
サからの信号を増幅するセンサアンプ711、このセン
サアンプ711及び制御ユニット72からのデータを処
理するデータ処理部712、処理データを表示する表示
装置713及び処理データを出力するプリンタ等の出力
装置714からなっている。上記データ処理ユニット7
1は、各種センサからの出力信号を受け取り、データ処
理部712で処理してスチールコード11の位置を含ん
だタイヤ断面プロファイルを作成し、表示装置713に
表示すると共にプリンタ等の出力装置714により出力
する。
【0025】また、制御ユニット72は、駆動機構の位
置検出用センサアンプ721、駆動機構制御部722、
駆動機構電源723からなり、センサアンプ721の出
力信号が駆動機構制御部722に入力されると共に、デ
ータ処理ユニット71のデータ処理部712へ送られ
る。上記駆動機構制御部722は、センサアンプ721
の出力信号及びデータ処理部712からのデータに基づ
き駆動機構電源723を介して図2〜図9に示した装置
の各センサ駆動機構を制御する。
【0026】次に上記実施形態の具体的な動作について
説明する。上記図2〜図10に示した構成の装置によ
り、図11に示す手順で操作が行われ、タイヤ断面プロ
ファイルが測定される。
【0027】[装置の初期設定]図11(1)に本装置
の初期状態を示す。直線走査軌道5、及び直線走査軌道
6共に外面走査軌道4の最外周部へ向かって最も移動し
た位置をとり、センサ送り機構54は直線走査軌道5と
同位置方向に設定され、レーザ変位センサユニット56
1が選択されている。また、直線走査軌道6は外面走査
軌道4の中央位置に置かれると共に、外面走査軌道4は
タイヤ1が入るに必要十分な大きさに開かれている。
【0028】更に、外面走査軌道4の円の中心位置がタ
イヤ1の厚さ方向、高さ方向の中心になるように水平方
向移動用モータ32、垂直方向移動用モータ33、昇降
機構34によって概略位置決めされる。
【0029】[タイヤの外側断面形状の測定]上記初期
状態に設定された測定装置に被測定タイヤ1が移動さ
れ、外面走査軌道4の開口部から内部に入れられる。こ
の過程は直線走査軌道6の先端に取り付けられたレーザ
変位センサ6511によって検出され、予め与えられ
た、被測定タイヤ1の断面の外接円のおおよその中心
と、外面走査軌道4の中心がおおよそ一致する位置で被
測定タイヤ1の移動は停止され、図11(2)に示すよ
うに外面走査軌道4を閉じる。
【0030】次に、直線走査軌道6は周方向移動用駆動
モータ63によって図11(2)に示すように外面走査
軌道4の基準位置a点に設定された後、点a〜点b〜点
cの範囲を移動する。この移動過程で、レーザ変位セン
サ6511の測定値がこのセンサ6511の測定範囲に
入るように直線走査軌道6を移動し、この移動量をエン
コーダ62で検出し、レーザ変位センサ6511による
測定値とふまえ外面走査軌道4の中心からの距離を求め
ると共に、外面走査軌道4の円周方向における位置を円
周方向位置検出エンコーダ64により求めることによ
り、被測定タイヤ1の外周断面形状が測定される。
【0031】[タイヤの内側断面形状の測定]先端にセ
ンサ送り機構54を介してレーザ変位センサ5611が
取り付けられた直線走査軌道5は、センサ回転機構53
の回転中心が外面走査軌道4の円の中心に位置するよう
に測定装置架構3に設けられた水平方向移動用モータ3
2と共に駆動され、位置決めした後、図11(3)に示
すようにセンサ回転機構53を連続的に回転させなが
ら、レーザ変位センサ5611の測定値がこのセンサ5
611の測定範囲内に入るようにセンサ送り機構54を
移動させ、この移動量とレーザ変位センサ5611によ
る測定値及び回転位置をセンサ送り込み量検出エンコー
ダ541、センサ回転位置信号発生エンコーダ531に
よって検出することにより、センサ回転機構53の回転
中心(外面走査軌道4の円の中心)からの被測定タイヤ
1の内側断面形状が既知となる。
【0032】[タイヤの円周方向に直交する断面形状の
測定]前記のようにして得られた外側断面形状と内側断
面形状の測定結果により、被測定タイヤ1の円周方向に
直交する断面の形状が求められる、更に、被測定タイヤ
1を回転させ、前記同様な操作を繰り返すことにより、
被測定タイヤ1の円周方向の各部における断面形状を測
定することが出来る。
【0033】[タイヤ表面のゴムの厚さの測定]前述の
測定によってタイヤの円周方向の各位置において、円周
方向に直交する断面の形状が得られると共に、各場所の
座標が明らかとなっている。タイヤ表面からスチールコ
ード11までの深さの測定はこれら情報をふまえて行わ
れる。
【0034】一般に超音波による厚さ(T)の測定は、
次式(イ)で示すように被測定材料に超音波を伝搬させ
た場合の、音速(v)と、この材料中を超音波が伝搬す
る時間(t)から求められる。
【0035】 T=v・t ・・・・・・・・・・・(イ) すなわち、超音波の伝搬時間を測定し、伝搬時間から被
測定材料の厚さを知るためには材料の音速が既知である
ことが条件となる。しかしながら、タイヤ1を構成する
ゴム12は、一般に各種の材料特性のゴムを張り合わせ
た多層構造からなり、音速が明らかではない場合が多
い。このため、本装置では以下、及び図12に示す方法
により、被測定部位において音速を測定し、この測定値
をもとにゴム12の厚さ(T)を求める。
【0036】図2に示した構成の装置において、詳細を
図4及び図5に示す直線走査軌道5、直線走査軌道6の
先端に設けられたセンサ切り替え機構55、65を操作
し、超音波厚さ測定センサユニット562、652を選
択し、被測定部位に押し付ける。被測定部位に押し付け
られた超音波厚さ測定センサユニット562、652
は、図7に示すように給排水穴5625、6525から
例えば水、油等が供給され、超音波厚さ測定センサ56
22〜5624(6522〜6524)と被測定物との
間の音響結合効率がよくなり、ゴム内部への超音波の入
射が可能な状態となる。この状態において、超音波厚さ
測定センサ5622(6522)によりスチールコード
11までの超音波伝搬時間(t1)を測定する。次に超
音波厚さ測定センサ5623、5624(6523、6
524)間の間隔と入射角度θを変化させ(或いは間隔
Sを一定とし、入射角度θを可変する)、スチールコー
ド11からの反射波が最大になる角度θ、及びこの時の
超音波伝搬時間(t2 )と間隔Sを測定する。
【0037】ここで、超音波伝搬時間t1 及びt2 は、
図12に示す状態であり、(ロ)、(ハ)の式で示さ
れ、これらの結果から(ニ)式により音速が不明なゴム
12についてその厚さTが求められる。
【0038】 t1 =2T/v ・・・・・・(ロ) ∴ T=v・t1 /2 t2 =2(T2 +S2 )1/2 /v ∴ v=2S(t2 2 −t1 2 )1/2 ・・・・・・(ハ) 上記(ロ)(ハ)式から T=S(t2 2 −t1 2 )1/2 1 ・・・・・・(ニ) ここで、超音波伝搬時間t1 ,t2 ,間隔Sは本装置に
よる測定値であり、Tはこれら測定値から求められた厚
さである。従って、この方法により、ゴム12の音速が
不明な場合についても厚さTを測定することが可能とな
る。
【0039】[スチールコードの配列の一様さの検出]
スチールコード11の配列の一様さを検出する上でも断
面形状の測定によって得られた、断面の各位置における
座標情報が利用され、この情報によってスチールコード
11の配列の一様さを検出する場所が選択され、センサ
が位置決めされる。上記スチールコード11の配列の一
様さを検出するために図2に示した装置において、直線
走査軌道5及び直線走査軌道6の先端に設けられたセン
サ切り替え機構55、65を操作し、図8に示す接触式
電磁誘導型センサユニット563、653を被測定部に
一定間隔をおいて接近させ、或いは直接に押し付け連続
的に被測定部を移動し、走査する。
【0040】上記接触式電磁誘導型センサユニット56
3、653は、センサを構成する検出コイル5631、
6531によって、図9に示すように走査方向に対して
一定の姿勢を有するスチールコード11を検出し、セン
サを移動させることにより、これらスチールコード11
の並び方の不規則がその位置と共に検出される。また、
この場合、検出コイル5631、6531は、2個のコ
イルが差動型に接続されているため、センサと被測定面
との間隔が変動しても、この影響を受けることが少な
い。
【0041】[タイヤ断面プロファイルの測定]前述の
測定によって得られたデータ、すなわち、{タイヤ1の
断面形状の測定データ}、に対して、{表面下における
スチールコード11の深さの測定データ}、{スチール
コード11の配列の一様さの検出データ}、及び{これ
ら測定に際し得られた測定部位の座標データ}を組み合
わせることによりタイヤ1の断面について、構成要素で
あるゴム12とスチールコード11の状態をも含めた断
面プロファイルが得られる。図13は、この模式図を図
13に示したものである。
【0042】図13において、(イ)断面形状の測定デ
ータ例、(ロ)前記データにゴム12の表面からスチー
ルコード11までの深さの測定データ、及びスチールコ
ード11の不均一性の検出データを内挿した例である。
【0043】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、タ
イヤの円周方向に直交する断面の内側、外側の形状を接
触型、非接触型変位センサによって内側形状、外側形状
を各々独立に測定し、測定データを合成することによっ
て断面形状を求め、この断面内の任意の位置についてゴ
ムの表面から内部のスチールコードまでの深さを測定
し、また、ゴムの表面から内部のスチールコードの配列
の一様さを検出し、これらの測定結果を前記測定による
断面形状測定データに合成してタイヤ断面構造を測定す
るようにしたので、タイヤの断面構造を自動的に、かつ
高速に測定することができる。
【0044】また、本発明は、2個の矩形コイルを組み
合わせ、形状選択性を持たせた電磁誘導型センサでタイ
ヤ表面を走査するようにしたので、検出された信号のレ
ベル変化によってタイヤ内部のスチールコードの配列の
均一性を検出することができる。
【0045】更に、本発明は、超音波が被測定タイヤの
被測定面に直角に入射する第1の超音波厚さ測定センサ
を設けると共に、被測定面に対する超音波の入射角及び
センサ間隔が可変可能な第2及び第3の超音波厚さ測定
センサとを設け、前記第1の超音波厚さ測定センサによ
ってタイヤ表面からスチールコードまでの超音波伝搬時
間を測定し、前記第2及び第3の超音波厚さ測定センサ
によって入射角とセンサ間隔を変化させてスチールコー
ドからの反射波が最大となる入射角とセンサ間隔、及び
伝搬時間を測定するようにしたので、これらの測定値か
らタイヤ表面下におけるスチールコードの深さを測定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象であるタイヤの断面構造説明
図。
【図2】本発明の一実施形態に係るタイヤの断面構造測
定装置の全体構成図。
【図3】同実施形態における円形走査軌道の動作説明
図。
【図4】同実施形態における直線走査軌道5の先端部の
構成図。
【図5】同実施形態における直線走査軌道6の先端部の
構成図。
【図6】同実施形態におけるレーザ変位センサユニット
の構成図。
【図7】同実施形態における超音波厚さ測定ユニットの
構成図。
【図8】同実施形態における電磁誘導型センサユニット
の構成図。
【図9】同実施形態における電磁誘導型センサを構成す
る検出コイルの構成図。
【図10】同実施形態におけるデータ処理・制御ユニッ
トの構成図。
【図11】同実施形態における全体の動作説明図。
【図12】同実施形態における超音波厚さ測定センサに
よる厚さ測定の説明図。
【図13】同実施形態における測定データの模式図。
【符号の説明】
1 被測定タイヤ 2 タイヤ回転機構 3 測定装置架構 31 開閉用電気モータ 32 水平方向移動用モータ 33 垂直方向移動用モータ 34 垂直方向昇降機構 4 外面走査軌道 5 直線走査軌道 51 駆動モータ 52 エンコーダ 53 センサ回転機構 531 センサ回転位置信号発生エンコーダ 54 センサ送り機構 541 センサ送り込み量検出エンコーダ 55 センサ切り替え機構 551 センサ種類選択信号発振器 561 レーザ変位センサユニット 5611 レーザ変位センサ 562 超音波厚さ測定センサユニット 5621 カップ 5622〜5624 超音波厚さ測定センサ 5625 給排水穴 5626 超音波入射角可変機構 563 接触式電磁誘導型センサユニット 5631 検出コイル 564 センサ押しつけ機構 6 直線走査軌道 61 駆動モータ 62 エンコーダ 63 周方向移動用駆動モータ 64 円周方向位置検出エンコーダ 65 センサ切り替え機構 651 レーザ変位センサユニット 6511 レーザ変位センサ 652 超音波厚さ測定センサユニット 6521 カップ 6522〜6524 超音波厚さ測定センサ 6525 給排水穴 6526 超音波入射角可変機構 653 接触式電磁誘導型センサユニット 6531 検出コイル 654 センサ種類選択信号発振器 655 センサ押し付け機構 7 データ処理・制御ユニット 71 データ処理ユニット 72 制御ユニット
フロントページの続き (72)発明者 神村 武男 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目8番19号 高菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2F069 AA02 AA43 AA46 AA63 AA99 BB28 CC03 DD15 DD16 GG01 GG04 GG06 GG07 GG09 GG51 GG52 GG59 HH09 JJ17 MM02 MM04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤの円周方向に直交する断面の内
    側、外側の形状を接触型、非接触型変位センサによって
    内側形状、外側形状を各々独立に測定し、測定データを
    合成することによって断面形状を求め、この断面内の任
    意の位置についてゴムの表面から内部のスチールコード
    までの深さを測定し、また、ゴムの表面から内部のスチ
    ールコードの配列の一様さを検出し、これらの測定結果
    を前記測定による断面形状測定データに合成してタイヤ
    断面構造を測定するタイヤの断面構造測定方法。
  2. 【請求項2】 リング状をなし、この円周上の特定部位
    を支点として、概略対向する円周上の位置から2分割に
    開閉可能な構造を有する外面走査軌道と、 この軌道上の一端に固定して設けられ、その先端が外面
    走査軌道の円中心に移動可能な第1の直線型走査軌道
    と、 軌道上の任意の位置に移動可能でその先端が外面走査軌
    道の円中心に移動可能な第2の直線型走査軌道と、 前記第1の直線型走査軌道の先端には、回転が可能で、
    先端に被測定タイヤとの間隔を検出する変位センサ、タ
    イヤ表面下のスチールコードまでの深さを測定する超音
    波厚さ測定センサ、スチールコードの並びを検出する電
    磁誘導型センサの3種類のセンサを備えたセンサ送り機
    構を設けると共に、前記第2の直線型走査機構の先端に
    前記第1の直線型走査軌道と同様な3種類のセンサを設
    け、前記外面走査軌道を開いて被測定タイヤを挟み込ん
    だ後、該外面走査軌道を閉じ、前記第1の直線走査軌道
    及びセンサ送り機構、センサ回転機構、3種類のセンサ
    を作動させることにより、タイヤの円周方向に直交する
    断面の形状、及びタイヤ表面下のスチールコードまでの
    深さ、スチールコードの並びの一様さを検出すると共
    に、前記第2の直線走査軌道を外面走査軌道に沿って円
    形に移動させ、タイヤの円周方向に直交する断面の形
    状、スチールコードまでの深さ、スチールコードの並び
    の一様さを検出し、これらのデータを合成してタイヤ断
    面の形状、内部構成物の状態を測定する測定手段とを具
    備したことを特徴とするタイヤの断面構造測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のタイヤの断面構造測定装
    置において、タイヤの回転中心軸に水平な方向、及び垂
    直な方向に移動可能な架構に搭載し、円形をなす外面走
    査軌道の中心がタイヤの回転中心を通る軸上に設置する
    機構を設けたことを特徴とするタイヤの断面構造測定装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のタイヤの断面構造測定装
    置において、第1及び第2の直線型走査軌道の先端に走
    査量が検出可能なレーザ変位測定センサをそれぞれ搭載
    し、レーザ変位センサの測定範囲内に被測定面が位置す
    るように第1及び第2の直線型走査軌道を移動させ、レ
    ーザ変位センサの指示値及び直線走査軌道の移動量から
    被測定面の形状を測定することを特徴とするタイヤの断
    面構造測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のタイヤの断面構造測定装
    置において、2個の矩形コイルを組み合わせ、形状選択
    性を持たせた電磁誘導型センサでタイヤ表面を走査し、
    検出された信号のレベル変化によってタイヤ内部のスチ
    ールコードの配列の均一性を検出することを特徴とする
    タイヤの断面構造測定装置。
  6. 【請求項6】 タイヤ表面下におけるスチールコードの
    深さを測定するタイヤの断面構造測定方法において、超
    音波が被測定面に直角に入射する第1の超音波厚さ測定
    センサと、前記被測定面に対する超音波の入射角及びセ
    ンサ間隔が可変可能な第2及び第3の超音波厚さ測定セ
    ンサとを備え、前記第1の超音波厚さ測定センサによっ
    てタイヤ表面からスチールコードまでの超音波伝搬時間
    を測定し、前記第2及び第3の超音波厚さ測定センサに
    よって入射角とセンサ間隔を変化させてスチールコード
    からの反射波が最大となる入射角とセンサ間隔、及び伝
    搬時間を測定し、これらの測定値からタイヤ表面下にお
    けるスチールコードの深さを測定することを特徴とする
    タイヤの断面構造測定方法。
  7. 【請求項7】 タイヤ表面下におけるスチールコードの
    深さを測定するタイヤの断面構造測定装置において、超
    音波が被測定面に直角に入射する第1の超音波厚さ測定
    センサと、前記被測定面に対する超音波の入射角及びセ
    ンサ間隔が可変可能に保持される第2及び第3の超音波
    厚さ測定センサと、前記第1の超音波厚さ測定センサに
    よってタイヤ表面からスチールコードまでの超音波伝搬
    時間を測定し、前記第2及び第3の超音波厚さ測定セン
    サによって入射角とセンサ間隔を変化させてスチールコ
    ードからの反射波が最大となる入射角とセンサ間隔、及
    び伝搬時間を測定し、これらの測定値からタイヤ表面下
    におけるスチールコードの深さを測定する測定手段とを
    具備したことを特徴とするタイヤの断面構造測定装置。
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