JP2000341827A - 配線ダクト - Google Patents

配線ダクト

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Publication number
JP2000341827A
JP2000341827A JP11150804A JP15080499A JP2000341827A JP 2000341827 A JP2000341827 A JP 2000341827A JP 11150804 A JP11150804 A JP 11150804A JP 15080499 A JP15080499 A JP 15080499A JP 2000341827 A JP2000341827 A JP 2000341827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
main body
side locking
wiring duct
soft material
Prior art date
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Pending
Application number
JP11150804A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Mizuno
浩司 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP11150804A priority Critical patent/JP2000341827A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本体及びカバーの寸法精度を高めることなく、
配線ダクト内部に塵埃が進入するのを防止することがで
きる配線ダクトを提供する。 【解決手段】配線ダクト1は、電線7を案内し収納する
収納路8を有する本体2と、本体2に係止して収納路2
を閉塞するカバー3とから成り、カバー3の両端部を軟
質の材料12で形成し、本体2をカバー3で閉塞した際
に本体2のテーパ部4とカバー3の両端部は完全に密着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床に電線を配線する際
に、電線を案内保護するための配線ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図11〜図13に示すように床に
配した電線を案内保護するための配線ダクト41は、前
面に開口部を有する本体42と、本体42の開口部を閉
塞するカバー43とから成り、配線ダクト41は電線4
4を案内する前後方向に長く、本体42の上面の前後方
向に平行した二片の本体側係止片45,45を垂設して
本体側係止片45,45間に電線44を収納する収納路
46を形成し、夫々の本体側係止片45,45の外側壁
面に収納路46に沿ってカバー43を固定するための本
体側係止突起47が形成されている。また、カバー43
裏面には本体側係止片45,45と対向する位置にカバ
ー側係止片48,48が夫々設けられ、夫々のカバー側
係止片48,48の内側壁面に本体側係止突起47に係
止するカバー側係止突起49が形成されている。そし
て、本体42の収納路46に電線44を収納後、カバー
43を本体42に挿入操作すると、カバー側係止突起4
9,49と本体側係止突起47,47が係止して、本体
42の開口部を閉塞して電線44を保護するようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の配線ダクトは、本体とカバーの接触部の寸法精度が
精密でないため、配線ダクト内部に塵埃が進入してい
た。また、電線の被覆に損傷がある場合、電線間に溜ま
った塵埃に電気が導通することにより短絡事故が起こる
虞があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の配線ダクトの
問題点に鑑み本発明の目的は、本体及びカバーの寸法精
度を高めることなく、配線ダクト内部に塵埃が進入する
のを防止することができる配線ダクトを提供するもの
で、電線を案内し収納する収納路を有する本体と、本体
に係止して収納路を閉塞するカバーとから成り、本体を
カバーで閉塞した際に本体とカバーの接触部の少なくと
も一方を軟質の材料で形成したことである。
【0005】
【発明の実施の形態】配線ダクトは、電線を案内し収納
する収納路を有する本体と、収納路を閉塞するカバーと
から成り、カバーの両端部を軟質の材料で形成し、本体
をカバーで閉塞した際に本体のテーパ部とカバーの両端
部は完全に密着する。
【0006】
【実施例】本発明に係る配線ダクトの第一実施例を図1
〜図4の添付図面に基づいて説明する。
【0007】配線ダクト1は、前面に開口部を有する本
体2と、本体2の開口部を閉塞するカバー3とから成っ
ている。配線ダクト1は、前後方向に長く、本体2は、
左右側部がテーパ状に形成されたテーパ部4,4を有
し、底面5は床面に固着可能に平坦なものとなってい
る。そして、上面の前後方向に平行した二片の本体側係
止片6,6を垂設して本体側係止片6,6間に電線7を
収納する収納路8を形成し、夫々の本体側係止片6,6
の外側壁面に収納路8に沿ってカバー3を固定するため
の本体側係止突起9が形成されている。
【0008】カバー3は、本体2表面と連続する表面を
形成し、十分な強度を得るよう断面がアーチ状に形成さ
れ、カバー3裏面には本体側係止片6,6と対向する位
置にカバー側係止片10,10を夫々設け、夫々のカバ
ー側係止片10,10の内側壁面に本体側係止突起9に
係止するカバー側係止突起11が形成されている。ま
た、カバー3の幅寸法はカバー3を本体2に装着した際
に本体2のテーパ部4,4に接触するのに十分な長さを
有し、カバー3の両端部を軟質の材料12で形成する。
【0009】本体2の収納路8に電線7を収納後、カバ
ー3を本体2に挿入操作すると、カバー側係止突起9,
9と本体側係止突起11,11が係止して、本体2にカ
バー3を装着することができる。
【0010】カバー3の両端部を軟質の材料12で形成
したことにより、本体2をカバー3で閉塞した際に本体
2とカバー3は完全に密着して塵埃が進入するのを防止
することができる。
【0011】尚、本実施例においてカバーの両端部を軟
質の材料で形成したが、図4に示すように本体2のテー
パ部4,4を軟質の材料12で形成しても何ら問題な
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。
【0012】本発明に係る配線ダクトの第二実施例を図
5〜図10の添付図面に基づいて説明する。
【0013】配線ダクト21は、前面に開口部を有する
本体22と、本体22の開口部を閉塞するカバー23と
から成っている。配線ダクト21は、前後方向に長く、
本体22は、左右側部がテーパ状に形成されたテーパ部
24,24を有し、底面25は床面に固着可能に平坦な
ものとなっている。そして、上面の前後方向に平行した
二片の本体側係止片26,26を垂設して本体側係止片
26,26間に電線27を収納する収納路28を形成
し、夫々の本体側係止片26,26の外側壁面に収納路
28に沿ってカバー23を固定するための本体側係止突
起29が夫々形成されている。また、カバー23を本体
22に装着した際に本体側係止片26,26をカバー2
3の裏面に接触するのに十分な長さに夫々形成し、本体
側係止片26,26の先端部を軟質の材料30で形成す
る。
【0014】カバー23は、本体22表面と連続する表
面を形成し、十分な強度を得るよう断面がアーチ状に形
成され、カバー23裏面には本体側係止片26,26と
対向する位置にカバー側係止片31,31を夫々設け、
夫々のカバー側係止片31,31の内側壁面に本体側係
止突起29に係止するカバー側係止突起32が形成され
ている。また、カバー23の幅寸法はカバー23を本体
22に装着した際に本体22のテーパ部24,24に接
触するのに十分な長さを有している。
【0015】本体22の収納路28に電線27を収納
後、カバー23を本体22に挿入操作すると、カバー側
係止突起32,32と本体側係止突起29,29が係止
して、本体22にカバー23を装着することができる。
【0016】本体側係止片26,26の先端部を軟質の
材料30で形成したことにより、本体22をカバー23
で閉塞した際に本体22とカバー23は完全に密着して
塵埃が進入するのを防止することができる。
【0017】尚、本実施例において、本体側係止片の先
端部を軟質の材料で形成したが、図8に示すようにカバ
ー23を本体22に装着した際に本体側係止片26,2
6の先端部がカバー23裏面に接触する接触部33を軟
質の材料30で形成しても良いし、また、図9に示すよ
うにカバー23を本体22に装着した際にカバー側係止
片31,31を本体22に接触するのに十分な長さに形
成し、カバー側係止片31,31の先端部を軟質の材料
30で形成したり、図10に示すようにカバー側係止片
31,31の先端部が本体22に接触する接触部33を
軟質の材料30で形成しても何ら問題なく本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明に係る配線ダクト
は、電線を案内し収納する収納路を有する本体と、本体
に係止して収納路を閉塞するカバーとから成り、本体を
カバーで閉塞した際に本体とカバーの接触部の少なくと
も一方を軟質の材料で形成したことにより、本体及びカ
バーの寸法精度を高めることなく、配線ダクト内部に塵
埃が進入するのを防止することができ、電線の被覆に損
傷がある場合に電線間に溜まった塵埃に電気が導通する
ことにより起こる短絡事故を防止することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る配線ダクトの全体を
示す斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例に係る配線ダクトの電線収
納操作を示す断面図である。
【図3】本発明の第一実施例に係る配線ダクトに電線を
収納した状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第一実施例に係る配線ダクトの変形実
施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第二実施例に係る配線ダクトの全体を
示す斜視図である。
【図6】本発明の第二実施例に係る配線ダクトの電線収
納操作を示す断面図である。
【図7】本発明の第二実施例に係る配線ダクトに電線を
収納した状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第二実施例に係る配線ダクトの変形実
施例を示す断面図である。
【図9】本発明の第二実施例に係る配線ダクトの変形実
施例を示す断面図である。
【図10】本発明の第二実施例に係る配線ダクトの変形
実施例を示す断面図である。
【図11】従来の配線ダクトの全体を示す斜視図であ
る。
【図12】従来の配線ダクトの電線収納操作を示す断面
図である。
【図13】従来の配線ダクトに電線を収納した状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 配線ダクト 2 本体 3 カバー 4 テーパ部 5 床面 6 本体側係止片 7 電線 8 収納路 9 本体側係止突起 10 カバー側係止片 11 カバー側係止突起 12 軟質の材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を保護して床面に電線を配線可能と
    する配線ダクトであって、電線を案内し収納する収納路
    を有する本体と、該本体に係止して前記収納路を閉塞す
    るカバーとから成り、前記本体を前記カバーで閉塞した
    際に前記本体と前記カバーの接触部の少なくとも一方を
    軟質の材料で形成したことを特徴とする配線ダクト。
JP11150804A 1999-05-31 1999-05-31 配線ダクト Pending JP2000341827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11150804A JP2000341827A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 配線ダクト

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JP11150804A JP2000341827A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 配線ダクト

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JP2000341827A true JP2000341827A (ja) 2000-12-08

Family

ID=15504801

Family Applications (1)

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JP11150804A Pending JP2000341827A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 配線ダクト

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JP (1) JP2000341827A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100773953B1 (ko) 2007-01-22 2007-11-07 (주)한국해양기술 해저케이블 보호용 덕트
KR101566594B1 (ko) * 2013-12-23 2015-11-06 영신프라텍(주) 배선 덕트

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KR100773953B1 (ko) 2007-01-22 2007-11-07 (주)한국해양기술 해저케이블 보호용 덕트
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