JP2000341760A - 自動再発信機能付き移動電話機 - Google Patents
自動再発信機能付き移動電話機Info
- Publication number
- JP2000341760A JP2000341760A JP15207599A JP15207599A JP2000341760A JP 2000341760 A JP2000341760 A JP 2000341760A JP 15207599 A JP15207599 A JP 15207599A JP 15207599 A JP15207599 A JP 15207599A JP 2000341760 A JP2000341760 A JP 2000341760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- message
- transmission
- telephone
- time
- mobile telephone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メッセージを送信した際に送信相手が通信圏
外に存在している又は通話中である等により、その送信
が正常に行えなかったときに、適切にメッセージの再送
を試みる新たなオートリダイヤル機能を付加した移動電
話機を提供する。 【解決手段】 移動電話機が、ユーザに入力されたメッ
セージ及び電話番号を記憶し、当該電話番号あてに発呼
して前記メッセージを送信した場合において、メッセー
ジの送信が正常に終了しなかったときに、60秒等の一
定時間待機した後、当該移動電話機が無線基地局の通信
圏内に存在するか否かを判断し、通信圏内に存在しない
場合には前記判断を再度繰り返し、前記判断の結果、通
信圏内に存在すると判断された場合には、前記電話番号
あてに発呼して前記メッセージを送信する。
外に存在している又は通話中である等により、その送信
が正常に行えなかったときに、適切にメッセージの再送
を試みる新たなオートリダイヤル機能を付加した移動電
話機を提供する。 【解決手段】 移動電話機が、ユーザに入力されたメッ
セージ及び電話番号を記憶し、当該電話番号あてに発呼
して前記メッセージを送信した場合において、メッセー
ジの送信が正常に終了しなかったときに、60秒等の一
定時間待機した後、当該移動電話機が無線基地局の通信
圏内に存在するか否かを判断し、通信圏内に存在しない
場合には前記判断を再度繰り返し、前記判断の結果、通
信圏内に存在すると判断された場合には、前記電話番号
あてに発呼して前記メッセージを送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS電話機、携
帯電話機等の移動電話機に関し、特に、メッセージの送
信に失敗した後に当該メッセージを再度送信する技術に
関する。
帯電話機等の移動電話機に関し、特に、メッセージの送
信に失敗した後に当該メッセージを再度送信する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】移動電話機は、無線基地局の通信圏内に
存在する状態においてのみ発信及び着信が可能であり、
移動電話機のユーザは通話や文字メッセージの送受信を
行うことができる。また、移動電話機が無線基地局の通
信圏外に存在する状態においては、通信不可能であり、
移動電話機は無線基地局の通信圏外に存在することを判
定したときには液晶表示器等を用いて「圏外にある」旨
を表示することにより、ユーザに対して通信不可能であ
る旨を通知する。以下、無線基地局の通信圏内を単に通
信圏内、無線基地局の通信圏外を単に通信圏外という。
存在する状態においてのみ発信及び着信が可能であり、
移動電話機のユーザは通話や文字メッセージの送受信を
行うことができる。また、移動電話機が無線基地局の通
信圏外に存在する状態においては、通信不可能であり、
移動電話機は無線基地局の通信圏外に存在することを判
定したときには液晶表示器等を用いて「圏外にある」旨
を表示することにより、ユーザに対して通信不可能であ
る旨を通知する。以下、無線基地局の通信圏内を単に通
信圏内、無線基地局の通信圏外を単に通信圏外という。
【0003】ところで、例えばDDIポケット電話グル
ープの簡易文字伝送のサービス等を利用して、移動電話
機からメッセージを相手に直接送信した時に、送信相手
が他者との通話中である場合や送信相手の電話機が通信
圏外に在る場合等には、メッセージの送信を実行するこ
とができない。このようにメッセージ送信が正常に行な
えなかったという事態、即ち、メッセージ送信の未完了
という事態に対応してユーザの利便性を向上させるべ
く、文字メッセージの送信のように送信内容が送信前に
定まるものについては、相手側の状況変化を待つこと等
を目的として、例えば1分間といった一定時間の待機後
に自動的にリダイヤルして再度メッセージの送信を試み
る、いわゆるオートリダイヤル機能を移動電話機に付加
することが考えられる。
ープの簡易文字伝送のサービス等を利用して、移動電話
機からメッセージを相手に直接送信した時に、送信相手
が他者との通話中である場合や送信相手の電話機が通信
圏外に在る場合等には、メッセージの送信を実行するこ
とができない。このようにメッセージ送信が正常に行な
えなかったという事態、即ち、メッセージ送信の未完了
という事態に対応してユーザの利便性を向上させるべ
く、文字メッセージの送信のように送信内容が送信前に
定まるものについては、相手側の状況変化を待つこと等
を目的として、例えば1分間といった一定時間の待機後
に自動的にリダイヤルして再度メッセージの送信を試み
る、いわゆるオートリダイヤル機能を移動電話機に付加
することが考えられる。
【0004】なお、従来のファクシミリ装置等が有する
オートリダイヤル機能は、送信失敗後、一定時間待機し
てリダイヤルを実行するという手順によって実現され、
リダイヤルによっても送信が失敗した場合には、通常、
一定時間待機してリダイヤルを実行するという手順が予
め定められた回数を上限として繰り返される。
オートリダイヤル機能は、送信失敗後、一定時間待機し
てリダイヤルを実行するという手順によって実現され、
リダイヤルによっても送信が失敗した場合には、通常、
一定時間待機してリダイヤルを実行するという手順が予
め定められた回数を上限として繰り返される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移動電
話機は、移動中のユーザに携帯されて利用される場合も
多く、ユーザの移動に応じて、通信圏内、通信圏外とい
った状況変化が起こるため、オートリダイヤル機能によ
りメッセージの再度送信を試みた移動電話機が、その再
度送信を試みた時に通信圏外に在るという事態が生じる
可能性があり、この事態が生じた場合には、上述の従来
のオートリダイヤル機能をそのまま適用したのでは、有
効に作用しないという問題がある。
話機は、移動中のユーザに携帯されて利用される場合も
多く、ユーザの移動に応じて、通信圏内、通信圏外とい
った状況変化が起こるため、オートリダイヤル機能によ
りメッセージの再度送信を試みた移動電話機が、その再
度送信を試みた時に通信圏外に在るという事態が生じる
可能性があり、この事態が生じた場合には、上述の従来
のオートリダイヤル機能をそのまま適用したのでは、有
効に作用しないという問題がある。
【0006】即ち、従来のオートリダイヤル機能によ
り、一定時間待機後リダイヤルを実行するという動作を
繰り返したとしても、メッセージの送信元である移動電
話機が、リダイヤルのタイミングにのみ通信圏外に出て
いたならば、メッセージの送信はいつまでたっても正常
に実行できないという問題が生じる。また従来のオート
リダイヤル機能では、例えば、一定時間待機後リダイヤ
ルという動作の回数の上限を3回等と設定していた場合
においては、その一定時間の3倍の期間に渡って移動電
話機が通信圏外に存在したならば、メッセージの送信が
行えないままリダイヤル回数が上限に達することにな
る。つまり、相手側の状況に因るのみならず自機が通信
圏外に在るという原因によっても、送信が未完了となり
再度一定時間待機後リダイヤルを試みる必要が生じ、リ
ダイヤルの回数がカウントアップされ上限に近づくの
で、結果的として、相手側の状況変化を待つことを目的
の1つとして一定時間の待機を行うオートリダイヤル機
能の存在意義を失わせることになる。
り、一定時間待機後リダイヤルを実行するという動作を
繰り返したとしても、メッセージの送信元である移動電
話機が、リダイヤルのタイミングにのみ通信圏外に出て
いたならば、メッセージの送信はいつまでたっても正常
に実行できないという問題が生じる。また従来のオート
リダイヤル機能では、例えば、一定時間待機後リダイヤ
ルという動作の回数の上限を3回等と設定していた場合
においては、その一定時間の3倍の期間に渡って移動電
話機が通信圏外に存在したならば、メッセージの送信が
行えないままリダイヤル回数が上限に達することにな
る。つまり、相手側の状況に因るのみならず自機が通信
圏外に在るという原因によっても、送信が未完了となり
再度一定時間待機後リダイヤルを試みる必要が生じ、リ
ダイヤルの回数がカウントアップされ上限に近づくの
で、結果的として、相手側の状況変化を待つことを目的
の1つとして一定時間の待機を行うオートリダイヤル機
能の存在意義を失わせることになる。
【0007】そこで、本発明は、移動電話機の特質に由
来する上記問題を解決すべくなされたものであり、メッ
セージを送信した際に送信相手が通信圏外に存在してい
る又は通話中である等により、その送信が正常に行えな
かったときに、適切にメッセージの再送を試みる新たな
オートリダイヤル機能を付加した移動電話機を提供する
ことを目的とする。
来する上記問題を解決すべくなされたものであり、メッ
セージを送信した際に送信相手が通信圏外に存在してい
る又は通話中である等により、その送信が正常に行えな
かったときに、適切にメッセージの再送を試みる新たな
オートリダイヤル機能を付加した移動電話機を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の従来のオートリダ
イヤル機能の問題は、当該機能が他者と通話中である等
の相手側の状況による原因と、自機が通信圏外に在ると
いう原因とを区別しないで一律に一定時間待機後リダイ
ヤルを実行するものであることに由来することに着目
し、これを改善し上記目的を達成するために、本発明
は、無線基地局との無線接続を介して電話機と通信を行
う移動電話機であって、送信すべきメッセージと通信先
の電話番号とを記憶する記憶手段と、前記電話番号あて
に発呼して、前記メッセージを送信する送信手段と、直
前になした発呼からの所定時間の経過を検知する時間経
過検知手段と、自機が無線基地局の通信圏内に存在して
いるか否かを判定する圏内判定手段と、メッセージの送
信が正常終了せず未完了となったことを検知する異常検
知手段と、前記異常検知手段により送信の未完了が検知
された場合において、前記時間経過検知手段により所定
時間の経過が検知されると前記圏内判定手段に前記判定
を行わせ、前記圏内判定手段により自機が前記通信圏内
に存在していないと判定されたときには、前記判定を繰
り返させ、自機が前記通信圏内に存在していると判定さ
れるのを待って、前記電話番号あてに発呼し、前記メッ
セージを送信する再送信手段とを備えることを特徴とす
る。なお、前記送信手段及び前記再送信手段のそれぞれ
を実現するハードウェア及びソフトウェア構成は、別個
独立であってもよいし、部分的に同一であってもよい。
イヤル機能の問題は、当該機能が他者と通話中である等
の相手側の状況による原因と、自機が通信圏外に在ると
いう原因とを区別しないで一律に一定時間待機後リダイ
ヤルを実行するものであることに由来することに着目
し、これを改善し上記目的を達成するために、本発明
は、無線基地局との無線接続を介して電話機と通信を行
う移動電話機であって、送信すべきメッセージと通信先
の電話番号とを記憶する記憶手段と、前記電話番号あて
に発呼して、前記メッセージを送信する送信手段と、直
前になした発呼からの所定時間の経過を検知する時間経
過検知手段と、自機が無線基地局の通信圏内に存在して
いるか否かを判定する圏内判定手段と、メッセージの送
信が正常終了せず未完了となったことを検知する異常検
知手段と、前記異常検知手段により送信の未完了が検知
された場合において、前記時間経過検知手段により所定
時間の経過が検知されると前記圏内判定手段に前記判定
を行わせ、前記圏内判定手段により自機が前記通信圏内
に存在していないと判定されたときには、前記判定を繰
り返させ、自機が前記通信圏内に存在していると判定さ
れるのを待って、前記電話番号あてに発呼し、前記メッ
セージを送信する再送信手段とを備えることを特徴とす
る。なお、前記送信手段及び前記再送信手段のそれぞれ
を実現するハードウェア及びソフトウェア構成は、別個
独立であってもよいし、部分的に同一であってもよい。
【0009】上記構成により、メッセージを送信した際
に送信相手が通信圏外に存在している又は通話中である
等により、その送信が正常に行えなかったときに、適切
にメッセージの再送を試みるオートリダイヤル機能が実
現される。即ち、これにより、直前の発呼のタイミング
から送信相手側の状況変化を待つ等のために所定時間の
経過を待ち、その後、自機が通信圏内に入り次第、メッ
セージの再度の送信を試みるため、最低限所定時間の経
過を待った上で可能な限り迅速に、また確実にメッセー
ジの送信を行うことができる。
に送信相手が通信圏外に存在している又は通話中である
等により、その送信が正常に行えなかったときに、適切
にメッセージの再送を試みるオートリダイヤル機能が実
現される。即ち、これにより、直前の発呼のタイミング
から送信相手側の状況変化を待つ等のために所定時間の
経過を待ち、その後、自機が通信圏内に入り次第、メッ
セージの再度の送信を試みるため、最低限所定時間の経
過を待った上で可能な限り迅速に、また確実にメッセー
ジの送信を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。 <構成>図1は、本発明の実施の形態に係る移動電話機
100の構成を示すブロック図である。
て図面を用いて詳細に説明する。 <構成>図1は、本発明の実施の形態に係る移動電話機
100の構成を示すブロック図である。
【0011】移動電話機100は、PHS(パーソナル
・ハンディホン・システム)の電話機であり、高周波部
110、アンテナ111、変調部121、復調部12
2、録再部123、DTMFレシーバ124、マイク1
25、レシーバ126、制御部130、フラッシュRO
M131、キーパッド141、LCD142及びブザー
143を備える。
・ハンディホン・システム)の電話機であり、高周波部
110、アンテナ111、変調部121、復調部12
2、録再部123、DTMFレシーバ124、マイク1
25、レシーバ126、制御部130、フラッシュRO
M131、キーパッド141、LCD142及びブザー
143を備える。
【0012】高周波部110、変調部121及び復調部
122は、1/4πシフトQPSKによる変復調とTD
MA(時分割多重)/TDD(時分割双方向送受信)に
よる多重化及びアクセス制御を行う送受信部であり、高
周波部110は、無線基地局からの電波をアンテナ11
1を介して定期的に受信し受信電界強度を制御部130
に通知する機能をも有する。変調部121は、マイク1
25、録再部123又は制御部130からの音声、文字
列、制御用データ等を送信するために変調して高周波部
110に渡すものであり、復調部122は、高周波部1
10から渡された受信信号を復調して、制御部130、
DTMFレシーバ124又はレシーバ126に渡すもの
である。
122は、1/4πシフトQPSKによる変復調とTD
MA(時分割多重)/TDD(時分割双方向送受信)に
よる多重化及びアクセス制御を行う送受信部であり、高
周波部110は、無線基地局からの電波をアンテナ11
1を介して定期的に受信し受信電界強度を制御部130
に通知する機能をも有する。変調部121は、マイク1
25、録再部123又は制御部130からの音声、文字
列、制御用データ等を送信するために変調して高周波部
110に渡すものであり、復調部122は、高周波部1
10から渡された受信信号を復調して、制御部130、
DTMFレシーバ124又はレシーバ126に渡すもの
である。
【0013】録再部123は、録音再生用ICを有し、
マイク125から入力される音声をディジタル信号とし
て記録する機能と、ディジタル信号として記録している
音声を変調部121に渡す機能とを有する。DTMFレ
シーバ124は、復調部122から受けた音声信号がど
のようなDTMF信号であるかを制御部130に渡すも
のである。DTMF信号は、電話機のそれぞれのキーに
対応して発生するものであるため、制御部130はDT
MFレシーバ124によって、通話相手から送られてく
るDTMF信号を識別することにより、通話相手がいず
れのキーを押下したかを知ることができる。
マイク125から入力される音声をディジタル信号とし
て記録する機能と、ディジタル信号として記録している
音声を変調部121に渡す機能とを有する。DTMFレ
シーバ124は、復調部122から受けた音声信号がど
のようなDTMF信号であるかを制御部130に渡すも
のである。DTMF信号は、電話機のそれぞれのキーに
対応して発生するものであるため、制御部130はDT
MFレシーバ124によって、通話相手から送られてく
るDTMF信号を識別することにより、通話相手がいず
れのキーを押下したかを知ることができる。
【0014】レシーバ126は、スピーカであり、キー
パッド141は、ユーザの操作を受け付けるものであ
り、通常の電話機と同様の0、1、2等のダイヤル用の
キー、専用機能を呼び出すためのキー等を含んでおり、
LCD142は、液晶画面に文字、記号等を表示するこ
とによりユーザに各種情報を通知するものである。ここ
で前記専用機能には、後述する文字メッセージの送信機
能と音声メッセージの送信機能とが含まれる。
パッド141は、ユーザの操作を受け付けるものであ
り、通常の電話機と同様の0、1、2等のダイヤル用の
キー、専用機能を呼び出すためのキー等を含んでおり、
LCD142は、液晶画面に文字、記号等を表示するこ
とによりユーザに各種情報を通知するものである。ここ
で前記専用機能には、後述する文字メッセージの送信機
能と音声メッセージの送信機能とが含まれる。
【0015】制御部130は、ユーザによるキーパッド
141からの操作等に基づき、通信を実行するため、P
HS規格での各種機能チャネルを生成・解読しレイヤ1
〜3の標準とされるプロトコルに従って移動電話機10
0の各部を制御するもので、CPUや時間経過を測定す
るための手段を有し、CPUによりフラッシュROM1
31に格納された制御プログラムを実行することにより
各部の制御を実現する。
141からの操作等に基づき、通信を実行するため、P
HS規格での各種機能チャネルを生成・解読しレイヤ1
〜3の標準とされるプロトコルに従って移動電話機10
0の各部を制御するもので、CPUや時間経過を測定す
るための手段を有し、CPUによりフラッシュROM1
31に格納された制御プログラムを実行することにより
各部の制御を実現する。
【0016】フラッシュROM131は、後述する送信
管理情報等の各機能の実現に必要な情報を記憶する書き
換え可能な不揮発性メモリであり、制御部130により
読み書きされる。 <動作>以下、上述した構成を備える移動電話機100
の動作について説明する。
管理情報等の各機能の実現に必要な情報を記憶する書き
換え可能な不揮発性メモリであり、制御部130により
読み書きされる。 <動作>以下、上述した構成を備える移動電話機100
の動作について説明する。
【0017】上述した移動電話機100の機能的特徴
は、文字メッセージの送信機能と音声メッセージの送信
機能を有する点であり、いずれの機能についてもメッセ
ージ送信異常時の例外処理として、本発明の特徴となる
オートリダイヤル制御処理が盛り込まれている。まず、
文字メッセージの送信機能について説明する。なお、文
字メッセージの送受信は、例えば、DDIポケット電話
グループの簡易文字伝送サービス等を利用することによ
って実現でき、ここでは前記簡易文字伝送サービスを利
用して送信側の移動電話機が受信側の電話機に文字メッ
セージを直送することを前提として説明する。
は、文字メッセージの送信機能と音声メッセージの送信
機能を有する点であり、いずれの機能についてもメッセ
ージ送信異常時の例外処理として、本発明の特徴となる
オートリダイヤル制御処理が盛り込まれている。まず、
文字メッセージの送信機能について説明する。なお、文
字メッセージの送受信は、例えば、DDIポケット電話
グループの簡易文字伝送サービス等を利用することによ
って実現でき、ここでは前記簡易文字伝送サービスを利
用して送信側の移動電話機が受信側の電話機に文字メッ
セージを直送することを前提として説明する。
【0018】図2は、文字メッセージ送信機能を実現す
る動作を示すフローチャートである。ユーザがキーパッ
ド141を用いて、文字メッセージ送信機能を呼び出し
た場合に、制御部130は、LCD142に文字メッセ
ージ及び電話番号の入力を促す表示をし、ユーザによる
文字メッセージ入力(ステップS301)、電話番号入
力(ステップS302)を受け付ける。制御部130
は、受け付けた文字メッセージ及び電話番号に基づい
て、送信管理情報を生成してフラッシュROM131に
格納する(ステップS303)。なお、ユーザの入力に
対応して、LCD142にはエコーバックして表示す
る。
る動作を示すフローチャートである。ユーザがキーパッ
ド141を用いて、文字メッセージ送信機能を呼び出し
た場合に、制御部130は、LCD142に文字メッセ
ージ及び電話番号の入力を促す表示をし、ユーザによる
文字メッセージ入力(ステップS301)、電話番号入
力(ステップS302)を受け付ける。制御部130
は、受け付けた文字メッセージ及び電話番号に基づい
て、送信管理情報を生成してフラッシュROM131に
格納する(ステップS303)。なお、ユーザの入力に
対応して、LCD142にはエコーバックして表示す
る。
【0019】ここで、フラッシュROM131に格納さ
れる送信管理情報について説明する。図3は、フラッシ
ュROM131に格納される送信管理情報の例を示す図
である。送信管理情報200は、メッセージ201と、
電話番号202と、送信の状態を示す状態コード203
と、リダイヤル実行回数を示す再送カウンタとからな
る。状態コードの値は、発信待ち状態であれば「0」、
正常に送信が行われた状態であれば「1」、送信が行わ
れたが異常終了した場合には予め定めてある、「0」
「1」以外の異常コード値である。
れる送信管理情報について説明する。図3は、フラッシ
ュROM131に格納される送信管理情報の例を示す図
である。送信管理情報200は、メッセージ201と、
電話番号202と、送信の状態を示す状態コード203
と、リダイヤル実行回数を示す再送カウンタとからな
る。状態コードの値は、発信待ち状態であれば「0」、
正常に送信が行われた状態であれば「1」、送信が行わ
れたが異常終了した場合には予め定めてある、「0」
「1」以外の異常コード値である。
【0020】同図は、入力された文字メッセージは「5
ジニ○○エキデ アイマショウ」であり、電話番号が
「XXXXX01234」であった場合に制御部103
が生成した送信管理情報の例を示している。このよう
に、制御部130は送信管理情報200を生成する際
に、状態コードは発信待ち状態を示す「0」にし、再送
カウンタは未だリダイヤルを実行していないので「0」
にする。
ジニ○○エキデ アイマショウ」であり、電話番号が
「XXXXX01234」であった場合に制御部103
が生成した送信管理情報の例を示している。このよう
に、制御部130は送信管理情報200を生成する際
に、状態コードは発信待ち状態を示す「0」にし、再送
カウンタは未だリダイヤルを実行していないので「0」
にする。
【0021】ユーザによって送信すべき文字メッセージ
と宛先の電話番号とが入力され、送信管理情報中の状態
コードが発信待ち状態を示しているならば、移動電話機
100は、自己が無線基地局の通信圏内に存在するか否
かの判定を開始する(ステップS304)。制御部13
0がこの通信圏内か否かの判定を、高周波部110から
の受信電界強度の情報と、復調部122からの無線基地
局の識別情報等に基づいて行う。なお、制御部130
は、この判定結果を、通信圏内であればアンテナを示す
記号で、通信圏外であれば「ケンガイ」という文字列
で、LCD142に表示する。
と宛先の電話番号とが入力され、送信管理情報中の状態
コードが発信待ち状態を示しているならば、移動電話機
100は、自己が無線基地局の通信圏内に存在するか否
かの判定を開始する(ステップS304)。制御部13
0がこの通信圏内か否かの判定を、高周波部110から
の受信電界強度の情報と、復調部122からの無線基地
局の識別情報等に基づいて行う。なお、制御部130
は、この判定結果を、通信圏内であればアンテナを示す
記号で、通信圏外であれば「ケンガイ」という文字列
で、LCD142に表示する。
【0022】制御部130は、通信圏内でないと判定し
たときには、通信圏内か否かの判定を再度行う(ステッ
プS304)。即ち、制御部130は、通信圏内に入る
まで通信圏内か否かの判定を繰り返す。制御部130
は、通信圏内であるとの判定がT1時間継続した場合に
は(ステップS305、S306)、移動電話機100
が安定的に通信圏内に存在すると判断し、再送タイマー
をスタートし、フラッシュROM131に格納された送
信管理情報200中の電話番号202あてに発呼すると
ともに文字メッセージを送信する(ステップS30
7)。ここでT1時間は、例えば5秒等であり予め定め
ている。
たときには、通信圏内か否かの判定を再度行う(ステッ
プS304)。即ち、制御部130は、通信圏内に入る
まで通信圏内か否かの判定を繰り返す。制御部130
は、通信圏内であるとの判定がT1時間継続した場合に
は(ステップS305、S306)、移動電話機100
が安定的に通信圏内に存在すると判断し、再送タイマー
をスタートし、フラッシュROM131に格納された送
信管理情報200中の電話番号202あてに発呼すると
ともに文字メッセージを送信する(ステップS30
7)。ここでT1時間は、例えば5秒等であり予め定め
ている。
【0023】従って、図3の例の場合は、ステップS3
07により、XXXXX01234という電話番号あて
に、「5ジニ○○エキデ アイマショウ」という文字メ
ッセージが送られることになる。なお、再送タイマー
は、オートリダイヤル制御処理を行うために、時間経過
を測定するための手段を用いて、発呼から再度の発呼ま
でに所定の待機時間を経過したかをカウントするもので
あり、所定の待機時間とは例えば60秒等であり予め定
めている。この所定の待機時間は、郵政省の定める「端
末設備等規則」の基準に示されている再発呼規制等に簡
略的に対応したものであり、また、送信相手側の状況変
化を待つという意義を有するものである。
07により、XXXXX01234という電話番号あて
に、「5ジニ○○エキデ アイマショウ」という文字メ
ッセージが送られることになる。なお、再送タイマー
は、オートリダイヤル制御処理を行うために、時間経過
を測定するための手段を用いて、発呼から再度の発呼ま
でに所定の待機時間を経過したかをカウントするもので
あり、所定の待機時間とは例えば60秒等であり予め定
めている。この所定の待機時間は、郵政省の定める「端
末設備等規則」の基準に示されている再発呼規制等に簡
略的に対応したものであり、また、送信相手側の状況変
化を待つという意義を有するものである。
【0024】ステップS307における発呼後、T2時
間経過しても送信相手側から応答がなければ(ステップ
S308〜S310)、制御部130は、送信管理情報
200中の状態コードをT2時間の経過による異常の旨
を示す異常コード値にし、送信管理情報200中の再送
カウンタ204を1増加し(ステップS316)、再送
カウンタが予め定めてある上限値を超えたか否かを判断
する(ステップS317)。ここで、送信相手側からの
応答とは、送信相手側と電話回線が切断された状態から
送信相手側と電話回線が接続された状態に変化すること
をいい、T2時間は、例えば40秒等であり予め定めて
いる。また、上限値は予め定められた値であり、例えば
3である。
間経過しても送信相手側から応答がなければ(ステップ
S308〜S310)、制御部130は、送信管理情報
200中の状態コードをT2時間の経過による異常の旨
を示す異常コード値にし、送信管理情報200中の再送
カウンタ204を1増加し(ステップS316)、再送
カウンタが予め定めてある上限値を超えたか否かを判断
する(ステップS317)。ここで、送信相手側からの
応答とは、送信相手側と電話回線が切断された状態から
送信相手側と電話回線が接続された状態に変化すること
をいい、T2時間は、例えば40秒等であり予め定めて
いる。また、上限値は予め定められた値であり、例えば
3である。
【0025】ステップS317において、再送カウンタ
が上限値を超えたと判断した場合には、制御部130
は、LCD142に送信が失敗した旨を表示する(ステ
ップS319)。また、ステップS317において、再
送カウンタが上限値を超えていないと判断した場合に
は、制御部130は、再送タイマーがフルになったか否
か、即ち、オートリダイヤル制御処理を行うために所定
の待機時間が経過したか否かを判断する(ステップS3
18)。経過するまでステップS318の判断を繰り返
し、所定の待機時間が経過したときには、通信圏内か否
かの判断(ステップS304)に戻る。つまり、所定の
待機時間が経過した後に、制御部130は、再発呼を行
うべく、その再発呼の前処理としてまず通信圏内か否か
の判断を行うのである。この再発呼の前処理において通
信圏内であるとの判定がT1時間継続した場合には、制
御部130は移動電話機100が安定的に通信圏内に存
在すると判断し、再送タイマーをスタートし、電話番号
202あてに発呼するとともにメッセージ201を送信
する(ステップS307)。
が上限値を超えたと判断した場合には、制御部130
は、LCD142に送信が失敗した旨を表示する(ステ
ップS319)。また、ステップS317において、再
送カウンタが上限値を超えていないと判断した場合に
は、制御部130は、再送タイマーがフルになったか否
か、即ち、オートリダイヤル制御処理を行うために所定
の待機時間が経過したか否かを判断する(ステップS3
18)。経過するまでステップS318の判断を繰り返
し、所定の待機時間が経過したときには、通信圏内か否
かの判断(ステップS304)に戻る。つまり、所定の
待機時間が経過した後に、制御部130は、再発呼を行
うべく、その再発呼の前処理としてまず通信圏内か否か
の判断を行うのである。この再発呼の前処理において通
信圏内であるとの判定がT1時間継続した場合には、制
御部130は移動電話機100が安定的に通信圏内に存
在すると判断し、再送タイマーをスタートし、電話番号
202あてに発呼するとともにメッセージ201を送信
する(ステップS307)。
【0026】リダイヤルによる発呼(ステップS30
7)の後に、T2時間経過しても送信相手側から応答が
なければ(ステップS308〜S310)、上述したリ
ダイヤルでない場合の発呼の場合と同様の処理を行う
(ステップS316〜S319)。また、ステップS3
07における発呼(リダイヤルによる発呼も含む)後、
T2時間経過前に送信相手側からの応答があった場合に
は(ステップS310)、制御部130は、送信相手側
から送られる受信完了信号を待機し(ステップS311
〜S313)、T3時間経過前に送信相手側から受信完
了信号が送られてきたときは、規定されているプロトコ
ルに従って電話回線の切断のシーケンスを行い(ステッ
プS314)、送信管理情報200の状態コード203
を「1」にし、LCD142に正常に送信が完了した旨
を表示し(ステップS315)、ブザー143を鳴らし
ユーザに正常に送信が完了したことを通知する。ここ
で、T3時間は、例えば5秒等であり予め定めている。
7)の後に、T2時間経過しても送信相手側から応答が
なければ(ステップS308〜S310)、上述したリ
ダイヤルでない場合の発呼の場合と同様の処理を行う
(ステップS316〜S319)。また、ステップS3
07における発呼(リダイヤルによる発呼も含む)後、
T2時間経過前に送信相手側からの応答があった場合に
は(ステップS310)、制御部130は、送信相手側
から送られる受信完了信号を待機し(ステップS311
〜S313)、T3時間経過前に送信相手側から受信完
了信号が送られてきたときは、規定されているプロトコ
ルに従って電話回線の切断のシーケンスを行い(ステッ
プS314)、送信管理情報200の状態コード203
を「1」にし、LCD142に正常に送信が完了した旨
を表示し(ステップS315)、ブザー143を鳴らし
ユーザに正常に送信が完了したことを通知する。ここ
で、T3時間は、例えば5秒等であり予め定めている。
【0027】また、T3時間経過しても送信相手側から
受信完了信号が送られてこないときには(ステップS3
11、S312)、制御部130は、送信管理情報20
0中の状態コードをT3時間の経過による異常の旨を示
す異常コード値にし、送信管理情報200中の再送カウ
ンタ204を1増加し(ステップS316)、再送カウ
ンタが予め定めてある上限値を超えたか否かを判断する
(ステップS317)。なお、送信相手側から送られる
受信完了信号は、簡易文字伝送サービスでは「*」キー
に割り当てられているDTMF信号と「#」キーに割り
当てられているDTMF信号とが連続したものと定めら
れており、制御部130はDTMFレシーバ124を介
して「*」「#」のDTMF信号を受けたことを知るこ
とができる。ステップS317以後の手順は、既に説明
したものと同じなので、ここでは説明を省略する。
受信完了信号が送られてこないときには(ステップS3
11、S312)、制御部130は、送信管理情報20
0中の状態コードをT3時間の経過による異常の旨を示
す異常コード値にし、送信管理情報200中の再送カウ
ンタ204を1増加し(ステップS316)、再送カウ
ンタが予め定めてある上限値を超えたか否かを判断する
(ステップS317)。なお、送信相手側から送られる
受信完了信号は、簡易文字伝送サービスでは「*」キー
に割り当てられているDTMF信号と「#」キーに割り
当てられているDTMF信号とが連続したものと定めら
れており、制御部130はDTMFレシーバ124を介
して「*」「#」のDTMF信号を受けたことを知るこ
とができる。ステップS317以後の手順は、既に説明
したものと同じなので、ここでは説明を省略する。
【0028】このように、制御部130は、文字メッセ
ージの送信が未完了である場合、即ちステップS309
においてT2時間が経過したと判断された場合又はステ
ップS312においてT3時間が経過したと判断された
場合には、ステップS316に続く手順により文字メッ
セージの再度の送信を試みるオートリダイヤル機能を実
現する。
ージの送信が未完了である場合、即ちステップS309
においてT2時間が経過したと判断された場合又はステ
ップS312においてT3時間が経過したと判断された
場合には、ステップS316に続く手順により文字メッ
セージの再度の送信を試みるオートリダイヤル機能を実
現する。
【0029】次に、音声メッセージの送信機能について
説明する。図4は、音声メッセージ送信機能を実現する
動作を示すフローチャートである。ユーザがキーパッド
141を用いて、音声メッセージ送信機能を呼び出した
場合に、制御部130は、LCD142に音声メッセー
ジ及び電話番号の入力を促す表示をし、ユーザによる音
声メッセージ入力(ステップS401)、電話番号入力
(ステップS402)を受け付ける。音声メッセージ
は、ユーザによってマイク125に入力され、これを録
再部123が録音、即ちディジタル信号として保存す
る。なお、ユーザの電話番号の入力に対応して、制御部
130はLCD142にエコーバックして表示する。
説明する。図4は、音声メッセージ送信機能を実現する
動作を示すフローチャートである。ユーザがキーパッド
141を用いて、音声メッセージ送信機能を呼び出した
場合に、制御部130は、LCD142に音声メッセー
ジ及び電話番号の入力を促す表示をし、ユーザによる音
声メッセージ入力(ステップS401)、電話番号入力
(ステップS402)を受け付ける。音声メッセージ
は、ユーザによってマイク125に入力され、これを録
再部123が録音、即ちディジタル信号として保存す
る。なお、ユーザの電話番号の入力に対応して、制御部
130はLCD142にエコーバックして表示する。
【0030】また、制御部130は、ユーザによる入力
を受け付けた後、上述の文字メッセージ送信機能に関し
ての送信管理情報と同様に、音声メッセージ送信機能に
関しても送信管理情報をフラッシュROM131に作成
する(ステップS403)。なお、図3の送信管理情報
200に基づいて説明すると、電話番号201、状態コ
ード203、再送カウンタ204については同様である
が、メッセージ201については、上述した文字メッセ
ージ送信機能に関する送信管理情報と異なり、音楽メッ
セージ送信機能においては録再部123から当該音声メ
ッセージを識別し特定するための情報を受け取り、これ
を記憶する。
を受け付けた後、上述の文字メッセージ送信機能に関し
ての送信管理情報と同様に、音声メッセージ送信機能に
関しても送信管理情報をフラッシュROM131に作成
する(ステップS403)。なお、図3の送信管理情報
200に基づいて説明すると、電話番号201、状態コ
ード203、再送カウンタ204については同様である
が、メッセージ201については、上述した文字メッセ
ージ送信機能に関する送信管理情報と異なり、音楽メッ
セージ送信機能においては録再部123から当該音声メ
ッセージを識別し特定するための情報を受け取り、これ
を記憶する。
【0031】ユーザによって送信すべき音声メッセージ
と宛先の電話番号とが入力されたならば、制御部130
は、LCD142に、Ta時間とTb時間との設定を促
す旨の表示をし、ユーザによるTa時間とTb時間との
入力を受け付ける(ステップS404)。ここで、Ta
時間とは、音声メッセージを送信中に回線切断された場
合に、送信開始からTa時間を経過していなければ送信
未完了として例外処理、即ちオートリダイヤル制御処理
を行うためのものである。また、Tb時間とは、音声メ
ッセージの送信開始後にTb時間を経過してもなお送信
相手側から切断信号も受信確認信号も送られてこない場
合に、強制的に回線を切断するためのものである。
と宛先の電話番号とが入力されたならば、制御部130
は、LCD142に、Ta時間とTb時間との設定を促
す旨の表示をし、ユーザによるTa時間とTb時間との
入力を受け付ける(ステップS404)。ここで、Ta
時間とは、音声メッセージを送信中に回線切断された場
合に、送信開始からTa時間を経過していなければ送信
未完了として例外処理、即ちオートリダイヤル制御処理
を行うためのものである。また、Tb時間とは、音声メ
ッセージの送信開始後にTb時間を経過してもなお送信
相手側から切断信号も受信確認信号も送られてこない場
合に、強制的に回線を切断するためのものである。
【0032】制御部130は、入力されたTa時間及び
Tb時間をフラッシュROM131に格納する。ユーザ
によってTa時間及びTb時間が設定されたならば、移
動電話機100は、自己が無線基地局の通信圏内に存在
するか否かの判定を開始する(ステップS405)。制
御部130がこの通信圏内か否かの判定を、高周波部1
10からの受信電界強度の情報と、復調部122からの
無線基地局の識別情報等に基づいて行う。
Tb時間をフラッシュROM131に格納する。ユーザ
によってTa時間及びTb時間が設定されたならば、移
動電話機100は、自己が無線基地局の通信圏内に存在
するか否かの判定を開始する(ステップS405)。制
御部130がこの通信圏内か否かの判定を、高周波部1
10からの受信電界強度の情報と、復調部122からの
無線基地局の識別情報等に基づいて行う。
【0033】制御部130は、通信圏内でないと判定し
たときには、通信圏内か否かの判定を再度行う(ステッ
プS405)。制御部130は、通信圏内であるとの判
定がT1時間継続した場合には(ステップS406、S
407)、移動電話機100が安定的に通信圏内に存在
すると判断し、再送タイマーをスタートさせ、フラッシ
ュROM131に格納された送信管理情報で示される電
話番号あてに発呼する(ステップS408)。この再送
タイマーは上述した文字メッセージ送信機能で用いたも
のと同様のものである。
たときには、通信圏内か否かの判定を再度行う(ステッ
プS405)。制御部130は、通信圏内であるとの判
定がT1時間継続した場合には(ステップS406、S
407)、移動電話機100が安定的に通信圏内に存在
すると判断し、再送タイマーをスタートさせ、フラッシ
ュROM131に格納された送信管理情報で示される電
話番号あてに発呼する(ステップS408)。この再送
タイマーは上述した文字メッセージ送信機能で用いたも
のと同様のものである。
【0034】発呼後、T2時間経過しても送信相手側か
ら応答がなければ(ステップS409、S410)、制
御部130は、上述した文字メッセージ送信機能につい
ての例外処理手順(ステップS316〜ステップS31
9)と同様の例外処理を行う。即ち、制御部130は、
送信管理情報中の状態コードをT2時間の経過による異
常の旨を示す異常コード値にし、送信管理情報中の再送
カウンタを1増加し(ステップS419)、再送カウン
タが予め定めてある上限値を超えたか否かを判断し(ス
テップS420)、再送カウンタが上限値を超えたと判
断した場合には、LCD142に送信が失敗した旨を表
示し(ステップS422)、再送カウンタが上限値を超
えていないと判断した場合には、再送タイマーがフルに
なったか否か、即ち、オートリダイヤル制御処理を行う
ために所定の待機時間が経過したか否かを判断する(ス
テップS421)。ステップS421の判断は、所定の
待機時間が経過するまで繰り返し、所定の待機時間が経
過したときには、通信圏内か否かの判断(ステップS4
05)に戻る。つまり、所定の待機時間が経過した後
に、制御部130は、再発呼を行うべく、その再発呼の
前処理としてまず通信圏内か否かの判断を行うのであ
る。
ら応答がなければ(ステップS409、S410)、制
御部130は、上述した文字メッセージ送信機能につい
ての例外処理手順(ステップS316〜ステップS31
9)と同様の例外処理を行う。即ち、制御部130は、
送信管理情報中の状態コードをT2時間の経過による異
常の旨を示す異常コード値にし、送信管理情報中の再送
カウンタを1増加し(ステップS419)、再送カウン
タが予め定めてある上限値を超えたか否かを判断し(ス
テップS420)、再送カウンタが上限値を超えたと判
断した場合には、LCD142に送信が失敗した旨を表
示し(ステップS422)、再送カウンタが上限値を超
えていないと判断した場合には、再送タイマーがフルに
なったか否か、即ち、オートリダイヤル制御処理を行う
ために所定の待機時間が経過したか否かを判断する(ス
テップS421)。ステップS421の判断は、所定の
待機時間が経過するまで繰り返し、所定の待機時間が経
過したときには、通信圏内か否かの判断(ステップS4
05)に戻る。つまり、所定の待機時間が経過した後
に、制御部130は、再発呼を行うべく、その再発呼の
前処理としてまず通信圏内か否かの判断を行うのであ
る。
【0035】この再発呼の前処理において通信圏内であ
るとの判定がT1時間継続した場合には(ステップS4
05〜S407)、制御部130は移動電話機100が
安定的に通信圏内に存在すると判断し、再送タイマーを
スタートし、電話番号202あてに発呼する(ステップ
S408)。リダイヤルによる発呼後に、T2時間経過
しても送信相手側から応答がなければ(ステップS40
9〜S411)、上述したリダイヤルでない場合の発呼
の場合と同様の例外処理を行う(ステップS419〜S
422)。
るとの判定がT1時間継続した場合には(ステップS4
05〜S407)、制御部130は移動電話機100が
安定的に通信圏内に存在すると判断し、再送タイマーを
スタートし、電話番号202あてに発呼する(ステップ
S408)。リダイヤルによる発呼後に、T2時間経過
しても送信相手側から応答がなければ(ステップS40
9〜S411)、上述したリダイヤルでない場合の発呼
の場合と同様の例外処理を行う(ステップS419〜S
422)。
【0036】また、ステップS408における発呼(リ
ダイヤルによる発呼も含む)後、T2時間経過前に送信
相手側からの応答があった場合には(ステップS41
1)、制御部130は、フラッシュROM131に格納
されている送信管理情報に基づき、録再部123に音声
メッセージを識別し特定するための情報を通知し、録音
されている音声メッセージを再生させることにより、音
声メッセージの送信を開始する(ステップS412)。
ダイヤルによる発呼も含む)後、T2時間経過前に送信
相手側からの応答があった場合には(ステップS41
1)、制御部130は、フラッシュROM131に格納
されている送信管理情報に基づき、録再部123に音声
メッセージを識別し特定するための情報を通知し、録音
されている音声メッセージを再生させることにより、音
声メッセージの送信を開始する(ステップS412)。
【0037】なお、録再部123の有する録音再生用I
Cは、予め「メッセージを確認された後、*キーを押し
てください」といった催促メッセージを記憶しており、
ユーザによって録音されたメッセージに続けてこの催促
メッセージを再生する。また、制御部130は、録再部
123を制御し、録音されたメッセージと催促メッセー
ジとの組を、繰り返し再生させて送信する。
Cは、予め「メッセージを確認された後、*キーを押し
てください」といった催促メッセージを記憶しており、
ユーザによって録音されたメッセージに続けてこの催促
メッセージを再生する。また、制御部130は、録再部
123を制御し、録音されたメッセージと催促メッセー
ジとの組を、繰り返し再生させて送信する。
【0038】音声メッセージの送信を開始した後に、制
御部130は、送信相手側から受信確認信号が送られて
きたことを検出した場合(ステップS413)、又は音
声メッセージ送信開始からTb時間を経過した場合には
(ステップS415)、規定されているプロトコルに従
って電話回線の切断のシーケンスを行う(ステップS4
17)。
御部130は、送信相手側から受信確認信号が送られて
きたことを検出した場合(ステップS413)、又は音
声メッセージ送信開始からTb時間を経過した場合には
(ステップS415)、規定されているプロトコルに従
って電話回線の切断のシーケンスを行う(ステップS4
17)。
【0039】ここで、送信相手側から送られる受信確認
信号は、上述の催促メッセージの内容として示したよう
に、「*」キーに割り当てられているDTMF信号であ
り、制御部130はDTMFレシーバ124を介して
「*」のDTMF信号を受けたことを知ることができ
る。また、音声メッセージの送信を開始した後に、制御
部130は、送信相手側により電話回線が切断されたこ
とを検出した場合には(ステップS414)、音声メッ
セージの送信開始からTa時間経過していれば、電話回
線切断のシーケンスを行い(ステップS417)、Ta
時間経過していなければ(ステップS416)、送信が
未完了なので上述したステップS419に続く例外処理
を行う。なお、この例外処理として、制御部130は、
送信管理情報の状態コードをTa時間していないことに
よる異常の旨を示す異常コード値にすることをも行う。
信号は、上述の催促メッセージの内容として示したよう
に、「*」キーに割り当てられているDTMF信号であ
り、制御部130はDTMFレシーバ124を介して
「*」のDTMF信号を受けたことを知ることができ
る。また、音声メッセージの送信を開始した後に、制御
部130は、送信相手側により電話回線が切断されたこ
とを検出した場合には(ステップS414)、音声メッ
セージの送信開始からTa時間経過していれば、電話回
線切断のシーケンスを行い(ステップS417)、Ta
時間経過していなければ(ステップS416)、送信が
未完了なので上述したステップS419に続く例外処理
を行う。なお、この例外処理として、制御部130は、
送信管理情報の状態コードをTa時間していないことに
よる異常の旨を示す異常コード値にすることをも行う。
【0040】制御部130は、切断シーケンス(ステッ
プS417)の後、音声メッセージの送信完了をユーザ
に通知するために、ブザー143を鳴らし、LCD14
2に送信が完了した旨と受信確認信号を受けたか否かを
と表示する(ステップS418)。このように、制御部
130は、音声メッセージの送信が未完了である場合、
即ちステップS410においてT2時間が経過したと判
断された場合又はステップS416においてTa時間が
経過していないと判断された場合には、ステップS41
9に続く手順により音声メッセージの再度の送信を試み
るオートリダイヤル機能を実現する。
プS417)の後、音声メッセージの送信完了をユーザ
に通知するために、ブザー143を鳴らし、LCD14
2に送信が完了した旨と受信確認信号を受けたか否かを
と表示する(ステップS418)。このように、制御部
130は、音声メッセージの送信が未完了である場合、
即ちステップS410においてT2時間が経過したと判
断された場合又はステップS416においてTa時間が
経過していないと判断された場合には、ステップS41
9に続く手順により音声メッセージの再度の送信を試み
るオートリダイヤル機能を実現する。
【0041】以下、待機する所定時間が60秒であるこ
とを前提として、従来のオートリダイヤル機能と、移動
電話機100における新たなオートリダイヤル機能とを
比較して説明する。最初のメッセージ送信の際に送信相
手が通話中であり、その直後に送信相手の通話が終了し
たものとし、また、送信側の移動電話機は最初のメッセ
ージ送信のための発呼後80秒間は通信圏外に出て、そ
れ以後通信圏内に戻った場合を想定すると、従来のオー
トリダイヤル機能によれば、1回目のリダイヤルは自機
が通信圏外に存在するため失敗し、2回目のリダイヤル
によってメッセージの送信が成功するので、メッセージ
の送信が成功するまでに最初の発呼から少なくとも12
0秒を要する。
とを前提として、従来のオートリダイヤル機能と、移動
電話機100における新たなオートリダイヤル機能とを
比較して説明する。最初のメッセージ送信の際に送信相
手が通話中であり、その直後に送信相手の通話が終了し
たものとし、また、送信側の移動電話機は最初のメッセ
ージ送信のための発呼後80秒間は通信圏外に出て、そ
れ以後通信圏内に戻った場合を想定すると、従来のオー
トリダイヤル機能によれば、1回目のリダイヤルは自機
が通信圏外に存在するため失敗し、2回目のリダイヤル
によってメッセージの送信が成功するので、メッセージ
の送信が成功するまでに最初の発呼から少なくとも12
0秒を要する。
【0042】これに対して、移動電話機100における
新たなオートリダイヤル機能によれば、最初の発呼から
60秒経過して通信圏内外の判定を行い始め、判定開始
から20秒後には通信圏内と判定でき、その後、例えば
5秒間通信圏内に存在することを確認した後に発呼して
メッセージを送信するので、メッセージの送信が完了す
るまでに120秒もかからない。
新たなオートリダイヤル機能によれば、最初の発呼から
60秒経過して通信圏内外の判定を行い始め、判定開始
から20秒後には通信圏内と判定でき、その後、例えば
5秒間通信圏内に存在することを確認した後に発呼して
メッセージを送信するので、メッセージの送信が完了す
るまでに120秒もかからない。
【0043】このように、移動電話機100における文
字メッセージ又は音声メッセージ送信の未完了時のオー
トリダイヤル機能によれば、相手側の状況変化を待つた
めに所定時間は待機するが、その後可能な限り迅速にメ
ッセージの再送ができる。また、このオートリダイヤル
機能によれば、メッセージの再度の送信を試みた回数
が、自機が通信圏外に存在するという要因によって増加
して所定の上限回数に達してしまうようなことがない。
字メッセージ又は音声メッセージ送信の未完了時のオー
トリダイヤル機能によれば、相手側の状況変化を待つた
めに所定時間は待機するが、その後可能な限り迅速にメ
ッセージの再送ができる。また、このオートリダイヤル
機能によれば、メッセージの再度の送信を試みた回数
が、自機が通信圏外に存在するという要因によって増加
して所定の上限回数に達してしまうようなことがない。
【0044】以上、本発明に係る移動電話機について、
実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれら実施
の形態に限られないことは勿論である。即ち、 (1)本実施の形態では、リダイヤル回数に上限を定
め、送信管理情報の要素に再送カウンタを設けてリダイ
ヤル回数を管理したが、リダイヤル回数に上限を定めな
いこととしてもよい。 (2)本実施の形態では、オートリダイヤル制御処理
は、文字メッセージ又は音声メッセージの送信が未完了
である場合という異常時の例外処理として行われること
としたが、本発明はこれに限定されることはなく、例え
ば、電話番号と文字メッセージを入力すると所定の時刻
に送信する機能を移動電話機に盛り込む場合等、単に送
信内容が確定した後に一定時間待機してその内容を送信
するという機能として、上述のオートリダイヤル制御処
理を用いてもよい。
実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれら実施
の形態に限られないことは勿論である。即ち、 (1)本実施の形態では、リダイヤル回数に上限を定
め、送信管理情報の要素に再送カウンタを設けてリダイ
ヤル回数を管理したが、リダイヤル回数に上限を定めな
いこととしてもよい。 (2)本実施の形態では、オートリダイヤル制御処理
は、文字メッセージ又は音声メッセージの送信が未完了
である場合という異常時の例外処理として行われること
としたが、本発明はこれに限定されることはなく、例え
ば、電話番号と文字メッセージを入力すると所定の時刻
に送信する機能を移動電話機に盛り込む場合等、単に送
信内容が確定した後に一定時間待機してその内容を送信
するという機能として、上述のオートリダイヤル制御処
理を用いてもよい。
【0045】移動電話機は、ユーザに携帯され移動する
ものであるため、所定の時刻において通信圏外に存在し
ない場合もあるが、例えば、移動電話機に、上述のオー
トリダイヤル制御に基づき所定の時刻に文字メッセージ
を送信する機能を付加して、かつ、リダイヤル回数に上
限を定めないこととすれば、所定の時刻以後可能な限り
速やかに、また確実に文字メッセージを送信することが
可能となる。 (3)本実施の形態では、再送タイマーを発呼時にスタ
ートすることとして、発呼からの所定時間の経過を検知
することにより、発呼間隔が少なくとも60秒等の所定
待機時間以上となるようにしていたが、この他、メッセ
ージの送信が正常に行えなかったと検知した時点、即ち
例外処理の入口(ステップS316、ステップS41
9)で再送タイマーをスタートするようにしてもよい。
また、相手側の状況変化を待つことを目的として計時す
るタイマーと、再発呼規制に対応することを目的として
計時するタイマーとを別個に設けて、これら2つのタイ
マーに基づきリダイヤルを試みるタイミングを算出し
て、そのタイミングに通信圏内外の判定(ステップS3
04、ステップS405)を開始することとしてもよ
い。 (4)本実施の形態で示した、再送タイマーがフルにな
った後の通信圏内外の判定(ステップS304、ステッ
プS405)において、通信圏外であると判定した場合
には(NOの分岐)、制御部130は、ブザー143を
鳴らし、リダイヤル実行のため通信圏内に移動すべき旨
の勧告をLCD142に表示することとしてもよい。
ものであるため、所定の時刻において通信圏外に存在し
ない場合もあるが、例えば、移動電話機に、上述のオー
トリダイヤル制御に基づき所定の時刻に文字メッセージ
を送信する機能を付加して、かつ、リダイヤル回数に上
限を定めないこととすれば、所定の時刻以後可能な限り
速やかに、また確実に文字メッセージを送信することが
可能となる。 (3)本実施の形態では、再送タイマーを発呼時にスタ
ートすることとして、発呼からの所定時間の経過を検知
することにより、発呼間隔が少なくとも60秒等の所定
待機時間以上となるようにしていたが、この他、メッセ
ージの送信が正常に行えなかったと検知した時点、即ち
例外処理の入口(ステップS316、ステップS41
9)で再送タイマーをスタートするようにしてもよい。
また、相手側の状況変化を待つことを目的として計時す
るタイマーと、再発呼規制に対応することを目的として
計時するタイマーとを別個に設けて、これら2つのタイ
マーに基づきリダイヤルを試みるタイミングを算出し
て、そのタイミングに通信圏内外の判定(ステップS3
04、ステップS405)を開始することとしてもよ
い。 (4)本実施の形態で示した、再送タイマーがフルにな
った後の通信圏内外の判定(ステップS304、ステッ
プS405)において、通信圏外であると判定した場合
には(NOの分岐)、制御部130は、ブザー143を
鳴らし、リダイヤル実行のため通信圏内に移動すべき旨
の勧告をLCD142に表示することとしてもよい。
【0046】また、メッセージの送信未完了という事態
が発生したときに、メッセージの再送が予定されている
ことを示す文字列等をLCD142に表示することとし
てもよい。これによれば、ユーザは通信圏内にとどまる
必要があることを知ることができるようになる。 (5)本実施の形態では、文字メッセージ又は音声メッ
セージの送信機能について、1つのメッセージ及び電話
番号の入力を受け付けて送信する例を示したが、これに
限定されることはなく、メッセージと電話番号の組を複
数入力可能としてもよい。この場合、制御部130は、
メッセージ入力と電話番号入力を複数組受け付けると上
述の送信管理情報を複数作成し、通信圏内判定以後(図
2ステップS304以後、図4ステップS405以後)
送信完了表示又は送信失敗表示までの処理を連続的に行
うこととすればよい。即ち、制御部130は、各送信管
理情報を参照して処理済になるまで、必要に応じオート
リダイヤル制御処理を実行することになる。処理済とな
った送信管理情報とは、状態コードが正常に送信が行わ
れた状態を示す値となっているもの、又は状態コードが
異常コード値となりかつ再送カウンタが上限値を超えた
ものをいう。なお、送信失敗表示(ステップS319、
ステップS422)は、送信管理情報の状態コード、即
ち異常コード値をLCD142に表示することとしても
よく、また、異常コード値の意味内容を示す文字列をL
CD142に表示することとしてもよい。 (6)本実施の形態では、送信の対象及びオートリダイ
ヤル制御による再送信の対象が、文字メッセージ又は音
声メッセージであることとしたが、送信対象がこれに限
定されることはなく、例えば動画、静止画等の画像デー
タを送信対象としてもよい。 (7)本実施の形態では、文字メッセージの送信機能に
ついて、DDIポケット電話グループの簡易文字伝送サ
ービスを利用する場合を前提としたが、これに限定され
ることはなく、他社の提供する文字コードの伝送サービ
スを利用することとしてもよい。この場合は、メッセー
ジ送信のシーケンスや受信完了信号は当該サービスに対
応して変更すればよい。 (8)本実施の形態では、制御部130が通信圏内でな
いと判定した場合に、再度判定を繰り返すこととしたが
(ステップS304、ステップS405)、この繰り返
しは、オートリダイヤル制御処理における所定待機時間
よりも小さな間隔でなされるものであれば、即時に繰り
返すこととしても、例えば10秒といった一定時間経過
後に繰り返すこととしてもよい。 (9)本実施の形態では、例外処理としてオートリダイ
ヤル制御処理を行うための動作を行うこととしたが、こ
の動作に先駆けて、例えば回線が接続されたままであれ
ば切断シーケンスを行う等のリダイヤル可能な状態に戻
す処理がなされるものとする。 (10)本実施の形態では、Ta時間、Tb時間をユー
ザに設定させることとしたが、ユーザの設定がない場合
は、予め定めている所定の時間を用いることとしてもよ
い。また、Ta時間、Tb時間は、通常の時間ではなく
て、音声メッセージを何回繰り返すかという繰り返し周
期数で設定することとしてもよい。この場合、例えば、
Ta時間として2回が設定されるとすると、制御部13
0は音声メッセージを2回繰り返す前に電話回線が切断
されたならば送信未完了としてオートリダイヤル制御処
理等の例外処理を行う(ステップS416)。 (11)本実施の形態では、制御部130は録再部12
3から音声メッセージの識別情報を受け取ることにより
この識別情報を送信管理情報の要素としてフラッシュR
OM131に格納することとしたが、入力された音声メ
ッセージを送信時に再生させるために必要な情報を送信
管理情報の要素としてフラッシュROM131に格納さ
えできればこれに限定されることはない。また、本実施
の形態では、録再部123の録音再生用ICが音声メッ
セージを記録することとしたが、これに限定されること
はなく、例えば、フラッシュROM131に音声メッセ
ージを格納してもよい。 (12)本実施の形態では、録音された音声メッセージ
に付加して、受信確認信号の催促メッセージを送信する
こととしたが、催促メッセージを送信しないようにして
もよい。 (13)本実施の形態における移動電話機のオートリダ
イヤル制御を含む文字メッセージ送信機能及び音声メッ
セージ送信機能に関する処理手順(図2、図4のフロー
チャートの手順)等を機械語プログラムにより実現し、
これを記録媒体に記録して流通・販売の対象にしても良
い。このような記録媒体には、ICカードや光ディス
ク、フロッピーディスク、ROM等があるが、これらに
記録された機械語プログラムは、プログラム実行能力を
有する移動電話機内にインストールされることにより利
用に供される。即ち、プログラム実行能力を有する移動
電話機は、インストールされた上記機械語プログラムを
逐次実行することにより、通信圏内外の判定を伴うオー
トリダイヤル制御を含む、文字メッセージ送信機能ある
いは音声メッセージ送信機能を実現することができるよ
うになる。
が発生したときに、メッセージの再送が予定されている
ことを示す文字列等をLCD142に表示することとし
てもよい。これによれば、ユーザは通信圏内にとどまる
必要があることを知ることができるようになる。 (5)本実施の形態では、文字メッセージ又は音声メッ
セージの送信機能について、1つのメッセージ及び電話
番号の入力を受け付けて送信する例を示したが、これに
限定されることはなく、メッセージと電話番号の組を複
数入力可能としてもよい。この場合、制御部130は、
メッセージ入力と電話番号入力を複数組受け付けると上
述の送信管理情報を複数作成し、通信圏内判定以後(図
2ステップS304以後、図4ステップS405以後)
送信完了表示又は送信失敗表示までの処理を連続的に行
うこととすればよい。即ち、制御部130は、各送信管
理情報を参照して処理済になるまで、必要に応じオート
リダイヤル制御処理を実行することになる。処理済とな
った送信管理情報とは、状態コードが正常に送信が行わ
れた状態を示す値となっているもの、又は状態コードが
異常コード値となりかつ再送カウンタが上限値を超えた
ものをいう。なお、送信失敗表示(ステップS319、
ステップS422)は、送信管理情報の状態コード、即
ち異常コード値をLCD142に表示することとしても
よく、また、異常コード値の意味内容を示す文字列をL
CD142に表示することとしてもよい。 (6)本実施の形態では、送信の対象及びオートリダイ
ヤル制御による再送信の対象が、文字メッセージ又は音
声メッセージであることとしたが、送信対象がこれに限
定されることはなく、例えば動画、静止画等の画像デー
タを送信対象としてもよい。 (7)本実施の形態では、文字メッセージの送信機能に
ついて、DDIポケット電話グループの簡易文字伝送サ
ービスを利用する場合を前提としたが、これに限定され
ることはなく、他社の提供する文字コードの伝送サービ
スを利用することとしてもよい。この場合は、メッセー
ジ送信のシーケンスや受信完了信号は当該サービスに対
応して変更すればよい。 (8)本実施の形態では、制御部130が通信圏内でな
いと判定した場合に、再度判定を繰り返すこととしたが
(ステップS304、ステップS405)、この繰り返
しは、オートリダイヤル制御処理における所定待機時間
よりも小さな間隔でなされるものであれば、即時に繰り
返すこととしても、例えば10秒といった一定時間経過
後に繰り返すこととしてもよい。 (9)本実施の形態では、例外処理としてオートリダイ
ヤル制御処理を行うための動作を行うこととしたが、こ
の動作に先駆けて、例えば回線が接続されたままであれ
ば切断シーケンスを行う等のリダイヤル可能な状態に戻
す処理がなされるものとする。 (10)本実施の形態では、Ta時間、Tb時間をユー
ザに設定させることとしたが、ユーザの設定がない場合
は、予め定めている所定の時間を用いることとしてもよ
い。また、Ta時間、Tb時間は、通常の時間ではなく
て、音声メッセージを何回繰り返すかという繰り返し周
期数で設定することとしてもよい。この場合、例えば、
Ta時間として2回が設定されるとすると、制御部13
0は音声メッセージを2回繰り返す前に電話回線が切断
されたならば送信未完了としてオートリダイヤル制御処
理等の例外処理を行う(ステップS416)。 (11)本実施の形態では、制御部130は録再部12
3から音声メッセージの識別情報を受け取ることにより
この識別情報を送信管理情報の要素としてフラッシュR
OM131に格納することとしたが、入力された音声メ
ッセージを送信時に再生させるために必要な情報を送信
管理情報の要素としてフラッシュROM131に格納さ
えできればこれに限定されることはない。また、本実施
の形態では、録再部123の録音再生用ICが音声メッ
セージを記録することとしたが、これに限定されること
はなく、例えば、フラッシュROM131に音声メッセ
ージを格納してもよい。 (12)本実施の形態では、録音された音声メッセージ
に付加して、受信確認信号の催促メッセージを送信する
こととしたが、催促メッセージを送信しないようにして
もよい。 (13)本実施の形態における移動電話機のオートリダ
イヤル制御を含む文字メッセージ送信機能及び音声メッ
セージ送信機能に関する処理手順(図2、図4のフロー
チャートの手順)等を機械語プログラムにより実現し、
これを記録媒体に記録して流通・販売の対象にしても良
い。このような記録媒体には、ICカードや光ディス
ク、フロッピーディスク、ROM等があるが、これらに
記録された機械語プログラムは、プログラム実行能力を
有する移動電話機内にインストールされることにより利
用に供される。即ち、プログラム実行能力を有する移動
電話機は、インストールされた上記機械語プログラムを
逐次実行することにより、通信圏内外の判定を伴うオー
トリダイヤル制御を含む、文字メッセージ送信機能ある
いは音声メッセージ送信機能を実現することができるよ
うになる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る移動電話機は、無線基地局との無線接続を介して
電話機と通信を行う移動電話機であって、送信すべきメ
ッセージと通信先の電話番号とを記憶する記憶手段と、
前記電話番号あてに発呼して、前記メッセージを送信す
る送信手段と、直前になした発呼からの所定時間の経過
を検知する時間経過検知手段と、自機が無線基地局の通
信圏内に存在しているか否かを判定する圏内判定手段
と、メッセージの送信が正常終了せず未完了となったこ
とを検知する異常検知手段と、前記異常検知手段により
送信の未完了が検知された場合において、前記時間経過
検知手段により所定時間の経過が検知されると前記圏内
判定手段に前記判定を行わせ、前記圏内判定手段により
自機が前記通信圏内に存在していないと判定されたとき
には、前記判定を繰り返させ、自機が前記通信圏内に存
在していると判定されるのを待って、前記電話番号あて
に発呼し、前記メッセージを送信する再送信手段とを備
えることを特徴とする。
に係る移動電話機は、無線基地局との無線接続を介して
電話機と通信を行う移動電話機であって、送信すべきメ
ッセージと通信先の電話番号とを記憶する記憶手段と、
前記電話番号あてに発呼して、前記メッセージを送信す
る送信手段と、直前になした発呼からの所定時間の経過
を検知する時間経過検知手段と、自機が無線基地局の通
信圏内に存在しているか否かを判定する圏内判定手段
と、メッセージの送信が正常終了せず未完了となったこ
とを検知する異常検知手段と、前記異常検知手段により
送信の未完了が検知された場合において、前記時間経過
検知手段により所定時間の経過が検知されると前記圏内
判定手段に前記判定を行わせ、前記圏内判定手段により
自機が前記通信圏内に存在していないと判定されたとき
には、前記判定を繰り返させ、自機が前記通信圏内に存
在していると判定されるのを待って、前記電話番号あて
に発呼し、前記メッセージを送信する再送信手段とを備
えることを特徴とする。
【0048】これにより、メッセージを送信した際に、
送信相手が通信圏外に存在していること、他者と通話中
であること、メッセージ送信途中において送信相手の電
話機等に一時的に障害が発生したこと等の原因により、
その送信が正常に行えなかったときに、適切にメッセー
ジの再送を試みるオートリダイヤル機能が実現される。
即ち、これにより、直前の発呼のタイミングから送信相
手側の状況変化を待つ等のために所定時間の経過を待
ち、その後、自機が通信圏内に入り次第、メッセージの
再度の送信を試みるため、最低限所定時間の経過を待っ
た上で可能な限り迅速に、また確実にメッセージの送信
を行うことができる。
送信相手が通信圏外に存在していること、他者と通話中
であること、メッセージ送信途中において送信相手の電
話機等に一時的に障害が発生したこと等の原因により、
その送信が正常に行えなかったときに、適切にメッセー
ジの再送を試みるオートリダイヤル機能が実現される。
即ち、これにより、直前の発呼のタイミングから送信相
手側の状況変化を待つ等のために所定時間の経過を待
ち、その後、自機が通信圏内に入り次第、メッセージの
再度の送信を試みるため、最低限所定時間の経過を待っ
た上で可能な限り迅速に、また確実にメッセージの送信
を行うことができる。
【0049】ここで、前記記憶手段はさらに、メッセー
ジの再送を試みる回数の上限値を記憶し、前記移動電話
機はさらに、前記再送信手段によるメッセージの送信の
回数が前記上限値を超えた場合に、前記再送信手段によ
る発呼及びメッセージの送信を停止させる回数制限制御
手段を備えることとすることもできる。これにより、メ
ッセージ送信が未完了となった場合に送信を再試行する
回数を所定の上限回数以内に制限することができ、この
とき、メッセージの再度の送信を試みた回数が、自機が
通信圏外に存在するという要因によって増加して所定の
上限回数に達してしまうようなことがない。
ジの再送を試みる回数の上限値を記憶し、前記移動電話
機はさらに、前記再送信手段によるメッセージの送信の
回数が前記上限値を超えた場合に、前記再送信手段によ
る発呼及びメッセージの送信を停止させる回数制限制御
手段を備えることとすることもできる。これにより、メ
ッセージ送信が未完了となった場合に送信を再試行する
回数を所定の上限回数以内に制限することができ、この
とき、メッセージの再度の送信を試みた回数が、自機が
通信圏外に存在するという要因によって増加して所定の
上限回数に達してしまうようなことがない。
【0050】また、前記移動電話機はさらに、前記メッ
セージの入力を受け付け前記記憶手段に記憶させる送信
メッセージ入力受付手段と、前記電話番号の入力を受け
付け前記記憶手段に記憶させる電話番号入力受付手段と
を備え、前記送信手段は、前記メッセージ及び前記電話
番号の入力が受け付けられると、前記圏内判定手段に前
記判定を行わせ、前記圏内判定手段により自機が前記通
信圏内に存在していないと判定されたときには、前記圏
内判定手段に前記判定を繰り返させ、自機が前記通信圏
内に存在していると判定されるのを待って、前記電話番
号あてに発呼し、前記メッセージを送信することとする
こともできる。
セージの入力を受け付け前記記憶手段に記憶させる送信
メッセージ入力受付手段と、前記電話番号の入力を受け
付け前記記憶手段に記憶させる電話番号入力受付手段と
を備え、前記送信手段は、前記メッセージ及び前記電話
番号の入力が受け付けられると、前記圏内判定手段に前
記判定を行わせ、前記圏内判定手段により自機が前記通
信圏内に存在していないと判定されたときには、前記圏
内判定手段に前記判定を繰り返させ、自機が前記通信圏
内に存在していると判定されるのを待って、前記電話番
号あてに発呼し、前記メッセージを送信することとする
こともできる。
【0051】これにより、移動電話機にメッセージ及び
電話番号を入力すると、移動電話機が通信圏内に入り次
第迅速にメッセージを送信することができ、送信相手が
他者と通話中等により送信に失敗した場合であっても、
通信圏内外の判定を伴うオートリダイヤル機能によりそ
のメッセージを迅速確実に送信することができる。この
ように、本発明は、PHS電話機等の移動電話機に適し
たオートリダイヤル機能を実現する技術として実用的効
果は大きく、PHS電話機等の利用の可能性を拡大する
有用な技術である。
電話番号を入力すると、移動電話機が通信圏内に入り次
第迅速にメッセージを送信することができ、送信相手が
他者と通話中等により送信に失敗した場合であっても、
通信圏内外の判定を伴うオートリダイヤル機能によりそ
のメッセージを迅速確実に送信することができる。この
ように、本発明は、PHS電話機等の移動電話機に適し
たオートリダイヤル機能を実現する技術として実用的効
果は大きく、PHS電話機等の利用の可能性を拡大する
有用な技術である。
【図1】本発明の実施の形態に係る移動電話機100の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】文字メッセージ送信機能を実現する動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】フラッシュROM131に格納される送信管理
情報の例を示す図である。
情報の例を示す図である。
【図4】音声メッセージ送信機能を実現する動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
100 移動電話機 110 高周波部 111 アンテナ 121 変調部 122 復調部 123 録再部 124 DTMFレシーバ 125 マイク 126 レシーバ 130 制御部 131 フラッシュROM 141 キーパッド 142 LCD 143 ブザー 201 メッセージ 202 電話番号 203 状態コード 204 再送カウンタ
Claims (3)
- 【請求項1】 無線基地局との無線接続を介して電話機
と通信を行う移動電話機であって、 送信すべきメッセージと通信先の電話番号とを記憶する
記憶手段と、 前記電話番号あてに発呼して、前記メッセージを送信す
る送信手段と、 直前になした発呼からの所定時間の経過を検知する時間
経過検知手段と、 自機が無線基地局の通信圏内に存在しているか否かを判
定する圏内判定手段と、 メッセージの送信が正常終了せず未完了となったことを
検知する異常検知手段と、 前記異常検知手段により送信の未完了が検知された場合
において、前記時間経過検知手段により所定時間の経過
が検知されると前記圏内判定手段に前記判定を行わせ、
前記圏内判定手段により自機が前記通信圏内に存在して
いないと判定されたときには、前記判定を繰り返させ、
自機が前記通信圏内に存在していると判定されるのを待
って、前記電話番号あてに発呼し、前記メッセージを送
信する再送信手段とを備えることを特徴とする移動電話
機。 - 【請求項2】 前記記憶手段はさらに、メッセージの再
送を試みる回数の上限値を記憶し、 前記移動電話機はさらに、前記再送信手段によるメッセ
ージの送信の回数が前記上限値を超えた場合に、前記再
送信手段による発呼及びメッセージの送信を停止させる
回数制限制御手段を備えることを特徴とする請求項1記
載の移動電話機。 - 【請求項3】 前記移動電話機はさらに、 前記メッセージの入力を受け付け前記記憶手段に記憶さ
せる送信メッセージ入力受付手段と、 前記電話番号の入力を受け付け前記記憶手段に記憶させ
る電話番号入力受付手段とを備え、 前記送信手段は、前記メッセージ及び前記電話番号の入
力が受け付けられると、前記圏内判定手段に前記判定を
行わせ、前記圏内判定手段により自機が前記通信圏内に
存在していないと判定されたときには、前記圏内判定手
段に前記判定を繰り返させ、自機が前記通信圏内に存在
していると判定されるのを待って、前記電話番号あてに
発呼し、前記メッセージを送信することを特徴とする請
求項1又は2記載の移動電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15207599A JP2000341760A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 自動再発信機能付き移動電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15207599A JP2000341760A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 自動再発信機能付き移動電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000341760A true JP2000341760A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15532517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15207599A Pending JP2000341760A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 自動再発信機能付き移動電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000341760A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003061156A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Nec Corp | 音声伝送方法、通信システム及び通信端末 |
JP2006146702A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | 非常通報装置 |
GB2455705A (en) * | 2007-12-07 | 2009-06-24 | Symbian Software Ltd | A mobile communications device which can automatically re-send messages |
JP2011030155A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Nec Corp | 自動連絡システム、自動連絡装置、自動連絡プログラム、および自動連絡方法 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15207599A patent/JP2000341760A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003061156A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Nec Corp | 音声伝送方法、通信システム及び通信端末 |
JP4636219B2 (ja) * | 2001-08-21 | 2011-02-23 | 日本電気株式会社 | 音声伝送方法、通信システム及び通信端末 |
JP2006146702A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | 非常通報装置 |
JP4684630B2 (ja) * | 2004-11-22 | 2011-05-18 | 三菱電機株式会社 | 非常通報装置 |
GB2455705A (en) * | 2007-12-07 | 2009-06-24 | Symbian Software Ltd | A mobile communications device which can automatically re-send messages |
JP2011030155A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Nec Corp | 自動連絡システム、自動連絡装置、自動連絡プログラム、および自動連絡方法 |
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