JP2000340943A - 表面電極部品の接合方法及び表面電極部品 - Google Patents

表面電極部品の接合方法及び表面電極部品

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JP2000340943A
JP2000340943A JP14586299A JP14586299A JP2000340943A JP 2000340943 A JP2000340943 A JP 2000340943A JP 14586299 A JP14586299 A JP 14586299A JP 14586299 A JP14586299 A JP 14586299A JP 2000340943 A JP2000340943 A JP 2000340943A
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JP
Japan
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surface electrode
electrode component
cream solder
component
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JP14586299A
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Yoshihiko Imai
義彦 今井
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面電極部品をプリント基板に正常な位置及
び状態に接合できるようにする。 【解決手段】 セラミックコンデンサ10を、プリント
基板17のランド16に接合するため、クリームハンダ
15を表面電極14とランド16の間に印刷する。クリ
ームハンダの高さを約150μm、表面電極14の高さ
を約50μmにすることにより、溶融されるクリームハ
ンダから、表面電極14を包み込むフィレット15a、
フィレット15bを発生させ、セラミックコンデンサ1
0を安定した状態に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面電極部品をプ
リント基板に接合する表面電極品の接合方法及び表面電
極部品に関し、特にセラミックコンデンサ等の表面電極
部品をプリント基板に接合する表面電極部品の接合方法
及び表面電極部品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の、携帯電話等の小型電子機器では
セラミックコンデンサ等が広く使用されている。
【0003】セラミックコンデンサでは、内部電極を外
部に引き出し、部品の下面に形成された表面電極に接続
し、この表面電極をプリント基板上に接合している。こ
のような部品を表面電極部品と称する。表面電極部品で
はプリント基板のランドにクリームハンダを印刷し、表
面電極部品をクリームハンダの上に載せ、温度を上昇さ
せてクリームハンダを溶融させて、表面電極部品をプリ
ント基板に接合する。
【0004】以下、従来の技術について、図面を参照し
て説明する。図3は、従来のセラミックコンデンサの概
略構成を示す図である。セラミックコンデンサ20は、
コンデンサ機能素子を内部に有するセラミック素体21
と、セラミック素体21内部のコンデンサ機能素子と接
続された表面電極24a、24b、24c、24dから
構成される。
【0005】図4は、従来のセラミックコンデンサの断
面図である。セラミック素体21内部に、電極板22a
〜22nが互いに重ね合わせて配列され、内部電極23
a、23bに接続されている。内部電極23aには、表
面電極24aと表面電極24cとが接合され、内部電極
23bには、表面電極24bと表面電極24dとが接合
される。表面電極24a〜24dの高さは、約10μm
である。
【0006】図5は、従来のセラミックコンデンサの接
合方法の手順を示した図である。表面電極24を、レジ
スト膜28に覆われたプリント基板27上に設けられた
ランド26に接続するため、クリームハンダ25を表面
電極24とランド26の間に印刷する。クリームハンダ
25の高さは、約150μmである(A)。
【0007】印刷されたクリームハンダ25を加熱し溶
融させる(B)。溶融されたクリームハンダ25の上
に、セラミックコンデンサ20が浮かぶような形で、溶
融されたクリームハンダ25が凝固し、セラミックコン
デンサ20と、プリント基板27との接合が完了する
(C)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の表面電
極部品では、接合面積が少なく、クリームハンダの表面
張力によりクリームハンダ表面が球面状となるので、セ
ラミックコンデンサが接合時に傾いてしまうという問題
が生じた。この結果、実装位置がずれたり、傾きにより
隣の部品と干渉したりする。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、プリント基板に正常な位置及び状態に接合で
きる表面電極品の接合方法を提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的は、このような表面電極品
の接合方法に使用する表面電極部品を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、電極の高さが、クリームハンダの溶融時
の厚さの約半分の表面電極部品を印刷ハンダの上に置
き、前記ハンダを溶融させてフィレットを形成し、前記
表面電極部品をランド上に接合することを特徴とする表
面電極部品の接合方法が提供される。
【0011】上記のように、表面電極部品の表面電極の
高さをクリームハンダの溶融時の厚さの約半分としたの
で、ハンダが溶融したときに、表面電極の側面にクリー
ムハンダの厚さの約半分の高さのフィレットが形成され
る。このフィレットにより、表面電極部品を正常な状態
に保持し、結果として表面電極部品を正常な位置及び正
常な状態に接合できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表面電極品の
接続方法及び表面電極部品の実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0013】図2は、本発明の一実施の形態であるセラ
ミックコンデンサの断面図である。セラミックコンデン
サ10は、セラミック素体11内部に、電極板12a〜
12nが互いに重ね合わせて配列され、内部電極13
a、13bに接続されている。内部電極13aには、表
面電極14aと表面電極14cとが接合され、内部電極
13bには、表面電極14bと表面電極14dとが接合
される。表面電極14a〜14dの高さは、約50μm
である。
【0014】セラミック素体11の素材は、アルミナ、
チタン酸バリウムが使用される。内部電極13a、13
bの材質は、銀ペースト、銀−パラジウムペースト、ニ
ッケルペーストが使用される。表面電極14a〜14d
の材質は、銀−パラジウム、ハンダメッキが使用され
る。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態であるセラ
ミックコンデンサの接合方法の手順を示した図である。
セラミック素体11に接続されている表面電極14を、
レジスト膜18に覆われたプリント基板17上に設けら
れたランド16に接続するため、クリームハンダ15を
表面電極14とランド16の間に印刷する。クリームハ
ンダ15の高さは、約150μmである(A)。
【0016】印刷されたクリームハンダ15を溶融する
ため、120〜150度の温室におよそ2分間格納す
る。溶融されたクリームハンダ15の高さは、約100
μmに変化する。ここで、表面電極14を約50μmと
したことにより、溶融したクリームハンダ15が表面電
極14の側面に濡れ上がる(B)。
【0017】表面電極14を包み込むようにフィレット
15aと、フィレット15bとが発生する。このフィレ
ット15a、15bによってセラミックコンデンサ10
は安定して支えられ、表面電極14は安定を保ちながら
ランド16に沈み込む。
【0018】この状態でクリームハンダ15が凝固し、
セラミックコンデンサ10と、プリント基板17との接
合が完了する(C)。このように、表面電極14の高さ
はクリームハンダ15の溶融したときの高さ100μm
の約半分の50μmが望ましい。表面電極14の高さを
50μm以上にすることにより、十分なフィレット15
a、15bが形成されるからである。
【0019】更に、これ以上電極を高くした場合は、か
えって溶融されたクリームハンダによる安定した実装状
態が保てなくなる。上記の例では、クリームハンダの厚
さを150μmとし、溶融状態は100μmとしたが、
これらの数値に限定されることなく、クリームハンダの
厚さによって、最適なフィレットが作られるように表面
電極の高さを決定することができる。
【0020】上記の説明では表面電極部品をセラミック
コンデンサとして説明したが、セラミック抵抗、セラミ
ック高周波コイル等の表面電極部品にも同様に適用する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表面電極
品の接合方法では、表面電極の高さをクリームハンダの
溶融時の半分としたので、ハンダが溶融したときに表面
電極部品を安定して支えるフィレットが形成され、表面
電極部品を正常な位置及び正常な状態に接合でき、接合
強度も改善される。
【0022】また、本発明の表面電極部品では、表面電
極部品の電極の高さをクリームハンダの溶融時の約半分
としたので、プリント基板に実装したときに、正常な位
置及び状態に接合でき、接合強度も改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるセラミックコンデ
ンサの接合方法の手順を示した図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるセラミックコンデ
ンサの断面図である。
【図3】従来のセラミックコンデンサの概略構成を示し
た図である。
【図4】従来のセラミックコンデンサの断面図である。
【図5】従来のセラミックコンデンサの接合方法の手順
を示した図である。
【符号の説明】
10…セラミックコンデンサ、11…セラミック素体、
12a〜12n…電極板、13a〜13b…内部電極、1
4…表面電極、14a〜14d…表面電極、15…クリ
ームハンダ、16…ランド、17…プリント基板、18
…レジスト膜、20…セラミックコンデンサ、21…セ
ラミック素体、22a〜22n…電極板、23a〜23b
…内部電極、24…表面電極、24a〜24d…表面電
極、25…クリームハンダ、26…ランド、27…プリ
ント基板、28…レジスト膜

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面電極部品をベースに接合する表面電
    極部品の接合方法において、 電極の高さが、クリームハンダの溶融時の厚さの約半分
    の表面電極部品を印刷ハンダの上に置き、 前記ハンダを溶融させてフィレットを形成し、前記表面
    電極部品をランド上に接合することを特徴とする表面電
    極部品の接合方法。
  2. 【請求項2】 前記電極の高さを50μm以上としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の表面電極部品の接合方
    法。
  3. 【請求項3】 前記表面電極部品はセラミックコンデン
    サであることを特徴とする請求項1記載の表面電極部品
    の接合方法。
  4. 【請求項4】 前記表面電極部品はセラミック抵抗であ
    ることを特徴とする請求項1記載の表面電極部品の接合
    方法。
  5. 【請求項5】 前記表面電極部品はセラミック高周波コ
    イルであることを特徴とする請求項1記載の表面電極部
    品の接合方法。
  6. 【請求項6】 表面実装型の表面電極部品において、 電極の高さが、クリームハンダの溶融時の厚さの約半分
    であることを特徴とする表面電極部品。
  7. 【請求項7】 前記電極の高さを50μm以上としたこ
    とを特徴とする請求項6記載の表面電極部品。
  8. 【請求項8】 前記表面電極部品はセラミックコンデン
    サであることを特徴とする請求項6記載の表面電極部
    品。
  9. 【請求項9】 前記表面電極部品はセラミック抵抗であ
    ることを特徴とする請求項6記載の表面電極部品。
  10. 【請求項10】 前記表面電極部品はセラミック高周波
    コイルであることを特徴とする請求項6記載の表面電極
    部品。
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