JP2000340115A - 画像表示装置の製造方法及びその方法を実施する為の製造装置 - Google Patents

画像表示装置の製造方法及びその方法を実施する為の製造装置

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JP2000340115A
JP2000340115A JP11146856A JP14685699A JP2000340115A JP 2000340115 A JP2000340115 A JP 2000340115A JP 11146856 A JP11146856 A JP 11146856A JP 14685699 A JP14685699 A JP 14685699A JP 2000340115 A JP2000340115 A JP 2000340115A
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Yasue Sato
安栄 佐藤
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程の途中で正確に製造工程中の画像表
示装置内の状態を定量的に把握し、該製造工程の不良を
判断する方法と、そのための装置の提供。 【解決手段】 真空気密可能な外囲器を必要とする画像
表示装置の製造方法において、前記外囲器内を真空排気
する製造装置の排気流路の一部に設置したコンダクタン
スのオリフィスを用い前記外囲器内の雰囲気の状態を監
視しながら行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子源を有する平
板型画像表示装置の製造方法及びこの方法を実施するた
めの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来自発光型平板状画像表示装置にはプ
ラズマディスプレイ、EL表示装置、電子線を用いた平
板状画像表示装置がある。これらについて現在大画面
化、高精細化の要求が増大し、ますます自発光型平板状
画像表示装置のニーズが高まりつつある。電子線を用い
た自発光型平板状画像表示装置には、例えばフェースプ
レートとリアプレート、外枠に挟まれた真空外囲器内に
電子ビームを発生する電子源として表面伝導型電子放出
素子を用い、該電子ビームを加速し蛍光体に照射し発光
させ画像を表示させる薄型の画像表示装置が本出願人よ
り出願されている(特開平7−235255号公報)。
前述の表面伝導型電子放出素子は構造が単純で製造も容
易で大面積の基板上に配列形成できることから、大面積
の画像表示装置に好適な電子源である。前記表面伝導型
電子放出素子の基本的な構成、製造プロセス、前記表面
伝導型電子放出素子を用いた画像表示装置の製造方法に
関しても特開平7−235255号公報に本出願人より
公開されている。このほか電子源として前記表面伝導型
電子放出素子のほか熱カソードを用いた熱電子源、電界
放出型電子放出素子(W.P.Dyke & W.W.
Dolan,”Field emission”,Ad
vance in Electron Physic
s,8,89(1956)やC.A.Spindt,”
Physicalproperties of thi
n−film field emission cat
hodes with molybdenum con
es”,J.Appl.Phys.,47,5248
(1976)等)、金属/絶縁層/金属型電子放出素子
(C.A.Mead,”The tunnel−emi
ssion amplifier”,J.Appl.P
hys.,32,646(1961)等)が知られてい
る。
【0003】前述の電子源を用いた自発光型平板状画像
表示装置の製造方法、特に真空排気の工程について、特
開平7−302545号公報に開示されている例を参考
に図8を用いて説明する。同図において801は真空外
囲器内に電界放出型電子放出素子を用いた電子源、蛍光
体を有し前記外囲器内を真空排気するための排気管80
2を少なくとも有する画像表示装置である。803は画
像表示装置801を350℃程度まで加熱可能な加熱
炉、804は排気管802を以後説明する排気装置に接
続するための真空気密可能な排気管アダプタ、805は
マニホールド、806はマニホールド805内の圧力を
測定するための電離真空計、807は主真空ポンプであ
る所のターボ分子ポンプ、808は補助ポンプである所
のロータリーポンプ、809〜813は真空気密可能な
バルブである。前述の装置を用い真空排気の工程を説明
する。
【0004】予めバルブ809、811を閉じ、バルブ
810、812、813を開けターボ分子ポンプ80
7、ロータリーポンプ808を稼動させ、マニホールド
805内を10-4Pa程度以下の圧力に真空排気してお
く。次に画像表示装置801を加熱炉803内にいれ加
熱炉803から排気管802を部分的に出し排気管アダ
プタ804に接続する。バルブ810、812を閉じ、
バルブ811を開けマニホールド805内を圧力が数P
a程度まで真空排気する。次にバルブ811を閉じバル
ブ810、812を開け、加熱炉803を徐々に加熱し
画像表示装置801が350℃になるまで昇温し、その
後350℃の温度で8時間ほど加熱しベーキングしなが
ら画像表示装置801内を排気する。その後徐々に温度
を下げ画像表示装置801の温度が200℃〜100℃
になったとき排気管をバーナー等(不図示)を用いチッ
プオフする。真空排気中の画像表示装置801の状態は
マニホールド805内の圧力を電離真空計806によっ
て測定し推測する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述従来例では、排気
時間をなるべく短くするためマニホールド805の排気
コンダクタンスをなるべく大きく、排気管802のコン
ダクタンスに比べ2桁以上大きくする。このためマニホ
ールド805内の圧力は画像表示装置801内の圧力を
反映し難くなり画像表示装置801内の圧力等の状態は
的確に把握し難い。またマニホールド805のコンダク
タンスは定量的に求め難いため画像表示装置801内の
圧力等の状態を定量的に把握し難い。従って真空排気以
前の工程で例えば内部に電子源の特性に悪い影響を及ぼ
すような汚染物質が付着したり、微少な真空漏れがあっ
ても発見できずそのまま工程が進むため、不良品となっ
てしまう。
【0006】本発明は、上述した従来技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、上述の問題点を除去した画
像表示装置の製造方法とこの方法を実施できる最適な製
造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来の画
像表示装置の製造方法とこの方法を実施する製造装置に
おける上述の諸問題を解決して本発明の目的を達成すべ
く、鋭意研究を重ねた結果完成に至ったものであり本発
明によって提供される画像表示装置の製造方法及びその
方法を実施する為の製造装置は以下のものである。
【0008】即ち本発明は真空気密可能な外囲器を必要
とする画像表示装置の製造方法において、前記外囲器内
を真空排気する製造装置の排気流路の一部に設置したコ
ンダクタンスのオリフィスを用い前記外囲器内の雰囲気
の状態を監視しながら行う製造方法によって上述の課題
を解決するものである。
【0009】また本発明の製造装置では前記表示装置の
外囲器と前記製造装置の主排気ポンプとの間の排気流路
の一部にオリフィスとしてコンダクタンスの小孔を設置
し、該小孔の上流側と下流側に圧力測定手段を少なくと
も設置した装置を用いることによって前述の製造方法を
実施して、上記の課題を解決するものである。
【0010】上記構成において、コンダクタンスのオリ
フィスの前後の全圧あるいは各ガス種の分圧を測定監視
することによって前記オリフィスのコンダクタンス値を
用い画像表示装置の外囲器から放出されるガスの放出量
を定量的に把握できる。従って、前記画像表示装置の外
囲器内の雰囲気の状態、例えば内表面の汚れやリーク量
を感度良く定量的に評価できるため、これ以後の工程を
中止したり、ベーキングの温度や時間等の条件を変える
判断基準を定量的に明確にできる。このことにより画像
表示装置の不良を減少させ、画像表示装置の電子源の特
性の劣化を防ぐることができる。また、本発明の製造装
置が有する、容易にコンダクタンス値を求めることがで
きるオリフィスである小孔、該小孔の上流側と下流側に
ある圧力測定手段を用い、本発明の製造方法を確実に実
施できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の方法および装置に於い
て、該真空気密可能な外囲器はそのなかに蛍光体と該蛍
光体を発光させる電子ビームを発生させる電子源とを少
なくとも有するものであるのが、本発明の実施の形態と
して好適である。
【0012】また、本発明方法の実施の形態としては、
該製造装置を70℃〜120℃の範囲のある一定温度に
加熱しながら該画像表示装置の製造を行うのが好まし
い。
【0013】また、本発明方法は、該画像表示装置の電
子源として表面伝導型電子放出素子を用い該画像表示装
置内に気体分子を導入し実施するのが、その好ましい実
施の形態である。
【0014】また、上記実施の形態に於いて、該製造装
置を70℃〜120℃の範囲のある一定温度に加熱しな
がら該画像表示装置内に気体分子を導入するのが好まし
い。
【0015】また、前記発明の方法に於いて、監視する
該雰囲気の状態の対象が該表示装置内から放出されるガ
スの全圧あるいは各ガス種の分圧あるいはその両方であ
るのが本発明の好適な実施形態である。
【0016】また、本発明方法の更なる実施の形態とし
ては、該表示装置の製造工程において、真空排気後又は
ベーキング後或いはその両方の工程で実施するのが好ま
しい。
【0017】一方、本発明装置の実施の形態としては、
該小孔を通して排気または該小孔を外しより大きなコン
ダクタンスで排気できる手段を設置するのが好ましい。
【0018】また、本発明装置において、該小孔が可動
可能な磁性体からなる板に設置してあって、該板を磁力
によって気密を保つ手段を有するのが好ましい実施形態
である。
【0019】また、該製造装置を70℃〜120℃の範
囲のある一定温度に加熱できる加熱手段を有するのが、
本発明装置の好ましい実施の形態である。
【0020】以下に図面を参考にして本発明の実施形態
について更に詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の製造方法を実施する製造装
置の一例を示す概略図である。同図において101はフ
ェースプレートとリアプレート、外枠に挟まれた真空外
囲器内に電子ビームを発生する電子源、蛍光体を有し前
記外囲器内を真空排気するための排気管102を少なく
とも有する画像表示装置である。103は画像表示装置
101を400℃程度まで加熱可能な加熱炉、104は
排気管102を接続するための真空気密可能な排気管ア
ダプタ、115はオリフィス、105はオリフィス11
5より上流にある測定室1、114はオリフィス115
より下流にある測定室2、106は測定室1 105
内の全圧を測定するための電離真空計1、116は測定
室1内の各ガス種の分圧を測定するための質量分析器
1、117は測定室2 114内の全圧を測定するた
めの電離真空計2、118は測定室2内の各ガス種の分
圧を測定するための質量分析器2、107は主真空ポン
プである所のターボ分子ポンプ、108は補助ポンプで
ある所のロータリーポンプ、109〜113は真空気密
可能なバルブである。
【0022】次に図1の装置を用いて実施する本発明の
製造方法について説明する。予めバルブ109、111
を閉じ、バルブ110、112、113を開けターボ分
子ポンプ107、ロータリーポンプ108を稼動させ、
測定室1 105及び測定室2 114内を10-4
Pa程度以下の圧力に真空排気しておく。次に画像表示
装置101を加熱炉103内にいれ加熱炉103から排
気管102を部分的に出し排気管アダプタ104に接続
する。ここで画像表示装置101は電子源として表面伝
導型電子放出素子、熱カソードを用いた熱電子源、電界
放出型電子放出素子等が適応可能で、特にその形態には
制限されない。また蛍光表示管、ブラウン管、真空管等
の製造工程にも本発明を実施できる。また排気管アダプ
タ104における排気管102の接続方法としてOリン
グ、ガラス溶着、エポキシ等の接着材による接着等が可
能で真空気密を保ち放出ガスが少なければ特にその方法
は制限されない。
【0023】次にバルブ110、112を閉じ、バルブ
111を開け画像表示装置101内を圧力が数Pa程度
まで真空排気をする。次にバルブ111を閉じバルブ1
10、112を開けターボ分子ポンプ107により真空
排気を行う。電離真空計1 106、質量分析器1
116、電離真空計2 117、質量分析器2
118を動作させ測定室1 105、測定室2 1
14内の全圧を電離真空計1 106、電離真空計2
117によってそれぞれ測定し、また各ガス種の分
圧を質量分析器1 116、質量分析器2 118に
よってそれぞれ測定する。今画像表示装置101内の圧
力をPP 、放出ガス量をQP 、測定室1 105内の
圧力をP1 、排気管アダプタ104〜測定室1 10
5間の放出ガス量をQ1 、測定室2 114内の圧力
をP2 、オリフィス115のコンダクタンスをC0とす
ると、圧力P1 、P2 が殆ど変化しないとき画像表示装
置101から放出されるガス量QP
【0024】
【数1】 QP =C0 (P1 −P2 )−Q1 (1) で表わされ値を求めることができる。ここでP1 は電離
真空計1 106又は質量分析器1 116で測定
した全圧又は分圧であり、P2 は電離真空計2 117又は質量分析器2 118で測定した全圧又は
分圧であり、Q1 は画像表示装置101を排気管アダプ
タ104に接続せず栓をして測定したバックグラウンド
放出ガス量である。また画像表示装置101内の圧力は
排気管102のコンダクタンスが排気管アダプタ104
と測定室1 105間のコンダクタンスに比べ充分小
さくその値をCC とすると画像表示装置101内の圧力
P
【0025】
【数2】 PP =(P1 −P2 )C0 /CC −Q1 /CC +P1 (2) で表わされ値を求めることができる。
【0026】式(1)によって画像表示装置101内の
全圧、全放出ガス量、各ガス種の放出ガス量、分圧を定
量的に求めることができる。例えば酸素と窒素の分圧の
比が1:4すなわち大気の組成比に近い場合は明らかに
画像表示装置101でリークが発生しており、これ以上
の工程は無駄で工程をストップさせることができる。ま
た酸素の量が通常のに比べ多い場合微少リークが発生し
ている場合が多く、ある値を設定しそれ以上ではこの後
の工程をストップする。また質量数が50以上のガス種
が多い場合は画像表示装置101内が汚染されている場
合が多くある値を設定しそれ以上ではこの後のベーキン
グ温度を上昇させたり、ベーキング時間を長くしこの汚
染を除去することができる。
【0027】ここで電離真空計として熱陰極型、冷陰極
型、B−Aゲージ、エキストラクターゲージ等を使うこ
とができ、所要の圧力が測定できれば電離真空計に限ら
ず特に型式には制限されない。また質量分析器として四
重極型質量分析器が好適であるが、この他、磁場偏向
型、オメガトロン質量分析器等も使用でき、所要の圧力
の分圧を測定できればその型式には特に制限されない。
尚電離真空計1 106で測定した全圧が電離真空計
2 117で測定した全圧にくらべて1桁以上大きけ
れば質量分析器2 118を省略し、質量分析器2
118から得られる各ガス種の分圧を0として計算し
ても大きな誤差は生じない。
【0028】またオリフィス105は測定室1 10
5と測定室2 114を隔てる壁に壁の厚さに比べ充
分大きな孔をあけたものを説明したが、図2に示した可
動機構を設け排気時にはオリフィス105を外しコンダ
クタンスを大きくすることにより排気時間を短縮でき
る。図2において201はオリフィス105を開けたオ
リフィス板、202はオリフィス板201を点線で示し
た位置まで移動できる回転導入機等の可動機構、203
は永久磁石であり、その他図1で示した符号と同一の符
号を付した部材、部品は同一のものを示す。同図におい
て画像表示装置1(不図示)の内部からの放出ガス量、
圧力を見積もるため電離真空計1 106、質量分析
器1 116、電離真空計2 117、質量分析器
2 118を用いて全圧、分圧を測定するときはオリ
フィス板201を図2の実線で示した位置にし、画像表
示装置101の排気を主目的にする場合は、オリフィス
板201を図2の点線で示した位置にしコンダクタンス
を大きくする。その結果排気時間を短縮できる。尚オリ
フィス105以外からガスの漏れが無視できるように、
オリフィス板201の材質を磁性材にし、永久磁石20
3を近づけオリフィス板201と測定室2 114の
壁に密着させても良い。
【0029】また測定中は画像表示装置101から放出
されたガスが測定室1 105と測定室2 114
の内壁に吸着し、画像表示装置101から放出された全
てのガスがオリフィス105を通過しないため正確に放
出ガス量を測定できない場合がある。これは吸着エネル
ギーの大きいガス種に顕著で水を含め水より吸着エネル
ギーが大きいガス種の場合である。この問題は排気管1
02から測定室2 114までの間の本製造装置の内
表面を全て加熱し吸着時間を減らすことによって解決で
きる。加熱する温度は高い方が良いが高すぎると前記内
表面から放出ガスが多くなり正確に放出ガス量を測定で
きなくなる。概ね加熱温度は70℃〜120℃が適当
で、これ以上では正確に測定できない。加熱手段は排気
管102から測定室2 114までの間の本製造装置
を加熱炉に入れるか、その間の部品部材にフレキシブル
ヒーターを巻き加熱してもよく、その手段には制限され
ない。
【0030】更に画像表示装置101の製造工程の中
で、画像表示装置101内に機能ガスを導入し、各種の
処理を行う場合、例えば電子源として表面伝導型電子放
出素子を用いたとき活性化という工程を行うがこの時炭
素を含むガスを導入するが、不純物混入の程度あるいは
画像表示装置101内の圧力を正確にある値に制御する
必要がある。この時も前記の本発明の製造方法が応用で
きる。
【0031】上記の製造工程後画像表示装置101を2
50℃〜350℃程度に加熱し適当な時間例えば8時間
程ベーキングしながら、内部を排気する。この時前記製
造装置側も150℃〜300℃のある温度にベーキング
しても良い。その後徐々に温度を下げ画像表示装置10
1の温度が200℃〜100℃になった時排気管をバー
ナー等(不図示)を用いてチップオフする。尚前記ベー
キング後の画像表示装置101内の放出ガス量を評価す
る場合は、封止をせずに排気管105を排気管アダプタ
104に接続したまま前記の方法で行うことができる。
この測定データによってベーキング工程までの評価がで
きる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、特許請求の範囲内であれば適宜変更できるものであ
る。
【0033】実施例1 先ず図3に示すような、電子源として表面伝導型電子放
出素子を用いた画像表示装置101を組み立てた。同図
において301はリアプレート、302は透明なガラス
基板からなるフェースプレート、303はフェースプレ
ート302の内側表面に塗布された蛍光体、304は蛍
光体303の表面に施されたメタルバック、305は外
枠、306はフリットガラス、307はゲッタである。
図4は、リアプレート301上に設置された表面伝導型
電子放出素子及び同素子を駆動するための配線の一部を
示す。同図において400は表面伝導型電子放出素子、
401は下配線、402は上配線、403は下配線40
1と上配線402を電気的に絶縁する層間絶縁膜、40
4は配線パッド、また図5は表面伝導型電子放出素子の
構造を示し、505、506は素子電極、507は導電
性薄膜、508は電子放出部である。その他これまで図
で示した部材と同一の符号を持つ部材は同一のものを示
す。
【0034】次に組み立て方法について説明する。リア
プレート301として大きさ240mm×320mm、
フェースプレート302として大きさ190mm×27
0mmのソーダガラスを用いた。リアプレート301の
一部には穴径φ9.6mmの排気用に穴をあけた。表面
伝導型電子放出素子400の素子電極505、506は
Ptを蒸着法によって成膜し、フォトリソグラフィ技術
(エッチング、リフトオフ等の加工技術も含む)によっ
て加工し、膜厚100nm、電極間距離L=2μm、素
子電極長さW=300μmの形状に形成した。導電性薄
膜507として有機金属溶液である有機パラジウム(奥
野製薬(株)製、CCP−4230)含有液を塗布し、
300℃で10分間焼成してパラジウムを主成分とする
微粒子(平均粒径:8nm)から成る微粒子膜を成膜
し、フォトリソグラフィ技術(エッチング、リフトオフ
等の加工技術も含む)によって加工し200μm×10
0μmの導電性薄膜507を形成した。次に下配線40
1としてAgペーストインキを印刷し、焼成(焼成温度
550℃)し、幅200μm、厚さ8μmの形状で10
0本形成した。次に層間絶縁膜403としてガラスペー
ストを印刷、焼成(焼成温度550℃)し、更に上配線
402としてAgペーストインキを印刷し、焼成(焼成
温度550℃)し、幅500μm、厚さ12μmの形状
で100本形成した。
【0035】一方、フェースプレート302には蛍光体
303としてグリーンの蛍光体(化成オプトニクス
(株)、P22GN4)を塗布し更にメタルバック30
4として厚さ200nmのAlを高分子フィルミングを
用いて作製した。
【0036】外枠305の形状は外形150mm×23
0mm、材質はソーダガラスである。更に外枠305に
はゲッタ307を取り付ける。前記外枠305をリアプ
レート301と前記フェースプレート302で挟み、該
リアプレート301、フェースプレート302と外枠3
05が接する部分にフリットガラス306(日本電気硝
子(株)、LS−7105)を塗布し、仮固定し、更に
内径10mm、外形12mmのソーダガラス製の排気管
102をフリットガラスを塗布しリアプレート301の
穴のあいた部分に仮固定し、これら全体を焼成炉に入れ
450℃で20分間焼成し画像表示装置101を組み立
てた。
【0037】次に図6に示す様に、組み立てた画像表示
装置101を製造装置に接続した。同図において601
はバルブ、602は活性化用物質、603は真空気密可
能な容器、604は300℃までの或る一定温度に加熱
可能な装置ベーキング系、605は100℃までの或る
一定温度に加熱できる恒温槽である。その他これまでの
図で示した部材と同一の符号を持つ部材は同一のものを
示す。主要部品部材について更に説明する。電離真空計
1 106、電離真空計2 117としてライボル
ト(株)製のエキストラクターゲージIE514、質量
分析器1 116、質量分析器2 118としてラ
イボルト(株)製の四重極型質量分析器H200M、タ
ーボ分子ポンプ107として(株)大阪真空機器製作所
製のTH250M、ロータリーポンプ108としてアル
カテル社製の2004A、可動機構202として日電ア
ネルバ(株)製の回転導入機954−7630を使用し
た。またオリフィス板201としては厚さ0.7mmニ
ッケル板を用い、オリフィス115としてはφ6mmの
孔をあけた。この時のコンダクタンスは3.3 l/s
ecである。また活性化用物質602としてベンゾニト
リルを使用した。
【0038】次に製造方法を説明する。予めバルブ10
9、111を閉じ、バルブ110、112、113を開
けオリフィス板115を点線の位置にし、ターボ分子ポ
ンプ107、ロータリーポンプ108を稼動させ、測定
室1 105及び測定室2114内を10-4Pa程度
以下の圧力に真空排気しておいた。次に排気管アダプタ
104への接続はOリングによって行った。次にバルブ
110、112を閉じ、バルブ111を開け画像表示装
置101内を圧力が数Pa程度まで真空排気した。次に
バルブ111を閉じバルブ110、112を開けターボ
分子ポンプ107により真空排気を行った。装置ベーキ
ング系604を動作させ装置ベーキング系604で覆っ
た部分を80℃に加熱した。電離真空計1 106、
質量分析器1 116、電離真空計2 117、質
量分析器2 118を動作させ、オリフィス板201
を実線の位置に設置し、永久磁石203を測定室2
114側にし、オリフィス板201を測定室2 11
4の内壁に密着させた。測定室1 105、測定室2
114内の全圧を電離真空計1 106、電離真
空計2 117によってそれぞれ測定し、また各ガス
種の分圧を質量分析器1 116、質量分析器2
118によってそれぞれ測定した。尚予め排気管アダプ
タ104に栓をしバックグラウンド放出ガス量Q1 を求
めておいた。先ず窒素と酸素の分圧比を評価し、4:1
に近ければこれ以後の工程は中止し、式(1)より求め
た酸素の放出ガス量が1×10-8(Pa・m3 /se
c)以上であれば画像表示装置101で微少リークが発
生している可能性が高くこれ以後の工程は中止した。ま
た質量数が50以上のガス種の放出ガス量が1×10 -8
(Pa・m3 /sec)以上の時はこれ以後のベーキン
グ工程の温度を300℃から330℃にしベーキングを
行う様にし、寿命を伸ばすことができ、画像表示装置1
01の製造の歩留まりを向上できた。
【0039】次に上配線302、下配線301に外部の
パルス発生器(不図示)を電気的に接続し、底辺1ms
ec、周期10msec、波高値5Vの三角パルスを6
0sec間印加し電子放出部508を形成した。次に画
像形成装置内にベンゾニトリルを導入し、活性化を行っ
た。恒温槽605を動作させ容器603を40℃の一定
温度に維持し、装置ベーキング系604を動作させ装置
ベーキング系604で覆った部分を100℃に加熱し
た。これはベンゾニトリルの吸着エネルギーが水より大
きく吸着しやすいためである。またこの加熱によってベ
ンゾニトリルの導入時間が短縮できた。バルブ601を
開け測定室1 105、測定室2 114を通して
ベンゾニトリルを排気しながら、拡散によって画像表示
装置101内にベンゾニトリルを導入する。この時の圧
力は測定室105の全圧が1×10 -4Paになる様にバ
ルブ601を制御する。この時オリフィス115を通過
するベンゾニトリルの量や水等の不純物の量を知ること
ができる。水の量が1×10 -9(Pa・m3 /sec)
以上の時は表面伝導型電子放出素子の特性に影響を及ぼ
すため、ベンゾニトリルを再精製し、常に水の量が1×
10-9(Pa・m3 /sec)以下になるようにし、不
良の発生を減少できた。次に前記パルス発生器より、底
辺1msec、周期10msec、波高値15Vの三角
パルスを60分間印加し活性化を終了した。
【0040】次にパルス発生器(不図示)を外し、バル
ブ601を閉じ、加熱炉103を300℃、装置ベーキ
ング系604を200℃に加熱し同温度で8時間それぞ
れ保持しベーキングをおこなった。その後冷却し加熱炉
103と装置ベーキング系604の温度が150℃にな
ったとき排気管102の一部をバーナー(不図示)によ
ってチップオフし、画像表示装置101を製造した。
【0041】実施例2 第二の実施例として電子源として電界放出型電子放出素
子を多数用いた画像表示装置の製造方法について説明す
る。図7に本実施例で用いた電界放出型電子放出素子7
01の構造を示す。同図において702は負電極、70
3は正電極であり、705はその先端を鋭角にした電子
を放出させる電子放出部、704は素子絶縁層である。
このような構成において正電極703と負電極702に
正電極703が高電位になるように電圧を印加すると、
電子放出部705に電界が終了しトンネル効果によって
電子放出部705より電子を放出する。
【0042】以下に本実施例の画像表示装置の作製方法
について説明する。リアプレートは実施例1と同一のも
のを用い、先ず電界放出型電子放出素子701をリアプ
レート上に作製する。負電極702、正電極703とし
ての厚さ0.3μmのMoを用い、電界放出部705の
先端角は45度、1画素に対応する電子源には100個
の電子放出部705を持ち、素子絶縁層704として厚
さ1μmのSiO2 を用いた。Mo、SiO2 はスパッ
タ法によって堆積させ、加工はフォトリソグラフィ技術
(エッチング、リフトオフ等の加工技術も含む)によっ
て行った。次に実施例1と同様に同一の方法で、同一の
構造、部材の上配線402、下配線401、印刷パッド
404を形成した。尚正電極703の一部が下配線40
1と電気的に接触するように、又負電極702の一部が
印刷パッド404と電気的に接触するようにした。更に
実施例1と同様の方法で、同一の構造、部材を使用し画
像表示装置101を組み立てた。
【0043】組み立てた画像表示装置101を図1に示
すように製造装置に装着した。この時排気管アダプタ1
04への接続は排気管102をバーナー(不図示)によ
って溶融させ溶着し行った。本実施例で使用した主な部
品部材は、電離真空計1 106、電離真空計2
117としてライボルト(株)製のエキストラクターゲ
ージIE514、質量分析器1 116、質量分析器
2 118としてライボルト(株)製の四重極型質量
分析器H200M、ターボ分子ポンプ107として
(株)大阪真空機器製作所製のTH250M、ロータリ
ーポンプ108としてアルカテル社製の2004A、可
動機構202として日電アネルバ(株)製の回転導入機
954−7630を使用した。またオリフィス115と
してはφ6mmの孔をあけた。
【0044】次に製造方法について説明する。予めバル
ブ109、111を閉じ、バルブ110、112、11
3を開け、ターボ分子ポンプ107、ロータリーポンプ
108を稼動させ、測定室1 105及び測定室2
114内を10-4Pa程度以下の圧力に真空排気して
おく。次にバルブ110、112を閉じ、バルブ111
を開け画像表示装置101内を圧力が数Pa程度まで真
空排気する。次にバルブ111を閉じバルブ110、1
12を開けターボ分子ポンプ107により真空排気を行
う。電離真空計1 106、質量分析器1 11
6、電離真空計2 117、質量分析器2 118
を動作させ測定室1 105、測定室2 114内
の全圧を電離真空計1 106、電離真空計2 1
17によってそれぞれ測定し、また各ガス種の分圧を質
量分析器1 116、質量分析器2 118によっ
てそれぞれ測定した。先ず窒素と酸素の分圧比を評価
し、4:1に近ければこれ以後の工程は中止し、式
(1)より求めた酸素の放出ガス量が1×10-8(Pa
・m3 /sec)以上であれば画像表示装置101で微
少リークが発生している可能性が高くこれ以後の工程は
中止した。また質量数が50以上のガス種の放出ガス量
が1×10-7(Pa・m3 /sec)以上の時はこれ以
後のベーキング工程の温度を350℃から380℃にし
ベーキングを行うようにし、画像表示装置101の寿命
を伸ばし、また製造の歩留まりを向上できた。
【0045】次に加熱炉103を350℃、に加熱し同
温度で8時間それぞれ保持しベーキングを行い、また同
時に排気管アダプタ104の下流側のバルブ110まで
をベーキングヒータ(不図示)によって240℃、8時
間ベーキングした。その後冷却し加熱炉103装置側の
温度が150℃になったとき排気管102の一部をバー
ナー(不図示)によってチップオフし、画像表示装置1
01を製造した。
【0046】またチップオフせずに加熱炉103の温度
が室温に下がった後、排気管105を排気管アダプタ1
04に接続したまま画像表示装置101内の放出ガス量
を評価した。全ガスの放出量が1×10-11 (Pa・m
3 /sec)以上の時は画像表示装置101内が汚れて
おり部材の洗浄工程、作成工程を見直しの不良率を減少
させ、寿命を伸ばすことができた。
【0047】
【発明の効果】本発明の画像表示装置の製造方法を実施
することによって、画像を表示しなくとも、その製造工
程の途中で正確に製造工程中の画像表示装置内の状態が
定量的に把握でき、的確に不良を判断でき、またその後
の工程の条件を変えることによって不良品を減少できる
ので、製造装置の有効稼働率が上がり歩留まりが向上
し、寿命を延ばす効果がある。また本発明の製造装置を
使うことによって正確に製造工程中の画像表示装置内の
状態を容易に定量的に把握できるため本発明の製造方法
を確実に実施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を実施できる製造装置の概略
図。
【図2】オリフィス板が可動しうる測定室の概略図。
【図3】組み立て直後の画像表示装置の断面図。
【図4】画像表示装置101のリアプレート上の構成
図。
【図5】表面伝導型電子放出素子400の構造を拡大し
た図で、a)は平面図、b)はa)のB−B’断面図。
【図6】本発明の製造方法を実施できる第二の製造装置
の概略図。
【図7】電界放出型電子放出素子の概略構造図。
【図8】従来の技術の製造装置と製造工程を説明する概
略図。
【符号の説明】
101、801 画像表示装置 102、802 排気管 103、803 加熱炉 104、804 排気管アダプタ 105 測定室1 106、806 電離真空計1 107、807 ターボ分子ポンプ 108、808 ロータリーポンプ 109〜113、809〜813、601 真空気密
可能なバルブ 114 測定室2 115 オリフィス 116 質量分析器1 117 電離真空計2 118 質量分析器2 201 オリフィス板 301 リアプレート 302 フェースプレート 400 表面伝導型電子放出素子 401 下配線 402 上配線 505、506 素子電極 507 導電性薄膜 508 電子放出部 602 活性化用物質 603 真空気密可能な容器 604 装置ベーキング系 605 恒温槽 701 電界放出型電子放出素子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空気密可能な外囲器を必要とする画像
    表示装置の製造方法において、前記外囲器内を真空排気
    する製造装置の排気流路の一部に設置したコンダクタン
    スのオリフィスを用い前記外囲器内の雰囲気の状態を監
    視しながら行うことを特徴とする画像表示装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記真空気密可能な外囲器はそのなかに
    蛍光体と該蛍光体を発光させる電子ビームを発生させる
    電子源とを少なくとも有するものである、請求項1に記
    載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記製造装置を70℃〜120℃の範囲
    のある一定温度に加熱しながら該画像表示装置の製造を
    行う、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記画像表示装置の電子源として表面伝
    導型電子放出素子を用い該画像表示装置内に気体分子を
    導入し実施する、請求項2に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記製造装置を70℃〜120℃の範囲
    のある一定温度に加熱しながら該画像表示装置内に気体
    分子を導入する、請求項4に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記監視する該雰囲気の状態の対象が該
    表示装置内から放出されるガスの全圧あるいは各ガス種
    の分圧あるいはその両方である、請求項1または2に記
    載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記表示装置の製造工程において、真空
    排気後又はベーキング後或いはその両方の工程で実施す
    る、請求項1または2に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記請求項1または2に記載の製造方法
    を実施するための装置であって、前記表示装置の外囲器
    と前記製造装置の主排気ポンプとの間の排気流路の一部
    にオリフィスとしてコンダクタンスの小孔を設置し、該
    小孔の上流側と下流側に圧力測定手段を少なくとも設置
    したことを特徴とする画像表示装置の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記小孔を通して排気または該小孔を外
    しより大きなコンダクタンスで排気できる手段を設置し
    た、請求項8に記載の製造装置。
  10. 【請求項10】 前記小孔が可動可能な磁性体からなる
    板に設置してあって、該板を磁力によって気密を保つ手
    段を有する、請求項8に記載の製造装置。
  11. 【請求項11】 前記製造装置を70℃〜120℃の範
    囲のある一定温度に加熱できる加熱手段を有する、請求
    項8ないし10のいずれか1項に記載の製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005285721A (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Tadahiro Omi 真空管およびその製造装置と真空管の製造方法
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