JP2000339644A - リムーバブル磁気記録装置用磁気ヘッドの荷重測定装置及び測定方法 - Google Patents

リムーバブル磁気記録装置用磁気ヘッドの荷重測定装置及び測定方法

Info

Publication number
JP2000339644A
JP2000339644A JP11154001A JP15400199A JP2000339644A JP 2000339644 A JP2000339644 A JP 2000339644A JP 11154001 A JP11154001 A JP 11154001A JP 15400199 A JP15400199 A JP 15400199A JP 2000339644 A JP2000339644 A JP 2000339644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
magnetic head
magnetic recording
cartridge
removable magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11154001A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kimura
剛 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
Priority to JP11154001A priority Critical patent/JP2000339644A/ja
Publication of JP2000339644A publication Critical patent/JP2000339644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 できるだけ実際に磁気記録装置に組み込まれ
て作動する状態、あるいはそれに近似した状態での磁気
ヘッドの荷重測定を正確に行う。 【解決手段】 リムーバブル磁気記録装置用の製品カー
トリッジと同一形状であって、かつその内部に荷重セン
サーを備える擬似カートリッジを、リムーバブル磁気記
録装置内に製品カートリッジを挿入する場合と同様に挿
入して固定し、磁気ヘッドを前記擬似カートリッジ内の
荷重センサーにロードさせ、そのとき荷重センサーから
送信される電気信号の強度を荷重値に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、磁気記録装置に内蔵され、磁気
記録媒体に対して直接接触して記録及び再生を行う磁気
ヘッドの、荷重測定装置及び測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置に代表される磁気記録
装置は、高密度化、大容量化、小型化が進んでおり、そ
れに伴って磁気媒体も小型化、薄型化が進んでおり、そ
の厚さは数十ミクロン程度が一般的となっている。
【0003】このような磁気記録媒体を使用する場合、
すなわちリムーバブル型磁気記録装置内の磁気ヘッドを
その磁気記録媒体上にロードさせる場合、その荷重が適
正範囲以下である場合には、磁気記録媒体への記録や再
生が不可能となり、逆に適正範囲以上である場合には、
磁気記録媒体表面の摩耗や損傷が大きくなる。また、荷
重が不均一である場合には、磁気記録媒体に歪みが生じ
て損傷しやすい。従って、適正な荷重が均一に加えられ
ることが望ましく、その意味で、リムーバブル型磁気記
録装置の製造工程において、磁気ヘッドの荷重測定は重
要管理項目であるといえる。
【0004】従来、磁気ヘッドの荷重測定方法として、
歪みゲージを用いる方法が知られている。しかし歪みゲ
ージは試験環境の温度及び温度変化によって測定値に変
動を生じ、検査の信頼性に乏しかった。また特にリムー
バブル型磁気記録装置のように、磁気ヘッドの荷重がき
わめて小さい場合には測定が極めて困難であり、実用的
な検査方法とはいえない。
【0005】そこで、より小さな荷重値を正確に測定す
る方法が検討されている。例えば、特開平4−3306
08号公報においては、磁気ヘッドを磁気記録媒体(磁
気ディスク)に接触させた状態でその磁気ディスクを回
転させるのに必要なモータ駆動電流を測定することによ
り、あるいは磁気ヘッドを磁気記録媒体(磁気ディス
ク)に接触させた状態で回転させた後にモータ駆動電流
を遮断してその磁気ディスクが停止するまでの時間を測
定することにより、磁気ヘッドと磁気記録媒体(磁気デ
ィスク)との間の微小な接触力を測定できることが開示
されている。
【0006】また特開平5−250645号公報におい
ては、引張応力ゲージと天秤機構とを採用することによ
り、磁気ヘッドの支持アームの長さに起因する力のモー
メントを排除して、微小な荷重値を正確に測定する方法
が開示されている。
【0007】また特開平5−307784号公報におい
ては、磁気ヘッドの荷重、及び磁気ヘッドと磁気記録媒
体(光磁気ディスク)との間の摩擦力を、ばね、歪みゲ
ージ、軸受け、ロードセル等を組み合わせて連続的に測
定することにより、磁気ヘッドと磁気記録媒体(光磁気
ディスク)との摺動の状態をより正確に解析できること
が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記各方法
は、磁気ヘッド単体についての荷重測定を行っている。
しかしながら、磁気ヘッドは単体で使用されるものでは
なく、磁気記録装置内に組み込まれて使用されるもので
あることはいうまでもない。従って、磁気ヘッド単体に
ついてその荷重測定を行って良好な結果が得られた場合
でも、後工程(磁気記録装置内への取り付け工程)での
位置のずれ等により、新たに磁気ヘッド荷重の不均一が
生じてしまう可能性がある。すなわち、従来の磁気ヘッ
ド単体での荷重測定は、磁気記録装置上環境としての性
能を保証しているとはいえなかった。
【0009】そこで、本発明の課題は、できるだけ実際
に磁気記録装置に組み込まれて作動する状態、あるいは
それに近似した状態での磁気ヘッドの荷重測定を正確に
行う装置及びその方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めの本発明のリムーバブル磁気記録装置用磁気ヘッドの
荷重測定装置は、リムーバブル磁気記録装置用の製品カ
ートリッジと同一形状であって、製品カートリッジと同
様にリムーバブル磁気記録装置への挿抜が可能で、かつ
その内部に荷重センサーを備える擬似カートリッジと、
前記擬似カートリッジの荷重センサーから送信された電
気信号の強度を検知して荷重値に変換する変換装置と、
前記変換装置により得られた荷重値を出力する出力装置
とからなることを特徴とする。これにより、実際に磁気
記録装置に搭載された状態での磁気ヘッドの荷重を測定
することが可能となる。
【0011】また本発明のリムーバブル磁気記録装置用
磁気ヘッドの荷重測定方法は、リムーバブル磁気記録装
置用の製品カートリッジと同一形状であって、かつその
内部に荷重センサーを備える擬似カートリッジを、リム
ーバブル磁気記録装置内に製品カートリッジを挿入する
場合と同様に挿入して固定し、磁気ヘッドを前記擬似カ
ートリッジ内の荷重センサーにロードさせ、そのとき荷
重センサーから送信される電気信号の強度を荷重値に変
換することを特徴とする。これにより、実際に磁気記録
装置に搭載された状態での磁気ヘッドの荷重を測定する
ことが可能となる。
【0012】
【発明の実施形態】本発明の実施形態について、図を参
照して説明する。図1は、本発明のリムーバブル磁気記
録装置用磁気ヘッドの荷重測定装置の一例における断面
図である。リムーバブル磁気記録装置1の内部には磁気
ヘッド2が取り付けられている。擬似カートリッジ4
は、リムーバブル磁気記録装置1の製品カートリッジ
(図示せず)と同一形状であり、製品カートリッジと同
様にリムーバブル磁気記録装置1内に挿抜することがで
きる。また擬似カートリッジ4は荷重センサー3を内蔵
している。この荷重センサー3は、擬似カートリッジ4
がリムーバブル磁気記録装置1内に固定されたときに、
磁気ヘッド2がロードされる位置になるよう予め調整さ
れている。荷重センサー3は変換装置5に接続され、ま
た変換装置5はさらに出力装置6に接続されている。
【0013】次に、上述のリムーバブル磁気記録装置1
において、磁気ヘッド2の荷重測定を行う際の手順につ
いて説明する。まず擬似カートリッジ4をリムーバブル
磁気記録装置1内に固定する。磁気へッド2をロードす
ると荷重センサー3が歪み、この歪みによる電気信号が
荷重センサー3から変換装置5へと送られる。変換装置
5は、電気信号を荷重値へと変換し、この荷重値が出力
装置6より出力される。
【0014】なお、上記の測定は、必要に応じて断続的
に行うことも連続的に行うことも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、実際にリ
ムーバブル磁気記録装置に取り付けた状態で磁気ヘッド
の荷重を測定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリムーバブル磁気記録装置用磁気ヘ
ッドの荷重測定装置の一例における断面図である。
【符号の説明】
1 リムーバブル磁気記録装置 2 磁気ヘッド 3 荷重センサー 4 擬似カートリッジ 5 変換装置 6 出力装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムーバブル磁気記録装置用の製品カー
    トリッジと同一形状であって、製品カートリッジと同様
    にリムーバブル磁気記録装置への挿抜が可能で、かつそ
    の内部に荷重センサーを備える擬似カートリッジと、前
    記擬似カートリッジの荷重センサーから送信された電気
    信号の強度を検知して荷重値に変換する変換装置と、前
    記変換装置により得られた荷重値を出力する出力装置と
    からなることを特徴とするリムーバブル磁気記録装置用
    磁気ヘッドの荷重測定装置。
  2. 【請求項2】 リムーバブル磁気記録装置用の製品カー
    トリッジと同一形状であって、かつその内部に荷重セン
    サーを備える擬似カートリッジを、リムーバブル磁気記
    録装置内に製品カートリッジを挿入する場合と同様に挿
    入して固定し、磁気ヘッドを前記擬似カートリッジ内の
    荷重センサーにロードさせ、そのとき荷重センサーから
    送信される電気信号の強度を荷重値に変換することを特
    徴とするリムーバブル磁気記録装置用磁気ヘッドの荷重
    測定方法。
JP11154001A 1999-06-01 1999-06-01 リムーバブル磁気記録装置用磁気ヘッドの荷重測定装置及び測定方法 Pending JP2000339644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11154001A JP2000339644A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 リムーバブル磁気記録装置用磁気ヘッドの荷重測定装置及び測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11154001A JP2000339644A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 リムーバブル磁気記録装置用磁気ヘッドの荷重測定装置及び測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000339644A true JP2000339644A (ja) 2000-12-08

Family

ID=15574756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11154001A Pending JP2000339644A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 リムーバブル磁気記録装置用磁気ヘッドの荷重測定装置及び測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000339644A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271275A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Tdk Corp トルク検出方法及びトルク検出装置
CN112147068A (zh) * 2020-11-06 2020-12-29 西北工业大学 一种采用对称加载的高速高温摩擦磨损试验台

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271275A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Tdk Corp トルク検出方法及びトルク検出装置
CN112147068A (zh) * 2020-11-06 2020-12-29 西北工业大学 一种采用对称加载的高速高温摩擦磨损试验台
CN112147068B (zh) * 2020-11-06 2023-04-18 西北工业大学 一种采用对称加载的高速高温摩擦磨损试验台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6290573B1 (en) Tape burnish with monitoring device
US6831807B2 (en) Head positioner and disk drive using the same
WO2001090687A3 (en) Monitoring temperature and sample characteristics using rotating compensator ellipsometer
US6105432A (en) Contact tester
JP2000339644A (ja) リムーバブル磁気記録装置用磁気ヘッドの荷重測定装置及び測定方法
US6593855B2 (en) Shock measurement apparatus and shock measurement method
EP1546742B1 (fr) Procede de determination de l'impedance d'un systeme electrochimique
JP2000081380A (ja) コーティング材試験装置
KR950012189B1 (ko) 테이프 텐션 측정방법 및 장치
JP4498278B2 (ja) 接触検査方法及び接触検査装置
JP3905235B2 (ja) 摩擦力試験装置
CN111415687B (zh) 一种硬盘垂直磁写头高频交流磁场的测量装置及方法
JP2000173032A (ja) 接触検査装置
JP2009300410A (ja) 加速度検出方式を使用したスクラッチ試験方法及び該装置
JP2682508B2 (ja) 磁気ヘッド用テスタ装置
JP2001283506A (ja) 記憶媒体ディスクの駆動ユニットの機械的な駆動特性を評価する方法と装置
JP3831503B2 (ja) 粘着力測定装置
JPH11203637A (ja) 接触検査装置
JPS633371B2 (ja)
JPS61271435A (ja) ランダム波振動試験装置
JPH01151013A (ja) 磁気ヘッドの評価方法
JPH0410800B2 (ja)
JP2000076634A (ja) 接触検査装置
JPH0640065B2 (ja) 磁気記録媒体の摩擦係数推定方法
JPH08227522A (ja) 磁気ディスク媒体の欠陥検査方法