JP2000339500A - 廃券処理装置、廃券処理方法及び廃券処理システム - Google Patents

廃券処理装置、廃券処理方法及び廃券処理システム

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JP2000339500A
JP2000339500A JP11147778A JP14777899A JP2000339500A JP 2000339500 A JP2000339500 A JP 2000339500A JP 11147778 A JP11147778 A JP 11147778A JP 14777899 A JP14777899 A JP 14777899A JP 2000339500 A JP2000339500 A JP 2000339500A
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ticket
waste
lottery
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processing
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JP11147778A
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Atsuro Aihara
淳良 相原
Satoru Hasegawa
悟 長谷川
Hideto Todaka
秀人 戸高
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 くじ券等の券類の廃券処理に際してどのパタ
ーンの廃券処理をしたのか一目で判別でき、しかも何度
も当たり券かはずれ券かの判別をする無駄を排除でき、
かつ廃券の効率的な管理ができる券類の廃券処理装置、
廃券処理方法及び廃券処理システムを提供する。 【解決手段】 くじ券40の一部にそれぞれ位置を異な
らせて、当たり券の場合は払戻済み穿孔41、はずれ券
の場合ははずれ穿孔42、取消券の場合は取消穿孔43
をあける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、くじ券などの有
価証券類の廃券処理装置、廃券処理方法及び廃券処理シ
ステムに関し、詳しくは、複数の廃券処理パターンを一
目で判別できるようにした廃券処理装置、廃券処理方法
及び廃券処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、宝くじ券や馬券等さまざまなくじ
券が普及しているが、これらのくじ券にはくじの当た
り、はずれ等によって複数の廃券処理パターンがある。
【0003】例えば、当たり券は再度利用されることが
ないよう、確実に回収して払戻済みであることが分かる
ような廃券処理をすることが望まれる。
【0004】また、はずれ券も、はずれ券であることが
分かるような廃券処理をすることが望まれる。また、は
ずれ券の放置は偽造券や変造券発生の温床となる。
【0005】また、馬券等は一度発売した後、購入者の
都合で取消処理をする必要が生じる場合があるが、馬券
等は本人の意思で買うので他に流用できず、確実に回収
して適切な廃券処理をすることが望まれる。
【0006】そこで、従来、このような廃券処理をする
場合、当たり券、取消券の場合は、券面にそれぞれの廃
券処理パターンを示す印刷等を行なって廃券処理内容を
区別していた。すなわち、当たり券の場合は「払戻済
み」、取消券の場合は「取消」等の印刷を行ない、廃券
処理内容を区別していた。また、はずれ券の場合は、何
もせず放置する場合が多かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき従来の廃券処理方法では以下の問題点があった。 (1)当たり券、取消券の場合は、券面にそれぞれの廃
券処理を示す印刷等を行なって廃券処理内容を区別して
いるだけなので、印刷面が汚れている等すると判別しに
くい場合が生じる。 (2)また、くじは的中率が低く、的中時の払戻金額が
高額であり、しかも有効期間が長いので、利用者から的
中、不的中の判別をしてもらいたいとの要求が多いが、
場合によっては一度判別した後、2度、3度と判別しな
ければならない場合が生じる。 (3)廃券には当たり券で払戻済みの場合、はずれ券の
場合、取消の場合の3種の廃券処理パターンがあるが、
一見しただけでは3種の廃券処理パターンのうちどの廃
券処理をしたのか分からない場合が多く、廃券の効率的
な管理ができずらい。
【0008】そこで、この発明は、どのパターンの廃券
処理をしたのか一目で判別でき、しかも何度も当たり券
かはずれ券かの判別をする無駄を排除でき、かつ廃券の
効率的な管理ができる廃券処理装置、廃券処理方法及び
廃券処理システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、廃券
処理パターンによって位置を異ならせて券面に穿孔を施
す。従って、穿孔位置を見るだけで一目でどのパターン
の廃券処理が行なわれたか分かる。
【0010】すなわち、請求項1記載の発明は、券類の
廃券処理方法であって、上記券類の内容を読取った結果
による複数の廃券処理パターンに応じて位置を異ならせ
て穿孔を施すことを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、券類の廃券
処理装置であって、上記券類の内容を読取った結果によ
る複数の廃券処理パターンに応じて位置を異ならせて穿
孔を施す穿孔手段を有することを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の発明は、くじ券の廃
券処理方法であって、投入されたくじ券の投票内容を読
取り、上記読取った投票内容を上記くじ券を管理するセ
ンタ装置に送信して投入されたくじ券の廃券処理パター
ンを受信し、上記受信した廃券処理パターンに応じて位
置を異ならせてくじ券に穿孔を施すことを特徴とする。
【0013】また、請求項4記載の発明は、くじ券の廃
券処理装置であって、投入されたくじ券の投票内容を読
取る投票内容読取り手段と、上記投票内容読取り手段で
読取った投票内容を上記くじ券を管理するセンタ装置に
送信して投入されたくじ券の廃券処理パターンを受信す
る廃券処理パターン送受信手段と、上記廃券処理パター
ン送受信手段で受信した廃券処理パターンに応じて位置
を異ならせてくじ券に穿孔を施す穿孔手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の発明において、上記廃券処理パターンには3種の廃
券処理パターンがあり、上記穿孔手段は上記3種の廃券
処理パターンに応じて異なる3つの位置のいずれかに穿
孔を施すことを特徴とする。
【0015】また、請求項6記載の発明は、くじ券の投
入を受ける端末装置と、上記端末装置と接続され、各く
じ券の廃券処理パターンデータが格納されたセンタ装置
と、を有する廃券処理システムにおいて、上記端末装置
は、上記投入されたくじ券の投票内容を読取る投票内容
読取り手段と、上記投票内容読取り手段で読取った投票
内容を上記センタ装置に送信する投票内容送信手段と、
上記送信した投票内容に基づいてセンタ装置側から該投
票内容を有するくじ券の判別結果を受信する判別結果受
信手段と、上記判別結果受信手段で受信した判別結果に
基づいてくじ券に穿孔を施すか否か判断する廃券処理判
断手段と、上記廃券処理判断手段で穿孔を施すと判断さ
れた場合、上記受信した判別結果の廃券処理パターンデ
ータに応じて位置を異ならせて穿孔を施す穿孔手段と、
を有し、上記センタ装置は、上記端末装置側から送信さ
れた投票内容に基づいて送信された投票内容を有するく
じ券の廃券処理パターンデータを探索する廃券処理パタ
ーンデータ探索手段と、上記廃券処理パターンデータ探
索手段で探索された廃券処理パターンデータを上記端末
装置側に送信する廃券処理パターンデータ送信手段と、
を有することを特徴とする。
【0016】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の発明において、上記端末装置は、上記廃券処理判断
手段で穿孔を施さないと判断された場合、投入されたく
じ券に穿孔を施すことなくくじ券を排出することを特徴
とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる廃券処理
装置、廃券処理方法及び廃券処理システムの実施の形態
を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、本
発明が自分の意思で投票内容を選択できる、例えばナン
バーズ、サッカーくじや馬券等のくじ券の廃券処理に適
用される場合について説明する。
【0018】図1はこの発明が適用されたくじ券廃券処
理システムの全体構成を示すブロック図である。図1に
おいて、くじ券廃券処理システム30は、複数の端末装
置10とセンタ装置20を図示しない公衆回線網等で接
続して構成される。
【0019】ここで、端末装置10は、比較的小規模の
店舗等にも設置可能に構成され、センタ装置20から送
信される各くじ券が当たり券か否か等の情報(くじ券判
別結果の廃券処理パターンデータ)に基づいてくじ券の
廃券処理をするものである。
【0020】また、センタ装置20はコンピュータシス
テム等で構成され、各くじ券の発行内容とともに、各く
じ券の廃券処理パターンデータ、すなわち、当たり処理
するのか、はずれ処理をするのか、取消処理をするのか
等の情報が格納され、端末側からの各くじ券の廃券処理
判別要求に応答して端末側にくじ券廃券処理内容を送信
する。
【0021】すなわち、端末装置10はくじ券読取り・
穿孔部11、制御・通信部12を具備して構成され、セ
ンタ装置20は制御・通信部21、くじ投票情報記憶部
22を具備して構成される。
【0022】ここで、くじ券読取り・穿孔部11は廃券
処理されるくじ券が挿入されて、くじの投票内容に応じ
た廃券処理をするもので、くじの投票内容を読取る磁気
カードリーダー等からなるくじ券読取り部11aと、廃
券処理のためにパンチ穴による穿孔を施すパンチャー等
を具備した穿孔部11bとから構成される。なお、くじ
券読取り部11aは磁気カードリーダーに限らず、光学
式カードリーダー等も使用できる。
【0023】従って、端末装置10は、くじ券読取り・
穿孔部11のくじ券読取り部11aに図示しないくじ券
が挿入されると(S1の処理)、カードリーダー等でカ
ードに記録されたくじ券の投票内容が読み取るととも
に、読取った投票内容を制御・通信部12に送信し(S
2の処理)、さらにセンタ装置20から受信した廃券処
理内容(くじ券廃券処理パターンデータ)に基づいてく
じ券読取り・穿孔部11の穿孔部11bはくじ券に穿孔
を施し、外部に排出する処理(S8の処理)等を行な
う。
【0024】制御・通信部12は端末装置10を統括制
御するとともにセンタ装置20との通信によってセンタ
装置20とさまざまなデータの授受を行なうもので、く
じ券読取り部11aのくじ券読取り部11から受信した
くじの投票内容をセンタ装置20に送信したり(S3の
処理)、センタ装置20から受信したくじの廃券処理内
容をくじ券読取り・穿孔部11の穿孔部11bに送信す
る処理(S7の処理)等を行なう。
【0025】また、センタ装置20の制御・通信部21
はセンタ装置20を統括制御するとともに複数の端末装
置10と接続されて、端末装置10との通信によってさ
まざまなデータの授受を行なうものである。
【0026】すなわち、センタ装置20は、端末装置1
0から受信したくじの投票内容をくじ投票情報記憶部2
2に送信したり(S4の処理)、くじ投票情報記憶部2
2から受信したくじの廃券処理内容(くじ券廃券処理パ
ターンデータ)を端末装置10に送信する処理(S6の
処理)等を行なう。
【0027】くじ投票情報記憶部22は、各くじ券の投
票情報が格納されるもので、具体的には以下の情報が格
納される。 (1)くじ券が発行されて、当たりくじが発表されるま
では、くじ券の発行番号、購入したくじの投票内容、く
じ券の取消情報等。 (2)当たりくじが発表された後は、さらに当該くじ券
が当たりくじか否かの情報、当たりくじの場合はさらに
払戻金額情報等。
【0028】なお、くじ券の取消情報とは、いったんく
じ券が発行されると、くじ投票情報記憶部22にはくじ
券の発行番号、購入したくじの投票内容等が格納される
が、その後端末装置10から取消要求が送信されると、
発行したくじ券の発行番号等と対にして取消情報として
記憶されるデータである。
【0029】そして、端末装置側からの廃券処理判別要
求においては、くじ投票情報記憶部22は制御・通信部
21から送信されたくじ投票内容に基づいて、そのくじ
券が、当たり券であるか否か、当たり券の場合はさらに
その払戻金額がいくらであるかの情報、取消券であるか
否かの情報等、廃券処理内容(くじ券廃券処理パターン
データ)を制御・通信部21に送信する処理を行なう
(S5の処理)。
【0030】以上が、本実施形態の全体的な構成であ
る。
【0031】ところで、本実施形態では、廃券処理とし
て、当たり券の場合は「払戻済み」穿孔、はずれ券の場
合は「はずれ」穿孔、取消券の場合は「取消」穿孔を、
くじ券の一部にそれぞれ位置を異ならせてあける。
【0032】図2はこの場合の具体例を示すもので、く
じ券40の一部にそれぞれ位置を異ならせて、当たり券
の場合は「払戻済み」穿孔41、はずれ券の場合は「は
ずれ」穿孔42、取消券の場合は「取消」穿孔43をあ
ける。
【0033】なお、当たり券の場合、各端末側で支払え
る金額には上限があるので、上限を超える当たり券の場
合、端末装置側では、廃券処理を行なわず排出する。こ
の場合は、端末装置の図示しない表示装置等に投入され
た券は当たり券であること、その場合の払戻金額等を表
示してくじ券の持参人等に教示する。
【0034】次に、図1に示した端末装置10の処理手
順を図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0035】この処理では、まず、くじ券読取り部11
aへのくじ券の挿入が検出されており(ステップ10
0)、くじ券の挿入が検出されない場合は(ステップ1
00でNO)、ステップ100の処理に戻るが、くじ券
の挿入が検出された場合は(ステップ100でYE
S)、次に券面の読取りが行なわれ(ステップ10
2)、読取ったデータは制御・通信部12に送信され
る。
【0036】次に、制御・通信部12によって読取りデ
ータのセンタ装置20への送信、すなわちセンタ装置2
0への廃券処理判別要求が行なわれ(ステップ10
4)、これによってセンタ装置20からの廃券処理判別
要求について判別結果としてのデータ受信待ちとなる
(ステップ106)。
【0037】ここで、センタ装置から判別結果としての
データを受信しない場合は(ステップ106でNO)、
さらに受信待ちとなるが、判別結果としてのデータを受
信した場合は(ステップ106でYES)、次に廃券処
理の要否が調べられる(ステップ108)。
【0038】これは、すでに述べたように、投入された
くじ券が当たり券で端末装置側で支払える金額の上限を
超えている場合はくじ券をそのまま返却する必要がある
ので、このような場合か否かが調べられている。
【0039】ここで、投入された券が当たり券で端末装
置側で支払える金額の上限を超えている場合は(ステッ
プ108でNO)、廃券処理を行わずにくじ券を排出す
る(ステップ122)。このくじ券は持参人に返却す
る。
【0040】一方、廃券処理をする必要がある場合は
(ステップ108でNO)、ステップ110以下の処理
でくじ券読取り・穿孔部11の穿孔部11bは判別結果
としての受信データに基づいてくじ券に穿孔を施す。
【0041】すなわち、まず、くじが当たりで端末装置
10側で支払える金額の場合か否か、すなわち、判別結
果は「払戻済み」か否かが調べられ(ステップ11
0)、判別結果が「払戻済み」の場合は(ステップ11
0でYES)、払戻済みの箇所に「払戻済み」穿孔41
を施して(ステップ116)、くじ券を排出する(ステ
ップ122)。この場合、実際の払戻は端末装置で行な
ってもよいし、オペレータが行なってもよい。
【0042】また、判別結果が「払戻済み」でない場合
は(ステップ110でNO)、次に判別結果は「はず
れ」か否かが調べられ(ステップ112)、判別結果が
はずれの場合は(ステップ112でYES)、はずれ箇
所に「はずれ」穿孔42を施して(ステップ118)、
くじ券を排出する(ステップ122)。
【0043】また、判別結果が「はずれ」でない場合は
(ステップ112でNO)、次に判別結果は「取消」か
否かが調べられ(ステップ114)、判別結果が取消の
場合は(ステップ114でYES)、取消箇所に「取
消」穿孔43を施して(ステップ120)、くじ券を排
出する(ステップ122)。
【0044】なお、廃券処理要と判別されて(ステップ
108でYES)、判別結果としての受信データが「払
戻済み」でもなく(ステップ110でNO)、「はず
れ」でもなく(ステップ112でNO)、かつ「取消」
でもない場合は(ステップ114でNO)、不正券と判
断して、廃券処理を行わずにくじ券を排出する(ステッ
プ122)。
【0045】なお、ステップ122の処理で排出された
くじ券は、投入された券が当たり券で端末装置側で支払
える金額の上限を超えている(ステップ108でNO)
として排出された場合以外は、持参人に返却せず端末側
で回収する。
【0046】次に、センタ装置20で行なわれる処理手
順を図4のフローチャートを参照しながら説明する。
【0047】この処理では、まず制御・通信部21が端
末装置10からくじ券の投票内容データを受信したか否
かが調べられる(ステップ200)。
【0048】ここで、くじ券の投票内容デ―タを受信し
ない場合は(ステップ200でNO)、ステップ200
の処理に戻るが、くじ券の投票内容データを受信した場
合は(ステップ200でYES)、受信したデータをく
じ投票情報記憶部22に送信する(ステップ202)。
【0049】次に、くじ投票情報記憶部22では、受信
したデータから廃券処理パターンデータの探索を行い
(ステップ204)、廃券処理パターン(くじ券廃券処
理パターンデータ)の判別ができたか否か調べられ(ス
テップ206)、廃券処理パターンの判別ができない場
合は(ステップ206でNO)、受信したデータは不正
券であると判別して(ステップ208)、ステップ21
2に進む。
【0050】一方、廃券処理パターンの判別ができた場
合は(ステップ206でYES)、廃券処理パターンを
判別結果として(ステップ210)、該判別結果を制御
・通信部21に送信する(ステップ212)。
【0051】そして、制御・通信部21は判別結果を端
末装置10に送信してセンタ装置の処理を終了する(ス
テップ214)。
【0052】このように、本実施形態では、廃券処理と
して、当たり券の場合は「払戻済み穿孔」、はずれ券の
場合は「はずれ穿孔」、取消券の場合は「取消穿孔」
を、くじ券の一部にそれぞれ位置を異ならせてあけるよ
うにしたので、以下の効果を奏する。 (1)当たり券、はずれ券、取消の場合の3種の廃券処
理パターンを一見で判別でき、廃券の効率的な管理がで
きる。 (2)何度も当たり券かはずれ券かの判別をする無駄を
排除できる。
【0053】なお、本実施形態では、馬券等のくじ券の
廃券処理をする場合について説明したが、本発明は、そ
の他各種券類の廃券処理に適用できることは勿論であ
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、券類
の廃券処理に際して、上記券類の内容を読取った結果に
よる複数の廃券処理パターンに応じて位置を異ならせて
穿孔を施すようにしたので、どのパターンの廃券処理を
したのか一目で判別でき、しかも何度も当たり券かはず
れ券かの判別をする無駄を排除でき、かつ廃券の効率的
な管理ができる廃券処理装置、廃券処理方法及び廃券処
理システムを得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたくじ券廃券処理システム
の全体構成を示すブロック図。
【図2】廃券処理として、廃券処理パターンに応じて位
置を異ならせて穿孔を施す場合の説明図。
【図3】図1に示した端末装置で行なわれる処理手順を
示すフローチャート。
【図4】図1に示したセンタ装置で行なわれる処理手順
を示すフローチャート。
【符号の説明】 10 端末装置 11 くじ券読取り・穿孔部 12 制御・通信部 20 センタ装置 21 制御・通信部 22 くじ投票情報記憶部 30 くじ券廃券処理システム 40 くじ券 41 払戻済み穿孔 42 はずれ穿孔 43 取消穿孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸高 秀人 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 3E027 AA01 AA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 券類の廃券処理方法であって、 上記券類の内容を読取った結果による複数の廃券処理パ
    ターンに応じて位置を異ならせて穿孔を施すことを特徴
    とする廃券処理方法。
  2. 【請求項2】 券類の廃券処理装置であって、 上記券類の内容を読取った結果による複数の廃券処理パ
    ターンに応じて位置を異ならせて穿孔を施す穿孔手段を
    有することを特徴とする廃券処理装置。
  3. 【請求項3】 くじ券の廃券処理方法であって、 投入されたくじ券の投票内容を読取り、 上記読取った投票内容を上記くじ券を管理するセンタ装
    置に送信して投入されたくじ券の廃券処理パターンを受
    信し、 上記受信した廃券処理パターンに応じて位置を異ならせ
    てくじ券に穿孔を施すことを特徴とする廃券処理方法。
  4. 【請求項4】 くじ券の廃券処理装置であって、 投入されたくじ券の投票内容を読取る投票内容読取り手
    段と、 上記投票内容読取り手段で読取った投票内容を上記くじ
    券を管理するセンタ装置に送信して投入されたくじ券の
    廃券処理パターンを受信する廃券処理パターン送受信手
    段と、 上記廃券処理パターン送受信手段で受信した廃券処理パ
    ターンに応じて位置を異ならせてくじ券に穿孔を施す穿
    孔手段と、 を有することを特徴とする廃券処理装置。
  5. 【請求項5】 上記廃券処理パターンには3種の廃券処
    理パターンがあり、 上記穿孔手段は上記3種の廃券処理パターンに応じて異
    なる3つの位置のいずれかに穿孔を施すことを特徴とす
    る請求項4に記載の廃券処理装置。
  6. 【請求項6】 くじ券の投入を受ける端末装置と、 上記端末装置と接続され、各くじ券の廃券処理パターン
    データが格納されたセンタ装置と、 を有する廃券処理システムにおいて、 上記端末装置は、 上記投入されたくじ券の投票内容を読取る投票内容読取
    り手段と、 上記投票内容読取り手段で読取った投票内容を上記セン
    タ装置に送信する投票内容送信手段と、 上記送信した投票内容に基づいてセンタ装置側から該投
    票内容を有するくじ券の判別結果を受信する判別結果受
    信手段と、 上記判別結果受信手段で受信した判別結果に基づいてく
    じ券に穿孔を施すか否か判断する廃券処理判断手段と、 上記廃券処理判断手段で穿孔を施すと判断された場合、
    上記受信した判別結果の廃券処理パターンデータに応じ
    て位置を異ならせて穿孔を施す穿孔手段と、 を有し、 上記センタ装置は、 上記端末装置側から送信された投票内容に基づいて送信
    された投票内容を有するくじ券の廃券処理パターンデー
    タを探索する廃券処理パターンデータ探索手段と、 上記廃券処理パターンデータ探索手段で探索された廃券
    処理パターンデータを上記端末装置側に送信する廃券処
    理パターンデータ送信手段と、 を有することを特徴とする廃券処理システム。
  7. 【請求項7】 上記端末装置は、 上記廃券処理判断手段で穿孔を施さないと判断された場
    合、投入されたくじ券に穿孔を施すことなくくじ券を排
    出することを特徴とする請求項6に記載の廃券処理シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008033464A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Oki Electric Ind Co Ltd 廃券処理方法及び発券装置
JP2008165521A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Oki Electric Ind Co Ltd 券類発行装置および廃券処理システム
CN112200945A (zh) * 2020-09-04 2021-01-08 常州方可为机械科技有限公司 一种地铁闸机出入用检测控制系统及其运行方法

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