JP2000338750A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000338750A
JP2000338750A JP11144735A JP14473599A JP2000338750A JP 2000338750 A JP2000338750 A JP 2000338750A JP 11144735 A JP11144735 A JP 11144735A JP 14473599 A JP14473599 A JP 14473599A JP 2000338750 A JP2000338750 A JP 2000338750A
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Takeshi Fujino
猛 藤野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被帯電体1の帯電を磁気ブラシ帯電部材2にて
行い、該被帯電体の帯電処理面に画像情報に対応した静
電潜像を形成し、その静電潜像を現像手段3によりトナ
ー画像として可視像化して画像形成を実行する画像形成
装置について、磁気ブラシ帯電部材2への過度のトナー
混入に起因する帯電ムラの発生、異常画像の発生をなく
し、また磁気ブラシ帯電部材からの磁性粒子の離脱を防
止することで、長期にわたって良好な画像形成を維持さ
せること。 【解決手段】磁気ブラシ帯電部材2に印加するバイアス
の交番電圧成分を非画像形成時においてブランクパルス
波形(周期的に動作・停止を繰り返す交番電圧)とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被帯電体を接触帯
電部材によって帯電し、該被帯電体の帯電処理面に静電
潜像を形成し、その静電潜像を現像手段によりトナー画
像として現像して画像形成を実行する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式や静電記録方式の画
像形成装置において、電子写真感光体・静電記録誘電体
等の像担持体(被帯電体)を帯電処理(除電処理も含
む)する手段としてはコロナ帯電器が多く用いられてい
た。これはコロナ帯電器を被帯電体に非接触に対向配設
し、コロナ帯電器で発生する放電コロナに被帯電体面を
さらすことで被帯電体面を所定の極性・電位に帯電させ
るものである。
【0003】近年は、コロナ帯電器よりも低オゾン・低
電力等の利点を有することから、接触帯電装置(直接帯
電装置)が実用化されてきている。
【0004】接触帯電装置とは、被帯電体に電圧を印加
した帯電部材を当接させて被帯電体面を所定の極性・電
位に帯電させるものである。
【0005】帯電部材として磁気ブラシを用いる接触帯
電装置は帯電、接触の安定性等の点から好ましく用いら
れる。この磁気ブラシ方式の接触帯電装置では、導電性
の磁性粒子を直接にマグネットあるいはマグネットを内
包するスリーブ上に磁気ブラシとして磁気的に拘束保持
させ、この磁気ブラシを被帯電体面に停止あるいは回転
させながら接触させ、これに電圧を印加することによっ
て、被帯電体の帯電が開始される。
【0006】磁気ブラシ帯電において、被帯電体面に電
荷注入層を具備させ、この被帯電体に電圧を印加した帯
電部材を当接させることで電荷注入層に電荷を注入して
被帯電体面を所定の極性・電位に帯電させる注入帯電方
式は、帯電部材に対するACバイアス(交番電圧)重畳
の有無にかかわらず、印加したDCバイアス(直流電
圧)と略同等の被帯電体の表面電位を得ることができ、
被帯電体への帯電がコロナ帯電器を用いて行われるよう
な放電現象を利用しないので完全なオゾンレスかつ低電
力消費型帯電が可能となる。
【0007】しかしながら、接触帯電方式における問題
点としては、帯電部材を被帯電体に接触させるので帯電
部材が被帯電体上の付着物を拾って汚れていきやすい。
また接触帯電部材の過度の汚染により帯電ムラ等が生じ
て帯電性能を低下するという点が挙げられる。
【0008】たとえば、磁気ブラシ帯電部材を用いた画
像形成装置においては、通常、トナー粒子は電気抵抗が
比較的高いものが用いられているので、帯電部材に過度
にトナーが付着・混入すると、帯電部材の抵抗上昇によ
る帯電ムラの発生、又帯電部材として磁気ブラシを用い
た際にはトナーの過度の混入により磁性粒子が押し出さ
れて経時的に減少することによる接触不安定に起因する
帯電ムラ、及び磁気ブラシから離脱した磁性粒子の現像
手段への混入によるスジ等の異常画像の発生等の問題が
あった。
【0009】特に、画像形成装置が転写材に対するトナ
ー画像転写後の被帯電体面から転写残トナーを除去する
クリーニング装置を有しない、もしくは接触帯電部材が
清掃部材を兼ねる、いわゆるクリーナレスシステムの装
置である場合には、その被帯電体上の転写残トナーがそ
のまま接触帯電部材に至って該帯電部材に付着・混入し
ていくため、より顕著である。
【0010】そこで、そのような問題の解決方法とし
て、本出願人が先に提案(特開平9−96949号、同
9−211938号)したように、非画像形成時には磁
気ブラシ帯電部材に印加するバイアスを、交番電圧を重
畳せず直流電圧のみ印加する時間を設ける、または交番
電圧を完全に停止せずに交番電圧の振幅を小さくする、
などの手投を採ることにより、容易に磁気ブラシ帯電部
材からトナーを除去することが可能である。
【0011】この作用の原理は、非画像形成時に磁気ブ
ラシ帯電部材の帯電能力をわざと低下させることで、被
帯電体の表面電位と磁気ブラシ帯電部材に印加する直流
電圧の電位差をつくり、あたかも磁気ブラシ現像装置の
ようにトナーを被帯電体側へ電位差電界で飛翔させるこ
とにより達成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成を採る場合、以下のような問題が生じる。
【0013】磁気ブラシ帯電方式において、直流電圧に
交番電圧を重畳したバイアスを帯電部材に印加する理由
として、一つには画像形成時における帯電能力の向上が
あり、もう一つには磁気ブラシ帯電部材において磁気力
によって拘束されている導電性磁性粒子を更に交番電界
によって拘束することにより、磁気ブラシ帯電部材から
導電性磁性粒子が離脱することを防ぐことを目的として
いる。
【0014】つまり、磁気ブラシ帯電方式において、非
画像形成時にバイアスに重畳された交番電圧を停止す
る、もしくは交番電圧の振幅を低くするなどの帯電能力
を低下させる方法を採ることにより、導電性磁性粒子が
磁気ブラシ帯電部材から微量づつではあるが離脱してい
って減少し、長期的には画像形成時の帯電能力が徐々に
低下してしまうという問題が発生してしまうのである。
【0015】そこで本発明は、被帯電体の帯電を磁気ブ
ラシ帯電にて行い、該被帯電体の帯電処理面に目的の画
像情報に対応した静電潜像を形成し、その静電潜像を現
像手段によりトナー画像として可視像化して画像形成を
実行する画像形成装置について、磁気ブラシ帯電部材へ
の過度のトナー混入に起因する帯電ムラの発生、異常画
像の発生をなくし、また帯電装置からの磁性粒子の離脱
を防止することで、長期にわたって良好な画像形成を維
持させることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0017】(1)被帯電体を接触帯電部材によって帯
電し、該被帯電体の帯電処理面に静電潜像を形成し、そ
の静電潜像を現像手段によりトナー画像として現像して
画像形成を実行する画像形成装置において、該接触帯電
部材が導電性磁性粒子よりなる磁気ブラシ帯電部材であ
り、非画像形成時に該帯電部材に印加する電圧が直流電
圧と交番電圧を重畳したものであり、該交番電圧は周期
的に動作、停止を繰り返すことを特徴とする画像形成装
置。
【0018】(2)被帯電体が表面に抵抗109 〜10
14Ω・cmの材質からなる層を有することを特徴とする
(1)に記載の画像形成装置。
【0019】(3)被帯電体が、感光層、及び表面層を
有し、該表面層が樹脂及び導電性微粒子を有することを
特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
【0020】(4)導電性微粒子がSnO2 であること
を特徴とする(3)に記載の画像形成装置。
【0021】(5)被帯電体が非晶質のシリコンを有す
る表面層からなることを特徴とする(1)に記載の画像
形成装置。
【0022】(6)現像手段が、被帯電体に対して現像
剤を接触させて潜像の現像を行う接触現像方式であるこ
とを特徴とする(1)ないし(5)のいずれかに記載の
画像形成装置。
【0023】(7)現像手投に収容される現像剤は、ト
ナー粒子と磁性粒子からなる現像剤であることを特徴と
する(1)ないし(6)のいずれかに記載の画像形成装
置。
【0024】(8)現像手投のトナーは重合法で生成さ
れたトナーであることを特徴とする(1)ないし(7)
のいずれかに記載の画像形成装置。
【0025】(9)接触帯電部材が被帯電体上の残留ト
ナー等を清掃回収するクリーニング手段を兼ねることを
特徴とする(1)ないし(9)のいずれかに記載の画像
形成装置。
【0026】(10)前記交番電圧が方形波を周期的に
動作、停止させたものであることを特徴とする(1)な
いし(9)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0027】(11)前記交番電圧が正弦波を周期的に
動作、停止させたものであることを特徴とする(1)な
いし(9)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0028】(12)前記交番電圧が三角波を周期的に
動作、停止させたものであることを特徴とする(1)な
いし(9)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0029】(13)の前記交番電圧が鋸波を周期的に
オン、オフさせたものであることを特徴とする(1)な
いし(9)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0030】(14)の前記交番電圧の振幅が0.1k
V以上、2kV以下であることを特徴とする(1)ない
し(9)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0031】(15)前記交番電圧の動作、停止の周期
の周波数fHzが画像形成速度Vmm/secに対し、 2×V≦f≦200×V であることを特徴とする(1)ないし(14)のいずれ
かに記載の画像形成装置。
【0032】[作 用]本発明は、帯電領域に運ばれた
トナーを接触帯電部材に一旦効率よく取り込ませ、その
取り込みトナーを現像手段で回収可能な極性に転換させ
て被帯電体に効率よく吐き出させ、即ち接触帯電部材の
浄化を行わせ、その吐き出しトナーを現像手段において
効率よく現像同時回収させるようにすることで、接触帯
電部材の過度のトナー汚染を防止するものである。
【0033】より具体的には、非画像形成時には、交番
電圧を周期的に動作、停止を繰り返す時間を少なくとも
一定時間設けることで、磁気ブラシ帯電部材からのトナ
ーの積極的吐き出しを行うと共に、磁気ブラシ帯電部材
からの磁性粒子の離脱を防止するものである。
【0034】すなわち、振動電界の動作・停止期間を調
節することにより、最もトナーが被帯電体に飛翔しやす
く、磁性粒子が飛翔しにくい電界状態を形成すること
で、磁性粒子の離脱を防止しつつ帯電部材に混入したト
ナーを被帯電体へ吐き出すことが可能となる。
【0035】したがって、磁気ブラシ帯電部材にトナー
が混入してもその付着・混入トナーは非画像形成時に被
帯電体へ吐き出されて現像手段で良好に回収されること
で浄化されるから、長期の画像形成後も帯電部材がトナ
ー混入で過度に汚染状態になることが防止され、また磁
性粒子の離脱防止も図れることから長期的に安定した高
画質の画像形成を行うことが可能となる。
【0036】ここで現像同時回収とは、転写後に感光体
上に残留したトナーを次工程以降の現像時、すなわち引
き続き感光体を帯電し、露光して潜像を形成し、該潜像
の現像時にかぶり取りバイアス(現像装置に印加する直
流電圧と感光体の表面電位間の電位差であるかぶり取り
電位差Vback)によって回収する方法である。
【0037】
【発明の実施の形態】[第1の実施例] (1)画像形成装置例の全体的構成 図1は本発明に従う画像形成装置例の概略構成図であ
る。本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス利用
のレーザービームプリンターであり、像担持体(被帯電
体)の帯電手段として磁気ブラシタイプの接触帯電装置
を用いた、クリーナーレスシステムの装置である。
【0038】1は被帯電体としての像担持体である回転
感光ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムある
いはドラムと記す)である。本例では直径30mmのO
PC感光体を用い、矢示aに示す時計方向に100mm
/secのプロセススピード(周速度)をもって回転駆
動される。感光体の層構成については(2)項で詳述す
る。
【0039】2は感光ドラム1の周面を所定の極性・電
位に一様に帯電処理し、また被帯電体面上の転写残トナ
ーを一時的に回収して後に排出する、スリーブ型の磁気
ブラシ帯電部材である。この磁気ブラシ帯電部材2につ
いては(3)項で詳述する。この磁気ブラシ帯電部材2
のスリーブには帯電バイアス印加電源Elから所定の帯
電バイアスが印加されていて、電荷注入帯電によって回
転感光ドラム1の外周面がほぼ一様に帯電される。
【0040】この回転感光ドラム1の帯電面に対してレ
ーザーダイオード・ポリゴンミラー等を含むレーザービ
一ムスキャナ6から出力される目的の画像情報の時系列
電気デジタル画素信号に対応して強度変調されたレーザ
ービーム8aによる走査露光がなされ、回転感光ドラム
1の周面に対して目的の画像情報に対応した静電潜像が
形成される。
【0041】その静電潜像はトナー粒子と磁性粒子(現
像キャリア)を一定の比率で混合した現像剤を用いた2
成分接触現像装置3によりトナー画像として現像され
る。3aはマグネット3bを内包する直径16mmの非
磁性現像スリーブであり、この現像スリーブに上記のト
ナー粒子と現像キャリアをコートし、感光ドラム表面と
の距離を500μmに固定した状態で、感光ドラム1と
等速に逆回転させ、スリーブ3aに現像バイアス印加電
源E2より現像バイアス電圧を印加する。本例では、−
500VのDC電圧と、周波数2kHz、ピーク間電圧
1.5kVの矩形のAC電圧(矩形波、方形波)を重畳
したものを用い、スリーブ3aと感光ドラム1の間で現
像を行なわせる。即ち現像スリーブ3aで運ばれてくる
負に帯電されたトナーを潜像の画像部に電界により付着
させて現像する。
【0042】本例において用いた2成分現像剤は、トナ
一粒子は粉砕法によって製造された平均粒径6μmのネ
ガトナーに対して平均粒径20nmの酸化チタンを重畳
比1%外添したものを用い、現像キャリアとしては飽和
磁化が205emu/cm3の平均粒径35μmの磁性
キャリアを用いた。またこのトナーとキャリアを重量比
6:94で混合したものを現像剤として用いた。
【0043】一方、不図示の給紙部から記録材としての
転写材7が供給されて、感光ドラム1と、これに所定の
押圧力で当接させた接触転写手投としての、中抵抗の転
写ローラ4との圧接ニップ部(転写部)Tに所定のタイ
ミングにて導入される。
【0044】転写ローラ4には転写バイアス印加電源E
3から所定の転写バイアス電圧が印加される。本例では
転写ローラ4にはローラ抵抗値5×108 Ωのものを用
い、+2kVのDC電圧を印加して転写を行なった。
【0045】転写部Tに導入された転写材7はこの転写
部Tを挟持搬送されて、その表面側に回転感光ドラム1
の表面に形成担持されているトナー画像が順次に静電気
力と押し圧力にて転写されていく。
【0046】トナー画像の転写を受けた転写材7は感光
ドラム1の面から分離されて熱定着方式等の定着装置5
へ導入されてトナー画像の定着を受け、画像形成物(プ
リント、コピー)として装置外へ排出される。
【0047】また、転写材7に対するトナ一画像転写後
の感光ドラム1面はクリーニング装置を兼ねる磁気ブラ
シ帯電部材2により残留トナー等の付着汚染物の除去を
受けて清掃され繰り返して作像に供される。
【0048】残留トナー等の付着汚染物の磁気ブラシ帯
電部材2による取り込み、吐き出し、そして現像同時回
収については(4)で詳述する。
【0049】図2は本例のプリンターの動作行程図であ
る。
【0050】a)前多回転行程 プリンターの始動(起動)動作期間(ウォーミング期
間)である。メイン電源スイッチのONにより、プリン
ターのメインモーター(不図示)を駆動させて感光ドラ
ム1を回転駆動させ、所要のプロセス機器の準備動作を
実行させる。
【0051】b)スタンバイ 所定の始動期間終了後は、メインモーターの駆動が一旦
停止されて感光ドラムの回転駆動が停止され、プリンタ
ーは画像形成(印字)スタート信号が入力されるまでス
タンバイ(待機)状態に保持される。
【0052】c)前回転行程 画像形成スタート信号の入力により、メインモーターを
再起動させて感光ドラム1を再回転駆動させ、しばらく
の間プリンターに所定の画像形成前動作を実行させる期
間である。
【0053】d)画像形成行程 所定の前回転行程が終了すると、引き続いて回転感光ド
ラム1に対する画像形成プロセスが実行され、トナー画
像の転写を受けた転写材7が定着装置5に搬送されて、
1枚目の画像形成行程が行なわれる。
【0054】連続画像形成モードの場合には、上記の画
像形成行程が繰り返されて所定の設定枚数n分の画像形
成行程が順次に実行される。
【0055】e)紙間行程 連続画像形成モードにおいて、一の転写材7の後端が転
写部Tを通過した後、次の転写材7の先端が転写部Tに
到達するまでの間の、転写部Tにおける転写材被通紙状
態期間である。
【0056】f)後回転行程 最後であるn枚目の画像形成行程が終了した後もしばら
くの間メインモーターの駆動を継続させて感光ドラム1
を回転駆動させ、プリンターに所定の後動作を実行させ
る期間である。
【0057】g)スタンバイ 所定の後回転行程が終了すると、メインモーターの駆動
が停止されて感光ドラム1の回転駆動が停止され、装置
は次の画像形成スタート信号が入力するまで再びスタン
バイ状態に保持される。
【0058】前多回転行程後、直に画像形成信号が入力
した場合には引き続いて前回転行程を経て画像形成行程
が実行される。また1枚だけの画像形成の場合は、その
画像形成行程の終了後、プリンターは後回転行程を経て
スタンバイ状態になる。
【0059】上記において、d)の画像形成行程が画像
形成時であり、a)の前多回転行程、c)の前回転行
程、e)の紙間行程、f)後回転行程が非画像形成時で
ある。 (2)感光体 被帯電体もしくは像担持体としての感光ドラム1は通常
用いられている有機感光体等を用いることもできるが、
望ましくは有機感光体上にその抵抗が109 〜1014Ω
・cmの材質を有する表面層を持つものや、α−Si
(アモルファスシリコン、非晶質シリコン)感光体を用
いると、電荷注入帯電を実現でき、オゾン発生の防止な
らびに消費電力の低減に効果がある。また、帯電性につ
いても向上させることが可能となる。
【0060】本例においては、直径30mmのアルミニ
ウム製のドラム基体1a(図2)上に下記の第1〜第5
の5つの層を下から順に設けてなる複合層構造の負帯電
の有機感光体層1bとからなる感光ドラム1であり、1
00mm/secの回転速度で回転させて用いた。
【0061】第1層:下引き層であり、アルミニウム基
体1aの欠陥等をならすために設けられている厚さ20
μmの導電層である。
【0062】第2層:正電荷注入防止層であり、アルミ
ニウム基体1aから注入された正電荷が感光体表面に帯
電された負電荷を打ち消すのを防止する役割を果たし、
アミラン樹脂とメトキシメチル化ナイロンによって10
6 Ω・cm程度に抵抗調整された厚さ1μmの中抵抗層
である。
【0063】第3層;電荷発生層であり、ジスアゾ系の
顔料を樹脂に分散した厚さ約0.3μmの層で、露光を
受けることによって正負の電荷対を発生する。
【0064】第4層:電荷輸送層であり、ポリカーボネ
ート樹脂にヒドラゾンを分散したものであり、P型半導
体である。従って感光体表面に帯電された負電荷はこの
層を移動することができず電荷発生層で発生した正電荷
のみを感光体表面に輸送することができる。
【0065】第5層:電荷注入層であり、絶縁性樹脂の
バインダーに導電性微粒子としてSn02 超微粒子を分
散した材料の塗エ層である、具体的には絶縁性樹脂に光
透過性の導電フィラーであるアンチモンをドーピングし
て低抵抗化(導電化)した粒径0.03μmのSnO2
粒子を樹脂に対して70重量パーセント分散した材料の
塗エ層である。このようにして調合した塗エ液をデイッ
ピング塗工法、スプレー塗工法、ロールコート塗工法、
ビームコート塗工法等の適当な塗工法にて厚さ約3μm
に塗エして電荷注入層とした。
【0066】(3)磁気ブラシ帯電部材 図3は本例の接触帯電装置である磁気ブラシ帯電部材の
拡大模型図である。本例の磁気ブラシ帯電部材2は、直
径16mmの固定のマグネットローラ2aと、このマグ
ネットローラに回転自由に外嵌させた非磁性のSUSス
リーブ2bと、該スリーブの外周面にマグネットローラ
2aの磁力で付着保持させた磁性粒子(帯電キャリア)
の磁気ブラシ層3cからなるスリーブ回転タイプのもの
である。
【0067】磁気ブラシ層2cを構成させる帯電キャリ
アとしては、平均粒径が10〜100μm、飽和磁化が
20〜250emu/cm3 、抵抗が1×102 〜1×
10 10Ω・cmのものが好ましく、感光ドラム1にピン
ホールのような絶縁欠陥が存在することを考慮すると1
×106 Ω・cm以上のものを用いることが好ましい。
【0068】帯電キャリアの抵抗値は、底面積が228
mm2 の金属セルに磁性粒子を2g入れた後、6.6k
g/cm2 で加重し、100Vの電圧を印加して測定し
ている。
【0069】帯電性能を良くするにはできるだけ抵抗の
小さいものを用いる方がよいので、本例においては平均
粒径25μm、飽和磁化200emu/cm3 、抵抗5
×106 Ω・cmのものを用い、これをスリーブ2bの
外周面に40グラム磁気付着させて磁気ブラシ層2cを
形成させた。
【0070】帯電キャリアの構成としては、樹脂中に磁
性材料としてマグネットを分散し、導電化および抵抗調
整のためにカーボンブラックを分散して形成した樹脂キ
ャリア、あるいはフェライト等のマグネタイト単体表面
を酸化・還元処理して抵抗調整を行ったもの、あるいは
フェライト等のマグネタイト単体表面を樹脂でコーティ
ングし抵抗調整を行ったもの等が用いられている。
【0071】上記の磁気ブラシ帯電部材2を磁気ブラシ
層2cを感光ドラム1面に接触させて配設する。磁気ブ
ラシ層2cと感光ドラム1の接触ニップ部n(帯電ニッ
プ部)の幅は6mmとした。
【0072】そして、スリーブ2bに帯電バイアス印加
電源Elより所定の帯電バイアスを印加し、スリーブ2
bを感光ドラム1との接触ニップ部nにおいて感光ドラ
ム1の回転方向aとはカウンター方向(逆方向)となる
矢示の時計方向bに、感光ドラムの回転速度100mm
/secに対して周速度150mm/secで回転駆動
させることで、回転感光ドラム1面が帯電バイアスの印
加された磁気ブラシ層2cで摺擦され、感光ドラム1の
感光体層1bの表面が所望の電位に注入帯電方式で一様
に一次帯電処理される。
【0073】本例においては、直流電圧−700Vに対
して矩形状の交番電圧500Hz、ピーク間電圧800
Vを重畳したバイアスを磁気ブラシ帯電部材2に印加す
ることにより良好な帯電性を得ることが出来た。
【0074】(4)残留トナー 転写部の次にクリーニング装置を具備させた画像形成装
置の場合はその転写残トナーは該クリーニング装置で除
去されるが、本例の画像形成装置のように専用のクリー
ニング装置を配設せず、磁気ブラシ帯電部材2がクリー
ニング部材を兼ねるクリーナーレスの装置である場合に
は、感光ドラム1上の転写残トナーがそのまま接触帯電
部材2に至って該帯電部材に混入していくため、該帯電
部材のトナーによる汚染が顕著である。
【0075】前述したように、接触帯電部材2に過度に
トナーが混入すると、該帯電部材の抵抗上昇による帯電
ムラの発生、又帯電部材として磁気ブラシを用いた際に
はトナーの過度の混入により磁性粒子が押し出されて経
時的に減少することによる接触不安定に起因する帯電ム
ラ、及び磁気ブラシから離脱した磁性粒子の現像手段へ
の混入によるスジ等の異常画像の発生等の問題がある。
【0076】また転写残トナーは転写時の剥離放電等に
より帯電極性が反転してしまうことが多く、このように
極性反転した状態のトナーは現像装置3において現像と
同時に回収を行なうことは困難である。
【0077】そこで本発明は、帯電領域nに運ばれた転
写残トナーを接触帯電部材2に一旦効率よく取り込ま
せ、その取り込みトナーを現像装置3で回収可能な極性
に転換させて被帯電体1に効率よく吐き出させ、即ち接
触帯電部材2の浄化を行わせ、その吐き出しトナーを現
像装置3において効率よく現橡同時回収させるようにす
ることで、接触帯電部材2の過度のトナー汚染を防止す
るものである。
【0078】具体的に本例では、感光ドラム1の回転に
伴い帯電領域nに到達した転写残トナーを接触帯電部材
である磁気ブラシ帯電部材2に取り込み、帯電磁気ブラ
シとの摺擦により正規帯電トナー化(本例においては負
帯電)を行う、このとき、直流電圧を磁気ブラシ帯電部
材2に印加するのみでは磁気ブラシ帯電部材2へのトナ
ーの取り込みは十分には行われないが、交番電圧を磁気
ブラシ帯電部材2に印加すると感光ドラム1と磁気ブラ
シ帯電部材2の間の電界による振動効果によって、磁気
ブラシ帯電部材2へのトナーの取り込みが容易に行われ
る。
【0079】すなわち、磁気ブラシ帯電部材2に残留ト
ナーを取り込み、トナーの負帯電化が十分に行われた後
の非画像形成時などに、磁気ブラシ帯電部材2に印加す
る交番電圧を減少させる、もしくは停止させることによ
り、磁気ブラシ帯電部材からトナーを吐き出すことがで
きる。
【0080】しかしながら、前述したように、磁気ブラ
シ帯電部材2に印加する交番電圧を減少させる、もしく
は停止させることにより、磁気ブラシ帯電部材2から微
量ながら帯電キャリアが離脱してしまう可能性がある。
【0081】そこで本発明では、交番電圧をある周期で
動作・停止させることにより、交番電界の低減もしくは
完全な停止による帯電キャリアの離脱を防止しつつ、ト
ナーの吐き出しを可能にした。
【0082】図3は本発明の画像形成装置で用いた交番
電圧の一例であり、500Hz・800Vの交番電圧が
1サイクル動作し、3サイクルの停止期間の後に、1サ
イクルの交番電圧が動作し、3サイクルの停止期間を持
つ、という繰り返しで構成されている。交番電圧の停止
期間中は直流電圧のみが磁気ブラシ帯電部材2に印加さ
れている。
【0083】本発明においては、このように、交番電圧
と直流電圧を重畳したバイアスにおいて、交番電圧があ
る一定の周期で動作・停止を繰り返す波形を「ブランク
パルス波形」と呼び、図4のように1サイクルの動作と
3サイクルの停止の波形を1:3ブランクパルス波形と
呼ぶ(前の数字が動作サイクル数、後ろの数字が停止サ
イクル数を示す)。
【0084】ブランクパルス波形は、例えば1:2ブラ
ンクパルス波形や、5:9ブランクパルス波形など、ど
のような動作・停止サイクル数の波形であっても合成す
ることが可能である。また、ブランクパルス波形は、
1:0の場合は通常の交番電圧と直流電圧を重畳した波
形と同じである。
【0085】図5のグラフは通常の矩形波の交番電圧と
直流電圧の重畳されたバイアス波形を用いた磁気ブラシ
帯電部材のトナー/キャリアの吐き出し量のグラフであ
り、縦軸が磁気ブラシ帯電部材2から単位時間当たりに
吐き出したトナー量および帯電キャリア量、横軸が交番
電圧のピーク電圧である。
【0086】これによれば、単位時間あたりのトナー吐
き出し量を200mg/hr以上にしたい場合、交番電
圧を400V以下にすることにより達成されるが、同時
に帯電キャリアの吐き出し畳も70mg/hr以上にな
る。
【0087】このことは、耐久時間200時間で帯電キ
ャリアが14g減少することになるので、磁気ブラシ帯
電部材2の帯電能力に影響する可能性がある。
【0088】また、図6のグラフはブランクパルス波形
を用いた場合のトナー/キャリアの吐き出し量のグラフ
であり、縦軸が磁気ブラシ帯電部材2から単位時間当た
りに吐き出したトナー量および帯電キャリア量、横軸が
ブランクパルス波形の動作1サイクル当たりの停止サイ
クル数を表している。
【0089】これによれば、単位時間あたりのトナー吐
き出し量を200mg/hr以上にしたい場合、ブラン
クパルス波形は動作1サイクルに対し停止2サイクルに
することにより達成されるが、帯電キャリアの吐き出し
量は50mg/hr程度と、通常の矩形波よりも約30
%近くも抵減させることが可能となった。
【0090】このことは、通常の矩形波に対して耐久時
間200時間で帯電キャリアの吐き出し量が約4gも少
ないことになり、その分だけ磁気ブラシ帯電部材2の寿
命を延ばすことが可能となる。
【0091】このような構成としたことで、接触帯電部
材としての磁気ブラシ帯電部材2にトナーが混入して
も、トナーの吐き出しが十分に行えるので磁気ブラシ帯
電部材2のトナー汚染を防止することが可能となり、ま
た磁気ブラシ帯電部材2を構成する磁性粒子(帯電キャ
リア)の離脱減少も防止され、帯電能力の不足による画
像不良といった問題を解決することが可能となった。
【0092】交番電圧のブランクパルス波形は、正弦波
を周期的に動作・停止させたも、三角波を周期的に動作
・停止させたもの、鋸波を周期的にオン・オフさせたも
の等にすることができる。
【0093】本例においては、ブランクパルス波形を用
いるタイミングを単に非画像形成時としたが、非画像形
成時であればいつでもよく、たとえば前回転時、あるい
は後回転時に行えば良く、毎画像形成後ごとでもよい
し、一定間隔ごとに行っても良いことは言うまでもな
い。
【0094】更に、ブランクパルス波形の交番電圧を5
00Hz・800Vとして用いたが、装置の構成ならび
に実験条件、また所望の吐き出しトナー量/キャリア量
などに応じて最適な値は変化する。また、交番電圧のピ
ーク間電圧は0.1kV以上かつ2kV以下、交番電圧
の周波数fHzは画像形成速度Vmm/secに対し
て、2×V≦f≦200×Vの関係を満たすことが望ま
しい。
【0095】また、本例においては、マグネットローラ
が固定の非磁性スリーブ回転系の磁気ブラシ帯電部材に
おいて述べたが、この磁気ブラシ系であればこの構成に
限られるものではなく、例えば、同構成でマグネットロ
ーラが回転する系や、マグネットローラのみの構成でマ
グネットローラ自体が回転する系であってもローラ表面
を導電性処理をすることにより実現可能である。
【0096】[第2の実施例]第1の実施例において
は、トナー粒子として粉砕法で生成されたトナーを用い
たが、本例においては懸濁重合法によって生成された平
均粒径6μmの球形トナーに対して平均粒径20nmの
酸化チタンを重畳比1%外添したものを用いた。また現
像キャリアとしては飽和磁化が205emu/cm2
平均粒径35μmの磁性キャリアを用いた。
【0097】またこのトナーと現像キャリアを重量比
6:94で混合したものを現像剤として用いた。
【0098】重合法で生成されたトナーは球形に近い形
状であるため外添剤が均−にコートされる。このため、
感光ドラム1に対する離型性が極めてよい。例えば、上
記のような粉砕トナーと重合トナーで転写効率(紙上に
転写された単位面積当たりのトナー量/感光ドラム上の
単位面積当たりのトナー量)を比べた場合、粉砕トナー
が90%であったのに対して、重合トナーを用いた場合
には97%と非常に効率が高く、かぶりも非常に少なか
った。
【0099】このような重合トナーを用いて、第1の実
施例と同様の検討を行ったところ、本例においては転写
残トナーが極微量であることに加え、高離型性であるた
め、クリーニング装置がなく現像時に転写残トナーを回
収するクリーナーシステムの構成を採った場合でもより
回収性が上がり画像不良は全く発生しなくなる。
【0100】また、本発明のように、非画像形成時にブ
ランクパルス波形を帯電部材に印加した場合、混入トナ
ーの帯電キャリアからの離型性が大変良いために、吐き
出しも粉砕トナーの場合により良好に行われ、ブランク
パルス波形を印加している時間も短くて済む。
【0101】よって、本例のように重合法で生成された
トナーを用いた場合、より停止時間の短く帯電キャリア
の離脱が少ないブランクパルス波形を用いることで、本
発明の効果である帯電部材のトナー汚染防止効果と帯電
キャリアの離脱防止効果をより容易に発揮させることが
できる。
【0102】[その他] 1)静電潜像形成のための画像露光手段としては、実施
形態例の様にデジタル的な潜像を形成するレーザー走査
露光手段に限定されるものではなく、通常のアナログ的
な画像露光やLEDなどの他の発光素子でも構わない
し、蛍光燈等の発光素子と液晶シャッター等の組み合わ
せによるものなど、画像情報に対応した静電潜像を形成
できるものであるなら構わない。
【0103】2)像担持体は静電記録誘電体等であって
も良い。この場合は、該誘電体面を所定の極性・電位に
一様に一次帯電した後、除電針ヘッド、電子銃等の除電
手段で選択的に除電して目的の静電潜像を書き込み形成
する。
【0104】3)本発明において静電潜像の現像方式・
手段は任意である。一般に静電潜像の現像方法は、非磁
性トナーについてはブレード等で現像剤担持体上にコー
ティングし、磁性トナーは磁気力により現像剤担持体上
にコーティングして搬送して像担持体に対して非接触状
態で現像する方法(1成分非接触現像)と、接触状態で
現像する方法(1成分接触現像)と、トナー粒子に対し
て磁性のキャリアを混合したものを現像剤として用いて
磁気力によって現像剤担持体上にコーティングして搬送
して像担持体に対して接触状態で現像する方法(2成分
接触現像)と、非接触状態で現像する方法(2成分非接
触現像)との4種類に大別される。
【0105】4)転写手段はローラ転写に限らず、ベル
ト転写やコロナ放電転写など任意である。転写ドラムや
転写ベルト等の中間転写体などを用いて、単色画像ばか
りでなく、多重転写等により多色やフルカラー画像を形
成する画像形成装置であってもよい。
【0106】5)転写部の次にクリーニング装置を具備
させた画像形成装置であってもよい。また、像担持体と
して電子写真感光体や静電記録誘電体を回動ベルト型に
し、これに帯電・静電潜像形成・現像の工程手段により
画像情報のトナー像を形成させ、そのトナー像形成部を
閲読表示部に位置させて画像表示させ、像担持体は繰り
返して表示画像の形成に使用する画像表示装置もある。
本発明の画像形成装置にはこのような画像表示装置も含
む。
【0107】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被帯電体
の帯電を磁気ブラシ帯電にて行い、該被帯電体の帯電処
理面に目的の画像情報に対応した静電潜像を形成し、そ
の静電潜像を現像手段によりトナー画像として可視像化
して画像形成を実行する画像形成装置について、磁気ブ
ラシ帯電部材への過度のトナー混入に起因する帯電ムラ
の発生、異常画像の発生をなくすことができ、更に磁気
ブラシ部の磁性粒子の離脱による帯電ムラを防止し、長
期にわたって良好な画像形成を維持させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1および第2の実施例における画像形成装
置の概略構成模型図
【図2】 画像形成装置の動作行程図
【図3】 磁気ブラシ部分の構成模型図
【図4】 交番電圧(ブランクパルス波形)を表す図
【図5】 通常の矩形波の場合のトナー/キャリアの吐
き出し量と交番電圧の相関図
【図6】 ブランクパルス波形の場合のトナー/キャリ
ア吐き出し量と動作1サイクルに対する停止サイクル数
の相関図
【符号の説明】
1 被帯電体としての像担持体(感光ドラム) 2 接触帯電装置としての磁気ブラシ帯電部材 3 現像装置 4 転写装置 5 定着装置 6 レーザービームスキャナ 7 転写材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被帯電体を接触帯電部材によって帯電し、
    該被帯電体の帯電処理面に静電潜像を形成し、その静電
    潜像を現像手段によりトナー画像として現像して画像形
    成を実行する画像形成装置において、 該接触帯電部材が導電性磁性粒子よりなる磁気ブラシ帯
    電部材であり、 非画像形成時に該帯電部材に印加する電圧が直流電圧と
    交番電圧を重畳したものであり、該交番電圧は周期的に
    動作、停止を繰り返すことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】被帯電体が表面に抵抗109 〜1014Ω・
    cmの材質からなる層を有することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】被帯電体が、感光層、及び表面層を有し、
    該表面層が樹脂及び導電性微粒子を有することを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】導電性微粒子がSnO2 であることを特徴
    とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】被帯電体が非晶質のシリコンを有する表面
    層からなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】現像手段が、被帯電体に対して現像剤を接
    触させて潜像の現像を行う接触現像方式であることを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】現像手投に収容される現像剤は、トナー粒
    子と磁性粒子からなる現像剤であることを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】現像手投のトナーは重合法で生成されたト
    ナーであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】接触帯電部材が被帯電体上の残留トナー等
    を清掃回収するクリーニング手段を兼ねることを特徴と
    する請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】前記交番電圧が方形波を周期的に動作、
    停止させたものであることを特徴とする請求項1ないし
    9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記交番電圧が正弦波を周期的に動作、
    停止させたものであることを特徴とする請求項1ないし
    9のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記交番電圧が三角波を周期的に動作、
    停止させたものであることを特徴とする請求項1ないし
    9のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】前記交番電圧が鋸波を周期的にオン、オ
    フさせたものであることを特徴とする請求項1ないし9
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】前記交番電圧の振幅が0.1kV以上、
    2kV以下であることを特徴とする請求項1ないし9の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】前記交番電圧の動作、停止の周期の周波
    数fHzが画像形成速度Vmm/secに対し、 2×V≦f≦200×V であることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか
    に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002207354A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Canon Inc 画像形成装置

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