JP2000338426A - カラーホイール - Google Patents

カラーホイール

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JP2000338426A
JP2000338426A JP15166699A JP15166699A JP2000338426A JP 2000338426 A JP2000338426 A JP 2000338426A JP 15166699 A JP15166699 A JP 15166699A JP 15166699 A JP15166699 A JP 15166699A JP 2000338426 A JP2000338426 A JP 2000338426A
Authority
JP
Japan
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filter
color wheel
disk
transparent
disks
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15166699A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yamamoto
昌広 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2000338426A publication Critical patent/JP2000338426A/ja
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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像発生装置に使用されるディスク状カラー
ホイールにおいて、風切り音を防止し、基板の破損を防
止する。 【解決手段】 第1のフィルタセグメント領域を備えた
第1のディスク3と第2のフィルタセグメント領域を備
えた第2のディスク4とを貼り合わせた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク状のプレー
トからなるカラーホイールに関するものであって、この
プレートの円周方向に透過光の波長領域の異なるセグメ
ントを形成しており、該セグメントが光透過性を有して
いるものである。
【0002】
【従来の技術】上記カラーホイールは、例えば、新規の
画像発生装置またはディスプレイ装置、たとえばDLP
(デイジタルライトプロセッシング)のような光学系に
おいて、次々に周期的なカラー変化を発生させる場所に
使用される。
【0003】従来のカラーホイールの一例をを図4に示
す。この場合のカラーホイール40は3個の扇状のフィ
ルタセグメント1A,1B,1Cを相互に接着し、ディ
スク形状を形成してなる。前記各扇状のフィルタセグメ
ント1A,1B,1Cはプレートの円周方向に膜厚また
は被覆構成部材の異なるフィルタ部材が、それぞれ蒸着
またはスパッタ等の工法により被覆され、透過光の波長
領域の異なるセグメントを構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記貼り合わせ型のデ
ィスク状カラーホイールでは、3ケの扇状のフィルタセ
グメントを正確に切断加工したり、接着加工する必要が
ある。
【0005】扇状のフィルタセグメント貼り合わせ過程
でディスクの表裏面に段差を生じた場合、カラーホイー
ルを毎分約一万回転させるので、風切り音が発生し、画
像発生装置としても光学的に致命不良となる。また、高
速回転によりカラーホイールに強い遠心力が発生する。
扇状のフィルタセグメントの接着、または固定に不備が
あった場合、フィルタセグメントが破損し危険である。
画像発生装置を破損する恐れもある。
【0006】本発明は風切り音を低減し、破損の恐れの
無いカラーホイール、組み立ての容易なカラーホィール
を提供すること目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のカラーホイールは、複数たとえば3個の扇状
のフィルタセグメント1A,1B,1Cを相互に接着し
ディスク形状を形成し、該ディスクの少なくとも片面に
保護ディスクを貼り合わせたカラーホィールとした。
【0008】また、透過光のフィルタ波長領域とセグメ
ント位置が異なるディスクを複数用意し、前記複数のデ
ィスクを貼り合わせて円環の全領域にフィルタセグメン
トを構成したカラーホイールとした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における第1の発明は、透
過光のフィルタ波長領域が異なる扇状のフィルタセグメ
ントを複数用意し、前記扇状のフィルタセグメントを相
互に接着してディスク形状を形成し、前記ディスクの少
なくとも片面に保護ディスクを貼り合わせたたことを特
徴とするカラーホイールとしたもので、風切り音を低減
し、破損の恐れが小さい。
【0010】本発明における第2の発明は、透過光のフ
ィルタ波長領域とセグメント位置が異なるディスクを複
数用意し、前記複数のディスクを貼り合わせて円環の全
領域にフィルタセグメントを構成したことを特徴とする
カラーホイールとしたもので、風切り音を低減し、破損
の恐れが無く、組み立てが容易となる。
【0011】以下、本発明の実施例におけるカラーホイ
ールについて、図面を参照しながら説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おけるカラーホイール10の組み立て前の斜視図を示
す。図1において、符号1はフィルタディスク、1A,
1B,1Cは扇状のフィルタセグメント、2は保護ディ
スクを示す。
【0013】実施例1におけるカラーホイール10は、
透過光のフィルタ波長領域がそれぞれ異なる扇状のフィ
ルタセグメント1A,1B,1Cを3ケ用意し、前記扇
状のフィルタセグメントを相互に接着してフィルタディ
スク1を形成し、前記フィルタディスク1の少なくとも
片面に保護ディスク2を貼り合わせた構成とした。図1
のカラーホイール10では両面に保護ディスク2を貼り
合わせた構成とした。
【0014】前記保護ディスク2は透明なガラス部材ま
たは透明な樹脂部材(たとえばアクリル樹脂、ポリカー
ネイト樹脂)のいずれか一方とした。扇状のフィルタセ
グメント1A,1B,1Cの相互接着、保護ディスク2
の貼り合わせに際しては、透明なアクリル樹脂系接着
剤、透明なエポキシ樹脂系接着剤、透明な光硬化樹脂等
の内のいずれか一つを用いた。
【0015】上記構成により実施例1におけるカラーホ
イールは風切り音を低減し、破損の恐れが小さい。
【0016】(実施例2)図2は、本発明の実施例2に
おけるカラーホイール20の組み立て前の斜視図を示
す。図2において、符号3は第1のフィルタセグメント
領域を備えた第1のディスク、4は第2のフィルタセグ
メント領域を備えた第2のディスクを示す。
【0017】実施例2におけるカラーホイール20は、
透過光のフィルタ波長領域とセグメント位置が異なるデ
ィスクを複数用意し、前記複数のディスクを貼り合わせ
て円環の全領域にフィルタセグメントを構成した。図2
の場合は、第1のディRクと第2のディスクとの2枚の
貼り合わせ構成とした。貼り合わせ枚数は2枚に限るも
のでないことは言うまでもない。
【0018】前記第1、第2のディスク構成部材を透明
なガラス部材または透明な樹脂部材(たとえばアクリル
樹脂、ポリカーポネイト樹脂)のいずれか一方とした。
ディスク相互間の貼り合わせに際しては、透明なアクリ
ル樹脂系接着剤、透明なエポキシ樹脂系接着剤、透明な
光硬化樹脂等の内のいずれか一つを用いた。
【0019】なお、前記第1、第2のディスクにおい
て、フィルタセグメント領域以外の部分は透明状または
反射防止膜等が被覆されている。また、各フィルタのフ
ィルタ特性が−20℃〜100℃の範囲内で温度安定性
を有し、かつ、相対空気湿度の0%〜90%の範囲内で
湿度安定性を有している様、所望に構成されていること
は言うまでもない。
【0020】さらに、フィルタセグメントのカラーフィ
ルタとしては、薄膜干渉層フィルタが使用される。薄膜
干渉層フィルタは公知の形式で、たとえばTa↓2O↓
5/SiO↓2等を交互に組み合せた層から構成され
る。これらの層は、要求されるフィルタ特性に応じて薄
膜干渉層の寸法および、層数が設定される。そして、ス
パッタリング成膜法やイオンアシスト蒸着法などにより
成膜される。
【0021】実施例2におけるカラーホィールは、フィ
ルタセグメントを成膜した面を接着密封することで空気
との遮断が可能となる。その結果、温度変化および、空
気湿度に対する光学的な安定性が向上する。また、当然
のことながら、風切り音を低減し、破損の恐れが無く、
組み立てが容易となる。
【0022】図3は図2のA部拡大斜視図を示す。前記
第1、第2のディスクにおいて、回転軸(図示せず。)
と嵌合する穴径の一部にキー溝と同様の矩形切り欠き溝
5をそれぞれ設け、該切り欠き溝5部分を基準にして各
フィルタセグメント領域の位置決めを可能としたもので
ある。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高精度の
継ぎ合わせ技術や、接着技術を要することなく風切り音
を低減し、破損の恐れの無いカラーホイールを得る。ま
た、組み立てが容易となる。また、第2の発明では、任
意の位置に任意のフィルタセグメント領域を設定可能と
なり、カラーホイールの性能の幅を広げる。また、従来
工法のような継ぎ合わせの工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるカラーホイールの組
み立て前の斜視図
【図2】本発明の実施例2におけるカラーホイールの組
み立て前の斜視図
【図3】図2のA部拡大斜視図
【図4】従来のカラーホイールの構成図
【符号の説明】
1 フィルタディスク 1A、1B、1C 扇状のフィルタセグメント 2 保護ディスク 3 第1のフィルタセグメント領域を備えた第1のディ
スク 4 第2のフィルタセグメント領域を備えた第2のディ
スク 5 切り欠き溝 10、20 カラーホィール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過光のフィルタ波長領域が異なる扇状
    のフィルタセグメントを複数用意し、前記扇状のフィル
    タセグメントを相互に接着してディスクを形成し、前記
    ディスクの少なくとも片面に保護ディスクを貼り合わせ
    たたことを特徴とするカラーホイール。
  2. 【請求項2】 保護ディスクを透明なガラス部材または
    透明な樹脂部材の内のいずれか一方としたことを特徴と
    する請求項1記載のカラーホイール。
  3. 【請求項3】 透過光のフィルタ波長領域とセグメント
    位置が異なるディスクを複数用意し、前記複数のディス
    クを貼り合わせて円環の全領域にフィルタセグメントを
    構成したことを特徴とするカラーホイール。
  4. 【請求項4】 ディスクを透明なガラス部材または透明
    な樹脂部材の内のいずれか一方としたことを特徴とする
    請求項3記載のカラーホイール。
JP15166699A 1999-05-31 1999-05-31 カラーホイール Withdrawn JP2000338426A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7980705B2 (en) * 2008-03-26 2011-07-19 Casio Computer Co., Ltd. Color wheel having a plurality of segments and projector employing the same
US8237872B2 (en) 2006-09-29 2012-08-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Projection type display apparatus
US10738988B2 (en) 2014-02-24 2020-08-11 Schott Ag Cooling of a converter arrangement for light sources with high luminance

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8237872B2 (en) 2006-09-29 2012-08-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Projection type display apparatus
US7980705B2 (en) * 2008-03-26 2011-07-19 Casio Computer Co., Ltd. Color wheel having a plurality of segments and projector employing the same
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