JP2000338010A - 加振装置及び加振装置の制御方法 - Google Patents

加振装置及び加振装置の制御方法

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JP2000338010A
JP2000338010A JP11152050A JP15205099A JP2000338010A JP 2000338010 A JP2000338010 A JP 2000338010A JP 11152050 A JP11152050 A JP 11152050A JP 15205099 A JP15205099 A JP 15205099A JP 2000338010 A JP2000338010 A JP 2000338010A
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driving
plate
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JP11152050A
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Hiroshi Uno
博 宇野
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Saginomiya Seisakusho Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械系の運動要素の質量を小さくし、単純な
構成とし、振動周波数を高くする。 【解決手段】 第1Y方向直動アクチュエータ25は、
プレート12をプレート12の載置面に垂直な第1回動
軸で回動可能に支持するとともに、第1回動軸を載置面
に平行な第1所定方向に直線駆動し、第2Y方向直動ア
クチュエータ27は、プレート12を第1回動軸に平行
な第2回動軸で回動可能に支持するとともに、第2回動
軸を載置面に平行、かつ、第1所定方向に平行な第2所
定方向に直線駆動するので、装置構成を簡略化でき、Y
方向直動アクチュエータ25、27の駆動量によりプレ
ート12を回動(回転)させることが可能となる。Y方
向直動アクチュエータ25、27はプレート12外に設
置することができ、プレート12を含む駆動対象の質量
を低減でき、ひいては、高周波数で加振を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加振装置及び加振
装置の制御方法に係り、特に車両基本特性計測装置にお
いて車両駆動時のタイヤホイールの変位及び角度を3次
元的に計測するホイールアラインメント測定を行う際に
車両を加振するために用いられる加振装置及びその制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のサスペンション特性及びステアリ
ング特性等の車両基本特性を室内で測定するための試験
装置として車両基本特性測定装置が知られている。
【0003】車両基本特性測定装置においては、試験車
両を所定位置に固定し、タイヤホイールに回転、左右、
上下、前後等の力を印加して、その際に発生する反力を
考慮して得られた計測データを処理することにより様々
な車両基本特性を測定することが可能である。
【0004】この車両基本特性測定装置の一部を構成す
るものとして、タイヤホイールに回転、左右、上下、前
後等の力を印加するための加振装置がある。ところで、
従来の車両基本特性測定装置は、静的な特性を計測する
ものとして発達してきたが、近年においては、車両の脚
周りの部品の多様化に伴い、動的な特性を含めた計測が
求められるようになっており、物理的に可能な範囲でで
きるだけ広い周波数帯域の計測が必要とされ、加振装置
においても、加振周波数ができるだけ広い周波数帯域の
ものが望まれている。
【0005】これに対処するためには、機械系の運動要
素の構成は、できるだけ質量が小さく単純な構造が望ま
しいが、従来の車両基本特性測定装置におけるタイヤホ
イールを載置するプレートの接地点には荷重検出器が設
けられており、プレートには荷重検出器と組み合わせて
ステア角、トルクの発生のためにさらに回転型アクチュ
エータが設けられており、運動要素の質量が大きく、構
造も複雑となっていた。
【0006】ここで、図7を参照して従来の車両基本特
性測定装置について具体的に説明する。
【0007】車両基本特性測定装置は、被測定車両の4
個のタイヤホイールが載置される4個のプレートが設け
られており、この4個のプレートを介してタイヤホイー
ルを加振するためのシリンダ機構がそれぞれ設けられて
いる。シリンダ機構は、図7に示すように、電気油圧サ
ーボ式のZ軸方向加振アクチュエータ111が基礎B上
に設置されている。
【0008】このZ軸方向加振アクチュエータ111
は、図示しないサーボバルブを介して油圧制御が行われ
るシリンダ111aと、油圧制御に伴ってZ方向に駆動
されるピストンロッド111bと、を備えて構成されて
いる。ピストンロッド111bの上部には、ピストンロ
ッド111bによりZ軸方向に駆動されるZ軸方向駆動
テーブル111cが設けられている。
【0009】Z軸方向駆動テーブル111cには、その
上面に転動コロ112aを介してX軸方向およびY軸方
向に駆動可能なXY軸方向駆動テーブル112が載置さ
れており、さらにXY軸方向駆動テーブル112の周辺
部には電気油圧サーボ式のX軸方向加振アクチュエータ
(図示せず)および電気油圧サーボ式のY軸方向加振ア
クチュエータ113が配置されている。
【0010】XY軸方向駆動テーブル112には、X軸
方向の一方の端面にX軸方向加振アクチュエータのピス
トンロッドが設けられており、Y−方向の一方の端面に
Y軸方向加振アクチュエータ113のピストンロッドが
設けられている。これらのピストンロッドは、他方の加
振アクチュエータの加振によるXY軸方向駆動テーブル
の駆動を許容するように連結されている。
【0011】XY軸方向駆動テーブル112の上面中央
部には回転テーブル114が転動コロ114aを介して
回転自在に配置され、XY軸方向駆動テーブル112の
中央凹部には回転テーブル114を回転駆動する回転ア
クチュエータ115が上下方向に若干移動可能に設けら
れていて、この回転アクチュエータ115の出力軸11
5aは、プレート114に連結されている。
【0012】プレート114は、X軸、Y軸およびZ軸
の3軸方向の加重を検出する4つの圧電式3軸センサ1
14bを一対の円盤114cによって挟んだ構造となっ
ており、回転アクチュエータ115とプレート114と
の間には、回転トルクを検出するための回転トルクセン
サ116が設けられている。
【0013】上記構成の車両基本特性測定装置によれ
ば、タイヤホイールが載置されるプレート114は、X
軸方向、Y軸方向およびZ軸方向への移動並びに回転が
可能となっており、各種車両基本特性の試験は、X軸方
向、Y軸方向、Z軸方向および回転の各ベクトルの組み
合わせ下で実行されることとなる。
【0014】上記構造によれば、試験を行うためにタイ
ヤホイール接地点のプレートを駆動すると必然的に圧電
式3軸センサ114bおよび回転アクチュエータ115
も移動されることとなり、運動質量が大きくなっていた
ため振動周波数を高くすることは困難となっていた。
【0015】そこで、本発明の目的は、機械系の運動要
素の質量を小さくし、単純な構成とし、振動周波数を高
くすることが可能な加振装置及びその制御方法を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、プレート上に載置した加振
対象を加振するための加振装置において、前記プレート
を前記プレートの載置面に垂直な第1回動軸で回動可能
に支持するとともに、前記第1回動軸を前記載置面に平
行な第1所定方向に直線駆動する第1駆動手段と、前記
プレートを前記第1回動軸に平行な第2回動軸で回動可
能に支持するとともに、前記第2回動軸を前記載置面に
平行、かつ、前記第1所定方向に平行な第2所定方向に
直線駆動する第2駆動手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0017】請求項1記載の発明によれば、第1駆動手
段は、プレートをプレートの載置面に垂直な第1回動軸
で回動可能に支持するとともに、第1回動軸を載置面に
平行な第1所定方向に直線駆動する。第2駆動手段は、
プレートを第1回動軸に平行な第2回動軸で回動可能に
支持するとともに、第2回動軸を載置面に平行、かつ、
第1所定方向に平行な第2所定方向に直線駆動する。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記プレートの前記第1所定方向あるいは
前記第2所定方向への移動量および前記プレートの回動
量に対応する駆動指示信号に基づいて前記第1駆動手段
および前記第2駆動手段を制御する駆動制御手段を備え
たことを特徴としている。
【0019】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、駆動制御手段は、プレートの
第1所定方向あるいは第2所定方向への移動量およびプ
レートの回動量に対応する駆動指示信号に基づいて第1
駆動手段および第2駆動手段を制御する。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記駆動制御手段は、前記プレートの前記
第1所定方向あるいは前記第2所定方向への移動量およ
び前記プレートの回動量に基づいて、前記第1駆動手段
における前記第1回動軸の駆動量および前記第2駆動手
段における前記第2回動軸の駆動量を算出する駆動量算
出手段を備えたことを特徴としている。
【0021】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の作用に加えて、駆動制御手段の駆動量算出手
段は、プレートの第1所定方向あるいは第2所定方向へ
の移動量およびプレートの回動量に基づいて、第1駆動
手段における第1回動軸の駆動量および第2駆動手段に
おける第2回動軸の駆動量を算出する。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記駆動量算出手段は、前記載置面に平行
な仮想平面と前記第1回動軸および前記第2回動軸との
二つの交点を結ぶ線分の中点を通り前記載置面に垂直な
軸を仮想回動軸とした場合に、前記プレートの前記第1
所定方向あるいは前記第2所定方向への移動量を前記仮
想回動軸の前記仮想平面上における移動量とすることを
特徴としている。
【0023】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明の作用に加えて、駆動量算出手段は、プレート
の第1所定方向あるいは第2所定方向への移動量を仮想
回動軸の仮想平面上における移動量とする。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項3または請
求項4記載の発明において、前記駆動量算出手段は、前
記プレートの前記第1所定方向あるいは前記第2所定方
向への移動量をyとし、前記プレートの回動量をθと
し、前記第1回動軸と前記第2回動軸との間の離間距離
を2Lとした場合に、前記第1駆動手段における前記第
1回動軸の駆動量y1、前記第2駆動手段における前記
第2回動軸の駆動量y2を、 y1=y−(L・tanθ) y2=y+(L・tanθ) により算出することを特徴としている。
【0025】請求項5記載の発明によれば、請求項3ま
たは請求項4に記載の発明の作用に加えて、駆動量算出
手段は、第1駆動手段における第1回動軸の駆動量y
1、第2駆動手段における第2回動軸の駆動量y2を、 y1=y−(L・tanθ) y2=y+(L・tanθ) により算出する。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項2ないし請
求項5のいずれかに記載の発明において、前記駆動制御
手段は、前記駆動指示信号として、前記プレートの前記
第1所定方向あるいは前記第2所定方向への移動量に対
応する移動量信号および前記プレートの回動量に対応す
る回動量信号が入力されるとした場合に、前記回動量信
号に幾何学的補正定数を乗じて補正回動量信号を出力す
る補正定数乗算手段と、前記移動量信号に前記補正回動
量信号を加算して前記第1駆動手段における前記第1回
動軸の駆動量に相当する第1駆動制御信号として出力す
る加算手段と、前記移動量信号から前記補正回動量信号
を減算して前記第2駆動手段における前記第2回動軸の
駆動量に相当する第2駆動制御信号として出力する減算
手段と、前記第1駆動制御信号に基づいて前記第1駆動
手段の駆動制御を行うための第1駆動信号を出力する第
1駆動制御手段と、前記第2駆動制御信号に基づいて前
記第2駆動手段の駆動制御を行うための第2駆動信号を
出力する第2駆動制御手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0027】請求項6記載の発明によれば、請求項2な
いし請求項5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
駆動制御手段の補正定数乗算手段は、回動量信号に幾何
学的補正定数を乗じて補正回動量信号を加算手段および
減算手段に出力する。
【0028】加算手段は、移動量信号に補正回動量信号
を加算して第1駆動手段における第1回動軸の駆動量に
相当する第1駆動制御信号として出力する。一方、減算
手段は、移動量信号から補正回動量信号を減算して第2
駆動手段における第2回動軸の駆動量に相当する第2駆
動制御信号として出力する。
【0029】第1駆動制御手段は、第1駆動制御信号に
基づいて第1駆動手段の駆動制御を行うための第1駆動
信号を出力する。第2駆動制御手段は、第2駆動制御信
号に基づいて第2駆動手段の駆動制御を行うための第2
駆動信号を出力する。
【0030】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記第1駆動制御手段は、前記第1駆動手
段の実際の駆動量を検出する第1駆動量検出手段と、前
記第1駆動量検出手段により検出された前記第1駆動手
段の実際の駆動量および前記第1駆動制御信号に基づい
てサーボ制御を行う第1サーボ制御手段と、を備え、前
記第2駆動制御手段は、前記第2駆動手段の実際の駆動
量を検出する第2駆動量検出手段と、前記第2駆動量検
出手段により検出された前記第2駆動手段の実際の駆動
量および前記第2駆動制御信号に基づいてサーボ制御を
行う第2サーボ制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0031】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の作用に加えて、第1駆動制御手段の第1駆動
量検出手段は、第1駆動手段の実際の駆動量を検出し、
第1サーボ制御手段は、第1駆動量検出手段により検出
された第1駆動手段の実際の駆動量および第1駆動制御
信号に基づいてサーボ制御を行う。一方、第2駆動制御
手段の第2駆動量検出手段は、第2駆動手段の実際の駆
動量を検出し、第2サーボ制御手段は、第2駆動量検出
手段により検出された第2駆動手段の実際の駆動量およ
び第2駆動制御信号に基づいてサーボ制御を行う。
【0032】請求項8記載の発明は、載置面に垂直な第
1回動軸および前記第1回動軸と所定距離離間した前記
載置面に垂直な第2回動軸により回動可能に支持された
プレートを有し、前記プレート上に載置した加振対象を
加振するための加振装置の制御方法において、前記第1
回動軸を前記載置面に平行な第1所定方向に直線駆動す
る第1駆動工程と、前記第2回動軸を前記載置面に平
行、かつ、前記第1所定方向に平行な第2所定方向に直
線駆動する第2駆動工程と、を備えたことを特徴として
いる。
【0033】請求項8記載の発明によれば、第1駆動工
程は、第1回動軸を載置面に平行な第1所定方向に直線
駆動し、第2駆動工程は、第2回動軸を載置面に平行、
かつ、第1所定方向に平行な第2所定方向に直線駆動す
る。
【0034】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、前記プレートの前記第1所定方向あるいは
前記第2所定方向への移動量および前記プレートの回動
量に対応する駆動指示に基づいて前記第1駆動工程にお
ける駆動量および前記第2駆動工程における駆動量を制
御する駆動制御工程を備えたことを特徴としている。
【0035】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載の発明の作用に加えて、駆動制御工程は、プレートの
第1所定方向あるいは第2所定方向への移動量およびプ
レートの回動量に対応する駆動指示に基づいて第1駆動
工程における駆動量および第2駆動工程における駆動量
を制御する。
【0036】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明において、前記駆動制御工程は、前記プレートの前
記第1所定方向あるいは前記第2所定方向への移動量お
よび前記プレートの回動量に基づいて、前記第1回動軸
の駆動量および前記第2回動軸の駆動量を算出する駆動
量算出工程を備えたことを特徴としている。
【0037】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の発明の作用に加えて、駆動制御工程の駆動量算出
工程は、プレートの第1所定方向あるいは第2所定方向
への移動量およびプレートの回動量に基づいて、第1回
動軸の駆動量および第2回動軸の駆動量を算出する。
【0038】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記駆動量算出工程は、前記載置面に
平行な仮想平面と前記第1回動軸および前記第2回動軸
との二つの交点を結ぶ線分の中点を通り前記載置面に垂
直な軸を仮想回動軸とした場合に、前記プレートの前記
第1所定方向あるいは前記第2所定方向への移動量を前
記仮想回動軸の前記仮想平面上における移動量として駆
動量を算出することを特徴としている。
【0039】請求項11記載の発明によれば、請求項1
0記載の発明の作用に加えて、駆動量算出工程は、プレ
ートの第1所定方向あるいは第2所定方向への移動量を
仮想回動軸の仮想平面上における移動量として駆動量を
算出する。
【0040】請求項12記載の発明は、請求項8ないし
請求項11のいずれかに記載の発明において、前記駆動
工程は、前記プレートの前記第1所定方向あるいは前記
第2所定方向への移動量をyとし、前記プレートの回動
量をθとし、前記第1回動軸と前記第2回動軸との間の
離間距離を2Lとした場合に、前記第1駆動手段におけ
る前記第1回動軸の駆動量y1、前記第2駆動手段にお
ける前記第2回動軸の駆動量y2を、 y1=y−(L・tanθ) y2=y+(L・tanθ) により算出することを特徴としている。
【0041】請求項12記載の発明によれば、請求項8
ないし請求項11のいずれかに記載の発明において、駆
動工程は、第1駆動手段における第1回動軸の駆動量y
1、第2駆動手段における第2回動軸の駆動量y2を y1=y−(L・tanθ) y2=y+(L・tanθ) により算出する。
【0042】請求項13記載の発明は、請求項8ないし
請求項11のいずれかに記載の発明において、前記駆動
制御工程は、前記プレートの前記第1所定方向あるいは
前記第2所定方向への移動量に対応する移動量および前
記プレートの回動量に対応する回動量が入力されるとし
た場合に、前記回動量に幾何学的補正定数を乗じて補正
回動量を算出する補正定数乗算工程と、前記移動量に前
記補正回動量を加算して前記第1駆動工程における前記
第1回動軸の駆動量に相当する第1駆動量を算出する加
算工程と、前記移動量から前記補正回動量を減算して前
記第2駆動工程における前記第2回動軸の駆動量に相当
する第2駆動量を算出する減算工程と、前記第1駆動量
に基づいて前記第1駆動工程における駆動制御を行う第
1駆動制御工程と、前記第2駆動量に基づいて前記第2
駆動工程における駆動制御を行う第2駆動制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0043】請求項13記載の発明によれば、請求項8
ないし請求項11のいずれかに記載の発明において、駆
動制御工程の補正定数乗算工程は、回動量に幾何学的補
正定数を乗じて補正回動量を算出する。これにより加算
工程は、移動量に補正回動量を加算して第1駆動工程に
おける第1回動軸の駆動量に相当する第1駆動量を算出
し、減算工程は移動量から補正回動量を減算して第2駆
動工程における第2回動軸の駆動量に相当する第2駆動
量を算出する。
【0044】これらの結果、第1駆動制御工程は、第1
駆動量に基づいて第1駆動工程における駆動制御を行
い、第2駆動制御工程は、第2駆動量に基づいて第2駆
動工程における駆動制御を行う。
【0045】請求項14記載の発明は、請求項6記載の
発明において、前記第1駆動制御工程は、前記第1回動
軸の実際の駆動量を検出する第1駆動量検出工程と、前
記第1駆動量検出工程において検出された前記第1回動
軸の実際の駆動量および前記第1駆動量に基づいてサー
ボ制御を行う第1サーボ制御工程と、を備え、前記第2
駆動制御工程は、前記第2回動軸の実際の駆動量を検出
する第2駆動量検出工程と、前記第2駆動量検出工程に
おいて検出された前記第2回動軸の実際の駆動量および
前記第2駆動量に基づいてサーボ制御を行う第2サーボ
制御工程と、を備えたことを特徴としている。
【0046】請求項14記載の発明によれば、請求項6
記載の発明の作用に加えて、第1駆動制御工程の第1駆
動量検出工程は、第1回動軸の実際の駆動量を検出し、
第1サーボ制御工程は、第1駆動量検出工程において検
出された第1回動軸の実際の駆動量および第1駆動量に
基づいてサーボ制御を行う。一方、第2駆動制御工程の
第2駆動量検出工程は、第2回動軸の実際の駆動量を検
出し、第2サーボ制御工程は、第2駆動量検出工程にお
いて検出された第2回動軸の実際の駆動量および第2駆
動量に基づいてサーボ制御を行う。
【0047】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態を説明する。
【0048】[1] 車両基本特性測定装置の概要構成 図1に実施形態の車両基本特性測定装置の概要構成正面
図を示す。車両基本特性測定装置100は、車両101
のタイヤホイール102を載置し、加振するための複数
の加振装置10と、加振装置10を制御するための制御
装置103と、を備えて構成されている。
【0049】図2に加振装置10の斜視図を示す。加振
装置10は、大別すると、6軸計測用ロードセル11を
内蔵し、タイヤホイール102を載置するためのプレー
ト12と、プレート12をX方向に加振するためのX軸
方向加振ユニット13と、プレート12をY方向に加振
するとともに、プレートをXY平面に平行な平面上で仮
想回転軸を中心として回転させるためのY軸方向加振回
転ユニット14と、プレート12を支持するとともにZ
方向に加振するためのZ軸方向加振ユニット15と、を
備えて構成されている。
【0050】ここで、プレート12に内蔵された6軸計
測用ロードセル11は、図示しないX方向の荷重Fx、
Y方向の荷重Fy、Z方向の荷重Fz、X軸を回転軸と
するX軸回転モーメントMx、Y軸を回転軸とするY軸
回転モーメントMy、Z軸を回転軸とするZ軸回転モー
メントMzを検出する複数のロードセルを備えて構成さ
れている。
【0051】X軸方向加振ユニット13は、XY平面に
平行な平面上で回動可能に支持されるとともにプレート
12をX軸に沿って駆動する油圧方式のX方向直動アク
チュエータ21と、X方向直動アクチュエータ21の駆
動量を検出するためのX方向駆動量センサ22と、を備
えて構成されている。
【0052】Y軸方向加振ユニット14は、XY平面に
平行な平面上で回動可能に支持されるとともにプレート
12をY軸に平行に駆動する油圧方式の第1Y方向直動
アクチュエータ25と、第1Y方向直動アクチュエータ
25の駆動量を検出するための第1Y方向駆動量センサ
26と、第1Y方向直動アクチュエータ25と所定距離
離間して配置されてXY平面に平行な平面上で回動可能
に支持されるとともにプレートをY軸に平行に駆動する
油圧方式の第2Y方向直動アクチュエータ27と、第2
Y方向直動アクチュエータ27の駆動量を検出するため
の第2Y方向駆動量センサ28と、を備えて構成されて
いる。この場合において、第1Y軸方向直動アクチュエ
ータ25と第2Y軸方向直動アクチュエータ27は協働
して、プレート12を仮想回転軸を中心として回転させ
るが、この詳細については後述する。
【0053】Z軸方向加振ユニット15は、3個の自在
継手FJが設けられた駆動プレート31を介してプレー
ト12に接続され、駆動プレート31をZ軸に沿って駆
動し、ひいてはプレート12をZ軸に沿って駆動する油
圧方式のZ軸方向直動アクチュエータ32と、Z方向直
動アクチュエータ32の駆動量を検出するためのZ方向
駆動量センサ33と、を備えて構成されている。
【0054】[2] 制御系の概要構成 次に加振ユニットの制御系の概要構成について図3を参
照して説明する。制御装置103は、外部よりX軸方向
加振データDX、Y軸方向加振データDY、Z軸方向加
振データDZおよび回動量データDθが入力され、X軸
方向加振ユニット13、Y軸方向加振ユニット14およ
びZ軸方向加振ユニット15を制御すべく、プレート1
2の仮想回転軸Oの各軸方向の移動量を指示するための
移動量信号Sx、Sy、Szおよびプレート12の回動
角θを指示するための回動量信号Sθを出力するコント
ロール部61と、移動量信号Sxに基づいてX軸方向加
振ユニット13を実際に制御するX軸方向駆動制御部6
2と、移動量信号Szに基づいてZ軸方向加振ユニット
15を実際に制御するZ軸方向駆動制御部63と、移動
量信号Syおよび回動量信号Sθに基づいてY軸方向加
振ユニット14を実際に制御するY軸方向駆動制御部6
4と、を備えて構成されている。
【0055】[2.1] Y軸方向駆動制御部の概要構
成 図4にY軸方向駆動制御部の概要構成ブロック図を示
す。Y軸方向駆動制御部64には、コントロール部61
からプレート12の仮想回転軸OのY方向移動距離を指
示するための移動量信号Syおよびプレート12の回動
角θを指示するための回動量信号Sθが入力される。Y
軸方向駆動制御部64は、回動量信号Sθに幾何学的補
正定数Kθを乗じて補正回動量信号Sθ’として出力す
る補正定数乗算部41と、移動量信号Syに補正回動量
信号Sθ’を加算して第1駆動制御信号S1として出力
する加算部42と、移動量信号Syから補正回動量信号
Sθ’を減算して第2駆動制御信号S2として出力する
減算部43と、第1駆動制御信号S1から後述の第1フ
ィードバック信号SF1を減算して第1駆動信号DY1
として出力する減算部44と、第1駆動信号DY1を増
幅して第1増幅駆動信号AD1として出力する第1駆動
アンプ45と、第1増幅駆動信号AD1に基づいて第1
Y方向直動アクチュエータ25の実際の駆動を制御する
ための第1サーボバルブ46と、第1Y方向直動アクチ
ュエータ25の実際の駆動量を検出して、第1駆動量検
出信号DD1を出力する第1駆動量センサ26と、第1駆
動量検出信号DD1を増幅して第1フィードバック信号S
F1として出力する第1フィードバックアンプ48と、
第2駆動制御信号S2から第2フィードバック信号SF
2を減算して第2駆動信号DY2として出力する減算部
50と、第2駆動信号DY2を増幅して第2増幅駆動信
号AD2として出力する第2駆動アンプ51と、第2増
幅駆動信号AD2に基づいて第2Y方向直動アクチュエ
ータ27の実際の駆動を制御するための第2サーボバル
ブ52と、第2Y方向直動アクチュエータ27の実際の
駆動量を検出して、第2駆動量検出信号DD2を出力する
第2駆動量センサ28と、第2駆動量検出信号DD2を増
幅して第2フィードバック信号SF2として出力する第
2フィードバックアンプ54と、を備えて構成されてい
る。
【0056】[2.2] X軸方向駆動制御部およびZ
軸方向駆動制御部の概要構成 次にX軸方向駆動制御部およびZ軸方向駆動制御部の概
要構成について図5を参照して説明する。この場合にお
いて、X軸方向駆動制御部63およびZ軸方向駆動制御
部64は同様の構成であるので、X軸方向駆動制御部6
2の構成について説明する。
【0057】X軸方向駆動制御部62は、移動量信号S
xから後述のフィードバック信号SFXを減算して駆動
信号DX1として出力する減算部71と、駆動信号DX
1を増幅し増幅駆動信号ADX1として出力する駆動ア
ンプ72と、増幅駆動信号ADX1に基づいてX軸方向
直動アクチュエータ21の実際の駆動を制御するための
サーボバルブ73と、X軸方向直動アクチュエータ21
の実際の駆動量を検出して、駆動量検出信号DDX1 を出
力するX方向駆動量センサ22と、駆動量検出信号DDX
1 を増幅してフィードバック信号SFXとして出力する
フィードバックアンプ75と、を備えて構成されてい
る。
【0058】[3] Y軸方向直線駆動量および回転量
の制御原理 ここで、図6を参照して、プレート12の駆動制御の原
理について説明する。
【0059】プレート12のY軸方向の移動量をyと
し、プレート12の回動量をθとし、第1回動軸と第2
回動軸との間の離間距離、すなわち、第1Y方向直動ア
クチュエータの駆動軸と第2Y方向直動アクチュエータ
の駆動軸との間の離間距離を2Lとした場合に、第1Y
方向直動アクチュエータにおける第1回動軸の駆動量y
1、第2Y方向直動アクチュエータにおける第2回動軸
の駆動量y2は、図##に示すように、次式により算出
することができる。 y1=y−(L・tanθ) y2=y+(L・tanθ)
【0060】従って、回動量信号Sθは、 Sθ=k・tanθ (ただし、kは比例定数)で表されるので、幾何学的補
正定数Kθを、 Kθ=L/k とすれば、プレート12のY軸方向の移動量および回動
量を容易に制御することができる。
【0061】[4] 実施形態の概要動作 次に実施形態の概要動作をY軸方向加振ユニットの動作
を主として説明する。
【0062】コントロール部61に外部よりX軸方向加
振データDX、Y軸方向加振データDY、Z軸方向加振
データDZおよび回動量データDθが入力されると、コ
ントロール部は、X軸方向加振データDXに基づいて移
動量信号Sxを生成してX軸方向駆動制御部62に出力
し、Y軸方向加振データDYに基づいて移動量信号Sy
を生成してY軸方向駆動制御部64に出力し、回動量デ
ータDθに基づいて回動両親号Sθを生成してY軸方向
駆動制御部に出力し、Z軸方向加振データDZに基づい
て移動量信号Szを生成してZ軸方向駆動制御部63に
出力する。
【0063】X軸方向駆動制御部の減算部71は、移動
量信号Sxからフィードバック信号SFXを減算して駆
動信号DX1として駆動アンプ72に出力する。駆動ア
ンプ72は、駆動信号DX1を増幅し増幅駆動信号AD
X1としてサーボバルブ73に出力する。これによりサ
ーボバルブ73は、増幅駆動信号ADX1に基づいてX
軸方向直動アクチュエータ21を実際に駆動することと
なる。
【0064】そしてX軸方向直動アクチュエータ21が
駆動されると、駆動量センサ22は、X軸方向直動アク
チュエータ21の実際の駆動量を検出して、駆動量検出
信号DDX1をフィードバックアンプ75に出力する。フ
ィードバックアンプ75は、駆動量検出信号DDX1 を増
幅してフィードバック信号SFXとして減算部71に出
力する。この結果、X軸方向直動アクチュエータ21
は、移動量信号Sxに対応する量だけプレート12をX
軸方向に駆動することとなる。
【0065】同様にしてZ軸方向駆動制御部の減算部
は、移動量信号SzからZ軸方向についてのフィードバ
ック信号を減算して駆動信号として駆動アンプに出力す
る。駆動アンプは、駆動信号を増幅し増幅駆動信号とし
てサーボバルブに出力する。これによりサーボバルブ
は、増幅駆動信号に基づいてZ軸方向直動アクチュエー
タを実際に駆動することとなる。
【0066】そしてZ軸方向直動アクチュエータが駆動
されると、駆動量センサは、Z軸方向直動アクチュエー
タの実際の駆動量を検出して、駆動量検出信号をフィー
ドバックアンプに出力する。フィードバックアンプは、
駆動量検出信号を増幅してフィードバック信号として減
算部に出力する。
【0067】この結果、Z軸方向直動アクチュエータ
は、移動量信号Szに対応する量だけプレート12をZ
軸方向に駆動することとなる。Y軸方向駆動制御部64
には、コントロール部61からプレート12の仮想回転
軸OのY方向移動距離を指示するための移動量信号Sy
およびプレート12の回動角θを指示するための回動量
信号Sθが入力される。
【0068】Y軸方向駆動制御部の補正定数乗算部41
は、入力された回動量信号Sθに幾何学的補正定数Kθ
を乗じて補正回動量信号Sθ’として加算部42および
減算部出力する。これにより加算部42は、移動量信号
Syに補正回動量信号Sθ’を加算して第1駆動制御信
号S1として減算部44に出力する。
【0069】減算部44は、第1駆動制御信号S1から
第1フィードバック信号SF1を減算して第1駆動信号
DY1として第1駆動アンプ45に出力する。第1駆動
アンプ45は、第1駆動信号DY1を増幅して第1増幅
駆動信号AD1として第1サーボバルブ46に出力す
る。第1サーボバルブ46は、第1増幅駆動信号AD1
に基づいて第1Y方向直動アクチュエータの実際の駆動
を制御し、プレート12を距離y1 だけ駆動する。
【0070】これにより第1駆動量センサ47は、第1
Y方向直動アクチュエータの実際の駆動量を検出して、
第1駆動量検出信号DD1を出力する。第1フィードバッ
クアンプ48は、第1駆動量検出信号DD1を増幅して第
1フィードバック信号SF1として減算部44に出力す
る。
【0071】一方、減算部43は、移動量信号Syから
補正回動量信号Sθ’を減算して第2駆動制御信号S2
として減算部50に出力する。減算部50は、第2駆動
制御信号S2から第2フィードバック信号SF2を減算
して第2駆動信号DY2として第2駆動アンプ51に出
力する。
【0072】第2駆動アンプ51は、第2駆動信号DY
2を増幅して第2増幅駆動信号AD2として第2サーボ
バルブ52に出力する。第2サーボバルブ52は、第2
増幅駆動信号AD2に基づいて第2Y方向直動アクチュ
エータの実際の駆動を制御し、プレート12を距離y2
だけ駆動する。第2駆動量センサ53は、第2Y方向直
動アクチュエータの実際の駆動量を検出して、第2駆動
量検出信号DD2を出力する。
【0073】第2フィードバックアンプ54は、第2駆
動量検出信号DD2を増幅して第2フィードバック信号S
F2として減算部50に出力する。これらの結果、プレ
ート12は、距離yだけY軸方向に駆動されるととも
に、プレート12の中心、すなわち、仮想回転軸Oを中
心として仮想平面上でθだけ回転されることとなる。
【0074】[5] 実施形態の効果 以上の説明のように、本実施形態によれば、プレートを
外部の直動アクチュエータによりX軸方向、Y軸方向お
よびZ軸方向に駆動できるとともに、XY平面と平行に
回動させることが可能となるので、プレートの質量を低
減する事ができ、プレート12を高周波数で駆動するこ
とが可能となり、ひいては、測定対象車両を高周波数で
加振することが可能となる。
【0075】[6] 実施形態の変形例 以上の説明においては、Y軸方向の直動アクチュエータ
をタイヤホイールに対して同一方向に設けていたが、設
置スペースが許容するならば、タイヤホイールに対して
逆方向に設けるように構成することも可能である。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1駆動
手段は、プレートをプレートの載置面に垂直な第1回動
軸で回動可能に支持するとともに、第1回動軸を載置面
に平行な第1所定方向に直線駆動し、第2駆動手段は、
プレートを第1回動軸に平行な第2回動軸で回動可能に
支持するとともに、第2回動軸を載置面に平行、かつ、
第1所定方向に平行な第2所定方向に直線駆動するの
で、装置構成を簡略化でき、第1駆動手段と第2駆動手
段の駆動量によりプレートを回動(回転)させることが
可能となる。さらに第1駆動手段および第2駆動手段
は、プレート外に設置することができ、プレートを含む
駆動対象の質量を低減することができ、ひいては、高周
波数で加振を行うことが可能となる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、駆動制御手段は、プレートの
第1所定方向あるいは第2所定方向への移動量およびプ
レートの回動量に対応する駆動指示信号に基づいて第1
駆動手段および第2駆動手段を制御するので、簡易に移
動量および回動量を制御することができ、システムを簡
略化して、より高速な制御が行える。
【0078】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、駆動制御手段の駆動量算出手
段は、プレートの第1所定方向あるいは第2所定方向へ
の移動量およびプレートの回動量に基づいて、第1駆動
手段における第1回動軸の駆動量および第2駆動手段に
おける第2回動軸の駆動量を算出するので、簡易な演算
で駆動量を算出することができ、演算回路を簡略化して
より高速な制御を行うことができる。
【0079】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明の作用に加えて、駆動量算出手段は、プレート
の第1所定方向あるいは第2所定方向への移動量を仮想
回動軸の仮想平面上における移動量としているので、容
易、かつ、高速に移動量を算出することが可能となる。
【0080】請求項5記載の発明によれば、請求項3ま
たは請求項4に記載の発明の作用に加えて、駆動量算出
手段は、第1駆動手段における第1回動軸の駆動量y
1、第2駆動手段における第2回動軸の駆動量y2を、 y1=y−(L・tanθ) y2=y+(L・tanθ) により算出するので、複雑な計算処理が必要とされず、
高速な制御を行うことが可能となる。
【0081】請求項6記載の発明によれば、請求項2な
いし請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
駆動制御手段の補正定数乗算手段は、回動量信号に幾何
学的補正定数を乗じて補正回動量信号を加算手段および
減算手段に出力し、加算手段は、移動量信号に補正回動
量信号を加算して第1駆動手段における第1回動軸の駆
動量に相当する第1駆動制御信号として出力し、減算手
段は、移動量信号から補正回動量信号を減算して第2駆
動手段における第2回動軸の駆動量に相当する第2駆動
制御信号として出力し、第1駆動制御手段は、第1駆動
制御信号に基づいて第1駆動手段の駆動制御を行うため
の第1駆動信号を出力し、第2駆動制御手段は、第2駆
動制御信号に基づいて第2駆動手段の駆動制御を行うた
めの第2駆動信号を出力するので、高速演算が可能な加
減算処理を主体として駆動制御を行うことができ、高周
波数の加振を容易に行える。
【0082】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の効果に加えて、第1駆動制御手段の第1駆動
量検出手段は、第1駆動手段の実際の駆動量を検出し、
第1サーボ制御手段は、第1駆動量検出手段により検出
された第1駆動手段の実際の駆動量および第1駆動制御
信号に基づいてサーボ制御を行い、第2駆動制御手段の
第2駆動量検出手段は、第2駆動手段の実際の駆動量を
検出し、第2サーボ制御手段は、第2駆動量検出手段に
より検出された第2駆動手段の実際の駆動量および第2
駆動制御信号に基づいてサーボ制御を行うので、簡易な
構成にも関わらず、高精度かつ高速に駆動制御を行え
る。
【0083】請求項8記載の発明によれば、第1駆動工
程は、第1回動軸を載置面に平行な第1所定方向に直線
駆動し、第2駆動工程は、第2回動軸を載置面に平行、
かつ、第1所定方向に平行な第2所定方向に直線駆動す
るので、第1駆動手段と第2駆動手段の駆動量によりプ
レートを回動(回転)させることが可能となる。さらに
第1駆動手段および第2駆動手段は、プレート外に設置
することができ、プレートを含む駆動対象の質量を低減
することができ、ひいては、高周波数で加振を行うこと
が可能となる。
【0084】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載の発明の効果に加えて、駆動制御工程は、プレートの
第1所定方向あるいは第2所定方向への移動量およびプ
レートの回動量に対応する駆動指示に基づいて第1駆動
工程における駆動量および第2駆動工程における駆動量
を制御するので、簡易に移動量および回動量を制御する
ことができ、システムを簡略化して、より高速な制御が
行える。
【0085】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の発明の作用に加えて、駆動制御工程の駆動量算出
工程は、プレートの第1所定方向あるいは第2所定方向
への移動量およびプレートの回動量に基づいて、第1回
動軸の駆動量および第2回動軸の駆動量を算出する。
【0086】請求項11記載の発明によれば、請求項1
0記載の発明の作用に加えて、駆動量算出工程は、プレ
ートの第1所定方向あるいは第2所定方向への移動量を
仮想回動軸の仮想平面上における移動量として駆動量を
算出するので、容易、かつ、高速に移動量を算出するこ
とが可能となる。
【0087】請求項12記載の発明によれば、請求項8
ないし請求項11のいずれかに記載の発明において、駆
動工程は、第1駆動手段における第1回動軸の駆動量y
1、第2駆動手段における第2回動軸の駆動量y2を、 y1=y−(L・tanθ) y2=y+(L・tanθ) により算出するので、複雑な計算処理が必要とされず、
演算面からも高速な制御を行うことが可能となる。
【0088】請求項13記載の発明によれば、請求項8
ないし請求項11のいずれかに記載の発明において、駆
動制御工程の補正定数乗算工程は、回動量に幾何学的補
正定数を乗じて補正回動量を算出し、加算工程は、移動
量に補正回動量を加算して第1駆動工程における第1回
動軸の駆動量に相当する第1駆動量を算出し、減算工程
は移動量から補正回動量を減算して第2駆動工程におけ
る第2回動軸の駆動量に相当する第2駆動量を算出し、
第1駆動制御工程は、第1駆動量に基づいて第1駆動工
程における駆動制御を行い、第2駆動制御工程は、第2
駆動量に基づいて第2駆動工程における駆動制御を行う
ので、高速演算が可能な加減算処理を主体として駆動制
御を行うことができ、高周波数の加振を容易に行える。
【0089】請求項14記載の発明によれば、請求項6
記載の発明の作用に加えて、第1駆動制御工程の第1駆
動量検出工程は、第1回動軸の実際の駆動量を検出し、
第1サーボ制御工程は、第1駆動量検出工程において検
出された第1回動軸の実際の駆動量および第1駆動量に
基づいてサーボ制御を行い、第2駆動制御工程の第2駆
動量検出工程は、第2回動軸の実際の駆動量を検出し、
第2サーボ制御工程は、第2駆動量検出工程において検
出された第2回動軸の実際の駆動量および第2駆動量に
基づいてサーボ制御を行うので、簡易な構成にも関わら
ず、高精度かつ高速に駆動制御を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両基本特性測定装置の概要構成正面図であ
る。
【図2】加振装置の斜視図である。
【図3】加振ユニットの制御系の概要構成ブロック図で
ある。
【図4】Y軸方向駆動制御部の概要構成ブロック図であ
る。
【図5】X軸方向駆動制御部およびZ軸方向駆動制御部
の概要構成説明図である。
【図6】プレートの駆動制御の原理を説明する図であ
る。
【図7】従来の加振装置の問題点を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
10 加振装置 11 6軸計測用ロードセル 12 プレート 13 X軸方向加振ユニット 14 Y軸方向加振回転ユニット 15 Z軸方向加振ユニット 21 X方向直動アクチュエータ 22 X方向駆動量センサ 25 第1Y方向直動アクチュエータ 26 第1Y方向駆動量センサ 27 第2Y方向直動アクチュエータ 28 第2Y方向駆動量センサ 31 駆動プレート 32 Z方向直動アクチュエータ 33 Z方向駆動量センサ 41 補正定数乗算部 42 加算部 43 減算部 44 減算部 45 第1駆動アンプ 46 第1サーボバルブ 48 第1フィードバックアンプ 50 減算部 51 第2駆動アンプ 52 第2サーボバルブ 54 第2フィードバックアンプ 61 コントロール部 62 X軸方向駆動制御部 63 Z軸方向駆動制御部 64 Y軸方向駆動制御部 100 車両基本特性測定装置 102 タイヤホイール 103 制御装置 AD1 第1増幅駆動信号 AD2 第2増幅駆動信号 DY1 第1駆動信号 DY2 第2駆動信号 DD1 第1駆動量検出信号 DD2 第2駆動量検出信号 S1 第1駆動制御信号 S2 第2駆動制御信号 Sy 移動量信号 Sθ’ 補正回動量信号 SF1 第1フィードバック信号 SF2 第2フィードバック信号

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート上に載置した加振対象を加振す
    るための加振装置において、 前記プレートを前記プレートの載置面に垂直な第1回動
    軸で回動可能に支持するとともに、前記第1回動軸を前
    記載置面に平行な第1所定方向に直線駆動する第1駆動
    手段と、 前記プレートを前記第1回動軸に平行な第2回動軸で回
    動可能に支持するとともに、前記第2回動軸を前記載置
    面に平行、かつ、前記第1所定方向に平行な第2所定方
    向に直線駆動する第2駆動手段と、 を備えたことを特徴とする加振装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加振装置において、 前記プレートの前記第1所定方向あるいは前記第2所定
    方向への移動量および前記プレートの回動量に対応する
    駆動指示信号に基づいて前記第1駆動手段および前記第
    2駆動手段を制御する駆動制御手段を備えたことを特徴
    とする加振装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の加振装置において、 前記駆動制御手段は、前記プレートの前記第1所定方向
    あるいは前記第2所定方向への移動量および前記プレー
    トの回動量に基づいて、前記第1駆動手段における前記
    第1回動軸の駆動量および前記第2駆動手段における前
    記第2回動軸の駆動量を算出する駆動量算出手段を備え
    たことを特徴とする加振装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の加振装置において、 前記駆動量算出手段は、前記載置面に平行な仮想平面と
    前記第1回動軸および前記第2回動軸との二つの交点を
    結ぶ線分の中点を通り前記載置面に垂直な軸を仮想回動
    軸とした場合に、前記プレートの前記第1所定方向ある
    いは前記第2所定方向への移動量を前記仮想回動軸の前
    記仮想平面上における移動量とすることを特徴とする加
    振装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の加振装
    置において、 前記駆動量算出手段は、前記プレートの前記第1所定方
    向あるいは前記第2所定方向への移動量をyとし、前記
    プレートの回動量をθとし、前記第1回動軸と前記第2
    回動軸との間の離間距離を2Lとした場合に、前記第1
    駆動手段における前記第1回動軸の駆動量y1、前記第
    2駆動手段における前記第2回動軸の駆動量y2を、 y1=y−(L・tanθ) y2=y+(L・tanθ) により算出することを特徴とする加振装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5のいずれかに記
    載の加振装置において、 前記駆動制御手段は、前記駆動指示信号として、前記プ
    レートの前記第1所定方向あるいは前記第2所定方向へ
    の移動量に対応する移動量信号および前記プレートの回
    動量に対応する回動量信号が入力されるとした場合に、 前記回動量信号に幾何学的補正定数を乗じて補正回動量
    信号を出力する補正定数乗算手段と、 前記移動量信号に前記補正回動量信号を加算して前記第
    1駆動手段における前記第1回動軸の駆動量に相当する
    第1駆動制御信号として出力する加算手段と、 前記移動量信号から前記補正回動量信号を減算して前記
    第2駆動手段における前記第2回動軸の駆動量に相当す
    る第2駆動制御信号として出力する減算手段と、 前記第1駆動制御信号に基づいて前記第1駆動手段の駆
    動制御を行うための第1駆動信号を出力する第1駆動制
    御手段と、 前記第2駆動制御信号に基づいて前記第2駆動手段の駆
    動制御を行うための第2駆動信号を出力する第2駆動制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする加振装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の加振装置において、 前記第1駆動制御手段は、前記第1駆動手段の実際の駆
    動量を検出する第1駆動量検出手段と、前記第1駆動量
    検出手段により検出された前記第1駆動手段の実際の駆
    動量および前記第1駆動制御信号に基づいてサーボ制御
    を行う第1サーボ制御手段と、を備え、 前記第2駆動制御手段は、前記第2駆動手段の実際の駆
    動量を検出する第2駆動量検出手段と、前記第2駆動量
    検出手段により検出された前記第2駆動手段の実際の駆
    動量および前記第2駆動制御信号に基づいてサーボ制御
    を行う第2サーボ制御手段と、を備えた、 ことを特徴とする加振装置。
  8. 【請求項8】 載置面に垂直な第1回動軸および前記第
    1回動軸と所定距離離間した前記載置面に垂直な第2回
    動軸により回動可能に支持されたプレートを有し、前記
    プレート上に載置した加振対象を加振するための加振装
    置の制御方法において、 前記第1回動軸を前記載置面に平行な第1所定方向に直
    線駆動する第1駆動工程と、 前記第2回動軸を前記載置面に平行、かつ、前記第1所
    定方向に平行な第2所定方向に直線駆動する第2駆動工
    程と、 を備えたことを特徴とする加振装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の加振装置の制御方法にお
    いて、 前記プレートの前記第1所定方向あるいは前記第2所定
    方向への移動量および前記プレートの回動量に対応する
    駆動指示に基づいて前記第1駆動工程における駆動量お
    よび前記第2駆動工程における駆動量を制御する駆動制
    御工程を備えたことを特徴とする加振装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の加振装置の制御方法に
    おいて、 前記駆動制御工程は、前記プレートの前記第1所定方向
    あるいは前記第2所定方向への移動量および前記プレー
    トの回動量に基づいて、前記第1回動軸の駆動量および
    前記第2回動軸の駆動量を算出する駆動量算出工程を備
    えたことを特徴とする加振装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の加振装置の制御方法
    において、 前記駆動量算出工程は、前記載置面に平行な仮想平面と
    前記第1回動軸および前記第2回動軸との二つの交点を
    結ぶ線分の中点を通り前記載置面に垂直な軸を仮想回動
    軸とした場合に、前記プレートの前記第1所定方向ある
    いは前記第2所定方向への移動量を前記仮想回動軸の前
    記仮想平面上における移動量として駆動量を算出するこ
    とを特徴とする加振装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項8ないし請求項11のいずれか
    に記載の加振装置の制御方法において、 前記駆動工程は、前記プレートの前記第1所定方向ある
    いは前記第2所定方向への移動量をyとし、前記プレー
    トの回動量をθとし、前記第1回動軸と前記第2回動軸
    との間の離間距離を2Lとした場合に、前記第1駆動手
    段における前記第1回動軸の駆動量y1、前記第2駆動
    手段における前記第2回動軸の駆動量y2を、 y1=y−(L・tanθ) y2=y+(L・tanθ) により算出することを特徴とする加振装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項8ないし請求項11のいずれか
    に記載の加振装置において、 前記駆動制御工程は、前記プレートの前記第1所定方向
    あるいは前記第2所定方向への移動量に対応する移動量
    および前記プレートの回動量に対応する回動量が入力さ
    れるとした場合に、 前記回動量に幾何学的補正定数を乗じて補正回動量を算
    出する補正定数乗算工程と、 前記移動量に前記補正回動量を加算して前記第1駆動工
    程における前記第1回動軸の駆動量に相当する第1駆動
    量を算出する加算工程と、 前記移動量から前記補正回動量を減算して前記第2駆動
    工程における前記第2回動軸の駆動量に相当する第2駆
    動量を算出する減算工程と、 前記第1駆動量に基づいて前記第1駆動工程における駆
    動制御を行う第1駆動制御工程と、 前記第2駆動量に基づいて前記第2駆動工程における駆
    動制御を行う第2駆動制御手段と、 を備えたことを特徴とする加振装置。
  14. 【請求項14】 請求項6記載の加振装置の制御方法に
    おいて、 前記第1駆動制御工程は、前記第1回動軸の実際の駆動
    量を検出する第1駆動量検出工程と、前記第1駆動量検
    出工程において検出された前記第1回動軸の実際の駆動
    量および前記第1駆動量に基づいてサーボ制御を行う第
    1サーボ制御工程と、を備え、 前記第2駆動制御工程は、前記第2回動軸の実際の駆動
    量を検出する第2駆動量検出工程と、前記第2駆動量検
    出工程において検出された前記第2回動軸の実際の駆動
    量および前記第2駆動量に基づいてサーボ制御を行う第
    2サーボ制御工程と、を備えた、 ことを特徴とする加振装置の制御方法。
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