JP3123784B2 - 三次元振動台 - Google Patents

三次元振動台

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JP3123784B2 JP03255467A JP25546791A JP3123784B2 JP 3123784 B2 JP3123784 B2 JP 3123784B2 JP 03255467 A JP03255467 A JP 03255467A JP 25546791 A JP25546791 A JP 25546791A JP 3123784 B2 JP3123784 B2 JP 3123784B2
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動を受ける部品に三
次元方向(X軸、Y軸、Z軸方向)の振動を与えて耐震
性を観察する三次元振動台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、三次元方向の振動を部品に与
えて振動の影響を調べる振動試験機が、数多く提案され
ている。例えば、従来の三次元振動試験機として実公昭
62−42350号公報に記載のものがある。この三次
元振動試験機は、ベース面上に設けられたガイド面に対
して静圧軸受けを介してX軸方向にスライド可能に設け
られたX軸直動式アクチュエータと、前記X軸直動式ア
クチュエータ上に設けられたガイド面に対して静圧軸受
けを介してY軸方向にスライド可能に設けられたY軸直
動式アクチュエータと、前記Y軸直動式アクチュエータ
上に設けられたガイド面に対して静圧軸受けを介してZ
軸方向にスライド可能に設けられたZ軸直動式アクチュ
エータとを備え、それぞれの直動式アクチュエータを駆
動することにより、三次元振動試験機の振動台に振動を
与える。
【0003】この他にも、実公昭56−19706号公
報のように球面軸受けを介して水平と垂直の二方向から
のみ振動を与える2軸方向振動試験装置、あるいは実
昭61−157847号公報のようにX軸移動フレーム
とY軸移動フレームをZ軸移動フレームに係合させるこ
とにより、三次元の振動を振動台に与える三次元振動試
験機等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの振動試験機
は、ガイド、球面軸受け、フレーム等が必要となり、構
造が複雑になる。また、球面軸受けを使用している振動
試験装置では、振幅が小さく、さらに、ガイドやフレー
ム等を使用している振動試験機では、振動台の振動に伴
って発生する慣性力が大きくなり、高周波域での振動制
御が困難となる。さらにまた、X軸直動式アクチュエー
タの上にY軸直動式アクチュエータ、Z軸直動式アクチ
ュエータを載置する場合は、アクチュエータが加速度で
あおられ、高い制御精度を求めることができない。
【0005】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、制御精度が高く、大きな振幅を
得られる、構造の簡単な三次元振動台を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この項では、理解の容易
化のために実施例中および添付図面中の符号を付けて説
明する。したがって、この項に記載した内容がその符号
を付けたものに限定して解釈されるものではない。前記
の目的を達成するために、本発明は、制御部からの指令
信号により加振状態が付与される三次元振動台であっ
て、 前記三次元振動台(10)は、上部に対象物を載置
する振動台(12)と、前記振動台に振動を加える1本
の水平X軸加振機(20)と、互いに逆方向の回転モー
メントを前記振動台に加える2本の水平Y軸加振機(2
2)(24)と、三角形の各頂点の位置に配設され、前
記振動台に上下動を与える3本の垂直Z軸加振機(2
6)(28)(30)と、前記各加振機の前記振動台に
対する当接位置近傍に配設され、前記振動台の振動を検
出するトランスデューサ(32a〜32e)と、前記
加振機に設けた前記振動台の変位を検出する変位量検出
(46a〜46e)と、前記水平X軸加振機および前
記水平Y軸加振機に設けた前記振動台にかかる荷重を検
出する荷重検出器(34a〜34c)を備え前記制
御部と前記三次元振動台との間には、 前記変位量検出器
からの変位フィードバック信号と前記荷重検出器からの
荷重フィードバック信号と前記制御部から供給される前
記指令信号とが入力されて前記水平X軸加振機および前
記水平Y軸加振機を駆動する演算器(42a〜42c)
と、 前記変位量検出器からの変位フィードバック信号と
前記制御部から供給される前記指令信号とが入力されて
前記垂直Z軸加振機を駆動する演算器(42d〜42
f)とが配置され、 前記制御部は、予め定められたノイ
ズ信号を前記指令信号として前記各加振機に与えて前記
振動台をテスト加振した際の前記トランスデューサの出
力および前記ノイズ信号から前記三次元振動台の伝達関
数マトリクス([G])を求め、この伝達関数マトリク
スの逆マトリクス([G] -1 )と加振によって得たい信
号である目標信号(マトリクス([Y](Y 1 〜Y 6 ))
を使用して所望の加振状態を前記振動台に付与する前記
指令信号(x 1 (t)〜x 6 (t))を発信すことを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明の三次元振動台では、テスト加振時に、
予め定められたノイズ信号を指令信号として各加振機に
与えて振動台をテスト加振し、その際のトランスデュー
サの出力およびノイズ信号から三次元振動台の伝達関数
マトリクスを求める。 この伝達関数マトリクスの逆マト
リクスと加振によって得たい信号である目標信号マトリ
クスを使用して所望の加振状態を前記振動台に付与する
指令信号を発信するようにしている。 この場合、本発明
の三次元振動台において、3本の垂直Z軸加振機は三角
形の各頂点の位置に配設されているため、振動台をバラ
ンス良く指示することができるとともに、伝達関数のマ
トリクスを求める際に、垂直Z軸加振機を1本ずつ加振
するとき、他の2本の垂直Z軸加振機を静止させておく
ことが可能である。さらに、前記伝達関数マトリクスの
逆マトリクスを使用して、3本の垂直Z軸加振機が同一
の出力を得られるように、また、2本の水平Y軸加振機
が同一の出力を得られるように制御部で制御することに
より、前記振動台を水平に、かつ回転しないように制御
できる。したがって、本発明の三次元振動台は、6本の
加振機とトランスデューサのみの単純な構造で精度良い
加振状態が得られる
【0008】
【実施例】本発明に係る三次元振動台について、好適な
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0009】図1乃至図3に本発明に係る三次元振動台
を示す。参照符号10は、製品や建築構造物等のモデル
を振動台12の上部に載置して試験するための三次元振
動台である。
【0010】三次元振動台10は、そのX軸方向にボー
ルジョイント14a、加振ロッド16a、ボールジョイ
ント18aを介して油圧で作動するアクチュエータ44
aおよびサーボ弁54aから構成される水平X軸加振機
20と接続されている。同様に、三次元振動台10のY
軸方向およびZ軸方向にボールジョイント14b乃至1
4f、加振ロッド16b乃至16f、ボールジョイント
18b乃至18fを介して油圧で作動する2本の水平Y
軸加振機22、24および3本の垂直Z軸加振機26、
28、30と接続されている。なお、水平Y軸加振機2
2、24は、加振される振動台12の重心回りの回転モ
ーメントが互いに逆方向になるように配置されている。
また、図1並びに図3に示すように、垂直Z軸加振機2
6、28、30は、振動台12の底面に対して三角形の
各頂点の位置で連結するように配置されている。振動台
12上において、各ボールジョイント14a乃至14f
近傍には、トランスデューサである加速度計32a乃至
32fが設置されている。水平X軸加振機20および水
平Y軸加振機22、24は、それぞれの加振ロッド16
a乃至16cに圧力を検出するトランスデューサである
荷重検出手段34a乃至34cを有している。
【0011】前記加速度計32a乃至32fおよび荷重
検出手段34a乃至34cで得られる信号を処理する制
御部を図4に示す。すなわち、水平X軸加振機20で
は、加速度計32aによって振動台12の振動による加
速度を検出し、検出信号を増幅するセンサアンプ36a
と、該増幅された信号を変換するA/Dコンバータ38
aを備える一方、荷重検出手段34aによって加振ロッ
ド16aから振動台12にかかる圧力を検出し、荷重フ
ィードバック信号を増幅するフィードバックアンプ40
aと、水平X軸加振機20を構成するアクチュエータ4
4aの端部に設けられた差動トランス46aによって振
動台12の変位を検出し、変位フィードバック信号を増
幅するフィードバックアンプ48aと、制御部から送出
される指令信号を変換するD/Aコンバータ50aとを
備え、それぞれの荷重フィードバック信号と変位フィー
ドバック信号と指令信号が入力される演算器42aと、
演算器42aから出力される信号を増幅するパワーアン
プ52aとを備える。水平Y軸加振機22、24も同様
に構成されている。しかし、垂直Z軸加振機26、2
8、30は、図5に示すように、荷重検出手段と、これ
に接続されるフィードバックアンプはない。
【0012】このように構成される三次元振動台10
は、次のように作動する。
【0013】上記三次元振動台10において、水平X軸
加振機20、水平Y軸加振機22、24は変位制御と荷
重制御が併用されている。変位制御と荷重制御のゲイン
配分を適切に調整すれば、振動台12に過大な荷重がか
かることを防ぐとともに、振動台12を所定の位置に変
位できる。一方、垂直Z軸加振機26、28、30は変
位制御とする。
【0014】以下、図6に示すフローチャートにしたが
って、本実施例の作用を単軸の場合で説明する。
【0015】まず、ホワイトノイズ、1/f2特性のノ
イズ、あるいは種々の実験の結果得られるめ定められ
たノイズ信号をテスト信号xin(t)として演算器42
aに印加して振動台12を加振し、テスト加振をする。
このときのトランスデューサである加速度計32aから
の出力信号yout(t)を計測し、該計測した出力信号
out(t)とテスト信号xin(t)とから、両者のフ
ーリエ変換の比である伝達関数Ga(f)を求める(ス
テップS1)。
【0016】次に、伝達関数Ga (f) の逆関数Gb (f)
を演算し(ステップS2)、加振によって得たい出力信
号y(t) をフーリエ変換する(ステップS3)。ステッ
プS3に続いて伝達関数Gb (f) に出力信号Y(f) を乗
算してテスト信号X(0) (f)を求め(ステップS4)、
該フーリエ変換されたテスト信号X(0) (f) をフーリエ
逆変換してテスト信号の初期値x(0) (t) を得る(ステ
ップS5)。
【0017】ついで反復修正によって補正計算を行う。
すなわちステップS5に続いてテスト信号x(0) (t) を
初期値とする信号x(n)(t) で加振した結果のトランス
デューサ出力信号y(n) (t) を測定して読み込む(ステ
ップS6)。次いでテスト信号x(n) (t) と読み込んだ
出力信号y(n) (t) をそれぞれフーリエ変換して、その
結果X(n) (f) 、Y(n) (f)を得る(ステップS7)。
次いで[Y(f) −Y(n ) (f) ]を演算して誤差E
(n) (f) を得る(ステップS8)。ステップS8に続い
て誤差E(n) (f) の絶対値があらかじめ定められた許容
誤差ε未満の範囲に入っているか否かをチェックする
(ステップS9)。
【0018】チェックの結果、誤差E(n) (f) が許容誤
差ε未満でないと判別されたときは、ステップS9に続
いてX(n) (f) をE(n) (f) ・Gb (f) で補正する[X
(n) (f) +E(n) (f) ・Gb (f)]の補正演算を行い
(ステップS10)、ついでX (n+1) (f) をフーリエ変
換してタイムドメインに戻してx(n+1) (t) を得て(ス
テップS11)、nをインクリメントし(ステップS1
2)、続いてステップS6を実行する。
【0019】ステップS9において、誤差E(n) (f) が
許容誤差ε未満である判別されたときは、X(n) (f) を
フーリエ逆変換してx(n) (t) を得て(ステップS1
3)、そのx(n) (t) で加振テストすることによって
(ステップS14)、目標値の負荷を振動台12に与え
ることができる。上記のように、テスト信号の初期値x
(0 ) (t) を求め、反復修正ルーチンにしたがってトラン
スデューサ出力信号の誤差を少なくして、目標値に漸近
させ、最終的に加振によって得たい目標値としての出力
信号y(t) に対する加振(テスト)信号x(n) (t) を求
めている。
【0020】上記は単軸の場合を例に説明したが、6軸
の場合は次のように行われる。先ず、水平X軸加振機2
0を単独でテスト加振し、トランスデューサである各加
速度計32a乃至32fからの出力信号を求め、各出力
信号を水平X軸加振機20の入力信号で除算する。この
ような操作を6基の加振機20、22、24、26、2
8、30のそれぞれに行い、伝達関数マトリクス[G]
(図7参照)を求める。続いて、伝達関数マトリクス
[G]のマトリクス[G]-1を求め、図7に示すマト
リクス演算によってそれぞれの加振機20、22、2
4、26、28、30のフーリエ変換した目標信号マト
リクス[Y](Y1〜Y6)に対応する一回目のフーリエ
変換されたテスト信号群[X](X1〜X6)を求める。
これをフーリエ逆変換したテスト信号である指令信号x
1 (t)〜x 6 (t)で実際に加振機20、22、24、
26、28、30を加振する。
【0021】ここで、目標信号マトリクスとトランスデ
ューサで測定された出力信号群のフーリエ変換である出
力信号マトリクスの差である誤差マトリクスを求め、前
記誤差マトリクスに伝達関数マトリクスの逆マトリクス
〔G〕-1を乗じて求められた補正信号を加えた新たなテ
スト信号群で振動台12を加振する。以下、単軸の場合
と同様に反復修正ルーチンを繰り返して所定の誤差範囲
内になるまで繰り返す。このようにして求めたテスト信
号群により実振動のシミュレーションを行なうことがで
きる。
【0022】上記のようにして求めた伝達関数マトリク
ス〔G〕の逆マトリクス〔G〕-1を用いて、各種加振モ
ードに対応した加振テストを行う。この場合、振動台1
2のX軸、Y軸、Z軸まわりの回転運動を阻止するた
め、垂直Z軸加振機26、28、30には相互に同一の
目標信号y(t) が、また、水平Y軸加振機22、24に
は相互に同一の目標信号y(t) が与えられる。このそれ
ぞれの目標信号y(t) を基に制御部で上記のようにして
精度の高い加振信号x(t)を求め、前記加振信号x
(t)によってそれぞれの加振機20、22、24、2
6、28、30を加振する。したがって、振動台12の
水平状態を保持し、Z軸回りの回転運動についてはこれ
を生じさせないことが可能となる。
【0023】さらに、三次元振動台10は、垂直Z軸加
振機26、28、30において、各々、差動トランス4
6d乃至46fからの変位フィードバック信号を演算器
42d乃至42fに送出し、ここで、コンピュータから
送出される信号と演算して振動台12が所定位置に変位
するように制御している。さらに、水平X軸加振機2
0、水平Y軸加振機22、24においては、前記変位フ
ィードバック信号だけでなく、荷重検出手段34a乃至
34cから荷重フィードバック信号を演算器42a乃至
42cに送出し、ここで、コンピュータから送出される
信号と演算する。その際、荷重制御と変位制御を適切な
ゲイン配分に調節しているため、振動台12を所定位置
に変位可能であるとともに、振動台12に過大荷重がか
かることも阻止可能である。
【0024】このように本実施例の三次元振動台10
は、加振機20、22、24、26、28、30の加振
ロッド16a乃至16fのみによって変位させているた
め、振幅も大きく取れる。さらに、垂直Z軸加振機2
6、28、30を振動台12に対して三角形の各頂点の
位置に配設しているため、振動台12をバランス良く支
持できるとともに、前記伝達関数マトリクスを求める際
に、各々の垂直Z軸加振機26、28、30の1本だけ
を変位させても他の2本を静止させておくことが可能で
ある(同一軸方向に4本以上の加振機を設置すると、そ
のうちの1本が変位した場合に、他の3本を静止させて
おくのは不可能である)。さらに、垂直Z軸加振機2
6、28、30の全てに同一の出力信号が得られるよう
に、また、水平Y軸加振機22、24の全てに同一の出
力信号が得られるように、入力信号を与えることによ
り、振動台12のX軸、Y軸、Z軸回りの回動を阻止で
きる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る三次元振動台によれば、以
下の効果が得られる。
【0026】三次元振動台の制御部において、求められ
た伝達関数マトリクスの逆マトリクスを使用することに
より、精度良く加振状態を制御できる。また、振動台は
加振ロッドのみによって変位させられているため、振幅
を大きくとれる。さらに、振動台に対して3本の垂直Z
軸加振機のそれぞれを三角形の各頂点の位置に配設して
いるため、振動台をバランス良く支持するとともに、前
記伝達関数マトリクスを求める際に、3本の垂直Z軸加
振機の1本だけを変位させても他の2本を静止させてお
くことが可能である。さらにまた、前記伝達関数マトリ
クスの逆マトリクスを使用して、3本の垂直Z軸加振機
が同一の出力を得られるように、また、振動台に対して
互いに逆方向のモーメントを付与する2本の水平Y軸加
振機が同一の出力を得られるように制御部で制御するこ
とにより、振動台を水平に、かつ回転しないように制御
できる。したがって、三次元振動台は、6本の加振機と
トランスデューサのみの単純な構造で構成できるととも
に、地震等を精度良く再現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る三次元振動台の斜視図である。
【図2】本発明に係る三次元振動台の側面図である。
【図3】本発明に係る三次元振動台の平面図である。
【図4】本発明に係る三次元振動台の加振機の制御部の
説明図である。
【図5】本発明に係る三次元振動台の加振機の制御部の
説明図である。
【図6】本発明において、伝達関数を用いて入力信号を
求めるフロチャートである。
【図7】本発明において、伝達関数マトリクスにより三
次元振動台のテスト信号を求めるときの説明に供する模
式図である。
【符号の説明】
10…三次元振動台 12…振動台 16…加振ロッド 20、22、24、26、28、30…加振機 32…加速度計 34…荷重検出手段 44…アクチュエータ 46…差動トランス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御部からの指令信号により加振状態が付
    与される三次元振動台であって、 前記三次元振動台は、 上部に対象物を載置する振動台と、 前記振動台に振動を加える1本の水平X軸加振機と、 互いに逆方向の回転モーメントを前記振動台に加える2
    本の水平Y軸加振機と、 三角形の各頂点の位置に配設され、前記振動台に上下動
    を与える3本の垂直Z軸加振機と、前記 各加振機の前記振動台に対する当接位置近傍に配設
    され、前記振動台の振動を検出するトランスデューサ
    と、前記 各加振機に設けた前記振動台の変位を検出する変位
    量検出器と、 前記水平X軸加振機および前記水平Y軸加振機に設けた
    前記振動台にかかる荷重を検出する荷重検出器とを備
    前記制御部と前記三次元振動台との間には、 前記変位量検出器からの変位フィードバック信号と前記
    荷重検出器からの荷重フィードバック信号と前記制御部
    から供給される前記指令信号とが入力されて前記水平X
    軸加振機および前記水平Y軸加振機を駆動する演算器
    と、 前記変位量検出器からの変位フィードバック信号と前記
    制御部から供給される前記指令信号とが入力されて前記
    垂直Z軸加振機を駆動する演算器とが配置され、 前記制御部は、 予め定められたノイズ信号を前記指令信号として前記
    加振機に与えて前記振動台をテスト加振した際の前記ト
    ランスデューサの出力および前記ノイズ信号から前記三
    次元振動台の伝達関数マトリクスを求め、この伝達関数
    マトリクスの逆マトリクスと加振によって得たい信号で
    ある目標信号マトリクスを使用して所望の加振状態を
    振動台に付与する前記指令信号を発信す とを特徴
    とする三次元振動台。
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