JP7440358B2 - 球面継手、加振装置および振動試験機 - Google Patents

球面継手、加振装置および振動試験機 Download PDF

Info

Publication number
JP7440358B2
JP7440358B2 JP2020111187A JP2020111187A JP7440358B2 JP 7440358 B2 JP7440358 B2 JP 7440358B2 JP 2020111187 A JP2020111187 A JP 2020111187A JP 2020111187 A JP2020111187 A JP 2020111187A JP 7440358 B2 JP7440358 B2 JP 7440358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
inner ring
outer ring
section
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020111187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022010541A (ja
Inventor
真 辺見
佳弘 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Products Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Products Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Products Ltd filed Critical Hitachi Industrial Products Ltd
Priority to JP2020111187A priority Critical patent/JP7440358B2/ja
Publication of JP2022010541A publication Critical patent/JP2022010541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7440358B2 publication Critical patent/JP7440358B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Description

本発明は、球面継手、加振装置および振動試験機に関する。
多次元の方向に加振する振動試験機においては、例えば油圧アクチュエータによる一次元方向の運動が多次元方向の運動に変換される。このため、振動試験機においては、複数の方向に傾動自在な継手が用いられる。複数の方向に傾動自在な継手構造(多自由度の継手構造)としては、1方向に傾動する軸受を直交させて配置するスイベル継手構造や、球面の凹部に球面の凸部を摺動可能に組み合せる球面継手構造のものなどがある。
スイベル継手構造のものは、回転ジョイントの組み合わせによって多自由度を得るものであるため、構造が複雑で大型化する。
そこで、振動試験機においては、球面継手構造のものが多く使用されている。球面継手構造のものにおいては、摺動性を良好に保ちながら、加振性能を損なわないように、外輪と内輪との接触面の剛性を高くするため、摺動面を静圧軸受式の構造とした静圧軸受式の球面継手とすることがある。この種の従来技術としては、特許第3388973号公報(特許文献1)に記載のものなどがある。
特許第3388973号公報
上記特許文献1に記載の球面継手のものでは、内輪または外輪の一方に複数の油溝が180°対向する位置に形成され、また各油溝にそれぞれ連通する給油孔が内外輪の一方を支持する支持部材に設けられている。球面継手の負荷容量は、対応する位置の前記油溝に供給される潤滑油の圧力により影響されるが、この圧力を適正なものにする手段については配慮されていない。このため、特許文献1に記載の球面継手は、同じ外形寸法で大きな負荷容量を必ずしも得られないという課題がある。
本発明の目的は、外形寸法を抑えながら大きな負荷容量を持つ球面継手を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、軸を備える内輪と、前記内輪を内包する外輪と、を備え、前記外輪は、前記内輪と摺動する円環状摺動部と、前記内輪の軸が貫通するように形成された開口部と、を有し、前記軸の中心線を含む断面において、前記外輪の内周断面を近似する楕円の前記中心線に沿う方向の径と、前記内輪の外周断面を近似する楕円の前記中心線に沿う方向の径との差が、前記外輪の内周断面を近似する楕円の前記中心線に垂直な方向の径と、前記内輪の外周断面を近似する楕円の前記中心線に垂直な方向の径との差よりも大きく、前記円環状摺動部に潤滑油が供給される、球面継手であって、
前記外輪の内周断面は、前記中心線に垂直な平面で分断された2つの半円と、2つの前記半円の端部同士を接続する直線とからなる、球面継手である。
本発明によれば、外形寸法を抑えながら大きな負荷容量を持つ球面継手を得ることができる効果が得られる。
また、本発明の加振装置や振動試験機によれば、球面継手の部分を小型化することにより、装置全体を小型化できる効果が得られる。
本発明の一実施形態に係る球面継手を示す概略断面図。 変形例に係る球面継手を示す概略断面図。 本実施形態の球面継手において内輪にかかる力を示す図。 本実施形態の球面継手において内輪にかかる力と負荷容量との関係を示す図。 変形例に係る球面継手を示す概略断面図。 本実施形態の球面継手を振動試験機に適用した例を示す概略平面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。各図において、同一符号を付した部分は同一或いは相当する部分を示している。
本発明の球面継手の一実施形態を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る球面継手20の概略構成を示す断面図である。本実施形態の球面継手20は、例えば、地震を模擬する振動試験機用の加振装置等に好適なものである。
本実施形態の球面継手20は静圧軸受式の球面継手(球面連結継手)である。
図1に示すように、球面継手20は、球形の内輪1とその周りに配設した略球形の内面を持つ外輪2とを有している。内輪1には、外輪2に設けられた開口部3を通して軸4が接続されている。外輪2の内周面には、軸4の中心線51に垂直で内輪1の中心を通る平面52を挟んで対向する一対の円環状摺動部5(5a,5b)が設けられている。したがって、球面継手20は、複数方向に傾動自在な多自由度の継手構造となっている。
円環状摺動部5a,5bの部分には、それぞれ複数の給油溝6(6a,6b)が設けられている。給油溝6a,6bには、それぞれ、油ポンプ11から給油配管12(12a,12b)を介して、高圧の潤滑油(以下、単に「油」と言うこともある)が供給される。
また、外輪2に形成されている開口部3は、カバー7により外部と遮断されており、内輪1とカバー7との間には円環状排油溜り8が形成されている。更に、開口部3側の円環状排油溜り8と内輪1を挟んで反対側には円形状排油溜り9が形成されている。円形状排油溜り9は、円環状摺動部5aの内周側の内輪1と外輪2との間に形成されている。
本実施形態においては、円環状排油溜り8と円形状排油溜り9とを連通するように、外輪2内に通油路10が形成されている。なお、通油路10は、複数本あってもよい。また、円環状摺動部5aおよび5bへ供給され、それぞれの中間に漏出した油を円形状排油溜り9側に流出させるために、外輪2内の図4中の下部には排油路13が形成されている。円形状排油溜り9内の油は、排油出口14からドレン配管15を介して、油タンク16に戻される。
なお、外輪2内に通油路10が形成されるのに代えて、内輪1内に通油路が形成されてもよい。図2は、変形例に係る球面継手20aを示す概略断面図である。図2に示す変形例では、円環状排油溜り8と円形状排油溜り9とを連通するように、内輪1および軸4内に、それぞれ通油路10a,10bが形成されている。
図1に示すように、油ポンプ11からの高圧の潤滑油は、給油溝6a,6bに到達した後、円環状摺動部5a,5bに供給される。これらの円環状摺動部5a,5bでは、潤滑油の圧力によって、内輪1と外輪2とは非接触となる。このため、軸4は、開口部3の範囲で、自由な角度に傾動することが可能となり、球面継手としての機能を実現することができる。
ここで、軸4の中心線51を含む平面で切断した場合の断面において、外輪2の内周断面を近似する楕円をA、内輪1の内周断面を近似する楕円をBとする。なお、円は、楕円の長径と短径が同じ場合であり、楕円に含まれるものとする。
また、楕円Aの軸方向径(軸4の中心線51に沿う方向の径)をD2a、楕円Bの軸方向径をD1a、楕円Aの軸垂直方向径(軸4の中心線51に垂直な方向の径)をD2r、楕円Bの軸垂直方向径をD1rとする。このとき、本実施形態では、(D2a-D1a)>(D2r-D1r)となるように構成されている。すなわち、楕円Aおよび楕円Bの軸方向径の差が、軸垂直方向径の差よりも大きくなるように構成されている。
このように構成することにより、内輪1に対して軸方向(軸4の中心線51に沿う方向)に荷重Fo(図3参照)が負荷されたときの球面継手20の負荷容量を高めることが可能となる。一般に、球面継手の負荷容量を高めるには、球面継手を大型化すればよいが、本実施形態によれば、球面継手を大型化することなく、負荷容量を高めることができるため、小型でありながら負荷容量の大きな球面継手を実現可能である。
球面継手20の負荷容量について、図3および図4を用いて説明する。
図3には、内輪1にかかる力を示している。内輪1の中心を通り、軸4の中心線51に垂直な線を線22、外輪2の内周断面を近似する楕円Aの中心を通り、軸4の中心線51に垂直な線を線23とする。線22と線23との距離を内輪変位δとする。内輪変位δは、線23よりも線22が図3の紙面の右にある場合に正符号を付けて表すものとする。図2は、内輪変位δの符号が負の場合を示したものである。このとき、内輪1は円環状摺動部5aに近づくため、給油溝6a内の潤滑油の圧力は上昇する。一方で、内輪1は円環状摺動部5bに対しては離れるため、給油溝6b内の潤滑油の圧力は低下する。円環状摺動部5aの潤滑油圧力を積分した力をFaとし、円環状摺動部5bの潤滑油圧力を積分した力をFbとする。内輪1に働く力Fは、FaとFbの合力となる。
図4は、内輪1にかかる力と負荷容量との関係を示している。同図の横軸は、図3に示した内輪変位δである。図4に細い実線で示した曲線は、内輪1と外輪2の軸方向の半径すきまGa(図1参照)が?である場合の油膜反力FaおよびFbを示している。油膜反力は、図3において右側に向いている場合を正としているため、Faは正の値をとり、Fbは負の値をとる。FaおよびFbのどちらも、内輪1が外輪2に近づくとその絶対値が大きくなるため、図4中では右下がりとなる。内輪1に働く合成油膜反力である力Fは、FaとFbを足し合わせたものであり、これも右下がりの曲線となる。このとき、Fの最大値と最小値との差をWとすると、(W/2)が球面継手20の負荷容量を示す。
図4には、軸方向の半径すきまGa(図1参照)が、?よりも小さく、軸垂直方向(軸4の中心線51に垂直な方向)の半径すきまGr(図1参照)と同じ?1の場合のF1、F1aおよびF1bを点線で示している。内輪1が円環状摺動部5aに最も近づいたときの油膜反力は軸方向の半径すきまGaに関わらず同じであるため、F1aの最大値はFaの最大値と同じとなっている。一方、内輪1が円環状摺動部5aから最も離れたときは、軸方向の半径すきまGaが小さいほうが油膜反力が大きくなる。F1bとFbの関係も、F1aおよびFaとは符号が反転するが、同様である。したがって、F1の最大値および最小値の絶対値は、それぞれ、Fの最大値および最小値の絶対値よりも小さくなるため、負荷容量(W1/2)は、(W/2)よりも小さくなる。以上のように、負荷容量を大きくするためには、軸方向の半径すきまGaは大きくしたほうが良い。なお、ここで示した関係が成り立つのは、軸方向の半径すきまGaが内輪1の半径の概ね0.5/1000倍の場合である。これは、軸方向の半径すきまGaをあまり大きくすると理論上負荷容量が低下してしまうためである。
なお、図1に示すように、外輪2の内周断面は、必ずしも厳密な楕円でなくとも良く、軸4の中心線51に垂直な平面52で分断された2つの半円と、それらの端部同士をつなぐ直線からなる形状であってもよい。この場合、外輪2の内周断面は、いわゆる長円(トラック形状)を呈するが、外輪2の内周断面を近似する楕円として捉えることができる。これは、外輪2の内周断面が真円となるように外輪2を加工しておき、2分割された外輪2の合わせ面にシム等の板材を挟んでボルト等で2分割された外輪2を締結することにより実現可能である。したがって、製造が容易になるとともに、軸方向の半径すきまGaが調整可能となる。
図5は、変形例に係る球面継手20bを示す概略断面図である。図5に示すように、外輪2における中心線51に垂直となる外壁面18a,18bは、中心線51に向かうほど内輪1の方向に入り込むように形成された窪み部17a,17bを有している。外壁面18a,18bは、軸4の中心線51に垂直で内輪1の中心を通る平面52を挟んで対向してそれぞれ設けられている。窪み部17aは、開口部3とは反対側に位置する外壁面18aに、円錐面を持つ凹状に形成されている。窪み部17bは、開口部3のある外壁面18bに、開口部3の周囲に円錐面を持つ面取り形状に形成されている。このようにして、円環状排油溜り8や円形状排油溜り9に接し、円環状摺動部5a,5bの背面に当たる部分の外輪2に、窪み部17a,17bが設けられている。これにより、内輪1が円環状摺動部5aまたは円環状摺動部5bに近づいた場合には、油膜力により押されることで外輪2が弾性変形する。このため、実質的に外輪2の内周断面を近似する楕円Aの軸方向径(軸4の中心線51に沿う方向の径)が大きくなる。したがって、図5に示すように窪み部17a,17bを設けた場合、楕円Aの軸方向径D2a(図1参照)は、外輪2の弾性変形分を考慮して設定する必要がある。なお、外輪2の内周断面を近似する楕円Aにおいて、図5では軸方向径D2aは軸垂直方向径D2rよりも大きいが、外輪2の弾性変形分を調整することで軸方向径D2aを軸垂直方向径D2rに等しい円としてもよい。
ところで、内輪1の外周面と、外輪2の内周面とを、それぞれ真球面にて構成した場合には、軸方向(軸4の中心線51に沿う方向)のすきまを変えることは、同時に軸垂直方向(軸4の中心線51に垂直な方向)のすきまも変えることになる。しかしながら、軸垂直方向のすきまを大きくすることは、摺動部から潤滑油が漏出しやすくなるため、給油量が増えるというデメリットがある。これに対し、本実施形態では、軸4の中心線51を含む断面において、外輪2の内周断面を近似する楕円をA、内輪1の外周断面を近似する楕円をBとしたときに、AおよびBの軸方向径の差が、軸垂直方向径の差よりも大きくなるように構成されている。このため、軸方向のすきまは、軸垂直方向のすきまとは独立して変えることができる。したがって、軸方向のすきまを広げて負荷容量を増加させながら、給油量を抑えることが可能となる。
前記したように、本実施形態に係る球面継手20,20a,20bは、軸4を備える内輪1と、内輪1を内包する外輪2とを備え、外輪2は、内輪1と摺動する円環状摺動部5と、内輪1の軸4が貫通するように形成された開口部3とを有し、円環状摺動部5に潤滑油が供給される。そして、軸4の中心線51を含む断面において、外輪2の内周断面を近似する楕円Aの軸方向径D2aと、内輪1の外周段面を近似する楕円Bの軸方向径D1aとの差が、外輪2の内周断面を近似する楕円Aの軸垂直方向径D2rと、内輪1の外周段面を近似する楕円Bの軸垂直方向径D1rとの差よりも大きい。
このような本実施形態によれば、小型かつ給油量を抑えながら負荷容量の大きな球面継手を実現することができる。
図6は、本実施形態の球面継手20,20a,20bを振動試験機40に適用した例を示す概略平面図である。
図6には、上述した実施形態に示すような球面継手20,20a,20bを加振装置30A,30Bの球面継手20A,20Bに適用し、該加振装置30A,30Bを振動試験機40に適用した例が示されている。この図4において、図1~図5と同一符号を付した部分は、前記実施形態と同様の部分を示しており、図6に示す振動試験機40の説明においては、前記実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図6は、地震等を模擬する振動試験機40を示す図であり、加振装置30A,30Bの部分のみ、図1と同様に断面で示している。
加振装置30A,30Bは、二つの球面継手20A,20Bと、これらの球面継手20A,20Bの内輪1同士を接続する加振ロッド31と、球面継手20A,20Bの一方(この例では球面継手20B)に接続された加振機32とを備えている。球面継手20A,20Bとしては、前記実施形態の球面継手20,20a,20bが適用されている。加振ロッド31は、内輪1に接続された軸4(図1参照)を構成している。加振機32は、加振装置30A,30Bが作動した時に発生する反力を受ける反力壁33に固定されている。これにより、前記実施形態の球面継手20,20a,20bを利用して加振ロッド31の軸方向に加振する加振装置30A,30Bを実現できる。
図6に示すように、加振装置30A,30Bが、振動試験機40のテーブル(振動テーブル)41の直交する2側面に2台ずつの組となって設けられている。図6に示す加振装置30Aで加振される方向はX方向(一方の水平方向)であり、加振装置30Bで加振される方向はY方向(他方の水平方向)である。更に、図示してはいないが、テーブル41の下面には、該テーブル41を鉛直方向(図6の紙面に直交する方向)に加振する加振装置も設けられている。すなわち、振動試験機40には、テーブル41をX方向、Y方向及び鉛直方向(Z方向)にそれぞれ加振する加振装置が備えられている。加振装置の一端側は側壁や基礎部などの反力壁33に固定されており、他端側はテーブル41の側面及び下面に取り付けられている。また、試験対象物は、テーブル41上に載置されて加振される。これにより、テーブル41を三次元の方向に加振する振動試験を行うことができる。
このように、テーブル41を加振する加振装置30A,30Bに、上述した実施例1の球面継手20を採用することにより、地震等を模擬する三次元の振動試験機40の小型化を実現することができる。また、多数設けられる加振装置30A,30Bにおける二つの球面継手20A,20Bへ給油される油量を少なくすることができる。したがって、振動試験機40における給油のためのポンプやオイルクーラなどの補機を大幅に簡素化できる効果も得られる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した振動試験機40の実施形態では三次元の振動試験機である場合について説明したが、本発明は、三次元の振動試験機に限らず、二次元または一次元の振動試験機等にも同様に適用できるものである。これにより、テーブル41を二次元または一次元の方向に加振する振動試験を行うことができる。
また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。更に、上記した実施形態は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 内輪
2 外輪
3 開口部
4 軸
51 中心線
52 平面
5 円環状摺動部
5a 円環状摺動部
5b 円環状摺動部
18a,18b 外壁面
17a,17b 窪み部
20,20a,20b 球面継手
20A,20B 球面継手
30A,30B 加振装置
31 加振ロッド(軸)
32 加振機
40 振動試験機
41 テーブル
A,B 楕円
D1a 楕円Bの軸方向径(中心線に沿う方向の径)
D2a 楕円Aの軸方向径(中心線に沿う方向の径)
D1r 楕円Bの軸垂直方向径(中心線に垂直な方向の径)
D2r 楕円A軸垂直方向径(中心線に垂直な方向の径)

Claims (4)

  1. 軸を備える内輪と、
    前記内輪を内包する外輪と、を備え、
    前記外輪は、前記内輪と摺動する円環状摺動部と、前記内輪の軸が貫通するように形成された開口部と、を有し、
    前記軸の中心線を含む断面において、前記外輪の内周断面を近似する楕円の前記中心線に沿う方向の径と、前記内輪の外周断面を近似する楕円の前記中心線に沿う方向の径との差が、前記外輪の内周断面を近似する楕円の前記中心線に垂直な方向の径と、前記内輪の外周断面を近似する楕円の前記中心線に垂直な方向の径との差よりも大きく、
    前記円環状摺動部に潤滑油が供給される、球面継手であって、
    前記外輪の内周断面は、前記中心線に垂直な平面で分断された2つの半円と、2つの前記半円の端部同士を接続する直線とからなる、球面継手。
  2. 二つの、請求項1に記載の球面継手と、
    二つの前記球面継手の前記内輪同士を接続する加振ロッドと、
    二つの前記球面継手の何れか一方に接続された加振機と、を備え、
    前記加振ロッドは、前記軸を構成することを特徴とする加振装置。
  3. 請求項に記載の加振装置と、
    試験対象物を載置するテーブルと、を備え、
    前記加振装置は、前記テーブルを加振することを特徴とする振動試験機。
  4. 請求項に記載の振動試験機であって、
    前記加振装置は、前記テーブルを二次元または三次元の方向に加振することを特徴とする振動試験機。
JP2020111187A 2020-06-29 2020-06-29 球面継手、加振装置および振動試験機 Active JP7440358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020111187A JP7440358B2 (ja) 2020-06-29 2020-06-29 球面継手、加振装置および振動試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020111187A JP7440358B2 (ja) 2020-06-29 2020-06-29 球面継手、加振装置および振動試験機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022010541A JP2022010541A (ja) 2022-01-17
JP7440358B2 true JP7440358B2 (ja) 2024-02-28

Family

ID=80147641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020111187A Active JP7440358B2 (ja) 2020-06-29 2020-06-29 球面継手、加振装置および振動試験機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7440358B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000230540A (ja) 1999-02-12 2000-08-22 Somic Ishikawa:Kk ボールジョイント

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000230540A (ja) 1999-02-12 2000-08-22 Somic Ishikawa:Kk ボールジョイント

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022010541A (ja) 2022-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10626916B2 (en) Wing foil bearings and methods of manufacturing same
US11261912B2 (en) Lubricated sliding bearing with adjustment of the properties of the lubricant in certain parts of the bearing gap
CN109519343A (zh) 用于风力涡轮机的流体膜轴承
KR102048494B1 (ko) 하프 스러스트 베어링
JP7440358B2 (ja) 球面継手、加振装置および振動試験機
CN201420798Y (zh) 三自由度、双层油膜式球铰
US10240630B2 (en) Leveling plate and thrust bearing device using the same
KR102340555B1 (ko) 틸팅 패드 베어링
US10704590B2 (en) Half thrust bearing
JP2022159545A (ja) 軸受装置
CN101429967A (zh) 三自由度、双层油膜式球铰
JP3609455B2 (ja) 静圧気体軸受
JP2023030707A (ja) 半割軸受およびすべり軸受
JP2023512588A (ja) シャフト取付アセンブリ
JP2017180592A (ja) ワッシャ
JP2017180585A (ja) ワッシャ
KR102598984B1 (ko) 스러스트 에어 포일 베어링
JP4031867B2 (ja) 静圧空気軸受装置
CN110318980B (zh) 压缩机及具有该压缩机的设备
WO2017056272A1 (ja) 斜軸式油圧ポンプモータ
JP2023028260A (ja) 往復ポンプ用の継手装置
JP2001248635A (ja) 動圧流体軸受装置
WO2013069343A1 (ja) 超音波モータ
JPH0456149B2 (ja)
JP2850986B2 (ja) スパイラルグルーブ式スラスト軸受の自動調芯機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7440358

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150