JP2000337984A - 半導体圧力センサ - Google Patents
半導体圧力センサInfo
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】破壊耐圧を高めた半導体圧力センサを提供す
る。 【解決手段】半導体圧力センサAは、シリコン基板の裏
面をエッチングして凹所3を設けることにより形成され
たダイヤフラム2の主表面側にピエゾ抵抗素子からなる
ゲージ抵抗4が形成されたセンサチップ1と、凹所3に
連通する貫通孔5を有し、センサチップ1に陽極接合さ
れたガラス台座6と、貫通孔5に連通する圧力導入孔8
を有し、ガラス台座6が固定された圧力導入管7とを備
えている。圧力導入管7におけるガラス台座6が接合さ
れた面には、センサチップ1の側面及びガラス台座6の
側面を取り囲むようにして覆い部9が立設されており、
センサチップ1の側面及びガラス台座6の側面は半田な
どのろう材11によって圧力導入管7に固定されてい
る。
る。 【解決手段】半導体圧力センサAは、シリコン基板の裏
面をエッチングして凹所3を設けることにより形成され
たダイヤフラム2の主表面側にピエゾ抵抗素子からなる
ゲージ抵抗4が形成されたセンサチップ1と、凹所3に
連通する貫通孔5を有し、センサチップ1に陽極接合さ
れたガラス台座6と、貫通孔5に連通する圧力導入孔8
を有し、ガラス台座6が固定された圧力導入管7とを備
えている。圧力導入管7におけるガラス台座6が接合さ
れた面には、センサチップ1の側面及びガラス台座6の
側面を取り囲むようにして覆い部9が立設されており、
センサチップ1の側面及びガラス台座6の側面は半田な
どのろう材11によって圧力導入管7に固定されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体圧力センサ
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の半導体圧力センサの断面図
である。この半導体圧力センサAは、シリコン基板の裏
面をエッチングして凹所3を設けることにより形成され
たダイヤフラム2の主表面側にピエゾ抵抗素子からなる
ゲージ抵抗4が形成されたセンサチップ1と、凹所3に
連通する貫通孔5を有し、センサチップ1の裏面に陽極
接合されたガラス台座6と、ガラス台座6の貫通孔5に
連通する圧力導入孔8を有し、ガラス台座6が固定され
た圧力導入管7とを備えている(例えば特開昭61−1
84435号公報参照)。
である。この半導体圧力センサAは、シリコン基板の裏
面をエッチングして凹所3を設けることにより形成され
たダイヤフラム2の主表面側にピエゾ抵抗素子からなる
ゲージ抵抗4が形成されたセンサチップ1と、凹所3に
連通する貫通孔5を有し、センサチップ1の裏面に陽極
接合されたガラス台座6と、ガラス台座6の貫通孔5に
連通する圧力導入孔8を有し、ガラス台座6が固定され
た圧力導入管7とを備えている(例えば特開昭61−1
84435号公報参照)。
【0003】ここで、圧力導入管7の圧力導入孔8及び
ガラス台座6の貫通孔5を介してセンサチップ1の凹所
3に圧力が導入されると、ダイヤフラム2が圧力に応じ
て撓み、ゲージ抵抗4の抵抗値が変化するので、ゲージ
抵抗4の抵抗値の変化から圧力を検出することができ
る。
ガラス台座6の貫通孔5を介してセンサチップ1の凹所
3に圧力が導入されると、ダイヤフラム2が圧力に応じ
て撓み、ゲージ抵抗4の抵抗値が変化するので、ゲージ
抵抗4の抵抗値の変化から圧力を検出することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の半導体圧力
センサでは、センサチップ1の熱膨張率とガラス台座6
の熱膨張率との違いによってセンサチップ1に熱応力が
発生すると、熱応力によりダイヤフラム2が撓み、誤差
が発生する。したがって、広い使用温度範囲において高
精度の半導体圧力センサAを実現するためには、ガラス
台座6の材料に、シリコンの熱膨張率に近い熱膨張率を
有する材料、例えば硼硅酸ガラスやアルミ珪酸塩ガラス
などを使用するのが望ましい。
センサでは、センサチップ1の熱膨張率とガラス台座6
の熱膨張率との違いによってセンサチップ1に熱応力が
発生すると、熱応力によりダイヤフラム2が撓み、誤差
が発生する。したがって、広い使用温度範囲において高
精度の半導体圧力センサAを実現するためには、ガラス
台座6の材料に、シリコンの熱膨張率に近い熱膨張率を
有する材料、例えば硼硅酸ガラスやアルミ珪酸塩ガラス
などを使用するのが望ましい。
【0005】ところで、センサチップ1を圧力導入管7
に固定する台座に、硼硅酸ガラスやアルミ珪酸塩ガラス
などから形成されたガラス台座6を用いた場合、ガラス
台座6の破壊強度は数百kg/cm2程度であり、セン
サチップ1とガラス台座6との接合部の強度も同程度で
あるが、センサチップ1とガラス台座6との接合部に応
力集中が発生するため、例えば2.6mm角のセンサチ
ップ1を用いた半導体圧力センサAの場合、その破壊耐
圧はせいぜい140〜180kg/cm2にしかならな
かった。一般に自動車などに用いられる圧力センサでは
60kg/cm 2以上の定格圧力が要求され、破壊耐圧
は定格圧力の2〜3倍の余裕をみこむのが一般的である
から、従来の半導体圧力センサAでは破壊耐圧が低いと
いう問題があった。
に固定する台座に、硼硅酸ガラスやアルミ珪酸塩ガラス
などから形成されたガラス台座6を用いた場合、ガラス
台座6の破壊強度は数百kg/cm2程度であり、セン
サチップ1とガラス台座6との接合部の強度も同程度で
あるが、センサチップ1とガラス台座6との接合部に応
力集中が発生するため、例えば2.6mm角のセンサチ
ップ1を用いた半導体圧力センサAの場合、その破壊耐
圧はせいぜい140〜180kg/cm2にしかならな
かった。一般に自動車などに用いられる圧力センサでは
60kg/cm 2以上の定格圧力が要求され、破壊耐圧
は定格圧力の2〜3倍の余裕をみこむのが一般的である
から、従来の半導体圧力センサAでは破壊耐圧が低いと
いう問題があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、破壊耐圧を高めた半
導体圧力センサを提供することにある。
であり、その目的とするところは、破壊耐圧を高めた半
導体圧力センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、シリコン基板の裏面側をエッ
チングして凹所を設けることにより形成されたダイヤフ
ラムの表面側にピエゾ抵抗素子が形成されたセンサチッ
プと、前記凹所に連通する貫通孔を有しセンサチップの
裏面に接合された台座と、前記貫通孔に連通する圧力導
入孔を有し台座が固定された圧力導入管とを備え、セン
サチップにおける台座との接合面以外の面を圧力導入管
に固定する固定部材を設けたことを特徴とし、センサチ
ップの裏面は圧力導入管に固定された台座に接合されて
おり、さらに台座との接合面以外のセンサチップの面が
固定部材を介して圧力導入管に固定されているので、セ
ンサチップ及び台座の圧力導入管に対する接合強度が高
くなり、半導体圧力センサの破壊強度を高めることがで
きる。
に、請求項1の発明では、シリコン基板の裏面側をエッ
チングして凹所を設けることにより形成されたダイヤフ
ラムの表面側にピエゾ抵抗素子が形成されたセンサチッ
プと、前記凹所に連通する貫通孔を有しセンサチップの
裏面に接合された台座と、前記貫通孔に連通する圧力導
入孔を有し台座が固定された圧力導入管とを備え、セン
サチップにおける台座との接合面以外の面を圧力導入管
に固定する固定部材を設けたことを特徴とし、センサチ
ップの裏面は圧力導入管に固定された台座に接合されて
おり、さらに台座との接合面以外のセンサチップの面が
固定部材を介して圧力導入管に固定されているので、セ
ンサチップ及び台座の圧力導入管に対する接合強度が高
くなり、半導体圧力センサの破壊強度を高めることがで
きる。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記センサチップの表面と側面の角にテーパ面が
設けられ、該テーパ面が上記固定部材により圧力導入管
に固定されたことを特徴とし、固定部材はセンサチップ
の表面と側面との角に形成されたテーパ面を支持してい
るので、センサチップの裏面側から表面側に加わる力を
固定部材で受けることによって、センサチップ及び台座
の圧力導入管に対する接合強度がさらに高くなり、半導
体圧力センサの破壊強度を高めることができる。
いて、上記センサチップの表面と側面の角にテーパ面が
設けられ、該テーパ面が上記固定部材により圧力導入管
に固定されたことを特徴とし、固定部材はセンサチップ
の表面と側面との角に形成されたテーパ面を支持してい
るので、センサチップの裏面側から表面側に加わる力を
固定部材で受けることによって、センサチップ及び台座
の圧力導入管に対する接合強度がさらに高くなり、半導
体圧力センサの破壊強度を高めることができる。
【0009】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記テーパ面は、シリコン基板を酸又はアルカリ
の何れかの水溶液に浸して、等方性エッチングを行うこ
とにより形成されることを特徴とし、センサチップを製
造する製造プロセスにテーパ面を形成するプロセスを追
加することにより、別途機械加工などを行うことなくテ
ーパ面を容易に形成することができ、製造コストが増加
するのを防止できる。
いて、上記テーパ面は、シリコン基板を酸又はアルカリ
の何れかの水溶液に浸して、等方性エッチングを行うこ
とにより形成されることを特徴とし、センサチップを製
造する製造プロセスにテーパ面を形成するプロセスを追
加することにより、別途機械加工などを行うことなくテ
ーパ面を容易に形成することができ、製造コストが増加
するのを防止できる。
【0010】請求項4の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記テーパ面は、シリコン基板をアルカリ水溶液
に浸して、異方性エッチングを行い上記ダイヤフラムを
形成する工程で同時に形成されることを特徴とし、ダイ
ヤフラムを形成するプロセスでテーパ面が同時に形成さ
れるので、テーパ面を形成するためにプロセスを追加し
たり、別途機械加工などを行う必要が無く、テーパ面を
容易に形成することができ、製造コストが増加するのを
防止できる。
いて、上記テーパ面は、シリコン基板をアルカリ水溶液
に浸して、異方性エッチングを行い上記ダイヤフラムを
形成する工程で同時に形成されることを特徴とし、ダイ
ヤフラムを形成するプロセスでテーパ面が同時に形成さ
れるので、テーパ面を形成するためにプロセスを追加し
たり、別途機械加工などを行う必要が無く、テーパ面を
容易に形成することができ、製造コストが増加するのを
防止できる。
【0011】請求項5の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近い熱膨
張率を有する金属からなることを特徴とし、固定部材は
熱膨張率がシリコンに近い金属から形成されているの
で、センサチップと固定部材との熱膨張率の違いによっ
てセンサチップに加わる熱応力が低減され、熱応力によ
りダイヤフラムに発生する歪みが低減されるから、広い
使用温度範囲で高精度の半導体圧力センサを実現するこ
とができる。
いて、上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近い熱膨
張率を有する金属からなることを特徴とし、固定部材は
熱膨張率がシリコンに近い金属から形成されているの
で、センサチップと固定部材との熱膨張率の違いによっ
てセンサチップに加わる熱応力が低減され、熱応力によ
りダイヤフラムに発生する歪みが低減されるから、広い
使用温度範囲で高精度の半導体圧力センサを実現するこ
とができる。
【0012】請求項6の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記固定部材は、上記固定部材は、台座における
センサチップ及び圧力導入管との接合面以外の面を圧力
導入管に固定することを特徴とし、台座におけるセンサ
チップ及び圧力導入管との接合面以外の面が固定部材を
介して圧力導入管に固定されているので、台座と圧力導
入管との接合強度を高めることができ、且つ、センサチ
ップは圧力導入管に固定された台座に接合され、さらに
センサチップにおける台座との接合面以外の面が固定部
材を介して圧力導入管に固定されているので、センサチ
ップ及び台座と圧力導入管との接合強度を高めることが
でき、半導体圧力センサの破壊強度を高めることができ
る。
いて、上記固定部材は、上記固定部材は、台座における
センサチップ及び圧力導入管との接合面以外の面を圧力
導入管に固定することを特徴とし、台座におけるセンサ
チップ及び圧力導入管との接合面以外の面が固定部材を
介して圧力導入管に固定されているので、台座と圧力導
入管との接合強度を高めることができ、且つ、センサチ
ップは圧力導入管に固定された台座に接合され、さらに
センサチップにおける台座との接合面以外の面が固定部
材を介して圧力導入管に固定されているので、センサチ
ップ及び台座と圧力導入管との接合強度を高めることが
でき、半導体圧力センサの破壊強度を高めることができ
る。
【0013】請求項7の発明では、請求項6の発明にお
いて、上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近い熱膨
張率を有するガラスからなることを特徴とし、固定部材
は熱膨張率がシリコンに近いガラスから形成されている
ので、センサチップと固定部材との熱膨張率の違いによ
ってセンサチップに加わる熱応力が低減され、熱応力に
よりダイヤフラムに発生する歪みが低減されるから、広
い使用温度範囲で高精度の半導体圧力センサを実現する
ことができる。
いて、上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近い熱膨
張率を有するガラスからなることを特徴とし、固定部材
は熱膨張率がシリコンに近いガラスから形成されている
ので、センサチップと固定部材との熱膨張率の違いによ
ってセンサチップに加わる熱応力が低減され、熱応力に
よりダイヤフラムに発生する歪みが低減されるから、広
い使用温度範囲で高精度の半導体圧力センサを実現する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0015】(実施形態1)図1は本実施形態の半導体
圧力センサAの断面図である。この半導体圧力センサA
は、シリコン基板の裏面をエッチングして凹所3を設け
ることにより形成されたダイヤフラム2の主表面側にピ
エゾ抵抗素子からなるゲージ抵抗4が形成されたセンサ
チップ1と、凹所3に連通する貫通孔5を有し、センサ
チップ1に陽極接合されたガラス台座6と、ガラス台座
6の貫通孔5に連通する圧力導入孔8を有し、ガラス台
座6が固定された圧力導入管7とを備えている。
圧力センサAの断面図である。この半導体圧力センサA
は、シリコン基板の裏面をエッチングして凹所3を設け
ることにより形成されたダイヤフラム2の主表面側にピ
エゾ抵抗素子からなるゲージ抵抗4が形成されたセンサ
チップ1と、凹所3に連通する貫通孔5を有し、センサ
チップ1に陽極接合されたガラス台座6と、ガラス台座
6の貫通孔5に連通する圧力導入孔8を有し、ガラス台
座6が固定された圧力導入管7とを備えている。
【0016】ここで、圧力導入管7の圧力導入孔8及び
ガラス台座6の貫通孔5を介してセンサチップ1の凹所
3に圧力が導入されると、ダイヤフラム2が圧力に応じ
て撓み、ゲージ抵抗4の抵抗値が変化するので、ゲージ
抵抗4の抵抗値の変化から圧力を検出することができ
る。
ガラス台座6の貫通孔5を介してセンサチップ1の凹所
3に圧力が導入されると、ダイヤフラム2が圧力に応じ
て撓み、ゲージ抵抗4の抵抗値が変化するので、ゲージ
抵抗4の抵抗値の変化から圧力を検出することができ
る。
【0017】本実施形態の半導体圧力センサAでは、圧
力導入管7におけるガラス台座6が固定される端面に
は、センサチップ1の側面およびガラス台座6の側面を
取り囲むようにして略筒状の覆い部9が立設されてお
り、センサチップ1の側面およびガラス台座6の側面が
半田などのろう材11によって圧力導入管7に固定され
ている。
力導入管7におけるガラス台座6が固定される端面に
は、センサチップ1の側面およびガラス台座6の側面を
取り囲むようにして略筒状の覆い部9が立設されてお
り、センサチップ1の側面およびガラス台座6の側面が
半田などのろう材11によって圧力導入管7に固定され
ている。
【0018】上述のように、センサチップ1は圧力導入
管7に固定されたガラス台座6に接合されており、さら
に、固定部材としてのろう材11によってセンサチップ
1の側面とガラス台座6の側面とが圧力導入管7に固定
されているので、センサチップ1及びガラス台座6の圧
力導入管7に対する接合強度が高くなり、半導体圧力セ
ンサAの破壊強度を向上させることができ、例えば2.
6mm角のセンサチップ1とパイレックスガラスからな
るガラス台座6とを用いた場合、破壊耐圧が300kg
/cm2程度の半導体圧力センサAを実現することがで
きる。
管7に固定されたガラス台座6に接合されており、さら
に、固定部材としてのろう材11によってセンサチップ
1の側面とガラス台座6の側面とが圧力導入管7に固定
されているので、センサチップ1及びガラス台座6の圧
力導入管7に対する接合強度が高くなり、半導体圧力セ
ンサAの破壊強度を向上させることができ、例えば2.
6mm角のセンサチップ1とパイレックスガラスからな
るガラス台座6とを用いた場合、破壊耐圧が300kg
/cm2程度の半導体圧力センサAを実現することがで
きる。
【0019】(実施形態2)図2は本実施形態の半導体
圧力センサAの断面図である。本実施形態では、実施形
態1の半導体圧力センサAにおいて、センサチップ1の
主表面と側面の角にテーパ面1aを形成している。ま
た、覆い部9の先端面には半田などのろう材13を介し
て固定部材としての支持板12が接合されている。支持
板12の中央にはセンサチップ1が挿入される開口14
が形成され、開口14の端面にはセンサチップ1のテー
パ面1aに対して略平行であって、テーパ面1aと当接
するテーパ面14aが形成されている。
圧力センサAの断面図である。本実施形態では、実施形
態1の半導体圧力センサAにおいて、センサチップ1の
主表面と側面の角にテーパ面1aを形成している。ま
た、覆い部9の先端面には半田などのろう材13を介し
て固定部材としての支持板12が接合されている。支持
板12の中央にはセンサチップ1が挿入される開口14
が形成され、開口14の端面にはセンサチップ1のテー
パ面1aに対して略平行であって、テーパ面1aと当接
するテーパ面14aが形成されている。
【0020】このように、本実施形態の半導体圧力セン
サAでは、センサチップ1の主表面と側面との角に形成
されたテーパ面1aを、圧力導入管7に取り付けられた
支持板12によって支持しているので、センサチップ1
の裏面側から表面側に加わる力を支持板12で受けるこ
とができ、センサチップ1及びガラス台座6の圧力導入
管7に対する接合強度がさらに高くなり、半導体圧力セ
ンサAの破壊強度が向上する。
サAでは、センサチップ1の主表面と側面との角に形成
されたテーパ面1aを、圧力導入管7に取り付けられた
支持板12によって支持しているので、センサチップ1
の裏面側から表面側に加わる力を支持板12で受けるこ
とができ、センサチップ1及びガラス台座6の圧力導入
管7に対する接合強度がさらに高くなり、半導体圧力セ
ンサAの破壊強度が向上する。
【0021】ここで、支持板12はシリコンの熱膨張率
に近い熱膨張率を有する42合金(42アロイ)やコバ
ール合金などの金属から形成されている。42合金及び
コバール合金の熱膨張係数はそれぞれ4.5×10-6/
℃、4.6×10-6/℃であり、シリコンの熱膨張係数
2.9×10-6/℃に近いので、センサチップ1と支持
板12との熱膨張率の違いによってセンサチップ1に発
生する熱応力が低減され、熱応力によりダイヤフラム2
に発生する歪みが低減されるから、広い使用温度範囲で
高精度の半導体圧力センサAを実現することができる。
に近い熱膨張率を有する42合金(42アロイ)やコバ
ール合金などの金属から形成されている。42合金及び
コバール合金の熱膨張係数はそれぞれ4.5×10-6/
℃、4.6×10-6/℃であり、シリコンの熱膨張係数
2.9×10-6/℃に近いので、センサチップ1と支持
板12との熱膨張率の違いによってセンサチップ1に発
生する熱応力が低減され、熱応力によりダイヤフラム2
に発生する歪みが低減されるから、広い使用温度範囲で
高精度の半導体圧力センサAを実現することができる。
【0022】次に、センサチップ1の製造プロセスにつ
いて図3(a)〜(d)を参照して簡単に説明する。先
ず、図3(a)に示すようにシリコン基板20の主表面
側にボロン等を拡散させてゲージ抵抗4を形成し、シリ
コン基板20の表裏両面にシリコン酸化膜21を形成し
た後、例えば気相成長法(CVD法)によりシリコン窒
化膜22を形成する。
いて図3(a)〜(d)を参照して簡単に説明する。先
ず、図3(a)に示すようにシリコン基板20の主表面
側にボロン等を拡散させてゲージ抵抗4を形成し、シリ
コン基板20の表裏両面にシリコン酸化膜21を形成し
た後、例えば気相成長法(CVD法)によりシリコン窒
化膜22を形成する。
【0023】その後、シリコン基板20の裏面に形成さ
れたシリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22をエッ
チング技術を用いてパターニングし、水酸化カリウム
(KOH)の水溶液に浸して異方性エッチングを行い、
シリコン基板20の裏面側に凹所3を設けることにより
ダイヤフラム2を形成する(図3(b)参照)。
れたシリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22をエッ
チング技術を用いてパターニングし、水酸化カリウム
(KOH)の水溶液に浸して異方性エッチングを行い、
シリコン基板20の裏面側に凹所3を設けることにより
ダイヤフラム2を形成する(図3(b)参照)。
【0024】さらに、シリコン基板20の主表面側に形
成されたシリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22を
エッチング技術を用いてパターニングし、フッ硝酸の水
溶液に浸して等方性エッチングを行うことにより、テー
パ面1aを形成する(図3(c)参照)。
成されたシリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22を
エッチング技術を用いてパターニングし、フッ硝酸の水
溶液に浸して等方性エッチングを行うことにより、テー
パ面1aを形成する(図3(c)参照)。
【0025】最後に、シリコン基板20の表裏両面にそ
れぞれ残されたシリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜
22をエッチングにより除去して、主表面と側面の間に
テーパ面1aが設けられたセンサチップ1が形成される
(図3(d)参照)。
れぞれ残されたシリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜
22をエッチングにより除去して、主表面と側面の間に
テーパ面1aが設けられたセンサチップ1が形成される
(図3(d)参照)。
【0026】上述のようにテーパ面1aは、シリコン基
板20をフッ硝酸に浸して、等方性エッチングを行うこ
とにより形成されており、センサチップ1を製造する製
造プロセスにテーパ面1aを形成するプロセスを追加す
ることにより、別途機械加工などを行うことなくテーパ
面1aを容易に形成することができ、製造コストが増加
するのを防止できる。尚、本実施形態では、シリコン基
板20をフッ硝酸に浸して、等方性エッチングを行うこ
とによりテーパ面1aを形成しているが、テーパ面1a
を形成するエッチング液をフッ硝酸に限定する趣旨のも
のではなく、フッ硝酸以外の酸又はアルカリの水溶液に
シリコン基板20を浸して、等方性エッチングを行うこ
とにより、テーパ面1aを形成しても良い。
板20をフッ硝酸に浸して、等方性エッチングを行うこ
とにより形成されており、センサチップ1を製造する製
造プロセスにテーパ面1aを形成するプロセスを追加す
ることにより、別途機械加工などを行うことなくテーパ
面1aを容易に形成することができ、製造コストが増加
するのを防止できる。尚、本実施形態では、シリコン基
板20をフッ硝酸に浸して、等方性エッチングを行うこ
とによりテーパ面1aを形成しているが、テーパ面1a
を形成するエッチング液をフッ硝酸に限定する趣旨のも
のではなく、フッ硝酸以外の酸又はアルカリの水溶液に
シリコン基板20を浸して、等方性エッチングを行うこ
とにより、テーパ面1aを形成しても良い。
【0027】(実施形態3)実施形態2の半導体圧力セ
ンサAではダイヤフラム2とテーパ面1aとを別々のプ
ロセスで形成しているが、本実施形態ではダイヤフラム
2とテーパ面1aとを同じプロセスで形成している。
尚、半導体圧力センサAの構造は実施形態2と同様であ
るので構造についての説明は省略し、センサチップ1の
製造方法について図4(a)〜(d)を参照して簡単に
説明する。
ンサAではダイヤフラム2とテーパ面1aとを別々のプ
ロセスで形成しているが、本実施形態ではダイヤフラム
2とテーパ面1aとを同じプロセスで形成している。
尚、半導体圧力センサAの構造は実施形態2と同様であ
るので構造についての説明は省略し、センサチップ1の
製造方法について図4(a)〜(d)を参照して簡単に
説明する。
【0028】先ず、図4(a)に示すようにシリコン基
板20の主表面側にボロン等を拡散させてゲージ抵抗4
を形成し、シリコン基板20の表裏両面にシリコン酸化
膜21を形成した後、例えば気相成長法(CVD法)に
よりシリコン窒化膜22を形成する。
板20の主表面側にボロン等を拡散させてゲージ抵抗4
を形成し、シリコン基板20の表裏両面にシリコン酸化
膜21を形成した後、例えば気相成長法(CVD法)に
よりシリコン窒化膜22を形成する。
【0029】次に、シリコン基板20の表裏両面に形成
されたシリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22をエ
ッチング技術を用いてそれぞれパターニングし、水酸化
カリウム(KOH)の水溶液に浸して異方性エッチング
を行い、シリコン基板20の前面側にゲージ抵抗4が形
成された部位を取り囲むようにして断面略V字状の溝2
3を形成するとともに、シリコン基板20の裏面側に凹
所3を設けることによりダイヤフラム2を形成する(図
4(b)参照)。
されたシリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22をエ
ッチング技術を用いてそれぞれパターニングし、水酸化
カリウム(KOH)の水溶液に浸して異方性エッチング
を行い、シリコン基板20の前面側にゲージ抵抗4が形
成された部位を取り囲むようにして断面略V字状の溝2
3を形成するとともに、シリコン基板20の裏面側に凹
所3を設けることによりダイヤフラム2を形成する(図
4(b)参照)。
【0030】その後、図4(c)に示すように、シリコ
ン基板20の表裏両面に形成されたシリコン酸化膜21
及びシリコン窒化膜22をエッチングにより除去し、図
4(d)に示すように、溝23の底付近でシリコン基板
20を切断して、主表面と側面の角にテーパ面1aが設
けられたセンサチップ1を形成する。
ン基板20の表裏両面に形成されたシリコン酸化膜21
及びシリコン窒化膜22をエッチングにより除去し、図
4(d)に示すように、溝23の底付近でシリコン基板
20を切断して、主表面と側面の角にテーパ面1aが設
けられたセンサチップ1を形成する。
【0031】上述のように本実施形態では、シリコン基
板20を水酸化カリウム(KOH)の水溶液に浸して、
等方性エッチングを行うことにより、センサチップ1に
ダイヤフラム2を形成すると共に、テーパ面1aを形成
しているので、ダイヤフラム2とテーパ面1aとを同一
のプロセスで形成することができ、テーパ面1aを形成
するためにプロセスを追加したり、別途機械加工などを
行う必要が無く、テーパ面1aを容易に形成することが
でき、製造コストが増加するのを防止できる。
板20を水酸化カリウム(KOH)の水溶液に浸して、
等方性エッチングを行うことにより、センサチップ1に
ダイヤフラム2を形成すると共に、テーパ面1aを形成
しているので、ダイヤフラム2とテーパ面1aとを同一
のプロセスで形成することができ、テーパ面1aを形成
するためにプロセスを追加したり、別途機械加工などを
行う必要が無く、テーパ面1aを容易に形成することが
でき、製造コストが増加するのを防止できる。
【0032】尚、本実施形態では、シリコン基板20を
水酸化カリウムの水溶液に浸して、等方性エッチングを
行うことにりテーパ面1aを形成しているが、テーパ面
1aを形成するエッチング液を水酸化カリウムに限定す
る趣旨のものではなく、水酸化カリウム以外のアルカリ
水溶液にシリコン基板20を浸して、異方性エッチング
を行うことにより、テーパ面1aを形成しても良い。
水酸化カリウムの水溶液に浸して、等方性エッチングを
行うことにりテーパ面1aを形成しているが、テーパ面
1aを形成するエッチング液を水酸化カリウムに限定す
る趣旨のものではなく、水酸化カリウム以外のアルカリ
水溶液にシリコン基板20を浸して、異方性エッチング
を行うことにより、テーパ面1aを形成しても良い。
【0033】(実施形態4)図5は本実施形態の半導体
圧力センサAの断面図である。この半導体圧力センサA
は、シリコン基板の裏面をエッチングして凹所3を設け
ることにより形成されたダイヤフラム2の主表面側にピ
エゾ抵抗素子からなるゲージ抵抗4が形成されたセンサ
チップ1と、凹所3に連通する貫通孔5を有し、センサ
チップ1に陽極接合されたガラス台座6と、ガラス台座
6の貫通孔5に連通する圧力導入孔8を有し、ガラス台
座6に固定された圧力導入管7とを備えており、センサ
チップ1の側面及びガラス台座6の側面と圧力導入管7
とを固定部材としての液状ガラス(溶融シリカ)15に
より同時に接着、固定してある。
圧力センサAの断面図である。この半導体圧力センサA
は、シリコン基板の裏面をエッチングして凹所3を設け
ることにより形成されたダイヤフラム2の主表面側にピ
エゾ抵抗素子からなるゲージ抵抗4が形成されたセンサ
チップ1と、凹所3に連通する貫通孔5を有し、センサ
チップ1に陽極接合されたガラス台座6と、ガラス台座
6の貫通孔5に連通する圧力導入孔8を有し、ガラス台
座6に固定された圧力導入管7とを備えており、センサ
チップ1の側面及びガラス台座6の側面と圧力導入管7
とを固定部材としての液状ガラス(溶融シリカ)15に
より同時に接着、固定してある。
【0034】このように、ガラス台座6におけるセンサ
チップ1及び圧力導入管7との接合面以外の側面が液状
ガラス15を介して圧力導入管7に固定されているの
で、ガラス台座6と圧力導入管7との接合強度を高める
ことができ、且つ、センサチップ1は圧力導入管7に固
定されたガラス台座6に接合され、さらにセンサチップ
1におけるガラス台座6との接合面以外の側面が液状ガ
ラス15を介して圧力導入管7に固定されているので、
センサチップ1及びガラス台座6と圧力導入管7との接
合強度を高めることができ、半導体圧力センサAの破壊
強度が向上する。
チップ1及び圧力導入管7との接合面以外の側面が液状
ガラス15を介して圧力導入管7に固定されているの
で、ガラス台座6と圧力導入管7との接合強度を高める
ことができ、且つ、センサチップ1は圧力導入管7に固
定されたガラス台座6に接合され、さらにセンサチップ
1におけるガラス台座6との接合面以外の側面が液状ガ
ラス15を介して圧力導入管7に固定されているので、
センサチップ1及びガラス台座6と圧力導入管7との接
合強度を高めることができ、半導体圧力センサAの破壊
強度が向上する。
【0035】また、液状ガラス15の熱膨張率はシリコ
ンの熱膨張率に近いので、センサチップ1と液状ガラス
15との熱膨張率の違いによってセンサチップ1のダイ
ヤフラム2に加わる熱応力が低減され、熱応力によりダ
イヤフラム2に発生する歪みが低減されるから、広い使
用温度範囲で高精度の半導体圧力センサAを実現するこ
とができる。
ンの熱膨張率に近いので、センサチップ1と液状ガラス
15との熱膨張率の違いによってセンサチップ1のダイ
ヤフラム2に加わる熱応力が低減され、熱応力によりダ
イヤフラム2に発生する歪みが低減されるから、広い使
用温度範囲で高精度の半導体圧力センサAを実現するこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、シリ
コン基板の裏面側をエッチングして凹所を設けることに
より形成されたダイヤフラムの表面側にピエゾ抵抗素子
が形成されたセンサチップと、前記凹所に連通する貫通
孔を有しセンサチップの裏面に接合された台座と、前記
貫通孔に連通する圧力導入孔を有し台座が固定された圧
力導入管とを備え、センサチップにおける台座との接合
面以外の面を圧力導入管に固定する固定部材を設けたこ
とを特徴とし、センサチップの裏面は圧力導入管に固定
された台座に接合されており、さらに台座との接合面以
外のセンサチップの面が固定部材を介して圧力導入管に
固定されているので、センサチップ及び台座の圧力導入
管に対する接合強度が高くなり、半導体圧力センサの破
壊強度が向上するという効果がある。
コン基板の裏面側をエッチングして凹所を設けることに
より形成されたダイヤフラムの表面側にピエゾ抵抗素子
が形成されたセンサチップと、前記凹所に連通する貫通
孔を有しセンサチップの裏面に接合された台座と、前記
貫通孔に連通する圧力導入孔を有し台座が固定された圧
力導入管とを備え、センサチップにおける台座との接合
面以外の面を圧力導入管に固定する固定部材を設けたこ
とを特徴とし、センサチップの裏面は圧力導入管に固定
された台座に接合されており、さらに台座との接合面以
外のセンサチップの面が固定部材を介して圧力導入管に
固定されているので、センサチップ及び台座の圧力導入
管に対する接合強度が高くなり、半導体圧力センサの破
壊強度が向上するという効果がある。
【0037】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記センサチップの表面と側面の角にテーパ面が設
けられ、該テーパ面が上記固定部材により圧力導入管に
固定されたことを特徴とし、固定部材はセンサチップの
表面と側面との角に形成されたテーパ面を支持している
ので、センサチップの裏面側から表面側に加わる力を固
定部材で受けることによって、センサチップ及び台座の
圧力導入管に対する接合強度がさらに高くなり、半導体
圧力センサの破壊強度が向上するという効果がある。
て、上記センサチップの表面と側面の角にテーパ面が設
けられ、該テーパ面が上記固定部材により圧力導入管に
固定されたことを特徴とし、固定部材はセンサチップの
表面と側面との角に形成されたテーパ面を支持している
ので、センサチップの裏面側から表面側に加わる力を固
定部材で受けることによって、センサチップ及び台座の
圧力導入管に対する接合強度がさらに高くなり、半導体
圧力センサの破壊強度が向上するという効果がある。
【0038】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記テーパ面は、シリコン基板を酸又はアルカリの
何れかの水溶液に浸して、等方性エッチングを行うこと
により形成されることを特徴とし、センサチップを製造
する製造プロセスにテーパ面を形成するプロセスを追加
することにより、別途機械加工などを行うことなくテー
パ面を容易に形成することができ、製造コストが増加す
るのを防止できるという効果がある。
て、上記テーパ面は、シリコン基板を酸又はアルカリの
何れかの水溶液に浸して、等方性エッチングを行うこと
により形成されることを特徴とし、センサチップを製造
する製造プロセスにテーパ面を形成するプロセスを追加
することにより、別途機械加工などを行うことなくテー
パ面を容易に形成することができ、製造コストが増加す
るのを防止できるという効果がある。
【0039】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、上記テーパ面は、シリコン基板をアルカリ水溶液に
浸して、異方性エッチングを行い上記ダイヤフラムを形
成する工程で同時に形成されることを特徴とし、ダイヤ
フラムを形成するプロセスでテーパ面が同時に形成され
るので、テーパ面を形成するためにプロセスを追加した
り、別途機械加工などを行う必要が無く、テーパ面を容
易に形成することができ、製造コストが増加するのを防
止できるという効果がある。
て、上記テーパ面は、シリコン基板をアルカリ水溶液に
浸して、異方性エッチングを行い上記ダイヤフラムを形
成する工程で同時に形成されることを特徴とし、ダイヤ
フラムを形成するプロセスでテーパ面が同時に形成され
るので、テーパ面を形成するためにプロセスを追加した
り、別途機械加工などを行う必要が無く、テーパ面を容
易に形成することができ、製造コストが増加するのを防
止できるという効果がある。
【0040】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近い熱膨張
率を有する金属からなることを特徴とし、固定部材は熱
膨張率がシリコンに近い金属から形成されているので、
センサチップと固定部材との熱膨張率の違いによってセ
ンサチップに加わる熱応力が低減され、熱応力によりダ
イヤフラムに発生する歪みが低減されるから、広い使用
温度範囲で高精度の半導体圧力センサを実現できるとい
う効果がある。
て、上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近い熱膨張
率を有する金属からなることを特徴とし、固定部材は熱
膨張率がシリコンに近い金属から形成されているので、
センサチップと固定部材との熱膨張率の違いによってセ
ンサチップに加わる熱応力が低減され、熱応力によりダ
イヤフラムに発生する歪みが低減されるから、広い使用
温度範囲で高精度の半導体圧力センサを実現できるとい
う効果がある。
【0041】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、上記固定部材は、台座におけるセンサチップ及び圧
力導入管との接合面以外の面を圧力導入管に固定するこ
とを特徴とし、台座におけるセンサチップ及び圧力導入
管との接合面以外の面が固定部材を介して圧力導入管に
固定されているので、台座と圧力導入管との接合強度を
高めることができ、且つ、センサチップは圧力導入管に
固定された台座に接合され、さらにセンサチップにおけ
る台座との接合面以外の面が固定部材を介して圧力導入
管に固定されているので、センサチップ及び台座と圧力
導入管との接合強度を高めることができ、半導体圧力セ
ンサの破壊強度が向上するという効果がある。
て、上記固定部材は、台座におけるセンサチップ及び圧
力導入管との接合面以外の面を圧力導入管に固定するこ
とを特徴とし、台座におけるセンサチップ及び圧力導入
管との接合面以外の面が固定部材を介して圧力導入管に
固定されているので、台座と圧力導入管との接合強度を
高めることができ、且つ、センサチップは圧力導入管に
固定された台座に接合され、さらにセンサチップにおけ
る台座との接合面以外の面が固定部材を介して圧力導入
管に固定されているので、センサチップ及び台座と圧力
導入管との接合強度を高めることができ、半導体圧力セ
ンサの破壊強度が向上するという効果がある。
【0042】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近い熱膨張
率を有するガラスからなることを特徴とし、固定部材は
熱膨張率がシリコンに近いガラスから形成されているの
で、センサチップと固定部材との熱膨張率の違いによっ
てセンサチップに加わる熱応力が低減され、熱応力によ
りダイヤフラムに発生する歪みが低減されるから、広い
使用温度範囲で高精度の半導体圧力センサを実現できる
という効果がある。
て、上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近い熱膨張
率を有するガラスからなることを特徴とし、固定部材は
熱膨張率がシリコンに近いガラスから形成されているの
で、センサチップと固定部材との熱膨張率の違いによっ
てセンサチップに加わる熱応力が低減され、熱応力によ
りダイヤフラムに発生する歪みが低減されるから、広い
使用温度範囲で高精度の半導体圧力センサを実現できる
という効果がある。
【図1】実施形態1の半導体圧力センサの断面図であ
る。
る。
【図2】実施形態2の半導体圧力センサの断面図であ
る。
る。
【図3】(a)〜(d)は同上の半導体圧力センサを構
成するセンサチップの製造工程を説明する断面図であ
る。
成するセンサチップの製造工程を説明する断面図であ
る。
【図4】(a)〜(d)は実施形態3の半導体圧力セン
サを構成するセンサチップの製造工程を説明する断面図
である。
サを構成するセンサチップの製造工程を説明する断面図
である。
【図5】実施形態4の半導体圧力センサの断面図であ
る。
る。
【図6】従来の半導体圧力センサの断面図である。
【符号の説明】 A 半導体圧力センサ 1 センサチップ 2 ダイヤフラム 3 凹所 4 ゲージ抵抗 5 貫通孔 6 ガラス台座 7 圧力導入管 8 圧力導入孔 9 覆い部 11 ろう材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高倉 信之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 有井 康孝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB20 CC02 DD05 EE14 FF49 GG01 GG12 GG14 HH05 4M112 AA01 BA01 CA15 CA16 DA04 DA18 EA02 EA13 GA01
Claims (7)
- 【請求項1】シリコン基板の裏面側をエッチングして凹
所を設けることにより形成されたダイヤフラムの表面側
にピエゾ抵抗素子が形成されたセンサチップと、前記凹
所に連通する貫通孔を有しセンサチップの裏面に接合さ
れた台座と、前記貫通孔に連通する圧力導入孔を有し台
座が固定された圧力導入管とを備え、センサチップにお
ける台座との接合面以外の面を圧力導入管に固定する固
定部材を設けたことを特徴とする半導体圧力センサ。 - 【請求項2】上記センサチップの表面と側面の角にテー
パ面が設けられ、該テーパ面が上記固定部材により圧力
導入管に固定されたことを特徴とする請求項1記載の半
導体圧力センサ。 - 【請求項3】上記テーパ面は、シリコン基板を酸又はア
ルカリの何れかの水溶液に浸して、等方性エッチングを
行うことにより形成されることを特徴とする請求項2記
載の半導体圧力センサ。 - 【請求項4】上記テーパ面は、シリコン基板をアルカリ
水溶液に浸して、異方性エッチングを行い上記ダイヤフ
ラムを形成する工程で同時に形成されることを特徴とす
る請求項2記載の半導体圧力センサ。 - 【請求項5】上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近
い熱膨張率を有する金属からなることを特徴とする請求
項2記載の半導体圧力センサ。 - 【請求項6】上記固定部材は、台座におけるセンサチッ
プ及び圧力導入管との接合面以外の面を圧力導入管に固
定することを特徴とする請求項1記載の半導体圧力セン
サ。 - 【請求項7】上記固定部材は、シリコンの熱膨張率に近
い熱膨張率を有するガラスからなることを特徴とする請
求項6記載の半導体圧力センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145731A JP2000337984A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 半導体圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145731A JP2000337984A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 半導体圧力センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000337984A true JP2000337984A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15391848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11145731A Withdrawn JP2000337984A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 半導体圧力センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000337984A (ja) |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP11145731A patent/JP2000337984A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |