JP2000336924A - 足場板 - Google Patents
足場板Info
- Publication number
- JP2000336924A JP2000336924A JP11146359A JP14635999A JP2000336924A JP 2000336924 A JP2000336924 A JP 2000336924A JP 11146359 A JP11146359 A JP 11146359A JP 14635999 A JP14635999 A JP 14635999A JP 2000336924 A JP2000336924 A JP 2000336924A
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- Japan
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- scaffolding
- scaffold
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- plate
- sleeper
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】トンネル内の軌道が急カーブしていても容易に
対応することができる。 【解決手段】表面に多数のスリット10が形成され、端
部に連結プレート6a、7a、8aが固定された複数の
足場部材6、7、8を備え、前記連結プレートを蝶番1
2を介して回動自在に連結した構成。
対応することができる。 【解決手段】表面に多数のスリット10が形成され、端
部に連結プレート6a、7a、8aが固定された複数の
足場部材6、7、8を備え、前記連結プレートを蝶番1
2を介して回動自在に連結した構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばシールド工
事等において、作業者が歩行する通路に敷設される足場
板の技術分野に属する。
事等において、作業者が歩行する通路に敷設される足場
板の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】図2は、シールド工法により構築される
トンネルの断面図である。シールドマシンにより地中を
掘削した後に、その後方位置に順次、セグメント1をリ
ング状に組み付けていくとともに、セグメント1の下部
に鋼製の枕木2を設置し、この枕木2上に一対のレール
3、3を敷設し、その軌道上に土砂や資材を搬送するた
めの台車4を走行させるようにしている。そして、レー
ル3、3間の枕木2上には足場板5が敷設され、作業者
が歩行できるような通路を形成している。なお、足場板
5を軌道の側部に設けた通路に敷設する場合もある。
トンネルの断面図である。シールドマシンにより地中を
掘削した後に、その後方位置に順次、セグメント1をリ
ング状に組み付けていくとともに、セグメント1の下部
に鋼製の枕木2を設置し、この枕木2上に一対のレール
3、3を敷設し、その軌道上に土砂や資材を搬送するた
めの台車4を走行させるようにしている。そして、レー
ル3、3間の枕木2上には足場板5が敷設され、作業者
が歩行できるような通路を形成している。なお、足場板
5を軌道の側部に設けた通路に敷設する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記足場板
に求められる条件は、水、泥、油などが付着しても、
滑り難い踏み面を備えること、軽くて丈夫なこと、
枕木ピッチに対応できること、ジョイント金具付であ
ること、急カーブに対応できること、枕木に固定で
きる金具が付いていること、整備、掃除がし易く耐久
性があるもの等であるが、従来、これら条件を満足する
ものは製造されていない。
に求められる条件は、水、泥、油などが付着しても、
滑り難い踏み面を備えること、軽くて丈夫なこと、
枕木ピッチに対応できること、ジョイント金具付であ
ること、急カーブに対応できること、枕木に固定で
きる金具が付いていること、整備、掃除がし易く耐久
性があるもの等であるが、従来、これら条件を満足する
ものは製造されていない。
【0004】本発明は、上記課題を解決するものであっ
て、足場板に求められる上記の条件を全て満足し得る足
場板を提供することを目的とする。
て、足場板に求められる上記の条件を全て満足し得る足
場板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の請
求項1記載の足場板は、表面に多数のスリット10が形
成され、端部に連結プレート6a、7a、8aが固定さ
れた複数の足場部材6、7、8を備え、前記連結プレー
トを蝶番12を介して回動自在に連結したことを特徴と
し、請求項2記載の発明は、請求項1において、前記ス
リット10に、足場部材を枕木2に固定するための締付
金具14を係止させたことを特徴とする。なお、上記構
成に付加した番号は、本発明の理解を容易にするために
図面と対比させるもので、これにより本発明の構成が何
ら限定されるものではない。
求項1記載の足場板は、表面に多数のスリット10が形
成され、端部に連結プレート6a、7a、8aが固定さ
れた複数の足場部材6、7、8を備え、前記連結プレー
トを蝶番12を介して回動自在に連結したことを特徴と
し、請求項2記載の発明は、請求項1において、前記ス
リット10に、足場部材を枕木2に固定するための締付
金具14を係止させたことを特徴とする。なお、上記構
成に付加した番号は、本発明の理解を容易にするために
図面と対比させるもので、これにより本発明の構成が何
ら限定されるものではない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の足場板の1実施
形態を示し、図1(A)は平面図、図1(B)は図1
(A)のB−B線に沿う断面図、図1(C)は図1
(A)の足場部材6、7の連結部の断面図、図1(D)
は枕木との固定を説明するための図である。
に基づいて説明する。図1は、本発明の足場板の1実施
形態を示し、図1(A)は平面図、図1(B)は図1
(A)のB−B線に沿う断面図、図1(C)は図1
(A)の足場部材6、7の連結部の断面図、図1(D)
は枕木との固定を説明するための図である。
【0007】本発明の足場板5は、3枚の足場部材6、
7、8からなる。各足場部材6、7、8は、溶融亜鉛メ
ッキの鋼製で長さ1200mm、幅300mmであり、
足場板5の全長を約3600mmとすることにより、枕
木間隔が1200mm以下であれば、必ず3点支持でき
るように構成している。
7、8からなる。各足場部材6、7、8は、溶融亜鉛メ
ッキの鋼製で長さ1200mm、幅300mmであり、
足場板5の全長を約3600mmとすることにより、枕
木間隔が1200mm以下であれば、必ず3点支持でき
るように構成している。
【0008】各足場部材6、7、8は、図1(B)に示
すように両側に補強フランジ9aを有する2つの部材
9、9を固着して形成している。各足場部材6、7、8
の表面には、長孔状の多数のスリット10と穴11が形
成され、軽量化を図るとともに清掃を容易にしている。
また、足場板5の両端、すなわち足場部材6、8の端部
には、足場板5同士を連結するための一対の連結片13
が固定されている。
すように両側に補強フランジ9aを有する2つの部材
9、9を固着して形成している。各足場部材6、7、8
の表面には、長孔状の多数のスリット10と穴11が形
成され、軽量化を図るとともに清掃を容易にしている。
また、足場板5の両端、すなわち足場部材6、8の端部
には、足場板5同士を連結するための一対の連結片13
が固定されている。
【0009】図1(C)に示すように、足場部材6の一
方の端部下面には連結プレート6aが固定され、また、
足場部材7の両端で補強フランジ9aにも連結プレート
7aが固定され、両連結プレート6a、7aは重ねられ
て、蝶番12により回動自在に連結されている。また、
足場部材7、8についても同様に、連結プレート7aと
連結プレート8aが蝶番12により回動自在に連結され
ている。この構成により、トンネル内の軌道が急カーブ
していても、足場部材6、7、8を回動させることによ
り、対応することができる。
方の端部下面には連結プレート6aが固定され、また、
足場部材7の両端で補強フランジ9aにも連結プレート
7aが固定され、両連結プレート6a、7aは重ねられ
て、蝶番12により回動自在に連結されている。また、
足場部材7、8についても同様に、連結プレート7aと
連結プレート8aが蝶番12により回動自在に連結され
ている。この構成により、トンネル内の軌道が急カーブ
していても、足場部材6、7、8を回動させることによ
り、対応することができる。
【0010】各足場部材6、7、8と枕木2との固定
は、従来は、ゴムバンドや番線で固定し長手方向には足
場通しピン連結する等の方法がとられているが、手間も
かかり見栄えも悪い。そこで、本実施形態においては、
図1(D)に示すように、足場部材6、7、8のスリッ
ト10に締付金具14を係止し、先端の締付具14aに
より枕木(H型鋼)2のフランジ2aを挟み込み、ビス
14bにより締め付け、固定するようにしている。この
締付金具14は座金、締付具、ビスを一体化しているた
め、分散することはなく、また、取り付けも足場板5の
上方から容易に作業を行うことができる。
は、従来は、ゴムバンドや番線で固定し長手方向には足
場通しピン連結する等の方法がとられているが、手間も
かかり見栄えも悪い。そこで、本実施形態においては、
図1(D)に示すように、足場部材6、7、8のスリッ
ト10に締付金具14を係止し、先端の締付具14aに
より枕木(H型鋼)2のフランジ2aを挟み込み、ビス
14bにより締め付け、固定するようにしている。この
締付金具14は座金、締付具、ビスを一体化しているた
め、分散することはなく、また、取り付けも足場板5の
上方から容易に作業を行うことができる。
【0011】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、3
枚の足場部材を回動自在に連結しているが、3枚に限定
されるものではない。
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、3
枚の足場部材を回動自在に連結しているが、3枚に限定
されるものではない。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、足場板に求められる上記の条件を全て満足す
ることができ、特に、トンネル内の軌道が急カーブして
いても、足場部材を回動させることにより、容易に対応
することができる。
によれば、足場板に求められる上記の条件を全て満足す
ることができ、特に、トンネル内の軌道が急カーブして
いても、足場部材を回動させることにより、容易に対応
することができる。
【図1】本発明の足場板の1実施形態を示し、図1
(A)は平面図、図1(B)は図1(A)のB−B線に
沿う断面図、図1(C)は図1(A)の足場部材6、7
の連結部の断面図、図1(D)は枕木との固定を説明す
るための図である。
(A)は平面図、図1(B)は図1(A)のB−B線に
沿う断面図、図1(C)は図1(A)の足場部材6、7
の連結部の断面図、図1(D)は枕木との固定を説明す
るための図である。
【図2】シールド工法により構築されるトンネルの断面
図である。
図である。
5…足場板 6、7、8…足場部材 6a、7a、8a…連結プレート 10…スリット 12…蝶番 14…締付金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下田敏雄 兵庫県西宮市山口町阪神流通センター1丁 目108番 株式会社イズミ内 (72)発明者 橋本通夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】表面に多数のスリットが形成され、端部に
連結プレートが固定された複数の足場部材を備え、前記
連結プレートを蝶番を介して回動自在に連結したことを
特徴とする足場板。 - 【請求項2】前記スリットに、足場部材を枕木に固定す
るための締付金具を係止させたことを特徴とする請求項
1記載の足場板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11146359A JP2000336924A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 足場板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11146359A JP2000336924A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 足場板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000336924A true JP2000336924A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15405945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11146359A Pending JP2000336924A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 足場板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000336924A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010053683A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-03-11 | Maeda Seisakusho:Kk | 足場板固定用金具 |
WO2016079388A1 (en) * | 2014-11-21 | 2016-05-26 | Fast Beam Oy | Scaffolding arrangement |
JP2018168623A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 五洋建設株式会社 | 移動式足場 |
JP7112146B1 (ja) | 2022-02-03 | 2022-08-03 | ▲蔦▼井株式会社 | 移動連結吊り足場及びその使用方法 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP11146359A patent/JP2000336924A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010053683A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-03-11 | Maeda Seisakusho:Kk | 足場板固定用金具 |
WO2016079388A1 (en) * | 2014-11-21 | 2016-05-26 | Fast Beam Oy | Scaffolding arrangement |
WO2016079372A1 (en) * | 2014-11-21 | 2016-05-26 | Fast Beam Oy | Scaffolding arrangement |
US10633873B2 (en) | 2014-11-21 | 2020-04-28 | Fast Beam Oy | Scaffolding arrangement |
JP2018168623A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 五洋建設株式会社 | 移動式足場 |
JP7112146B1 (ja) | 2022-02-03 | 2022-08-03 | ▲蔦▼井株式会社 | 移動連結吊り足場及びその使用方法 |
JP2023113321A (ja) * | 2022-02-03 | 2023-08-16 | ▲蔦▼井株式会社 | 移動連結吊り足場及びその使用方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060314 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071126 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071128 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080319 |