JP2000336874A - 屋根材及び太陽電池付屋根材、並びにその製造方法、該屋根材を用いた屋根、太陽光発電装置 - Google Patents

屋根材及び太陽電池付屋根材、並びにその製造方法、該屋根材を用いた屋根、太陽光発電装置

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JP2000336874A
JP2000336874A JP11147433A JP14743399A JP2000336874A JP 2000336874 A JP2000336874 A JP 2000336874A JP 11147433 A JP11147433 A JP 11147433A JP 14743399 A JP14743399 A JP 14743399A JP 2000336874 A JP2000336874 A JP 2000336874A
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JP
Japan
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roofing material
roof
solar cell
roofing
roof material
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Makoto Sasaoka
誠 笹岡
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Original Assignee
Canon Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般屋根材と同様の施工方法のみを用いるこ
とができ、組み立て性、施工性、量産性、汎用性に優
れ、材料コスト、施工コストを低減することができる屋
根材およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 屋根材52の表面に、該屋根材52との
み固着されている付属部材(例えば、雪止め76)を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根材およびその
製造方法、該屋根材を用いた屋根、太陽光発電装置、太
陽電池付屋根材に関し、例えば、雪止めを一体化した屋
根材およびその製造方法、該屋根材を用いた屋根、太陽
光発電装置、太陽電池付屋根材に関にする。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境問題が深刻化するなか
で、太陽光エネルギーは、火力発電、原子力発電等のよ
うに有害な副産物を生成しないクリーンエネルギーとし
て、非常に注目されるようになってきた。また、限りあ
る地球上の資源に対し、枯渇することのない無限エネル
ギーとしても、太陽光エネルギーの有効活用が望まれて
いる。
【0003】さらに、既存の1元型エネルギーシステム
では、震災等の災害がおきた場合にエネルギー供給が断
絶したり、その復旧に非常に時間がかかるといった問題
がある。
【0004】これに対して太陽光エネルギーは、晴れて
いる地域であればエネルギーとしていつでも利用できる
ことから、分散型の独立エネルギー源としての利用価値
が高い。これらのニーズから、住宅向けの太陽電池モジ
ュールの開発が促進されており、現在ではその実用化が
急速に進んでいる。
【0005】また、太陽電池を住宅に設置する場所とし
て、日当たりのよい屋根が注目されており、最近は屋根
への太陽電池の設置方法に注目が集まっている。
【0006】太陽電池の屋根への設置方法には大きくわ
けると2通りの方法がある。その一つは、既設屋根に太
陽電池を取り付ける方法であり、他の一つは、太陽電池
自体を屋根として葺く方法である。
【0007】前者は、既設の屋根の上に何らかの架台を
用いて設置するため、従来からの太陽電池モジュールを
そのまま流用することができるという利点がある反面、
設置コストが高くつき、また外観も悪くなるという問題
があり、最近では後者の方法に注目が集まっている。
【0008】屋根の施工方法には古くからさまざまな方
法が知られており、代表的なものとして、平葺き、立て
はぜ葺き、瓦棒葺き、波板葺き、折り板葺き、横葺き、
瓦葺き、溶接葺き等がある。また、屋根材の材質につい
ても、金属、セラミック、プラスチック、木材等、様々
な材料が使用されている。
【0009】太陽電池を用いた屋根として、特開平5−
18051号公報(スレート瓦葺き)、特開平7−30
2924号公報(横葺き)、特開平7−211932号
公報(瓦棒葺き)等、様々な施工方法が提案されてお
り、各葺き方法、太陽電池の性質に応じた様々な開発が
進行中である。
【0010】ところで、上述したような太陽電池付屋根
材は、降雪地帯においても施工されることがしばしば見
うけられるようになってきた。
【0011】降雪地帯においては、屋根から自然落雪し
て、軒下を通る人に落雪による被害を生じるおそれがあ
るため、屋根上に積雪を保持するとともに必要時に雪降
しを行い易い屋根とすることが望まれており、屋根の随
所に雪止めが設置されている。
【0012】一般屋根材用の雪止めとしては、実用新案
登録第3001932号公報(スレート瓦葺き用雪止
め)、特開平5−79135号公報(横葺き用雪止
め)、実公平6−12105号公報(瓦棒葺き用雪止
め)などがある。
【0013】上述した屋根材用の雪止めは、いずれも雪
止め金具を屋根材や下地材に釘(ビス)等で直接打ち込
み固定する方法を採用している。
【0014】特異なものとしては、実用新案登録第25
25864号公報記載の技術のように、金属製の屋根材
の一部を、桁方向にわたって屋根材の上面に立ち上げて
雪止め部とすることにより落雪を防止するものや、特開
平9−324511号公報記載の技術のように、雪止め
と吊子が一体をなして、屋根材の嵌合部を経由して設置
されるものなどがある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の雪止め金具を用いて屋根材を葺いた場合には、
以下のような問題点があった。
【0016】この問題点を、横葺き屋根を例にとって説
明する。
【0017】図14に示すように、横葺き屋根材用の一
般的な雪止め金具は、上下2段の屋根材にわたって取り
付ける構造となっているため懸念事項も多い。すなわ
ち、雪止め金具90は固定部91と雪止め部92からな
るが、固定部91は、上下2段の屋根材51のはぜ組み
部93を経由して、上側の屋根材の裏側で野地板75に
釘94(ビス)等で固定される構造となっている。この
ため、上側の屋根材の上はぜ部96では、雪止め金具と
干渉する部分を切除する(切欠き部95を設ける)必用
があり、施工後も雨仕舞いのために、切除した部分をシ
ーリング剤等で止水処理する必要がある。
【0018】また、雪止め部92は下側の屋根材51の
表面に当接しており、かつ雪止め部92と屋根材51の
表面は機械的に固定されていないため、積雪荷重等によ
り雪止め部92が屋根材51の表面上で摺動し、屋根材
51に損傷をもたらす場合もあった。
【0019】また、従来の雪止め金具を用いて太陽電池
付屋根材を葺いた場合には、以下のような問題点があっ
た。
【0020】すなわち、通常の雪止め金具の場合、雪止
め金具を屋根材や下地材に釘(ビス)等で直接打ち込み
固定するため、屋根面に露出している釘打ち部からの雨
水の浸入が懸念され、場合によっては太陽電池の破損を
招いてしまう。
【0021】また、施工時に、屋根材自体に後加工を施
す場合もあり、作業性が悪いばかりでなく、後加工を施
した部分での防水、耐食対策を施す必要があり、場合に
よっては太陽電池の破損を招いてしまう。
【0022】さらに、太陽電池付き屋根材の表面材は、
特殊ガラスや特殊樹脂からできており、雪止め金具の下
側に位置する表面材や太陽電池が損傷を受けるおそれも
ある。
【0023】例えば、横葺きの太陽電池付屋根材に従来
の雪止め金具を用いた場合には、雪止め金具にかかる上
下2段の太陽電池付屋根材が損傷を受けるおそれがあ
る。すなわち、雪止め金具の上段に位置する太陽電池付
屋根材の上はぜ部は、雪止め金具と干渉する部分を切断
するため、太陽電池付屋根材の縁から太陽電池素子まで
の絶縁距離が短くなり、別途絶縁対策が必要になる。
【0024】また、雪止め金具の下段に位置する太陽電
池付屋根材は、雪止め金具が当接する部分の表面材が損
傷を受け、場合によっては太陽電池の破損を招く場合も
ある。
【0025】これらのダメージを考慮すると、雪止め金
具にかかる上下2段の屋根材には一般屋根材を使用せざ
るを得ない。このため、屋根全体における太陽電池付屋
根材の充填率が大幅に低下する。
【0026】また、雪止め金具を通常屋根材に一体成形
した場合には、別途成形機が必用となり、多種多様の屋
根材に対応する製品を製造するのに多大な費用がかか
る。
【0027】また、吊子一体型の雪止め金具の場合に
は、個々の屋根材に対応した複雑な折り曲げ形状を必要
とするため、多種多用の屋根材に対応する製品を製造す
るのに多大な費用がかかる。さらに、屋根材の嵌合部を
経由して雪止め金具を設置するため、雨仕舞いの対策も
必要となる。
【0028】本発明は、上述した問題点に鑑みなされた
ものであり、一般屋根材と同様の施工方法のみを用いる
ことができ、組み立て性、施工性、量産性、汎用性に優
れ、材料コスト、施工コストを低減することができる屋
根材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0029】また、本発明の他の目的は、このような屋
根材を用いた屋根、太陽光発電装置、太陽電池屋根材お
よびその製造方法を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明に係る屋根材は、
上述した目的を達成するために以下の特徴点を備えてい
る。
【0031】すなわち、本発明に係る屋根材は、屋根材
の表面に、該屋根材とのみ固着されている付属部材を有
することを特徴とするものである。
【0032】この屋根材において、付属部材は、例えば
雪止め用の突起物や、外設材固定部材、太陽電池固定部
材からなる。
【0033】また、付属部材は、屋根材とは独立した雪
止め用部材、あるいは屋根材とは独立した外設材固定部
材と係合固定可能な形状を有することが好ましい。
【0034】また、この屋根材の材質は、金属であるこ
とが好ましく、横葺き形状であってもよく、瓦葺き形状
あるいはスレート葺き形状であってもよい。
【0035】また、この屋根材は、雪や外設材等の上方
からの荷重に対して、屋根材形状を保持するためのバッ
クアップ材を裏面に有することが好ましい。
【0036】さらに、この屋根材を施工することによ
り、少なくとも付属部材が固着された部分における屋根
材の裏面の一部と、屋根下地材とが接触する形状である
ことが好ましい。
【0037】また、本発明に係る屋根は、上述した屋根
材を少なくとも一部に葺いたことを特徴とするものであ
る。
【0038】また、本発明に係る屋根は、上述した屋根
材と、太陽電池付屋根材を混ぜ葺きしたことを特徴とす
るものである。
【0039】上述した屋根材を製造するには、屋根材料
を屋根材に成形加工した後、該屋根材に付属部材を固着
したり、成形前の屋根材料に付属部材を固着した後、屋
根材に成形加工する。
【0040】また、本発明に係る太陽電池付屋根材は、
屋根材は太陽電池を有し、該太陽電池の占有領域外の表
面に該屋根材とのみ固着された付属部材を有することを
特徴とするものである。
【0041】この太陽電池付屋根材において、前記太陽
電池は、屋根材の表面に絶縁封止材料で封止されてお
り、前記付属部材の固着領域には、絶縁封止材料が存在
していないことが好ましい。
【0042】この太陽電池付屋根材は、例えば雪止め用
の突起物からなる。
【0043】また、この太陽電池付屋根材において、前
記付属部材が、屋根材とは独立した雪止め用部材と係合
固定される形状を有することが好ましい。
【0044】また、この太陽電池付屋根材の材質は、金
属であることが好ましく、横葺き形状であってもよく、
瓦葺き形状あるいはスレート葺き形状であってもよい。
【0045】また、この太陽電池付屋根材は、雪や外設
材等の上方からの荷重に対して、屋根材形状を保持する
ためのバックアップ材を裏面に有することが好ましい。
【0046】さらに、この太陽電池付屋根材を施工する
ことにより、少なくとも付属部材が固着された部分にお
ける屋根材の裏面の一部と、屋根下地材とが接触する形
状であることが好ましい。
【0047】また、本発明に係る屋根は、上述した太陽
電池付屋根材を少なくとも一部に葺いたことを特徴とす
るものである。
【0048】また、本発明に係る屋根は、上述した太陽
電池付屋根材と太陽電池付屋根材を混ぜ葺きしたことを
特徴とするものである。
【0049】上述した太陽電池付屋根材を製造するに
は、太陽電池を成形前の屋根材料に固着した後、屋根材
に成形加工し、該屋根材に付属部材を固着する。あるい
は、太陽電池を成形前の屋根材料に固着した後、該屋根
材料に付属部材を固着し、屋根材に成形加工する。
【0050】また、本発明に係る太陽光発電装置は、上
述した太陽電池付屋根材に含まれる太陽電池の出力をイ
ンバータに接続したことを特徴とするものである。
【0051】本発明に係る屋根材およびその製造方法、
該屋根材を用いた屋根、太陽光発電装置、太陽電池付屋
根材およびその製造方法は、上述した特徴点を備えてい
るため、以下の作用を奏することができる。
【0052】すなわち、本発明に係る屋根材は、屋根材
の表面に該屋根材とのみ固着されている付属部材を有し
たものであるため、工場で付属部材を屋根材に固着する
ことが可能となり、従来の技術のように作業性の悪い屋
根上で屋根材や野地板に直接加工して付属部材を取り付
けた後、当部分を雨仕舞いするといった一連の作業を廃
止することができる。
【0053】ここで、付属部材が雪止め用の突起物であ
る場合には、従来の技術のように、施工時に屋根材や野
地板に直接加工することなく雪止めの設置を行うことが
でき、施工性が大幅に向上するとともに、屋根の防水性
に影響を与えることがない。また、雪止めは、多種多様
の屋根材毎に設計する必用がなく、共通部品として供給
することができる。
【0054】また、付属部材が、屋根材とは独立した雪
止め用部材と係合固定される形状を有する場合には、屋
根材と雪止め用部材を別々に出荷し、施工時に雪止め用
部材を屋根材に容易に係合固定することができる。
【0055】また、付属部材が外設材固定部材である場
合には、従来の技術のように外設材の取り付け時に、屋
根材や野地板に直接加工することなく外設材を設置する
ことができ、施工性が大幅に向上する。また、従来の技
術のように屋根防水性に影響を与えない。また、外設材
が不要な場合には、屋根材や野地板に損傷を与えること
なく取り外すことができる。
【0056】また、付属部材が、屋根材とは独立した外
設材固定部材と係合固定される形状を有する場合には、
屋根材と外設材固定部材を別々に出荷し、施工時に外設
材固定部材を屋根材に容易に係合固定することができ
る。
【0057】また、外設材が太陽電池固定部材である場
合には、該太陽電池固定部材を用いることにより、従来
の技術では作業性が悪かった既存屋根への太陽電池の取
り付けを容易に行うことができる。
【0058】また、屋根材の材質が金属である場合に
は、様々な形状の屋根材に成形することができるととも
に、その表面への付属部材の固着も溶接等で容易に行う
ことができる。
【0059】また、屋根材の形状が横葺き形状である場
合には、従来の技術のように上下2段の屋根材にわたっ
て雪止めを取り付ける必用がなくなる。
【0060】また、屋根材の形状が瓦葺き形状あるいは
スレート葺き形状である場合には、従来の技術のように
付属部材を取り付ける際、屋根材同士の重なり面に付属
部材を差し込み固定するといった手段を用いなくて良い
ため、屋根材同士の重なり面で起こりうる屋根防水性の
低下を防ぐことができる。
【0061】また、雪あるいは外設材等の上方からの荷
重に対して、屋根材形状を保持するためのバックアップ
材を裏面に有する場合には、屋根材に対して雪あるいは
外設材等の上方からの荷重が加わった際、屋根材の裏面
に配されたバックアップ材が野地板に接することで屋根
材形状を保持し、屋根材が折曲するといった機械的損傷
やそれによる屋根防水性の低下を防ぐことができる。
【0062】また、屋根材を施工することにより、少な
くとも付属部材が固着された部分における屋根材の裏面
の一部と、屋根下地材とが接触する屋根材形状である場
合には、屋根材に雪あるいは外設材等の上方からの荷重
が加わった際、少なくとも付属部材が固着された部分に
おいて、屋根材の裏面の一部と屋根下地材とが接触して
いるため、屋根材が折曲するといった機械的損傷やそれ
による屋根防水性の低下を防ぐことができる。
【0063】また、屋根材を少なくとも一部に葺くこと
により屋根を形成した場合には、一般屋根材と混ぜ葺き
した際など、屋根材の表面において雪止めや外設材保持
の機能を持たせることができるため、一般屋根材との嵌
合部での防水性等を考慮することなく容易に施工でき
る。
【0064】また、本発明に係る屋根材と太陽電池付屋
根材を混ぜ葺きした場合には、屋根材のみに雪止めや外
設材保持の機能を持たせることができる。このような機
能は、従来の太陽電池付屋根材のみで屋根を葺いていた
場合には難しかったものである。
【0065】また、付属部材として雪止めを用いた場合
には、太陽電池付屋根材を発電目的のみに使用し、本発
明に係る屋根材を雪止め目的のみに使用するというよう
に、役割を完全に分離することができ、従来懸念されて
いた雪止めによる太陽電池付屋根材の性能への影響が無
くなる。特に、横葺き屋根材の場合には、上下2段の屋
根材にわたって雪止めを取り付ける必用がなくなり、屋
根全体における太陽電池付屋根材の充填率を上げること
ができる。
【0066】また、屋根材料を屋根材に成形加工し、そ
の後、該屋根材に付属部材を固着することにより屋根材
を製造した場合には、本発明に係る屋根材と一般屋根材
とを同様の製造方法で成形した後、次工程として屋根材
のみに付属部材を固着することで作業性が向上し、コス
トを低減することができる。さらに、本発明に係る屋根
材と一般屋根材を同様の材料で作成しておくことによ
り、付属部材を取り付ける前の屋根材は一種類にするこ
とができる。
【0067】また、成形前の屋根材料に付属部材を固着
し、その後、屋根材に成形加工することにより屋根材を
製造した場合には、複雑な形状に折曲された屋根材であ
るがために付属部材を取る付けることが困難であった屋
根材であっても、予め付属部材を固着した後、屋根材を
複雑な形状に折曲することにより対応することができ
る。
【0068】また、屋根材は太陽電池を有し、該太陽電
池の占有領域外の表面に該屋根材とのみ固着された付属
部材を有する太陽電池付屋根材である場合には、付属部
材が固定された個所以外の屋根材表面に太陽電池を配す
ることにより、一枚の屋根材上に発電部と付属部材を設
けることができ、屋根全体における太陽電池の充填率を
上げることができる。
【0069】また、太陽電池が屋根材の表面に絶縁封止
材料で封止されてなり、付属部材の固着領域には絶縁封
止材料が存在していない太陽電池付屋根材である場合に
は、絶縁性や防水性を有さない太陽電池を使用すること
ができ、また、付属部材の固着領域に絶縁封止材料を配
さないことで材料コストを低減することができるととも
に、屋根材に対して絶縁封止材料を介すことなく付属部
材を固着することができるため、より強固な固着を行う
ことができる。
【0070】また、付属部材が雪止め用の突起物である
太陽電池付屋根材である場合には、従来の技術のよう
に、施工時に屋根材や野地板に直接加工することなく雪
止めの設置を行うことができ、施工性を大幅に向上する
ことができるとともに、屋根の防水性に影響を与えるこ
とがない。また、雪止めは、多種多様の屋根材毎に設計
する必用がなくなり、共通部品として供給することがで
きる。
【0071】また、付属部材が、独立した雪止め用部材
と係合固定される形状を有する太陽電池付屋根材である
場合には、屋根材と雪止めを別々に出荷し、施工時に雪
止め用部材を太陽電池付屋根材に容易に係合固定するこ
とができる。
【0072】また、屋根材の材質が金属かならる太陽電
池付屋根材である場合には、様々な形状の屋根材に成形
することができる。
【0073】また、屋根材の形状が横葺き形状である太
陽電池付屋根材である場合には、従来の技術のように上
下2段の屋根材にわたって雪止めを取り付ける必用がな
くなる。
【0074】また、屋根材の形状が瓦葺き形状あるいは
スレート葺き形状である太陽電池付屋根材である場合に
は、従来の技術のように、付属部材を取り付ける際、屋
根材同士の重なり面に付属部材を差し込み固定するとい
った手段を用いなくて良いため、屋根材同士の重なり面
で起こりうる屋根防水性の低下を防ぐことができる。
【0075】また、雪あるいは外設材等の上方からの荷
重に対して、屋根材形状を保持するためのバックアップ
材を裏面に有する太陽電池付屋根材である場合には、屋
根材に雪あるいは外設材等の上方からの荷重が加わった
際、屋根材の裏面に配されたバックアップ材が野地板に
接することで屋根材形状を保持し、屋根材が折曲すると
いった機械的損傷やそれによる屋根防水性の低下を防ぐ
ことができる。また、過度な屋根材のたわみによる太陽
電池の損傷も防ぐことができる。
【0076】また、屋根材を施工することにより、少な
くとも付属部材が固着された部分における屋根材の裏面
の一部と屋根下地材とが接触する屋根材形状である太陽
電池付屋根材である場合には、屋根材に雪あるいは外設
材の荷重が加わった際、少なくとも付属部材が固着され
た部分における屋根材の裏面の一部と屋根下地材とが接
触しているため、屋根材が折曲するといった機械的損傷
やそれによる屋根防水性の低下を防ぐことができる。ま
た、過度な屋根材のたわみによる太陽電池の損傷も防ぐ
ことができる。
【0077】また、本発明に係る太陽電池付屋根材を少
なくとも一部に葺いた屋根である場合には、一般屋根材
と混ぜ葺きした際など、太陽電池付屋根材の表面におい
て雪止めや外設材保持の機能を持たせることができるた
め、一般屋根材との嵌合部での防水性等を考慮すること
なく容易に施工できる。
【0078】また、本発明に係る太陽電池付屋根材と付
属部材を有さない太陽電池付屋根材を混ぜ葺きした場合
には、本発明に係る太陽電池付屋根材のみに太陽電池の
性能低下をもたらすことなく雪止めや外設材保持の機能
を持たせることができる。このような機能は、従来の太
陽電池付屋根材のみで屋根を葺いていた場合には難しか
ったものである。また、屋根全体における太陽電池の充
填率を上げることができる。
【0079】また、太陽電池を成形前の屋根材料に固着
した後、屋根材に成形加工し、その後、該屋根材に付属
部材を固着することにより太陽電池付屋根材を製造した
場合には、本発明に係る屋根材と一般屋根材とを同様の
製造方法で成形した後、次工程として本発明に係る屋根
材のみに付属部材を固着することで作業性を向上させる
ことができる。さらに、本発明に係る屋根材と一般屋根
材を同様の材料で製造しておくことにより、太陽電池と
付属部材を取り付ける前の屋根材を一種類にすることが
できる。
【0080】また、太陽電池を成形前の屋根材料に固着
した後、該屋根材料に付属部材を固着し、その後、屋根
材に成形加工して太陽電池付屋根材を製造した場合に
は、複雑な形状に折曲された屋根材であるがために付属
部材を取る付けるのが困難な屋根材であっても、予め付
属部材を固着した後、屋根材を複雑な形状に折曲するこ
とにより対応することができる。
【0081】また、本発明に係る太陽電池付屋根材に含
まれる太陽電池の出力をインバータに接続した構造の太
陽光発電装置である場合には、雪止めや外設材保持とい
った付加機能を有し、かつ、太陽電池の性能面への配慮
をした太陽光発電装置を提供することができる。
【0082】
【発明の実施の形態】以下、本発明の代表的な屋根材の
構成およびその製造方法、施工方法について、図1〜
4、図12、図13を参照しつつ説明する。
【0083】本発明に係る屋根材は、0.4mmの厚み
のステンレス鋼板31を折り曲げ加工することにより製
造する。すなわち、本発明に係る屋根材は、図1に示す
ように、軒側係合部42において、ステンレス鋼板31
の面板部72から垂下させるとともに、棟側に折り返し
て折り曲げ加工されている。また、棟側係合部43にお
いては、面板部72から90度立ち上げるとともに軒側
に折り込んである。
【0084】折り曲げ加工には、一般屋根材と同様のロ
ーラ成形機を用いる。この成形機には、一般屋根材ある
いは太陽電池付屋根材で使用されている成形機を、その
まま、あるいは微調整して使用することができる。
【0085】次に、付属部材として、棟側に立直面を有
したステンレス鋼からなる雪止め76を、面板部72に
溶接して取り付け、雪止め一体型屋根材52を得た。
【0086】上述した製造方法は、図3に示すように、
屋根材51を、一般屋根材もしくは太陽電池付屋根材と
同様の成形機77を用いて同様の加工工程にて成型した
後、付属部材(例えば、雪止め)78を機械的に固定す
る屋根材の製造方法である。
【0087】一方、図4に示すように、屋根材51に対
して、付属部材78を機械的に固定した後、一般屋根材
もしくは太陽電池付屋根材と同様の成形機77を用いて
同様の同加工工程にて成形することもできる。
【0088】上述した製造方法を利用することにより、
付属部材の形状、数量に関係なく屋根材を通常工程と同
様に製造することができるため、大量生産や多種生産に
適しており、その前後に付属部材78の取り付けを行う
ことにより、コスト低減に著しい効果をもたらす。
【0089】また、上述した付属部材76,78を標準
品として作成しておけば、多種多様の屋根材に対して同
様に付属部材76,78を取り付けることができ、コス
ト低減に著しい効果をもたらす。
【0090】次に、上述した製造方法により製造した雪
止め一体型屋根材52を用いた施工手順の一例を、図1
3を用いて説明する。
【0091】図13に示す施工例では、軒側から2段分
を雪止め一体型屋根材52で葺き、それ以降を太陽電池
付屋根材61で葺いたが、積雪量、屋根勾配によって
は、雪止め形状、屋根材1枚の雪止め数、屋根材1枚の
雪止め配置形態、雪止め一体型屋根材を葺く段数、間隔
等を適宜決める必要がある。
【0092】なお、図13では、説明の便宜上、下の段
の屋根材51を施工した状態から示す。
【0093】雪止め一体型屋根材52の施工手順は、以
下の通りである。 (1)まず、継ぎ手水きり板64を下の段に既に設置済
の屋根板51に係合させる。 (2)次に、雪止め一体型屋根材52を下の段に施工済
の屋根板51と係合させるともに、両側に設置されてい
る継ぎ手水切り板64の上にはめ込む。 (3)吊り子63を用いて、雪止め一体型屋根板52を
野地板75に固定する。 (4)上記(1)〜(3)の工程を繰り返して設置を行
うことにより、屋根の一列の施工作業が完了する。
【0094】さらに、上段の列は、太陽電池付屋根材6
1を用いて(1)〜(4)と同様の手順で施工を行い、
全屋根の施工を完了させる。
【0095】なお、上述した施工例では、横葺き屋根材
に付属部材を取り付けた屋根材について説明を行った
が、本発明は、このような横葺き屋根材に限られるもの
ではなく、あらゆる種類、あらゆる形状の屋根材に適用
可能であるということは言うまでもない。
【0096】以下に、屋根材を形成する各部材やその構
成について説明する。
【0097】<屋根材>本発明における屋根材の代表的
な材料は金属であり、従来からの金属屋根と同様に、強
度のある鋼板類と耐食性に優れた非鉄類を使用すること
ができる。鋼板には、表面処理、塗覆した鋼板や他の元
素を配合した合金、または特殊鋼の他、断熱材等を張り
合せた複合鋼板があり、一般的には、溶融亜鉛めっき鋼
板、溶融亜鉛−5%アルミニウム合金めっき鋼板、溶融
55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板、溶融アルミ
ニウムめっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、電気合金めっ
き鋼板、電気銅めっき鋼板、蒸着亜鉛めっき鋼板、溶融
亜鉛めっきステンレス鋼板、溶融アルミニウムめっきス
テンレス鋼板、電気銅めっきステンレス鋼板、熱間圧延
ステンレス鋼板、冷間圧延ステンレス鋼板、塩化ビニル
被覆鋼板、フッ素樹脂鋼板、制振鋼板、断熱亜鉛鉄板、
耐候性鋼板および前記の塗装鋼板が使用され、非鉄類と
しては、銅板、アルミニウム合金板、亜鉛合金板、鉛
板、チタニウム板および前記の塗装カラー板が使用され
る。
【0098】なお、本実施形態においては、金属製の屋
根材を用いているが、本発明はこれに限るものではな
く、従来から屋根に広く使用されているセラミックやプ
ラスチック等の屋根材や瓦、さらには図12に示すよう
なスレート材79への応用も可能である。
【0099】屋根材の材料として金属を用いた場合は、
隣接する一般屋根材や太陽電池付屋根材と同様の成形機
を用いて加工することを考慮して材料を選択する必用が
ある。
【0100】また、隣接する屋根材、副資材および付属
部材との電食や、互いの線膨張係数等も考慮する必要が
ある。
【0101】屋根材としては、上述したものの他にも、
太陽電池付屋根材やフレーム付太陽電池屋根材、架台設
置型太陽電池モジュールを使用することもできる。
【0102】上記屋根材は、野地板上、あるいは野地板
上に葺かれた既設屋根上に架台等を用いて葺かれる。
【0103】<付属部材>本発明における付属部材は、
雪止めとしての用途以外に、急勾配屋根用の足場、アン
テナや屋根上集熱器、太陽電池等の外設材として、ある
いはそれらを取り付けるための保持具等の用途にも使用
することができる。
【0104】また、付属部材を雪止めとした際の材料と
しては、金属、樹脂、セラミック、ゴム等を使用するこ
とができる。
【0105】なお、材料として金属を用いる場合は、電
食等を考慮する必要がある。
【0106】また、付属部材を雪止めとして使用する場
合は、特にその形状を問わないが、屋根勾配、積雪量等
を十分考慮して雪止めの役割を果たす形状にする必要が
あり、付属部材の棟側に立直面を設けることが好まし
い。
【0107】また、付属部材の屋根材への取り付け個所
としては、面板部以外に、軒側係合部や棟側係合部等の
係合部において係合に支障を与えない個所、隣接する太
陽電池付屋根材の性能に影響を与えない個所を適宜選択
する必要がある。また、付属部材を雪止めとして利用す
る際には、十分に雪止め効果のある個所、付属部材より
加わる外力に十分耐えうる個所を適宜選択する必要があ
る。さらに、付属部材を太陽電池付屋根材に取り付ける
際には、太陽電池付屋根材の性能に影響を与えない個所
を適宜選択する必要がある。
【0108】また、付属部材を取り付けた個所の屋根材
の裏側は、中空でないことが好ましく、屋根材は施工す
ることにより、少なくとも付属部材が固着された部分に
おける屋根材の裏面の一部と屋根下地材とが接触する構
造、あるいは図2に示すように、屋根材と野地板間にバ
ックアップ材48を有する構造が好ましい。
【0109】さらに、付属部材を取り付けた個所の屋根
材は、施工することにより、屋根材の裏面(少なくとも
付属部材が固着された部分)と屋根下地材とが接触する
屋根材形状で、屋根材の裏面は下地材と接触する部分に
滑り止めがついてる構造であることが好ましい。また、
屋根材を施工することにより、屋根材の裏面(少なくと
も付属部材が固着された部分)と屋根下地材とが接触す
る屋根材形状で、屋根材の裏面は下地材と接触する部分
が、エンボス加工やローレット加工によって下地材に対
して摩擦係数が高くなる形状であることが好ましい。こ
れらにより、付属部材が何らかの外力を受けても、外力
は付属部材−屋根材−下地材と確実に伝わり、屋根材や
付属部材が外力により塑性変形、破損するのを防止する
ことができる。
【0110】<付属部材の屋根材への固定>付属部材の
屋根材への固定には、作業性、コスト、強度の面から、
溶接が最も好ましいが、その他に、ねじ止め、リベット
止め、接着、ろう付け、圧接、機械的係合等の手段を用
いることができる。
【0111】溶接には、ガス溶接、アーク溶接、レーザ
溶接、抵抗溶接、電子ビーム溶接、超音波溶接等があ
り、溶接作業の容易さ、耐候性、コストを考えると、屋
根材や付属部材の材料にはステンレス鋼板を用いること
が好ましい。
【0112】また、屋根材に穴を開けて付属部材を固定
する際には、穴を開けた部分の防水性を十分考慮する必
要がある。
【0113】また、付属部材と屋根材との固定部分は、
両材料の線膨張係数、電食、すが漏り、強度等を十分考
慮する必要がある。
【0114】<太陽電池付屋根材>本発明に係る太陽電
池付屋根材とは、屋根の外観部を形成する屋根材と太陽
電池とを一体化させたものをいう。
【0115】
【実施例】以下、具体的な実施例に基づいて、本発明に
係る屋根材およびその製造方法、該屋根材を用いた屋
根、太陽光発電装置、太陽電池付屋根材およびその製造
方法を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。
【0116】<実施例1>図8に、本発明の実施例1に
係る屋根材を示す。
【0117】本実施例は、ステンレス基板上に作成した
アモルファスシリコン太陽電池素子(光起電力素子)を
直列接続した太陽電池素子ブロックを用いたもので、屋
根材となるステンレス鋼板の一部に絶縁封止した太陽電
池モジュールを横葺き屋根状に折り曲げ加工し、さらに
付属部材としての雪止めを太陽電池以外の個所に取り付
けた雪止め付太陽電池付屋根材の一例である。また、本
実施例は、このような雪止め付太陽電池一体型屋根板
を、断熱性の野地板上に多数枚設置した施工例でもあ
る。
【0118】まず、図5に基づいて、アモルファスシリ
コン太陽電池素子の作成手順を説明する。
【0119】アモルファスシリコン太陽電池を作成する
には、洗浄した0.1mmのロール状の長尺ステンレス
基板(導電性基体11)上に、AlとZnOの積層膜
(裏面反射層12)を、スパッタ法により膜厚5000
Åとして形成する。
【0120】次に、n/i/p型非晶質シリコン半導体
層(半導体層13)を形成する。すなわち、n型半導体
として、PH3,SiH4,H2のガスを、i型半導体と
して、SiH4,H2のガスを、P型半導体として、B2
6,SiH4,H2のガスをそれぞれ用いて、プラズマ
CVD法により、n型半導体層を300Å、i型半導体
層を4000Å、p型半導体層を100Åとして、それ
ぞれ順次形成した。
【0121】その後、膜厚800ÅのITO(透明導電
層14)を、スパッタ法により形成して、アモルファス
シリコン太陽電池素子を形成した。
【0122】次に、上述した手順により作成した長尺の
太陽電池素子を、プレスマシンを用いて、縦30cm×
横30cmの大きさで、図6に示すような正方形形状に
打ち抜き、複数個の太陽電池素子を作成した。
【0123】ここで、プレスマシンにより切断された太
陽電池素子切断面では、太陽電池素子がつぶされてIT
O電極とステンレス基板が短絡した状態になっている。
【0124】また、アモルファス太陽電池は、その膜厚
が極めて薄いため、若干の短絡個所を半導体層内に有し
ている。
【0125】そこで、この短絡をリペアするために、図
6に示すように、各太陽電池素子21のITO電極の周
辺に素子分離部22を設け、基板端部周辺の短絡の除去
を行った。この短絡の除去は、具体的には、次のように
行う。
【0126】まず、太陽電池素子を塩化アルミニウム6
水和物8%の水溶液に浸し、該太陽電池素子の透明電極
に対して、該太陽電池素子より1mm狭く0.5mm幅
でパターニングされた対抗極を1mm離して対峙させ、
シーケンスコントローラにより、0.5S、25Aの直
流を印加して素子分離部22を形成した。
【0127】次に、対抗極を太陽電池素子と同じサイズ
のステンレス平板に代え、4.0cm対峙させて、4.
5Vのバイアス電圧をシーケンスコントローラで印加す
ることにより、成膜時に発生した短絡個所上のITO電
極の除去を行った。
【0128】このようにして、短絡個所が修復された太
陽電池素子が形成された。その後、この太陽電池に対し
て、水洗浄、乾燥工程を行った。
【0129】次に、ITO上に、集電用グリッド電極と
して、銀をコートした100ミクロンの銅線23を熱可
塑性のカーボン導電接着材24を用いて固定した(図5
参照)。その際、銅線23とステンレス基板11の端面
が接触しないように、ポリイミドテープ25を太陽電池
素子21周辺の非発電領域に貼り付け、該テープ25上
にバスバー銅テープ26を接着することにより、太陽電
池素子のプラス極を形成した。
【0130】次に、太陽電池素子21に貼り付けたバス
バー銅テープ26を、隣接する太陽電池素子21’の裏
面ステンレス基板側に回し込み、レーザ溶接により、太
陽電池素子21’のステンレス基板と直列接続した。な
お、このようにして作成した太陽電池素子の最終的な電
気出力は、各最終出力を有する太陽電池素子の裏面にお
いて、ステンレス基板との間に絶縁部材を挟んで前記バ
スバー銅テープ26を回し込むことにより、リード線を
太陽電池素子の裏側から取り出すようにした。同様に、
マイナス極は、ステンレス基板に銅テープを半田付けす
ることによって形成した。図6は、このようにして作成
された直列接続の太陽電池素子(太陽電池素子ブロッ
ク)を示したものである。
【0131】次に、図7(a),(b)に示すように、
0.4mmの厚みを有するステンレス鋼板31の一部
に、充填材32/絶縁フィルム33/充填材32/ガラ
ス繊維34/太陽電池素子ブロック35/ガラス繊維3
4/充填材32/フッ素樹脂フィルム36を順次重ね合
わせ、真空ラミネータを用いて150℃、30分間処理
して充填材を溶融させることにより、樹脂封止した平面
形状の太陽電池モジュールを作製した。
【0132】なお、図7(a)は太陽電池モジュールの
平面図、図7(b)は図7(a)中のB−B’線での断
面図である。
【0133】次に、上述した工程により製造した太陽電
池モジュールを、周知のローラ成形機を用い折り曲げ加
工して、太陽電池付屋根材を得た。この折り曲げ加工で
は、図8に示すように、軒側係合部42において、その
端部を太陽電池73の面板部72から垂下させるととも
に、棟側に折り返している。また、棟側係合部43にお
いては、その端部を太陽電池72が付いた面板部72か
ら90度立ち上げるとともに軒側に折り込んだ。
【0134】次に、図8に示すように、棟側に立直面を
有したステンレス鋼からなる雪止め金具71を、面板部
72の太陽電池73が絶縁封止された個所以外に溶接す
ることにより取り付けた。
【0135】上述した加工成形を行った後、端子取出部
保膜部47の取り付けと、電線45の取り付けを行っ
た。
【0136】太陽電池素子に電線45を取り付けるに
は、ステンレス鋼板31に予め穴44を開けておき、こ
の穴44に電線45を通して、太陽電池素子裏面のプラ
ス極、マイナス極に電線45の一端部を半田付けする。
そして、この半田付け部の上に端子取出部保膜部47を
貼り付けて機械的補強を行い、電線45の先端部にコネ
クタ46を取り付けた。
【0137】次に、上述した工程により作成した雪止め
付太陽電池付屋根材74を用いた施工手順の一例を、図
8を用いて説明する。
【0138】本実施例では、軒側から2段分を雪止め付
太陽電池付屋根材74で葺き、それ以降を太陽電池付屋
根材61で葺いたが、積雪量、屋根勾配に応じて、雪止
め形状、屋根材1枚の雪止め数、屋根材1枚の雪止め配
置形態、雪止め付屋根材を葺く段数、間隔等を適宜決め
る必要がある。
【0139】なお、図8では、説明の便宜上、下の段の
屋根材51を施工した状態から示す。
【0140】雪止め付き太陽電池付屋根材74の施工手
順は、以下の通りである。
【0141】(1)まず、継ぎ手水きり板64を下の段
に設置済の屋根板51に係合させる。
【0142】(2)次に、雪止め付太陽電池付屋根材7
4を下の段に施工済の屋根板51と係合させるととも
に、両側に設置されている継ぎ手水切り板64の上には
め込む。この際、電線45同士をコネクタ46により結
線し、電線45とコネクタ46を屋根材74と野地板7
5間の空間内に納める。
【0143】(3)吊り子63を用いて、雪止め付太陽
電池一体型屋根板74を野地板75に固定する。
【0144】(4)上記(1)〜(3)の工程を繰り返
して設置を行うことで、屋根の一列の施工作業が完了す
る。
【0145】さらに、上段の列は、太陽電池付屋根材6
1を用いて(1)〜(4)と同様の手順で施工を行い、
全屋根の施工を完了させる。
【0146】本実施例の雪止め付太陽電池モジュール
と、太陽電池付屋根材を混ぜ葺きすることにより、屋根
全体としての発電効率を維持し、かつ太陽電池の性能に
影響を与えず、雪止め機能を有した屋根を提供すること
ができる。
【0147】また、平面板への太陽電池素子の封止は量
産性に優れているため、本実施例に係る製造方法のよう
に、平面板に太陽電子素子を封止した後、雪止め金具の
取り付けおよび係合部の加工作業を行うことにより、コ
スト低減に著しい効果をもたらすことができる。
【0148】<実施例2>図9に、本発明の実施例2に
係る屋根材を示す。
【0149】本実施例に係る屋根材は、先に実施形態と
して説明したものと同様に折り曲げた屋根材に対し、付
属部材として雪止め固定用の保持具を取り付けた屋根材
である。
【0150】本実施例に係る屋根材は、図9に示すよう
に、屋根材51の面板部72に、雪止め固定用の保持具
81を溶接することにより取り付けた。
【0151】この保持具81を屋根材51に取り付ける
ことにより係止部82が形成され、係止片83を有した
雪止め76をワンタッチで適宜取り付けできるようにし
た。
【0152】上述した構造とすることにより、雪止め7
6を別途取り付けることが可能となる。したがって、雪
止め76を取り付けることなく、保持具81のみを取り
付けた屋根材51は、工場から施工現場への流通経路に
おいて、一般屋根材と同様の梱包箱、梱包形態を使用し
て運搬、保管することができ、コストを大幅に削減する
ことが可能となる。
【0153】また、雪止め76は、施工時にワンタッチ
で屋根材51に固定することができるので、雪止め76
の取り付け作業が施工手順の負担とはならない。
【0154】また、折り畳み可能な雪止め76を用いる
ことにより、同様の効果を得ることができる。
【0155】さらに、保持具81に対して、施工時には
足止めを固定し、降雪時期には雪止めを固定し、それ以
外の時期には温水器等を固定するといった使い方もでき
る。
【0156】<実施例3>図10に、本発明の実施例3
に係る屋根材を示す。
【0157】本実施例における屋根材は、先に実施形態
として説明したものと同様に折り曲げた屋根材に対し、
付属部材として外設材固定用の保持具を取り付けた屋根
材である。
【0158】本実施例に係る屋根材は、図10に示すよ
うに、屋根材51の軒側係合部42の係合機能に支障が
ない個所に、保持具81を溶接することにより取り付け
た。
【0159】この保持具81は、基板部84とねじ部8
5からなり、ねじ部85に対して外設材を固定すること
ができる。
【0160】<実施例4>図11に、本発明の実施例4
に係る屋根材を示す。
【0161】本実施例における雪止め付太陽電池付屋根
材74は、アモルファスシリコン光起電力素子を、ステ
ンレス鋼板上の一部に被覆材で被覆した構成になってい
る。
【0162】また、実施例1に係る屋根材が横葺きの太
陽電池付屋根材に本発明を適用した例であったのに対し
て、本実施例は瓦棒葺き等の縦葺きの太陽電池付屋根材
に適用した例を示している。なお、図11中、61は太
陽電池付屋根材を示す。
【0163】まず、実施例1と同様に太陽電池モジュー
ルを製造した。
【0164】次に、ベンダーを用いて、屋根の流れ方向
に屋根材74を係合するための係合部49を成形した。
【0165】次に、面板部72の軒側の太陽電池が絶縁
封止された個所以外に、ステンレス鋼からなる雪止め金
具71を溶接することにより取り忖けた。
【0166】雪止め金具71は、長尺連続形状をなし、
各種屋根材に合わせて適宜切断して使用できるようにし
た。
【0167】また、雪止め金具71は、流れ方向に開口
部86を有し、雨水や塵の溜りが無いよう配慮してあ
る。
【0168】最後に、屋根材裏面部より電線45を取り
出し、電線45の先端部にコネクタ46を取り付けた。
【0169】なお、光起電力素子ブロックが端子取出部
に当接する位置の補強材には、予め穴44が開けられて
おり、この穴44からプラス極およびマイナス極の電線
45を取り出している。さらに、端子取出部には、絶縁
保護と防水のために樹脂製の端子箱47を設けている。
【0170】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の屋根材お
よびその製造方法によれば、一般屋根材と同様の施工方
法のみを用いて付属部材(例えば、雪止めや外設材固定
部材)の機能を発揮させることができ、組み立て性、施
工性、量産性、汎用性に優れた屋根材とすることができ
るとともに、材料コスト、施工コストを低減することが
できる。
【0171】また、本発明の屋根材と太陽電池付屋根材
とを一緒に葺くことにより、太陽電池の性能に影響を与
えることなく、屋根における太陽電池の充填率を向上す
ることが可能な屋根や太陽光発電装置を提供することが
できる。
【0172】さらに、本発明の屋根材の表面に太陽電池
を設けることにより、太陽電池の性能に影響を与えるこ
となく、屋根における太陽電池の充填率を向上を目指し
た屋根材、この屋根材を用いた屋根、太陽光発電装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る屋根材の概略構成を示
す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る屋根材の概略構成
を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る屋根材の製造方法を示
す概略構成図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る屋根材の製造方法
を示す概略構成図である。
【図5】実施例1に係る屋根材の概略構成を示す斜視図
である。
【図6】実施例1に係る屋根材の概略構成を示す斜視図
である。
【図7】実施例1に係る屋根材の概略構成を示す平面図
および断面図である。
【図8】実施例1係る屋根材の施工方法を説明する斜視
図である。
【図9】実施例2に係る屋根材の概略構成を示す斜視図
である。
【図10】実施例3に係る屋根材の概略構成を示す斜視
図である。
【図11】実施例4に係る屋根材の概略構成を示す斜視
図である。
【図12】本発明の実施形態に係る屋根材の応用例を示
す斜視図である。
【図13】本発明の実施形態に係る屋根材の施工方法を
示す斜視図である。
【図14】従来の雪止めの概略構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 ステンレス基板(導電性基体) 12 下部電極(裏面反射層) 13 半導体層 14 上部電極(透明導電層) 21,21’ 太陽電池素子 22 素子分離部 23 集電電極(銅線) 24 カーボン導電接着剤 25 ポリイミドテープ 26 バスバー銅テープ 31 ステンレス鋼板 32 接着層(充填剤) 33 絶縁フィルム 34 ガラス繊維 35 太陽電池素子ブロック 36 フッ素樹脂フィルム 42 軒側係合部 43 棟側係合部 44 穴 45 電線 46 コネクタ 47 端子取出部保膜部(端子箱) 48 バックアップ材 49 係合部 51 屋根材 52 雪止め一体型屋根材 61 太陽電池付屋根材 63 吊り子 64 継手水切り板 71 雪止め金具 72 面板部 73 太陽電池 74 雪止め付太陽電池付屋根材 75 野地板 76 雪止め 77 成形機 78 付属部材 79 スレート材 81 保持具 82 係止部 83 係止片 84 基板部 85 ねじ部 86 開口部 90 雪止め金具 91 固定部 92 雪止め部 93 はぜ組み部 94 釘 95 切欠き部 96 上はぜ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 31/042 H01L 31/04 R

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根材の表面に、該屋根材とのみ固着さ
    れている付属部材を有することを特徴とする屋根材。
  2. 【請求項2】 前記付属部材が、雪止め用の突起物であ
    ることを特徴とする請求項1記載の屋根材。
  3. 【請求項3】 前記付属部材が、前記屋根材とは独立し
    た雪止め用部材と係合固定可能な形状を有することを特
    徴とする請求項1記載の屋根材。
  4. 【請求項4】 前記付属部材が、外設材固定部材である
    ことを特徴とする請求項1記載の屋根材。
  5. 【請求項5】 前記付属部材が、前記屋根材とは独立し
    た外設材固定部材と係合固定可能な形状を有することを
    特徴とする請求項1記載の屋根材。
  6. 【請求項6】 前記外設固定部材が、太陽電池固定部材
    であることを特徴とする請求項4または5記載の屋根
    材。
  7. 【請求項7】 材質が金属であることを特徴とする請求
    項1〜6のうちいずれか1項記載の記載の屋根材。
  8. 【請求項8】 横葺き形状であることを特徴とする請求
    項1〜7のうちいずれか1項記載の屋根材。
  9. 【請求項9】 瓦葺き形状あるいはスレート葺き形状の
    いずれか一方であることを特徴とする請求項1〜7のう
    ちいずれか1項記載の屋根材。
  10. 【請求項10】 上方からの荷重に対して、屋根材形状
    を保持するためのバックアップ材を裏面に有することを
    特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1項記載の屋根
    材。
  11. 【請求項11】 施工することにより、少なくとも付属
    部材が固着された部分における屋根材の裏面の一部と、
    屋根下地材とが接触する形状であることを特徴とする請
    求項1〜10のうちいずれか1項記載の屋根材。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のうちいずれか1項記
    載の屋根材を、少なくとも一部に葺いたことを特徴とす
    る屋根。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のうちいずれか1項記
    載の屋根材と、太陽電池付屋根材を混ぜ葺きしたことを
    特徴とする屋根。
  14. 【請求項14】 屋根材料を屋根材に成形加工した後、
    該屋根材に前記付属部材を固着することを特徴とする請
    求項1〜11のうちいずれか1項記載の屋根材の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 成形前の屋根材料に前記付属部材を固
    着した後、屋根材に成形加工することを特徴とする請求
    項1〜11のうちいずれか1項記載の屋根材の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 屋根材は太陽電池を有し、該太陽電池
    の占有領域外の表面に該屋根材とのみ固着された付属部
    材を有することを特徴とする太陽電池付屋根材。
  17. 【請求項17】 前記太陽電池は、屋根材の表面に絶縁
    封止材料で封止されており、前記付属部材の固着領域に
    は、絶縁封止材料が存在していないことを特徴とする請
    求項16記載の太陽電池付屋根材。
  18. 【請求項18】 前記付属部材が、雪止め用の突起物で
    あることを特徴とする請求項16記載の太陽電池付屋根
    材。
  19. 【請求項19】 前記付属部材が、前記屋根材と独立し
    た雪止め用部材と係合固定される形状を有することを特
    徴とする請求項16記載の太陽電池付屋根材。
  20. 【請求項20】 材質が金属であることを特徴とする請
    求項16〜19のうちいずれか1項記載の太陽電池付屋
    根材。
  21. 【請求項21】 横葺き形状であることを特徴とする請
    求項16〜20のうちいずれか1項記載の太陽電池付屋
    根材。
  22. 【請求項22】 瓦葺き形状あるいはスレート葺き形状
    のいずれか一方であることを特徴とする請求項16〜2
    0のうちいずれか1項記載の太陽電池付屋根材。
  23. 【請求項23】 上方からの荷重に対して、屋根材形状
    を保持するためのバックアップ材を裏面に有することを
    特徴とする請求項16〜22のうちいずれか1項記載の
    太陽電池付屋根材。
  24. 【請求項24】 施工することにより、少なくとも前記
    付属部材が固着された部分における屋根材の裏面の一部
    と、屋根下地材とが接触する形状であることを特徴とす
    る請求項16〜23のうちいずれか1項記載の太陽電池
    付屋根材。
  25. 【請求項25】 請求項16〜24のうちいずれか1項
    記載の太陽電池付屋根材を少なくとも一部に葺いたこと
    を特徴とする屋根。
  26. 【請求項26】 請求項16〜24のうちいずれか1項
    記載の太陽電池付屋根材と付属部材を有さない太陽電池
    付屋根材を混ぜ葺きしたことを特徴とする屋根。
  27. 【請求項27】 前記太陽電池を成形前の屋根材料に固
    着した後、屋根材に成形加工し、その後、該屋根材に前
    記付属部材を固着することを特徴とする請求項16〜2
    4のうちいずれか1項記載の太陽電池付屋根材の製造方
    法。
  28. 【請求項28】 前記太陽電池を成形前の屋根材料に固
    着した後、該屋根材料に前記付属部材を固着し、その
    後、屋根材に成形加工することを特徴とする請求項16
    〜24のうちいずれか1項記載の太陽電池付屋根材の製
    造方法。
  29. 【請求項29】 前記太陽電池付屋根材に含まれる太陽
    電池の出力をインバータに接続したことを特徴とする請
    求項13、25、26のうちいずれか記載の太陽光発電
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8141306B2 (en) 2004-10-22 2012-03-27 Kyocera Corporation Solar battery module device and method of installing the same
JP2015071927A (ja) * 2013-09-06 2015-04-16 日新製鋼株式会社 建築用金属屋根材
CN111598945A (zh) * 2020-05-18 2020-08-28 湘潭大学 一种汽车发动机曲轴瓦盖的三维定位方法

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