JP3069998U - 太陽電池パネル及びその装置 - Google Patents

太陽電池パネル及びその装置

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JP3069998U JP1999009858U JP985899U JP3069998U JP 3069998 U JP3069998 U JP 3069998U JP 1999009858 U JP1999009858 U JP 1999009858U JP 985899 U JP985899 U JP 985899U JP 3069998 U JP3069998 U JP 3069998U
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幸作 板鼻
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新潟アトラス株式会社
幸作 板鼻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電材に商用電力を供給することにより導電
材が発熱し、この熱により保護ガラス上の積雪を融かす
ことができると共に保護ガラスの表面の結露、凍結を防
止することができ、積雪等による太陽光の入光が妨げら
れず、太陽電池パネルの発電性能を季節を問わず継続的
に通年維持することができ、太陽光発電システムの効率
化を図ることができる。 【解決手段】 太陽光エネルギを電気エネルギに変換す
る太陽電池セル2の表面に透明な保護ガラスを積層配置
してなり、上記保護ガラスとして、二枚の透明なガラス
材3a・3aの対向面間に導電材4を介装してなる合わ
せガラスを用いてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は例えば降雪地域の家屋等に用いられる太陽電池パネル及びその装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の太陽電池パネルは、例えば、図4、図5、図6の如く、太陽光エ ネルギを電気エネルギに変換する太陽電池セルDの表面に透明な保護ガラスGを 積層配置してなる太陽電池パネルTの周囲にアルミニュウムや鋼製のフレームF を配置し、隣り合う太陽電池パネルTのフレームF・Fをアルミニュウムや鋼製 の継合部材Kにより相互に継合し、継合部材Kを家屋の屋根材Y上に設置し、し かして、太陽電池パネルTの光発電により冷暖房器具やボイラー等の電気機器を 駆動させ、省電力化を図るようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来構造の場合、例えば降雪地域においては、太陽電池パネ ルの表面に積雪があると、途端に太陽光の入光が妨げられ、太陽電池パネルの発 電性能が著しく低下することになり、このため、屋根勾配の急峻な自然落雪型屋 根構造が採用されているが、落雪のための広い敷地を必要としたり、狭い敷地の 場合には、落雪処理の経費がかさみ、しかも落雪による通行人等への危険性が生 じ、屋根勾配を緩くすれば降雪荷重の増大により屋根材の損傷を生じさせるおそ れがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうち で、請求項1記載の考案は、太陽光エネルギを電気エネルギに変換する太陽電池 セルの表面に透明な保護ガラスを積層配置してなり、上記保護ガラスとして透明 な二枚のガラス材の対向面間に導電材を介装してなる合わせガラスを用いたこと を特徴とする太陽電池パネルにある。
【0005】 又、請求項2記載の考案は、上記導電材が導電線であることを特徴とするもの であり、又、請求項3記載の考案は、上記導電材が透明な導電性被膜であること を特徴とするものである。
【0006】 又、請求項4記載の考案は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池パ ネルの周囲にフレームを配置し、隣り合う太陽電池パネルのフレームを相互に継 合可能な継合部材の表面に絶縁性被膜を形成し、該絶縁性被膜の表面に導電性被 膜を形成し、該導電性被膜の表面に絶縁性被膜を形成し、該絶縁性被膜の表面に 保護被膜を形成してなることを特徴とする太陽電池パネル装置にあり、又、請求 項5記載の考案は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池パネルの周囲 にフレームを配置し、隣り合う太陽電池パネルのフレームを相互に継合可能な継 合部材の内部に電熱ヒータ部材を配置してなることを特徴とする太陽電池パネル 装置にある。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1乃至図3は本考案の実施の形態例を示し、図1は第一形態例、図2は第二 形態例、図3は第三形態例である。
【0008】 図1の第一形態例において、1は太陽電池パネルであって、この場合、太陽光 エネルギを電気エネルギに変換する光起電力素子及び回路基板からなる太陽電池 セル2の表面に透明な保護ガラス3を積層配置してなり、この保護ガラス3は二 枚の透明なガラス材3a・3aの対向面間に導電材4を介装してなる合わせガラ スが用いられている。
【0009】 又、この場合、上記導電材4は細い電熱線からなる導電線4aが用いられてい る。
【0010】 この実施の第一形態例は上記構成であるから、上記導電材4に商用電力を供給 することにより導電材4が発熱し、この熱により保護ガラス3上の積雪を融かす ことができると共に保護ガラス3の表面の結露、凍結を防止することができ、積 雪等による太陽光の入光が妨げられず、太陽電池パネル1の発電性能を季節を問 わず継続的に通年維持することができ、太陽光発電システムの効率化を図ること ができ、かつ、保護ガラス3の構造を変更する構造であるから、容易に製作する ことができると共に敷設施工も従来と同様に行うことができ、経済性を高めるこ とができる。
【0011】 又、太陽電池セル2にはアモルファス系及び結晶系に大別され、太陽電池セル 2に商用電力を逆電流として供給して太陽電池セル2を発熱させることも提案さ れているが、アモルファス系の場合はまだしも、結晶系の場合には発電効率が低 下するので好ましくないとされているが、アモルファス系及び結晶系を問わず、 適用することができる。
【0012】 又、この場合、上記導電材4が導電線4aとなっているから、導電線4aによ り保護ガラス3の補強効果を得ることも可能である。この導電線4aは太陽電池 セル2への入光を妨げないように間隔をおいて配置される。
【0013】 図2の第二形態例は別例構造を示し、この場合、上記保護ガラス3は、二枚の 透明なガラス材3a・3aの対向面間に透明な導電性塗料の導電性被膜4bから なる導電材4を介装してなる合わせガラスが用いられている
【0014】 この第二形態例にあっても、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることがで きると共に透明な導電性被膜4bのため太陽電池セル2への入光を妨げることも なく、間隔配置される導電線4aに比して均一な面発熱を得ることができる。
【0015】 図3の第三形態例も別例構造を示し、この場合、上記第一形態例の太陽電池パ ネル1の周囲にフレームFを配置し、隣り合う太陽電池パネル1のフレームFを 相互に継合可能な継合部材Kの表面に絶縁性被膜5aを形成し、絶縁性被膜5a の表面に導電性被膜5bを形成し、導電性被膜5bの表面に絶縁性被膜5cを形 成し、絶縁性被膜5cの表面に保護被膜5dを形成してなり、かつ、継合部材K の内部に形成された空洞K1内にタングステン線等の電熱線からなる電熱ヒータ 部材6を配置して構成されている。
【0016】 この実施の第三形態例は上記構成であるから、導電性被膜5b及び電熱ヒータ 部材6に電力を供給することにより導電性被膜5b及び電熱ヒータ部材6は発熱 し、この熱により継合部材K上の積雪を融かすことができると共に継合部材Kの 表面の結露、凍結を防止することができ、一般の金属屋根材にも応用することが でき、一層太陽電池パネル1の発電性能を季節を問わず継続的に通年維持するこ とができる。
【0017】 尚、本考案は上記実施の形態例に限られるものではなく、太陽電池セル2の構 造、合わせガラスの構造や大きさ、形態等は適宜選択される。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、保護ガラスとして二枚 の透明なガラス材の対向面間に導電材を介装してなる合わせガラスを用いている から、この導電材に商用電力を供給することにより導電材が発熱し、この熱によ り保護ガラス上の積雪を融かすことができると共に保護ガラスの表面の結露、凍 結を防止することができ、積雪等による太陽光の入光が妨げられず、太陽電池パ ネルの発電性能を季節を問わず継続的に通年維持することができ、太陽光発電シ ステムの効率化を図ることができ、かつ、保護ガラスの構造を変更する構造であ るから、容易に製作することができると共に敷設施工も従来と同様に行うことが でき、経済性を高めることができる。
【0019】 又、請求項2記載の考案にあっては、上記導電材が導電線となっているから、 導電線により保護ガラスの補強効果を得ることも可能であり、又、請求項3記載 の考案にあっては、上記導電材が透明な導電性被膜となっているから、均一な面 状発熱を得ることができる。
【0020】 又、請求項4記載の考案にあっては、太陽電池パネルの周囲にフレームを配置 し、隣り合う太陽電池パネルのフレームを相互に継合可能な継合部材の表面に絶 縁性被膜を形成し、該絶縁性被膜の表面に導電性被膜を形成し、該導電性被膜の 表面に絶縁性被膜を形成し、該絶縁性被膜の表面に保護被膜を形成してなるから 、導電性被膜に電力を供給することにより導電性被膜は発熱し、この熱により継 合部材上の積雪を融かすことができると共に継合部材の表面の結露、凍結を防止 することができ、一般の金属屋根材にも応用することができ、又、請求項5記載 の考案にあっては、太陽電池パネルの周囲にフレームを配置し、隣り合う太陽電 池パネルのフレームを相互に継合可能な継合部材の内部に電熱ヒータ部材を配置 してなるから、電熱ヒータ部材に電力を供給することにより電熱ヒータ部材は発 熱し、この熱により継合部材上の積雪を融かすことができると共に継合部材の表 面の結露、凍結を防止することができ、一層太陽電池パネルの発電性能を継続的 に通年維持することができる。
【0021】 以上、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の第一形態例の部分断面図であ
る。
【図2】本考案の実施の第二形態例の部分断面図であ
る。
【図3】本考案の実施の第三形態例の部分断面図であ
る。
【図4】太陽電池パネルの使用状態斜視図である。
【図5】従来構造の部分断面図である。
【図6】従来構造の部分斜視図である。
【符号の説明】
F フレーム K 継合部材 1 太陽電池パネル 2 太陽電池セル 3 保護ガラス 3a ガラス材 4 導電材 4a 導電線 4b 導電性被膜 6 電熱ヒーター部材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光エネルギを電気エネルギに変換す
    る太陽電池セルの表面に透明な保護ガラスを積層配置し
    てなり、上記保護ガラスとして透明な二枚のガラス材の
    対向面間に導電材を介装してなる合わせガラスを用いた
    ことを特徴とする太陽電池パネル。
  2. 【請求項2】 上記導電材が導電線であることを特徴と
    する請求項1記載の太陽電池用パネル。
  3. 【請求項3】 上記導電材が透明な導電性被膜であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の太陽電池パネル。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の太
    陽電池パネルの周囲にフレームを配置し、隣り合う太陽
    電池パネルのフレームを相互に継合可能な継合部材の表
    面に絶縁性被膜を形成し、該絶縁性被膜の表面に導電性
    被膜を形成し、該導電性被膜の表面に絶縁性被膜を形成
    し、該絶縁性被膜の表面に保護被膜を形成してなること
    を特徴とする太陽電池パネル装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の太
    陽電池パネルの周囲にフレームを配置し、隣り合う太陽
    電池パネルのフレームを相互に継合可能な継合部材の内
    部に電熱ヒータ部材を配置してなることを特徴とする太
    陽電池パネル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015226446A (ja) * 2014-05-30 2015-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 太陽電池アレイ用カバー装置、及び太陽電池モジュールの取り付け器具
JP2021011213A (ja) * 2019-07-08 2021-02-04 東日本旅客鉄道株式会社 着雪防止部材

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