JP2000336780A - 土台等の水切りカバー - Google Patents

土台等の水切りカバー

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JP2000336780A
JP2000336780A JP11154610A JP15461099A JP2000336780A JP 2000336780 A JP2000336780 A JP 2000336780A JP 11154610 A JP11154610 A JP 11154610A JP 15461099 A JP15461099 A JP 15461099A JP 2000336780 A JP2000336780 A JP 2000336780A
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Kaoru Taneichi
薫 種市
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は基礎と土台との間や窓枠と躯体との
間の隙間に雨水等が浸入するのを確実に阻止することが
できるとともに、土台や土台取付け部分や窓枠と躯体と
の間のシール部の定期点検時等に取外して点検すること
ができる土台等の水切りカバーを得るにある。 【解決手段】 建物の基礎と土台との間あるいは窓枠と
躯体との間の隙間を塞がないように該土台あるいは窓枠
に取付けられたカバー取付け具と、このカバー取付け具
に着脱可能に取付けられた前記隙間に雨水等が浸入する
のを阻止する水切りカバー本体とで土台等の水切りカバ
ーを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の基礎と土台と
の間あるいは窓枠と躯体との間の隙間に、雨水等が浸入
するのを阻止する土台等の水切りカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、土台や窓枠の水切りカバーはクラ
ンク状に曲げ加工されたものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の土台や窓枠の水
切りカバーは土台や窓枠に取付けた後、該水切りカバー
の土台や窓枠への取付け部位をモルタルや化粧ボードで
覆うため、施工後、水切りカバーの裏側を見ることがで
きず、土台や土台取付け部分や窓枠と躯体間のシール部
位の定期点検ができないという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
基礎と土台との間あるいは窓枠と躯体との間の隙間に雨
水等が浸入するのを確実に阻止することができるととも
に、土台や土台取付け部分あるいは窓枠と躯体間のシー
ル状態を定期点検時等に取り外して点検することができ
る土台等の水切りカバーを提供することを目的としてい
る。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は建物の基礎と土台との間、あるいは窓枠と
躯体との間の隙間を塞がないように該土台あるいは窓枠
に取付けられたカバー取付け具と、このカバー取付け具
に着脱可能に取付けられた前記隙間に雨水等が浸入する
のを阻止する水切りカバー本体とで土台等の水切りカバ
ーを構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図9に示す本発明の第1の実施
の形態において、1は本発明の土台等の水切りカバー
で、この土台の水切りカバー1は建物2の基礎3と土台
4との間の隙間5を塞がないように、該土台4に複数本
の釘やビス等の止め具6で取付けられたカバー取付け具
7と、このカバー取付け具7に着脱可能に取付けられた
前記隙間5に雨水等が浸入するのを阻止する水切りカバ
ー本体8とで構成されている。
【0009】前記カバー取付け具7は、図3に示すよう
にステンレス、ステンレス合金、アルミ合金等の金属板
や合成樹脂材で形成された、所定間隔で止め具挿入孔9
を有する板状の取付け部10と、この取付け部10の下
端部と一体形成された下部外方へ突出し、先端部が開口
11するコ字状の挟着片12と、この挟着片12に所定
間隔で形成されたビス挿入孔13とで構成されている。
【0010】前記水切りカバー本体8は図4に示すよう
に、ステンレス、ステンレス合金、アルミ合金等の金属
板や合成樹脂材で形成された前記カバー取付け具7の挟
着片12に挟着される差し込み片14と、この差し込み
片14の下端部と一体形成された、下方へ突出するカバ
ー部15と、このカバー部15の下端部に内側上方へ折
り曲げ形成された水切り部16と、前記差し込み片14
に形成された前記カバー取付け具7のビス挿入孔13と
対応する部位に形成されたビス挿入孔13と、前記カバ
ー部15の一端部に一体形成された隣り合うカバー部1
5と重なりあう嵌合片15aとで構成されている。な
お、本発明の実施の形態では前記水切りカバー本体8を
1部品で形成したものについて説明したが、これに限ら
ず、複数個の部品を接続するように取付ける構造のもの
であってもよい。
【0011】上記構成の土台等の水切りカバー1は図5
に示すように、土台4の下端部とほぼ同じ位置にカバー
取付け具7の下端部が位置するように、複数本の釘やビ
ス等の止め具6で土台4に固定する。しかる後、図6に
示すようにカバー取付け具7の挟着片12に水切りカバ
ー本体8の差し込み片14を差し込み、複数本のビス1
7を挟着片12および差し込み片14のビス挿入孔1
3、13に差し込み、螺合させて固定する。このように
して土台の水切りカバー1が取付けられた後、図7に示
すようにカバー取付け具7の取付け部10を覆うように
モルタルや化粧板18が取付けられるが、この場合、水
切りカバー本体8とカバー取付け具7とを取付ける複数
本のビス17部分を操作できるようにモルタルや化粧板
18を取付ける。
【0012】また、図8および図9に示すように窓枠2
3に複数本のビス等の止め具6でカバー取付け具7を取
付けた後、該窓枠23にサッシ24を取付けるとともに
該カバー取付け具7に水切りカバー本体8を取付けるこ
とにより、カバー取付け具7より水切りカバー本体8を
取り外すことにより、窓枠23と躯体25間をシールし
たシール剤26の状態を定期点検することができる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】次に、図10ないし図22
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】図10ないし図12に示す本発明の第2の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、カバー取付け具7Aの挟着片12に係
止部19を形成するとともに、水切りカバー本体8Aの
差し込み片14に前記係止部19を着脱可能に係止され
る係合部20を形成した点で、このように構成した土台
等の水切りカバー1Aにすることにより、カバー取付け
具7Aの挟着片12に水切りカバー本体8Aの差し込み
片14を挿入することにより、係止部19に係合部20
が係合し取付けることができるとともに、水切りカバー
本体8Aを強めに引張ることにより、差し込み片14を
挟着片12より取り外すことができる。
【0015】図13ないし図16に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、網体挟着片21を形成したカバー取付
け具7Bを用いるとともに、該カバー取付け具7Bの網
体挟着片21に基礎3と土台4との間の隙間5をねずみ
や猫等の動物の出入りを阻止するように覆うことができ
る網体22を着脱可能に取付けた点で、このように構成
した土台等の水切りカバー1Bにしても、前記本発明の
第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるととも
に、基礎3と土台4との間の隙間5より動物が入り込む
のを確実に阻止することができる。なお、前記網体22
はどんな材質で形成されたものであってもよい。
【0016】図17ないし図19に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と
主に異なる点は、カバー取付け具7Cの挟着片12に係
止部19を形成するとともに、水切りカバー本体8Aの
差し込み片14に前記係止部19と着脱可能に係止され
る係合部20を形成した点で、このように構成した土台
等の水切りカバー1Cにしてもよい。
【0017】図20ないし図22に示す本発明の第5の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、嵌合部27を形成したカバー取付け具
7Dと、このカバー取付け具7Dの嵌合部27と着脱可
能に嵌合させることができる嵌合片28が形成された水
切りカバー本体8Bとを用いた点で、このようなカバー
取付け具7Dと水切りカバー本体8Bとを用いて構成し
た土台等の水切りカバー1Dにしても、前記本発明の第
1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0019】(1)建物の基礎と土台との間あるいは窓
枠と躯体との間の隙間を塞がないように該土台あるいは
窓枠に取付けられたカバー取付け具と、このカバー取付
け具に着脱可能に取付けられた前記隙間に雨水等が浸入
するのを阻止する水切りカバー本体とで構成されている
ので、カバー取付け具に着脱可能に取付けられた水切り
カバー本体によって、基礎と土台との間や窓枠と躯体と
の間の隙間に雨水等が浸入するのを確実に阻止すること
ができる。
【0020】(2)前記(1)によって、水切りカバー
本体をカバー取付け具より取り外すことができるので、
土台や土台取付け部や窓枠と躯体との間のシール部の点
検を行なうことができる。したがって、土台や土台取付
け部や窓枠と躯体との間のシール部の損傷を早期に発見
して補修することができる。
【0021】(3)前記(1)によって、従来と同様に
土台に取付けることができる。
【0022】(4)前記(1)によって、構造が簡単で
あるので、容易に製造することができる。
【0023】(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同
様な効果が得られるとともに、ねずみや猫等の動物が土
台と基礎との間の隙間から入り込むのを確実に阻止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の取付け状態の説明
図。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態のカバー取付け具の
説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の水切りカバー本体
の説明図。
【図5】カバー取付け具の土台への取付け状態の説明
図。
【図6】水切りカバー本体の取付け状態の説明図。
【図7】モルタルや化粧板の取付け状態の説明図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の窓枠への取付け状
態の正面図。
【図9】図8の9−9線に沿う拡大断面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の取付け状態の説
明図。
【図11】図10の11−11線に沿う拡大断面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の分解斜視図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の取付け状態の説
明図。
【図14】図13の14−14線に沿う拡大断面図。
【図15】本発明の第3の実施の形態のカバー取付け具
の説明図。
【図16】本発明の第3の実施の形態の分解斜視図。
【図17】本発明の第4の実施の形態の取付け状態の説
明図。
【図18】図17の18−18線に沿う拡大断面図。
【図19】本発明の第4の実施の形態の分解斜視図。
【図20】本発明の第5の実施の形態の取付け状態の説
明図。
【図21】図20の21−21線に沿う拡大断面図。
【図22】本発明の第4の実施の形態の分解斜視図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D:土台の水切りカバー、
2:建物、 3:基礎、4:土台、
5:隙間、6:止め具、7、7A、7B、7
C、7D:カバー取付け具、8、8A、8B:水切りカ
バー本体、9:止め具挿入孔、 10:取付け部、
11:開口、 12:挟着片、13:ビス挿
入孔、 14:差し込み片、15:カバー部、
16:水切り部、17:ビス、 18:
モルタルや化粧板、19:係止部、 20:係
合部、21:網体挟着片、 22:網体、23:窓
枠、 24:サッシ、25:躯体、
26:シール剤、27:嵌合部、 28:
嵌合片。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の基礎と土台との間あるいは窓枠と
    躯体との間の隙間を塞がないように該土台あるいは窓枠
    に取付けられたカバー取付け具と、このカバー取付け具
    に着脱可能に取付けられた前記隙間に雨水等が浸入する
    のを阻止する水切りカバー本体とからなることを特徴と
    する土台等の水切りカバー。
  2. 【請求項2】 建物の基礎と土台との間を塞がないよう
    に該土台に取付けられたカバー取付け具と、このカバー
    取付け具に着脱可能に取付けられた前記隙間よりねずみ
    等の動物の出入りを阻止するように覆うことができる網
    体と、前記カバー取付け具に着脱可能に取付けられた前
    記隙間に雨水等が浸入するのを阻止する水切りカバー本
    体とからなることを特徴とする土台等の水切りカバー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070447A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Daiwa House Ind Co Ltd 水切り材および水切り材の施工方法
JP2009264054A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Dow Kakoh Kk 建物の断熱基礎周り構造
JP2009269701A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Daifuku Co Ltd 駆動軸カバー装置
JP2021183766A (ja) * 2020-05-21 2021-12-02 鹿島建設株式会社 換気構造

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