JP2000335783A - 搬送シート検知装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

搬送シート検知装置とこの装置を備えた画像形成装置

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JP2000335783A
JP2000335783A JP11142306A JP14230699A JP2000335783A JP 2000335783 A JP2000335783 A JP 2000335783A JP 11142306 A JP11142306 A JP 11142306A JP 14230699 A JP14230699 A JP 14230699A JP 2000335783 A JP2000335783 A JP 2000335783A
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sheet detection
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flag
detecting
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Susumu Ikuma
進 伊熊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート検知フラッグが受け止め体に当接する
以前に、シート検知フラッグと受け止め体との間に緩衝
体が介在し、緩衝体の寸法が変化しても、シート検知フ
ラッグを確実に待機位置へ戻し、正確にシートの端部を
検知するようにする。 【解決手段】 搬送シート検知装置17は、シートが搬
送されるシート搬送路4,21内に突出状態に保持さ
れ、且つシート搬送路を搬送されてきたシートによって
退避させられる回動可能なシート検知フラグ23と、シ
ート検知フラグが退避したことを検知するシート検知セ
ンサ26と、シート検知フラグを受け止めて突出状態に
保持する受け止め体31と、シート検知フラグが受け止
め体に当接するとき、シート検知フラグと受け止め体と
の間に位置してシート検知フラグが受け止め体に当接す
る勢いを弱める緩衝体33と、を備え、緩衝体の弾力
を、シート検知フラグの回動復帰力よりも弱く設定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送路を通
過するシートの端部を検知する搬送シート検知装置と、
この搬送シート検知装置を本体に備えた、複写機、ファ
クシミリ、プリンタ及びこれらの複合機器等画像形成装
置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば画像形成装置のシート搬送
路を搬送されるシートの先端及び後端を検知する搬送シ
ート検知装置には、シートの通過によりシートに押し倒
されて下方へ退避するレバー状の回動可能なシート検知
フラグを有する機械式のものがある。
【0003】このシート検知フラグは、固定部品に支持
されて、シートに当接する方向に付勢され、シートの通
過によって押し倒されて回動し、シート検知センサの検
知領域を塞いだり、開いたりして、シート検知センサを
作動させ、通過するシートの端部を検知するようになっ
ている。
【0004】シートには、普通紙、普通紙の代用品であ
る厚みの薄い樹脂製のシート、葉書、ボール紙、封書、
プラスチック製の薄板等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の搬送シ
ート検知装置は以下に挙げる課題があった。
【0006】第1の課題として、シート検知フラッグ
が、樹脂製であることが多く、シートの通過によって回
動した後、次のシートに当接する位置(待機位置)に戻
るとき、「カタッ」という衝撃音が発生する。
【0007】この搬送シート検知装置を採用した画像形
成装置の一例であるプリンタにおいては、シートが連続
して通過するとき、この衝撃音が連続して発生し、非常
に耳障りなることが多い。また、この音を、ユーザー
が、プリンタの故障音と思い、作動中のプリンタを緊急
停止させるようなこともある。
【0008】第2の課題として、シート検知フラッグ
と、このシート検知フラグの待機位置を規制する受け止
め部材(筐体)とが硬質の樹脂製品であることが多く、
シートの通過によって回動したシート検知フラッグが待
機位置に戻る際に、受け止め体に当接し、飛び跳ねるよ
うにして跳ね返ることがある。
【0009】すなわち、シート検知フラッグが待機位置
から飛び跳ねることで、シート検知センサの検知領域を
数回横切ることになり、シート検知センサからの検知信
号がチャタリング状態になることがある。
【0010】このチャタリングによる誤動作を防ぐた
め、一定時間の不感体領域を設けることが考えられる
が、このようにすると、正確にシートの後端を検知する
ことが不可能になる。
【0011】最後に、第3の課題として、上記2つの課
題を解決するため、シート検知フラッグの待機位置で当
接する受け止め体にゴムのような緩衝材である弾性部材
を貼り付けることが一般に行われている。
【0012】ただし、この方法は、「カタッ」という衝
撃音、及びセンサのチャタリングを防ぐことはできる
が、ゴムのような温度や湿度によって寸法が変化する弾
性部材を挟むため、シート検知フラグを待機位置を正確
に規制することができない。
【0013】さらに、弾性材を貼り付けることによっ
て、コストアップを招くことにもなる。
【0014】本発明は、第1に、シート検知フラッグが
待機位置へ戻ったときの衝撃音を無くし、かつ、シート
検知センサからチャタリング信号が発生しない搬送シー
ト検知装置を提供することを目的としている。
【0015】本発明は、第2に、シート検知フラッグが
受け止め体に当接する以前に、シート検知フラッグと受
け止め体との間に緩衝体が介在し、緩衝体の寸法が変化
しても、シート検知フラッグを確実に待機位置へ戻し、
正確にシートの端部を検知することのできる搬送シート
検知装置を提供することを目的としている。
【0016】前記本発明は、第3に、簡単な構成で、安
価な搬送シート検知装置を提供することを目的としてい
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送シート検知
装置は、シートが搬送されるシート搬送路内に突出状態
に保持され、且つ前記シート搬送路を搬送されてきた前
記シートによって退避させられる回動可能なシート検知
フラグと、前記シート検知フラグが退避したことを検知
するシート検知センサと、前記シート検知フラグを受け
止めて前記突出状態に保持する受け止め体と、前記シー
ト検知フラグが前記受け止め体に当接するとき、前記シ
ート検知フラグと前記受け止め体との間に位置して前記
シート検知フラグが前記受け止め体に当接する勢いを弱
める緩衝体と、を備え、前記緩衝体の弾力を、前記シー
ト検知フラグの回動復帰力よりも弱く設定してある。
【0018】上記搬送シート検知装置において、シート
検知フラグは、通常、シート搬送路内に突出している。
シート搬送路をシートが搬送されてくると、シートがシ
ート検知フラグに当接する。シート検知フラグは、シー
トの移動にともなって、シートの搬送に支障のない退避
位置に傾動させられる。シート検知フラグが退避位置に
傾動したことは、シート検知センサによって検知され
る。
【0019】これによって、通過するシートの端部が検
知される。
【0020】その後、シートが通過し終わると、シート
検知フラグは、シート搬送路内に突出する方向に回動
し、受け止め体に受け止められてシート搬送路に突出し
た元の状態に保持される。
【0021】しかし、シート検知フラグが、受け止め体
に当接する以前に、シート検知フラグと前記受け止め体
との間に緩衝体が位置し、その緩衝体が、シート検知フ
ラグが受け止め体に当接する勢いを弱める。この緩衝体
の弾力は、シート検知フラグの回動復帰力よりも弱く設
定してある。このため、最終的に、シート検知フラグ
は、受け止め体に当接して受け止められる。
【0022】本発明の搬送シート検知装置の前記シート
検知フラッグは、上下方向に回転可能で、上部が前記シ
ート搬送路を出没し、下部が前記受け止め体に受け止め
られるようになっている。
【0023】本発明の搬送シート検知装置の前記緩衝体
は、前記シート検知フラグに一体的に設けられた板ばね
である。
【0024】本発明の搬送シート検知装置は、前記シー
ト検知フラグを前記突出状態に付勢する付勢体を備えて
いる。
【0025】上記搬送シート検知装置において、シート
検知フラグは、シートが通過し終ると、付勢体によっ
て、シート搬送路内に突出する位置に確実に復帰する。
【0026】本発明の搬送シート検知装置は、前記シー
ト検知フラグの回動中心位置が、前記シート検知フラグ
の重心より上方に設定されている。
【0027】上記搬送シート検知装置において、シート
検知フラグは、重心が回動中心より下方にあるため、常
時、シート搬送路内に突出する位置に復帰する復元力が
生じており、シート搬送路内に突出する位置に確実に復
帰する。
【0028】本発明の画像形成装置は、シートが積載さ
れるシート積載手段と、前記シート積載手段から供給さ
れたシートに画像を形成する画像形成手段と、上記いず
れか1つの搬送シート検知装置と、を備えている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図7に基づいて説明する。
【0030】(画像形成装置)本発明の実施形態の搬送
シート検出装置を本体内部に備えた画像形成装置の1例
であるプリンタ装置を図3に基づいて説明する。
【0031】図3において、本体カセット1に積載され
ているシートPは、半月状のシート供給ローラ2により
ピックアップされて分離パッド3によって1枚ずつ分離
され、最上位のシートPのみ搬送されて、レジ前ガイド
4、搬送ローラ対16に沿ってレジストローラ対5に搬
送される。
【0032】その後、シートPは、画像形成手段として
のプロセスカートリッジ6内に配置された電子写真感光
体としての感光体ドラム7の回転に合わせてレジストロ
ーラ対5により搬送され、転写ローラ8によりシートP
上に感光体ドラム7上のトナー像が転写される。
【0033】そして、シートPは、搬送ガイド9、入口
ガイド10に案内されて定着ローラ11および加圧ロー
ラ12のローラ対により加熱、加圧される。このとき、
シートP上のトナー像が永久像としてシートに定着され
る。
【0034】最後に、シートPは、搬送ガイドリブ13
に沿って搬送され、搬送ローラ対14によりフェースダ
ウントレイ15上に排出されて積載される。
【0035】一方、このプリンタ装置19のレジストロ
ーラ対5と感光体ドラム7との間には、レジストセンサ
ユニット17が設けられ、また、定着ローラ11及び加
圧ローラ12のローラ対の下流にはシート排出センサユ
ニット18が設けられている。
【0036】プリンタ装置は、シートPが搬送されて、
この2つのセンサユニット17,18からの信号が制御
回路38(図3)に送られ、シートPの位置を検知し
て、上記画像形成プロセスの制御が行えるようになって
いる。レジストセンサユニット17とシート排出センサ
ユニット18は、搬送シート検知装置である。
【0037】(第1実施形態の搬送シート検知装置)図
1は、本発明の第1実施形態の搬送シート検知装置の断
面図である。
【0038】図2は、図1の搬送シート検知装置を右側
から見た側面図である。
【0039】図4から図6は、図1の搬送シート検知装
置の動作説明図である。
【0040】ここでは、図3に示す、搬送シート検知装
置であるレジストセンサユニット17と、シート排出セ
ンサユニット18との内、レジストセンサユニット17
について説明し、シート排出センサユニット18は、レ
ジストセンサユニット17と同様な構造になっているた
め、シート排出センサユニット18の説明は省略する。
【0041】図1において、レジストローラ対5は、図
示しない駆動モータ、歯車列により回転しているレジス
ト下ローラ5aと、そのレジスト下ローラ5aに一定の
圧接圧で押圧されて従動回転するレジスト上ころ5bと
を有している。
【0042】また、そのレジストローラ対5に、シート
Pを導くレジ前ガイド4は、レジ前下ガイド4aと、レ
ジ前上ガイド4bとを有して、レジストローラ対5の上
流側に設けられている。
【0043】さらに、感光体ドラム7と転写ローラ8と
のニップに、シートPを導く転写ガイド21が、転写下
ガイド21aと、転写上ガイド21bとを有して、筐体
である本体フレーム22に取付けられている。
【0044】また、シートの先端と後端を検知するシー
ト検知フラッグ23が、本体フレーム22の回動支点2
4に回動可能に支持されている。シート検知フラグ23
は、コイルばね25により時計回り方向に常時付勢され
ている。
【0045】一方、シート検知センサ26は、不図示の
発光素子と受光素子とを有する光学式のシート検知器で
あり、プリント基板27上に半田付けされている。その
プリント基板27は、本体フレーム22から突出した位
置決めボス28によって、所定の位置に取付けられてい
る。
【0046】また、シート検知フラッグ23の下部に
は、シート検知センサ26の検知領域を塞ぐようにして
延びたフラグ部29が設けられ、上部には、シート先端
を検知するレバー部30が設けられている。レバー部3
0は、転写下ガイド21a及び転写上ガイド21bに形
成された切り込み34,35から突出している。
【0047】さらに、シート検知フラッグ23の中間部
には、待機位置で本体フレーム22に一体的に設けられ
たリブ形状の当接リブ31に当接してシート検知フラグ
23の位置決めを行う位置決め部32と、その当接リブ
31に対向する位置に板ばね弾性部33とが設けられて
いる。
【0048】図2において、シート検知センサ26の検
知領域は、シート検知フラッグ23のフラグ部29の中
心に対向している。シート検知フラッグ23の回動軸3
6には、コイルばね25が巻きつけられている。また、
シート検知フラッグ23の位置決め部32と、板ばね弾
性部33は、互いに平行に、且つフレームの当接リブ3
1に対向する位置に設けられている。
【0049】以上の構成において、図1に示すように、
シートPがまだ搬送されてきていないとき、シート検知
フラッグ23は、コイルばね25に付勢されて、位置決
め部32が当接リブ31に当接し、シートの搬送方向に
対してほぼ直交する向きに停止している。
【0050】このとき、シート検知フラッグ23のフラ
ッグ部29が、シート検知センサ26の検知領域に位置
し、シート検知センサ26の発光素子から受光素子への
光を遮断している。このため、シート検知センサ信号
は、OFF信号になっている。この状態を待機状態とす
る。
【0051】次に、シートPが、レジストローラ対5に
よって図中右側から送り込まれてくると、シートPの先
端が、シート検知フラッグ23のレバー部30に当接す
る。シート検知フラグ23は、コイルばね25の付勢力
に抗してシートPに押され、回動支点24を中心に反時
計回り方向へ回動を始める。
【0052】図4は、シートPによって、完全に回動し
た状態を示しているが、シート検知フラッグ23のフラ
ッグ部29が、シート検知センサ26の検知領域から離
脱し、発光素子からの光が受光素子に到達するため、シ
ート検知センサ信号はON信号となる。制御回路38
は、この信号を受けて、シートの先端が到達したことを
検知する。
【0053】さらに、シートが搬送され、シートPの後
端がシート検知フラッグ23のレバー部30を通りすぎ
ると、シート検知フラッグ23はシートPに押圧されな
くなり、コイルばね25の付勢力によって、時計回り方
向に回動し始める。
【0054】このとき、シート検知フラッグ23の板ば
ね弾性部33の先端部が、待機位置を決める位置決め部
32より下流側に突出しているため、板ばね弾性部33
の先端部が位置決め部32より先に本体フレーム22の
当接リブ31に当接する。
【0055】この状態を示したのが図5である。板ばね
弾性部33の曲げ剛性(弾性)は、コイルばね25の付
勢力に比べて十分に小さいものに設定されているため、
コイルばね25の付勢力によって、板ばね弾性部33が
弾性変形し始める。
【0056】よって、図5の状態で、シート検知フラッ
グ23は静止することなく、位置決め部32が本体フレ
ーム22の当接リブ31に当接するまで、回動を続ける
ことになる。
【0057】シート検知フラグ23が静止した状態が図
6であり、図1に示す状態と同様である。このとき、シ
ート検知フラッグ23のフラッグ部29が、シート検知
センサ26の検知領域まで回動しており、発光素子から
受光素子への光が遮断され、シート検知センサ信号はO
FF信号となる。
【0058】制御回路38は、この信号を受けること
で、シートの後端が通過したことを判断する。
【0059】この状態で、次ぎのシートPが送られて来
るまで、レジストセンサユニット17は、待機状態にな
っている。シートの先端と当接するレバー部30の位置
は、位置決め部32と当接リブ31との当接によって決
定されるため、再現性が確保されることになるのは勿論
である。
【0060】実際には、板ばね弾性部33が弾性変形す
る間にシート検知フラッグ23が飛び跳ねる現象(チャ
タリング)が多少発生しているが、図5の状態から図6
の常置の間で振動するだけなので、シート検知センサ信
号はOFF状態のまま変化することがない。
【0061】なお、上述した実施形態は、シート検知フ
ラッグを搬送路に対して下方に配設したものであるが、
シートの通過により、搬送経路の上方に待避する方式の
ものにも適用できる。
【0062】また、板ばね弾性部33の代わりに先端が
当接リブ31に当接するコイルスプリングであってもよ
い。
【0063】さらに、板バネ弾性部33は、当接リブ3
1に設けられていてもよい。
【0064】また、以上の構成は、レジストセンサユニ
ット17や、シート排出センサユニット18のみなら
ず、中間センサなどシートの通過により、シート検知フ
ラッグを回動させてシート検知センサを動作させること
のできる検知装置、すべてに適応できることはいうまで
もない。
【0065】(第2実施形態の搬送シート検知装置)図
7に示す第2実施形態のレジストセンサユニット117
は、第1の実施形態とは異なり、シート検知フラッグ3
7を付勢するコイルばねが存在しない。
【0066】しかし、シート検知フラッグ37のシート
先端を検知するレバー部39を細くし、シート検知セン
サ26の検知領域を塞ぐようにして伸びたフラグ部29
の後方に図中直交方向に伸びるバランスリブ41を設け
てある。
【0067】すなわち、レバー部39に比べてフラッグ
部29の重量を極端に大きくしてある。
【0068】このように、シート検知フラッグ37の重
心を回動支点24より下方に設定するとことにより、重
力作用によって、シート検知フラッグ37には回動支点
24を中心に時計回り方向の回転モーメントが働くこと
になる。なお、この回転モーメントを板ばね部32の曲
げ剛性より大きく設定する必要がある。
【0069】すなわち、このシート検知フラッグ37
は、時計回り方向の付勢力を受けているため、図1にお
けるコイルばね25がなくても、図1のシート検知フラ
ッグ23と同様な働きをする。
【0070】なお、シートPの通過による搬送シート検
知装置の動作に関しては、第1の実施形態のレジストセ
ンサユニット17と同様なので、その説明は省略する。
【0071】第2実施形態のレジストセンサユニット1
17は、コイルばねを無くすことが可能となるため、装
置全体の組立工数が削減し、より安価なレジストセンサ
ユニットを提供することができる。
【0072】
【発明の効果】本発明の搬送シート検出装置は、シート
検知フラグの回動復帰力が、緩衝体によって弱められる
ので、シート検知フラグが受け止め体に当接する勢いが
弱くなり、衝撃音を小さくすることができる。
【0073】また、シート検知フラグが受け止め体に当
接する勢いが弱くなると、チャタリングの発生を少なく
することができる。
【0074】さらに、シート検知フラグが、最終的に
は、受け止め体に受け止められるようになっているた
め、緩衝体の寸法が変化しても、シート検知フラグの復
帰位置が常時一定であり、シートの端部を確実に検知す
ることができる。
【0075】また、緩衝体を、シート検知フラグが受け
止め体に当接する以前に、シート検知フラグと受け止め
体との間に位置させ、且つ、緩衝体の弾力を、シート検
知フラグの回動復帰力よりも弱く設定するだけで、上記
の効果が奏するようになっているため、構造が簡単にな
り、コストを低くすることができる。
【0076】本発明の搬送シート検知装置において、シ
ート検知フラグを前記突出状態に付勢する付勢体を備え
ていると、シートが通過し終ると、シート検知フラグ
が、付勢体によって、シート搬送路内に突出する位置に
確実に復帰するので、通過するシートの端部を確実に検
知することができる。
【0077】本発明の搬送シート検知装置において、シ
ート検知フラグの回動中心位置が、シート検知フラグの
重心より上方に設定されていると、シート検知フラグに
は、常時、シート搬送路内に突出する位置に復帰する復
元力が生じており、シート検知フラグが、シート搬送路
内に突出する位置に確実に復帰するので、通過するシー
トの端部を確実に検知することができる。
【0078】本発明の画像形成装置は、シートの端部を
確実に検知する上記搬送シート検知装置を備えているの
で、搬送シート検知装置のシート検知信号に基づいて、
シートに確実に画像を形成することができる。
【0079】また、衝撃音が殆どしない上記搬送シート
検知装置を備えているため、ユーザーが画像形成装置が
故障と勘違いして、緊急停止させられるようなことがな
くなり、シートに能率良く画像を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の搬送シート検知装置の
断面図である。
【図2】図1の搬送シート検知装置を右側から見た側面
図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る搬送シート検知
装置を本体に備えた画像形成装置の1例であるプリンタ
装置の概略正面断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る搬送シート検知
装置の動作説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る搬送シート検知
装置の動作説明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る搬送シート検知
装置の動作説明図である。
【図7】本発明の第2実施形態の搬送シート検知装置の
断面図である。
【符号の説明】
P シート 1 本体カセット(シート積載手段) 4 レジ前ガイド(シート搬送路) 5 レジストローラ対 6 プロセスカートリッジ(画像形成手段) 7 感光体ドラム(画像形成手段) 8 転写ローラ(画像形成手段) 9 搬送ガイド(シート搬送路) 10 入口ガイド(シート搬送路) 13 搬送ガイドリブ(シート搬送路) 17,117 レジストセンサユニット(搬送シート検
知装置) 18 シート排出センサユニット(搬送シート検
知装置) 19 プリンタ装置(画像形成装置) 21 転写ガイド(シート搬送路) 22 本体フレーム 23 シート検知フラッグ 24 回動支点(回動中心位置) 25 コイルばね 26 シート検知センサ 29 フラグ部 30 レバー部 31 当接リブ(受け止め体) 32 位置決め部 33 板ばね弾性部(緩衝体) 37 シート検知フラグ 38 制御回路 39 レバー部 41 バランスリブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートが搬送されるシート搬送路内に突
    出状態に保持され、且つ前記シート搬送路を搬送されて
    きた前記シートによって退避させられる回動可能なシー
    ト検知フラグと、 前記シート検知フラグが退避したことを検知するシート
    検知センサと、 前記シート検知フラグを受け止めて前記突出状態に保持
    する受け止め体と、 前記シート検知フラグが前記受け止め体に当接すると
    き、前記シート検知フラグと前記受け止め体との間に位
    置して前記シート検知フラグが前記受け止め体に当接す
    る勢いを弱める緩衝体と、を備え、 前記緩衝体の弾力を、前記シート検知フラグの回動復帰
    力よりも弱く設定したことを特徴とする搬送シート検知
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シート検知フラッグが、上下方向に
    回転可能で、上部が前記シート搬送路を出没し、下部が
    前記受け止め体に受け止められることを特徴とする請求
    項1に記載の搬送シート検知装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝体が、前記シート検知フラグに
    一体的に設けられた板ばねであることを特徴とする請求
    項1に記載の搬送シート検知装置。
  4. 【請求項4】 前記シート検知フラグを前記突出状態に
    付勢する付勢体を備えたことを特徴とする請求項1,2
    又は3に記載の搬送シート検知装置。
  5. 【請求項5】 前記シート検知フラグの回動中心位置
    が、前記シート検知フラグの重心より上方に設定されて
    いることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の搬送
    シート検知装置。
  6. 【請求項6】 シートが積載されるシート積載手段と、 前記シート積載手段から供給されたシートに画像を形成
    する画像形成手段と、 請求項1乃至5の内、いずれか1項に記載の搬送シート
    検知装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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