JP2000335359A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2000335359A
JP2000335359A JP11150604A JP15060499A JP2000335359A JP 2000335359 A JP2000335359 A JP 2000335359A JP 11150604 A JP11150604 A JP 11150604A JP 15060499 A JP15060499 A JP 15060499A JP 2000335359 A JP2000335359 A JP 2000335359A
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Hiroshi Yokoyama
浩 横山
Masanori Narita
雅則 成田
Yoshinori Maeda
佳則 前田
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Nihon Plast Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強部材のシートへの取り付け作業を簡易な
ものにし、補強部材に張力がすぐに発生することができ
る車両用シートを提供する。 【解決手段】 表皮材14,15に、前記サイドエアバ
ッグ装置A/Bのバッグ25の膨張展開力により開裂す
る開裂部17が形成され、該開裂部17とシートフレー
ム10との間に、サイドエアバッグ装置A/Bを囲んで
なると共に表皮材15より伸縮率が低く且つ強度の高い
補強部材18,19が配される。前記表皮材15の開裂
部17の両縁部に、別々の補強部材18,19の一端部
18a,19aが結合され、表皮材15の開放端部15
a近傍に臨む他端部18b,19bを、連結手段16,
20により相互に結合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用シート、
特に側面衝突時に乗員を保護するサイドエアバッグ装置
を内蔵したシート構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用シート、特に側面衝突時に乗員を
保護するサイドエアバッグ装置を内蔵したシート構造と
しては、シートフレームと、該シートフレームに固設さ
れてなるサイドエアバッグ装置を該エアバッグ装置のバ
ッグの膨張する側から覆ってなるクッション体と、該ク
ッション体を覆う表皮材とを少なくとも備え、前記サイ
ドエアバッグ装置のバッグの膨張展開力により開裂可能
なるように、前記バッグの膨張方向に対向した位置の表
皮材に、開裂部を形成してなる(類似技術として、特開
平10−181503号公報参照)。
【0003】このシート構造は、サイドエアバッグ装置
を、前記表皮材より伸縮率が低く且つ強度の高い補強部
材により包み込み、その自由端部の双方を表皮材の縫製
部に縫い込んでいるもので、衝突時にサイドエアバッグ
装置のインフレータから噴出されたガスにより、バッグ
がカバーの開裂部を開裂させ、該開裂部から車室内側へ
バッグが展開して乗員を保護するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、補強部材の縫製部が表皮材
の閉ざされた内側にあるため、縫製作業に多くの工数が
必要である。また、表皮材とクッション体とをシートフ
レームに取り付けた後でないと、サイドエアバッグ装置
をシートフレームに固定できず、工順の制約を受け、し
かもサイドエアバッグ装置の取り付け時に表皮材やクッ
ション体が邪魔になり、この点でも多くの工数が必要で
ある。更に、シートフレームの側面部とサイドエアバッ
グ装置との間に補強部材を挟み込み、サイドエアバッグ
装置をシートフレームに固定する構造であるので、エア
バッグの展開力が乗員側から廻り込んで補強部材に伝達
されるには、シートフレーム側面部とサイドエアバッグ
装置とで挟まれた部分から乗員側の表皮材に縫製された
補強部材の寸法分開裂部がドア側に移動する必要があ
り、それまで、張力が発生しないことになる。
【0005】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、補強部材のシートへの取り付
け作業を簡易なものにし、補強部材に張力がすぐに発生
することができる車両用シートを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
サイドエアバッグ装置が固設されてなるシートフレーム
と、前記サイドエアバッグ装置のバッグを該バッグが膨
張展開する側から覆う表皮材とを少なくとも備え、前記
バッグの膨張方向に対向した位置の表皮材には、前記サ
イドエアバッグ装置のバッグの膨張展開力により開裂可
能なる開裂部が形成されてなり、該開裂部と前記シート
フレームとの間には、前記エアバッグ装置を囲んでなる
と共に前記表皮材より伸縮率が低く且つ強度の高い補強
部材が配されてなる車両用シートであって、前記表皮材
の開裂部の両縁部には、別々の前記補強部材の一端部が
それぞれ結合されてなり、前記補強部材双方の他端部は
表皮材の開放端部近傍で連結手段により相互に結合して
なることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
車両用シートであって、前記シートフレーム及び前記サ
イドエアバッグ装置と前記表皮材との間にクッション体
を有し、該クッション体は、前記シートフレームの前側
を覆うと共に乗員の背中の後ろ側或いは大腿部の下側を
保持可能なる一般部と、該一般部の両側に配されて乗員
の背中或いは大腿部の側部を保持可能なるサイド部とよ
りなり、前記一般部と前記サイドエアバッグ装置を覆う
側のサイド部との境に、前記補強部材が貫通可能なるス
リットが形成されてなることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の車両用シートであって、前記連結手段は、
前記補強部材の他端部に形成した係合部と、該係合部を
貫通させた棒状の連結具とよりなることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の
車両用シートであって、前記係合部は、前記補強部材の
他端部を折り返して縫製することで閉ループ状に形成さ
れてなることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3に記載の
車両用シートであって、前記係合部は、前記補強部材の
他端部に支持してなる鈎状のクリップでもって形成され
てなることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項3〜5のい
ずれか1項に記載の車両用シートであって、前記連結具
は、弾性力を有するコの字状の部材より形成されてなる
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、サイドエ
アバッグ装置内のインフレータからガスが噴出して、膨
張されたバッグが高圧になると、それぞれの補強部材を
内側から押し出すことになり、補強部材に張力がすぐに
発生させることができる。つまり、開裂部に張力が集中
するので、シートの開裂部を容易に開裂させることがで
きる。しかも、この補強部材双方の他端部は、表皮材の
開放端部近傍で連結手段により相互に結合してなるの
で、補強部材の取り付け時に表皮材に邪魔されず、補強
部材のシートへの取り付け作業を簡易なものにすること
ができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、クッション
体の一般部と前記サイドエアバッグ装置を覆う側のサイ
ド部との境に、前記補強部材が貫通可能なるスリットが
形成されてなるので、クッション体を一般部とサイド部
とに分割せずに形成できることになり、分割された場合
に比較して、安価なものとなる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、前記連結手
段は、前記補強部材の他端部に形成した係合部と、該係
合部を貫通させた棒状の連結具とよりなるので、確実且
つ簡易に補強部材の他端部を連結できることになる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、前記係合部
は、前記補強部材の他端部を折り返して縫製することで
閉ループ状に形成されてなるので、係合部の形成が特別
な部品無しに簡単な構造で形成できるから、安価であ
る。
【0016】請求項5記載の発明によれば、前記係合部
は、前記補強部材の他端部に支持してなる鈎状のクリッ
プでもって形成されてなるので、係合部の材料の選択に
よっては、強度を著しく増すことができる。
【0017】請求項6記載の発明によれば、前記連結具
は、弾性力を有するコの字状の部材より形成されて、連
結具が撓み得るので、前記表皮材が補強部材によって引
かれ過ぎて表皮材の表面に引けが発生するようなおそれ
がない。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図8は、本発明の一実施形
態であり、図1及び図2に示すように、シート1は、シ
ートバック2とシートクッション3とよりなり、該シー
トバック2は、車室内側壁4に対向した位置に配されて
なる。該車室内側壁4は、周知のように上はウエストラ
イン5から下はサイドシル近傍部6まで形成され、上下
略中間の位置にアームレスト部7がシートバック2側に
向けて突出し、図示しない乗員のアームを支持可能であ
る。符号8はヘッドレスト、符号9はリクライニング装
置である。
【0019】前記シートバック2は、図3及び図4に示
すように、サイドエアバッグ装置A/Bがスタッドボル
ト28及びナット29により固設されてなる「シートフ
レーム」としてのシートバックフレーム10と、前記サ
イドエアバッグ装置A/Bのバッグ25が膨張展開する
側から覆ってなる「クッション体」としてのクッション
パッド11及びサイドクッション12と、該クッション
パッド11及びサイドクッション12を覆う「表皮材」
としての第1表皮14と、前記サイドクッション12に
連続するスラブウレタン状の緩衝部材13を覆う「表皮
材」としての第2表皮15と、前記クッションパッド1
1を後ろ側RRから支持するS字スプリング37と、前
記第2表皮15の開放端部15aを後ろ側RRから覆う
バックプレート38とを少なくとも備えてなる。
【0020】前記バッグ25の膨張方向に対向した位置
に配される第1表皮14と第2表皮15との間には、前
記サイドエアバッグ装置A/Bのバッグ25の膨張展開
力により開裂可能なる開裂部17が形成されてなり、該
開裂部17と前記シートバックフレーム10との間に
は、前記サイドエアバッグ装置A/Bを囲んでなると共
に前記第1表皮14及び第2表皮15より伸縮率が低く
且つ強度の高い布製の補強部材18、19が配されてな
る。該開裂部17に対向した位置に配されるサイドクッ
ション12には、薄肉部12aが形成されてなる。
【0021】前記サイドエアバッグ装置A/Bは、図示
しない衝突センサなどよりの信号により点火可能なるイ
ンフレータ21が内部に収納された筒状のホルダ22
と、該ホルダ22の噴出し口23に導入部24を臨むよ
うに配され且つ常時は折り畳まれると共に前記インフレ
ータ21より噴出されたガスにより膨張可能なる前記バ
ッグ25と、前記ホルダ22及びバッグ25を覆うと共
に前記バッグ25の膨張により開裂可能なる開口部26
を有するケース27とよりなる。
【0022】前記ホルダ22は、シートバックフレーム
10の側面10aに、バッグ25の導入部24の折り返
した端部と共に挿入された前記スタッドボルト28に螺
合したナット29により配設されてなる。この時、該ホ
ルダ22の噴出し口23は、前側FRを向いて配設され
てなる。
【0023】前記開裂部17と前記シートバックフレー
ム10との間には、前記サイドエアバッグ装置A/Bを
囲んでなると共に前記第1表皮14及び第2表皮15よ
り伸縮率が低く且つ強度の高い補強部材18、19が配
されてなる。即ち、前記第1表皮14及び第2表皮15
の開裂部17の両縁部14b,15bには、前記双方の
補強部材18、19のそれぞれの一端部18a,19a
が予めそれぞれ縫製により結合されてなり、前記双方の
補強部材18、19それぞれの他端部18b、19b
は、第2表皮15の開放端部15a近傍で後述する連結
具16及び係合部20により相互に結合してなる。前記
連結具16及び係合部20により「連結手段」を構成す
る。
【0024】前記「クッション体」としてのクッション
パッド11は、前記シートバックフレーム10の前側面
10bを覆うと共に図示しない乗員の背中の後ろ側RR
(「シートフレーム」がシートクッションフレームの場
合は、乗員の大腿部の下側)を保持することが可能であ
り、「一般部」でもある。前記「クッション体」として
のサイドクッション12は、該「一般部」であるクッシ
ョンパッド11の両側に配されて、乗員の背中の側部
(「シートフレーム」がシートクッションフレームの場
合は、乗員の大腿部の側部)を保持することが可能であ
り、「サイド部」でもある。前記「一般部」であるクッ
ションパッド11と前記サイドエアバッグ装置A/Bを
覆う側の「サイド部」であるサイドクッション12との
境には、前記補強部材18が貫通可能なるように断続的
にスリット30が形成されてなる。換言すると、前記サ
イドエアバッグ装置A/Bが配されない側のクッション
パッド11とサイドクッション12との境には、スリッ
ト30が形成されない。
【0025】前記係合部20は、前記補強部材18の他
端部18bに形成されてなり、前記補強部材18の他端
部18bを折り返して縫製することで閉ループ状に形成
されてなる。前記連結具16は、前記係合部20を貫通
させた棒状をなし、一方に大きな径の頭部が形成されて
なり、他方に図示しないEリングが係合されてなること
で、係合部20から抜け落ちないように形成されてな
る。
【0026】以上説明したように、構成されてなるの
で、インフレータ21が、図示しない衝突センサによる
信号により点火してホルダ22の噴出し口23よりガス
が、噴出することで、前記バッグ25が高圧になり膨張
してケース27の前側FRの開口部26を開く方向に変
形させる。
【0027】該ケース27の変形により、ますます膨張
されたバッグ25が、補強部材18,19を内側から押
し出すことになり、補強部材18,19に張力がすぐに
発生させることができる。つまり、開裂部17に張力が
集中することになるので、シート1の開裂部17を容易
に開裂させることができる。しかも、この補強部材1
8,19双方の他端部18b、19bは、第2表皮15
の開放端部15a近傍で連結具16及び係合部20によ
り相互に結合してなるので、補強部材18,19の取り
付け時にクッションパッド11及びサイドクッション1
2や第1表皮14及び第2表皮15に邪魔されず、補強
部材18,19のシート1への取り付け作業を簡易なも
のにすることができる。
【0028】また、クッションパッド11と、前記サイ
ドエアバッグ装置A/Bを覆う側のサイドクッション1
2との境に、前記補強部材18,19が貫通可能なるス
リット30が形成されてなるので、クッションパッド1
1及びサイドクッション12を分割せずに形成できるこ
とになり、分割された場合に比較して、安価なものとな
る。
【0029】また、前記補強部材18,19の他端部1
8b、19bに形成した係合部20と、該係合部20を
貫通させた棒状の連結具16とよりなるので、確実且つ
簡易に補強部材18,19の他端部18b、19bを連
結できることになる。
【0030】また、前記係合部20は、前記補強部材1
8,19の他端部18b、19bを折り返して縫製する
ことで閉ループ状に形成されてなるので、係合部20の
形成が特別な部品無しに簡単な構造で形成できるから、
安価である。
【0031】この状態で、サイドクッション12は、薄
肉部12aで開裂するので、バッグ25は、シート1か
ら外部に膨出して乗員を保護可能となる。
【0032】また、該バッグ25が、図1に示すような
形状をしている場合、即ち、バッグ25自体が略L字状
をなし、インフレータ21に近い側の第1袋25aで直
角に曲がり、該曲がり部にインフレータ21のガスを導
く図示せぬ隔壁を介して第2袋25bに連通している場
合、膨張したバッグ25は、乗員の胸及び頭部を保護す
ることが可能となる。
【0033】図9に示すクリップ31は、「連結手段」
としての係合部20に代わるもので、前記補強部材1
8,19の他端部18b、19bに支持してなる鈎状を
なす。該クリップ31の中空部に前記連結具16が係合
可能である。
【0034】かかる構成によれば、前記クリップ31を
形成する材料の選択によっては、強度を著しく増すこと
ができる。
【0035】図10に示す連結具32は、コの字状をな
す弾性力を有する部材より形成されてなり、それぞれの
棒状部材32a,32bが、前記係合部20或いはクリ
ップ31(この実施形態では係合部20のみを示す)の
中空部に係合可能である例を示す。また、図11に示す
連結具33は、コの字状をなすと共に自由端部が外側を
向く形状に形成されてなる弾性力を有する部材より形成
されてなり、それぞれの棒状部材33a,33bが、前
記係合部20或いはクリップ31(この実施形態では係
合部20のみを示す)の中空部に係合可能である例を示
す。
【0036】かかる構成によれば、前記連結具32,3
3は、弾性力を有するコの字状の部材より形成されて、
連結具32,33が撓み得るので、常時において、前記
第1表皮14、第2表皮15が補強部材18,19によ
って引かれ過ぎて、前記第1表皮14、第2表皮15の
表面に引けが発生するようなおそれがない。なお、実施
の形態においては、自動車用シートについて説明した
が、これに限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のエアバッグ装置を搭載し
たシートを後ろ側から見た斜視図である。
【図2】図1のシートの正面図である。
【図3】図2のSA−SA線に沿った断面図である。
【図4】図3の補強部材の他端部の係合支持前の状況を
示す断面図である。
【図5】図3のB部拡大断面図である。
【図6】図3のシートと補強部材との関係を説明する分
解斜視図である。
【図7】図3の矢視Cにかかる斜視図である。
【図8】図3のサイドエアバッグ装置のバッグが、シー
ト外に膨出した状態を示す断面図である。
【図9】補強部材の他の実施形態を示す斜視図である。
【図10】連結具の他の実施形態を示す斜視図である。
【図11】連結具の更に他の実施形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 シート 2 シートバック 3 シートクッション 10 「シートフレーム」としてのシートバックフレー
ム 11 「クッション体」としてのクッションパッド 12 「クッション体」としてのサイドクッション 14 「表皮材」としての第1表皮 15 「表皮材」としての第2表皮 16 「連結手段」としての連結具 17 開裂部 18、19 補強部材 20 「連結手段」としての係合部 25 バッグ A/B サイドエアバッグ装置
フロントページの続き (72)発明者 成田 雅則 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 前田 佳則 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3B087 CD04 DB02 DE03 3D054 AA06 AA07 AA21 BB23 BB24 BB30 DD28 EE14 EE20 FF17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドエアバッグ装置が固設されてなる
    シートフレームと、前記サイドエアバッグ装置のバッグ
    を該バッグが膨張展開する側から覆う表皮材とを少なく
    とも備え、前記バッグの膨張方向に対向した位置の表皮
    材には、前記サイドエアバッグ装置のバッグの膨張展開
    力により開裂可能なる開裂部が形成されてなり、該開裂
    部と前記シートフレームとの間には、前記エアバッグ装
    置を囲んでなると共に前記表皮材より伸縮率が低く且つ
    強度の高い補強部材が配されてなる車両用シートであっ
    て、 前記表皮材の開裂部の両縁部には、別々の前記補強部材
    の一端部がそれぞれ結合されてなり、前記補強部材双方
    の他端部は表皮材の開放端部近傍で連結手段により相互
    に結合してなることを特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用シートであっ
    て、 前記シートフレーム及び前記サイドエアバッグ装置と前
    記表皮材との間にクッション体を有し、該クッション体
    は、前記シートフレームの前側を覆うと共に乗員の背中
    の後ろ側或いは大腿部の下側を保持可能なる一般部と、
    該一般部の両側に配されて乗員の背中或いは大腿部の側
    部を保持可能なるサイド部とよりなり、前記一般部と前
    記サイドエアバッグ装置を覆う側のサイド部との境に、
    前記補強部材が貫通可能なるスリットが形成されてなる
    ことを特徴とする車両用シート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の車両用シ
    ートであって、 前記連結手段は、前記補強部材の他端部に形成した係合
    部と、該係合部を貫通させた棒状の連結具とよりなるこ
    とを特徴とする車両用シート。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車両用シートであっ
    て、 前記係合部は、前記補強部材の他端部を折り返して縫製
    することで閉ループ状に形成されてなることを特徴とす
    る車両用シート。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の車両用シートであっ
    て、 前記係合部は、前記補強部材の他端部に支持してなる鈎
    状のクリップでもって形成されてなることを特徴とする
    車両用シート。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項に記載の車
    両用シートであって、 前記連結具は、弾性力を有するコの字状の部材より形成
    されてなることを特徴とする車両用シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196986A (ja) * 2005-12-28 2007-08-09 Mazda Motor Corp エアバッグユニットを備えた車両用シート
JP2012236519A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Delta Kogyo Co Ltd 車両用シート

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