JP2000334793A - プリプラ式射出装置における計量方法 - Google Patents

プリプラ式射出装置における計量方法

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JP2000334793A JP2000180414A JP2000180414A JP2000334793A JP 2000334793 A JP2000334793 A JP 2000334793A JP 2000180414 A JP2000180414 A JP 2000180414A JP 2000180414 A JP2000180414 A JP 2000180414A JP 2000334793 A JP2000334793 A JP 2000334793A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリュ回転停止後の残留圧力による計量変
動を、プランジャの停止位置をモニターして、樹脂路を
閉弁することにより安定化させる。 【解決手段】 射出用のプランジャ10を内装した射出
シリンダ12に、可塑化用のスクリュ20を回転自在に
内装した可塑化シリンダ22を並設する。射出シリンダ
12と可塑化シリンダ22とを逆止弁28を備えた樹脂
路3により連通する。樹脂路3を経て可塑化シリンダ側
から射出シリンダ12に可塑化樹脂を圧送して計量を行
う。プランジャ10の正規の計量停止位置を基準にし
て、その前方にスクリュ20の回転停止位置を予め設定
する。その位置にてスクリュ回転を停止して可塑化を止
める。その後は残留圧力による樹脂の流れによる計量と
して、後退するプランジャ10の停止位置をモニターす
る。その停止位置にプランジャ10が達したときに逆止
弁28を閉弁して計量を完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、合成樹脂の射出
成形に用いるプリプラ式射出装置における計量方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にプリプラ式射出装置は、射出用
のプランジャを内装した射出シリンダに、可塑化用のス
クリュまたはプランジャ等の可塑化部材を内装した可塑
化シリンダを並設するとともに、可塑化シリンダの先端
を大径で短い筒体等を介して射出シリンダの先端部に接
続し、その筒体等を樹脂路として可塑化シリンダで溶融
混練(以下可塑化と称する)した樹脂を射出シリンダの
前部に計量してのち、プランジャの前進により射出を行
う構成からなる。
【0003】またプリプラ式射出装置では、射出圧力に
より計量樹脂の一部が可塑化シリンダ側へ逆流し、その
分だけ計量樹脂が目減りするので、これを防止する閉鎖
手段を可塑化シリンダの先端の流出路または樹脂路等に
設けることが好ましいとされている。
【0004】この閉鎖手段としては、弁体の後面を外部
に設けたばね部材により可動ピンを介して、樹脂路の可
塑化シリンダ側に形成した弁座に常時弾圧し、可塑化シ
リンダからの樹脂圧のみにより開弁するようにして、射
出シリンダからの樹脂の逆流を防止するバルブ方式と、
計量完了時にスクリュを前進して、スクリュ先端面によ
り可塑化シリンダの先端部内を押して閉鎖するスクリュ
方式とがある。しかしそのいずれも閉弁は、その目的が
計量樹脂の逆流防止にあることから、閉弁は射出開始時
に行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プリプラ式射出装置で
は、可塑化部材の前進移動または回転により樹脂の可塑
化と圧送とを行っている。このため可塑化部材を止めて
樹脂の可塑化を停止しても射出シリンダ側への樹脂の流
れが残る。この流れは可塑化部材がスクリュの場合、ス
クリュ径36mm,回転数100rpm ,背圧5kg/cm2
樹脂GPPS,計量20mmで約2mmに相当する量が射出
シリンダ側へ流出する。
【0006】この可塑化停止後の樹脂の流量は、計量の
上では余剰なものとなり、また流量は常に一定というも
のではなく、一回ごとに異なるものであるから、予めそ
の流量を見込んで計量を行うこともできない。この計量
のバラツキは射出充填量のバラツキとなり、寸法精度を
要する成形品の成形では不良品の発生原因となる。
【0007】この発明は上記課題を解決するために考え
られたものであって、その目的は、逆流防止に採用され
ている逆止弁を、可塑化停止後の樹脂の流れの防止に利
用す一方、スクリュ回転停止後の残留圧力による過剰計
量を、プランジャの停止位置をモニターして樹脂路を閉
弁することにより防止し、これにより常に計量の安定化
を図り得るプリプラ式射出装置における計量方法を提供
することにある。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、射出用のプランジャを内装した射出シリンダに、可
塑化用のスクリュを回転自在に内装した可塑化シリンダ
を並設するとともに、射出シリンダと可塑化シリンダと
を逆止弁を備えた樹脂路により連通し、その樹脂路を経
て可塑化シリンダ側から射出シリンダに樹脂を圧送して
計量を行い、上記スクリュの回転停止により可塑化を停
止するプリプラ式射出装置において、上記プランジャの
正規の計量停止位置を基準にして、その前方に上記スク
リュの回転停止位置を予め設定し、その位置にてスクリ
ュ回転を停止して可塑化を止め、その後は残留圧力によ
る樹脂の流れによる計量として、後退するプランジャの
停止位置をモニターし、その停止位置に達したときに上
記逆止弁を閉弁し、計量を完了するというものである。
【0009】また、そこに採用される逆止弁は、上流側
に作動して樹脂路を閉弁する弁体を備えた逆止弁、また
は定位置で回転して樹脂路を閉弁する弁体を備えた逆止
弁とするものである。
【0010】この発明では、スクリュ回転停止後のプラ
ンジャの停止位置をモニターして逆止弁を閉弁し、可塑
化シリンダ側からの樹脂の流れを遮断するので、射出シ
リンダに計量される樹脂量は常に一定となる。
【0011】また逆止弁は閉弁作動に際して、該逆止弁
より下流の樹脂を加圧することはないから、下流側に作
動して閉弁を行う場合に生じ易い弁体による樹脂の送込
みが防止され、射出シリンダに計量される樹脂量が更に
安定するようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明を、スクリュを可塑
化部材とするプリプラ式射出装置について説明する。
【0013】図中1は射出装置、2は射出装置の上に並
設した可塑化装置で両装置は先端部にわたり設けた樹脂
路3により連通している。
【0014】上記射出装置1は射出用のプランジャ10
を進退自在に内装し、かつ先端にノズル11を備える射
出シリンダ12と、その射出シリンダ12の後端に連設
してピストン13を上記プランジャ10に連結した射出
用の油圧シリンダ14とから構成されている。
【0015】上記射出シリンダ12は、先端部のプラン
ジャ前進限に当たる上部に、上記樹脂路3の流入路15
を有し、その流入路15は射出シリンダ12の先端部1
2aの内周面に向け傾斜形成されて、樹脂路3からの可
塑化樹脂を内周面に沿って流動するようにしてある。
【0016】また射出シリンダ12のプランジャストロ
ークよりも後方の上下には樹脂抜き穴16が設けてあ
り、その樹脂抜き穴16の後のシリンダ周囲までバンド
ヒーター17を設けてヒーターゾーンを長く設定してあ
る。
【0017】上記可塑化装置2は、可塑化用のスクリュ
20を回転自在に内装し、かつ先端に流出路21を有す
る可塑化シリンダ22と、その可塑化シリンダ22を保
持する後端部の保持シリンダ23と、その保持シリンダ
23の後端に連結したスクリュ前進後退用の油圧シリン
ダ24及び該油圧シリンダ24の後端に取付けたスクリ
ュ20の回転駆動装置25とから構成されている。
【0018】この回転駆動装置25の駆動軸25aは、
後端部を油圧シリンダ24のピストン24aに貫挿し、
かつ軸方向に可動自在に上記保持シリンダ23の内部に
軸承した回転軸23aと連結し、その回転軸23aの先
端に上記スクリュ20の後端が連結してある。また回転
軸23aは部材23bを介して上記ピストン24aと軸
方向のみ可動するように連結され、該ピストン24aと
共に進退移動して、スクリュ10を進退移動する。また
上記部材23bにはスクリュ20の前進移動を一定範囲
に制限するストッパー部材23cが取付けてある。
【0019】上記可塑化シリンダ22の外周囲にはバン
ドヒーター26が取付けてあり、保持シリンダ23と嵌
合した可塑化シリンダ22の後端部には供給穴27が上
向きに設けてある。
【0020】また上記スクリュ20の先端には、先端形
状が円錐形できのこ形の弁体による逆止弁28が取付け
てある。この逆止弁28が位置する可塑化シリンダ22
の先端部内は、弁体先端と対応する凹所に形成されて、
該逆止弁28の周囲に上記流出路21と連通する所要の
流路を形成しており、逆止弁28の傾斜後面が臨むシリ
ンダ側に環状の弁座29が設けてある。
【0021】上記流路は樹脂によって異なるが、逆止弁
28の直径が36mmの場合、少なくとも逆止弁28と弁
座29との間に1.0mm〜1.5mmの流通間隙21aが
形成され、なおかつ逆止弁28と凹所壁面との間に充分
な流路が形成されるように設計されている。上記流通間
隙21aが0.5mm以下では可塑化シリンダ内の発熱が
大きく、2.0mm以上では閉弁に時間が掛かり、計量し
た樹脂の逆流防止が不完全となり易い。
【0022】上記樹脂路3は細管30によるもので外周
囲にバンドヒーター31を備え、上部内には所要のミキ
シング部材32を有する。また細管30は射出シリンダ
12の上記流入路15と可塑化シリンダ22の上記流出
路21とにわたりジョイント30a,30bをもって斜
めに設けられている。
【0023】上記射出装置1と可塑化装置2は、上記油
圧シリンダ14の上に設けた支持台18に上記保持シリ
ンダ23を載置固定して上下2段に一体的に連結され、
型締装置の固定盤4にノズルタッチシリンダ5を介して
連結した摺動自在なベースブロック6に、射出装置1の
上記油圧シリンダ14を載置固定して機台7の上に設置
してある。
【0024】図4及び図5は、逆止弁の他の実施形態を
示すもので、図4は樹脂路3の上流にあたる可塑化シリ
ンダ22の先端部内の流出路21にロータリーバルブ4
0による逆止弁を設けた場合で、このロータリーバルブ
40は可塑化シリンダ22の上に並設した油圧シリンダ
41のピストン42に回動自在に軸承したレバー43に
連結され、ピストン42の往復運動に伴うレバー43の
揺動により回動して、上記流出路21を開閉する。この
ため開閉作動は流出路21の樹脂を加圧することなく行
われ、閉弁に際する樹脂の下流側への送り込みが防止さ
れる。
【0025】図5は樹脂路3の下流にあたる射出シリン
ダ12の先端部内の流入路15に上流側に移動して樹脂
路3を閉弁する弁体50による逆止弁を設けた場合で、
該弁体50は射出シリンダ12に固定して樹脂路3の上
に縦に設けた油圧シリンダ51により上下に作動する。
弁体50は前後両面が円錐面に形成された独楽状のもの
で、上下動自在に樹脂路3に上方から挿入したロッド5
2の先端に一体に取り付けてある。ロッド52は上記油
圧シリンダ51の下向きのピストン53に連結され、該
ピストン53の往復運動により弁体50は上下に開閉作
動する。閉弁はロッド52が引き上げられた時に行われ
るので、閉弁に際して下流側へ樹脂を送り込むようなこ
とはない。
【0026】次に図1に示す実施形態により計量動作を
説明する。上記油圧シリンダ24の後室側に圧油を供給
して、ピストン24a及び回転軸23aと共にスクリュ
20を前進(1.0mm)し、傾斜後面を弁座29から離
して開弁する。ほぼ同時に回転駆動装置25により回転
軸23aと一緒にスクリュ20を回転する。これにより
供給穴27から可塑化シリンダ22に送り込まれた材料
樹脂が、バンドヒーター26による加熱とスクリュ20
の回転とにより可塑化されて順次前方へと圧送され、さ
らに逆止弁28と弁座29との間の間隙から流通間隙と
接続した流出路21を経て可塑化樹脂路3に圧送され
る。
【0027】樹脂路3ではミキシング部材32により樹
脂の細分化と交ぜ合わせが繰返し行われて、樹脂は一層
可塑化されまたは混色されながら上記流入路15へと流
動してゆく。さらに樹脂は傾斜した流入路15により射
出シリンダ12内に斜めに流入するようになり、プラン
ジャ10の先端面を加圧して、該プランジャ10を後退
移動させながらシリンダ先端部内に蓄積される。この蓄
積はプランジャ10が設定位置に後退するまで行われ
る。
【0028】プランジャ10が計量停止位置まで後退し
て停止とすると、スクリュ20の回転が停止され、樹脂
の可塑化が一時的に止まる。その後に油圧シリンダ24
の前室に圧油を供給してスクリュ20を強制的に後退移
動する。これにより逆止弁28は樹脂路3に対し上流側
に移動して、傾斜背面を弁座29に強く接して閉弁し、
可塑化シリンダ22の先端部内を遮断して樹脂の流れを
止め、スクリュ20の回転停止後における射出シリンダ
側への樹脂の流入が防止される。
【0029】また上記閉弁はスクリュ20の後退による
ものであるから、弁体前面側の樹脂の押出もなく、した
がってプランジャ10の計量停止位置が安定する。この
結果、射出シリンダ12のプランジャ前部に予め設定さ
れた分量の樹脂が蓄積されることになる。
【0030】背圧力が高く逆止弁28より先方の樹脂に
樹脂圧が大きく作用しているような場合には、逆止弁2
8を閉じても残留樹脂圧により樹脂が射出シリンダ側に
流入して過剰計量となる。そこでスクリュ回転停止後の
プランジャ10の停止位置をモニターし、その位置を計
量停止位置として逆止弁28の閉弁を上記と同様な手段
により行う。
【0031】またこの場合には、プランジャ10の正規
の計量停止位置を基準にして、その前方にスクリュ回転
停止位置を予め設定し、その位置にプランジャ10が後
退したことを検出してスクリュ回転を停止し可塑化を止
める。その後は残留圧力による樹脂の流れによる計量と
し、プランジャ10が正規の計量停止位置に達したとき
にスクリュ20を上記と同様に後退移動して閉弁し、計
量を完了する。
【0032】これまでの工程を一般に計量と称してお
り、その後に計量した樹脂の射出が行われる。上記逆止
弁28を閉じた状態でプランジャ10を前進移動する
と、射出シリンダ内の樹脂はノズル11から金型(図示
せず)に射出充填される。プランジャ10による射出圧
力は上記樹脂路3に残存している樹脂を介して可塑化シ
リンダ側にも作用するようになる。しかし逆止弁28は
閉弁状態にあるので可塑化シリンダ側への樹脂の逆流は
防止され、計量樹脂の全量がノズル11から射出され
る。
【0033】射出工程の完了が確認されると、上記油圧
シリンダ14によりスクリュ20が前進して開弁を行
い、また回転駆動装置25により回転して新たな樹脂の
計量を開始する。
【0034】上記作動説明はスクリュを利用して先端の
逆止弁の開閉を行うものであるが、図1における逆止弁
28に代えて、図4,図5に示す逆止弁40.50ある
いは電磁作動の同様な逆止弁を採用しても、上記と同様
な動作により計量を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】この発明は上述のように、上記プランジ
ャの正規の計量停止位置を基準にして、その前方に上記
スクリュの回転停止位置を予め設定し、その位置にてス
クリュ回転を停止して可塑化を止め、その後は残留圧力
による樹脂の流れによる計量として、後退するプランジ
ャの停止位置をモニターし、その停止位置に達したとき
に上記樹脂路を閉弁し、計量を完了することから、射出
用のプランジャの計量停止位置が安定し、各ショットご
との樹脂の計量にバラツキがなく、また射出時には逆止
弁により計量樹脂の可塑化シリンダ側への逆流が防止さ
れるので、射出する樹脂の量も安定し、計量樹脂の多寡
による不良成形を防止することができる。
【0036】また背圧力が高い樹脂の計量においても、
射出プランジャの計量停止位置の安定化を図ることがで
きるので、樹脂や可塑化条件に影響されず計量をショッ
トごとに正確になすことがてき、閉弁に際する樹脂の下
流側への送り込みも防止されるので、閉弁によって計量
に誤差が生ずることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るプリプラ式射出装置の縦断面
図である。
【図2】 同上の可塑化装置の先端部の閉弁状態におけ
る縦断面図である。
【図3】 同上の可塑化装置の先端部の開弁状態におけ
る縦断面図である。
【図4】 逆止弁にロータリーバルブを採用した場合の
要部縦断面図である。
【図5】 逆止弁に上流側に作動して樹脂路を閉弁する
弁体を採用した場合の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 射出装置 2 可塑化装置 3 樹脂路 10 射出用のプランジャ 12 射出シリンダ 12a 射出シリンダ先端部 15 流入路 20 可塑化用のスクリュ 21 流出路 22 可塑化シリンダ 22a 可塑化シリンダ先端部 23a 回転軸 23c ストッパー部材 24 油圧シリンダ 24a ピストン 25 回転駆動装置 28 逆止弁 29 弁座 40 ロータリーバルブ 50 弁体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出用のプランジャを内装した射出シリ
    ンダに、可塑化用のスクリュを回転自在に内装した可塑
    化シリンダを並設するとともに、射出シリンダと可塑化
    シリンダとを逆止弁を備えた樹脂路により連通し、その
    樹脂路を経て可塑化シリンダ側から射出シリンダに樹脂
    を圧送して計量を行い、上記スクリュの回転停止により
    可塑化を停止するプリプラ式射出装置において、 上記プランジャの正規の計量停止位置を基準にして、そ
    の前方に上記スクリュの回転停止位置を予め設定し、そ
    の位置にてスクリュ回転を停止して可塑化を止め、その
    後は残留圧力による樹脂の流れによる計量として、後退
    するプランジャの停止位置をモニターし、その停止位置
    にプランジャが達したときに上記逆止弁を閉弁し、計量
    を完了することを特徴とするプリプラ式射出装置におけ
    る計量方法。
  2. 【請求項2】 上記逆止弁は上流側に作動して樹脂路を
    閉弁する弁体を備えることを特徴とする請求項1記載の
    プリプラ式射出装置における計量方法。
  3. 【請求項3】 上記逆止弁は定位置で回転して樹脂路を
    閉弁する弁体を備えることを特徴とする請求項1記載の
    プリプラ式射出装置における計量方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005014573A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Japan Steel Works Ltd:The スクリュプリプラ式射出成形方法及び装置
JP2007136793A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Matsushita Electric Works Ltd 射出成形装置
CN101830028A (zh) * 2009-12-25 2010-09-15 宁波海天北化科技有限公司 一种以石料为主的复合材料的注射成型方法及注射成型设备

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