JP2000333491A - モーター制御装置 - Google Patents

モーター制御装置

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JP2000333491A
JP2000333491A JP11138432A JP13843299A JP2000333491A JP 2000333491 A JP2000333491 A JP 2000333491A JP 11138432 A JP11138432 A JP 11138432A JP 13843299 A JP13843299 A JP 13843299A JP 2000333491 A JP2000333491 A JP 2000333491A
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JP
Japan
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voltage
linear motor
motor
power supply
drive
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JP11138432A
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Inventor
Ryuji Abe
龍二 阿部
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 元電源の状態に応じてリニアモーターのモー
ター駆動制御を行う。 【解決手段】 メカのポジション移動等のためにリニア
モーターを動作させる場合、メカコン20は、元電源1
0の元電圧Vbattを確認する。元電圧Vbattが
予め決められたリニアモーター駆動が可能な所定の電圧
値の範囲内にあるとき、元電圧Vbattの値に応じて
PWMデューティーを設定する。設定されたPWMデュ
ーティーは駆動制御信号として、リニアモータードライ
バー40に出力する。リニアモータードライバー40
は、駆動制御信号に従って、電圧レギュレータ30から
供給されるモーター駆動電圧Vmをリニアモーター50
に供給し、リニアモーター50を動作させる。元電圧V
battが所定の範囲外の場合は、駆動ができないこと
をユーザーに通知する。例えば、「電源ダウン」を表示
し、ユーザーに伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモーター制御装置に
関し、特にメカのポジション移動に用いられるリニアモ
ーターの制御を行うモーター制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダ(以下、V
TRとする)等のメカデッキ制御では、動作制御のため
にメカのポジション移動が必要であり、このメカポジシ
ョンを移動させるためにリニアモーターが用いられてき
た。
【0003】このようなリニアモーターのモーター制御
について説明する。リニアモーターの駆動を制御する駆
動制御部は、リニアモーターに対してある所定のモータ
ー駆動電圧をかけてモーターの駆動を行う。図5は、従
来のモーター駆動電圧(定電圧駆動)を示した図であ
る。図に示したように、リニアモーターは一定のモータ
ー駆動電圧Vmで定電圧駆動されている。もしくは、速
度制御のためにパルス幅変調(以下、PWMとする)駆
動される。このモーター駆動電圧Vmは、元電源から電
圧レギュレータにより生成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のモーター
制御装置は、元電源の電力低下により動作不良を引き起
こしたり、あるいはまだ電力に余力があるにもかかわら
ず動作不能となってしまうという問題がある。
【0005】上記説明のように、従来のモーター制御装
置は、リニアモーターを定電圧駆動するか、もしくは速
度制御のためにPWM駆動している。例えば、元電源が
電池であった場合、経時変化により電圧が降下してく
る。このように電力が落ちてきたような場合であって
も、リニアモーターを駆動するための駆動電力は変化し
ない。このため、元電源の電圧がモーター駆動電圧Vm
近辺まで降下した場合であっても、リニアモーターを消
費電量の大きい状態で駆動することになる。このとき、
元電源は十分な電力を供給できないために電圧がさらに
降下し、電圧レギュレータの効率レベルを割り込む。す
ると電圧レギュレータはモーター駆動電圧Vmの設定電
圧を保持できなくなり、リニアモーターの動作に支障が
出て、動作不良を引き起こす。
【0006】また、このような不具合を避けるために、
元電源の電源電圧が所定の値以下となった場合や、電圧
レギュレータが設定電圧を保持できなくなった場合に、
動作不能として動作を拒否する装置もある。この場合、
まだ余力のある電源電圧であっても、動作不能として動
作が拒否されてしまう。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、元電源の状態に応じてリニアモーターのモー
ター駆動制御を行うモーター制御装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、メカのポジション移動に用いられるリニ
アモーターの制御を行うモーター制御装置において、経
時変化により供給電圧が降下する元電源と、前記元電源
の電圧値を参照し、前記電圧値に応じてリニアモーター
をPWM駆動制御するモーター制御手段と、を有するこ
とを特徴とするモーター制御装置、が提供される。
【0009】このような構成のモーター制御装置では、
元電源から所定のモーター駆動電源を生成し、リニアモ
ーターを動作している。この元電源は電池等であり、経
時変化により電源の供給する供給電圧が降下する。モー
ター制御手段では、元電源の電圧値を参照し、電圧値の
大きさに応じて、モーターを駆動するモーター駆動電圧
のPWMデューティーを変化させるPWM駆動制御を行
う。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
あるモーター制御装置の構成図である。
【0011】本発明に係るモーター制御装置は、モータ
ー電源生成に用いられる元電源10と、元電源10の電
圧を参照しPWM駆動制御するメカニズムコントロール
マイコン(以下、メカコンとする)20と、モーター電
源を生成する電圧レギュレータ30と、モーター駆動を
行うリニアモータードライバー40と、リニアモーター
50と、から構成される。
【0012】元電源10は、電池等の経時変化により供
給電圧が降下する電源であり、電圧Vbattを電圧レ
ギュレータ30に供給している。メカコン20は、元電
源10の電圧Vbattを参照し、電圧値に応じてリニ
アモーターをPWM駆動制御するモーター制御手段であ
る。メカコン20では、電圧値の大きさに応じて、モー
ターを駆動するモーター駆動電圧のPWMデューティー
を変化させ、駆動制御信号としてリニアモータードライ
バー40へ出力する。電圧レギュレータ30は、元電源
10から電圧Vbattの供給を受け、ある設定された
モーターを駆動する電圧(Vm)のモーター駆動電圧を
生成し、リニアモータードライバー40に供給する。リ
ニアモータードライバー40は、メカコン20の駆動制
御信号に従い、リニアモーター50に対してモーター駆
動電圧Vmを掛けてモーター駆動を行う。リニアモータ
ー50は、リニアモータードライバー40からのモータ
ー駆動信号を受けて動作を行う。
【0013】このような構成のモーター制御装置の動作
について説明する。メカのポジション移動等のためにリ
ニアモーターを動作させる場合、メカコン20は、元電
源10の元電圧Vbattを確認する。元電圧Vbat
tが予め決められたリニアモーター駆動が可能な所定の
電圧値の範囲内にあるとき、元電圧Vbattの値に応
じてPWMデューティーを設定する。設定されたPWM
デューティーは駆動制御信号として、リニアモータード
ライバー40に出力する。リニアモータードライバー4
0は、駆動制御信号に従って、電圧レギュレータ30か
ら供給されるモーター駆動電圧Vmをリニアモーター5
0に供給し、リニアモーター50を動作させる。元電圧
Vbattが所定の範囲外の場合は、駆動ができないこ
とをユーザーに通知する。例えば、「電源ダウン」を表
示し、ユーザーに伝える。
【0014】PWMデューティーが50パーセントの場
合について説明する。図2は、本発明の一実施の形態で
あるモーター制御装置のPWMデューティーが50パー
セント時のモーター駆動電圧を示した図である。モータ
ー駆動電圧Vmは、50パーセントのデューティーで出
力されるため、時間的に積分された消費電力41は、定
電圧駆動(100パーセントデューティー)の半分にな
る。このため、電圧レギュレータにかかる負担も半分に
なる。同様にメカコンの設定するPWMデューティーの
値に応じて、消費電力を制御することができる。
【0015】このように、消費電力を削減することによ
って、元電源の寿命を延ばし、さらに電圧レギュレータ
の負担を削減することができる。次に、メカコンの行う
PWMデューティー設定処理について説明する。図3
は、本発明の一実施の形態であるモーター制御装置のP
WMデューティー設定手順のフローチャートである。
【0016】メカコンの処理が開始されると(S1
0)、元電圧Vbattがどの範囲にあるかの判定が順
次行われる。予め、PWMデューティーが100パーセ
ントの定電圧駆動ができるスレショルド電圧1(以下、
Vth1とする。)、PWMデューティーが80パーセ
ントで駆動できるスレショルド電圧2(以下、Vth2
とする。)、及びPWMデューティーが60パーセント
で駆動できるスレショルド電圧3(以下、Vth3とす
る。)の値が決められている。まず、Vth1より大き
いか否かがチェックされる(S11)。元電圧Vbat
tがVth1より大きい場合、十分な電力供給が期待さ
れるので、100パーセントデューティーが設定される
(S12)。元電圧VbattがVth1以下の場合、
Vth2と比較される(S13)。元電圧Vbattが
Vth1以下で、Vth2より大きい場合、若干の電力
降下が考えられるので、80パーセントデューティーが
設定される(S14)。元電圧VbattがVth2以
下の場合、Vth3と比較される(S15)。元電圧V
battがVth2以下で、Vth3より大きい場合
は、60パーセントデューティーが設定される(S1
6)。元電圧VbattがVth3以下の場合、もはや
電源の電力供給が不十分として、リニアモーターの駆動
は行わずに、「電源ダウン」を表示してユーザーに通知
する(S17)。Vth1、Vth2、Vth3は、回
路系の特性から、任意に適当な値を選ぶことができる。
【0017】次に、メカコンの行うPWMデューティー
設定処理の他の実施の形態について説明する。図4は、
本発明の他の実施の形態であるモーター制御装置のPW
Mデューティー設定手順のフローチャートである。
【0018】メカコンの処理が開始されると(S2
0)、元電圧Vbattがどの範囲にあるかの判定が順
次行われる。予め、PWMデューティーが100パーセ
ントの定電圧駆動ができるVth1、元電圧Vbatt
とVth1の比率に応じたPWMデューティーで駆動す
るVth2の値が決められている。まず、Vth1より
大きいか否かがチェックされる(S21)。元電圧Vb
attがVth1より大きい場合、十分な電力供給が期
待されるので、100パーセントデューティーが設定さ
れる(S22)。元電圧VbattがVth1以下の場
合、Vth2と比較される(S23)。元電圧Vbat
tがVth1以下で、Vth2より大きい場合、若干の
電力降下が考えられるので、元電圧VbattとVth
1の比率(Vbatt/Vth1)に従ってPWMデュ
ーティーが設定される(S24)。元電圧Vbattが
Vth2以下の場合、もはや電源の電力供給が不十分と
して、リニアモーターの駆動は行わずに、「電源ダウ
ン」を表示してユーザーに通知する(S25)。
【0019】上記説明の処理により、十分に電力供給が
できる状態であれば、動作の保証をしながら制御を行
い、電力供給に不安があれば、消費電力制御を行いなが
らリニアモーターを動作させることができる。このた
め、全体としてみれば消費電力を削減し、元電源の寿命
を延ばし、電圧レギュレータの負荷を与えない形でモー
ター制御を行うことができる。
【0020】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、モーター制御
装置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み
取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述して
おく。そして、このプログラムをコンピュータで実行す
ることにより、上記処理がコンピュータで実現される。
コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気
記録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させる場
合には、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memor
y)やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラ
ムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接続
されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネット
ワークを通じて他のコンピュータに転送することもでき
る。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内の
ハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メ
インメモリにロードして実行する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、経時変
化により元電源の供給する供給電圧が降下すると、電圧
値の大きさに応じて、モーターを駆動するモーター駆動
電圧のPWMデューティーを変化させるPWM駆動制御
が行われる。このように、元電源電圧を参照してモータ
ーのPWM駆動制御を行うことにより、トータルとして
の消費電力を削減することができる。その結果、元電源
の寿命を延ばすことができ、電圧レギュレータにかかる
負担を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるモーター制御装置
の構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるモーター制御装置
のPWMデューティーが50パーセント時のモーター駆
動電圧を示した図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるモーター制御装置
のPWMデューティー設定手順のフローチャートであ
る。
【図4】本発明の他の実施の形態であるモーター制御装
置のPWMデューティー設定手順のフローチャートであ
る。
【図5】従来のモーター駆動電圧(定電圧駆動)を示し
た図である。
【符号の説明】
10…元電源、20…メカニズムコントロールマイコン
(メカコン)、30…電圧レギュレータ、40…リニア
モータードライバー、50…リニアモーター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メカのポジション移動に用いられるリニ
    アモーターの制御を行うモーター制御装置において、 経時変化により供給電圧が降下する元電源と、 前記元電源の電圧値を参照し、前記電圧値に応じてリニ
    アモーターをパルス幅変調(PWM)駆動制御するモー
    ター制御手段と、 を有することを特徴とするモーター制御装置。
  2. 【請求項2】 前記モーター制御手段は、前記元電源の
    電圧値が所定の範囲内にあるとき、予め決められた所定
    のデューティーでPWM駆動制御を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のモーター制御装置。
  3. 【請求項3】 前記モーター制御手段は、前記元電源の
    電圧値と所定の値との比率に応じてデューティーを設定
    しPWM駆動制御を行うことを特徴とする請求項1記載
    のモーター制御装置。
  4. 【請求項4】 前記モーター制御手段は、さらに前記元
    電源の電圧値がリニアモーター駆動可能な所定の値より
    小さい場合には、リニアモーターの駆動を行わず、駆動
    できないことを通知することを特徴とする請求項1記載
    のモーター制御装置。
JP11138432A 1999-05-19 1999-05-19 モーター制御装置 Pending JP2000333491A (ja)

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