JP2000333483A - モータ制御装置 - Google Patents
モータ制御装置Info
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Abstract
では、例えば速度指令が変化するとその変化に応じたモ
ータ電流が流れ、特に急激に速度指令が大きく加速また
は減速方向に変化した場合には最大の加速電流または減
速電流が流れたり、あるいは速度指令が定常状態に移行
する場合や逆に定常状態から加速あるいは減速状態に切
り替わる時点においてモータ電流が急に変化し、従って
負荷に対して過大なトルク変化を生じるという不具合が
あった。 【解決手段】 この課題を解決するために本発明のモー
タ制御装置は、一定の周期のサンプリング周期毎に処理
を行うディジタルモータ制御システムにおいて、台形の
加速度指令で制限を加えて速度指令入力を台形+S字の
速度指令に変換する変換手段と、実速度との偏差に応じ
てモータへの通電電流を制御するモータ制御手段7を備
えている。
Description
御する制御装置に関するものである。
では、例えば起動スイッチをON/OFFして加速ある
いは減速時に速度指令が急激に変化するような場合にお
いても速度指令を変換しないで与えたり、あるいは一定
の加速度指令で制限を加えていわゆる台形の速度指令に
変換して与えて、モータの実速度との偏差に応じてモー
タの通電電流を制御する構成であった。
度を制御する制御装置では、例えば速度指令が変化する
とその変化に応じたモータ電流が流れ、特に急激に速度
指令が大きく加速または減速方向に変化した場合には最
大の加速電流または減速電流が流れたり、あるいは速度
指令が定常状態に移行する場合や逆に定常状態から加速
あるいは減速状態に切り替わる時点においてモータ電流
が急に変化し、従って負荷に対して過大なトルク変化を
生じるという不具合があった。
単な構成および計算により速度指令入力の急激な変化に
対し滑らかな速度指令と電流・トルク変化が得られるモ
ータ制御装置を提供することを目的とする。
に本発明のモータ制御装置は、一定の周期のサンプリン
グ周期毎に処理を行うディジタルモータ制御システムに
おいて、速度指令入力と比較して台形の加速度指令を決
定し、この加速度指令を基に速度指令を台形+S字の速
度指令として変換し出力する変換手段と、実速度との偏
差に応じてモータへの通電電流を制御するモータ制御手
段を備えている。
は、一定の周期を持ったサンプリング信号を出力する発
振器と、アナログ信号をディジタル信号に変換し速度指
令を出力するA/D変換器と、速度指令を変換して速度
指令1を出力する変換手段と、モータの回転位置を検出
する回転位置検出器と、回転位置検出信号を計数して実
速度信号を出力する実速度測定手段と、前記速度指令1
と実速度信号を比較してモータの通電電流を制御するモ
ータ制御手段とより成り、前記変換手段は制御パラメー
タを記憶したメモリと加速度設定手段と速度指令変換手
段を含み、加速度設定手段は前記制御パラメータに従っ
てサンプリング周期毎に許容される加速度指令の変化値
を単位ステップとする加加速度指令として規定して最大
ステップ数および加加速度指令を出力し、速度変換手段
は前記速度指令との比較により次のサンプリング周期間
の加速度指令を決定し、加速度指令が0以外の場合には
前記加速度指令に基づいて次のサンプリング周期間の速
度指令1を出力し、加速度指令が0の場合には前記速度
指令を速度指令1として出力するように構成されてお
り、速度指令が台形+S字波形に変換されるので電流変
化が滑らかとなり従って滑らかなトルク変化のモータ制
御が可能となる。また定常状態においてディジタル制御
にともなう量子化の誤差を軽減し速度指令入力に忠実な
速度指令に変換するものである。
は規定の速度Srに到達するに要する時間Taと、規定
の速度Srから停止するに要する時間Tdと、最大加速
において加速度指令が変化する時間T1とを備え、加速
度設定手段はステップ数演算手段により最大ステップ数
QmをQm=T1/Tsなる計算式で求め、第1の演算
手段により加速時の加加速度ΔAaをΔAa=Sr/
(Ta×Qm)なる計算式で求め、第2の演算手段によ
り減速時の加加速度ΔAdをΔAd=Sr/(Td×Q
m)なる計算式で求めて出力し、速度指令変換手段はサ
ンプリング周期毎に現在ステップ数Q0に前記Qmの制
限のもとで0、+1、−1を加算して3通りのステップ
数Qkを算出し、各々のQkについて加速度指令が0に
なる時点での到達速度指令を計算し、到達速度指令と速
度指令入力との比較により次のサンプリング周期におけ
るステップ数Qkおよび速度指令1を決定し出力するよ
うにした構成であり、簡単なディジタル制御アルゴリズ
ムに基づき台形+S字の速度指令波形が得られるように
なる。
令変換手段はサンプリング周期毎に新速度指令Vkを現
在速度指令V0を基準として加速時はVk=V0+ΔA
a×Qkなる式で、減速時はVk=V0+ΔAd×Qk
なる式で計算し速度指令1として出力するようにした構
成であり、加速時と減速時と別の加加速度指令に従って
S字部の時間が同じである速度指令が出力されるように
なる。
令変換手段は到達速度指令Vdを加速時はVd=V0+
ΔAa×Qk×(Qk+1)/2なる式で、減速時はV
d=V0+ΔAd×|Qk|×(|Qk|+1)/2な
る式で求めるようにした構成であり、加速時と減速時と
別の加加速度に従って簡単な計算式で最短時間で加速度
が0になる時点の到達速度を計算することが可能とな
る。
周期を持ったサンプリング信号を出力する発振器と、ア
ナログ信号をディジタル信号に変換し速度指令を出力す
るA/D変換器と、速度指令を変換して速度指令1を出
力する変換手段と、モータの回転位置を検出する回転位
置検出器と、回転位置検出信号を計数して実速度信号を
出力する実速度測定手段と、前記速度指令1と実速度信
号を比較してモータの通電電流を制御するモータ制御手
段とより成り、前記変換手段は制御パラメータを記憶し
たメモリと加速度設定手段と速度指令変換手段を含み、
前記メモリは規定の速度Srに到達するに要する時間T
aと、規定の速度Srから停止するに要する時間Td
と、サンプリング周期Ts毎に最大加速および最大減速
において加速度指令が変化する時間T1とを備え、前記
加速度設定手段はステップ数演算手段により最大ステッ
プ数QmをQm=T1/Tsなる計算式で求め、第1の
演算手段により加速時の加加速度指令ΔAaをΔAa=
Sm/(Ta×Qm)なる計算式で求め、第2の演算手
段により減速時の加加速度指令ΔAdをΔAd=Sm/
(Td×Qm)なる計算式で求め、速度指令変換手段に
よりサンプリング周期毎に現在ステップ数Q0に前記Q
mの制限のもとで0、+1、−1を加算して3通りのス
テップ数Qkを算出し、各々のQkについて加速度指令
が0になる時点での到達速度指令を計算し、到達速度指
令と速度指令入力との比較により次のサンプリング周期
におけるステップ数Qkおよび速度指令1を決定し出力
するよう構成されており、加速時と減速時の加加速度指
令を独立して演算して設定された通りのS字時間幅と加
速度を備えた台形+S字の速度指令が得られるようにな
り、滑らかな速度指令に基づく電流制御が行われるディ
ジタルモータ制御システムを構築することが可能とな
る。
令変換手段はサンプリング周期毎に新速度指令Vkを現
在速度指令V0を基準として加速時はVk=V0+ΔA
a×Qkなる式で、減速時はVk=V0+ΔAd×|Q
k|なる式で計算し出力するようにした構成であり、比
較的簡単な計算式により加加速度指令とステップ数から
速度指令に変換されるようになる。
令変換手段は到達速度指令Vdを加速時はVd=V0+
ΔAa×Qk×(Qk+1)/2なる式で、減速時はV
d=V0+ΔAd×|Qk|×(|Qk|+1)/2な
る式で求めるようにした構成であり、加速時と減速時と
別の加加速度に従って簡単な計算式で最短時間で加速度
が0になる時点の到達速度を計算することが可能とな
る。
て説明する。
図を示すものである。
0V〜Vcの速度指令電圧をA/D変換器2に入力す
る。3はモータ4の駆動・停止を指令するスイッチであ
り、ONにすると速度指令電圧を0Vに固定し停止を指
令し、OFFにすると起動を指令する。5はA/D変換
器からのディジタルに変換された速度指令を受けて発振
器6からの一定の周期Tsを持ったパルス状のサンプリ
ング信号に同期してサンプリング周期Ts間の速度指令
に変換して速度指令1を出力する変換手段を示し、7は
モータ4への通電電流を制御するモータ制御手段であ
り、8はモータ軸の回転位置を検出する回転位置検出器
9からのパルス状の回転位置信号を前記サンプリング周
期間計数してモータの実速度信号を出力する速度測定手
段を示し、上記変換手段5、モータ制御手段7の制御部
および速度測定手段8は通常マイクロコンピュータによ
って制御される。
いて図2のタイムチャートを参照して以下に述べる。
されるとモータ4はボリューム1で設定された速度指令
Smに向かって起動される。変換手段5は台形の加速度
指令で近似される加速度指令をもとに速度指令入力Sm
と比較してサンプリング周期Ts毎の速度指令1に変換
し出力する。すなわち、サンプリング周期Ts毎に許容
される加速度指令の変化値を所定の単位ステップの加加
速度として規定しかつ最大加速度指令を加加速度指令の
倍数のステップ数として規定して、加速度指令が0にな
る時点の到達速度指令を演算し、この演算結果と速度指
令Smとの比較により次のサンプリング周期間の加速度
指令を決定し、この加速度指令を基に速度指令1を演算
し出力するように処理され、上記単位ステップの加加速
度指令がサンプリング周期毎に変化している加速度指令
の区間がS字速度指令となり、最大加速度指令で制限さ
れている区間が台形速度指令の脚部に相当する速度指令
となる。このようにして、S字→台形(脚部)→S字→
台形(Sm)の加速における速度指令パターンが速度指
令1として変換器5により変換されて出力され、モータ
制御手段7は速度指令信号1と速度測定手段8からの実
速度信号との偏差に応じてモータ4への通電電流を制御
し速度指令1に略等しい実速度パターンが得られるよう
に動作が行われる。一方、スイッチ1がONされると速
度指令Smは0となるので加速度は負となり、前記と同
様にして速度0に向けてS字→台形(脚部)→S字→速
度0の減速における速度指令パターンが得られる。
にメモリ10および加速度設定手段11および速度指令
変換手段12とで構成されており、以下に図3について
説明する。
が消えないような不揮発性のメモリが使用され、制御パ
ラメータとして図2のタイムチャートにも示されるよう
にS字速度指令時間T1、加速時間Ta、減速時間Td
がオペレータにより設定される。ここで加速時間Taお
よび減速時間Tdは、図3においては速度指令Smと停
止間の時間として表されているが通常上記速度指令Sm
ではなく規定の速度指令値Srとしてメモリ10の制御
パラメータに含められた値が用いられ、即ち加速時間T
aおよび減速時間Tdは加速度を表す制御パラメータに
相当するものとしている。
4のブロック図を参照して述べる。
わせてその滑らかさがS字区間の速度指令時間T1とし
て設定されるとシステムのサンプリング周期Tsとによ
り、ステップ数演算手段13で最大ステップ数QmがQ
m=T1/Tsにより計算され出力される。ここで最大
ステップ数Qmは後述する量子化された加加速度指令Δ
Aのステップ数として整数値に丸められる。一方、制御
パラメータの一つである規定の速度指令Srまでの加速
時間Taが設定されると、第1の加加速度演算手段14
により加速時の加加速度指令ΔAaはΔAa=Sr/
(Ta×Qm)で計算され出力される。即ち加速時の加
加速度指令ΔAaは、サンプリング周期Ts毎に加速度
指令が変化し得る値を示すものである。また同様にし
て、第2の加加速度演算手段15により減速時の加加速
度指令ΔAdはΔAd=Sr/(Td×Qm)で計算さ
れ出力される。
加速時の加加速度指令ΔAaおよび減速時の加加速度指
令ΔAdが決定され、ステップ数確定手段16により速
度指令Smとの比較においてステップ数Qkが決定され
ることになるがこの点について以下に図5(a)、
(b)および図6を用いて説明を加える。
換処理を示すタイムチャートであり(a)は加速時、
(b)は減速時を示しており、同様に図6はフローチャ
ートを示す。
加速時の加加速度指令ΔAaを単位ステップとして階段
状に表されており、サンプリング周期Ts毎の変化は単
位ステップに相当する加加速度指令ΔAaで制限されて
更新され、また現在のステップ数をQ0としている。な
お、y軸の加速度指令は単位ステップに相当する加速時
の加加速度指令ΔAa(正の値)にステップ数Qの絶対
値を乗じた値となり正の領域となる。一方、速度指令は
サンプリング周期Ts毎に上記加速度指令を現在速度指
令V0に加えることにより得られる。ここで、サンプリ
ング周期Ts毎の加速度指令の変化は単位ステップの加
加速度指令ΔAとして制限されているため現在加速度ス
テップ数Q0を基準とすれば新加速度ステップ数Qkは
Q0+1,Q0,Q0−1のいずれかとなり、また新速
度指令Vkは、 Vk=V0+ΔAa×Qk ―――(1) となり、さらに引き続き最短時間で加速度指令が0に至
るまでの加速度指令パターンおよび速度指令パターンを
同図に示している。ここで加速度指令が0に至る時点で
の到達速度指令Vdは、現在速度指令V0に加速度指令
の積分値として表される変化速度指令Vcを加算するこ
とにより得られ、即ち新加速度ステップ数をQkとすれ
ば、 Vd=V0+ΔAa×Qk×(Qk+1)/2 ―――(2) となる。
式に代入し、到達速度指令Vdを算出して速度指令入力
Vtと比較し、加速時には最大加速度指令パターンでま
た減速時は最小加速度指令パターンでVtに最も近くか
つVt≧Vdなる条件を満足する1つの新加速度指令Q
kを決定する。図5の実施例において決定される新加速
度指令ステップ数Qkの結果は、加速時・減速時ともQ
k=Q0となる。
加速時の動作と同様であるが、減速時の加加速度指令Δ
Adは負の値でありステップ数は絶対値として計算さ
れ、加速度指令は負となり到達速度指令Vdは(3)式
により、新速度指令Vkは(4)式により計算される。
基に加速時は(1)式に、減速時には(4)式に代入し
て新速度指令Vkを算出し速度指令1として出力する。
速時と減速時に分けて記述しているが、特に新ステップ
数Qkが0の場合は速度指令は一定の定常状態となるが
上記に述べた制御では速度指令入力と速度指令出力との
間にディジタル化に伴う量子化誤差、すなわち加加速度
指令ΔAaおよびΔAd以下の速度指令の変化には対応
できないものとなる。そこで、本願発明では同図に示す
ように加速度指令が0(ステップ数が0)の場合には速
度指令入力Smをそのまま出力する処理を行い、定常状
態における速度指令誤差を0にしている。
は、一定の周期のサンプリング周期毎に処理を行うディ
ジタルモータ制御システムにおいて、台形の加速度指令
で制限を加えて速度指令入力を台形+S字の速度指令に
変換する変換手段と、実速度との偏差に応じてモータへ
の通電電流を制御するモータ制御手段を備えており、本
発明によれば簡単な構成および計算により速度指令入力
の変化に対し滑らかな速度指令・電流・トルクが得られ
るようになる。
ィジタル制御の量子化に伴う誤差を軽減し、速度指令に
忠実な速度指令が得られるようになる。
加加速度指令を独立して演算するので設定された通りの
S字字間幅と加速度指令を備えた台形+S字の速度指令
が得られるものとなる。
ロック図
タイムチャート (b)減速時の速度指令変換手段の動作を示すタイムチ
ャート
Claims (7)
- 【請求項1】 一定の周期を持ったサンプリング信号を
出力する発振器と、アナログ信号をディジタル信号に変
換し速度指令を出力するA/D変換器と、速度指令を変
換して速度指令1を出力する変換手段と、モータの回転
位置を検出する回転位置検出器と、回転位置検出信号を
計数して実速度信号を出力する実速度測定手段と、前記
速度指令1と実速度信号を比較してモータの通電電流を
制御するモータ制御手段とより成り、前記変換手段は制
御パラメータを記憶したメモリと加速度設定手段と速度
指令変換手段を含み、加速度設定手段は前記制御パラメ
ータに従ってサンプリング周期毎に許容される加速度指
令の変化値を単位ステップとする加加速度指令として規
定して最大ステップ数および加加速度指令を出力し、速
度変換手段は前記速度指令との比較により次のサンプリ
ング周期間の加速度指令を決定し、加速度指令が0以外
の場合には前記加速度指令に基づいて次のサンプリング
周期間の速度指令1を出力し、加速度指令が0の場合に
は前記速度指令を速度指令1として出力するようにした
モータ制御装置。 - 【請求項2】 メモリは規定の速度Srに到達するに要
する時間Taと、規定の速度Srから停止するに要する
時間Tdと、最大加速において加速度指令が変化する時
間T1とを備え、加速度設定手段はステップ数演算手段
により最大ステップ数QmをQm=T1/Tsなる計算
式で求め、第1の演算手段により加速時の加加速度ΔA
aをΔAa=Sr/(Ta×Qm)なる計算式で求め、
第2の演算手段により減速時の加加速度ΔAdをΔAd
=Sr/(Td×Qm)なる計算式で求めて出力し、速
度指令変換手段はサンプリング周期毎に現在ステップ数
Q0に前記Qmの制限のもとで0、+1、−1を加算し
て3通りのステップ数Qkを算出し、各々のQkについ
て加速度指令が0になる時点での到達速度指令を計算
し、到達速度指令と速度指令入力との比較により次のサ
ンプリング周期におけるステップ数Qkおよび速度指令
1を決定し出力するようにした請求項1記載のモータ制
御装置。 - 【請求項3】 速度指令変換手段はサンプリング周期毎
に新速度指令Vkを現在速度指令V0を基準として加速
時はVk=V0+ΔAa×Qkなる式で、減速時はVk
=V0+ΔAd×Qkなる式で計算し速度指令1として
出力するようにした請求項2記載のモータ制御装置。 - 【請求項4】 速度指令変換手段は到達速度指令Vdを
加速時はVd=V0+ΔAa×Qk×(Qk+1)/2
なる式で、減速時はVd=V0+ΔAd×|Qk|×
(|Qk|+1)/2なる式で求めるようにした請求項
2記載のモータ制御装置。 - 【請求項5】 一定の周期を持ったサンプリング信号を
出力する発振器と、アナログ信号をディジタル信号に変
換し速度指令を出力するA/D変換器と、速度指令を変
換して速度指令1を出力する変換手段と、モータの回転
位置を検出する回転位置検出器と、回転位置検出信号を
計数して実速度信号を出力する実速度測定手段と、前記
速度指令1と実速度信号を比較してモータの通電電流を
制御するモータ制御手段とより成り、前記変換手段は制
御パラメータを記憶したメモリと加速度設定手段と速度
指令変換手段を含み、前記メモリは規定の速度Srに到
達するに要する時間Taと、規定の速度Srから停止す
るに要する時間Tdと、サンプリング周期Ts毎に最大
加速および最大減速において加速度指令が変化する時間
T1とを備え、前記加速度設定手段はステップ数演算手
段により最大ステップ数QmをQm=T1/Tsなる計
算式で求め、第1の演算手段により加速時の加加速度指
令ΔAaをΔAa=Sm/(Ta×Qm)なる計算式で
求め、第2の演算手段により減速時の加加速度指令ΔA
dをΔAd=Sm/(Td×Qm)なる計算式で求め、
速度指令変換手段によりサンプリング周期毎に現在ステ
ップ数Q0に前記Qmの制限のもとで0、+1、−1を
加算して3通りのステップ数Qkを算出し、各々のQk
について加速度指令が0になる時点での到達速度指令を
計算し、到達速度指令と速度指令入力との比較により次
のサンプリング周期におけるステップ数Qkおよび速度
指令1を決定し出力するようにしたモータ制御装置。 - 【請求項6】 速度指令変換手段はサンプリング周期毎
に新速度指令Vkを現在速度指令V0を基準として加速
時はVk=V0+ΔAa×Qkなる式で、減速時はVk
=V0+ΔAd×|Qk|なる式で計算し出力するよう
にした請求項5記載のモータ制御装置。 - 【請求項7】 速度指令変換手段は到達速度指令Vdを
加速時はVd=V0+ΔAa×Qk×(Qk+1)/2
なる式で、減速時はVd=V0+ΔAd×|Qk|×
(|Qk|+1)/2なる式で求めるようにした請求項
5記載のモータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14185599A JP3654049B2 (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | モータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14185599A JP3654049B2 (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | モータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000333483A true JP2000333483A (ja) | 2000-11-30 |
JP3654049B2 JP3654049B2 (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=15301744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14185599A Expired - Lifetime JP3654049B2 (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | モータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3654049B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012165236A1 (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-06 | 三菱重工パーキング株式会社 | リフト搬送機制御装置、機械式駐車装置、及びリフト搬送機制御方法 |
JP2017062824A (ja) * | 2012-04-20 | 2017-03-30 | ラインストリーム テクノロジーズLinestream Technologies | 動作プロファイルの生成方法およびその生成システム |
JP2017189103A (ja) * | 2016-04-05 | 2017-10-12 | シュネーデル、トウシバ、インベーター、ヨーロッパ、ソシエテ、パル、アクション、セプリフエSchneider Toshiba Inverter Europe Sas | 非同期電動機を制御する方法 |
CN109510541A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-22 | 哈尔滨理工大学 | 基于分段式永磁同步电机滑模伺服控制的方法 |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP14185599A patent/JP3654049B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
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CN107294445A (zh) * | 2016-04-05 | 2017-10-24 | 施耐德东芝换流器欧洲公司 | 用于控制异步电机的方法 |
CN107294445B (zh) * | 2016-04-05 | 2022-07-08 | 施耐德东芝换流器欧洲公司 | 用于控制异步电机的方法 |
JP7317457B2 (ja) | 2016-04-05 | 2023-07-31 | シュネーデル、トウシバ、インベーター、ヨーロッパ、ソシエテ、パル、アクション、セプリフエ | 非同期電動機を制御する方法 |
CN109510541A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-22 | 哈尔滨理工大学 | 基于分段式永磁同步电机滑模伺服控制的方法 |
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---|---|
JP3654049B2 (ja) | 2005-06-02 |
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