JP2000331178A - 画像編集方法及び装置 - Google Patents

画像編集方法及び装置

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JP2000331178A
JP2000331178A JP11135522A JP13552299A JP2000331178A JP 2000331178 A JP2000331178 A JP 2000331178A JP 11135522 A JP11135522 A JP 11135522A JP 13552299 A JP13552299 A JP 13552299A JP 2000331178 A JP2000331178 A JP 2000331178A
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去に使用した多数の編集履歴すなわちコマ
ンド列を、容易に使い分けられるようにすることで、画
像編集作業を簡便且つ効率的にする。 【解決手段】 各1つの画像の編集期間中において使用
されたコマンド列はマクロ化され、編集画像に関連する
連想情報と対応付けて登録される。次の画像を編集する
際には、既登録の各コマンド列に関する連想情報をボタ
ン化して一覧表示する。ユーザは、連想情報を観察する
ことで、該当するコマンド列の内容を識別し、現在編集
中の画像に適合するコマンド列を視覚的に判別すること
ができる。ユーザのボタン選択操作に応答して、編集中
の画像に対して該当するコマンド列が適用される。連想
情報には、編集画像のサムネイルや、編集画像に付され
たシリアル番号等の識別情報など、コマンド列の内容を
容易に識別することができる情報を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図形オブジ
ェクトを含んだ画像を編集する画像編集方法及び装置に
係り、特に、線分や楕円、多角形などの基本図形を含む
図形オブジェクトの生成の他、入力データベースに基づ
いたグラフ(円グラフ、折れ線グラフ、棒グラフ、3D
グラフなど)の作成、スキャナからの画像オブジェクト
の取り込み、編集ドキュメント上での画像の切り取り、
コピー、貼り付け、移動、削除などオブジェクトの表示
位置に関する画像編集機能や、色付け、陰影付け、3D
表示化など表示オブジェクトの修飾に関する画像編集機
能を含み、且つ、編集内容を容易に変更することができ
る画像編集方法及び装置に係り、特に、画像編集方法及
び装置に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、ユーザからの指
示入力(コマンド)に従って画像を操作性よく編集する
ことができる画像編集方法及び装置に係り、特に、過去
の編集履歴すなわちコマンド列を利用して簡便且つ効率
的に編集作業を行う画像編集方法及び装置に関する。
【0003】
【従来の技術】昨今の技術革新に伴い、パーソナル・コ
ンピュータやワークステーションなどの比較的小型且つ
安価な汎用コンピュータ・システムが開発され、各種研
究機関や企業内のオフィス、一般消費者の家庭内などに
広範に普及している。
【0004】これら汎用コンピュータ・システムの主要
な用途の1つとして、いわゆるDTP(デスクトップ・
パブリッシング)が挙げられる。これは、社内文書やニ
ューズ・レターなど、守秘性が高い文書を個人的に省力
で且つ低コストに作成する要望が高まったことに伴なう
ものである。DTPが可能となった背景には、複数の文
書を1ページの中で自由にレイアウトできるソフトウェ
アが登場したこと、活字に劣らない印字品位を持ったペ
ージ・プリンタ(例えばレーザ・プリンタ)が登場した
こと、イメージ・スキャナやビデオ・カメラで捕捉した
画像を文書内に張り付けることが可能になったこと、印
字品位の高いアウトライン・フォントが整備されたこと
などが挙げられる。
【0005】DTP作業を可能にするDTPアプリケー
ションは、一般に、複数の図形オブジェクトを含んだ画
像を編集する画像編集機能を備えている。ここで言う画
像編集機能には、線分や楕円、多角形などの基本図形を
含む図形オブジェクトの生成の他、入力データベースに
基づいたグラフ(円グラフ、折れ線グラフ、棒グラフ、
3Dグラフなど)の作成、生成したオブジェクトの切り
取り、コピー、貼り付け、移動、削除などオブジェクト
の表示位置に関するものや、色付け、陰影付け、3D表
示化など表示オブジェクトの修飾に関するもの、あるい
は、スキャナによって読み取った画像に対する色付け
や、切り取り、貼り付け/移動/コピー、拡大/縮小/
回転など、様々である。
【0006】DTPアプリケーションは、これら画像編
集のために頻繁に使用する標準的なコマンドを、グラフ
ィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)の形式で
提供している。すなわち、ユーザは、該当するメニュー
項目のプルダウン・メニューの中から所望のコマンドを
選択することができる。あるいは、編集コマンドのうち
頻繁に使用されるものはボタン化され、所謂「ツール・
バー」内に列設されている、ユーザはツール・バーの中
から所望のボタンをクリックすることにより、該当する
編集機能を起動させることができる(周知)。GUI環
境下では、ユーザは、マウスによるクリック操作のみ
で、ほとんど全ての画像編集を行うことができる。
【0007】また、DTPアプリケーションは、編集成
果としての原稿画像を印刷出力前などに予め目視で確認
するために、プレビュー表示機能をも含んでいる(周
知)。例えば、メニュー・バーに含まれる「ファイル」
メニューのプルダウン・メニューの中から「印刷プレビ
ュー」を選択するか、あるいは、ツール・バーの中から
「印刷プレビュー」ボタンを選択することで、プレビュ
ー画面を起動させることができる。プレビュー画面は、
RGB原稿画像の縮小表示で構成される。
【0008】プレビュー画面上で、あるいは通常サイズ
のの編集画面上で、既に編集した画像オブジェクトに対
して何らかの変更を加えるという操作は、DTPを行う
ユーザにとっては常習的な作業の1つである。
【0009】例えば、ある特定の図形オブジェクトに関
する色付けなどの属性値を変更したいような場合、DT
P編集画面上で、先ずオブジェクトを選択し、次いで、
該当する「属性パレット」を呼び出して、該パレット上
で色などの属性を所望の値に変更することで、原稿画像
の修正が実現される。
【0010】また、ユーザが画像編集のために使用する
コマンドの種類やコマンド入力の順序は、一般に、幾つ
かの「コマンド列」にパターン化されている。言い換え
れば、新規の画像ファイル(又は、画像ファイル中のオ
ブジェクト)を、過去の編集履歴すなわちコマンド列の
幾つかを利用することによって、所望の画像をある程度
まで作り上げることができ、また、このような編集履歴
を活用することで画像編集作業を効率化することができ
る。
【0011】例えば、スキャナによって原稿画像を次々
に読み込み、入力画像の各々に対して同様の編集コマン
ドを適用して、完成画像を連続的に得たいという要望が
ある。入力画像に対して適用される編集コマンドには、
入力画像に対する色付けや色調整、拡大/縮小/回転、
切り抜きや文書ファイル内への貼り付け、画像ファイル
としての保存などが挙げられる。
【0012】ところが、数種類のコマンド列をユーザ自
身が記憶することはユーザの負担が過大である。このた
め、DTPなどの画像編集装置は、ユーザがコマンド列
を簡便に利用するために何らかの入力支援を行うことが
好ましい。
【0013】例えば、画像編集装置が各コマンド列を識
別番号によって管理することが考えられる。また、コマ
ンド列に含まれるコマンドを一覧表示することも考えら
れる。しかしながら、前者のように識別番号のみを提示
したのでは、ユーザはコマンド列が有する機能を把握で
きない。また、後者のようにコマンド列の内容を一覧表
示しただけでは、その編集処理の内容、すなわちコマン
ド列を適用して生成される画像オブジェクトをイメージ
することは難しい。
【0014】過去に使用したコマンド列に対して名前を
付けたり、コマンド列の編集内容等に関するコメントを
付加することも考えられる。しかしながら、この場合、
画像編集中において、逐次、コマンド列に対して名前や
コメントを入力する作業を要し、簡便性に欠ける。ま
た、名前やコメントは、基本的には、キーボード入力で
行うので、マウスによる直感的且つ簡易な入力操作を基
調とするGUI環境の特徴を阻害する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図形
オブジェクトを含んだ画像を編集するとともに、編集内
容を容易に変更することができる、優れた画像編集方法
及び装置を提供することにある。
【0016】本発明の更なる目的は、ユーザからの指示
入力(コマンド)に従って画像を操作性よく編集するこ
とができる、優れた画像編集方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0017】本発明の更なる目的は、過去の編集履歴す
なわちコマンド列を利用して簡便且つ効率的に編集作業
を行うことができる、優れた画像編集方法及び装置を提
供することにある。
【0018】本発明の更なる目的は、多数のコマンド列
を容易に使い分けられるようにすることで、簡便且つ効
率的に編集作業を行うことができる、優れた画像編集方
法及び装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、複数の編集コマンドを用いて画像を編集する画像編
集方法であって、(a)1つの画像を編集する期間中に
ユーザから指示された一連の編集コマンドを逐次記憶す
るステップと、(b)該一連の編集コマンドによって編
集される画像に関連する連想情報を作成するステップ
と、(c)該一連の編集コマンドを連想情報と対応付け
てコマンド列として登録するステップとを含むことを特
徴とする画像編集方法である。
【0020】また、本発明の第2の側面は、複数の編集
コマンドを用いて画像を編集する画像編集方法であっ
て、(a)1つの画像を編集する期間中にユーザから指
示された一連の編集コマンドを逐次記憶するステップ
と、(b)該一連の編集コマンドによって編集される画
像に関連する連想情報を作成するステップと、(c)該
一連の編集コマンドを連想情報と対応付けてコマンド列
として登録するステップと、(d)既登録のコマンド列
に対応付けられた連想情報を表示するステップとを含む
ことを特徴とする画像編集方法である。
【0021】また、本発明の第3の側面は、複数の編集
コマンドを用いて画像を編集する画像編集方法であっ
て、(a)1つの画像を編集する期間中にユーザから指
示された一連の編集コマンドを逐次記憶するステップ
と、(b)該一連の編集コマンドによって編集される画
像に関連する連想情報を作成するステップと、(c)該
一連の編集コマンドを連想情報と対応付けてコマンド列
として登録するステップと、(d)既登録のコマンド列
に対応付けられた連想情報を一覧表示するステップと、
(e)連想情報の表示の選択に応答して、対応するコマ
ンド列を現在編集中の画像に適用するステップとを含む
ことを特徴とする画像編集方法である。
【0022】また、本発明の第4の側面は、ユーザ入力
イベントに従って画像を編集する画像編集方法であっ
て、(a)所定の画像編集作業期間中に発生した一連の
ユーザ入力イベントをマクロ化して記憶するステップ
と、(b)マクロ化されたユーザ入力イベントによって
実現される編集内容に関連する連想情報を作成するステ
ップと、(c)各マクロに対応付けられた連想情報を一
覧表示するステップと、(d)連想情報の表示の選択に
応答して、対応するマクロを適用するステップとを含む
ことを特徴とする画像編集方法である。
【0023】また、本発明の第5の側面は、複数の編集
コマンドを用いて画像を編集する画像編集装置であっ
て、(a)編集コマンドを入力するための入力手段と、
(b)前記入力手段を介した入力コマンドに従って編集
画像を生成する編集画像生成手段と、(c)編集画像を
画面表示する表示手段と、(d)1つの画像を編集する
期間中にユーザから指示された一連の編集コマンドを逐
次記憶する入力コマンド記憶手段と、(e)該一連の編
集コマンドによって編集される画像に関連する連想情報
を作成する連想情報作成手段と、(f)該一連の編集コ
マンドを連想情報と対応付けてコマンド列として登録す
るコマンド列登録手段とを含むことを特徴とする画像編
集装置である。
【0024】また、本発明の第6の側面は、複数の編集
コマンドを用いて画像を編集する画像編集装置であっ
て、(a)編集コマンドを入力するための入力手段と、
(b)前記入力手段を介した入力コマンドに従って編集
画像を生成する編集画像生成手段と、(c)編集画像を
画面表示する表示手段と、(d)1つの画像を編集する
期間中にユーザから指示された一連の編集コマンドを逐
次記憶する入力コマンド記憶手段と、(e)該一連の編
集コマンドによって編集される画像に関連する連想情報
を作成する連想情報作成手段と、(f)該一連の編集コ
マンドを連想情報と対応付けてコマンド列として登録す
るコマンド列登録手段と、(g)既登録のコマンド列に
対応付けられた連想情報を表示する連想情報表示手段と
を含むことを特徴とする画像編集装置である。
【0025】また、本発明の第7の側面は、複数の編集
コマンドを用いて画像を編集する画像編集装置であっ
て、(a)編集コマンドを入力するための入力手段と、
(b)前記入力手段を介した入力コマンドに従って編集
画像を生成する編集画像生成手段と、(c)編集画像を
画面表示する表示手段と、(d)1つの画像を編集する
期間中にユーザから指示された一連の編集コマンドを逐
次記憶する入力コマンド記憶手段と、(e)該一連の編
集コマンドによって編集される画像に関連する連想情報
を作成する連想情報作成手段と、(f)該一連の編集コ
マンドを連想情報と対応付けてコマンド列として登録す
るコマンド列登録手段と、(g)既登録の各コマンド列
に対応付けられた連想情報を一覧表示する連想情報表示
手段と、(h)連想情報の表示の選択に応答して、対応
するコマンド列を現在編集中の画像に適用するコマンド
列適用手段とを含むことを特徴とする画像編集装置であ
る。
【0026】また、本発明の第8の側面は、ユーザ入力
イベントに従って画像を編集する画像編集装置であっ
て、(a)ユーザ入力を受容するための入力手段と、
(b)前記入力手段を介したユーザ入力イベントに従っ
て編集画像を生成する編集画像生成手段と、(c)編集
画像を画面表示する表示手段と、(d)所定の画像編集
作業期間中に発生した一連のユーザ入力イベントをマク
ロ化して記憶するイベント記憶手段と、(e)マクロ化
されたユーザ入力イベントによって実現される編集内容
に関連する連想情報を作成する連想情報作成手段と、
(f)各マクロに対応付けられた連想情報を一覧表示す
る連想情報表示手段と、(g)連想情報の表示の選択に
応答して、対応するマクロを適用するマクロ適用手段と
を含むことを特徴とする画像編集装置である。
【0027】本発明に係る画像編集方法及び装置によれ
ば、ユーザから指示入力された編集コマンドの履歴が一
時的に保持される。さらに、各1つの画像の編集期間中
において使用された編集コマンドの履歴、すなわちコマ
ンド列が、この編集画像に関連する連想情報と対応付け
て登録される。言い換えれば、過去に使用された一連の
コマンド列はマクロ化されて取り扱われる訳である。
【0028】さらに、これ以後の画像編集作業において
は、既に登録されている各コマンド列に関する連想情報
をウィンドウ画面内に一覧表示する。一覧表示の形態
は、例えば、各連想情報をボタン化して、マウスのクリ
ックによるコマンド列の選択を可能とすることである。
ユーザは、連想情報を観察することで、該当するコマン
ド列が持つ編集効果を識別することができ、また、現在
編集中の画像に適合するコマンド列を視覚的に判別する
ことができる。
【0029】ユーザは、一覧表示ウィンドウ中で、ボタ
ンをクリックすることで所望の連想情報を指定すること
ができる。そして、この指定操作に応答して、連想情報
に該当するコマンド列が編集中の画像に対して適用され
ることとなる。
【0030】本発明の上記各側面で言う連想情報は、例
えば、編集画像のサムネイル(RGB縮小画像データ)
や、編集画像に付されたシリアル番号等の識別情報な
ど、ユーザがコマンド列の内容を容易に想起し識別する
ことができる情報を用いることができる。
【0031】また、このような連想情報をウィンドウ画
面に一覧表示するに際して、画像の作成日、原稿サイ
ズ、印刷サイズ、フォームの要否のような付加情報を併
記することにより、ユーザの識別力をさらに高めること
ができる。
【0032】要するに、本発明によれば、過去に画像編
集に用いたコマンド列がマクロ化されて取り扱われるの
で、操作性が向上する。また、マクロ化されたコマンド
列を識別番号や編集画像のサムネイルによって表示する
ので、ユーザは各コマンド列が持つ編集効果を容易に識
別することができる。また、本発明の実現に際し、特別
なハードウェアを要せず、ユーザの余分な負荷を与えな
い。
【0033】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0035】図1には、本発明の実施に供される画像編
集装置10の構成を模式的に示している。画像編集装置
10は、ユーザ指示すなわち入力コマンドに基づいて、
1以上のの図形オブジェクトからなる原稿画像を編集す
る。原稿画像の構成要素であるオブジェクトには、線分
や楕円、多角形などの基本図形の他、入力データベース
に基づいたグラフ(円グラフ、折れ線グラフ、棒グラ
フ、3Dグラフなど)、さらにはスキャナ18(後述)
によって捕捉された画像などが含まれる。また、オブジ
ェクトを編集するコマンドには、オブジェクトの生成、
切り取り、コピー、貼り付け、削除、移動、その他オブ
ジェクトの色付けや修飾などの属性値設定が含まれる。
【0036】図1に示すように、画像編集装置10は、
制御部11と、入力部12と、表示部13と、コマンド
列登録部14と、連想情報生成部15と、画面情報生成
部16と、外部記憶装置17、スキャナ18及びスキャ
ナ・インターフェース19とで構成される。以下、各部
について説明する。
【0037】制御部11は、画像編集装置10全体の動
作を統括する演算処理装置であり、その実体は、オペレ
ーティング・システム(OS)の制御下で、DTP(D
esk Top Publishing)などの所定の
画像編集アプリケーションを実行するCPU(Cent
ral Processing Unit)である。本
実施例では、制御部11は、編集コマンドのユーザ入力
などユーザからの入力イベントに応答して画像編集動作
を実行する、「イベント駆動型」であるとする。
【0038】入力部12は、ユーザからのコマンド入力
など、ユーザ入力イベントを受容する装置である。キャ
ラクタ・ベースでコマンド入力を行うキーボードや、座
標指示形式でコマンド入力を行うマウスなどの装置がこ
れに含まれる。あるいは、入力部12は、後述の表示部
13の表示画面に貼設されたタッチパネルであってもよ
い。
【0039】表示部13は、編集画像やコマンド入力の
ためのメニューなど、作業画面をユーザに提示するため
の装置であり、CRT(Cathode Ray Tu
be:冷陰極線管)ディスプレイやLCD(Liqui
d Crystal Display:液晶表示ディス
プレイ)がこれに該当する。表示部13の表示画面上で
は、例えばGUI(Graphical User I
nterface)環境が提供されており、ユーザは、
マウス・カーソル(図示しない)による表示オブジェク
トに対するクリック操作、及びドラッグ・アンド・ドロ
ップ操作を基調とした直感的なコマンド入力を行うこと
ができる。
【0040】コマンド列登録部14は、ユーザ入力イベ
ント、すなわち、入力部12を介して入力される一連の
編集コマンドを、画像編集対象毎にマクロ化して管理す
る機能モジュールである。より具体的には、コマンド列
登録部14は、1つの画像を編集する期間中にユーザか
ら指示された一連の編集コマンドを逐次記憶し、これを
マクロ化して、編集画像に関連する連想情報(後述)と
対応付けられた形式で保管する。マクロ化された一連の
編集コマンドのことを、以下では、「コマンド列」と呼
ぶ。また、ここで言う編集コマンドには、文書ファイル
中への画像オブジェクトの生成、切り取り、コピー、貼
り付け、削除、移動、オブジェクトの色付けや色調整、
その他のオブジェクトの修飾に関する属性値設定などが
含まれる。編集対象となる画像は、例えば、スキャナ1
8(後述)によって電子的に取り込まれたり、あるいは
外部記憶装置17から読み出される。各コマンド列デー
タは、コマンド列登録部14のローカルに保管される。
【0041】連想情報生成部15は、編集対象となる画
像に対して実行されたユーザ入力イベント、すなわちコ
マンド列の内容をユーザに想起させるための「連想情
報」を生成して、コマンド列と対応付けて管理するため
の機能モジュールである。各連想情報データは、連想情
報生成部15のローカルに保管される。
【0042】ここで言う連想情報には、編集画像に付さ
れたシリアル番号などの識別情報や編集画像のサムネイ
ル(RGB縮小画像データ)などを用いることができ
る。サムネイルは、コマンド列による編集前又は編集後
の画像情報のいずれのものを用いてもよい。あるいは、
編集前後双方をマージした画像のサムネイルであっても
よい。さらに、連想情報は、画像の作成日、原稿サイ
ズ、印刷サイズ、フォームの要否などの付加的な情報を
含んでもよい。
【0043】連想情報は、後の画像編集作業時におい
て、表示部13の表示画面上に、例えばボタン化された
形態でユーザに提示される(後述)。ユーザは、過去に
使用したコマンド列そのものを記憶しておくことは困難
であるが、連想情報を参照することで、コマンド列が意
味する編集効果を比較的容易に想起することができる。
また、現在の編集画像に対しても適用可能なコマンド列
を、連想情報の表示に基づいて目視で確認することがで
き、且つ、ボタン操作(マウスのクリックなど)によっ
て簡便にコマンド列を実行することができる。
【0044】画面情報生成部16は、表示部13の画面
上に表示すべき画面情報を組み立てるための機能モジュ
ールである。また、画面情報生成部16は、画像編集中
の画面情報を生成する他、印刷出力前などのプレビュー
画面の生成も行なう。
【0045】外部記憶装置17は、編集された画像情報
を所定のファイル形式(例えば、拡張子”.bmp”を
持つビットマップ形式)にしてファイル保存するための
装置である。例えば、ハード・ディスク・ドライブ(H
DD)や、MO(Magneto−Optical)ド
ライブのような、比較的大容量で再書き込み可能且つ不
揮発のメディア・ドライブが外部記憶装置17に相当す
る。
【0046】スキャナ18は、原稿の表面画像を光学的
にスキャンして、その画像データを電子的に取り込むた
めの装置であり、原稿を載置するためのプラテンや自動
原稿フィーダ(いずれも図示しない)を含む。また、ス
キャナ・インターフェース19は、画像編集装置10に
対してスキャナ18を接続するための入出力装置であ
る。
【0047】スキャナ18は、制御部11から指示され
たスキャン・コマンドに従い、原稿画像を光学的に読み
取る。スキャナ18の入力画像データは、例えばRGB
形式のデータ・フォーマットであり、スキャン・コマン
ドで指示された形状やサイズに従って所定の文書ファイ
ル中に貼り付けられる。例えば、複写機(図示しない)
内の画像入力部をスキャナ18として活用することがで
きる。
【0048】なお、上述した画像編集装置10は、原稿
画像の編集に特化してデザインされた専用のハードウェ
ア装置である他、DTPなど画像編集用の所定のアプリ
ケーション・プログラムを実行する汎用コンピュータ・
システムであってもよい。汎用コンピュータ・システム
は、例えばワークステーションやパーソナル・コンピュ
ータである。画像編集装置10を構成するためには、そ
の他の多くのハードウェア構成要素が装備されるが、説
明の簡素化と図面の錯綜を回避するために図1には敢え
て描写していない。例えば、画像編集装置10は、プリ
ンタなどの画像出力装置を備えてもよい。
【0049】次いで、この画像編集装置10上において
実現される画像編集の処理手順について説明する。
【0050】図2には、画像編集時の処理手順を、フロ
ーチャートの形式で模式的に示している。画像編集処理
は、表示部13上に表示されるGUI画面において、対
話的に行われる。但し、同図に示す画像編集処理は、ス
キャナ18によって捕捉された入力画像に対して編集・
加工を行う場合を前提とする。以下、フローチャートの
各ステップについて説明する。
【0051】表示部13の表示画面上には、図3に示す
ようなメイン・メニューが提示されている。メイン・メ
ニュー画面上には、「コピー・サービス」、「プリント
・サービス」、「スキャン・サービス」など、画像処理
に関する各種機能を呼び出すためのメニュー・ボタンが
用意されている。表示部13の表示はGUI環境をサポ
ートしており、ユーザは、所望のメニュー・ボタンを、
マウス・カーソルでクリックするか、タッチパネル上を
指先でタッチすることにより、機能選択することができ
る。ここでは、原稿画像の光学的読み取り操作に相当す
る「スキャン・サービス」ボタンを選択することに応答
して、図2に示す処理ルーチンが開始する。
【0052】「スキャン・サービス」ボタンの選択に応
答して、表示画面上には、図4に示すようなスキャン開
始画面が出現する。図示の通り、コピー開始画面は、製
品や製造業者に関する情報を表示する「CI(Corp
orate Identity)表示エリア」、画像編
集装置10がサポートする機能をボタン化して用意した
「機能選択エリア」、操作上のヒントやエラー・メッセ
ージを表示する「ヘルプ情報表示エリア」、スタートや
ストップなどのスキャン動作の制御を行うボタンを配設
した「操作ボタン・エリア」、数値入力のための「テン
キー・エリア」、スキャン・パラメータを指定するため
の「パラメータ指定エリア」で構成される。同図は、
[スキャン]が機能選択されたスキャン開始画面であ
る。
【0053】ユーザは、図4中のパラメータ指定エリア
において、原稿読み取りのためのパラメータを対話的に
入力する(ステップS11)。スキャン・パラメータに
は、入力画像の解像度、倍率、カラーモード選択、原稿
サイズ、原稿読み込み面などの指定が含まれる。
【0054】次いで、図4に示したスキャン開始画面の
略右下方に配設された[スタート]ボタンをクリック又
はタッチしたことに応答して(ステップS12)、プラ
テン(図示しない)上に載置された原稿表面上の画像
が、スキャナ18によって光学的に読み取られる(ステ
ップS13)。
【0055】次いで、読み取った画像に対する編集を行
う(ステップS14)。ここで言う画像編集には、文書
ファイル中への入力画像の貼り付け、切り抜き、コピ
ー、削除、移動、画像の色付けや色調整、その他の画像
オブジェクトの修飾に関する属性値設定などが含まれ
る。
【0056】表示部13の表示画面上には、GUI環境
が提供されており、ユーザが所望の描画オブジェクト
(例えばボタン化された編集コマンド)をクリック又は
タッチするというユーザ入力イベントによって、文書フ
ァイル中に対する編集指示が行われる。
【0057】本実施例では、画像に対する編集作業すな
わち編集コマンドの入力は、図5に示すような画像編集
画面上で行われる。該画像編集画面は、ツール・ウィン
ドウと編集エリアとで構成される。
【0058】ツール・ウィンドウ内には、画像編集のた
めの機能選択、すなわちユーザがコマンド入力を行うた
めの複数のツール・ボタンがグループ化されて用意され
ている。図5に示す例では、「色付け」、「淡色カラー
変換」、「色抜き文字」、「塗りつぶし」、「削除」な
どのオブジェクトの色付けに関するツール・ボタン群か
らなる「色付けコマンド」グループや、「矩形」、「R
矩形」、「多角形」、「全域」、「正円」、「楕円」、
「閉ループ全域」、「閉ループ中抜き」などのオブジェ
クトの領域を指定するためのツール・ボタン群からなる
「領域選択」グループ、文字の色や背景色を指定するた
めの色選択用のパレット群が用意されている。また、ツ
ール・パレット最下段の「取消」ボタンや「終了」ボタ
ンは、夫々、表示中の文書に対する編集内容(すなわち
入力コマンド)の取り消しや、編集作業の終了を指示す
るために用いられる。
【0059】本実施例では、ステップS14において入
力され実行された編集コマンドの履歴は、コマンド列登
録部15(前述)において、時系列に従って逐次記憶さ
れる。ツール・ウィンドウの略下方に設けられた[編集
履歴]ボタンをクリック又はタッチすると、過去に入力
された編集コマンドを時系列に従って一覧表示した「編
集履歴ウィンドウ」がポップアップ表示される。
【0060】図6には、編集履歴ウィンドウを模式的に
示している。同図に示すように、過去に入力された編集
コマンドの各々は、ボタン化され、且つ、時系列に従っ
て配列されている。編集履歴ウィンドウ中に全ての編集
コマンド・ボタンを表示できない場合には、コンピュー
タ技術の分野において周知の「垂直方向スクロール・バ
ー」(図示)を用いて表示すればよい。
【0061】編集履歴ウィンドウ中で、所望の編集コマ
ンド・ボタンをクリック又はタッチすることに応答し
て、該当する編集コマンドが適用された画像オブジェク
トと編集コマンドの属性値を変更するためのウィンドウ
(例えば、色付けコマンドであれば色付けパレット)を
含んだ作業画面(図示しない)が出現する。そして、こ
のような作業画面を介して、編集コマンドの内容を変更
して(例えば、色付けコマンドであれば使用する色を変
更したり、移動コマンドであれば移動位置を変更す
る)、画像を再編集したり、コマンド自体を削除するこ
とができる。
【0062】編集履歴ウィンドウの最下段の[取消]ボ
タンをクリック又はタッチすることによって、編集履歴
ウィンドウ上で行われた再編集の内容をキャンセルする
ことができ、また、[終了]ボタンをクリック又はタッ
チすると編集履歴ウィンドウはクローズする。
【0063】他方、図5の編集エリアには編集中の文書
ファイルがウィンドウ表示される。この文書ウィンドウ
内の表示は、ツール・ウィンドウを用いた編集コマンド
入力(あるいは、編集履歴ウィンドウを用いた画像再編
集)の結果に従って、逐次更新される。また、編集エリ
ア内には、文書ウィンドウの表示形式に関する制御情報
を入力するための「表示制御ツール」ウィンドウが用意
されている。「表示制御ツール」ウィンドウ内には、文
書ウィンドウ・フレームを移動させるためのカーソル・
ボタン(両方向矢印アイコンにて表示)や、原稿表示サ
イズを指定するための「70%」、「等倍」、及び「1
50%」ボタン、文書表示エリアを移動させるための移
動ボタン(掌形状のアイコンで表示)が配設されてい
る。
【0064】再び図2を参照して、画像編集処理ルーチ
ンについて説明する。
【0065】スキャナ18の入力画像に対する一連の編
集操作が終了すると、ステップS15では、編集対象と
なった画像に対して使用した一連の編集コマンドを「コ
マンド列」として登録するか否かを判定する。該判定
は、例えば表示画面上にダイアログ・ボックスをポップ
アップ表示して、コマンド列登録すべきか否かについて
ユーザの判断を仰ぐようにしてもよい。また、コマンド
列登録を行うことを決定したときには、次ステップS1
6において、該コマンド列に対してシリアル番号を付与
する。シリアル番号の値は、以後の画像編集工程におい
て連想情報の1つとして用いられるが、自動的に割り当
てても、ユーザ・プログラマブルであってもよい。
【0066】また、コマンド列の登録を行うときには、
コマンド列登録部14は、ステップS14において入力
画像に対して使用した一連の編集コマンドを、マクロ化
した「コマンド列」として、ステップS11において設
定したスキャン・パラメータとともに保存する。また、
連想情報生成部15は、ステップS14において編集対
象となった画像に対して実行されたコマンド列の編集内
容をユーザに想起させる「連想情報」を生成する。生成
された連想情報は、該当するコマンド列と対応付けて保
管される。
【0067】連想情報は、ステップS16において付与
されたシリアル番号である他、編集画像のRGB画像縮
小データすなわちサムネイルでよい。サムネイルは、コ
マンド列による編集前又は編集後いずれのRGB画像を
用いてもよい。あるいは、編集前後双方のRGB画像を
マージした画像のサムネイルであってもよい。さらに、
連想情報は、画像の作成日、原稿サイズ、印刷サイズ、
フォームの要否などの付加的な情報を含んでもよい。
【0068】次に、登録されたコマンド列を実行するこ
とで画像編集を行う場合の処理手順について説明する。
【0069】図7には、コマンド列を適用するための処
理手順を、フローチャートの形式で模式的に示してい
る。コマンド列の適用処理は、表示部13上に表示され
るGUI画面において、対話的に行われる。但し、同図
に示す処理は、複数ページの原稿画像をスキャナ18に
よって連続的にスキャンし、読み取られた各画像に対し
てコマンド列を適用して、プリント等の画像出力する場
合に関するものである。以下、このフローチャートの各
ステップについて説明する。
【0070】表示部13の表示画面上には、図3に示す
ようなメイン・メニュー(前述)が提示されている。こ
こでは、原稿画像の光学的読み取り操作に相当する「コ
ピー・サービス」ボタンを選択することに応答して、図
7に示すコピー処理ルーチンが開始する。
【0071】「コピー・サービス」ボタンの選択に応答
して、表示画面上には、図8に示すようなコピー開始画
面が出現する。コピー開始画面は、図4に示したスキャ
ン開始画面と同様に、製品や製造業者に関する情報を表
示する「CI(Corporate Identit
y)表示エリア」、画像編集システム100がサポート
する機能をボタン化して用意した「機能選択エリア」、
操作上のヒントやエラー・メッセージを表示する「ヘル
プ情報表示エリア」、スタートやストップなどのスキャ
ン動作の制御を行うボタンを配設した「操作ボタン・エ
リア」、数値入力のための「テンキー・エリア」、スキ
ャン・パラメータを指定するための「パラメータ指定エ
リア」で構成される。
【0072】図8に示すコピー開始画面は、[編集履歴
コピー]が機能選択された画面例である。ここで言う編
集履歴コピーとは、スキャナ18から逐次読み込まれる
画像に対して過去の編集履歴を適用して画像編集し、該
編集結果の画像をプリントすることを意味する。また、
編集履歴とは、コマンド列登録部14において登録され
ているコマンド列のことである。
【0073】編集履歴コピー時の開始画面のパラメータ
指定エリアには、図8に示すように、既登録されたコマ
ンド列の連想情報が、ボタン形式で一覧表示されている
(ステップS21)。同図の例では、連想情報として、
ステップ16(図2を参照のこと)において付与された
シリアル番号が使用されている。例えば、「履歴#1」
というボタンは、シリアル番号#1を付与された編集履
歴すなわちコマンド列に相当する。
【0074】ユーザは、このパラメータ指定エリア上に
おいて、シリアル番号を表示したボタンをクリック又は
タッチすることで、所望のコマンド列を指定することが
できる(ステップS22)。
【0075】そして、ボタン操作に応答して、コマンド
列によって編集された画像のRGB縮小画像データすな
わちサムネイルや、画像の作成日、原稿サイズ、印刷サ
イズ、フォームの要否など、コマンド列に関するその他
の連想情報が、「編集履歴時のドキュメント」に関する
情報として表示される(ステップS23)。図8に示す
例では、履歴#6のボタンが選択され、この選択に応答
して、ボタン配列の右方の「編集履歴時のドキュメン
ト」表示領域には、当該編集履歴に対応する編集画像の
サムネイルと、用紙サイズその他の付加情報が表示され
ている。ユーザは、過去に使用したコマンド列そのもの
を記憶しておくことは困難であるが、これら連想情報を
参照することでコマンド列が意味する編集内容を、ある
程度正確で且つ比較的容易に想起することができる。ま
た、過去に使用したコマンド列の連想情報が一覧表示さ
れるので、多数のコマンド列を容易に使い分けることが
でき、
【0076】次いで、判断ブロックS24では、ユーザ
は、現在選択しているコマンド列が現在の編集画像にも
適用可能か否かを判別する。判別結果は、GUI画面
(図示しない)を介して対話的に入力される。本実施例
によれば、ユーザは、連想情報の表示に基づいて、コマ
ンド列を目視で確認することができる。該判別結果が否
定的であれば、ステップS22に復帰して、改めてコマ
ンド列のボタンの選択を行う。また、該判別結果が肯定
的であれは、後続のステップに進む。
【0077】コピー操作の開始に先立って、ユーザは、
プリント枚数をセットすることができる(ステップS2
5)。そして、コピー開始画面(図8を参照のこと)の
略右下方に配設された[スタート]ボタンをクリック又
はタッチすることで、コピー動作が開始する(ステップ
S26)。
【0078】すなわち、スキャナ18は、プラテン(図
示しない)上に載置された原稿の表面をスキャンして、
画像を入力する(ステップS27)。スキャナ18が自
動原稿フィーダ(ADF:図示しない)を備えている場
合には、複数の原稿ページに対するスキャン及び画像入
力動作が連続的に行われる。
【0079】制御部11では、各原稿ページ毎の入力画
像が順次転送され、これら画像に対して、ステップS2
4において指定されたコマンド列を逐次適用する(ステ
ップS28)。
【0080】コマンド列とは、前述したように、ある1
つの画像に対して入力された編集コマンドを時系列に従
って配列したものである。本発明によれば、適用すべき
コマンド列を、ステップS22(前述)におけるボタン
操作によって簡便に指定することができる。また、各画
像に対する編集コマンドは、画像の色付けや移動、コピ
ーなど、種々雑多であるが、本発明によれば、複数の編
集コマンドをマクロ化して取り扱うことができる。その
後の編集画像に対しては、マクロを呼び出すという簡便
な操作だけで、以前と同様の編集作業を繰り返し適用す
ることができる。
【0081】次いで、コマンド列を適用した編集画像を
画像出力する(ステップS29)。画像出力は、一般
に、プリンタ(図示しない)を用いて印刷用紙上に編集
画像を複製することを意味する。但し、本発明は、この
ような印刷出力に限定されず、例えば外部記憶装置17
内に画像ファイルとして保存することをも包含する。あ
るいは、図示しないネットワークを介してリモート接続
される他のコンピュータ・システムに対する画像データ
の転送という形態であってもよい。
【0082】そして、判断ブロックS30において未処
理原稿が存在するか否かを判別する。未処理の原稿が存
在すれば、ステップS27に復帰して、上述した原稿ス
キャン、コマンド列適用、及び、画像出力に関する処理
動作を繰り返し実行する。また、全ての原稿について画
像出力が完了していれば、この処理フロー全体を終了す
る。
【0083】なお、図8に示したコピー開始画面のパラ
メータ指定エリアでは、シリアル番号を用いた連想情報
が一覧表示されているが、他の連想情報を一覧表示に使
用してもよい。
【0084】図9には、編集画像のサムネイルを連想情
報として用いたパラメータ指定エリアの表示を模式的に
示した図である。同図に示すように、既登録の各コマン
ド列と関連付けられた編集画像のサムネイルが、ボタン
化されて、一覧表示されている。各サムネイルに画像の
作成日、原稿サイズ、印刷サイズ、フォームの要否な
ど、その他の連想情報を付加することによって、ユーザ
はコマンド列の内容をより正確に想起することができ
る。また、コマンド列の連想情報が一覧表示されるの
で、ユーザは、多数のコマンド列を容易に使い分けるこ
とができる。
【0085】また、図10には、コマンド列によって編
集される前後の画像をマージしたサムネイルを連想情報
として用いたパラメータ指定エリアの表示を模式的に示
した図である。同図に示すように、既登録の各コマンド
列と関連付けられたマージ・サムネイルが、ボタン化さ
れて、一覧表示されている。ユーザは、編集前後双方の
画像を目視で確認することにより、各コマンド列が持つ
編集効果をより正確に把握することができる。各サムネ
イルに画像の作成日、原稿サイズ、印刷サイズ、フォー
ムの要否など、その他の連想情報を付加することによっ
て、コマンド列の確認がさらに容易となる。また、コマ
ンド列の連想情報を一覧表示するので、ユーザは、多数
のコマンド列を容易に使い分けることができる。
【0086】但し、図10に示す例の場合、連想情報生
成部15は、ステップS17(図2を参照のこと)にお
いて、編集前後の画像をマージしたサムネイルを予め作
成し、保管しておく必要がある。
【0087】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。
【0088】例えば、図2及び図7において例示した処
理手順では、編集対象となる画像はスキャナ18を介し
て入力されるが、これには限定されない。例えば外部記
憶装置17に保存されている画像を読み出して画像編集
を行う場合であっても、同様に、本発明の効果を奏す
る。
【0089】要するに、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0090】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
ユーザからの指示入力(コマンド)に従って画像を操作
性よく編集することができる、優れた画像編集方法及び
装置を提供することができる。
【0091】また、本発明によれば、過去の編集履歴す
なわちコマンド列を利用して簡便且つ効率的に編集作業
を行うことができる、優れた画像編集方法及び装置を提
供することができる。
【0092】また、本発明によれば、コマンド列の連想
情報が一覧表示されるので、ユーザは多数のコマンド列
を容易に使い分けることができ、簡便且つ効率的に編集
作業を行うことができる優れた画像編集方法及び装置を
提供することができる。
【0093】本発明によれば、過去の画像編集に用いた
コマンド列がマクロ化されて取り扱われるので、操作性
が向上する。また、マクロ化されたコマンド列を識別番
号や編集画像のサムネイルによって表示するので、ユー
ザは容易且つ正確に所望のコマンド列を識別することが
できる。また、本発明の実現に際し、特別なハードウェ
アを要せず、ユーザの余分な負荷を与えない。
【0094】文書ファイルの作成などにおいて、例えば
スキャナを介して順次入力される複数の画像情報に対し
て、過去に行った一連の編集作業をほとんどそのまま
(あるいは設定値を変更するだけで)適用したい場合が
ある。本発明によれば、過去に行われた編集作業を構成
するコマンド列は、編集画像毎にマクロ化され、且つ、
編集画像のサムネイルなどの連想情報を用いてボタン表
示される。すなわち、ユーザは、ボタン選択という簡便
な操作によって編集履歴を繰り返し適用することがで
き、ユーザビリティが飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実現するのに適した画像編集装置1
0のハードウェア構成を模式的に示した図である。
【図2】 画像編集時の処理手順を模式的に示したフロ
ーチャートである。
【図3】 表示13の表示画面に提示されるメイン・メ
ニューを示した図である。
【図4】 スキャン開始画面を模式的に示した図であ
り、より具体的には、[スキャン]を機能選択したとき
のスキャン開始画面の表示例である。
【図5】 スキャン画像を編集するための画像編集画面
を模式的に示した図である。
【図6】 編集履歴ウィンドウを模式的に示した図であ
る。
【図7】 コマンド列を実行する処理手順、より具体的
には、スキャナ18によって連続的に読み取られた各画
像に対してコマンド列を順次適用するための処理手順を
示したフローチャートである。
【図8】 編集画像をコピー操作するためのコピー開始
画面を模式的に示した図であり、より具体的には、[編
集履歴コピー]を機能選択したときのコピー開始画面の
表示例である。
【図9】 コピー開始画面の他の表示例であり、より具
体的には、編集画像のサムネイルを連想情報として用い
たパラメータ指定エリアの表示を模式的に示した図であ
る。
【図10】 コピー開始画面の他の表示例であり、より
具体的には、編集前後双方の画像をマージしたサムネイ
ルを連想情報に用いたパラメータ指定エリアの表示を模
式的に示した図である。
【符号の説明】
10…画像編集装置 11…制御部 12…入力部 13…表示部 14…コマンド列登録部 15…連想情報生成部 16…画面情報生成部 17…外部記憶装置 18…スキャナ 19…スキャナ・インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EE08 FD01 GA20 GA42 GA43 GA45 GA52 GA56 5B050 BA06 BA16 CA07 DA06 FA02 FA13 5C076 AA40 BA00 9A001 HH24 HH25 HH26 HH28 HH29 HH31 JJ35 KZ42

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の編集コマンドを用いて画像を編集す
    る画像編集方法であって、(a)1つの画像を編集する
    期間中にユーザから指示された一連の編集コマンドを逐
    次記憶するステップと、(b)該一連の編集コマンドに
    よって編集される画像に関連する連想情報を作成するス
    テップと、(c)該一連の編集コマンドを連想情報と対
    応付けてコマンド列として登録するステップと、を含む
    ことを特徴とする画像編集方法。
  2. 【請求項2】複数の編集コマンドを用いて画像を編集す
    る画像編集方法であって、(a)1つの画像を編集する
    期間中にユーザから指示された一連の編集コマンドを逐
    次記憶するステップと、(b)該一連の編集コマンドに
    よって編集される画像に関連する連想情報を作成するス
    テップと、(c)該一連の編集コマンドを連想情報と対
    応付けてコマンド列として登録するステップと、(d)
    既登録のコマンド列に対応付けられた連想情報を表示す
    るステップと、を含むことを特徴とする画像編集方法。
  3. 【請求項3】複数の編集コマンドを用いて画像を編集す
    る画像編集方法であって、(a)1つの画像を編集する
    期間中にユーザから指示された一連の編集コマンドを逐
    次記憶するステップと、(b)該一連の編集コマンドに
    よって編集される画像に関連する連想情報を作成するス
    テップと、(c)該一連の編集コマンドを連想情報と対
    応付けてコマンド列として登録するステップと、(d)
    既登録のコマンド列に対応付けられた連想情報を一覧表
    示するステップと、(e)連想情報の表示の選択に応答
    して、対応するコマンド列を現在編集中の画像に適用す
    るステップと、を含むことを特徴とする画像編集方法。
  4. 【請求項4】前記連想情報は編集画像のサムネイルを含
    むことを特徴とする請求項1、2、又は3のいずれかに
    記載の画像編集方法。
  5. 【請求項5】前記連想情報は編集画像に付された識別情
    報を含むことを特徴とする請求項1、2、又は3のいず
    れかに記載の画像編集方法。
  6. 【請求項6】前記連想情報は、画像の作成日、原稿サイ
    ズ、印刷サイズ、フォームの要否のうち少なくとも1つ
    を含むことを特徴とする請求項1、2、又は3のいずれ
    かに記載の画像編集方法。
  7. 【請求項7】ユーザ入力イベントに従って画像を編集す
    る画像編集方法であって、(a)所定の画像編集作業期
    間中に発生した一連のユーザ入力イベントをマクロ化し
    て記憶するステップと、(b)マクロ化されたユーザ入
    力イベントによって実現される編集内容に関連する連想
    情報を作成するステップと、(c)各マクロに対応付け
    られた連想情報を一覧表示するステップと、(d)連想
    情報の表示の選択に応答して、対応するマクロを適用す
    るステップと、を含むことを特徴とする画像編集方法。
  8. 【請求項8】複数の編集コマンドを用いて画像を編集す
    る画像編集装置であって、(a)編集コマンドを入力す
    るための入力手段と、(b)前記入力手段を介した入力
    コマンドに従って編集画像を生成する編集画像生成手段
    と、(c)編集画像を画面表示する表示手段と、(d)
    1つの画像を編集する期間中にユーザから指示された一
    連の編集コマンドを逐次記憶する入力コマンド記憶手段
    と、(e)該一連の編集コマンドによって編集される画
    像に関連する連想情報を作成する連想情報作成手段と、
    (f)該一連の編集コマンドを連想情報と対応付けてコ
    マンド列として登録するコマンド列登録手段と、を含む
    ことを特徴とする画像編集装置。
  9. 【請求項9】複数の編集コマンドを用いて画像を編集す
    る画像編集装置であって、(a)編集コマンドを入力す
    るための入力手段と、(b)前記入力手段を介した入力
    コマンドに従って編集画像を生成する編集画像生成手段
    と、(c)編集画像を画面表示する表示手段と、(d)
    1つの画像を編集する期間中にユーザから指示された一
    連の編集コマンドを逐次記憶する入力コマンド記憶手段
    と、(e)該一連の編集コマンドによって編集される画
    像に関連する連想情報を作成する連想情報作成手段と、
    (f)該一連の編集コマンドを連想情報と対応付けてコ
    マンド列として登録するコマンド列登録手段と、(g)
    既登録のコマンド列に対応付けられた連想情報を表示す
    る連想情報表示手段と、を含むことを特徴とする画像編
    集装置。
  10. 【請求項10】複数の編集コマンドを用いて画像を編集
    する画像編集装置であって、(a)編集コマンドを入力
    するための入力手段と、(b)前記入力手段を介した入
    力コマンドに従って編集画像を生成する編集画像生成手
    段と、(c)編集画像を画面表示する表示手段と、
    (d)1つの画像を編集する期間中にユーザから指示さ
    れた一連の編集コマンドを逐次記憶する入力コマンド記
    憶手段と、(e)該一連の編集コマンドによって編集さ
    れる画像に関連する連想情報を作成する連想情報作成手
    段と、(f)該一連の編集コマンドを連想情報と対応付
    けてコマンド列として登録するコマンド列登録手段と、
    (g)既登録の各コマンド列に対応付けられた連想情報
    を一覧表示する連想情報表示手段と、(h)連想情報の
    表示の選択に応答して、対応するコマンド列を現在編集
    中の画像に適用するコマンド列適用手段と、を含むこと
    を特徴とする画像編集装置。
  11. 【請求項11】前記連想情報は編集画像のサムネイルを
    含むことを特徴とする請求項8、9、又は10のいずれ
    かに記載の画像編集装置。
  12. 【請求項12】前記連想情報は編集画像に付された識別
    情報を含むことを特徴とする請求項8、9、又は10の
    いずれかに記載の画像編集装置。
  13. 【請求項13】前記連想情報は、画像の作成日、原稿サ
    イズ、印刷サイズ、フォームの要否のうち少なくとも1
    つを含むことを特徴とする請求項8、9、又は10のい
    ずれかに記載の画像編集方法。
  14. 【請求項14】ユーザ入力イベントに従って画像を編集
    する画像編集装置であって、(a)ユーザ入力を受容す
    るための入力手段と、(b)前記入力手段を介したユー
    ザ入力イベントに従って編集画像を生成する編集画像生
    成手段と、(c)編集画像を画面表示する表示手段と、
    (d)所定の画像編集作業期間中に発生した一連のユー
    ザ入力イベントをマクロ化して記憶するイベント記憶手
    段と、(e)マクロ化されたユーザ入力イベントによっ
    て実現される編集内容に関連する連想情報を作成する連
    想情報作成手段と、(f)各マクロに対応付けられた連
    想情報を一覧表示する連想情報表示手段と、(g)連想
    情報の表示の選択に応答して、対応するマクロを適用す
    るマクロ適用手段と、を含むことを特徴とする画像編集
    装置。
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