JP2000331005A - バリア情報提供システム及びバリア情報提供方法並びに当該方法を実行するためのプログラムを記録した媒体 - Google Patents

バリア情報提供システム及びバリア情報提供方法並びに当該方法を実行するためのプログラムを記録した媒体

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JP2000331005A
JP2000331005A JP13607599A JP13607599A JP2000331005A JP 2000331005 A JP2000331005 A JP 2000331005A JP 13607599 A JP13607599 A JP 13607599A JP 13607599 A JP13607599 A JP 13607599A JP 2000331005 A JP2000331005 A JP 2000331005A
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耕三 新谷
Taichi Fukushima
太一 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路や施設には健常者にとっては支障は無い
が、高齢者にとって障害(バリア)となるものが存在す
る。このようなバリアを回避しつつ高齢者が自由に外出
できるように支援する情報提供システムが求められてい
る。このシステムは高齢者及びヘルパーにとって利用し
やすいものでなければならない。 【解決手段】 行動の際の障害となるバリア情報を少な
くとも通路または施設に対応して格納するバリア情報デ
ータベースを、所定の条件に基づき検索して利用可能な
通路または施設を抽出する。外出の目的として、検索す
べき経路の種類を入力し、外出の条件として、どの程度
のバリアであれば支障がないかを入力し、前記外出の目
的及び前記外出の条件に基づき、前記バリア情報データ
ベースを検索し、抽出された利用可能な通路または施設
に関するデータを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歩行者あるいは
利用者にとって障害(バリア)となり得るものの有無及
びその内容や程度に関する情報を提供することにより、
歩行者あるいは利用者、特に高齢者や障害者の行動を支
援するためのバリア情報提供システム及びバリア情報提
供方法に関する。並びにバリア情報提供のための方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会の到来に備えて、介護保険制
度などの支援体制の整備が急がれつつあり、ホームヘル
パー数の拡充が叫ばれている。高齢者が自立して生活で
きるためには、ホームヘルパーによる支援とともに高齢
者や車椅子の利用者にとって利用しやすい町作りが求め
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
道路や施設には、健常者にとっては支障は無いが、高齢
者にとって障害(バリア)となるものが多数存在する。
このような現実のもとでは、高齢者が外出するときに、
転倒による骨折等の危険が常につきまとっている。一
方、高齢者の外出希望は高く、豊かな老後を過ごすため
にも、高齢者の自立を促すためのも、このような危険を
解消して自由な行動を保障しなければならない。そのた
めには、高齢者の外出を助け安心して歩ける街作りを行
うことが第1であるが、そのような環境が整うまでの
間、高齢者の外出を支援するための何らかの方策が必要
である。以上のことは、高齢者に限らず、妊婦・小児な
ど全ての体力的弱者についても同様である。
【0004】そこで、この発明は、係る課題を解決し、
高齢者等の行動を支援すべく、新たな空間データとし
て、道路、交通機関、施設のバリア情報(段差、坂道、
エレベータの有無)を登録し、これらの情報を有効に活
用できるバリア情報提供システム及びバリア情報提供方
法並びに当該方法を実行するためのプログラムを記録し
た媒体を提供することを目的とする。この発明は、地理
情報システム(geographic information system:GIS)
の適用分野を広げるものでもある。
【0005】この発明は、会員登録された高齢者の外出
時のバリアフリー支援にGISを利用し、新たな空間デー
タ、例えばバリア情報と福祉施設内外の位置情報の収集
・活用システムを提供することを目的とする。
【0006】この発明は、高齢者宅や福祉施設から目的
地への道路・交通期間・施設のバリア情報、例えば、段
差、坂道、エレベータの有無をモバイル端末で収集・蓄
積することを目的とする。
【0007】この発明は、バリアフリー情報提供:高齢
者と介助者(家族やホームヘルパー)へ地図上に目的地
までの安全経路や近辺写真を表示し、FAXや電話、プリ
ントアウトした書面の提供、あるいは、モバイル端末で
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】係る課題を解決するため
に、本発明は、行動の際の障害となるバリア情報を少な
くとも通路または施設に対応して格納するバリア情報デ
ータベースと、所定の条件に基づき前記バリア情報デー
タベースを検索して利用可能な通路または施設を抽出す
るとともに、その検索結果を出力する処理部と、を備え
る。
【0009】バリア情報は、道路の段差、側溝、傾斜等
である。利用者の年齢、性別、体力、車椅子使用の有無
などの状況や、介助者の有無、人数などによって、バリ
アが実際に障害になるかどうか変わり得るので、バリア
情報は、当該バリアがどのような利用者にとって障害と
なるのかについての情報を含む。また、その障害の程度
も、乗り越えることが不可能な程度なのか、単に不便な
だけなのか、などの情報を含む。検索の条件は、通路の
経路を検索するのか、施設を利用するのかに従って異な
る。
【0010】好ましくは、前記処理部は、持ち運び可能
な端末から前記バリア情報を受けて前記バリア情報デー
タベースを構築するとともに、登録された前記バリア情
報を編集する。
【0011】この種の端末としてノートパソコンにPHS
などの通信手段を備えたものを利用できる。現場の画像
データを得るためにデジタルカメラを備えることが望ま
しい。この種の端末は、取り扱いに必ずしも熟練してい
るとは限らないホームヘルパーが容易に取り扱えるもの
でなければならない。
【0012】好ましくは、前記処理部は、予め与えられ
た判定基準に基づき前記バリア情報データベースを検索
して、予め与えられた目的地までの通過可能な通路を抽
出する安全経路検索部を備える。
【0013】この安全経路検索部は、高齢者等の外出支
援のために有用である。途中で動けなくなることを恐れ
て外出を控えていた高齢者が、この検索結果を利用して
気軽に外出できるようになる。そのためにはデータベー
ス及び検索結果が信頼できるものでなければならない
が、例えば、モバイル端末を利用することによりヘルパ
ーが実際に検証することができるので、高い信頼性が期
待できる。その意味では、検索結果を実際に検証したり
利用した高齢者等・ヘルパーの感想も併せてデータベー
ス化することが考えられる。前記安全経路検索部は、自
宅から出て自宅に戻るような循環型の散歩ルート検索の
ためにも、自宅から出て目的地までの最適ルートを検索
するためにも、どちらにも利用できる。
【0014】好ましくは、前記処理部は、予め与えられ
た判定基準に基づき前記バリア情報データベースを検索
して、利用可能な施設を抽出する利用可能施設検索部を
備える。
【0015】この利用可能施設検索部は、高齢者等の公
共施設、図書館、公園、百貨店、スーパーなどの利用を
支援するために有用である。高齢者等にとって利用しや
すい施設であることが事前にわかれば、不安なく外出で
きる。
【0016】好ましくは、前記処理部の検索結果が複数
存在するとき、優先順位及び/又は抽出理由とともに前
記検索結果が出力される。
【0017】好ましくは、前記バリア情報データベース
は、さらに、バリアの画像データを含み、前記処理部
は、検索結果とともに対応する画像データも併せて出力
する。
【0018】データを表示する際に、視覚的な認識を高
めるため、デジタル地図に加えて写真地図上の経路表示
・近辺写真を連動して使用することにより、高齢者にも
分かりやすいGISが構築できる。これは、実際にサービ
スを提供するときに、高齢者がバス等を利用する際に、
目的地付近の景色を確認して降車駅を識別するという経
験に基づくものである。
【0019】また、本発明は、行動の際の障害となるバ
リア情報を少なくとも通路または施設に対応して格納す
るバリア情報データベースを、所定の条件に基づき検索
して利用可能な通路または施設を抽出するためのバリア
情報提供方法であって、外出の目的として、検索すべき
経路の種類を入力する第1ステップと、外出の条件とし
て、どの程度のバリアであれば支障がないかを入力する
第2ステップと、前記外出の目的及び前記外出の条件に
基づき、前記バリア情報データベースを検索する第3ス
テップと、抽出された利用可能な通路または施設に関す
るデータを出力する第4ステップとを備える。
【0020】また、本発明は、コンピュータを、行動の
際の障害となるバリア情報を少なくとも通路または施設
に対応して格納するバリア情報データベースを、所定の
条件に基づき検索して利用可能な通路または施設を抽出
するとともに、その検索結果を出力する処理部として機
能させるためのプログラムを記録した媒体である。
【0021】媒体には、例えば、フロッピーディスク、
ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD−
ROM、DVD、ROMカートリッジ、バッテリバック
アップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメ
モリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含
む。
【0022】また、電話回線等の有線通信媒体、マイク
ロ波回線等の無線通信媒体等の通信媒体を含む。インタ
ーネットもここでいう通信媒体に含まれる。
【0023】媒体とは、何等かの物理的手段により情報
(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されている
ものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理
装置に所定の機能を行わせることができるものである。
要するに、何等かの手段でもってコンピュータにプログ
ラムをダウンロードし、所定の機能を実行させるもので
あればよい。
【0024】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図に基
づき説明する。
【0025】図1はこの発明のバリアフリー支援システ
ムの概略ブロック図を示す。図1のシステムは、図2の
ようなコンピュータネットワークに接続されて使用され
る。図2のシステムは、GIS(geographic information
system:地理情報システム)サーバ10(図1のシステ
ムにほぼ対応する)、コミュニケーションサーバ11、
会員情報管理サーバ12、位置特定サーバ13を備え
る。GISサーバ10にはルータ15(あるいはモデム)
が接続されているので、モバイル端末からバリア情報を
受信することができる。位置特定サーバ13は、アンテ
ナ14を介して図示しないPHSから信号を受信して、公
知の方法によりPHSの所持者の位置を特定することがで
きる。コンピュータネットワーク(LAN)20には、上
記サーバとともに、複数のクライアント16、17、・
・・や、プリンタ18や、地図情報を入力するためのス
キャナ19が接続されている。
【0026】GISサーバ10は、GIS関連のアプリケーシ
ョン、デジタル地図、バリア情報を内蔵する。位置特定
サーバ13は、会員高齢者、ホームヘルパーの移動履歴
(時間、緯度経度)を内蔵する。会員情報管理サーバ1
2は、会員高齢者、ホームヘルパーの情報を内蔵する。
コミュニケーションサーバ11は、CTI機能を持ち、緊
急コールより会員情報を取得する。
【0027】図2のシステムにより、下記のサービスが
提供される。 (1)バリア情報蓄積・バリアフリー情報提供サービス ホームヘルパーが、道路情報(坂道、段差等)や交通機
関、施設情報(駅、公民館、病院、百貨店、スーパー、
コンビニエンスストア、観光施設等の段差、階段、エレ
ベータ、車椅子用のトイレの有無等)のデータをモバイ
ル端末を用いてGISサーバ10に送信する。GISサーバ1
0は受信したデータを蓄積し管理する。GISサーバ10
は、後述するように、高齢者が外出する場合に、目的地
までの安全な経路を検索するとともに、目的地あるいは
施設の利用可能性を、担当ホームヘルパーのモバイル端
末に表示したり、高齢者宅にFAXで送信することにより
提供する。 (2)安否確認サービス 例えば、給水管に水道流量検出装置をセットし、これに
より水道の使用状況を監視する。一定時間水道が使用さ
れない場合は通常の生活が営まれていないと判断して、
地図上に当該高齢者宅の所在地、近辺のホームヘルパ
ー、及び会員情報をGISに自動表示する(例えば、図1
2)。 (3)緊急通報サービス トラブル発生時(例えば、転倒、車椅子での脱輪等)や
体調悪化時に、高齢者が携帯するカード型PHSの緊急ボ
タンを押すことでセンターに非常コールを送る。センタ
ーでコールを受けたら、発信元(PHS所持者)の現在位
置と会員情報をGISに自動表示する(例えば、図1
1)。
【0028】災害時には救助を依頼するために、表示し
た情報を自治体等にFAXで送付することもできる。ま
た、高齢者に対して現在位置から最寄りの避難場所情報
をPHSの文字メールまたは音声(留守録機能)で伝える
こともできる。 (4)位置特定サービス 福祉施設内外を問わず、一定時間ごとにPHSの位置情報
を取得することにより、高齢者一人一人の移動履歴を蓄
積する。また、任意の時間に位置情報を取得することも
できる。 (5)会員情報管理サービス 会員登録している高齢者の情報(氏名、年齢、病歴、介
護履歴等)を会員情報として蓄積する。デジタル地図
(住宅地図)と高齢者宅の住所とマッチングさせて住居
を地図上に表示することもできる。 (6)コミュニケーションサービス CTIを使った小規模コールセンター(会員向け窓口)サ
ービスである。例えば、電話を用いて、高齢者より安全
経路情報、利用可能施設の検索依頼の受付したり、FAX
を用いて、高齢者宅に安全経路情報、利用可能施設情報
の提供する。また、災害時等、自治体に救助が必要な場
合、高齢者の情報(個人情報、位置)を自治体に提供す
る。
【0029】なお、プライバシーの保護のため、一般公
開情報と非公開情報に分けて管理する。一般公開情報と
は、収集したバリア情報、検索機能(主にGISサーバ1
0により提供される)であり、非公開情報とは、会員情
報(主に会員情報管理サーバ12により提供される)で
ある。利用者IDにより参照できる項目を細かく設定する
こともできる。
【0030】次に、図1に基づきバリア情報提供システ
ムを説明する。システムの中核であるGIS処理部1に
は、一般的なディスプレイ2、キーボード(マウス等の
ポインティングデバイスを含む)3、検索された地図情
報を送信するためのFAXモデム7が接続されているとと
もに、会員ヘルパーデータベース4、バリア情報データ
ベース5、地図データベース6が接続されている。もち
ろん、これらデータベースをシステム内にインストール
しておくこともできる。会員ヘルパーデータベース4
は、会員の氏名、病歴、介護計画、ケア履歴、などを記
録する。バリア情報データベース5は、坂道、段差、近
辺写真、車椅子トイレ、などを記録する。地図データベ
ース6は、バリア位置、基盤デジタル地図、などを記録
する。このように、会員ヘルパーデータベース4には、
会員の個人情報やヘルパーの登録情報が記録されてい
る。地図データベース6には、一般的な地図データが記
録されている。地図データベース6として、市販のデジ
タル地図を利用することができる。バリア情報データベ
ース5には、本発明に密接に関連するデータが記録され
ているが、その詳細は後述する。GIS処理部1には、ま
た、他のサーバやルータから、位置情報、バリア登録情
報、緊急コールが入力されるとともに、他のサーバやル
ータに、バリアフリー提供情報、個人情報、位置情報・
個人情報を送信する。
【0031】図3は、ホームヘルパーが使用し、GIS処
理部1へバリア情報を送るためのモバイル端末を示す。
このようにバリアデータはホームヘルパーが日常業務の
中で収集するためメンテナンス性が高い。モバイル端末
として一般的なノートパソコンが用いられ、これに現場
の状況を記録し送信するためのCCDカメラ22や音声で
レポートしたり現場の騒音を記録するためのマイク23
が接続されている。なお、マイク23は備えなくてもよ
い。ノートパソコン21は、さらに、データを送受信す
るためのPHS24やモデム25を備える。なお、PHS24
とモデム25は、いずれか一方のみを備えてもよい。モ
バイル端末については通常必要な地図のみをダウンロー
ドしておく。モバイル端末で新たな地域の地図が必要と
なった場合は、その都度ダウンロードを行う。これによ
り通常は経路探索結果、施設の利用条件検索結果のみを
転送しトラフィックを最小限に抑えることができる。
【0032】図4(a)に示すように、バリア情報は、
その空間データ100(詳細は後述する)と、地図デー
タ101と、写真データ102とからなり、これらは互
いに関連している。なお、地図データ101は、地図デ
ータベース6を利用してもよいし、これと別個のもので
もよい。図4(b)に示すように、バリア情報110、
111は、写真登録フォルダ112に記録された写真フ
ァイル名を、各バリア情報に対応して記録している。こ
のため、バリア情報を指定すれば、対応する写真ファイ
ルを容易に取り出すことができる。図5に、バリア情報
の例を示す。
【0033】図1及び図2のシステムは、収集した道路
バリア情報、施設バリア情報を入力するとともに、これ
らの情報を使いて利用者の個人条件に合わせた通行可能
な道路、あるいは利用可能な施設を検索する機能を提供
することができる。具体的には次のような機能を備え
る。 (1)バリア情報メンテナンス機能 収集した道路バリア情報、施設バリア情報の入力・修正
・削除を行う機能を提供する。メンテナンスはWWWブラ
ウザまたはクライアント端末から行うことができる。本
機能はアイコンまたはメニューから起動される。この機
能を実現するプログラムが起動されると、図3のモバイ
ル端末には、図9のような、バリアの入力画面が表示さ
れる。バリア情報をこの画面から入力する。ヘルパーは
モバイル端末を操作して、道路や施設のバリアのデータ
を入力するとともに、CCDカメラ22を用いてその画
像を得る。これらデータはGISサーバ10に送られ
て、バリア情報がバリア情報データベース5の道路バリ
ア情報テーブル及び施設バリア情報テーブルに記録され
るとともに、その写真データがGISサーバ10の写真登
録フォルダに格納される。そして、データベースの道路
バリア情報テーブル及び施設バリア情報テーブルに、図
4に示すように格納した写真ファイル名称を保存する。
地図データベース6の道路上にバリア情報が入力された
場合は、GISの道路上にバリアに対応するシンボルを表
示することができる。管理のために、入力された道路・
施設バリア情報の一覧を印刷することができる。また、
期間が設定された情報(例えば、イベント・道路工事)
については、期間切れ情報リストを印刷することもでき
る。 (2)安全経路検索機能 蓄積されたバリア情報に基づいて、高齢者等にとって利
用可能な安全な経路を検索し、その経路を図10のよう
なわかりやすい形態で提供することができる。このよう
な情報は、高齢者等のハンディキャップを負っている方
々が単独で、あるいはヘルパーの援助を受けつつ外出す
るときに、大きな力となると期待される。現在、道路に
はさまざまなバリア(障害物)があり、車椅子で通行す
るには非常に不便である。このため外出したいという希
望はあるが、車椅子でどの道を通ることができるのかと
いう不安が生じ、なかなか外出ができなくなっている。
【0034】この安全経路検索機能の処理手順につい
て、図6のフローチャートに基づき説明する。必要な操
作はWWWブラウザおよびクライアント端末から行うこと
ができる。 S1:外出の目的に対応して検索すべき経路の種類を入
力する。散歩が目的であれば、自宅から出て自宅に戻る
循環コースが選択される。散歩の場合、距離の長短より
も、静かでのんびり歩きやすいというような散歩に適し
た経路が検索される。一方、ある目的地を訪れることが
目的であれば、自宅から目的地までの経路が検索され
る。この場合、距離がなるべく短く、短時間で到達でき
るような経路が検索される。 S2:検索の条件を入力する。経路を検索するために
は、出発点、目的地はもちろん、外出の条件を与える必
要がある。外出の条件は、本バリア情報提供システムに
おいて特有のものである。なぜなら、車椅子で外出する
かどうか、介助があるかどうか、年齢、体力等の条件に
よって、乗り越えることができるバリアが異なるからで
ある。例えば、徒歩の場合、車椅子の場合よりもバリア
の影響をあまり受けない。介助者がいれば、いない場合
よりもバリアの影響をあまり受けない。介助者が増えれ
ば、バリアの影響はより小さくなる。設定内容はGISサ
ーバのバリア基準テーブルに保存される。 S3:前述のバリア情報メンテナンス機能で入力された
道路バリア情報と、検索種類及び検索条件に基づき、通
行可能な経路が検索される。検索された経路はGISのデ
ィスプレイ2上に表示される(S4)。表示された経路
をFAXモデム7で送信することもできる。複数の経路
が検索されたときは、最も優先されるもののみを表示し
てもよいし、A,B,C,・・・の評価結果とともに同
時にすべてを表示してもよい。ここで優先順位や評価の
例として次のようなことが考えられる。外出の目的に最
も合致しているものを高い優先順位・評価点数とする。
例えば、散歩が目的であれば、公園、海岸、川岸などリ
ラックスできる経路の点数を高くし、交通量の多い幹線
道路、人出の多い繁華街を通る経路の点数を低くする。
所定の目的地に行くためであれば、距離が短く短時間で
到達でき、バス・タクシーなどの交通機関を利用できる
経路の点数を高くする。
【0035】散歩コースの検索処理についてさらに詳細
に説明する。散歩コースの検索条件は概ね次の通りであ
る。 条件1.指定条件に合わせて散歩コースを検索できるこ
と 条件2.ホームヘルパーが散歩コース検索機能を容易に
使用できて、適当な散歩コースを検索できること 条件3.検索された散歩コースが安全に通行可能である
こと バリアが全くなければ、最短の経路が検索される。バリ
アがあるときは、検索条件を満足する経路のうちで最短
のものが安全経路として検索される。複数の経路が検索
された場合、往復の経路がそれぞれ異なるように散歩経
路を決定するようにしてもよい。
【0036】図7に道路バリア情報の判断基準の例を示
す。道路のバリアには、段差、歩道幅、傾斜、側溝、か
まぼこ道、などがあるが、これらは次の点も考慮しつつ
点数化されることが望ましい。
【0037】段差:段差のある場所を考慮する。段差が
道の隅の方にあるだけであれば通行に支障はない。
【0038】歩道幅:路上駐車や自転車によって道幅が
狭くなる場合が多いので、この点も考慮して点数化す
る。
【0039】傾斜:道路全体が傾斜になっている場合
と、道路の一部分だけが傾斜になっている場合とで区別
する。傾斜角度を具体的に何度と記述するとともに、そ
の傾斜が続く距離も考慮して点数化する。
【0040】バリアの点数は、性別・年齢別に異なるよ
うにしてもよい。このように点数化することにより、よ
り木目細かな対応が可能になる。さらに、広い道の方
が、狭い道より通りやすいので、通り易さに応じて道路
に点数を付して、バリアがないときには、通り易さの点
数が高い方を検索することが考えられる。
【0041】実際の評価結果によれば、検索結果と実際
の状況はよく一致しており、このシステムが有効である
ことがわかった。例えば、新しいヘルパーが来たときに
このシステムを利用することにより、説明の手間が省
け、省力化に役立つことができる目的地までの安全経路
検索処理についてさらに詳細に説明する。この検索条件
は概ね次の通りである。 条件1.指定条件に合わせて目的地までの経路の検索が
できること。 条件2.ホームヘルパーが目的地までの安全経路検索機
能を利用することにより、目的地までの経路の検索が可
能であること。 条件3.検索された目的地までの安全経路は通行可能で
あること。
【0042】登録された道路バリア情報と、安全経路検
索時に利用するバリア情報の判断基準とに基づいて目的
地までの安全経路が検索される。
【0043】散歩コースの場合とは、バリア情報の判断
基準が若干異なる。例えば、図7(b)に示すように、
入口の形態と外出条件との関係で通行が不可能と判定さ
れることがある。他にも、例えば、「入口は自動ドアの
み」のように条件を追加できることが望ましい。 S4:以上のように検索された経路をディスプレイ2に
表示する。検索された経路が複数あるときは、前述のよ
うに所定の順序(優先順位、点数)に基づいて表示す
る。例えば、図10のように、高齢者の位置210と、
目的地212とが表示された地図において、高齢者が通
行可能な最適の経路211が表示される。このようなイ
ンターフェースにより、誰でも容易に最適経路を知るこ
とができる。 (3)利用可能施設検索機能 このバリア情報提供システムを利用すれば、どの施設が
利用できる/利用しやすいかを容易に知ることができ
る。レストラン、百貨店、スーパーはもちろん、公園、
役所、図書館などの公共施設においてもさまざまなバリ
アがあり、車椅子で利用するには不便な場合がある。こ
のため外出したいという希望があるが、車椅子でどの施
設が利用できるのかという不安が生じ、なかなか外出で
きなくなっている。そこで、所定の条件の下で利用可能
な施設を検索するサービスが求められている。このシス
テムはこのような要求に応えるものである。
【0044】この安全経路検索機能の処理手順につい
て、図8のフローチャートに基づき説明する。 S10:検索したい目的の施設の種類、例えば、図書
館、公園、百貨店などを入力する。 S11:検索条件、例えば出発点、外出条件(車椅子、
介助なし等)を設定する。 S12:指定された検索対象施設の種類と検索条件に基
づき、バリア情報データベース5を検索する。あらかじ
め、利用可能施設検索のためのバリア基準を設定できる
ようにし、設定内容はGISサーバのバリア基準テーブル
に保存される。
【0045】施設の検索条件は概ね次のとおりである。 条件1.利用可能な施設の判定基準に合わせて検索でき
ること。例えば、車椅子で利用できるように入口にスロ
ープがついていたり、出入口が自動ドアであること。エ
レベータが有ること、有りのときはその大きさが車椅子
で利用できる程度であること。トイレが有ること、有り
のときはその大きさが車椅子で利用できる程度であるこ
と。 条件2.ホームヘルパーが利用可能施設検索機能を使用
し、利用可能施設が検索できること 条件3.検索した施設が実際に利用できること。例え
ば、当該施設がオープンしている曜日であること、利用
可能な時間帯であること。
【0046】なお、施設の1階だけを利用するときはエ
レベータを使用しない等、階数により判定基準が変わる
ので、施設の検索をするときは利用階数の指定ができる
ことが望ましい。 S13:検索された利用可能な施設を所定の順序(優先
順位、点数)で表示する。検索された施設はGIS上に表
示される。 S14:検索された施設を前述の安全経路検索機能へ転
送することにより、検索された施設までの経路を自動的
に検索することができる。 S15:検索された施設までの通行可能な経路が所定の
順序で表示される。なお、検索結果を表示するときに、
利用不可能な施設とともにその理由も表示することが望
ましい。
【0047】以上の処理により、高齢者等にとって利用
可能な施設の情報とともに、そこまでの経路が自動的に
表示される。
【0048】なお、バリア情報提供システムを有効に活
用するために、例えば、以下のような機能を併せて有す
ることが望ましい。 (1)会員情報管理機能 高齢者、ホームヘルパー、ボランティアの情報(名前、
年齢、住所、病歴、介助履歴等)の登録、削除、修正を
行う機能である。会員情報入力画面を表示し、この画面
から会員情報を入力することができる。会員情報の写真
データはファイルを会員情報管理サーバの写真登録フォ
ルダに格納し、会員情報テーブルには格納した写真のフ
ァイル名称を保存する。入力された情報は会員情報管理
サーバの会員情報テーブルに保存する(図4参照)。 (2)会員情報自動表示機能 PHSや自宅の電話から問い合わせ、緊急通報のコールが
入ったら相手先電話番号より自動的に会員情報を表示す
る機能である。ナンバーディスプレイより取得した電話
番号を問い合わせ用クライアントへ送り、個人情報を検
索して表示することができる。 (3)自動音声応答 夜間等問い合わせ窓口のオペレータが不在時のサービス
であり、会員高齢者の現在位置を地図上に表示し、FAX
で依頼者に送信する機能である。この機能はすべて自動
音声応答で行われる。自動音声応答への切り替えは利用
者が手動で行うことができる。現在位置を確認したい高
齢者が所有するPHSの番号を依頼者が電話より入力す
る。セキュリティーを確保するため依頼者はパスワード
を電話より入力しなければならない。会員高齢者の現在
位置は、位置特定機能で取得したデータを使用する。地
図上に高齢者の現在位置を表示し、依頼者が指定したFA
Xへ送付する。
【0049】なお、上記説明において、バリア情報とし
て高齢者等の行動の支障になるものを例に取り説明した
が、この発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、バリア情報として、他にも、幼児を連れて外出する
母親を支援するために、一時的に幼児を預かる託児所の
有無、おむつを替える場所の有無、を含めても良い。
【0050】本明細書において、手段とは必ずしも物理
的手段を意味するものではなく、各手段の機能が、ソフ
トウェアによって実現される場合も包含する。さらに、
一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段により実現
されても、若しくは、二つ以上の手段の機能が、一つの
物理的手段により実現されてもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明のバリア情報提供システム及びバ
リア情報提供方法により、新たな空間データとして道路
・交通機関・施設のバリア情報(坂道、段差、駅構内の
トイレ、階段等)を活用することができる。
【0052】データを表示する際に、視覚的な認識を高
めるため、デジタル地図に加えて写真地図上の経路表示
・近辺写真を連動して使用することにより、高齢者にも
分かりやすいGISが構築できる。これは、実際にサービ
スを提供するときに、高齢者がバス等を利用する際に、
目的地付近の景色を確認して降車駅を識別するという経
験に基づくものである。
【0053】本発明によれば、福祉施設の内外で、位置
確認機能とバリア情報蓄積・バリアフリー情報提供機
能、緊急通報機能、及び安否確認機能を組み合わせるこ
とにより、付加価値の高い介助サービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態のバリア情報提供シス
テムの概略構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態のバリア情報提供シス
テムが組み込まれたシステムの例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態のバリア情報データベ
ースを構築するためのモバイル端末の例である。
【図4】 この発明の実施の形態のバリア情報における
空間データと地図データ及び写真データの関係を示す概
念図である。
【図5】 この発明の実施の形態のバリア情報の例であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態の安全経路検索機能の
フローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態の道路バリア情報の判
断基準の例である。
【図8】 この発明の実施の形態の利用可能施設検索機
能のフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態のバリア情報登録画面
の例である。
【図10】 この発明の実施の形態のバリアフリー情報
提供画面の例である。
【図11】 この発明の実施の形態の緊急通報画面の例
である。
【図12】 この発明の実施の形態の安否確認画面の例
である。
【符号の説明】
1 GIS処理部 2 ディスプレイ 3 キーボード 4 会員・ヘルパーデータベース 5 バリア情報データベース 6 地図データベース 7 FAXモデム 10 GISサーバ 11 コミュニケーションサーバ 12 会員情報管理サーバ 13 位置特定サーバ 14 アンテナ 15 ルータ 16、17 クライアント 18 プリンタ 19 スキャナ 21 ノートパソコン 22 CCDカメラ 23 マイク 24 PHS 25 モデム 100 空間データ 101 地図データ 102 写真データ 110 道路バリア情報テーブル 111 施設バリア情報テーブル 112 写真登録フォルダ 200 バリアの位置を示すマーカー 201 バリア情報を入力するためのサブ画面 210 出発地(高齢者)の位置を示すマーカー 211 安全な経路 212 目的地の位置を示すマーカー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行動の際の障害となるバリア情報を少な
    くとも通路または施設に対応して格納するバリア情報デ
    ータベースと、所定の条件に基づき前記バリア情報デー
    タベースを検索して利用可能な通路または施設を抽出す
    るとともに、その検索結果を出力する処理部と、を備え
    るバリア情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記処理部は、持ち運び可能な端末から
    前記バリア情報を受けて前記バリア情報データベースを
    構築するとともに、登録された前記バリア情報を編集す
    ることを特徴とする請求項1記載のバリア情報提供シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記処理部は、予め与えられた判定基準
    に基づき前記バリア情報データベースを検索して、予め
    与えられた目的地までの通過可能な通路を抽出する安全
    経路検索部を備えることを特徴とする請求項1記載のバ
    リア情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記処理部は、予め与えられた判定基準
    に基づき前記バリア情報データベースを検索して、利用
    可能な施設を抽出する利用可能施設検索部を備えること
    を特徴とする請求項1記載のバリア情報提供システム。
  5. 【請求項5】 前記処理部の検索結果が複数存在すると
    き、優先順位及び/又は抽出理由とともに前記検索結果
    が出力されることを特徴とする請求項1記載のバリア情
    報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記バリア情報データベースは、さら
    に、バリアの画像データを含み、前記処理部は、検索結
    果とともに対応する画像データも併せて出力することを
    特徴とする請求項1記載のバリア情報提供システム。
  7. 【請求項7】 行動の際の障害となるバリア情報を少な
    くとも通路または施設に対応して格納するバリア情報デ
    ータベースを、所定の条件に基づき検索して利用可能な
    通路または施設を抽出するためのバリア情報提供方法で
    あって、 外出の目的として、検索すべき経路の種類を入力する第
    1ステップと、 外出の条件として、どの程度のバリアであれば支障がな
    いかを入力する第2ステップと、 前記外出の目的及び前記外出の条件に基づき、前記バリ
    ア情報データベースを検索する第3ステップと、 抽出された利用可能な通路または施設に関するデータを
    出力する第4ステップとを備えることを特徴とするバリ
    ア情報提供方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータを、行動の際の障害となる
    バリア情報を少なくとも通路または施設に対応して格納
    するバリア情報データベースを、所定の条件に基づき検
    索して利用可能な通路または施設を抽出するとともに、
    その検索結果を出力する処理部として機能させるための
    プログラムを記録した媒体。
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