JP2000330711A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
プリケーションの起動やウィンドウ操作などの機能の実
行が容易・確実な平面入力装置を提供することを目的と
するものである。また、本発明の別の目的は、特定領域
一つについて複数の機能を割り当て可能にすることであ
る。 【解決手段】 操作者が平面入力部に設けた特定領域
(A1〜A4)を始点としてなぞったときに、なぞられた
方向を検知し、始点の領域となぞられた方向との組合せ
に応じた機能を実行する。この方法では、平面入力装置
の特定領域を始点としてなぞることにより割り当てられ
た機能が実行できるため、例えば従来のダブルタップ操
作よりも、操作者の熟練度や平面入力装置の感度の特性
などの影響を受けにくい。また、平面入力装置に設けた
始点となる特定領域一つについて複数の機能を割り当て
ることが可能となる。
Description
ットパッド)を有する情報処理装置に関するものであ
る。
(以下、PCという)において、平面入力装置が使用さ
れる場合が増えてきている。平面入力装置はPCに接続
された約3×4cm程度の平面入力部を有し、その表面
を指等でなぞることによりPC画面上のカーソルの移動
が可能である。
い平面入力部の四隅に設けた特定領域を指等で軽く一度
叩く(タップ動作)ことによりアプリケーションやメニ
ューを起動することができる平面入力装置が存在する。
て設けられることが多いため、キーボードでの入力等の
際に意図せずに平面入力部の四隅に触れる場合がある。
これはタップ動作として認識され、意図しないアプリケ
ーションが起動されるといった誤操作が発生する場合が
ある。この問題を解決するために、平面入力装置の特定
領域に割り当てたアプリケーションやメニューの起動な
どの機能をダブルタップ動作(タップを素早く2回行う
動作)により実行する方法が特願平10−259884
号で提案されている。その他、タップ動作に関する誤動
作防止については特開平9−311746号にも開示さ
れている。
は、平面入力装置の入力検知部の左右上下端部分に触れ
ているときに、それ以前に行っていた操作の状況に応じ
てマウスカーソルの移動やウィンドウのスクロールなど
の動作を継続的に行うことが提案されている。
259884号の誤動作防止方法では、特定領域をある
一定時間以内に2回タップするという動作を行う必要が
あるため、操作者の熟練度や平面入力装置の感度などの
特性などにより、操作者の意図どおり完全には動作させ
にくい場合があった。
一つの機能しか割り当てることができない。特定領域は
通常のカーソル操作で使用する可能性の少ない領域に設
定する必要があるため、実質的には平面入力部の四隅に
限定されていた。従って、一つの特定領域に対して複数
個の機能を割り当てることのできる入力装置が望まれて
いた。
は、マウスカーソルの移動やウィンドウのスクロール動
作を継続的に動作させるのには有効であるが、アプリケ
ーションの起動やウィンドウ操作などの機能を割り当て
る目的には適していない。
比べて操作者の熟練度や平面入力装置の感度の特性など
に左右されにくい操作で、平面入力装置の特定領域にア
プリケーションの起動やウィンドウ操作などの機能を実
行することを目的とするものである。
について複数の機能を割り当て可能な入力装置を提供す
ることである。
に本発明では、操作者が平面入力部に設けた特定領域を
始点としてなぞったときに、なぞられた領域を検知し、
始点の領域となぞられた領域との組合せに割り当てられ
た動作を起動する。本発明の情報処理装置は、ダブルタ
ップにより動作を起動する従来の装置よりも操作者の熟
練度や、平面入力部の感度特性等の影響を受けにくい。
また、平面入力部に設けた始点となる特定領域一つにつ
いて複数の機能を割り当てることが可能である。
は、隣接して配置された複数の特定領域を有し、前記複
数の特定領域に対するタッチ情報とアンタッチ情報とを
取得する平面入力部と、連続する複数個の領域の組合せ
に対して動作を割り当てた対応表を記憶する記憶部と、
前記平面入力部が取得した前記領域に対する連続タッチ
情報と前記対応表とにもとづき動作を起動する制御部
と、前記起動結果を表示する表示部とを有することを特
徴とするものであり、操作者の指が触れただけで誤って
動作することなどを防止するとともに、操作者の熟練度
や平面入力装置の感度の特性に左右されずに特定領域に
割り当てた機能を実行でき、特定領域一つについて複数
の機能を割り当てることが可能になるという作用を有す
る。
1に記載の発明において、平面入力部が前記平面入力部
の隅に設けた第一の特定領域と、第二の特定領域とを有
し、連続タッチ情報が、第一の特定領域を始点とすると
きのみ制御部が動作の起動を行うことを特徴とするもの
であり、隅に設けた一つの第一に特定領域を始点として
複数個の機能を起動することが可能である等の操作性に
優れるという作用を有する。
2に記載の発明において、平面入力部が、第一の特定領
域と第二の特定領域との間に第三の特定領域を有し、制
御部は、前記第三の領域内の連続タッチ情報に対して前
記連続タッチ情報に対する処理を保留することを特徴と
するものであり、第一の特定領域に対する誤操作をさら
に少なくすることができる。
2または請求項3に記載の発明において、なぞられて第
二の特定領域に到達したタッチ情報に対して、制御部が
動作を起動することを特徴とするものであり、なぞる操
作だけで動作を起動できるので、操作性がよい。
2、または請求項3に記載の発明において、前記表示部
にウィンドウ画面が表示されているとき、制御部は第一
の特定領域を始点として第二の特定領域をなぞる連続タ
ッチ情報に対して、前記ウィンドウ画面上のマウスカー
ソルをメニュー項目に移動させる動作を割り当てたこと
を特徴とするものであり、マウスカーソルをメニューに
移動させる操作が不要な上、なぞる一連の操作の延長と
してウィンドウの操作が可能である。
領域に対するタッチ情報とアンタッチ情報とを取得する
平面入力部と、前記特定領域と、前記特定領域を始点と
してなぞられて前記特定領域の外に移動引き出され、特
定方向に平行になぞられた線の連続タッチ情報との組合
せに対して動作を割り当てた対応表を記憶する記憶部
と、前記平面入力部が取得した前記連続タッチ情報と前
記対応表にもとづき動作を実行する制御部とを有するこ
とを特徴とするものであり、操作者の指が触れただけで
誤って動作することなどを防止するとともに、操作者の
熟練度や平面入力装置の感度の特性に左右されずに特定
領域に割り当てた機能を実行でき、特定領域一つについ
て複数の機能を割り当てることが可能になるという作用
を有する。
から図35を用いて説明する。
力部の四隅に第一の特定領域と、その外側に第二の特定
領域を設け、1個の第一の特定領域と1個の第二の特定
領域との組合せに対して機能を割り当てた本発明に係る
情報処理装置の一例を説明する。
入力装置の構成図、図2は平面入力部の平面図、図3〜
図8は第一の特定領域の拡大平面図、図9〜図13は特
定領域に割り当てられた機能を実行するフローチャー
ト、表1〜表5は信号S1〜S3の内容説明と、信号と
動作との対応表である。
2は制御部、103は記憶部、104は表示部である。
けた平面入力部の平面図である。領域A0は、平面入力
部のうち動作検知可能な領域を示している。領域A1〜
A4は領域A0内にある操作の始点とすべき特定領域を
示す。それぞれの特定領域内から指などでなぞることに
より、通常のカーソル移動等の操作とは異なる特殊な動
作(例えばアプリケーションの起動やウィンドウの最大
化や最小化や終了などの動作)を実行することができ
る。なお、領域A1〜A4の幅と高さは、平面入力装置
の感度や操作者の熟練度や癖に応じて変更してもよい。
図面では領域A1〜A4の場所を塗り分けているが、無
地であってもよい。
作に基づいて、表1に示すタップ(平面を軽く叩く動
作)、タッチ(平面に触れる動作)、アンタッチ(タッ
チ状態より手を離す動作)状態を検知し、信号S1とし
て制御部102に送出する。
座標の移動情報を検知し、信号S2を記憶部103に送
出する。信号S2は表2に示す信号から構成される。記
憶部103には、表3に示す動作させるべき機能の一覧
(表3)と、信号S2に対応し動作を割り当てた対応表
(表4)とがあらかじめ記憶されている。
S2を受け取ると表3と表4とを照合し、動作番号を知
らせる信号S3を制御部102に送出する。制御部10
2は、信号S3により得た動作すべき機能を実行し、信
号S4を通じて表示部104にその動作結果を反映させ
る。以下、詳細な動作について述べる。
A1〜SA3を示している。信号SA1は、平面入力部
を指等で軽く一度叩く動作(タップまたはタップ動作)
を検知したときに発生する信号を示している。信号SA
1には、タップ動作されたことを示す情報とともにタッ
プ動作位置を示す平面入力部での座標の情報が含まれ
る。また、信号SA2は、平面入力部に指等で触れられ
た(以下、タッチまたはタッチ動作とする)ときに発生
する信号を示している。信号SA2には、タッチ動作さ
れたことを示す情報とともにタッチ動作位置を示す平面
入力部での座標情報も含まれる。さらに、信号SA3
は、平面入力部に指等がタッチされた状態から離された
(以下、アンタッチまたはアンタッチ動作とする)とき
に発生する信号を示している。信号SA3には、アンタ
ッチ動作されたことを示す情報とともにアンタッチ動作
位置を示す平面入力部での座標情報も含まれる。
アンタッチの動作を示す情報と平面入力部での座標情報
をもとに、制御部102で特定される動作を示す信号S
B1〜SB12の定義を示している。表2の信号SB1
は、領域A1をタッチ動作の始点として右方向に操作さ
れたことを示す信号である。信号SB2は領域A1をタ
ッチ動作の始点として下方向に操作されたことを示す信
号である。以下同様に、信号SB3は図2の領域A2か
ら左方向に、信号SB4は同領域から下方向に、それぞ
れ操作されたことを示す信号である。信号SB5は図2
の領域A3から右方向に、信号SB6は同領域から上方
向に、それぞれ操作されたことを示す信号である。信号
SB7は領域A4から左方向に、信号SB8は同領域か
ら上方向に、それぞれ操作されたことを示す信号であ
る。SB9〜SB12は領域A1〜領域A4が2回素早
くタップ(以下、ダブルタップまたはダブルタップ動作
とする)されたことを示す信号である。
れている動作内容であり、領域A1〜A4での操作で動
作させることができる機能の一覧である。例えば、動作
番号R1の動作はメニュー表示であり、フォーカスを有
するアプリケーションのメニューを表示し、メニューの
先頭の項目位置にマウスカーソルを移動させる動作であ
ることを示している。以下同様にR2からR10まで定
義されている。なお、表3の動作定義を増やすことで新
たな機能を追加することができる。
れている対応表であり、領域A1〜A4での各操作の信
号SB1からSB12に対応した機能の一覧である。表
4を表3と照合することにより、平面入力部での操作に
対応した信号に対応する機能が特定できる。例えば、信
号SB3に対応する動作は、表4を参照すると動作番号
R7であり、動作番号R7は表3を参照すると全ウィン
ドウの最小化の機能を示すことがわかる。同様に信号S
B1から信号SB12に対応した機能を特定することが
できる。なお、表4の対応表を変更することで各領域の
各操作に割り当てられている機能を変更することがで
き、表4においては信号SB4、SB5、SB7、SB
8には動作を割り当てていない。
始点とする操作において、操作された方向を検知するた
めに検知領域A5〜A12を平面入力部に設けた場合の
一例を示している。領域A1の右に隣接した領域をA5
とし、下に隣接した領域をA6と定義している。領域A
7から領域12も同様に定義している。また、操作M1
から操作M8は、領域A1から領域A4の4ヶ所を始点
とする操作を示している。
よりタッチ入力がされ、領域A1に触れたまま手を右方
向になぞってタッチ点を領域A5まで移動させる操作を
示している。操作M1において、平面入力部の面に対し
て垂直上方向よりのタッチ入力をタッチの始点と呼び、
始点より手をなぞってタッチ点を動かしたとき制御部が
検知するタッチ点の移動情報を連続タッチ情報と定義す
る。連続タッチ情報は図5等で後述するように、一定時
間間隔で検知されるタッチの検知点情報よりなる。ま
た、領域A1を始点として下方向に移動させる操作は操
作M2である。操作M3から操作M8も同様に定義して
いる。なお、領域A1からA12の幅と高さは、平面入
力装置の感度や操作者の熟練度や癖に応じて変更しても
よい。
ある。操作M1は、領域A1を始点としてタッチされ、
その後右方向に移動され領域A5に入ったことにより認
識されるものである。同様に操作M2は、領域A1を始
点としてタッチしながら下方向に移動され領域A6に入
ったことにより認識されるものである。
を示している。平面入力部101から制御部102に渡
されるタッチやタップなどの信号S1は通常非連続であ
り、操作M1は、実際には図5の検知点P1から検知点
P7のようになる。検知点P1の段階で領域A1を始点
として操作が開始されたことを認識する。検知点P2お
よび検知点P3では、継続的に操作されていることが認
識できるが、この場合は右方向に操作したのか、下方向
に操作したのかを断定していない。検知点P4は、領域
A5に入っているため、この一連の操作は操作M1、す
なわち領域A1を始点として右方向へ移動させる操作で
あることを断定する。この段階で領域A1に右方向の操
作として割り当てられた機能を動作させることができ
る。
を示している。操作M1と同様に検知点P1から検知点
P7により操作M2を認識している。検知点P1の段階
で領域A1を始点として操作が開始されたことを認識す
る。検知点P4の段階で領域A1から下方向に移動して
いる操作であること、すなわち操作M2であることを認
識する。
sから25msおきに面全体が走査され、操作点を割り
出す。一般に、素早く移動させると各検知点の間隔が大
きくなり、ゆっくり操作すると各検知の間隔が小さくな
るという特性がある。この特性と図5、および図6の領
域判定を組み合わせることにより、操作方向を特定する
ようにしてもよい。例えば、図5で検知点P3とP6の
間隔があらかじめ定めたある値よりも大きい(素早くな
ぞる)ときには、領域A5に入った最初の検知点P4で
検知するようにし、検知点P3からP6の間隔があらか
じめ定めたある値よりも短い(ゆっくりなぞる)ときに
は領域A5に入った3つめの検知点P6で起動するよう
にするなど、速度に応じて起動する移動距離を変えるこ
とにより操作者の感覚にあった動作に調整しても良い。
ッチ動作の始点が違うために機能が実行されない例を示
している。操作M1aは、連続タッチ情報P1〜P7に
より検知される。検知点P1でタッチ動作が開始され、
タッチ状態のまま検知点P7まで操作されている。検知
点P4は領域A1内にあり、その後、検知点P6にて領
域A5に入っているが、タッチ動作の開始点が領域A1
内でないため、領域A1に割り当てられた機能は実行さ
れない。この場合は、通常のマウス操作のカーソル移動
として処理される。このように領域A1からタッチ動作
を開始しないと、割り当てた機能が実行されないため、
通常のカーソル移動などの延長で領域A1や領域A5に
入ったときでも誤動作しないで済む。
め方向の操作を認識しないようにするための領域の設け
方の一例を示している。図8の領域A1は、図5および
図6の領域A1と同じ形状である。しかし、図8の領域
A5は、図5および図6に比べて縦方向を小さく取って
いる。また、図8の領域A6は、図5および図6に比べ
て横方向を小さく取っている。このようにすることで、
斜め方向の操作を操作M1または操作M2と誤認識せず
に無視することができる。図8では、連続タッチ情報P
1〜P5が存在する。検知点P1の段階で領域A1を始
点として操作が開始されたことを認識する。そして、検
知点P4の段階で領域A1または領域A5または領域A
6のどこでもない領域にあることが認識できる。このよ
うな場合は、領域A1に割り当てられた機能は何も動作
させずに、検知点P4の段階から通常のマウスカーソル
の移動等を行わせる。なお、図8の領域A1、領域A
5、および領域A6のそれぞれの幅と高さは平面入力装
置の感度や操作者の熟練度や癖に応じて設定してもよ
い。
作(M1〜M8)と制御部102が出力する信号(SB
1〜SB8)の対応表を示している。平面入力部101
において、操作M1が検出された場合には、領域A1か
ら右方向に移動されたことを示す信号SB1を発信す
る。同様に操作M2から操作M8にはそれぞれ、信号S
B2から信号SB8が対応していることが示されてい
る。
フローチャートを示している。これらの制御は制御部1
02で行われる。
ッチ状態か否かを示すフラグTを初期化している。ST
3では、平面入力部101での操作された情報を監視し
ている。平面入力部101は、タッチやアンタッチやタ
ップや移動が行われるたびに、それらの情報を信号S1
によって、制御部102に送出する。制御部102で
は、平面入力部101から得た情報を図9のST3で監
視している。ST4では、平面入力部101から送出さ
れた信号S1がタッチ情報であるかどうかを判断してい
る。信号S1がタッチ情報以外(タップ、アンタッチ情
報)であれば、ST5でカーソル移動などの通常のマウ
ス操作として処理される。信号S1がタッチ情報の場合
は、ST6でフラグTを参照することにより、最初にタ
ッチされたのか、タッチ状態のまま移動されたのかを判
断する。最初にタッチされた場合はフラグTが0である
ため、ST7の処理が実行される。ST7では、最初に
タッチされた位置(X1,Y1)を記憶し、J2に戻
る。また、タッチ状態のまま移動された場合は、ST9
で最初にタッチされた場所が領域A1内かどうか判断
し、領域A1内であれば、J3の処理に移る。領域A1
内でない場合は、ST10で領域A2内かどうか判断
し、領域A2内であればJ4の処理に移る。さらに、領
域A1内でも領域A2内でもない場合にはST11で領
域A3内であるかどうか判断し、領域A3内であればJ
5の処理に移る。最初にタッチされた場所が、図3の領
域A1〜A3内のどこでもない場合は、ST12で領域
A4内であるかどうか判断し、領域A4内であれば、J
6の処理に移る。最初にタッチされた場所が、領域A1
〜A4内のどこにも属さない場合は、ST8で通常のマ
ウス操作として処理する。
たときの処理に関するフローチャートである。ST13
で現在タッチされている位置が、領域A1内かどうか判
定し、領域内であれば何も処理せずにJ2の処理に戻
る。次にST14で、現在タッチされている位置が領域
A5内かどうか判定し、領域A5内であればST15の
処理に移る。領域A1から領域A5へ移動していること
から、この操作は操作M1であることが認識できる。S
T15では、操作M1に対応する信号SB1を表5より
引き出し、制御部102が記憶部103に対して信号S
2として、信号SB1を送出する。その結果、記憶部1
03は信号SB1に対応する機能を表3と表4とを照合
し、動作番号R1すなわちメニュー表示機能であること
を制御部102に通知する。制御部102では、動作番
号R1であるメニュー表示機能を実行し、J1の処理に
戻る。
領域A5内でなければ、ST16の処理に移る。ST1
6では、現在タッチされている位置が領域A6内である
かどうか判定し、領域A6内であれば、ST17の処理
に移る。領域A1から領域A6に移動していることか
ら、この操作は操作M2であることが認識できる。ST
17では、操作M2に対応する信号SB2を表5より引
き出し、以下ST15と同様の処理で信号SB2に対し
て割り当てられた機能を実行し、J1の処理に戻る。
よび領域A5および領域A6のどこにも属さない場合に
は、ST18で通常のマウス操作として処理し、J1の
処理に戻る。以上が、領域A1を始点として操作した場
合の処理の流れである。
は、それぞれ領域A2と領域A3と領域A4を始点とし
て操作したときの処理の流れを示している。
て検知点P4〜P6間のタッチ情報で動作を起動した
が、検知点P4〜P6間のアンタッチ動作で動作を起動
することもできる。
説明する情報処理装置は、表示部にウィンドウを表示す
ることができ、ウィンドウを対象とする操作を効率よく
実行させることができる。
り、A0は検知可能な領域であり、領域A1〜A4は機
能が割り当てられている領域を示している。図14
(b)は画面に表示されている内容を示している。D1
は全表示領域、D2およびD3はアプリケーションであ
り、この場合二つのアプリケーションが表示されている
ことになる。D4はアプリケーションD2のメニューを
示している。D5はマウスカーソルを示しており、図1
4ではアプリケーションD2上に位置する。
タッチし、タッチ状態のまま領域A5に移動させたこと
を示している。領域A1から右方向に移動させる操作に
は、複数ウィンドウのうちのフォーカスを有するアプリ
ケーションのメニューを表示する機能を割り当ててお
り、その機能が実行される。図15(b)の画面上で
は、マウスカーソルD5がメニューD4の先頭項目「フ
ァイル」の位置に移動し、先頭項目「ファイル」の内容
が表示される。同時に、図15(b)の画面では、通常
のマウスカーソル移動処理に切り替えている。従って、
例えば「ファイル」の上にあるマウスカーソルD5を下
方向に移動し、「開く」に置き、タップ動作をするとファ
イルを開くことができる。
継続すると、マウスカーソルD5は右方向に移動する。
例えば、マウスカーソルD5を「編集」の上に止めると、
その内容D7が表示される(図16(b))。
の2つ目の項目「編集」が表示された後、その中の2つ
目の項目「コピー」を選択すべく、タッチ状態のまま下
方向に向きを変えて操作したことを示している。図17
(b)が示す画面上では、通常のマウスカーソル操作と
して処理されるため、「コピー」の位置にマウスカーソ
ルD5が移動される。この状態で平面入力部にタップ動
作を行うと所望の項目である「コピー」メニューが選択
される。
ュー表示機能を起動後、指を平面入力部101にタッチ
したまま移動させるだけで、所望のメニューの項目を選
択できる。すなわち、マウスカーソルD5をメニューに
移動させる操作が不要なため最小限のマウス移動操作で
メニューを選択できる。
の有効性について説明したが、アプリケーションを閉じ
る場合や最大化・最小化などの通常ではマウスカーソル
移動が必要な機能を割り当てることにより、マウスカー
ソル移動を最小限にすることができる。
力部に無感領域(第三の特定領域)を設け、不用意な接
触による誤入力をさらに防止した本発明の情報処理装置
を説明する。
触れると、その近隣の起動のきっかけを判断する領域A
5〜A12にも連続して触れてしまう場合があり、機能
を実行するつもりがない場合でも実行されてしまう場合
がある。これを解決するために実施の形態3では、始点
となる領域と起動のきっかけを判断する領域との間に、
処理を保留する領域(以下、無感領域とする)を設けて
いる。
域A13〜領域A20である。無感領域A13は領域A
1と領域A5の間に位置しており、領域A1に触れられ
た後、少し右側に揺らいだ操作をしても無感領域A13
で吸収されるため誤動作しない。領域A1からタッチを
開始し、タッチ状態のまま領域A5に移動させるには、
領域A1から右方向に移動させるという意思を持って操
作しないと操作できない。また、無感領域A14は領域
A1から下方向の操作と単なる操作の揺らぎとを判別す
るために領域A1と領域A6の間に設けられている。無
感領域A15〜A20についても同様である。操作M1
からM8は、領域A1からA4を始点とした操作を示し
ている。なお、無感領域は広げすぎると、割り当てた機
能を実行できなくなり、狭すぎると意図していないとき
に実行されてしまう。無感領域A13〜A20は、平面
入力装置の感度や操作者の熟練度や癖などに応じて、検
知動作開始領域A1〜A4や動作開始のタイミングを検
知する領域A5〜A12とともに、幅と高さを調整する
ことで最適な状態に設定することが可能である。
たものである。操作M1は、領域A1でタッチが開始さ
れ、無感領域A13をタッチ状態のまま通過し、さらに
タッチ状態のまま領域A5に入るという操作である。同
様に、操作M2は、領域A1でタッチが開始され、無感
領域A14をタッチ状態のまま通過し、さらにタッチ状
態のまま領域A6に入るという操作である。
めに操作するというあいまいな操作を排除できる例を示
している。操作M10は、連続タッチ情報P1〜P6と
して認識される。検知点P1は最初にタッチされた位置
であり、領域A1が始点となっているため、割り当てた
機能を実行する可能性がある。検知点P2は領域A1内
であり、この段階では継続的に監視を続ける。検知点P
3および検知点P4は、無感領域A13内にあるため、
特にアクションは行わない。しかし、検知点P5の位置
に来たときには、どの領域にも属していないため、通常
のカーソル移動処理に切り替える。検知点P6も通常の
カーソル移動として処理される。したがって、この場合
には領域A1に割り当てられた機能は実行されず、通常
のマウスカーソル移動のみが行われる。
の誤操作を排除する例を示している。領域A1でタッチ
が開始され、無感領域A13にタッチ状態のまま入った
だけでは、割り当てられた機能は実行されない。さらに
この場合はA1に戻っているが、領域A5にも領域A6
にも入っていないため領域A1に割り当てられた機能は
実行されない。
ときに割り当てられた機能が実行される場合の例を示し
ている。一連の操作(M13およびM14およびM1
5)は、連続タッチ情報P1〜P10で検知される。検
知点P1で領域A1を始点とするタッチ動作が開始され
ている。検知点P5にて領域A5に割り当てられた機能
が起動され、これ以降は通常のマウス操作のモードとな
る。連続タッチ情報P6〜P10はタッチされた状態の
まま移動されており、マウスカーソル移動処理が実行さ
れる。この場合は、領域A1に割り当てた起動を実行さ
せた操作の延長でマウスカーソルの移動が行えるため、
割り当てられている機能がメニュー表示などのその後選
択を必要とする機能の場合に特に有効である。
例におけるフローチャートを示している。
になっている。
操作されたときの処理に関するフローチャートである。
ST113で現在タッチされている位置が、図18の領
域A1内かどうか判定し、領域内であれば何も処理せず
に、J2の処理に戻る。次にST114で、現在タッチ
されている位置が図18の無感領域A13内かどうか判
定し、領域A13内であれば、何も処理せずにJ2の処
理に戻る。領域A13内でなければST115の処理に
移る。ST115で、現在タッチされている位置が図1
8の無感領域A14内かどうか判定し、領域A14内で
あれば、何も処理せずにJ2の処理に戻る。領域A13
内でも領域A14内でもなければST116の処理に移
る。次にST116で、現在タッチされている位置が図
18の領域A5内かどうか判定し、領域A5内であれ
ば、ST117の処理に移る。領域A1から領域A5に
移動していることから、この操作は図18の操作M1で
あることが認識できる。ST117では、操作M1に対
応する処理を実行し、J1の処理に戻る。ST116
で、現在タッチされている位置が領域A5内でなけれ
ば、ST118の処理に移る。ST118では、現在タ
ッチされている位置が領域A6内であるかどうか判定
し、領域A6内であれば、ST119の処理に移る。領
域A1から領域A6に移動していることから、この操作
は図18の操作M2であることが認識できる。ST11
9では、操作M2に対応する機能を実行し、J1の処理
に戻る。現在タッチされている位置が、領域A1および
領域A5および領域A6のどこにも属さない場合には、
ST120で通常のマウス操作として処理し、J1の処
理に戻る。以上が、領域A1を始点として操作した場合
の処理の流れである。
は、それぞれ領域A2と領域A3と領域A4を始点とし
て操作したときの処理の流れを示している。
係る情報処理装置は、始点を示す第一の特定領域と始点
が到達した二つの第二の特定領域との組合せに対して動
作を割り当てた対応表を有し、これにより、第一の特定
領域に対してより多くの動作を割り当てることができ
る。
ものである。領域A101からの一連の操作(M101
〜M106)には、表6に示す機能が割り当てられてい
る。領域A101をタッチ動作の始点として、タッチ状
態を維持したまま移動させることにより、領域A101
に割り当てられている4つの機能F1〜F4を絞り込ん
でいき、選択肢がひとつになったところで機能を実行す
る。図28の領域A101でタッチ動作を開始し、タッ
チ状態を維持したまま領域A102に移動した場合には
操作M101が実行されたものと定義している。同様に
領域A101から領域A103に移動した場合には操作
M102が実行されたものとしている。以下同様に、操
作M103〜M106を定義している。表6の状態1
は、初期状態を示しており、領域A101と同様の始点
となる領域が他にもあり、平面入力装置全体として実行
できる機能がF1〜Fnまであることを示している。こ
の初期状態で、図28の領域A101にタッチしたとき
には、選択肢は領域A101に割り当てられた機能F1
〜F4に絞られることが表6の状態2に示されている。
さらに、その状態で、操作M101の操作を行うと機能
F1とF2の2つに絞り込まれることは、表6の状態3
に示されている。さらに操作M103を行うと機能はF
1のみに絞り込まれる。この段階で機能F1を実行する
ことができる。
の絞り込みをキャンセルするための動作を示している。
図29には図28と同様の領域間での移動を検知するこ
とにより、操作M111〜M116を定義している。例
えば、表6の状態3のときに、図29の操作M111を
行うと表6の状態2に戻すことができる。
図30〜図32は、図28の領域A101を始点とする
一連の操作を検知するフローチャートである。
202では、図28のA101にタッチされているかど
うか判定する。始点となる領域が複数存在する場合は、
領域の数だけ同種の判定処理が入ることになる。ST2
02でA101にタッチされたと検出された場合は、S
T203の処理に移る。ST203では、アンタッチを
検出したかどうか判定する。アンタッチを検出した場合
にはJ1に戻る。アンタッチを検出しなかった場合には
ST204の処理に移る。ST204では、領域A10
2にタッチしたかどうか判定する。領域A102にタッ
チされた場合は、J3の処理に移る。領域A102にタ
ッチされなかった場合は、ST205で領域A103に
タッチされたかどうか判定する。領域A102と領域A
103のどちらにもタッチされていないときにはJ2に
戻り、アンタッチあるいは領域A102へのタッチある
いは領域A103へのタッチが発生するまで繰り返す。
された以降の処理を示している。J3の時点では、実行
されるべき機能はF1とF2に絞り込まれている。ST
206で、アンタッチを検出した場合にはJ1に戻り、
最初から処理を開始する。アンタッチを検出しなかった
場合はST207で、領域A104にタッチされたかど
うか判定する。領域A104にタッチされた場合は、S
T208で機能F1に絞り込まれているためこれを実行
し、J1の処理に戻る。ST207で領域A104にタ
ッチされなかった場合は、ST209で領域A106に
タッチされたかどうかを判定する。領域A106にタッ
チされた場合はST210で機能F2を実行する。さら
に、領域A104にもA106にもタッチされなかった
場合はA101にタッチされたかどうか判定する。A1
01にタッチされた場合は、処理をJ2に戻し、タッチ
されなかった場合はJ3に処理を戻す。領域A101に
タッチされた場合は、図29の操作M111に相当して
いる。なお、図31のフローチャートでは、操作M11
3とM114に相当する操作は検知していないが、ST
208やST210の部分で検知することにより実現で
きる。すなわち、ST208やST210でそれぞれ機
能F1やF2を起動させるのではなく、平面入力装置に
付属のボタン等のクリックなどのタイミングで機能を動
作させるようにし、ST206およびST207および
ST208およびST210と同様の領域判定によりひ
とつ前の領域に戻ったかどうか判別するようにして操作
M113とM114に相当する操作を検知することがで
きる。
降の処理を示しており、処理の流れは図31と同様であ
る。
係る情報処理装置は、タッチの始点を検出する第一の特
定領域と、特定領域から特定方向に平行になぞられた方
向との組合せに対して動作を割り付けた対応表を有す
る。
方向により操作する場合の領域と操作を示している。A
201はタッチの始点を検知する特定領域、検知点P1
は、タッチが開始されたことを示すものである。また、
操作M201〜操作M204はX−Y軸に平行な4方向
の操作を示しており、タッチを開始された位置とは無関
係に認識されるものである。図34は、操作の認識方法
の例を示している。例えば、操作M201は連続タッチ
情報P1〜P3により認識できる。検知点P1から検知
点P2の間隔の長さと検知点P2から検知点P3の長さ
を加えた値があらかじめ定めた値を超えるときに操作M
201として認識させてもよい。また、ある一定時間内
で動いた検知点の間隔の長さを合計して、これを指標に
して操作M201を検出してもよい。
て操作される場合に複数の状態を作り出すことを示して
おり、個々の段階に特定の機能を割り当てることが可能
となる。表7の状態1は、初期状態を示しており、領域
A201以外に割り当てられた機能も選択肢として残っ
ていることを意味している。また、状態2は領域A20
1にタッチされた状態であり、領域A201に割り当て
られた複数の機能が選択されたこと意味している。さら
に、状態3は、状態2で操作M201を行った結果であ
り、ここに何らかの機能を割り当ててもよい。さらに、
状態8は、状態3で操作M202を行った結果であり、
この段階に機能を割り当てることもできる。他の状態に
ついても、特定領域へのタッチ動作とそこからの操作の
より機能割り当て可能な状態を作り出すことができるこ
とを示している。
る領域を複数持たせる場合の割り当て例を示しており、
領域A301〜A306がその領域に相当する。操作M
201〜M204は、図33で示したものと同等であ
る。図35では、領域A301〜A306の6ヵ所のそ
れぞれに表7と同様の状態を持たせて、多くの機能を割
り当てることができる。
ただけでアプリケーションやメニューが起動される誤動
作を防止するとともに、ウィンドウ操作をカーソル移動
なしにすばやく実行でき、特定領域のダブルタップを利
用した機能割り当てと比較して誤動作が少なく、起動が
容易になるという有利な効果が得られる。さらに、ひと
つの領域に複数機能を割り当てできるとともに、ウィン
ドウのメニュー表示機能などを割り当てた場合には、機
能を実行するための操作の延長上で項目選択などの操作
が行え、カーソル移動を最小限にできるという有利な効
果が得られる。
構成図
平面入力部の平面図
作を示す平面図
作を示す拡大図
ングの検知例(1)を示す図
ングの検知例(2)を示す図
ない操作例を示す図
点の移動を示す平面図
を示すフローチャート
理を示すフローチャート
理を示すフローチャート
理を示すフローチャート
理を示すフローチャート
力部の平面図 (b)本発明の実施の形態2における初期状態のウィン
ドウを示す図
力部への操作を示す平面図 (b)表記操作によるウィンドウのメニュー表示を示す
図
力部への操作を示す平面図 (b)表記操作によるウィンドウのメニュー選択を示す
図
力部への操作を示す平面図 (b)表記操作によるウィンドウのメニュー選択・決定
を示す図
平面図
す図
す図
す図
ーチャート
ーチャート
ーチャート
ーチャート
ーチャート
おいて動作を絞り込むための操作の例を示す図
おいて絞り込みをキャンセルするための操作の例を示す
図
理を示すフローチャート
理を示すフローチャート
理を示すフローチャート
の操作方法を説明する図
より移動方向を検出する例を示す図
特定領域の平面図
ることを示す信号 S2 制御部が平面入力部での操作に応じた動作に関す
る情報を要求する信号 S3 制御部が記憶部に記憶された動作に関する情報を
受け取る信号 S4 制御部が実行された動作を表示部に反映させるた
めの信号 A0 平面入力部の操作可能な全領域 A1 検知動作開始領域(左上) A2 検知動作開始領域(右上) A3 検知動作開始領域(左下) A4 検知動作開始領域(右下) A5 動作開始タイミングを検知する領域(左上の右隣) A6 動作開始タイミングを検知する領域(左上の下隣) A7 動作開始タイミングを検知する領域(右上の左隣) A8 動作開始タイミングを検知する領域(右上の下隣) A9 動作開始タイミングを検知する領域(左下の右隣) A10 動作開始タイミングを検知する領域(左下の上
隣) A11 動作開始タイミングを検知する領域(右下の左
隣) A12 動作開始タイミングを検知する領域(右下の上
隣) A101 検知動作開始領域 A102〜A106 動作機能絞り込みタイミングを検
知する領域 A201〜A206 平面入力部の8ヶ所に操作開始点
を設けた場合の例 M1 動作を開始させるための操作例(1) M2 動作を開始させるための操作例(2) M3 動作を開始させるための操作例(3) M4 動作を開始させるための操作例(4) M5 動作を開始させるための操作例(5) M6 動作を開始させるための操作例(6) M7 動作を開始させるための操作例(7) M8 動作を開始させるための操作例(8) M9 誤操作の例(1) M10 誤操作の例(2) M11 誤操作の例(3) M12 動作を開始させるための操作例(9) M101〜M106 動作機能を絞り込むための操作例 M111〜M116 動作機能の絞り込みをキャンセル
するための操作例 M201〜M204 検知した操作方向 P1 平面入力部の操作の検知点 P2 平面入力部の操作の検知点 P3 平面入力部の操作の検知点 P4 平面入力部の操作の検知点 P5 平面入力部の操作の検知点 P6 平面入力部の操作の検知点 P7 平面入力部の操作の検知点 P8 平面入力部の操作の検知点 P9 平面入力部の操作の検知点 P10 平面入力部の操作の検知点 D1 画面表示領域 D2 フォーカスを有するアプリケーション D3 フォーカスを持たないアプリケーション D4 フォーカスを有するアプリケーションのメニュー D5 マウスカーソル D6 メニュー項目(1) D7 メニュー項目(2)
Claims (18)
- 【請求項1】隣接して配置された複数の特定領域を有
し、前記複数の特定領域に対するタッチ情報とアンタッ
チ情報とを取得する平面入力部と、 連続する複数個の領域の組合せに対して動作を割り当て
た対応表を記憶する記憶部と、 前記平面入力部が取得した前記領域に対する連続タッチ
情報と前記対応表とにもとづき動作を起動する制御部
と、 前記起動結果を表示する表示部とを有することを特徴と
する情報処理装置。 - 【請求項2】平面入力部が前記平面入力部の隅に設けた
第一の特定領域と、第二の特定領域とを有し、連続タッ
チ情報が、第一の特定領域を始点とするときのみ制御部
が動作の起動を行うことを特徴とする請求項1に記載の
情報処理装置。 - 【請求項3】平面入力部が、第一の特定領域と第二の特
定領域との間に第三の特定領域を有し、制御部は、前記
第三の領域内の連続タッチ情報に対して前記連続タッチ
情報に対する処理を保留することを特徴とする請求項2
に記載の情報処理装置。 - 【請求項4】なぞられて第二の特定領域に到達にしたタ
ッチ情報に対して、制御部が動作を起動することを特徴
とする請求項2、または請求項3に記載の情報処理装
置。 - 【請求項5】制御部が動作の起動を断定するタッチ情報
を、タッチ点をなぞる速度によって変化させたことを特
徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 【請求項6】前記表示部にウィンドウ画面が表示されて
いるとき、制御部は第一の特定領域を始点として第二の
特定領域をなぞる連続タッチ情報に対して、入力モード
を通常のマウス操作モードに切替えるとともに、前記ウ
ィンドウ画面上のマウスカーソルをメニュー項目に移動
させる動作を割り当てたことを特徴とする請求項2また
は請求項3に記載の情報処理装置。 - 【請求項7】制御部は、マウスカーソルがフォーカスす
るウィンドウ画面を対象として動作を実行することを特
徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 【請求項8】第一の特定領域一つと、第二の特定領域一
つとの連続タッチ情報に対して、制御部が動作を起動す
ることを特徴とする請求項2、または請求項3に記載の
情報処理装置。 - 【請求項9】第一の特定領域一つと、第二の特定領域二
つとの連続タッチ情報に対して、制御部が動作を起動す
ることを特徴とする請求項2、または請求項3に記載の
情報処理装置。 - 【請求項10】特定領域に対するタッチ情報とアンタッ
チ情報とを取得する平面入力部と、 前記特定領域と、前記特定領域を始点としてなぞられて
前記特定領域の外に移動引き出され、特定方向に平行に
なぞられた線の連続タッチ情報との組合せに対して動作
を割り当てた対応表を記憶する記憶部と、 前記平面入力部が取得した前記連続タッチ情報と前記対
応表にもとづき動作を実行する制御部とを有することを
特徴とする情報処理装置。 - 【請求項11】特定方向が直交する軸であり、前記特定
方向と平行になぞられた線の長さが一定長さ以上の場
合、連続タッチ情報として検知することを特徴とする請
求項10に記載の情報処理装置。 - 【請求項12】複数の特定領域に対するタッチ情報とア
ンタッチ情報とを取得する情報取得ステップと、 連続する複数個の領域の組合せに対して動作を割り当て
た対応表を記憶する記憶ステップと、 前記情報取得ステップで取得した連続タッチ情報と前記
対応表とにもとづき動作を起動する制御ステップと、 前記起動結果を表示する表示ステップとを有することを
特徴とする情報処理方法。 - 【請求項13】情報取得ステップが、第一の特定領域
と、第二の特定領域とのタッチ情報を取得し、第一の特
定領域を始点とする連続タッチ情報に対してのみ制御ス
テップが動作の起動を行うことを特徴とする請求項12
に記載の情報処理方法。 - 【請求項14】制御ステップは、第一の特定領域と第二
の特定領域との間にある、前記第三の領域内の連続タッ
チ情報に対して前記連続タッチ情報に対する処理を保留
することを特徴とする請求項12に記載の情報処理方
法。 - 【請求項15】なぞられて第二の特定領域に到達したタ
ッチ情報に対して、制御ステップが動作の起動を実施す
ることを特徴とする請求項13、または請求項14に記
載の情報処理方法。 - 【請求項16】特定領域に対するタッチ情報とアンタッ
チ情報とを取得する情報取得ステップと、 前記特定領域と、前記特定領域を始点としてなぞられて
前記特定領域の外に移動引き出され、特定方向に平行に
なぞられた線の連続タッチ情報との組合せに対して動作
を割り当てた対応表を記憶する記憶ステップと、 前記平面入力部が取得した前記連続タッチ情報と前記対
応表にもとづき動作を実行する制御ステップとを有する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項17】隣接して配置された複数の特定領域を有
し、前記複数の特定領域に対するタッチ情報とアンタッ
チ情報とを取得する情報取得手段と、 連続する複数個の領域の組合せに対して動作を割り当て
た対応表を記憶する記憶手段と、 前記平面入力部が取得した前記領域に対する連続タッチ
情報と前記対応表とにもとづき動作を起動する制御手段
と、 前記起動結果を表示する表示手段とを有する情報処理装
置の処理手順を記録した記録媒体。 - 【請求項18】特定領域に対するタッチ情報とアンタッ
チ情報とを取得する平面入力手段と、 前記特定領域と、前記特定領域を始点としてなぞられて
前記特定領域の外に移動引き出され、特定方向に平行に
なぞられた線の連続タッチ情報との組合せに対して動作
を割り当てた対応表を記憶する記憶手段と、 前記平面入力部が取得した前記連続タッチ情報と前記対
応表にもとづき動作を実行する制御手段とを有する情報
処理装置の処理手順を記録したことを特徴とする記録媒
体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US09/368,432 US6346935B1 (en) | 1998-09-14 | 1999-08-05 | Touch-sensitive tablet |
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DE69938888T DE69938888D1 (de) | 1998-09-14 | 1999-08-23 | Berührungsempfindliche Tafel |
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