JP2000330513A - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動方法

Info

Publication number
JP2000330513A
JP2000330513A JP13705199A JP13705199A JP2000330513A JP 2000330513 A JP2000330513 A JP 2000330513A JP 13705199 A JP13705199 A JP 13705199A JP 13705199 A JP13705199 A JP 13705199A JP 2000330513 A JP2000330513 A JP 2000330513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
address
display
voltage
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13705199A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Tanaka
晋介 田中
Masaya Tajima
正也 田島
Takashi Fujisaki
隆 藤崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP13705199A priority Critical patent/JP2000330513A/ja
Publication of JP2000330513A publication Critical patent/JP2000330513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リセット放電をサブフレーム毎に行う必要が
なく、コントラストの低下を抑制できて、良好な表示品
質を確保することができるプラズマディスプレイパネル
の駆動方法を提供する。 【解決手段】 サステン期間の初めに、X電極に正極性
のサステンパルスVs を印加した後、Y電極に負極性の
書き込み電圧Vw1を印加する。また、サステン期間の終
了時に、X電極に正極性のサステンパルスVs を印加し
た後、Y電極に負極性の書き込み電圧Vw2を印加すると
ともに、アドレス電極に正極性の電圧VaEを印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビやコンピュ
ータの表示装置などに使用されるプラズマディスプレイ
パネル(plasma display panel:以下、「PDP」とも
いう)の駆動方法に関し、特に交流3電極面放電型プラ
ズマディスプレイパネルの駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビだけでなく、パーソナルコ
ンピュータ及びワークステーションの表示装置として、
プラズマディスプレイパネルが注目されている。業務用
CAD(computer aided design )や動画を含むマルチ
メディア映像の表示に使用されるPDPには、高精細、
大画面及び省スペースが要求されている。
【0003】図1は交流3電極面放電型PDPの構造を
示す概略平面図、図2は同じくそのPDPのX電極に直
交する方向の断面図、図3は同じくそのPDPのX電極
に沿った方向の断面図である。PDP10は、相互に対
向して配置された前面ガラス基板18及び背面ガラス基
板16により構成され、前面ガラス基板18と背面ガラ
ス基板16との間にはNe(ネオン)−Xe(キセノ
ン)などのガスが封入されている。
【0004】前面ガラス基板18の一方の面(図2,図
3では上面)側には、複数本(n本)のX電極13及び
複数本(n本)のY電極14が交互に且つ相互に平行に
形成されている。これらのX電極13及びY電極14は
表示電極ともいう。図1に示すように、各X電極13は
相互に電気的に接続されており、各Y電極(Y1 ,Y2
,…,Yn )15は電気的に分離されている。X電極
13及びY電極14は、図2に示すように、ITO(in
dium-tin oxide:インジウム酸化スズ)を主成分とする
透明導電体からなる透明電極13a,14aと、Cr
(クロム)及びCu(銅)等の抵抗値が小さい金属から
なるバス電極13b,14bとの2層構造を有してい
る。X電極13及びY電極14には、後述する蛍光体層
17で発生した光が透過する必要があるため、ITOを
主成分とする透明導電体が用いられる。しかし、透明導
電体は一般的に抵抗値が高いので、透明電極13a,1
4aの上にバス電極13b,14bを形成して、X電極
13及びY電極14の抵抗値を低減している。
【0005】前面ガラス基板18の上にはガラス等の誘
電体からなる誘電体層20が形成されており、X電極1
3及びY電極14は誘電体層20により覆われている。
また、誘電体層20の上には例えばMgO(酸化マグネ
シウム)からなる保護膜21が形成されている。一方、
背面ガラス基板16の一方の面(図2,図3では下面)
側には、複数本(m本)のアドレス電極15がX電極1
3及びY電極14に直交する方向に形成されている。ま
た、各アドレス電極15の間にはそれぞれ障壁(リブ)
11が形成されている。これらの障壁11の先端は前面
ガラス基板18側の保護膜21に密着している。更に、
アドレス電極15の下には赤(R)、緑(G)又は青
(B)に発光する蛍光体を含む蛍光体層17が形成され
ている。例えば、1番目のアドレス電極A1 の下には赤
(R)、2番目のアドレス電極A2 の下には緑(G)、
3番目のアドレス電極A3 の下には青(B)というよう
に、各色の蛍光体層17が順番に並んでいる。
【0006】上述した構造のPDPでは、隣接する一対
のX電極13及びY電極14と、この一対のX電極13
及びY電極14に交差する1本のアドレス電極15とに
より1つの表示セルが構成される。従って、図1に示す
PDPでは、水平方向にm個、垂直方向にn個の表示セ
ルを有している。PDPでは、アドレス電極15と表示
電極(X電極13又はY電極14)との間に選択的に電
圧を印加して表示セル内に放電を発生する。放電が発生
した表示セルでは、放電にともなって発生した電荷が誘
電体層20に蓄積される。この電荷を壁電荷という。壁
電荷は放電空間、すなわち表示セル内のX電極13及び
Y電極14とアドレス電極15との間の空間の電界強度
に影響を及ぼす。すなわち、放電空間に印加される電圧
は、壁電荷による電圧と電極間に印加された電圧との和
になる。
【0007】壁電荷が十分に蓄積されたセルでは、X電
極13及びY電極14に所定の電圧(サステンパルス)
を交互に印加すると、放電が発生して紫外線が放出され
る。この紫外線により蛍光体層17中の蛍光体が励起さ
れ、可視光を発生する。この可視光が前面ガラス基板1
8を透過してパネル外部に放出されるため、当該セルは
明表示となる。一方、壁電荷が十分に蓄積されていない
セルでは、X電極13及びY電極14にサステンパルス
を印加しても放電は発生せず、暗表示となる。
【0008】また、PDPでは、1フレーム期間の放電
時間を変えることにより、階調を変化させている。具体
的には、1フレームを複数のサブフレームに分割し、そ
れらのサブフレームのうちの特定のサブフレームのみ放
電を発生させることにより、輝度を変化させることがで
きる。図4は上述したPDPに供給される信号のフレー
ム構成を示す模式図であり、図5は一つのサブフレーム
におけるX電極、Y電極及びアドレス電極に供給される
信号のタイミングチャートを示す図である。なお、図5
は書き込みアドレス駆動法といわれる駆動方法における
タイミングチャートを示している。
【0009】交流駆動型PDPでは、表示データの各ビ
ットを各サブフレームに対応させ、ビットの重み付けに
応じてサブフレームのサステン期間(放電維持期間)の
長さを変えることにより多階調表示を行っている。例え
ば、jビットの表示データで2j 階調表示を行う場合、
1フレームTf をj個のサブフレームSFに分割する。
各サブフレームSFのサステン期間Ts _sf(j) の長さ
は、1:2:4:8:…:2j-1 の比率とする。なお、
アドレス走査期間Ta _sfは全サブフレーム同じ長さで
ある。
【0010】1サブフレーム期間は、図5に示すよう
に、リセット期間、アドレス期間及びサステン期間に分
けられる。リセット期間においては全てのY電極(Y1
,Y2,…,Yn )14を接地電位(0V)にし、全て
のアドレス電極(A1 ,A2 ,…,Am )15及びX電
極13に所定の電圧を一定時間印加する。これにより、
全ての表示セルで放電(リセット放電)が発生し、表示
セル内に蓄積されていた電荷が中和される。
【0011】次に、アドレス走査期間において、表示デ
ータに応じてY電極(Y1 ,Y2 ,…,Yn )に負極性
の選択パルスを選択的に供給するとともに、アドレス電
極(A1 ,A2 ,…,Am )15に正極性のアドレスパ
ルスA(1) ,A(2) ,…,A(n) を順次供給する。これ
により、選択パルスが供給されたY電極14とアドレス
電極15との間に放電が発生し、それに誘発されてX電
極13とY電極14との間で放電が発生し、セルに十分
な壁電荷が蓄積される。
【0012】その後、サステン期間では、X電極13及
びY電極14に正極性の電圧(サステンパルス)を交互
に印加する。これにより、壁電荷が蓄積された表示セル
ではX電極とY電極との間で放電が発生し、放電により
発生した紫外線により蛍光体層17から光が放出され
る。このようにして、1からjまでのサブフレームのう
ち特定のサブフレームで表示セルを点灯させることで、
0から2j −1までの階調の輝度を表示できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばサス
テン期間にアドレス電極側に過剰な電荷が蓄積された
り、隣接セルとの干渉により表示電極側の電荷が不足す
ることがある。アドレス電極側に電荷が過剰に蓄積され
ると、放電が発生する電圧が変化するため、誤放電が発
生して表示品質が低下する。また、表示電極側の電荷の
不足により、本来点灯すべき表示セルが点灯しないこと
もある。これを防止するために、前述したように、従来
は各サブフレームの初めにリセット放電を行って、全て
の表示セルの壁電荷を除去し、均一な状態に保ってい
る。しかし、リセット放電により、暗表示とすべき表示
セルも放電により発光するため、コントラストの低下を
招くという欠点がある。
【0014】なお、リセット放電により全セルの電荷を
消去し、アドレス走査期間中に点灯すべきセル(以下、
「点灯セル」という)にのみ壁電荷を形成する上記の書
き込みアドレス駆動法に対し、サブフレーム期間の初め
に全セルに放電を発生して壁電荷を形成し、アドレス走
査期間で消灯すべきセル(以下、「消灯セル」という)
の壁電荷を消去する方法を消去アドレス駆動法という。
【0015】本発明は、パネル全面の壁電荷を消去する
ためのリセット放電をサブフレーム毎に行う必要がな
く、コントラストの低下を抑制できて、良好な表示品質
を確保することができるプラズマディスプレイパネルの
駆動方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、図7に例
示するように、一方の基板側に第1及び第2の表示電極
(X電極及びY電極)を有し、他方の基板側にアドレス
電極を有するプラズマディスプレイパネルの駆動方法に
おいて、サステン期間の最後に、前記第1の表示電極
(X電極)にサステンパルスVs を印加した後、前記第
2の表示電極(Y電極)に、前記サステンパルスVs に
対し逆極性の電圧Vw2を印加することを特徴とする。
【0017】この場合に、前記第2の表示電極(Y電
極)に前記逆極性の電圧Vw2を印加するとともに、前記
アドレス電極に前記サステンパルスに対し同極性の電圧
VaEを印加することが好ましい。また、前記第2の表示
電極(Y電極)に前記逆極性の電圧Vw2を印加した後、
インターバル時間を設けて自己放電を促すことが好まし
い。
【0018】更に、前記サステン期間中の前記アドレス
電極の電位を接地電位とすることが好ましい。更にま
た、前記サステン期間の開始から前記逆極性の電圧Vw2
を前記第2の表示電極(Y電極)に印加するまでの間、
前記アドレス電極を一定の電位に維持してもよい。
【0019】上記のプラズマディスプレイパネルの駆動
方法においては、サステン期間の最後に、表示電極の一
方(X電極)にサステンパルスVs を印加した後、表示
電極の他方(Y電極)に、サステンパルスVs に対し逆
極性の電圧Vw2を印加する。これにより、サステン期間
中に壁電荷が過剰に蓄積されたセルでは放電が発生し
て、電荷の蓄積量が削減される。一方、壁電荷の電荷量
がそれほど多くないセルでは、前記逆極性の電圧Vw2で
放電は発生しない。このため、各表示セルの電荷量がほ
ぼ均一化され、サブフレーム毎のリセット放電が不用に
なり、コントラストの低下が回避される。
【0020】前記逆極性の電圧Vw2を印加するときに、
アドレス電極に前記サステンパルスVs と同極性の電圧
VaEを印加することにより、アドレス電極との間で放電
が発生しやすくなる。万が一、消灯セルで放電が発生し
たときの対策として、前記逆極性の電圧Vw2を印加した
後、インターバル時間を設けて自己放電を促すことが好
ましい。更に、アドレス電極側に蓄積される壁電荷量を
調整するために、サステン期間中のアドレス電極の電位
を接地電位に維持したり、一定の電圧に維持してもよ
い。
【0021】本発明の請求項2に記載のプラズマディス
プレイパネルの駆動方法は、図7に示すように、一方の
基板側に第1及び第2の表示電極(X電極及びY電極)
を有し、他方の基板側にアドレス電極を有するプラズマ
ディスプレイパネルの駆動方法において、サステン期間
の最初に、前記第1の表示電極(X電極)にサステンパ
ルスVs を印加した後、前記第2の表示電極(Y電極)
に、前記サステンパルスVs に対し逆極性の電圧Vw1を
印加することを特徴とする。
【0022】この場合に、前記逆極性の電圧Vw1の波高
値を、前記サステンパルスVs の波高値よりも大きくす
ることが好ましい。また、前記逆極性の電圧Vw1のパル
ス幅を、前記サステンパルスVs のパルス幅よりも大き
くすることが好ましい。更に、前記逆極性の電圧Vw1を
印加するときに、前記アドレス電極を接地電位とするこ
とが好ましい。
【0023】上記のプラズマディスプレイパネルの駆動
方法においては、サステン期間の最初に、表示電極の一
方(X電極)にサステンパルスVs を印加した後、表示
電極の他方(Y電極)にサステンパルスVs に対し逆極
性の電圧Vw1を印加する。アドレス走査期間において何
らかの原因により一方の表示電極側の蓄積電荷量が少な
くなった場合、サステンパルスVs を印加しても放電が
発生しないことがある。この場合、本発明のようにサス
テンパルスに対し逆極性の電圧、すなわち負極性で、且
つアドレス電極の蓄積電荷と逆極性である電圧Vw1を他
方の表示電極に印加することにより放電が発生して電荷
量の不足を補うことができ、放電を継続することができ
る。
【0024】前記逆極性の電圧Vw1の波高値は、前記サ
ステンパルスVs の波高値よりも大きくすることが好ま
しい。また、前記逆極性の電圧Vw1のパルス幅を、サス
テンパルスVs のパルス幅よりも大きくすることが好ま
しい。本発明の請求項3に記載のプラズマディスプレイ
パネルの駆動方法は、図7に例示するように、一方の基
板側に第1及び第2の表示電極(X電極及びY電極)を
有し、他方の基板側にアドレス電極を有するプラズマデ
ィスプレイパネルの駆動方法において、サステン期間の
最初に、前記第1の表示電極(X電極)にサステンパル
スVs を印加した後、前記第2の表示電極(Y電極)
に、前記サステンパルスVs に対し逆極性の第1の電圧
Vw1を印加し、前記サステン期間の最後に、前記第1及
び第2の表示電極のうちのいずれか一方の電極(X電
極)にサステンパルスVs を印加した後、他方の表示電
極(Y電極)に前記サステンパルスVs に対し逆極性の
第2の電圧Vw2を印加することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。図6は本発明の実
施の形態のプラズマディスプレイパネルの駆動方法を実
現する交流3電極面放電型カラープラズマディスプレイ
パネル駆動回路を示すブロック図である。なお、プラズ
マディスプレイパネル10の構成は従来と同じであるの
で、ここではプラズマディスプレイパネル10の説明は
省略する。
【0026】この駆動回路は、制御回路30、アドレス
ドライバ36、X共通ドライバ37、Y共通ドライバ3
8及びYスキャンドライバ39により構成されている。
また、制御回路30は、フレームメモリ32を有する表
示データ制御部31と、スキャンドライバ制御部34及
び共通ドライバ制御部35を有するパネル駆動制御部3
3とにより構成されている。
【0027】制御回路30の表示データ制御部31に
は、外部(パーソナルコンピュータ又はワークステーシ
ョンなど)からクロック信号CLOCK 及び表示データDATA
が入力される。表示データ制御部31は、フレームメモ
リ32に1又は数フレーム分の表示データDATAを格納
し、これらの表示データDATAに応じてアドレス制御信号
41を出力する。また、パネル駆動制御部33には外部
から垂直同期信号VSYNC 及び水平同期信号HSYNC を入力
し、所定のタイミングでYスキャンドライバ制御信号4
2、Y共通ドライバ制御信号43、X共通ドライバ制御
信号44及びアドレス共通ドライバ制御信号45を出力
する。
【0028】アドレスドライバ36は、制御回路30か
らアドレス制御信号41を入力し、各アドレス電極(A
1 ,A2 ,…,Am )に個別にアドレス選択パルスを供
給する。また、共通ドライバ制御部34はアドレス共通
ドライバ制御信号45を入力すると、各アドレス電極
(A1 ,A2 ,…,Am )に共通の信号を出力する。Y
共通ドライバ38は、共通ドライバ制御部35からY共
通ドライバ制御信号42を入力し、サステンパルスを含
む所定の信号を生成する。また、Yスキャンドライバ3
9は、スキャンドライバ制御部34からYスキャンドラ
イバ制御信号42を入力し、各Y電極(Y1 ,Y2 ,
…,Yn )に所定のタイミングで選択パルスを出力する
とともに、Y共通ドライバ38で生成された信号を入力
し、その信号を各Y電極(Y1 ,Y2 ,…,Yn )に共
通に出力する。X共通ドライバ37は、制御回路30か
らX共通ドライバ制御信号44を入力し、各X電極
(X)に共通にX電極制御信号を出力する。
【0029】図7は本発明の実施の形態のプラズマディ
スプレイパネルの駆動方法を示すタイミングチャートで
あり、図8は同じくそのサステン期間の波形を示す模式
図である。なお、本実施の形態は、本発明を消去アドレ
ス駆動方式に適用した例を示す。本実施の形態において
は、1フレームを複数のサブフレームに分割する。1つ
のサブフレームは、図7に示すように、電荷形成期間、
アドレス走査期間及びサステン期間に分かれている。
【0030】まず、電荷形成期間では、アドレス電極を
接地電位とし、X電極に150〜190Vの正極性の電
圧Vx を印加し、全てのY電極(Y1 ,Y2 ,…,Yn
)に−150〜−190Vの負極性の電圧Vy1を印加
する。これにより、X電極とY電極(Y1 ,Y2 ,…,
Yn )との間で放電が発生し、全ての表示セルに電荷が
蓄積される。その後、アドレス電極(A1 ,A2 ,…,
Am )及びX電極を接地電位(0V)とし、Y電極(Y
1 ,Y2 ,…,Yn )に150〜190Vの正のパルス
電圧Vy2を印加した後、Y電極(Y1 ,Y2 ,…,Yn
)の電圧を−40〜−120Vまで比較的緩やかに変
化させる。これにより、セルに蓄積された過剰な電荷が
削減されて、各セルの壁電荷量がほぼ一定となる。
【0031】次に、アドレス走査期間において、消灯セ
ルの壁電荷を消去する。すなわち、Y電極(Y1 ,Y2
,…,Yn )に−40〜−120Vの負極性の電圧Vy
を選択的に印加し、アドレス電極(A1 ,A2 ,…,
Am )に順次20〜120Vの正極性のアドレスパルス
Va を印加する。これにより、消灯セルではアドレス電
極とY電極との間で放電が発生して、壁電荷が消去され
る。一方、点灯セルでは、アドレスパルスVa の印加は
なく、放電が発生しないため、蓄積された電荷がそのま
ま残る。
【0032】その後、サステン期間において、最初にX
電極に正極性の電圧(サステンパルス)Vs を供給した
後、Y電極(Y1 ,Y2 ,…,Yn )に負極性の電圧V
w1を供給する。この負極性の電圧Vw1は、後述するよう
に、最初のサステンパルスで放電が発生しなかった点灯
セルで放電を発生させるためにY電極に印加する。より
確実に放電を発生させるために、電圧Vw1のパルス幅を
サステンパルスVs のパルス幅よりも大きくするか、又
は電圧Vw1の波高値をサステンパルスVs の波高値より
も大きくすることが好ましい。
【0033】その後、Y電極(Y1 ,Y2 ,…,Yn )
及びX電極に交互にサステンパルスVs を供給する。そ
して、最後のサステンパルスVs をX電極に供給した
後、Y電極(Y1 ,Y2 ,…,Yn )に負極性の電圧V
w2を供給するとともに、アドレス電極に正極性のパルス
VaEを印加する。なお、アドレス電極側に印加する電圧
VaEは必ずしも必要ではなく、0Vからアドレスパルス
Va の電圧までの範囲で任意に設定してもよい。また電
圧Vw2を印加した後、次の電荷形成期間の開始までの間
にインターバル期間を設けることが好ましい。
【0034】第2のフレーム以降も、第1のフレームと
同様である。図9はサブフレーム期間における3つのセ
ル(I〜III )の電荷蓄積状態を示す模式図である。図
9において、□は電子を示し、■は正イオンを示す。I
は何らかの原因でアドレス電極A側に過剰な壁電荷が発
生したセル(点灯セル)、IIは表示選択時に隣接セルと
の干渉等、何らかの原因でX電極側の電荷が不足したセ
ル(点灯セル)、III は消灯セルを示す。また、図9の
〜は図8の〜のタイミングにおける各セルの電
荷の蓄積状態を示す。
【0035】Iのセルでは、X電極及びY電極に十分な
電荷が蓄積されているので、X電極に正極性の電圧が印
加されると(のタイミング)、X電極とY電極との間
で放電が発生し、X電極側に一定量の電子が蓄積され、
Y電極側に一定量の正イオンが蓄積された時点で放電が
終息する。IIのセルでは、X電極側の電荷が不足してい
るため、X電極にサステンパルスVs を印加しても放電
は発生しなかったとする。この場合、従来方法であれば
Y電極にサステンパルスVs を印加しても放電が発生せ
ず、表示品質の低下の原因となる。
【0036】これを回避するために、本実施の形態にお
いては、のタイミングでY電極に−150〜−190
Vの電圧Vw1を印加する。一般的に、正極性の電圧を印
加したときよりも、負極性の電圧を印加したときのほう
が放電が発生しやすいという性質があり、また、IIのセ
ルではY電極側には十分な量の電子が蓄積されているの
で、のタイミングで放電が発生しないセルであって
も、のタイミングでアドレス電極とY電極との間の放
電に誘発されて、X電極とY電極との間で放電が発生す
る。その結果、IIのセルでは、Iのセルと同様に、X電
極側に電子が蓄積され、Y電極側に正イオンが蓄積され
る。これにより、次にY電極にサステンパルスVs が印
加されたときに、X電極とY電極との間で放電が発生す
る。なお、IIのセルではアドレス走査期間終了後のアド
レス電極側の電荷量が少ないため、サステン期間の終了
時点でIのセルに比べてアドレス電極側に蓄積される電
荷量が少ない可能性がある。
【0037】一方、III のセルでは、電荷の蓄積量が少
ないため、及びのタイミングでX電極又はY電極に
電圧が印加されても、放電は発生しない。Iのセル及び
IIのセルでは、X電極とY電極との間の放電により、サ
ステン期間中にアドレス電極A側に徐々に電荷が蓄積さ
れる。このため、サステン期間の終了時(のタイミン
グ)には、Iのセルのアドレス電極A側に正イオンが多
く蓄積されていることが考えられる。IIのセルでも、ア
ドレス電極A側に正イオンが蓄積されるが、サステン期
間開始時の状態でIIのセルはIのセルに比べて電荷量が
少なかったので、IIのようなセルに蓄積される電荷量
は、結果としてIのセルに蓄積される電荷量よりも少な
くなり易いと考えられる。
【0038】サステン期間の最後に印加したサステンパ
ルスVs と逆極性の電圧Vw2をもう一方の表示電極に印
加しても、通常なら印加電圧は表示電極側の壁電極と逆
極性になり放電は発生しないが、Iのセルではアドレス
電極A側に蓄積された電荷量が多すぎるため、アドレス
電極Aと表示電極との間で放電が発生する。これによ
り、アドレス電極A側の電荷量が低減される。本実施の
形態では、アドレス電極Aに0〜120Vの電圧VaEを
印加して、IのセルのY電極とアドレス電極Aとの間で
放電を発生させる。この放電により、アドレス電極A側
の電荷蓄積量が削減される。一方、IIのセルでは、アド
レス電極A側の蓄積電荷量が少ないので、のタイミン
グでY電極及びアドレス電極Aに電圧Vw2,VaEを印加
しても、放電は発生しない。これにより、Iのセルの蓄
積電荷量が調整できる。
【0039】このようにして第1サブフレーム期間が終
了した後、第2サブフレーム期間が開始される。第2サ
ブフレーム期間においても、電荷形成期間で各セルの蓄
積電荷量を均一とし、アドレス期間で消灯セルの壁電荷
を消去した後、サステン期間でサステン電圧を印加す
る。消去アドレス駆動法では、アドレス走査期間の前に
セルに壁電荷が形成されていることが必要である。本実
施の形態では、サブフレーム期間が終了した時点で各点
灯セルには壁電荷が形成されており、しかも、各点灯セ
ルの蓄積電荷量がほぼ同じになる。従って、本実施の形
態では第2サブフレーム以降においてパネル全体をリセ
ット放電させる必要がなく、コントラストの低下が抑制
されて表示品質が向上するという効果が得られる。
【0040】なお、図9において、III の消灯セルでは
のタイミングでY電極及びアドレス電極に電圧Vw2,
Va を印加すると、アドレス電極Aと表示電極(Y電
極)との間で放電が起こる可能性がある。そこで、
(1)Y電極とアドレス電極との間の印加電圧を、消灯
セルで放電が発生しない程度の電圧とする、(2)プラ
イミング効果のないセル(消灯セルはサステン放電をし
ていないため、空間電荷がない)が放電を開始する以前
に電圧印加を終了する、又は(3)電圧印加終了後にイ
ンターバル期間を設けて自己消去放電を起こす、という
3の対策のうち少なくとも1つの対策を施すことが必要
である。
【0041】また、図10(a)のように、アドレス電
極A及びY電極に電圧VaE及び電圧Vw2を同時に印加す
ると、アドレス電極AとX電極及びY電極との間でほぼ
同時に放電が起こる。このときの放電の強さを調整する
ために、図10(b)のように、まず表示電極(Y電
極)にのみ書き込み電圧Vw2を印加し、アドレス電極と
Y電極との間で放電を起こし、その後アドレス電圧VaE
を印加することで放電の強さを弱くして、アドレス電極
側に残る壁電荷量を調整するようにしてもよい。
【0042】また、サステン期間中のアドレス電極(A
1 ,A2 ,…,Am )の電位を接地電位(V)に維持す
るのではなく、図11に示すように、アドレス電極に印
加する電圧を変化させて、アドレス電極側に蓄積される
電荷量を調整することもできる。例えば、(i)の例で
はY電極に負の電圧Vw1を印加するときと、X電極及び
Y電極に最後のサステンパルスVs を供給するときとを
除き、サステン期間のアドレス電極の電位を一定として
いる。(ii)の例では、サステン期間中のアドレス電極
を接地電位に維持している。(iii )の例では、サステ
ン期間中のアドレス電極を一定の電位としている。この
ようにサステン期間中にアドレス電極に印加する電圧を
調整し、アドレス電極側の蓄積電荷量を調整することが
好ましい。
【0043】なお、上記の実施の形態においては消去ア
ドレス駆動法について説明したが、本発明は書き込みア
ドレス駆動法にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サステン期間の最後に、サステンパルスに対し逆極性の
電圧を表示電極の一方に供給するので、リセット放電を
行わずに過剰な壁電荷を消去することできる。これによ
り、コントラストを悪化させずにプラズマディスプレイ
を駆動することができて、表示品質を向上させることが
できる。
【0045】また、本発明では、サステン期間の初めに
第1の表示電極にサステンパルスを印加した後、第2の
表示電極に逆極性の電圧を印加するので、隣接セルとの
干渉等の何らかの原因で蓄積された壁電荷が不足してい
ても、それを補い放電を起こすことができる。これによ
り、高表示品質の表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は交流3電極面放電型PDPの概略平面図
である。
【図2】図2は同じくそのPDPのX電極に直交する方
向の断面図である。
【図3】図3は同じくそのPDPのX電極に沿った方向
の断面図である。
【図4】図4は、PDPに供給される信号のフレーム構
成を示す模式図である。
【図5】図5は一つのサブフレーム内の駆動波形のタイ
ミングチャート(従来例)を示す図である。
【図6】図6は本発明の実施の形態のプラズマディスプ
レイパネルの駆動方法を実現する交流駆動方式カラープ
ラズマディスプレイパネル駆動回路を示すブロック図で
ある。
【図7】図7は本発明の実施の形態のプラズマディスプ
レイパネルの駆動方法を示すタイミングチャートであ
る。
【図8】図8は同じくそのサステン期間の波形を示す模
式図である。
【図9】図9はサブフレーム期間における3つのセル
(I〜III )の電荷蓄積状態を示す模式図である。
【図10】図10(a),(b)はY電極に印加する電
圧VW2及びアドレス電極に印加する電圧Va のタイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図11】図11はサステン期間におけるアドレス電極
の電位を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 PDP、 11 障壁、 13 X電極、 14 Y電極、 15 アドレス電極、 16 背面ガラス基板、 17 蛍光体層、 18 前面ガラス基板、 20 誘電体層、 21 保護膜、 30 制御回路、 31 表示データ制御部、 32 フレームメモリ、 33 パネル駆動制御部、 34 スキャンドライバ制御部、 35 共通ドライバ制御部、 36 アドレスドライバ、 37 X共通ドライバ、 38 Y共通ドライバ、 39 Yスキャンドライバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤崎 隆 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA05 BB05 DD03 DD09 DD30 EE29 FF12 GG02 GG08 GG12 HH02 HH04 JJ02 JJ04 JJ06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の基板側に第1及び第2の表示電極
    を有し、他方の基板側にアドレス電極を有するプラズマ
    ディスプレイパネルの駆動方法において、 サステン期間の最後に、前記第1の表示電極にサステン
    パルスを印加した後、前記第2の表示電極に、前記サス
    テンパルスに対し逆極性の電圧を印加することを特徴と
    するプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  2. 【請求項2】 一方の基板側に第1及び第2の表示電極
    を有し、他方の基板側にアドレス電極を有するプラズマ
    ディスプレイパネルの駆動方法において、 サステン期間の最初に、前記第1の表示電極にサステン
    パルスを印加した後、前記第2の表示電極に、前記サス
    テンパルスに対し逆極性の電圧を印加することを特徴と
    するプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  3. 【請求項3】 一方の基板側に第1及び第2の表示電極
    を有し、他方の基板側にアドレス電極を有するプラズマ
    ディスプレイパネルの駆動方法において、 サステン期間の最初に、前記第1の表示電極にサステン
    パルスを印加した後、前記第2の表示電極に、前記サス
    テンパルスに対し逆極性の第1の電圧を印加し、 前記サステン期間の最後に、前記第1及び第2の表示電
    極のうちのいずれか一方の表示電極にサステンパルスを
    印加した後、他方の表示電極に前記サステンパルスに対
    し逆極性の第2の電圧を印加することを特徴とするプラ
    ズマディスプレイパネルの駆動方法。
JP13705199A 1999-05-18 1999-05-18 プラズマディスプレイパネルの駆動方法 Pending JP2000330513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13705199A JP2000330513A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 プラズマディスプレイパネルの駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13705199A JP2000330513A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 プラズマディスプレイパネルの駆動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000330513A true JP2000330513A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15189738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13705199A Pending JP2000330513A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 プラズマディスプレイパネルの駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000330513A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433213B1 (ko) * 2001-09-14 2004-05-28 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널의 구동방법 및 장치
KR100458569B1 (ko) * 2002-02-15 2004-12-03 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널의 구동방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433213B1 (ko) * 2001-09-14 2004-05-28 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널의 구동방법 및 장치
KR100458569B1 (ko) * 2002-02-15 2004-12-03 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널의 구동방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3429438B2 (ja) Ac型pdpの駆動方法
US8194005B2 (en) Method of driving plasma display device
JP3466098B2 (ja) ガス放電パネルの駆動方法
JP3318497B2 (ja) Ac型pdpの駆動方法
JP2004191530A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
US7129912B2 (en) Display device, and display panel driving method
US20010024092A1 (en) Plasma display panel and driving method thereof
JP2001013910A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP3468284B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP3532317B2 (ja) Ac型pdpの駆動方法
JP2004192875A (ja) プラズマディスプレイパネル及びその駆動方法
JP4089759B2 (ja) Ac型pdpの駆動方法
JP3265904B2 (ja) フラット・ディスプレイ・パネルの駆動方法
KR100330030B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 구동방법
JP2002082648A (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその駆動方法
JPH10214057A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
US7006060B2 (en) Plasma display panel and method of driving the same capable of providing high definition and high aperture ratio
JP2000510613A (ja) マイクログルーブを有するディスプレイ・パネル及び操作方法
JP3420031B2 (ja) Ac型pdpの駆動方法
JP2000330513A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2001166734A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2001034228A (ja) プラズマディスプレイ装置及びその駆動方法
JP3872551B2 (ja) プラズマディスプレイパネル及びその駆動方法
JP2002040987A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2006258924A (ja) プラズマディスプレイ装置及びその駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050502

A977 Report on retrieval

Effective date: 20050613

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050720

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050720

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051207

A072 Dismissal of procedure

Effective date: 20060314

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072