JP2000329949A - フレキシブル光ファイバシート - Google Patents
フレキシブル光ファイバシートInfo
- Publication number
- JP2000329949A JP2000329949A JP11144117A JP14411799A JP2000329949A JP 2000329949 A JP2000329949 A JP 2000329949A JP 11144117 A JP11144117 A JP 11144117A JP 14411799 A JP14411799 A JP 14411799A JP 2000329949 A JP2000329949 A JP 2000329949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- flexible
- fiber sheet
- films
- plastic films
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/3628—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
- G02B6/368—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers with pitch conversion between input and output plane, e.g. for increasing packing density
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/3608—Fibre wiring boards, i.e. where fibres are embedded or attached in a pattern on or to a substrate, e.g. flexible sheets
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2枚の可撓性プラスチックフィルムの間に多
数本の光ファイバを配線状態で固定したフレキシブル光
ファイバシートが熱を受けても、光ファイバの伝送損失
が増加しないようにする。 【解決手段】 可撓性プラスチックフィルム2として、
その軟化点が150℃以上のものもしくは予め100℃
以上の温度で加熱して除歪したものを用いる。
数本の光ファイバを配線状態で固定したフレキシブル光
ファイバシートが熱を受けても、光ファイバの伝送損失
が増加しないようにする。 【解決手段】 可撓性プラスチックフィルム2として、
その軟化点が150℃以上のものもしくは予め100℃
以上の温度で加熱して除歪したものを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種光機器間の
光配線などに用いられるフレキシブル光ファイバシート
に関する。
光配線などに用いられるフレキシブル光ファイバシート
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、光機器内等の光配線の高密度化な
どに対応するものとして、図1および図2に示すような
フレキシブル光ファイバシートが提案されている。図に
おいて、符号1は光ファイバを示す。この光ファイバ1
には、光ファイバ素線、光ファイバ心線、光ファイバコ
ード、光ファイバテープ心線、光ファイバテープコード
などの種々の形態のものが用いられ、図示の例において
は光ファイバ素線の例を示す。
どに対応するものとして、図1および図2に示すような
フレキシブル光ファイバシートが提案されている。図に
おいて、符号1は光ファイバを示す。この光ファイバ1
には、光ファイバ素線、光ファイバ心線、光ファイバコ
ード、光ファイバテープ心線、光ファイバテープコード
などの種々の形態のものが用いられ、図示の例において
は光ファイバ素線の例を示す。
【0003】また、符号2は、厚み50〜200μmの
可撓性プラスチックフィルムである。この可撓性プラス
チックフィルム2,2はその2枚が重ね合せられ、接着
層3によって貼り合せられているとともに2枚のフィル
ム2,2の間に多数本の光ファイバ素線1,1…が、図
1に示すように整然と配線された状態で固定されてい
る。接着層3には、常温感圧型接着剤(粘着剤)からな
るものが用いられる。
可撓性プラスチックフィルムである。この可撓性プラス
チックフィルム2,2はその2枚が重ね合せられ、接着
層3によって貼り合せられているとともに2枚のフィル
ム2,2の間に多数本の光ファイバ素線1,1…が、図
1に示すように整然と配線された状態で固定されてい
る。接着層3には、常温感圧型接着剤(粘着剤)からな
るものが用いられる。
【0004】このようなフレキシブル光ファイバシート
は、例えば可撓性プラスチックフィルム2の表面に粘着
剤を塗布して接着層3を形成しておき、この接着層3上
に光ファイバ素線1をコンピュータ制御マニュピレータ
などの機器を用いて配線してゆき、接着層3上に仮付け
してゆく。所望の光ファイバ素線1,1…の配線が終了
したならば、別の可撓性プラスチックフィルム2をこの
上から重ね合せ、軽く加圧するか、必要に応じて加圧、
加熱して両フィルム2,2を接着し、2枚の可撓性プラ
スチックフィルム2,2の間に光ファイバ素線1,1…
を挟み込んだ状態で固定する方法などによって製造され
る。
は、例えば可撓性プラスチックフィルム2の表面に粘着
剤を塗布して接着層3を形成しておき、この接着層3上
に光ファイバ素線1をコンピュータ制御マニュピレータ
などの機器を用いて配線してゆき、接着層3上に仮付け
してゆく。所望の光ファイバ素線1,1…の配線が終了
したならば、別の可撓性プラスチックフィルム2をこの
上から重ね合せ、軽く加圧するか、必要に応じて加圧、
加熱して両フィルム2,2を接着し、2枚の可撓性プラ
スチックフィルム2,2の間に光ファイバ素線1,1…
を挟み込んだ状態で固定する方法などによって製造され
る。
【0005】このような構造のフレキシブル光ファイバ
シートにあっては、薄く可撓性を有し、光ファイバ素線
1,1…がフィルム2で保護され、かつ小面積に多数本
の光ファイバ素線1,1…を配線でき、さらにはその端
末部分での光コネクタの取付けも容易であるなどの理由
により、種々の光機器内の狭い空間内での立体的かつ高
密度の光配線に有用なものとされている。
シートにあっては、薄く可撓性を有し、光ファイバ素線
1,1…がフィルム2で保護され、かつ小面積に多数本
の光ファイバ素線1,1…を配線でき、さらにはその端
末部分での光コネクタの取付けも容易であるなどの理由
により、種々の光機器内の狭い空間内での立体的かつ高
密度の光配線に有用なものとされている。
【0006】ところで、このようなフレキシブル光ファ
イバシートにあっては、実際の使用の際に光機器内の各
種素子からの発熱によって、100℃近くまで加熱され
る場合があり、このような温度条件下に長期間置かれる
と、フレキシブル光ファイバシートの可撓性プラスチッ
クフィルム2が徐々に熱収縮することになる。このよう
に可撓性プラスチックフィルム2が収縮すると、これに
固定、束縛されている光ファイバ素線1,1…にマイク
ロベンドが発生し、経時的に伝送損失が増加してゆく不
都合があった。
イバシートにあっては、実際の使用の際に光機器内の各
種素子からの発熱によって、100℃近くまで加熱され
る場合があり、このような温度条件下に長期間置かれる
と、フレキシブル光ファイバシートの可撓性プラスチッ
クフィルム2が徐々に熱収縮することになる。このよう
に可撓性プラスチックフィルム2が収縮すると、これに
固定、束縛されている光ファイバ素線1,1…にマイク
ロベンドが発生し、経時的に伝送損失が増加してゆく不
都合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、長期にわたって高温状態に曝されても、光フ
ァイバの伝送損失の増加が生じないフレキシブル光ファ
イバシートを得ることにある。
る課題は、長期にわたって高温状態に曝されても、光フ
ァイバの伝送損失の増加が生じないフレキシブル光ファ
イバシートを得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、フレキシ
ブル光ファイバシートをなす可撓性プラスチックフィル
ムとして、その軟化温度が150℃以上のものを用いる
ことによって解決される。また、可撓性プラスチックフ
ィルムとして、予め100℃以上の温度で加熱して除歪
したものを用いることによって解決される。
ブル光ファイバシートをなす可撓性プラスチックフィル
ムとして、その軟化温度が150℃以上のものを用いる
ことによって解決される。また、可撓性プラスチックフ
ィルムとして、予め100℃以上の温度で加熱して除歪
したものを用いることによって解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
請求項1に係る発明では、例えば図1および図2に示し
たフレキシブル光ファイバシートの可撓性プラスチック
フィルム2として、その軟化点が150℃以上であるプ
ラスチックからなるフィルムを用いる。ここでの軟化点
は、ASTM D648(曲げ応力4.6kg/c
m2 )で規定される熱変形温度を言うものとする。この
軟化点が150℃以上のプラスチックフィルムとしては
ポリイミドフィルム、ポリテトラフルオロエチレンフィ
ルム、架橋ゴムフィルムなどが用いられる。このフィル
ムの厚みは、通常50μm〜200μmの範囲とされる
が、これに限定されるものではない。
請求項1に係る発明では、例えば図1および図2に示し
たフレキシブル光ファイバシートの可撓性プラスチック
フィルム2として、その軟化点が150℃以上であるプ
ラスチックからなるフィルムを用いる。ここでの軟化点
は、ASTM D648(曲げ応力4.6kg/c
m2 )で規定される熱変形温度を言うものとする。この
軟化点が150℃以上のプラスチックフィルムとしては
ポリイミドフィルム、ポリテトラフルオロエチレンフィ
ルム、架橋ゴムフィルムなどが用いられる。このフィル
ムの厚みは、通常50μm〜200μmの範囲とされる
が、これに限定されるものではない。
【0010】また、請求項2に係る発明では、図1およ
び図2に示したフレキシブル光ファイバシートの可撓性
プラスチックフィルム2として、予め100℃以上の温
度で加熱して除歪したものが用いられる。ここでのフィ
ルムの具体例としては、耐熱温度が100℃以上のプラ
スチック、例えばポリアミド、ポリカーボネート、ポリ
プロピレン、フッ素樹脂などからなるフィルムを、10
0℃以上好ましくはその軟化点以上に不活性ガス中、真
空中で10分〜1時間加熱し、フィルム加工時に生じた
フィルムの残留歪み、特に引張歪みを解消したものが用
いられる。この除歪したフィルムの厚みは、先と同様に
50〜200μmとされるが、これに限定されるもので
はない。
び図2に示したフレキシブル光ファイバシートの可撓性
プラスチックフィルム2として、予め100℃以上の温
度で加熱して除歪したものが用いられる。ここでのフィ
ルムの具体例としては、耐熱温度が100℃以上のプラ
スチック、例えばポリアミド、ポリカーボネート、ポリ
プロピレン、フッ素樹脂などからなるフィルムを、10
0℃以上好ましくはその軟化点以上に不活性ガス中、真
空中で10分〜1時間加熱し、フィルム加工時に生じた
フィルムの残留歪み、特に引張歪みを解消したものが用
いられる。この除歪したフィルムの厚みは、先と同様に
50〜200μmとされるが、これに限定されるもので
はない。
【0011】上記可撓性プラスチックフィルム2,2の
貼り合せに用いられる接着層3を構成する接着剤として
は、ゴム系、アクリル系の常温感圧型接着剤(粘着剤)
が好ましく、感圧型接着剤を用いることで可撓性プラス
チックフィルム2の収縮の一部が接着層3で吸収、緩和
されてより好ましいものとなる。また、接着層3の厚み
は、50〜100μm程度とされる。さらに、感圧型接
着剤には、可撓性プラスチックフィルム2の厚みが50
μmの時の180度剥離強度が0.5〜2kg/25m
m幅の範囲にあるものがより好ましい。
貼り合せに用いられる接着層3を構成する接着剤として
は、ゴム系、アクリル系の常温感圧型接着剤(粘着剤)
が好ましく、感圧型接着剤を用いることで可撓性プラス
チックフィルム2の収縮の一部が接着層3で吸収、緩和
されてより好ましいものとなる。また、接着層3の厚み
は、50〜100μm程度とされる。さらに、感圧型接
着剤には、可撓性プラスチックフィルム2の厚みが50
μmの時の180度剥離強度が0.5〜2kg/25m
m幅の範囲にあるものがより好ましい。
【0012】光ファイバ1としては、特に限定されるこ
とはなく、光ファイバ素線、光ファイバ心線、光ファイ
バコード、光ファイバテープ心線、光ファイバテープコ
ードなどの種々の形態のものが用いられ、光ファイバ素
線には、被覆材として紫外線硬化型樹脂、シリコーン樹
脂を用いたUV素線、シリコーン素線などが用いられ
る。また、光ファイバ1の配線状態によっては、光ファ
イバ1が小さい曲げ半径で曲げられる場合もあり、この
ような場合には、カーボンコート光ファイバを用いるこ
とが曲げ疲労に対する抵抗性が向上して好ましい。
とはなく、光ファイバ素線、光ファイバ心線、光ファイ
バコード、光ファイバテープ心線、光ファイバテープコ
ードなどの種々の形態のものが用いられ、光ファイバ素
線には、被覆材として紫外線硬化型樹脂、シリコーン樹
脂を用いたUV素線、シリコーン素線などが用いられ
る。また、光ファイバ1の配線状態によっては、光ファ
イバ1が小さい曲げ半径で曲げられる場合もあり、この
ような場合には、カーボンコート光ファイバを用いるこ
とが曲げ疲労に対する抵抗性が向上して好ましい。
【0013】カーボンコート光ファイバとしては、光フ
ァイバ裸線上にアモルファスカーボンを主体とした厚み
10〜100mmのカーボン膜を形成し、このカーボン
膜上に紫外線硬化樹脂、シリコーン樹脂からなる被覆材
を形成した光ファイバ素線やこの光ファイバ素線を用い
た心線、テープ心線、コード、テープコードなどが用い
られる。
ァイバ裸線上にアモルファスカーボンを主体とした厚み
10〜100mmのカーボン膜を形成し、このカーボン
膜上に紫外線硬化樹脂、シリコーン樹脂からなる被覆材
を形成した光ファイバ素線やこの光ファイバ素線を用い
た心線、テープ心線、コード、テープコードなどが用い
られる。
【0014】このようなフレキシブル光ファイバシート
にあっては、使用時に100℃程度の熱がこれに継続し
て加わっても、可撓性プラスチックフィルム2が熱収縮
することがほとんどなく、該フィルム2の収縮に起因す
る光ファイバ1,1…のマイクロベントの発生が抑えら
れ光ファイバ1,1…の伝送損失の増加を防止できる。
にあっては、使用時に100℃程度の熱がこれに継続し
て加わっても、可撓性プラスチックフィルム2が熱収縮
することがほとんどなく、該フィルム2の収縮に起因す
る光ファイバ1,1…のマイクロベントの発生が抑えら
れ光ファイバ1,1…の伝送損失の増加を防止できる。
【0015】また、光ファイバ1としてカーボンコート
光ファイバを用いたものでは、その曲げ疲労特性が良好
であるため、光ファイバ1の配線時の許容曲げ半径を1
0mm程度にまで小さくでき、光ファイバの高密度配線
が可能となる。さらに、接着層3として、やや厚膜の粘
着剤からなるものを用いた場合には、万一可撓性プラス
チックフィルム2が収縮しても接着層3においてその収
縮が一部緩和され、光ファイバ1への影響も緩和され
る。
光ファイバを用いたものでは、その曲げ疲労特性が良好
であるため、光ファイバ1の配線時の許容曲げ半径を1
0mm程度にまで小さくでき、光ファイバの高密度配線
が可能となる。さらに、接着層3として、やや厚膜の粘
着剤からなるものを用いた場合には、万一可撓性プラス
チックフィルム2が収縮しても接着層3においてその収
縮が一部緩和され、光ファイバ1への影響も緩和され
る。
【0016】本発明では、図2に示した2枚の可撓性プ
ラスチックフィルム2,2間に光ファイバ1,1…を固
定した形態のものに限定されず、可撓性プラスチックフ
ィルム2…の枚数を3枚以上とし、光ファイバ1,1…
を多段に固定したものや、光ファイバ1,1…が一面内
で交差するものなどの種々の形態を取ることができる。
ラスチックフィルム2,2間に光ファイバ1,1…を固
定した形態のものに限定されず、可撓性プラスチックフ
ィルム2…の枚数を3枚以上とし、光ファイバ1,1…
を多段に固定したものや、光ファイバ1,1…が一面内
で交差するものなどの種々の形態を取ることができる。
【0017】以下、具体例を示す。 (実施例1)厚み0.2mm、縦500mm、横500
mmのポリイミドフィルム上に厚み0.1mmのアクリ
ル系粘着剤からなる接着層を設け、この接着層上に径2
50μmのカーボンコート光ファイバ素線を延長25m
にわたってジクザク状に配線し、接着層に仮固定した。
カーボンコート光ファイバ素線の折り返し部分の曲げ半
径を10mmとした。ついで、同様の接着層を形成した
ポリイミドフィルムをこれに重ね合せて圧着してフレキ
シブル光ファイバシートとした。
mmのポリイミドフィルム上に厚み0.1mmのアクリ
ル系粘着剤からなる接着層を設け、この接着層上に径2
50μmのカーボンコート光ファイバ素線を延長25m
にわたってジクザク状に配線し、接着層に仮固定した。
カーボンコート光ファイバ素線の折り返し部分の曲げ半
径を10mmとした。ついで、同様の接着層を形成した
ポリイミドフィルムをこれに重ね合せて圧着してフレキ
シブル光ファイバシートとした。
【0018】(実施例2)予め、150℃の真空加熱炉
中で1時間加熱して除歪した厚み0.2mmのポリカー
ボネートフィルムを用いて、実施例1と同様にしてフレ
キシブル光ファイバシートを作成した。
中で1時間加熱して除歪した厚み0.2mmのポリカー
ボネートフィルムを用いて、実施例1と同様にしてフレ
キシブル光ファイバシートを作成した。
【0019】(比較例)厚み0.2mmの押出ポリカー
ボネートフィルムをそのまま用いて、実施例1と同様に
してフレキシブル光ファイバシートを作成した。
ボネートフィルムをそのまま用いて、実施例1と同様に
してフレキシブル光ファイバシートを作成した。
【0020】これら3種のフレキシブル光ファイバシー
トを100℃で10日間放置後、各カーボンコート光フ
ァイバ素線の伝送損失(波長1.55μm)を測定した
ところ、実施例1および実施例2のシートでは0.01
dB以下であったが、比較例のシートでは2.3dBで
あった。
トを100℃で10日間放置後、各カーボンコート光フ
ァイバ素線の伝送損失(波長1.55μm)を測定した
ところ、実施例1および実施例2のシートでは0.01
dB以下であったが、比較例のシートでは2.3dBで
あった。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および請
求項2にかかる発明のフレキシブル光ファイバシートに
あっては、使用時光機器などから発生する熱を長期にわ
たって受けても、可撓性プラスチックフィルムが熱で収
縮することがなく、配線状態で固定されている光ファイ
バの伝送損失が増加することがない。
求項2にかかる発明のフレキシブル光ファイバシートに
あっては、使用時光機器などから発生する熱を長期にわ
たって受けても、可撓性プラスチックフィルムが熱で収
縮することがなく、配線状態で固定されている光ファイ
バの伝送損失が増加することがない。
【図1】 本発明に係るフレキシブル光ファイバシート
の一例を示す平面図である。
の一例を示す平面図である。
【図2】 本発明に係るフレキシブル光ファイバシート
の一例を示す断面図である。
の一例を示す断面図である。
1 光ファイバ 2 可撓性プラスチックフィルム 3 接着層
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも2枚の可撓性プラスチックフ
ィルム間に複数本の光ファイバが配線された状態で固定
されているフレキシブル光ファイバシートであって、 上記可撓性プラスチックフィルムの軟化点が150℃以
上であることを特徴とするフレキシブル光ファイバシー
ト。 - 【請求項2】 少なくとも2枚の可撓性プラスチックフ
ィルム間に複数本の光ファイバが配線された状態で固定
されているフレキシブル光ファイバシートであって、 上記可撓性プラスチックとして、予め100℃以上の温
度で加熱して除歪したプラスチックフィルムを用いたこ
とを特徴とするフレキシブル光ファイバシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11144117A JP2000329949A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | フレキシブル光ファイバシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11144117A JP2000329949A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | フレキシブル光ファイバシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000329949A true JP2000329949A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15354598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11144117A Pending JP2000329949A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | フレキシブル光ファイバシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000329949A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002207129A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-26 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ファイバの布線方法及び配線板 |
JP2006526158A (ja) * | 2002-07-29 | 2006-11-16 | アドヴァンスト・インターコネクション・テクノロジー | 平面および非平面部分を有する回路パターンの光学フィラメントのスクライブ方法 |
-
1999
- 1999-05-24 JP JP11144117A patent/JP2000329949A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002207129A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-26 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ファイバの布線方法及び配線板 |
JP2006526158A (ja) * | 2002-07-29 | 2006-11-16 | アドヴァンスト・インターコネクション・テクノロジー | 平面および非平面部分を有する回路パターンの光学フィラメントのスクライブ方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7139456B2 (en) | Optical fiber wiring sheet and method of manufacturing same | |
US7212718B2 (en) | Apparatus and method for heat-treatment of optical fiber reinforcing member and optical fiber fusion splicing apparatus | |
JP4142131B2 (ja) | 圧縮性ラミネートを備えた光学デバイス | |
KR940007341Y1 (ko) | 광섬유 권취 시스템(fiber optic cannister with compliant baselayer) | |
JP3909485B2 (ja) | 光ファイバ相互接続装置及びその製造方法 | |
JP3702134B2 (ja) | 光学接続部品の作製方法 | |
US6567603B1 (en) | Optical interconnection apparatus and process for fabrication of the same | |
JPH02289805A (ja) | 光ファイバユニット | |
JP3792174B2 (ja) | 光学接続部品 | |
JP2005008448A (ja) | 難燃性光ファイバ心線及び難燃性光ファイバテープ心線 | |
JP2000329949A (ja) | フレキシブル光ファイバシート | |
JP2007101924A (ja) | プラスチック光ファイバテープ心線、プラスチック光ファイバ単心線、それを用いたコード、ケーブル及びシート | |
JP2000329950A (ja) | フレキシブル光ファイバシート | |
JP2002071971A (ja) | 光学接続部品 | |
JP3609942B2 (ja) | 光学接続部品およびその作製方法 | |
JP3356678B2 (ja) | 光学接続部品およびその作製方法 | |
JP4334211B2 (ja) | 光配線シート | |
JPH10213727A (ja) | 光ファイバケーブル | |
JP2000329948A (ja) | フレキシブル光ファイバシート | |
JP2001324622A (ja) | フレキシブル光ファイバシート | |
JP3326402B2 (ja) | 光学接続部品 | |
JP2001133639A (ja) | 光ファイバ配線シート | |
TWI237135B (en) | Optical fiber cable | |
JP2006276375A (ja) | 光ファイバ構造体及びその製造方法 | |
JPH079497B2 (ja) | 光フアイバ心線 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070828 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080108 |