JP2000329391A - 空気調和システム - Google Patents
空気調和システムInfo
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- JP2000329391A JP2000329391A JP11139863A JP13986399A JP2000329391A JP 2000329391 A JP2000329391 A JP 2000329391A JP 11139863 A JP11139863 A JP 11139863A JP 13986399 A JP13986399 A JP 13986399A JP 2000329391 A JP2000329391 A JP 2000329391A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control device
- indoor
- microcomputer
- outdoor
- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の店舗用パッケージエアコンのシステム
構成は、制御仕様が必要最小限の付加機器、及び集中管
理等の制御器への接続を想定した仕様に限定されていた
ため、店舗空調等の簡易な設置が要求される場所での省
工事性等のメリットになる反面、室内機には付加機器の
増設は困難であった。 【解決手段】 本発明では、マイコン搭載基板から成る
制御機器を有する室外機を、マイコン搭載基板から成る
制御機器を構成して成る室内機もしくはマイコン非搭載
の制御機器を構成して成る室内機のいずれも接続可能と
したものである。
構成は、制御仕様が必要最小限の付加機器、及び集中管
理等の制御器への接続を想定した仕様に限定されていた
ため、店舗空調等の簡易な設置が要求される場所での省
工事性等のメリットになる反面、室内機には付加機器の
増設は困難であった。 【解決手段】 本発明では、マイコン搭載基板から成る
制御機器を有する室外機を、マイコン搭載基板から成る
制御機器を構成して成る室内機もしくはマイコン非搭載
の制御機器を構成して成る室内機のいずれも接続可能と
したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒圧縮式の冷媒
回路を有し、冷房、暖房等を行う直膨式空気調和装置の
室外機と室内機の構造等に関するものである。
回路を有し、冷房、暖房等を行う直膨式空気調和装置の
室外機と室内機の構造等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の店舗用パッケージエアコ
ンのシステム構成を示す概念図である。図において、1
は室外機、2は室外機1に設けられたマイコン搭載基板
を有する制御機器、3は室内機、4aは室内機3に設け
られたマイコン搭載基板を有する制御機器、5aは前記
室外機搭載の制御機器2と前記室内機搭載の制御機器4
aを接続する通信又は電源用配線を示し、室内機3は室
外機1とセットでパッケージエアコンのシステムを構成
する。6は電源用配線、7は電源で、前記パッケージエ
アコンを構成する圧縮機8、室外送風機9a、室内送風
機9b、前記室外機搭載の制御機器2、前記室内機搭載
の制御機器4a等の動作機器や制御機器用の電力を室外
機の1個所から供給する。但し、室内機3に別途搭載す
る電気ヒータ等の機器類動作用の電源は前記電源7とは
別に室内機に設けられることもある。10はリモートコ
ントローラ(以下、リモコン)、11はリモコン接続配
線で、室内機3のマイコン搭載の制御機器4aに接続さ
れる。13は上位の集中管理システム、12は前記パッ
ケージエアコンシステムを上位の集中制御システム13
に接続するためのインターフェースである。集中管理シ
ステム13には空調システム全体を管理するため必要に
応じて接続されるが、通常、本図に示すように熱源機で
ある室外機1の制御機器2に接続して、室外機側からシ
ステム全体を制御する形態がとられている。
ンのシステム構成を示す概念図である。図において、1
は室外機、2は室外機1に設けられたマイコン搭載基板
を有する制御機器、3は室内機、4aは室内機3に設け
られたマイコン搭載基板を有する制御機器、5aは前記
室外機搭載の制御機器2と前記室内機搭載の制御機器4
aを接続する通信又は電源用配線を示し、室内機3は室
外機1とセットでパッケージエアコンのシステムを構成
する。6は電源用配線、7は電源で、前記パッケージエ
アコンを構成する圧縮機8、室外送風機9a、室内送風
機9b、前記室外機搭載の制御機器2、前記室内機搭載
の制御機器4a等の動作機器や制御機器用の電力を室外
機の1個所から供給する。但し、室内機3に別途搭載す
る電気ヒータ等の機器類動作用の電源は前記電源7とは
別に室内機に設けられることもある。10はリモートコ
ントローラ(以下、リモコン)、11はリモコン接続配
線で、室内機3のマイコン搭載の制御機器4aに接続さ
れる。13は上位の集中管理システム、12は前記パッ
ケージエアコンシステムを上位の集中制御システム13
に接続するためのインターフェースである。集中管理シ
ステム13には空調システム全体を管理するため必要に
応じて接続されるが、通常、本図に示すように熱源機で
ある室外機1の制御機器2に接続して、室外機側からシ
ステム全体を制御する形態がとられている。
【0003】次に動作について説明する。図12で示し
たシステムは、主として店舗用空調などの1馬力〜5馬
力程度の比較的小形から中形のパッケージエアコンに適
用される。これらの空調システムには圧縮機を搭載する
熱源機を室外側に置き、冷媒配管で室内機と接続して空
調を行うスプリット形の機器配置をとるのが主流であ
る。このため、室内機は室内に必要風量を供給するだけ
の送風機、利用側熱交換器を搭載して、室内で要求され
る設置形態に見合った筐体を有するものであれば良く、
前記図12で示すように、システムへの電源供給は電気
ヒータ等の比較的大きな電力供給を必要とする機器の付
加を除けば、室外機側1個所からで十分満足される。制
御仕様も必要最小限のヒータや加湿器等の付加機器、及
び集中管理等の制御器への接続を想定した仕様に限定さ
れ、市場における付加的な制御変更等には対応しないの
が一般的になっている。室外機1及び室内機3間には電
源用配線6及び室内外制御機器間の通信線5aを設け
て、システムを動作させる。こういった形態は店舗空調
等の簡易な設置が要求される場所でのメリットになる反
面、室内機には付加機器の増設は困難であり、店舗以外
の各種工場や機械室、倉庫といった設備空調ゾーンにお
いて、汎用的な付加機器接続や制御上の受注仕様が要求
される室内形態を有することは困難である。店舗から工
場等の空調要求が重複する5馬力から20馬力ゾーンの
空調においては、前記従来の店舗用空調システムと、設
備空調を主体としたダクト用室内機を持つ設備用空調シ
ステムが混在する。前記設備用空調システムは、従来か
ら熱源機を室内機に持つリモートコンデンサ形が主流で
あったが、次第に前記スプリット形の形態への移行傾向
にあり、店舗形空調と設備空調はこれらへの対応機器形
態としての融合が見られるようになってきている。
たシステムは、主として店舗用空調などの1馬力〜5馬
力程度の比較的小形から中形のパッケージエアコンに適
用される。これらの空調システムには圧縮機を搭載する
熱源機を室外側に置き、冷媒配管で室内機と接続して空
調を行うスプリット形の機器配置をとるのが主流であ
る。このため、室内機は室内に必要風量を供給するだけ
の送風機、利用側熱交換器を搭載して、室内で要求され
る設置形態に見合った筐体を有するものであれば良く、
前記図12で示すように、システムへの電源供給は電気
ヒータ等の比較的大きな電力供給を必要とする機器の付
加を除けば、室外機側1個所からで十分満足される。制
御仕様も必要最小限のヒータや加湿器等の付加機器、及
び集中管理等の制御器への接続を想定した仕様に限定さ
れ、市場における付加的な制御変更等には対応しないの
が一般的になっている。室外機1及び室内機3間には電
源用配線6及び室内外制御機器間の通信線5aを設け
て、システムを動作させる。こういった形態は店舗空調
等の簡易な設置が要求される場所でのメリットになる反
面、室内機には付加機器の増設は困難であり、店舗以外
の各種工場や機械室、倉庫といった設備空調ゾーンにお
いて、汎用的な付加機器接続や制御上の受注仕様が要求
される室内形態を有することは困難である。店舗から工
場等の空調要求が重複する5馬力から20馬力ゾーンの
空調においては、前記従来の店舗用空調システムと、設
備空調を主体としたダクト用室内機を持つ設備用空調シ
ステムが混在する。前記設備用空調システムは、従来か
ら熱源機を室内機に持つリモートコンデンサ形が主流で
あったが、次第に前記スプリット形の形態への移行傾向
にあり、店舗形空調と設備空調はこれらへの対応機器形
態としての融合が見られるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例で示した従来の
店舗用パッケージエアコンのシステム構成は、室外機に
接続される室内機が室内に必要風量を供給するだけの送
風機、利用側熱交換器を搭載して、室内で要求される設
置形態に見合った筐体を有する仕様となっており、制御
仕様も必要最小限のヒータや加湿器等の付加機器、及び
集中管理等の制御器への接続を想定した仕様に限定され
るため、店舗空調等の簡易な設置が要求される場所での
省工事性等のメリットになる反面、室内機には付加機器
の増設は困難であり、店舗以外の各種工場や機械室、倉
庫といった設備用空調ゾーンにおいて、汎用的な付加機
器接続や制御上の受注仕様が要求される室内形態を有す
ることは困難である。また、前記店舗用空調システムに
おける室外機に、汎用的な付加機器接続や制御上の受注
仕様が要求される室内形態を有する室内機を接続するこ
とは、室内機側の制御系が汎用的な非マイコン搭載型の
制御機器形態(主としてリレーシーケンス制御やシーケ
ンサ搭載制御)をとることが多いため、従来のマイコン
制御の閉じた制御系に適用することは困難である。従っ
て、前記店舗用空調と設備用空調のシステム形態の共通
化、共有化を図るためには、店舗用空調ゾーンにおける
簡易空調が要求される室内機形態と、設備用空調ゾーン
で汎用的な付加機器接続や制御上の受注仕様対応が要求
される室内機形態の両方を同一仕様の熱源機器(室外
機)に接続可能な空調システムの得られる必要がある。
店舗用パッケージエアコンのシステム構成は、室外機に
接続される室内機が室内に必要風量を供給するだけの送
風機、利用側熱交換器を搭載して、室内で要求される設
置形態に見合った筐体を有する仕様となっており、制御
仕様も必要最小限のヒータや加湿器等の付加機器、及び
集中管理等の制御器への接続を想定した仕様に限定され
るため、店舗空調等の簡易な設置が要求される場所での
省工事性等のメリットになる反面、室内機には付加機器
の増設は困難であり、店舗以外の各種工場や機械室、倉
庫といった設備用空調ゾーンにおいて、汎用的な付加機
器接続や制御上の受注仕様が要求される室内形態を有す
ることは困難である。また、前記店舗用空調システムに
おける室外機に、汎用的な付加機器接続や制御上の受注
仕様が要求される室内形態を有する室内機を接続するこ
とは、室内機側の制御系が汎用的な非マイコン搭載型の
制御機器形態(主としてリレーシーケンス制御やシーケ
ンサ搭載制御)をとることが多いため、従来のマイコン
制御の閉じた制御系に適用することは困難である。従っ
て、前記店舗用空調と設備用空調のシステム形態の共通
化、共有化を図るためには、店舗用空調ゾーンにおける
簡易空調が要求される室内機形態と、設備用空調ゾーン
で汎用的な付加機器接続や制御上の受注仕様対応が要求
される室内機形態の両方を同一仕様の熱源機器(室外
機)に接続可能な空調システムの得られる必要がある。
【0005】本発明は前記のような問題点を解消、及び
訴求点を満足するために為されたもので、店舗用空調ゾ
ーンにおける簡易空調が要求される室内機形態と、設備
用空調ゾーンで汎用的な付加機器接続や制御上の受注仕
様対応が要求される室内機形態の両方を同一仕様の熱源
機器(室外機)に接続可能な空調システムを提供するこ
とを目的としている。
訴求点を満足するために為されたもので、店舗用空調ゾ
ーンにおける簡易空調が要求される室内機形態と、設備
用空調ゾーンで汎用的な付加機器接続や制御上の受注仕
様対応が要求される室内機形態の両方を同一仕様の熱源
機器(室外機)に接続可能な空調システムを提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気調和シ
ステムは、圧縮機、非利用側熱交換器、冷媒絞り装置を
有する冷媒回路と、マイコン搭載の制御機器と、を備え
た室外機に、利用側熱交換器を有する冷媒回路と、マイ
コン搭載の制御機器を備えた室内機、またはマイコン非
搭載の制御機器を備えた室内機のいずれの制御仕様の室
内機も接続可能としたものである。
ステムは、圧縮機、非利用側熱交換器、冷媒絞り装置を
有する冷媒回路と、マイコン搭載の制御機器と、を備え
た室外機に、利用側熱交換器を有する冷媒回路と、マイ
コン搭載の制御機器を備えた室内機、またはマイコン非
搭載の制御機器を備えた室内機のいずれの制御仕様の室
内機も接続可能としたものである。
【0007】また、室内機の制御機器には室内側接続ポ
ート、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室
内側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連
絡配線とを設け、前記室外側接続ポートはマイコン搭載
の制御機器を有する室内機に対応する接続ポートとマイ
コン非搭載の制御機器を有する室内機に対応する接続ポ
ートとを設けたものである。
ート、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室
内側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連
絡配線とを設け、前記室外側接続ポートはマイコン搭載
の制御機器を有する室内機に対応する接続ポートとマイ
コン非搭載の制御機器を有する室内機に対応する接続ポ
ートとを設けたものである。
【0008】また、マイコン搭載の制御機器を有する室
内機とマイコン非搭載の制御機器を有する室内機のいず
れか一方の室内機を一台または複数台接続可能としたも
のである。
内機とマイコン非搭載の制御機器を有する室内機のいず
れか一方の室内機を一台または複数台接続可能としたも
のである。
【0009】また、利用側熱交換器、冷媒絞り装置を有
する冷媒回路と、マイコン搭載の制御機器とを備えた室
内機、またはマイコン非搭載の制御機器を備えた室内機
のいずれか一方の室内機一台に、圧縮機、非利用側熱交
換器、冷媒絞り装置を有する冷媒回路と、マイコン搭載
の制御機器と、を備えた室外機を複数台接続可能とした
こものである。
する冷媒回路と、マイコン搭載の制御機器とを備えた室
内機、またはマイコン非搭載の制御機器を備えた室内機
のいずれか一方の室内機一台に、圧縮機、非利用側熱交
換器、冷媒絞り装置を有する冷媒回路と、マイコン搭載
の制御機器と、を備えた室外機を複数台接続可能とした
こものである。
【0010】また、室内機の制御機器には室内側接続ポ
ート、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室
内側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連
絡配線とを設け、前記室内側接続ポートを室外機の台数
分以上設けたものである。
ート、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室
内側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連
絡配線とを設け、前記室内側接続ポートを室外機の台数
分以上設けたものである。
【0011】また、室外機の制御機器に、室内機の制御
機器がマイコン搭載か、マイコン非搭載かを判別する判
別手段を設けたものである。
機器がマイコン搭載か、マイコン非搭載かを判別する判
別手段を設けたものである。
【0012】また、電源装置は室外機と室内機の各々に
設けたものである。
設けたものである。
【0013】また、空調機器等を集中管理する集中管理
制御機器と接続する接続ポートは、マイコン搭載の制御
機器を有する室外機を接続したシステムにおいては室外
機側の制御機器内に設け、マイコン非搭載の制御機器を
有する室内機を接続したシステムにおいては前記室内機
側の制御機器内に設けたものである。
制御機器と接続する接続ポートは、マイコン搭載の制御
機器を有する室外機を接続したシステムにおいては室外
機側の制御機器内に設け、マイコン非搭載の制御機器を
有する室内機を接続したシステムにおいては前記室内機
側の制御機器内に設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基いて詳細説明する。尚、従来例と重複する部位につい
ては説明を省略する。
基いて詳細説明する。尚、従来例と重複する部位につい
ては説明を省略する。
【0015】実施の形態1.図1は本発明の一実施の形
態を示す空気調和システムのシステム構成を示す概念図
である。図において、1は室外機、3は室内機、4aは
室内機3に設けられているマイコン搭載の制御機器、4
bは室内機3に設けられているマイコン非搭載の制御機
器であり、主としてリレーシーケンス制御やシーケンサ
搭載制御の形態をとることが多い。14aは室外機1搭
載の制御機器2を室内機3のマイコン搭載基板から成る
制御機器4aに接続する接続手段である室外側接続ポー
ト、14bは室外機1搭載の制御機器2を室内機3のマ
イコン非搭載の制御機器4bに接続する接続手段である
室外側接続ポート、15aは室外側接続ポート14aと
接続する室内機3内のマイコン搭載基板から成る制御機
器4a側の室内側接続ポート、15bは室外側接続ポー
ト14bと接続する室内機3内のマイコン非搭載の制御
機器4b側の室内側接続ポートを示し、それぞれ室外側
ポート14a、14bと室内側ポート15a、15b間
は接続配線5a、5bで接続する。ここでは、接続配線
5aを実線で、接続配線5bを破線で示しており、接続
配線5aにより室外機1と室内機3が接続されている室
外機1台に対してマイコン搭載の室内機1台を接続した
例を示しているが、実線と破線を逆にして室外機1台に
対してマイコン非搭載の室内機を接続することもでき
る。以上、制御配線5a、5bはそれぞれの通信制御仕
様(マイコン搭載かマイコン非搭載)に合せて、必要配
線数を満たしていれば良く、前記各接続ポートは個別で
あっても兼用であっても構わない。よって、室内機の制
御仕様が何であっても、一つの室外機で対応可能とな
り、室外機の共通化ができ、システムの生産性向上がは
かれる。また、ここでは、接続配線5bが破線であり、
室外機1台に対してマイコン搭載の室内機1台を接続す
るものを示したが、室外機1台に対してマイコン搭載の
制御機器を備えた室内機とマイコン非搭載の制御機器を
備えた室内機を同時に接続するものでもよく、それぞれ
の室内機は1台でも複数台でも良い。室内機を複数台対
応させる室外機とするには、あらかじめ室外側ポート1
4a、14bの数を多く(室内機台数以上)又は、各ポ
ートに複数個の端子を設けておけば良い。以上、室内機
の制御仕様が何であっても、また、それぞれの制御仕様
の室内機が複数台であっても対応可能な室外機となり、
汎用性が増す。
態を示す空気調和システムのシステム構成を示す概念図
である。図において、1は室外機、3は室内機、4aは
室内機3に設けられているマイコン搭載の制御機器、4
bは室内機3に設けられているマイコン非搭載の制御機
器であり、主としてリレーシーケンス制御やシーケンサ
搭載制御の形態をとることが多い。14aは室外機1搭
載の制御機器2を室内機3のマイコン搭載基板から成る
制御機器4aに接続する接続手段である室外側接続ポー
ト、14bは室外機1搭載の制御機器2を室内機3のマ
イコン非搭載の制御機器4bに接続する接続手段である
室外側接続ポート、15aは室外側接続ポート14aと
接続する室内機3内のマイコン搭載基板から成る制御機
器4a側の室内側接続ポート、15bは室外側接続ポー
ト14bと接続する室内機3内のマイコン非搭載の制御
機器4b側の室内側接続ポートを示し、それぞれ室外側
ポート14a、14bと室内側ポート15a、15b間
は接続配線5a、5bで接続する。ここでは、接続配線
5aを実線で、接続配線5bを破線で示しており、接続
配線5aにより室外機1と室内機3が接続されている室
外機1台に対してマイコン搭載の室内機1台を接続した
例を示しているが、実線と破線を逆にして室外機1台に
対してマイコン非搭載の室内機を接続することもでき
る。以上、制御配線5a、5bはそれぞれの通信制御仕
様(マイコン搭載かマイコン非搭載)に合せて、必要配
線数を満たしていれば良く、前記各接続ポートは個別で
あっても兼用であっても構わない。よって、室内機の制
御仕様が何であっても、一つの室外機で対応可能とな
り、室外機の共通化ができ、システムの生産性向上がは
かれる。また、ここでは、接続配線5bが破線であり、
室外機1台に対してマイコン搭載の室内機1台を接続す
るものを示したが、室外機1台に対してマイコン搭載の
制御機器を備えた室内機とマイコン非搭載の制御機器を
備えた室内機を同時に接続するものでもよく、それぞれ
の室内機は1台でも複数台でも良い。室内機を複数台対
応させる室外機とするには、あらかじめ室外側ポート1
4a、14bの数を多く(室内機台数以上)又は、各ポ
ートに複数個の端子を設けておけば良い。以上、室内機
の制御仕様が何であっても、また、それぞれの制御仕様
の室内機が複数台であっても対応可能な室外機となり、
汎用性が増す。
【0016】ここで、システム全体の流れの説明をす
る。室外機1の制御機器2、室内機3の制御機器4a、
4bは、各々の制御機器に接続された接続配線を通じて
制御信号の入出力を行なっている。制御機器は入力され
た信号を認識、判断して、出力対象への信号出力を行
う。尚、認識、判断の出力対象の区別は制御機器に搭載
されたソフトウェアに従う。冷房運転のシステムの流れ
は次のようである。リモコン、スイッチ、表示ランプ等
の操作部(図示せず)は、室内側制御機器4に配線で接
続されている。操作部をONすると、室内制御機器4が
入力信号を判断して、室内ファン、弁装置、ランプ等を
備えた室内制御機器4と配線にて接続されている室内機
動作機器(図示せず)に動作開始の信号を出す。同時
に、室内制御機器4からの信号は、室内側ポート15a
から接続配線5aを通り室内側ポート14aを通り、室
外側制御機器2に送られる。室外側制御機器2内で入力
信号を判断して、配線にて接続された圧縮機、ファン、
弁装置、ランプ等を備えた室外機動作機器(図示せず)
に動作開始の信号を出す。尚、ここでは室内機動作機器
と室外機動作機器に対する制御機器との配線はそれぞれ
一本の説明をしているが、それぞれの動作機器に対して
配線をつなぎ、各々の動作開始・終了(動く、止まる、
点灯する等)を制御することができる。
る。室外機1の制御機器2、室内機3の制御機器4a、
4bは、各々の制御機器に接続された接続配線を通じて
制御信号の入出力を行なっている。制御機器は入力され
た信号を認識、判断して、出力対象への信号出力を行
う。尚、認識、判断の出力対象の区別は制御機器に搭載
されたソフトウェアに従う。冷房運転のシステムの流れ
は次のようである。リモコン、スイッチ、表示ランプ等
の操作部(図示せず)は、室内側制御機器4に配線で接
続されている。操作部をONすると、室内制御機器4が
入力信号を判断して、室内ファン、弁装置、ランプ等を
備えた室内制御機器4と配線にて接続されている室内機
動作機器(図示せず)に動作開始の信号を出す。同時
に、室内制御機器4からの信号は、室内側ポート15a
から接続配線5aを通り室内側ポート14aを通り、室
外側制御機器2に送られる。室外側制御機器2内で入力
信号を判断して、配線にて接続された圧縮機、ファン、
弁装置、ランプ等を備えた室外機動作機器(図示せず)
に動作開始の信号を出す。尚、ここでは室内機動作機器
と室外機動作機器に対する制御機器との配線はそれぞれ
一本の説明をしているが、それぞれの動作機器に対して
配線をつなぎ、各々の動作開始・終了(動く、止まる、
点灯する等)を制御することができる。
【0017】図2は室外機の制御装置を示す図である。
図において2は室外機1に搭載された室外基板24を有
する制御機器。制御機器2には、判別機構である室外マ
イコン(M/C)22、リレーコイル25、リレー接点
26、リレー信号入出力ポート27、マイコン信号入出
力ポート28、そしてリレー信号入出力ポート27と連
絡配線30にて連結されるリレー信号(R/S)端子台
である室外側接続ポート14b、マイコン信号入出力ポ
ート28と連絡配線32にて連結される端子台である室
外側接続ポート14aが設けられている。室外側接続ポ
ート14aの端子は例えば2個設けられていて、それら
は各々マイコン信号入出力部33となっている。また、
室外側接続ポート14bの端子は例えば6個設けられて
いて、上部34部の3個の端子はリレー信号出力部34
に、下部35部の3個の端子はリレー信号入力部35と
なっている。尚、これらの端子数は入出力の数に応じて
変える。室外マイコン22を塔載した制御機器2は、リ
レーシーケンス回路を持つ室内機4aと入出力信号をや
りとりするリレー信号入出力ポート27及びマイコン制
御器を塔載した室内機4bと入出力信号をやりとりする
マイコン信号入出力ポート28を持つ。各入出力ポート
27、28は室外側接続ポート14a、14bと連絡配
線32、30にて接続されている。以上、室外側接続ポ
ート14a、14bを併せ持つことにより、リレーシー
ケンス回路を持つ室内機と、マイコン制御器を搭載した
室内機を1台の室外機に接続することが可能である。よ
って、従来室内機の種類により室外機を変える必要があ
ったが、本発明により室内機がどの制御仕様のタイプで
あっても同じ室外機に接続が可能となり、室外機の汎用
性が増し、室内機の種類を調べることなく接続すること
が可能となった。
図において2は室外機1に搭載された室外基板24を有
する制御機器。制御機器2には、判別機構である室外マ
イコン(M/C)22、リレーコイル25、リレー接点
26、リレー信号入出力ポート27、マイコン信号入出
力ポート28、そしてリレー信号入出力ポート27と連
絡配線30にて連結されるリレー信号(R/S)端子台
である室外側接続ポート14b、マイコン信号入出力ポ
ート28と連絡配線32にて連結される端子台である室
外側接続ポート14aが設けられている。室外側接続ポ
ート14aの端子は例えば2個設けられていて、それら
は各々マイコン信号入出力部33となっている。また、
室外側接続ポート14bの端子は例えば6個設けられて
いて、上部34部の3個の端子はリレー信号出力部34
に、下部35部の3個の端子はリレー信号入力部35と
なっている。尚、これらの端子数は入出力の数に応じて
変える。室外マイコン22を塔載した制御機器2は、リ
レーシーケンス回路を持つ室内機4aと入出力信号をや
りとりするリレー信号入出力ポート27及びマイコン制
御器を塔載した室内機4bと入出力信号をやりとりする
マイコン信号入出力ポート28を持つ。各入出力ポート
27、28は室外側接続ポート14a、14bと連絡配
線32、30にて接続されている。以上、室外側接続ポ
ート14a、14bを併せ持つことにより、リレーシー
ケンス回路を持つ室内機と、マイコン制御器を搭載した
室内機を1台の室外機に接続することが可能である。よ
って、従来室内機の種類により室外機を変える必要があ
ったが、本発明により室内機がどの制御仕様のタイプで
あっても同じ室外機に接続が可能となり、室外機の汎用
性が増し、室内機の種類を調べることなく接続すること
が可能となった。
【0018】リレー信号入出力ポート27、マイコン信
号入出力ポート28における信号入出力について説明す
る。リレーシーケンス回路を持つ室内機の接続ポートと
室外機のリレー信号入出力ポート27間では、リレー入
出力のレベル信号(ON/OFF)をやりとりする。また、マ
イコン回路を持つ室内機の接続ポートとマイコン信号入
出力ポート28間では、マイコン入出力の通信信号(ON
/OFF)をやりとりする。
号入出力ポート28における信号入出力について説明す
る。リレーシーケンス回路を持つ室内機の接続ポートと
室外機のリレー信号入出力ポート27間では、リレー入
出力のレベル信号(ON/OFF)をやりとりする。また、マ
イコン回路を持つ室内機の接続ポートとマイコン信号入
出力ポート28間では、マイコン入出力の通信信号(ON
/OFF)をやりとりする。
【0019】図3は本発明の一実施の形態を示す空気調
和システムの冷媒回路構成を示す冷媒回路図であり、1
6は四方切換弁、17はアキュームレータ、18は非利
用側(室外側)熱交換器、19は室外側減圧装置、20
は利用側(室内側)熱交換器、21は室内側減圧装置で
ある。図に示す空調システムには、圧縮機8を搭載する
熱源機を室外側に置き、冷媒配管で室内機と接続して空
調を行うスプリット形の機器配置をとり、室外機の共通
冷媒回路化の観点から、店舗から工場等の空調要求が重
複する5馬力から20馬力ゾーンの空調における冷媒回
路の主流となる傾向にある。図において、利用側熱交換
器20や減圧装置21が別の容量であったり、他の構成
が負荷されていても、室内側の冷媒回路の構成内容がほ
ぼ同一又は同等であれば、搭載制御機器に相違が生じて
も、冷媒回路としての機能、性能は満足する。
和システムの冷媒回路構成を示す冷媒回路図であり、1
6は四方切換弁、17はアキュームレータ、18は非利
用側(室外側)熱交換器、19は室外側減圧装置、20
は利用側(室内側)熱交換器、21は室内側減圧装置で
ある。図に示す空調システムには、圧縮機8を搭載する
熱源機を室外側に置き、冷媒配管で室内機と接続して空
調を行うスプリット形の機器配置をとり、室外機の共通
冷媒回路化の観点から、店舗から工場等の空調要求が重
複する5馬力から20馬力ゾーンの空調における冷媒回
路の主流となる傾向にある。図において、利用側熱交換
器20や減圧装置21が別の容量であったり、他の構成
が負荷されていても、室内側の冷媒回路の構成内容がほ
ぼ同一又は同等であれば、搭載制御機器に相違が生じて
も、冷媒回路としての機能、性能は満足する。
【0020】図4は、本発明の一実施の形態を示す空気
調和システムにおいて、1台の室外機に対して室内機を
複数台(本図では2台)接続したときのシステム構成を
示す概念図である。左図は室外機1の制御機器2に図1
の室外側ポート14aを複数個(図4では2個以上必
要)設け、右図は室外機1の制御機器2に図1の室外側
ポート14bを複数個(図4では2個以上必要)設け、
室内機3a、3bの制御機器4a、4bには図1のよう
な室内側ポート15a、15bを設けている。図4で
は、マイコン搭載室内機(左図)とマイコン非搭載のリ
レーシーケンス回路をもつ室内機(右図)とを別の室外
機1に接続配線5aにて接続したものを示したが、同時
に接続したものでも良く、室外機1に対し、室内機3側
がマイコン搭載制御機器4a搭載であっても、マイコン
非搭載制御機器4b搭載であっても、同様に接続可能で
あるシステムを示している。よって、店舗用空調ゾーン
と設備用空調ゾーンの全く異なる制御形態の室内機に対
して、同一の室外機で空気調和システムを成すことが可
能であり、室外機の共通化や部品共用化による生産性向
上や採算性の向上が期待できる。
調和システムにおいて、1台の室外機に対して室内機を
複数台(本図では2台)接続したときのシステム構成を
示す概念図である。左図は室外機1の制御機器2に図1
の室外側ポート14aを複数個(図4では2個以上必
要)設け、右図は室外機1の制御機器2に図1の室外側
ポート14bを複数個(図4では2個以上必要)設け、
室内機3a、3bの制御機器4a、4bには図1のよう
な室内側ポート15a、15bを設けている。図4で
は、マイコン搭載室内機(左図)とマイコン非搭載のリ
レーシーケンス回路をもつ室内機(右図)とを別の室外
機1に接続配線5aにて接続したものを示したが、同時
に接続したものでも良く、室外機1に対し、室内機3側
がマイコン搭載制御機器4a搭載であっても、マイコン
非搭載制御機器4b搭載であっても、同様に接続可能で
あるシステムを示している。よって、店舗用空調ゾーン
と設備用空調ゾーンの全く異なる制御形態の室内機に対
して、同一の室外機で空気調和システムを成すことが可
能であり、室外機の共通化や部品共用化による生産性向
上や採算性の向上が期待できる。
【0021】図5は、図4の1台の室外機に対して室内
機を複数台(本図では2台)接続したときのシステムの
冷媒回路構成を示す冷媒回路図であり、1台の室外機1
に対し、3a及び3bの複数台の室内機を接続する例を
示している。
機を複数台(本図では2台)接続したときのシステムの
冷媒回路構成を示す冷媒回路図であり、1台の室外機1
に対し、3a及び3bの複数台の室内機を接続する例を
示している。
【0022】本実施の形態の作用について説明する。図
1に示すように、店舗用の室内機形態に代表されるよう
にマイコン搭載制御機器4aを持つ室内機は従来例で述
べたように、制御仕様も必要最小限のヒータや加湿器等
の付加機器、及び集中管理等の制御器への接続を想定し
た仕様に限定され、市場における付加的な制御変更等に
は対応しないのが一般的である。これに対して、店舗以
外の各種工場や機械室、倉庫といった設備空調ゾーンに
おいて、汎用的な付加機器接続や制御上の受注仕様が要
求される室内形態を有する室内機は、これらの要求に見
合った機器接続、制御仕様の付加に対応が可能なよう
に、制御機器も一定の予め決定した範囲の制御動作や機
器接続に限定するマイコン搭載制御機器に対し、市場で
の様々な機器接続要求、動作要求、現地改造が可能なマ
イコン非搭載制御機器4bを搭載する。冷媒回路の構成
要素が同一(容量が異なるものも含む)で、室内側の機
器利用形態に合せて適宜室内機を選定する場合、室内機
側の制御形態も前記の様にいずれにも対応できるのが肝
要である。このような要求に対して、同一室外機に対し
て、いずれの制御機器形態の室内機も接続可能な室外側
接続ポートを設け、室外機側のマイコン搭載制御機器に
いずれの制御機器とも通信又はレベル入出力の交信によ
ってシステムの機器制御が可能なように、制御ハードウ
ェア及びソフトウェアの両面で対応するものである。前
記のようなシステム構成により、店舗用空調ゾーンと設
備用空調ゾーンの全く異なる制御形態の室内機に対し
て、同一の室外機で空気調和システムを成すことが可能
である。
1に示すように、店舗用の室内機形態に代表されるよう
にマイコン搭載制御機器4aを持つ室内機は従来例で述
べたように、制御仕様も必要最小限のヒータや加湿器等
の付加機器、及び集中管理等の制御器への接続を想定し
た仕様に限定され、市場における付加的な制御変更等に
は対応しないのが一般的である。これに対して、店舗以
外の各種工場や機械室、倉庫といった設備空調ゾーンに
おいて、汎用的な付加機器接続や制御上の受注仕様が要
求される室内形態を有する室内機は、これらの要求に見
合った機器接続、制御仕様の付加に対応が可能なよう
に、制御機器も一定の予め決定した範囲の制御動作や機
器接続に限定するマイコン搭載制御機器に対し、市場で
の様々な機器接続要求、動作要求、現地改造が可能なマ
イコン非搭載制御機器4bを搭載する。冷媒回路の構成
要素が同一(容量が異なるものも含む)で、室内側の機
器利用形態に合せて適宜室内機を選定する場合、室内機
側の制御形態も前記の様にいずれにも対応できるのが肝
要である。このような要求に対して、同一室外機に対し
て、いずれの制御機器形態の室内機も接続可能な室外側
接続ポートを設け、室外機側のマイコン搭載制御機器に
いずれの制御機器とも通信又はレベル入出力の交信によ
ってシステムの機器制御が可能なように、制御ハードウ
ェア及びソフトウェアの両面で対応するものである。前
記のようなシステム構成により、店舗用空調ゾーンと設
備用空調ゾーンの全く異なる制御形態の室内機に対し
て、同一の室外機で空気調和システムを成すことが可能
である。
【0023】実施の形態2.図6は、実施の形態2に係
わる本発明の一実施の形態を示す空気調和システムにお
いて、1台の室内機3に対してマイコン基板を設けた室
外機を複数台接続したときのシステム構成を示す概念図
である。図は室内機1台に1a及び1bの室外機2台が
接続される例を示している。室外機1側の制御装置は図
2に示す図と同様である。室内機3側には室外機1との
連絡配線5a、5bを接続するためのリレー信号入出力
ポート(図示せず)又はマイコン信号入出力ポート(図
示せず)を接続室外機台数分またはそれ以上設けてい
る。室内機3がリレーシーケンス回路4bを持つ場合は
いずれの室外機1もリレー信号入出力ポートと連絡配線
接続、室内機がマイコン回路4aを持つ場合はいずれの
室外機もマイコン信号入出力ポートと連絡配線接続して
いる。よって、以上の形態が設備用パッケージエアコン
等、圧縮機のノンインバータ固定容量機器に多い形態で
あることから、室内機側が室内マイコン非搭載制御機器
であれば従来とほとんど変更無しに室外機との接続が可
能であるため、市場におけるサービス性の向上、生産性
の向上、機器開発効率の増加等が期待できる。
わる本発明の一実施の形態を示す空気調和システムにお
いて、1台の室内機3に対してマイコン基板を設けた室
外機を複数台接続したときのシステム構成を示す概念図
である。図は室内機1台に1a及び1bの室外機2台が
接続される例を示している。室外機1側の制御装置は図
2に示す図と同様である。室内機3側には室外機1との
連絡配線5a、5bを接続するためのリレー信号入出力
ポート(図示せず)又はマイコン信号入出力ポート(図
示せず)を接続室外機台数分またはそれ以上設けてい
る。室内機3がリレーシーケンス回路4bを持つ場合は
いずれの室外機1もリレー信号入出力ポートと連絡配線
接続、室内機がマイコン回路4aを持つ場合はいずれの
室外機もマイコン信号入出力ポートと連絡配線接続して
いる。よって、以上の形態が設備用パッケージエアコン
等、圧縮機のノンインバータ固定容量機器に多い形態で
あることから、室内機側が室内マイコン非搭載制御機器
であれば従来とほとんど変更無しに室外機との接続が可
能であるため、市場におけるサービス性の向上、生産性
の向上、機器開発効率の増加等が期待できる。
【0024】図7は、本発明の一実施の形態を示す空気
調和システムにおいて、1台の室内機に対して室外機を
複数台(本図では2台)接続したときの冷媒回路構成を
示す冷媒回路図であり、1台の室内機3に対し、1a及
び1bの複数台の室外機を接続する例を示している。図
において、1a、1bは室外機、3は室内機、8は圧縮
機、9aは室外送風機、9bは室内送風機、16は四方
切換弁、17はアキュームレータ、18は非利用側熱交
換器、19は室外側減圧装置、20は利用側熱交換器、
21は室内側減圧装置である。
調和システムにおいて、1台の室内機に対して室外機を
複数台(本図では2台)接続したときの冷媒回路構成を
示す冷媒回路図であり、1台の室内機3に対し、1a及
び1bの複数台の室外機を接続する例を示している。図
において、1a、1bは室外機、3は室内機、8は圧縮
機、9aは室外送風機、9bは室内送風機、16は四方
切換弁、17はアキュームレータ、18は非利用側熱交
換器、19は室外側減圧装置、20は利用側熱交換器、
21は室内側減圧装置である。
【0025】図6、図7において、室内機側の制御機器
がマイコン搭載基板を有する制御機器4aと、マイコン
非搭載制御機器4bのいずれも、複数台の室外機との制
御上の接続が可能であるシステムを形成しており、特に
室内機の付加容量が大きい場合に顕著な事例である。室
外機の台数に合せて室内負荷に対する容量制御が可能と
なり、設備用パッケージエアコン等、圧縮機のノンイン
バータ固定容量機器に多い形態であることから、室内機
側がマイコン非搭載制御機器との接続に有益である。ま
た、室内機の送風機が複数回路分の風量を1台で賄う場
合、室内外ともマイコン搭載仕様では制御基板が増加す
るなどコストアップの要因にもなる反面、室内マイコン
非搭載制御機器であれば従来とほとんど変更無しに室外
機との接続が可能である。
がマイコン搭載基板を有する制御機器4aと、マイコン
非搭載制御機器4bのいずれも、複数台の室外機との制
御上の接続が可能であるシステムを形成しており、特に
室内機の付加容量が大きい場合に顕著な事例である。室
外機の台数に合せて室内負荷に対する容量制御が可能と
なり、設備用パッケージエアコン等、圧縮機のノンイン
バータ固定容量機器に多い形態であることから、室内機
側がマイコン非搭載制御機器との接続に有益である。ま
た、室内機の送風機が複数回路分の風量を1台で賄う場
合、室内外ともマイコン搭載仕様では制御基板が増加す
るなどコストアップの要因にもなる反面、室内マイコン
非搭載制御機器であれば従来とほとんど変更無しに室外
機との接続が可能である。
【0026】実施の形態3.図8は、実施の形態3に係
わる本発明の一実施の形態を示す空気調和システムにお
いて、室外機に室内機側の制御形態を判別するシステム
構成を示す概念図である。図において、22は室内側の
制御機器形態の判別機構部分を示し、室内機のマイコン
搭載制御機器4aまたはマイコン非搭載制御機器4bの
別を、室内外機接続時に自動的に判別して、接続後の運
転制御に備えるものである。判断機構22は室外機側制
御機器2内のハードウェア及びソフトウェアにより、室
内機側からの接続時の入力信号によって室内機側の制御
機器種別を判断するもので、それぞれの室内機が接続し
た場合の室外機機器動作を選択させることで、組合せに
よる誤動作などのトラブルが発生することは無い。
わる本発明の一実施の形態を示す空気調和システムにお
いて、室外機に室内機側の制御形態を判別するシステム
構成を示す概念図である。図において、22は室内側の
制御機器形態の判別機構部分を示し、室内機のマイコン
搭載制御機器4aまたはマイコン非搭載制御機器4bの
別を、室内外機接続時に自動的に判別して、接続後の運
転制御に備えるものである。判断機構22は室外機側制
御機器2内のハードウェア及びソフトウェアにより、室
内機側からの接続時の入力信号によって室内機側の制御
機器種別を判断するもので、それぞれの室内機が接続し
た場合の室外機機器動作を選択させることで、組合せに
よる誤動作などのトラブルが発生することは無い。
【0027】図9は室内機のリレー回路、マイコン回路
の自動判別方法のフローチャートである。図8におい
て、室外機1にリレーシーケンス回路(マイコン非搭載
の制御器)4bを持つ室内機3またはマイコンを搭載し
た制御器4aを設けた室内機3が接続された場合、室外
マイコン2における判別機構22において、図9のフロ
ーで室内機3の制御仕様を判別する。室外機1の制御機
器14a(14b)と室内機3の制御機器15a(15
b)が配線5a(5b)にて接続されると判別をスター
ト(S1)し、イニシャル処理(S2)を行い、室内機
に判別のため要求信号を発信し(S3)、応答のあり・
なしを判断し(S4)、応答ありの場合は、室内マイコ
ン回路と判断し(S5)、マイコン/マイコン通信使用
として立ち上げ処理を行なう(S6)。S4にて応答な
しの場合は、室内リレーシーケンス回路と判断し(S
7)、リレー/マイコン通信使用として立ち上げ処理を
行なう(S8)。
の自動判別方法のフローチャートである。図8におい
て、室外機1にリレーシーケンス回路(マイコン非搭載
の制御器)4bを持つ室内機3またはマイコンを搭載し
た制御器4aを設けた室内機3が接続された場合、室外
マイコン2における判別機構22において、図9のフロ
ーで室内機3の制御仕様を判別する。室外機1の制御機
器14a(14b)と室内機3の制御機器15a(15
b)が配線5a(5b)にて接続されると判別をスター
ト(S1)し、イニシャル処理(S2)を行い、室内機
に判別のため要求信号を発信し(S3)、応答のあり・
なしを判断し(S4)、応答ありの場合は、室内マイコ
ン回路と判断し(S5)、マイコン/マイコン通信使用
として立ち上げ処理を行なう(S6)。S4にて応答な
しの場合は、室内リレーシーケンス回路と判断し(S
7)、リレー/マイコン通信使用として立ち上げ処理を
行なう(S8)。
【0028】実施の形態4.図10は、実施の形態4に
係わる本発明の一実施の形態を示す空気調和システムに
おいて、室外機及び室内機側の電源構成を示す概念図で
ある。図において、23は付加機器を示し、電気ヒータ
や加湿器等、室内の空調設備要求に合せて付加的に組み
込むものである。特に、10馬力から30馬力クラスの
空調機において、電気ヒータなどの負荷容量が大きい機
器では、室内機側に電源を固有に持たせることが必要で
あり、室内外間の接続配線に大きな負荷容量を持たせる
ことは困難であるため、図に示すような室内外の別電源
仕様が不可欠である。ここでは、室外機の共通化のた
め、室内側の制御が何であっても室内外個別に電源を有
することを規定している。これにより、設置自由度の増
大効果がある。
係わる本発明の一実施の形態を示す空気調和システムに
おいて、室外機及び室内機側の電源構成を示す概念図で
ある。図において、23は付加機器を示し、電気ヒータ
や加湿器等、室内の空調設備要求に合せて付加的に組み
込むものである。特に、10馬力から30馬力クラスの
空調機において、電気ヒータなどの負荷容量が大きい機
器では、室内機側に電源を固有に持たせることが必要で
あり、室内外間の接続配線に大きな負荷容量を持たせる
ことは困難であるため、図に示すような室内外の別電源
仕様が不可欠である。ここでは、室外機の共通化のた
め、室内側の制御が何であっても室内外個別に電源を有
することを規定している。これにより、設置自由度の増
大効果がある。
【0029】実施の形態5.図11は、実施の形態5に
係わる本発明の一実施の形態を示す空気調和システムに
おいて、集中管理制御機器との回路構成を示す概念図で
ある。図11(a)は室内機3a、3bの容量が比較的小
形で、室内機の複数台接続が主流の店舗用空調機の集中
管理形態、図11(b)は室内機3の容量が比較的大形
で、室内機の1台設置に対する室外機複数台接続が主流
の設備用大空間空調機の集中管理形態を、それぞれのメ
リットに合せて個別に示したものである。図において、
1は室外機、2は室外機1に設けられたマイコン搭載基
板から成る制御機器、3、3a、3bは室内機、4aは
マイコン搭載基板から成る制御機器、4bはマイコン非
搭載の制御機器、5a、5bは接続配線、10はリモー
トコントローラ、13は空調システム全体を管理するた
めの集中管理システム、12は集中制御システム13に
接続するためのインターフェースである。
係わる本発明の一実施の形態を示す空気調和システムに
おいて、集中管理制御機器との回路構成を示す概念図で
ある。図11(a)は室内機3a、3bの容量が比較的小
形で、室内機の複数台接続が主流の店舗用空調機の集中
管理形態、図11(b)は室内機3の容量が比較的大形
で、室内機の1台設置に対する室外機複数台接続が主流
の設備用大空間空調機の集中管理形態を、それぞれのメ
リットに合せて個別に示したものである。図において、
1は室外機、2は室外機1に設けられたマイコン搭載基
板から成る制御機器、3、3a、3bは室内機、4aは
マイコン搭載基板から成る制御機器、4bはマイコン非
搭載の制御機器、5a、5bは接続配線、10はリモー
トコントローラ、13は空調システム全体を管理するた
めの集中管理システム、12は集中制御システム13に
接続するためのインターフェースである。
【0030】空調機器等の集中管理制御機器13へ接続
可能な接続ポートを、マイコン搭載基板から成る制御機
器4aを構成して成る室内機を接続したシステムにおい
ては室外機側制御機器内に有し、マイコン非搭載の制御
機器4bを構成して成る室内機を接続したシステムにお
いては前記室内機側制御機器内に有する形態とするのが
それぞれ最も適切である。室内機側マイコンとの通信機
能により室内外機の運転状態把握や運転指令を授受でき
る場合は、図11(a)のように室外側にインターフェー
ス機能12を持たせるのが、簡易かつインターフェース
も単体で低コストで済む。これに対して、マイコン非搭
載室内機との接続時におけるように、室内外が相互に状
態把握ができない場合は図11(b)のように室内側制御
機器に集中管理側とのインターフェース機能12を持た
せるのが、各室外機1の状態を監視し易い、運転指令が
室内側にあるためリモコンとの連動も可能でありサービ
ス性も向上し、インターフェースも単体で低コストで済
む等により有益である。
可能な接続ポートを、マイコン搭載基板から成る制御機
器4aを構成して成る室内機を接続したシステムにおい
ては室外機側制御機器内に有し、マイコン非搭載の制御
機器4bを構成して成る室内機を接続したシステムにお
いては前記室内機側制御機器内に有する形態とするのが
それぞれ最も適切である。室内機側マイコンとの通信機
能により室内外機の運転状態把握や運転指令を授受でき
る場合は、図11(a)のように室外側にインターフェー
ス機能12を持たせるのが、簡易かつインターフェース
も単体で低コストで済む。これに対して、マイコン非搭
載室内機との接続時におけるように、室内外が相互に状
態把握ができない場合は図11(b)のように室内側制御
機器に集中管理側とのインターフェース機能12を持た
せるのが、各室外機1の状態を監視し易い、運転指令が
室内側にあるためリモコンとの連動も可能でありサービ
ス性も向上し、インターフェースも単体で低コストで済
む等により有益である。
【0031】
【発明の効果】以上に示したように、本明細書における
それぞれの発明により、下記の効果を得ることができ
る。
それぞれの発明により、下記の効果を得ることができ
る。
【0032】本発明に係る空気調和システムは、圧縮
機、非利用側熱交換器、冷媒絞り装置を有する冷媒回路
と、マイコン搭載の制御機器と、を備えた室外機に、利
用側熱交換器を有する冷媒回路と、マイコン搭載の制御
機器を備えた室内機、またはマイコン非搭載の制御機器
を備えた室内機のいずれの制御仕様の室内機も接続可能
としたので、室内機の制御仕様が何であっても、一つの
室外機で対応可能となり、室外機の共通化ができ、シス
テムの生産性向上がはかれる。
機、非利用側熱交換器、冷媒絞り装置を有する冷媒回路
と、マイコン搭載の制御機器と、を備えた室外機に、利
用側熱交換器を有する冷媒回路と、マイコン搭載の制御
機器を備えた室内機、またはマイコン非搭載の制御機器
を備えた室内機のいずれの制御仕様の室内機も接続可能
としたので、室内機の制御仕様が何であっても、一つの
室外機で対応可能となり、室外機の共通化ができ、シス
テムの生産性向上がはかれる。
【0033】また、室内機の制御機器には室内側接続ポ
ート、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室
内側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連
絡配線とを設け、前記室外側接続ポートはマイコン搭載
の制御機器を有する室内機に対応する接続ポートとマイ
コン非搭載の制御機器を有する室内機に対応する接続ポ
ートとを設けたので、室内機の制御仕様が何であって
も、一つの室外機で対応可能となり、室外機の共通化が
でき、システムの生産性向上がはかれる。
ート、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室
内側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連
絡配線とを設け、前記室外側接続ポートはマイコン搭載
の制御機器を有する室内機に対応する接続ポートとマイ
コン非搭載の制御機器を有する室内機に対応する接続ポ
ートとを設けたので、室内機の制御仕様が何であって
も、一つの室外機で対応可能となり、室外機の共通化が
でき、システムの生産性向上がはかれる。
【0034】また、マイコン搭載の制御機器を有する室
内機とマイコン非搭載の制御機器を有する室内機のいず
れか一方の室内機を一台または複数台接続可能としたの
で、店舗用空調ゾーンと設備用空調ゾーンの全く異なる
制御形態の室内機に対して、同一の室外機で空気調和シ
ステムを成すことが可能であり、室外機の共通化や部品
共用化による生産性向上や採算性の向上が期待できる。
内機とマイコン非搭載の制御機器を有する室内機のいず
れか一方の室内機を一台または複数台接続可能としたの
で、店舗用空調ゾーンと設備用空調ゾーンの全く異なる
制御形態の室内機に対して、同一の室外機で空気調和シ
ステムを成すことが可能であり、室外機の共通化や部品
共用化による生産性向上や採算性の向上が期待できる。
【0035】また、利用側熱交換器、冷媒絞り装置を有
する冷媒回路と、マイコン搭載の制御機器とを備えた室
内機、またはマイコン非搭載の制御機器を備えた室内機
のいずれか一方の室内機一台に、圧縮機、非利用側熱交
換器、冷媒絞り装置を有する冷媒回路と、マイコン搭載
の制御機器と、を備えた室外機を複数台接続可能とした
ので、市場におけるサービス性の向上、生産性の向上、
機器開発効率の増加等が期待できる。
する冷媒回路と、マイコン搭載の制御機器とを備えた室
内機、またはマイコン非搭載の制御機器を備えた室内機
のいずれか一方の室内機一台に、圧縮機、非利用側熱交
換器、冷媒絞り装置を有する冷媒回路と、マイコン搭載
の制御機器と、を備えた室外機を複数台接続可能とした
ので、市場におけるサービス性の向上、生産性の向上、
機器開発効率の増加等が期待できる。
【0036】また、室内機の制御機器には室内側接続ポ
ート、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室
内側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連
絡配線とを設け、前記室内側接続ポートを室外機の台数
分以上設けたので、市場におけるサービス性の向上、生
産性の向上、機器開発効率の増加等が期待できる。
ート、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室
内側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連
絡配線とを設け、前記室内側接続ポートを室外機の台数
分以上設けたので、市場におけるサービス性の向上、生
産性の向上、機器開発効率の増加等が期待できる。
【0037】また、室外機の制御機器に、室内機の制御
機器がマイコン搭載か、マイコン非搭載かを判別する判
別手段を設けたので、組合せによる誤動作などのトラブ
ルが発生することは無く品質向上が見込まれる。
機器がマイコン搭載か、マイコン非搭載かを判別する判
別手段を設けたので、組合せによる誤動作などのトラブ
ルが発生することは無く品質向上が見込まれる。
【0038】また、電源装置は室外機と室内機の各々に
設けたので、設置自由度の増大効果が期待できる。
設けたので、設置自由度の増大効果が期待できる。
【0039】また、空調機器等を集中管理する集中管理
制御機器と接続する接続ポートは、マイコン搭載の制御
機器を有する室外機を接続したシステムにおいては室外
機側の制御機器内に設け、マイコン非搭載の制御機器を
有する室内機を接続したシステムにおいては前記室内機
側の制御機器内に設けたので、設置が簡易、インターフ
ェースも単体で低コストで済む、各室外(内)機の状態
が監視し易い(サービス性の向上)等により有益であ
る。
制御機器と接続する接続ポートは、マイコン搭載の制御
機器を有する室外機を接続したシステムにおいては室外
機側の制御機器内に設け、マイコン非搭載の制御機器を
有する室内機を接続したシステムにおいては前記室内機
側の制御機器内に設けたので、設置が簡易、インターフ
ェースも単体で低コストで済む、各室外(内)機の状態
が監視し易い(サービス性の向上)等により有益であ
る。
【図1】 本発明の一実施の形態を示す空気調和システ
ムのシステム構成を示す概念図である。
ムのシステム構成を示す概念図である。
【図2】 本発明の一実施の形態の室外機の制御装置を
示す図
示す図
【図3】 本発明の一実施の形態を示す空気調和システ
ムの冷媒回路構成を示す冷媒回路図であり。
ムの冷媒回路構成を示す冷媒回路図であり。
【図4】 本発明の一実施の形態を示す空気調和システ
ムにおいて、1台の室外機に対して室内機を複数台(本
図では2台)接続したときのシステム構成を示す概念図
である。
ムにおいて、1台の室外機に対して室内機を複数台(本
図では2台)接続したときのシステム構成を示す概念図
である。
【図5】 室内機を複数台(本図では2台)接続したと
きのシステムの冷媒回路構成を示す冷媒回路図である。
きのシステムの冷媒回路構成を示す冷媒回路図である。
【図6】 1台の室内機3に対して室外機を複数台(本
図では1a及び1bの2台)接続したときのシステム構
成を示す概念図である。
図では1a及び1bの2台)接続したときのシステム構
成を示す概念図である。
【図7】 1台の室内機に対して室外機を複数台(本図
では2台)接続したときの冷媒回路構成を示す冷媒回路
図である。
では2台)接続したときの冷媒回路構成を示す冷媒回路
図である。
【図8】 室外機に室内機側の制御形態を判別するシス
テム構成を示す概念図である。
テム構成を示す概念図である。
【図9】 室内機のリレー回路、マイコン回路の自動判
別方法のフローチャート。
別方法のフローチャート。
【図10】 室外機及び室内機側の電源構成を示す概念
図である。
図である。
【図11】 集中管理制御機器との回路構成を示す概念
図である。
図である。
【図12】 従来の店舗用パッケージエアコンのシステ
ム構成を示す概念図である。
ム構成を示す概念図である。
1 室外機、2 マイコン搭載基板から成る制御機器、
3 室内機、4a マイコン搭載基板から成る制御機
器、4b マイコン非搭載の制御機器、5a 接続配
線、5b 接続配線、6 電源用配線、7 電源、8
圧縮機、9a 室外送風機、9b 室内送風機、10
リモートコントローラ、11 リモコン接続配線、12
インターフェース、13 集中管理システム、14a
接続ポート、14b 接続ポート、15a 接続ポー
ト、15b 接続ポート、16 四方切換弁、17 ア
キュームレータ、18 非利用側熱交換器、19 室外
側減圧装置、20 利用側熱交換器、21 室内側減圧
装置、22 判別機構、23付加機器、24 室外基
板。
3 室内機、4a マイコン搭載基板から成る制御機
器、4b マイコン非搭載の制御機器、5a 接続配
線、5b 接続配線、6 電源用配線、7 電源、8
圧縮機、9a 室外送風機、9b 室内送風機、10
リモートコントローラ、11 リモコン接続配線、12
インターフェース、13 集中管理システム、14a
接続ポート、14b 接続ポート、15a 接続ポー
ト、15b 接続ポート、16 四方切換弁、17 ア
キュームレータ、18 非利用側熱交換器、19 室外
側減圧装置、20 利用側熱交換器、21 室内側減圧
装置、22 判別機構、23付加機器、24 室外基
板。
Claims (8)
- 【請求項1】 圧縮機、非利用側熱交換器、冷媒絞り装
置を有する冷媒回路と、マイコン搭載の制御機器と、を
備えた室外機に、利用側熱交換器を有する冷媒回路と、
マイコン搭載の制御機器を備えた室内機、またはマイコ
ン非搭載の制御機器を備えた室内機のいずれの制御仕様
の室内機も接続可能としたことを特徴とする空気調和シ
ステム。 - 【請求項2】 室内機の制御機器には室内側接続ポー
ト、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室内
側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連絡
配線とを設け、前記室外側接続ポートはマイコン搭載の
制御機器を有する室内機に対応する接続ポートとマイコ
ン非搭載の制御機器を有する室内機に対応する接続ポー
トとを設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和
システム。 - 【請求項3】 マイコン搭載の制御機器を有する室内機
とマイコン非搭載の制御機器を有する室内機のいずれか
一方の室内機を一台または複数台接続可能としたことを
特徴とする請求項1記載の空気調和システム。 - 【請求項4】 利用側熱交換器、冷媒絞り装置を有する
冷媒回路と、マイコン搭載の制御機器とを備えた室内
機、またはマイコン非搭載の制御機器を備えた室内機の
いずれか一方の室内機一台に、圧縮機、非利用側熱交換
器、冷媒絞り装置を有する冷媒回路と、マイコン搭載の
制御機器と、を備えた室外機を複数台接続可能としたこ
とを特徴とする空気調和システム。 - 【請求項5】 室内機の制御機器には室内側接続ポー
ト、室外機の制御機器には室外側接続ポート、前記室内
側接続ポートと前記室外側接続ポートとを連結する連絡
配線とを設け、前記室内側接続ポートを室外機の台数分
以上設けたことを特徴とする請求項4記載の空気調和シ
ステム。 - 【請求項6】 室外機の制御機器に、室内機の制御機器
がマイコン搭載か、マイコン非搭載かを判別する判別手
段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいず
れかに記載の空気調和システム。 - 【請求項7】 電源装置は室外機と室内機の各々に設け
たことを特徴とする空気調和システム。 - 【請求項8】 空調機器等を集中管理する集中管理制御
機器と接続する接続ポートは、マイコン搭載の制御機器
を有する室外機を接続したシステムにおいては室外機側
の制御機器内に設け、マイコン非搭載の制御機器を有す
る室内機を接続したシステムにおいては前記室内機側の
制御機器内に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項
7のいずれかに記載の空気調和システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139863A JP2000329391A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 空気調和システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139863A JP2000329391A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 空気調和システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000329391A true JP2000329391A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15255309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11139863A Pending JP2000329391A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 空気調和システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000329391A (ja) |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP11139863A patent/JP2000329391A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040624 |