JP2000328747A - 太陽発電モジュール及び屋根瓦の取付構造 - Google Patents

太陽発電モジュール及び屋根瓦の取付構造

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JP2000328747A
JP2000328747A JP11139957A JP13995799A JP2000328747A JP 2000328747 A JP2000328747 A JP 2000328747A JP 11139957 A JP11139957 A JP 11139957A JP 13995799 A JP13995799 A JP 13995799A JP 2000328747 A JP2000328747 A JP 2000328747A
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roof
roof tile
solar power
ridge
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JP11139957A
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Yoshitaka Yoshinari
美隆 吉成
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KINKI CERAMICS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根の野地板の上に重合部を形成して太陽発
電モジュール及び屋根瓦を取り付ける場合において、該
太陽発電モジュール及び屋根瓦が台風などの強風によっ
てもはずれることがない十分な取付強度を確保すること
ができる太陽発電モジュール及び屋根瓦の取付構造を提
供する。 【解決手段】 太陽発電モジュール4の棟側に隣接する
屋根瓦5の軒側端部6を前記太陽発電モジュール4の棟
側端部7の上に重ね合せて配置するとともに、前記太陽
発電モジュール4の棟側に隣接する位置の野地板1上に
補強用瓦桟8を設け、前記太陽発電モジュール4の棟側
に隣接する前記屋根瓦5の側辺部を固定具9により前記
補強用瓦桟8に固定する。前記固定具9を7形釘、クリ
ップビス、パッキン付ビス又は掛止具とする。モジュー
ル取付板3を1又は2以上の垂木12に対して固定す
る。また、屋根瓦5の取付構造についても同様とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の屋根の上
に太陽発電モジュール及び屋根瓦を取り付ける際の取付
構造に関し、特に、取付強度が強く、台風などの強風に
よってもはずれることがない太陽発電モジュール及び屋
根瓦の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の屋根の上に太陽発電モジ
ュールを取り付ける取付構造として、例えば本件出願人
らによって先に出願された特願平10−7931に記載
されたものは、以下の通りである。まず、野地板1の上
にアスファルトルーフィングなどの下葺き材を張り、屋
根下地を形成してから、図19に示すように、野地板1
の上の所定位置に瓦桟2及びモジュール取付板3をビ
ス、釘などの留具11により固定する。次に、図29に
示すように、前記瓦桟2に沿って太陽発電モジュール4
及び屋根瓦5を配置していく。この際、図21に示すよ
うに、前記太陽発電モジュール4は、その下面に形成さ
れた掛止片13を前記瓦桟2に引っ掛けることにより位
置決めし、その長手方向両端部に形成された取付孔にビ
ス、釘などの留具11を挿通して打ち込むことにより前
記モジュール取付板3に固定する。また、前記屋根瓦5
は、その棟側端部14の下面に形成された掛止片15を
前記瓦桟2に引っ掛けることにより位置決めし、前記棟
側端部14に形成された取付穴にビス、釘などの留具1
1を挿通して打ち込むことにより前記瓦桟2に固定す
る。そして、これら太陽発電モジュール4の棟側端部7
及び屋根瓦5の棟側端部14の上には、その棟側に隣接
する太陽発電モジュール4の軒側端部32又は屋根瓦5
の軒側端部6を重ね合せて配置される。したがって、前
記太陽発電モジュール4の棟側に隣接する屋根瓦5は、
その軒側端部6を前記太陽発電モジュールの棟側端部7
の上に重ね合せるようにして配置されることとなる。
【0003】しかしながら、前記従来の太陽発電モジュ
ールの取付構造によると、前記太陽発電モジュール4は
面積が大きく強風の影響を受けやすいにもかかわらず、
その取付強度が十分でない場合があるという問題点があ
った。
【0004】すなわち、前記太陽発電モジュール4の固
定は、前述のように、長手方向両端部に形成された取付
孔においてビス、釘などの留具11で固定するととも
に、その棟側端部7の上にその棟側に隣接する太陽発電
モジュール4の軒側端部32又は屋根瓦5の軒側端部6
を重ね合せて配置し、それによって上から押え付けるこ
とにより行われている。ここで、前記太陽発電モジュー
ル4の軒側に隣接するのが同じ太陽発電モジュール4で
ある場合には、十分な取付強度が確保される。なぜな
ら、前記太陽発電モジュール4の長手方向両端部の固定
位置は、前記太陽発電モジュール4同士の重合部16の
近傍にあるため、該重合部16において十分な押え付け
力を確保できるからである。ところが、前記太陽発電モ
ジュール4の軒側に隣接するのが前記屋根瓦5である場
合には、前記屋根瓦5の固定位置は、その棟側端部14
のみであり、軒側端部6は自由端となっているため、十
分な押え付け力を確保できず、そのため、前記太陽発電
モジュール4の取付けにあたって十分な取付強度を確保
することができない場合があるという問題点があった。
【0005】また、前記太陽発電モジュール4以外の部
分である通常の屋根瓦5の取付構造においても、従来の
前記棟側端部14に形成された取付穴にビス、釘などの
留具11を打ち込むことにより前記瓦桟2に固定する構
造では、想定している以上の強風や突風が吹いた場合に
は、取付強度が不足する可能性があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
鑑みてなされたものであって、屋根の野地板の上に重合
部を形成して太陽発電モジュール及び屋根瓦を取り付け
る場合において、該太陽発電モジュール及び屋根瓦が台
風などの強風によってもはずれることがない十分な取付
強度を確保することができる太陽発電モジュール及び屋
根瓦の取付構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ための具体的手段は、次のようなものである。すなわ
ち、請求項1に記載する太陽発電モジュールの取付構造
は、野地板上の所定位置に瓦桟及びモジュール取付板を
固定し、該瓦桟に沿って太陽発電モジュール及び屋根瓦
を配置し、該太陽発電モジュールを前記モジュール取付
板に固定するとともに、太陽発電モジュールの棟側に隣
接する屋根瓦の軒側端部を前記太陽発電モジュールの棟
側端部の上に重ね合せて配置する太陽発電モジュールの
取付構造において、前記太陽発電モジュールの棟側に隣
接する位置の前記野地板上に補強用瓦桟を設け、前記太
陽発電モジュールの棟側に隣接する前記屋根瓦を固定具
により前記補強用瓦桟に固定したことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項2に記載する太陽発電モジュールの
取付構造は、請求項1に記載する構成において、前記屋
根瓦を前記補強用瓦桟に固定するための固定具が、胴部
に対して直角に水平方向に延出され、且つその先端が下
方に折り曲げられた押え部を頭部に有する略「7」の字
形の7形釘であり、該7形釘の胴部を前記補強用瓦桟に
打ち込み、前記押え部により前記屋根瓦の側辺部を固定
することを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載する太陽発電モジュールの
取付構造は、請求項1に記載する構成において、前記屋
根瓦を前記補強用瓦桟に固定するための固定具が、ビス
本体と、該ビス本体に対して直角に水平方向に延出さ
れ、且つ前記屋根瓦の側辺部の形状に合致した先端形状
を有する押え部とを回転可能に組み合わせてなるクリッ
プビスであり、該クリップビスのビス本体を前記補強用
瓦桟にねじ込み、前記押え部により前記屋根瓦の側辺部
を固定することを特徴とするものである。
【0010】請求項4に記載する太陽発電モジュールの
取付構造は、請求項1に記載する構成において、前記屋
根瓦を前記補強用瓦桟に固定するための固定具が、頭部
下面にパッキンを設けたパッキン付ビスであり、前記屋
根瓦における前記補強用瓦桟の上方の位置に貫通孔を形
成し、該貫通孔に前記パッキン付ビスを挿通して前記補
強用瓦桟にねじ込み、前記屋根瓦を固定することを特徴
とするものである。
【0011】請求項5に記載する太陽発電モジュールの
取付構造は、野地板上の所定位置に瓦桟及びモジュール
取付板を固定し、該瓦桟に沿って太陽発電モジュール及
び屋根瓦を配置し、該太陽発電モジュールを前記モジュ
ール取付板に固定するとともに、太陽発電モジュールの
棟側に隣接する屋根瓦の軒側端部を前記太陽発電モジュ
ールの棟側端部の上に重ね合せて配置する太陽発電モジ
ュールの取付構造において、前記太陽発電モジュールの
下の瓦桟に固定され、前記太陽発電モジュールの棟側端
部の上面及び前記屋根瓦の軒側端部を掛止する掛止具を
設けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項6に記載する太陽発電モジュールの
取付構造は、野地板上の所定位置に瓦桟及びモジュール
取付板を固定し、該瓦桟に沿って太陽発電モジュール及
び屋根瓦を配置し、該太陽発電モジュールを前記モジュ
ール取付板に固定するとともに、太陽発電モジュールの
棟側に隣接する屋根瓦の軒側端部を前記太陽発電モジュ
ールの棟側端部の上に重ね合せて配置する太陽発電モジ
ュールの取付構造において、前記太陽発電モジュールの
棟側に隣接する位置の前記野地板上に補強用瓦桟を設け
るとともに、該補強用瓦桟に固定され、前記太陽発電モ
ジュールの棟側端部の上面及び前記屋根瓦の軒側端部を
掛止する掛止具を設けたことを特徴とするものである。
【0013】請求項7に記載する太陽発電モジュールの
取付構造は、請求項1から6のいずれか1項に記載する
構成において、前記モジュール取付板を前記野地板上に
固定する際に、前記野地板を挟んでその下にある1又は
2以上の垂木に対して固定を行うことを特徴とするもの
である。
【0014】請求項8に記載する屋根瓦の取付構造は、
野地板上の所定位置に瓦桟を固定し、該瓦桟に沿って屋
根瓦を複数列に配置した内の軒側列の屋根瓦の棟側端部
の上に、棟側列の屋根瓦の軒側端部を重ね合せて配置す
るとともに、前記屋根瓦の軒側端部を前記瓦桟に固定す
る屋根瓦の取付構造において、前記軒側列の屋根瓦の棟
側に隣接する位置の前記野地板上に補強用瓦桟を設け、
前記棟側列の屋根瓦を固定具により前記補強用瓦桟に固
定したことを特徴とするものである。
【0015】請求項9に記載する屋根瓦の取付構造は、
請求項8に記載する構成において、前記棟側列の屋根瓦
を前記補強用瓦桟に固定するための固定具が、胴部に対
して直角に水平方向に延出され、且つその先端が下方に
折り曲げられた押え部を頭部に有する略「7」の字形の
7形釘であり、該7形釘の胴部を前記補強用瓦桟に打ち
込み、前記押え部により前記棟側列の屋根瓦の側辺部を
固定することを特徴とするものである。
【0016】請求項10に記載する屋根瓦の取付構造
は、請求項8に記載する構成において、前記棟側列の屋
根瓦を前記補強用瓦桟に固定するための固定具が、ビス
本体と、該ビス本体に対して直角に水平方向に延出さ
れ、且つ前記屋根瓦の側辺部の形状に合致した先端形状
を有する押え部とを回転可能に組み合わせてなるクリッ
プビスであり、該クリップビスのビス本体を前記補強用
瓦桟にねじ込み、前記押え部により前記棟側列の屋根瓦
の側辺部を固定することを特徴とするものである。
【0017】請求項11に記載する屋根瓦の取付構造
は、請求項8に記載する構成において、前記棟側列の屋
根瓦を前記補強用瓦桟に固定するための固定具が、頭部
下面にパッキンを設けたパッキン付ビスであり、前記棟
側列の屋根瓦における前記補強用瓦桟の上方の位置に貫
通孔を形成し、該貫通孔に前記パッキン付ビスを挿通し
て前記補強用瓦桟にねじ込み、前記棟側列の屋根瓦を固
定することを特徴とするものである。
【0018】請求項12に記載する屋根瓦の取付構造
は、野地板上の所定位置に瓦桟を固定し、該瓦桟に沿っ
て屋根瓦を複数列に配置した内の軒側列の屋根瓦の棟側
端部の上に、棟側列の屋根瓦の軒側端部を重ね合せて配
置するとともに、前記屋根瓦の軒側端部を前記瓦桟に固
定する屋根瓦の取付構造において、前記軒側列の屋根瓦
の下の瓦桟に固定され、前記軒側列の屋根瓦の棟側端部
の上面及び前記棟側列の屋根瓦の軒側端部を掛止する掛
止具を設けたことを特徴とするものである。
【0019】請求項13に記載する屋根瓦の取付構造
は、野地板上の所定位置に瓦桟を固定し、該瓦桟に沿っ
て屋根瓦を複数列に配置した内の軒側列の屋根瓦の棟側
端部の上に、棟側列の屋根瓦の軒側端部を重ね合せて配
置するとともに、前記屋根瓦の軒側端部を前記瓦桟に固
定する屋根瓦の取付構造において、前記軒側列の屋根瓦
の棟側に隣接する位置の前記野地板上に補強用瓦桟を設
けるとともに、該補強用瓦桟に固定され、前記軒側列の
屋根瓦の棟側端部の上面及び前記棟側列の屋根瓦の軒側
端部を掛止する掛止具を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る太陽発電モジ
ュール及び屋根瓦の取付構造について図面に基づいて説
明する。図1に示すように、本発明の第1の実施形態に
係る太陽発電モジュールの取付構造は、野地板1の上の
所定位置に瓦桟2及びモジュール取付板3を固定し、該
瓦桟2に沿って太陽発電モジュール4及び屋根瓦5を配
置し、該太陽発電モジュール4を前記モジュール取付板
3に固定するとともに、太陽発電モジュール4の棟側に
隣接する屋根瓦5の軒側端部6を前記太陽発電モジュー
ル4の棟側端部7の上に重ね合せて配置するものであっ
て、前記太陽発電モジュール4の棟側に隣接する位置の
前記野地板1上に補強用瓦桟8を設け、前記太陽発電モ
ジュール4の棟側に隣接する前記屋根瓦5の側辺部を固
定具9により前記補強用瓦桟8に固定した取付構造を有
する。以下、施工順序に従って更に詳細に説明する。
【0021】まず、野地板1の上にアスファルトルーフ
ィングなどの下葺き材10を張り、屋根下地を形成す
る。そして、屋根下地を形成後の前記野地板1の全面に
墨付けを行った後、図2に示すように、瓦桟2及びモジ
ュール取付板3をビス、釘などの留具11を用いて所定
位置に固定する。ここで、前記モジュール取付板3の固
定にあたっては、前記野地板1を挟んでその下にある垂
木12に対して固定を行うようにし、好ましくは、図に
示すように2本以上の前記垂木12に対して固定を行う
ようにする。2本以上の前記垂木12に対して固定する
場合には、前記モジュール取付板3の長さは前記2本の
垂木12の間隔よりも長く形成する。このように前記垂
木12に対して固定を行うようにすることにより、前記
野地板1のみに固定する場合と比較して前記留具11が
安定するので長期間にわたって前記モジュール取付板3
の取付強度を十分に確保することができる。このモジュ
ール取付板3は、その上に前記太陽発電モジュール4を
取り付けることにより、前記太陽発電モジュール4を固
定する留具11のねじ込み深さ/打ち込み深さを大きく
確保し、必要な取付強度を確保できるようにするために
設けられるのものであるので、このモジュール取付板3
自体も前記野地板1上に十分な取付強度で固定しておく
必要がある。
【0022】次に、図3に示すように、太陽発電モジュ
ール4及び屋根瓦5を軒側から順に一列ずつ前記瓦桟2
に沿って配置していく。この際、図1に示すように、前
記太陽発電モジュール4については、その下面に形成さ
れた掛止片13を前記瓦桟2に引っ掛けることにより位
置決めし、前記屋根瓦5については、その棟側端部14
の下面に形成された掛止片15を前記瓦桟2に引っ掛け
ることにより位置決めして所定位置に配置する。その
後、前記太陽発電モジュール4については、その長手方
向両端部に形成された取付孔にビス、釘などの留具11
を挿通してねじ込み又は打ち込むことにより前記モジュ
ール取付板3に固定し、前記屋根瓦5については、その
棟側端部14に形成された取付穴にビス、釘などの留具
11を挿通してねじ込み又は打ち込むことにより前記瓦
桟2に固定する。ここで、前記太陽発電モジュール4
は、その外形寸法が前記屋根瓦5を複数枚配置したもの
とほぼ同じ大きさとなるように形成されているため、前
記屋根瓦5の一部を前記太陽発電モジュール4に入れ替
えることで、前記屋根瓦5と同様に配置することができ
る。
【0023】そして、一列の配置及び固定が終わってか
ら、その列の棟側に隣接する次の列の配置及び固定を同
様に行い、棟側へ順次配置していくのであるが、この
際、既に配置及び固定が終わった列の太陽発電モジュー
ル4の棟側端部7及び屋根瓦5の棟側端部14の上に、
新たに配置する列の太陽発電モジュール4の軒側端部3
2又は屋根瓦5の軒側端部6が重ね合せられるように配
置する。このように重合部16を設けて配置することよ
り、雨水等が前記太陽発電モジュール4及び屋根瓦5の
下へ流れにくくなるとともに、前記太陽発電モジュール
4の棟側端部7及び屋根瓦5の軒側端部14を前記重合
部16において、その棟側に隣接する列の太陽発電モジ
ュール4の軒側端部32又は屋根瓦5の軒側端部6によ
って上から押え付けて取付強度を確保している。
【0024】しかしながら、このようにしてすべての太
陽発電モジュール4及び屋根瓦5の配置及び固定を同じ
方法で行った場合には、従来の技術の欄で説明したよう
に、前記太陽発電モジュール4の軒側に前記屋根瓦5が
隣接する部分では十分な押え付け力を確保できず、その
ため、前記太陽発電モジュール4の取付けにあたって十
分な取付強度を確保することができない場合があるとい
う問題点があった。すなわち、前記屋根瓦5は、前述の
通り、その棟側端部14に形成された取付穴において留
具11により前記瓦桟2に固定するのみであって、その
軒側端部6は自由端となっているため、該軒側端部6に
おける押え付け力はわずかであり、面積が大きく強風の
影響を受けやすい前記太陽発電モジュール4に対して前
記重合部16において十分な押え付け力を確保できない
場合があった。
【0025】そこで、本発明の第1の実施形態に係る太
陽発電モジュールの取付構造においては、図4に示すよ
うに、前記太陽発電モジュール4の棟側に隣接する位置
の前記野地板1の上に補強用瓦桟8を設け、図1及び図
5に示すように、前記太陽発電モジュール4の棟側に隣
接する前記屋根瓦5の側辺部17を固定具9により前記
補強用瓦桟8に固定することにより、前記屋根瓦5の軒
側端部6の押え付け力を確保している。以下、更に詳細
に説明する。
【0026】前記補強用瓦桟8は、前記太陽発電モジュ
ール4の棟側に隣接する位置の前記野地板1上に、前記
太陽発電モジュール4の棟側端部7や前記瓦桟2に対し
て平行に設けられる。その長さは、前記太陽発電モジュ
ール4の長手方向の長さ(前記太陽発電モジュール4が
長手方向に複数連続して配置される場合には、それらを
合せた長さ)よりも長く形成し、前記太陽発電モジュー
ル4の軒側には必ず前記補強用瓦桟8が存するように配
置する。前記補強用瓦桟8は、図1に示すように、前記
瓦桟2と異なり、前記屋根瓦5の位置決めに使用される
ものではないために形状面での制約は少なく、他の瓦桟
2と同一形状のものを使用しても良いし、あるいは異な
る形状のものを使用することもできる。ただし、材質に
ついては、前記固定具9をねじ込み又は打ち込んだ場合
に十分な強度を保つことができるものであることが必要
である。前記補強用瓦桟8の取付位置は、前記太陽発電
モジュール4の棟側端部7に近い位置にあるほど、前記
太陽発電モジュール4の棟側端部7に近い位置で前記屋
根瓦5を固定することができるので、押え付け力を大き
く確保することができる。より具体的には、前記太陽発
電モジュール4の棟側端部7から約10mmほど棟側の位
置に設けるようにすると好適である。
【0027】前記屋根瓦5を前記補強用瓦桟8に固定す
るための前記固定具9としては、図6に示すように、胴
部18に対して直角に水平方向に延出されるものであっ
て、且つその先端が下方に折り曲げられた形状の押え部
19を頭部に有し、前記胴部18の下端に尖った形状の
先端部20を有する、略「7」の字形の7形釘21を使
用することができる。また、前記胴部18には、螺旋形
の溝22を設けておくと抜けにくくなり、固定強度を高
めることができるので好適である。
【0028】前記7形釘21により前記屋根瓦5を前記
補強用瓦桟8へ固定する際には、図5に示すように、前
記7形釘21の胴部18を前記補強用瓦桟8に打ち込
み、前記押え部19により前記屋根瓦5の側辺部17を
押えるようにして固定する。これにより、前記太陽発電
モジュール4の軒側に隣接する前記屋根瓦5の固定にあ
たり、その棟側端部14に加えて、その軒側端部6と前
記太陽発電モジュール4の棟側端部7との重合部16の
近傍をも固定することができるので、前記屋根瓦5の軒
側端部6における押え付け力を十分に確保することがで
きる。したがって、前記太陽発電モジュール4の取付け
にあたって、台風などの強風によってもはずれることが
ない十分な取付強度を確保することができる。ここで、
前記固定具9により固定する屋根瓦5の数は、前記太陽
発電モジュール4の棟側に隣接する屋根瓦5の半数以上
とすれば好適である。
【0029】なお、前記屋根瓦5の両側の側辺部17に
は、それぞれ隣接する屋根瓦5と重ね合せるためのアン
ダーラップ部23及びオーバーラップ部24が設けられ
ている。したがって、図7に示すように、前記オーバー
ラップ部24の下に挿入する前記アンダーラップ部23
を前記固定具9で固定することにより、隣接する屋根瓦
5の配置に当たり、前記固定具9が邪魔にならないの
で、従来の屋根瓦5に手を加えずそのまま使用すること
ができる。
【0030】また、前記屋根瓦5を前記補強用瓦桟8に
固定するための前記固定具9としては、前記7形釘21
に代えて、図8に示すように、ねじ25が形成されたビ
ス本体26と、該ビス本体26に対して直角に水平方向
に延出され、且つ前記屋根瓦5の側辺部17の形状に合
致した先端形状を有する押え部27とを、該押え部27
が前記ビス本体26に対して直角を保持したまま回転可
能なように組み合わせてなるクリップビス28を使用す
ることもできる。該クリップビス28により前記屋根瓦
5を前記補強用瓦桟8へ固定する際には、前記ビス本体
26を前記補強用瓦桟8にねじ込み、前記押え部27に
より前記屋根瓦5の側辺部17を押えるようにして固定
する。これにより、前記7形釘21の場合と同様の効果
を得ることができる。
【0031】本発明の第2の実施形態に係る太陽発電モ
ジュールの取付構造は、図9に示すように、前記第1の
実施形態に係る太陽発電モジュールの取付構造におい
て、前記屋根瓦5の側辺部17を固定具9により固定す
る構造に代えて、前記屋根瓦5における前記補強用瓦桟
8の上方の位置に貫通孔29を形成し、該貫通孔29に
固定具9を挿通して前記補強用瓦桟8に固定するもので
ある。以下、更に詳細に説明する。
【0032】前記野地板1上には、前記第1の実施形態
と同様に、前記太陽発電モジュール4の棟側に隣接する
位置に前記補強用瓦桟8が設けられている。そして、該
補強用瓦桟8の上に配置された前記屋根瓦5には、その
補強用瓦桟8の上方の位置に貫通孔29が形成される。
該貫通孔29は、その直径がそこに挿通される前記固定
具9の直径よりもわずかに大きい程度となるように形成
する。
【0033】前記屋根瓦5を前記補強用瓦桟8に固定す
るための固定具9としては、通常のビスや釘などを使用
することも可能であるが、図10に示すように、頭部下
面にパッキン30を設けたパッキン付ビス31を使用す
ると好適である。このように、頭部下面にパッキン30
を設けたことにより、前記頭部下面と前記屋根瓦5の上
面とを密着させることができるので、雨などの水分が前
記貫通孔29を通って下に漏れることを防止することが
できる。
【0034】前記パッキン付ビス31により前記屋根瓦
5を前記補強用瓦桟8へ固定する際には、図9に示すよ
うに、前記屋根瓦5に形成した貫通孔29に前記パッキ
ン付ビス31を挿通して前記補強用瓦桟8にねじ込み、
前記パッキン付ビス31の頭部により前記パッキン30
を挟んで前記屋根瓦5の上面を押えるようにして固定す
る。これにより、前記太陽発電モジュール4の軒側に隣
接する前記屋根瓦5の固定にあたり、その棟側端部14
に加えて、その軒側端部6と前記太陽発電モジュール4
の棟側端部7との重合部16の近傍をも固定することが
できるので、前記屋根瓦5の軒側端部6における押え付
け力を十分に確保することができる。したがって、前記
太陽発電モジュール4の取付けにあたって、台風などの
強風によってもはずれることがない十分な取付強度を確
保することができる。また、本実施形態においては、前
記屋根瓦5に貫通孔29を設ける作業が必要となるが、
前記貫通孔29に挿通した固定具9によって固定するた
めに、前記屋根瓦5の側辺部17を固定具9により押え
るのみである前記第1の実施形態の場合と比較して、安
定した固定を行うことができるという利点がある。
【0035】本発明の第3の実施形態に係る太陽発電モ
ジュールの取付構造は、図11及び図12に示すよう
に、前記太陽発電モジュール4の下の瓦桟2に固定さ
れ、前記太陽発電モジュール4の棟側端部7の上面及び
前記屋根瓦5の軒側端部6を掛止する掛止具33を設け
たものであり、前記補強用瓦桟8を設けることなく前記
太陽発電モジュール4の取付け強度を確保することがで
きる取付構造である。
【0036】前記掛止具33としては、図13に示すよ
うに、全体形状が略S字形であって、その一端に形成さ
れた尖った形状の先端部36と、中間部に形成され、前
記先端部と略平行な直線形状の中間掛止部37と、他端
に形成された鉤形の上端掛止部38とを有するS字形掛
止具34を使用することができる。該S字形掛止具34
は、前記太陽発電モジュール4を前記瓦桟2に沿って配
置した後、前記先端部36を前記太陽発電モジュール4
の下の瓦桟2の棟側面に打ち込んで固定され、前記中間
掛止部37によって前記太陽発電モジュール4の棟側端
部7の上面を掛止し、前記太陽発電モジュール4の棟側
端部7の上に重ね合せて配置される前記屋根瓦5の軒側
端部6を前記上端掛止部38にはめ込んで掛止する。こ
れにより、前記太陽発電モジュール4の棟側端部7及び
前記屋根瓦5の軒側端部6をともに前記瓦桟2に掛止す
ることができるので、前記太陽発電モジュール4の取付
強度を確保することができる。
【0037】本発明の第4の実施形態に係る太陽発電モ
ジュールの取付構造は、図14に示すように、前記太陽
発電モジュール4の棟側に隣接する位置の前記野地板1
の上に補強用瓦桟8を設けるとともに、該補強用瓦桟8
に固定され、前記太陽発電モジュール4の棟側端部7の
上面及び前記屋根瓦5の軒側端部6を掛止する掛止具3
3を設けたものであり、前記第1及び第2の実施形態と
同様、補強用瓦桟8を用いた取付構造である。
【0038】前記掛止具33としては、図15に示すよ
うに、全体形状が略Z字形であって、その一端に形成さ
れた尖った形状の先端部39と、中間部に形成され、前
記先端部に対して略直角な直線形状の中間掛止部40
と、他端に形成された鉤形の上端掛止部41とを有する
Z字形掛止具35を使用することができる。該Z字形掛
止具35は、前記太陽発電モジュール4を前記瓦桟2に
沿って配置し、前記補強用瓦桟8を前記太陽発電モジュ
ール4の棟側に隣接する位置の前記野地板1の上に設け
た後、前記先端部39を前記補強用瓦桟8に打ち込んで
固定され、前記中間掛止部40によって前記太陽発電モ
ジュール4の棟側端部7の上面を掛止し、前記太陽発電
モジュール4の棟側端部7の上に重ね合せて配置される
前記屋根瓦5の軒側端部6を前記上端掛止部41にはめ
込んで掛止する。これにより、前記太陽発電モジュール
4の棟側端部7及び前記屋根瓦5の軒側端部6をともに
前記補強用瓦桟8に掛止することができるので、前記太
陽発電モジュール4の取付強度を確保することができ
る。
【0039】以上、太陽発電モジュールの取付構造につ
いて説明してきたが、上記第1から第4の実施形態に係
る太陽発電モジュールの取付構造は、屋根瓦の取付構造
においても全く同様に適用することができる。すなわ
ち、前記第1又は第2の実施形態に係る太陽発電モジュ
ールの取付構造を屋根瓦に適用した場合における屋根瓦
の取付構造は、図16に示すように、野地板1の上の所
定位置に瓦桟2を固定し、該瓦桟2に沿って屋根瓦5を
複数列に配置した内の軒側列の屋根瓦42の棟側端部1
4の上に、棟側列の屋根瓦43の軒側端部6を重ね合せ
て配置するとともに、前記屋根瓦5の軒側端部14を前
記瓦桟2に固定する屋根瓦5の取付構造において、前記
軒側列の屋根瓦42の棟側に隣接する位置の前記野地板
1の上に補強用瓦桟8を設け、前記棟側列の屋根瓦43
を固定具9により前記補強用瓦桟8に固定したものであ
り、前記第1又は第2の実施形態に係る太陽発電モジュ
ールの取付構造において、前記太陽発電モジュールに代
えて屋根瓦を設けた構造に等しい。したがって、前記固
定具9及び補強用瓦桟8についても、前記太陽発電モジ
ュールの取付構造における場合と同様のものを使用する
ことができる。
【0040】このような屋根瓦の取付構造とすれば、前
記棟側列の屋根瓦43は前記固定具9により、前記軒側
列の屋根瓦42は前記棟側列の屋根瓦43の軒側端部6
に押え付けられることにより、それぞれ固定されること
となる。前記固定具9により前記補強用瓦桟8に固定す
る前記屋根瓦5(43)の数は、使用する地域や屋根の
位置などによって適宜調節することができる。すなわ
ち、中層屋根や海岸部などの特に強風が予想される場所
の屋根においては、全部の列を前記固定具9によって固
定し、それほど強い風が吹く恐れがない場所の屋根にお
いては2列に一列、あるいは3列に一列などとすること
が可能である。なお、図16は、前記屋根瓦の2列に1
列に前記固定具9を設けたものを示している。そして、
これにより、台風などの強風によってもはずれることが
ない十分な前記屋根瓦5の取付強度を確保することがで
きる。
【0041】前記第3の実施形態に係る太陽発電モジュ
ールの取付構造を屋根瓦に適用した場合における屋根瓦
の取付構造は、図17に示すように、野地板1の上の所
定位置に瓦桟2を固定し、該瓦桟2に沿って屋根瓦5を
複数列に配置した内の軒側列の屋根瓦42の棟側端部1
4の上に、棟側列の屋根瓦43の軒側端部6を重ね合せ
て配置するとともに、前記屋根瓦5の軒側端部14を前
記瓦桟2に固定する屋根瓦5の取付構造において、前記
軒側列の屋根瓦42の下の瓦桟2に固定され、前記軒側
列の屋根瓦42の棟側端部14の上面及び前記棟側列の
屋根瓦43の軒側端部6を掛止する掛止具33を設けた
ものであり、前記第3の実施形態に係る太陽発電モジュ
ールの取付構造において、前記太陽発電モジュールに代
えて屋根瓦を設けた構造に等しい。したがって、前記掛
止具33についても、前記太陽発電モジュールの取付構
造における場合と同様のS字形掛止具34を使用するこ
とができる。
【0042】また、前記第4の実施形態に係る太陽発電
モジュールの取付構造を屋根瓦に適用した場合における
屋根瓦の取付構造は、図18に示すように、野地板1の
上の所定位置に瓦桟2を固定し、該瓦桟2に沿って屋根
瓦5を複数列に配置した内の軒側列の屋根瓦42の棟側
端部14の上に、棟側列の屋根瓦43の軒側端部6を重
ね合せて配置するとともに、前記屋根瓦5の軒側端部1
4を前記瓦桟2に固定する屋根瓦5の取付構造におい
て、前記軒側列の屋根瓦42の棟側に隣接する位置の前
記野地板1の上に補強用瓦桟8を設けるとともに、該補
強用瓦桟8に固定され、前記軒側列の屋根瓦42の棟側
端部14の上面及び前記棟側列の屋根瓦43の軒側端部
6を掛止する掛止具を設けたものであり、前記第4の実
施形態に係る太陽発電モジュールの取付構造において、
前記太陽発電モジュールに代えて屋根瓦を設けた構造に
等しい。したがって、前記掛止具33についても、前記
太陽発電モジュールの取付構造における場合と同様のZ
字形掛止具35を使用することができる。
【0043】このような屋根瓦の取付構造とすれば、前
記軒側列の屋根瓦42は前記掛止具33の中間掛止部3
7、40により、前記棟側列の屋根瓦43は前記掛止具
33の上端掛止部38、41により、それぞれ掛止され
ることとなる。前記掛止具33の数は、使用する地域や
屋根の位置などによって適宜調節することができる。す
なわち、中層屋根や海岸部などの特に強風が予想される
場所の屋根においては、前記掛止具33の数を増やし、
それほど強い風が吹く恐れがない場所の屋根においては
前記掛止具33の数を減らして使用することが可能であ
る。なお、図17及び図18は、前記屋根瓦の2列に1
列に前記掛止具33を設けたものを示している。そし
て、これにより、台風などの強風によってもはずれるこ
とがない十分な前記屋根瓦5の取付強度を確保すること
ができる。
【0044】以上のような屋根瓦の取付構造は、前述の
太陽発電モジュールの取付構造とともに一つの屋根に適
用することができ、あるいは、前記屋根瓦の取付構造の
みを適用することもできる。そして、いずれの場合にお
いても、前記所定の効果をそうすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る太陽発電モジュールの取付構造によれば、前記太
陽発電モジュールの棟側に隣接する位置の前記野地板上
に補強用瓦桟を設け、前記太陽発電モジュールの棟側に
隣接する前記屋根瓦を固定具により前記補強用瓦桟に固
定したことにより、前記太陽発電モジュールの取付構造
の軒側に隣接する前記屋根瓦の固定にあたり、その棟側
端部に加えて、その軒側端部と前記太陽発電モジュール
の棟側端部との重合部の近傍をも固定することができる
ので、前記屋根瓦の軒側端部における押え付け力を十分
に確保することができる。したがって、前記太陽発電モ
ジュールの取付けにあたって、台風などの強風によって
もはずれることがない十分な取付強度を確保することが
できる。
【0046】本発明の請求項2に係る太陽発電モジュー
ルの取付構造は、前記請求項1に係る太陽発電モジュー
ルの取付構造についての効果に加えて、前記7形釘を用
いて前記屋根瓦の側辺部の固定を行うことにより、従来
の屋根瓦に何ら手を加えずにそのまま使用して、前記太
陽発電モジュールの取付構造を採用することができる。
【0047】本発明の請求項3に係る太陽発電モジュー
ルの取付構造は、前記請求項1に係る太陽発電モジュー
ルの取付構造についての効果に加えて、前記クリップビ
スを用いて前記屋根瓦の側辺部の固定を行うことによ
り、従来の屋根瓦に何ら手を加えずにそのまま使用し
て、前記太陽発電モジュールの取付構造を採用すること
ができる。
【0048】本発明の請求項4に係る太陽発電モジュー
ルの取付構造は、前記請求項1に係る太陽発電モジュー
ルの取付構造についての効果に加えて、前記屋根瓦に貫
通孔を形成し、該貫通孔に前記パッキン付ビスを挿通し
て前記屋根瓦を固定するため、前記屋根瓦の側辺部を固
定具により押える場合と比較して、安定した固定を行う
ことができる。また、パッキン付ビスを使用することに
より、雨などの水分が前記貫通孔を通って下に漏れるこ
とを防止することができる。
【0049】本発明の請求項5に係る太陽発電モジュー
ルの取付構造によれば、前記太陽発電モジュールの下の
瓦桟に固定され、前記太陽発電モジュールの棟側端部の
上面及び前記屋根瓦の軒側端部を掛止する掛止具を設け
たことにより、前記太陽発電モジュールの棟側端部及び
その上に重ね合せて配置される前記屋根瓦の軒側端部を
ともに前記瓦桟に掛止することができるので、前記太陽
発電モジュールの取付強度を確保することができ、台風
などの強風によってもはずれることがない。また、補強
用瓦桟を追加して設ける必要がないため、作業を簡略化
することができる。
【0050】本発明の請求項6に係る太陽発電モジュー
ルの取付構造によれば、前記太陽発電モジュールの棟側
に隣接する位置の前記野地板上に補強用瓦桟を設けると
ともに、該補強用瓦桟に固定され、前記太陽発電モジュ
ールの棟側端部の上面及び前記屋根瓦の軒側端部を掛止
する掛止具を設けたことにより、前記太陽発電モジュー
ルの棟側端部及びその上に重ね合せて配置される前記屋
根瓦の軒側端部をともに前記瓦桟に掛止することができ
るので、前記太陽発電モジュールの取付強度を確保する
ことができ、台風などの強風によってもはずれることが
ない。
【0051】本発明の請求項7に係る太陽発電モジュー
ルの取付構造は、前記の効果に加えて、前記太陽発電モ
ジュールの取付構造を取り付けるためのモジュール取付
板を前記野地板上に固定する際に、前記野地板を挟んで
その下にある1又は2以上の垂木に対して固定を行うこ
とにより、前記野地板のみに固定する場合と比較して前
記固定具が安定するので長期間にわたって前記モジュー
ル取付板の取付強度を十分に確保することができる。
【0052】本発明の請求項8に係る屋根瓦の取付構造
は、前記軒側列の屋根瓦の棟側に隣接する位置の前記野
地板上に補強用瓦桟を設け、前記棟側列の屋根瓦を固定
具により前記補強用瓦桟に固定したことにより、前記棟
側列の屋根瓦は前記固定具により、前記軒側列の屋根瓦
は前記棟側列の屋根瓦の軒側端部により押え付けられる
ことにより、それぞれ固定されることとなる。したがっ
て、台風などの強風によってもはずれることがない十分
な前記屋根瓦の取付強度を確保することができる。
【0053】本発明の請求項9に係る屋根瓦の取付構造
は、前記請求項8に係る屋根瓦の取付構造についての効
果に加えて、前記7形釘を用いて前記棟側列の屋根瓦の
側辺部の固定を行うことにより、従来の屋根瓦に何ら手
を加えずにそのまま使用して、前記屋根瓦の取付構造を
採用することができる。
【0054】本発明の請求項10に係る太陽発電モジュ
ールの取付構造は、前記請求項8に係る屋根瓦の取付構
造についての効果に加えて、前記クリップビスを用いて
前記棟側列の屋根瓦の側辺部の固定を行うことにより、
従来の屋根瓦に何ら手を加えずにそのまま使用して、前
記屋根瓦の取付構造を採用することができる。
【0055】本発明の請求項11に係る太陽発電モジュ
ールの取付構造は、前記請求項8に係る屋根瓦の取付構
造についての効果に加えて、前記棟側列の屋根瓦に貫通
孔を形成し、該貫通孔に前記パッキン付ビスを挿通して
前記棟側列の屋根瓦を固定するため、前記棟側列の屋根
瓦の側辺部を固定具により押える場合と比較して、安定
した固定を行うことができる。また、パッキン付ビスを
使用することにより、雨などの水分が前記貫通孔を通っ
て下に漏れることを防止することができる。
【0056】本発明の請求項12に係る屋根瓦の取付構
造によれば、前記屋根瓦の下の瓦桟に固定され、前記軒
側列の屋根瓦の棟側端部の上面及び前記棟側列の屋根瓦
の軒側端部を掛止する掛止具を設けたことによって、前
記軒側列の屋根瓦は前記掛止具の中間掛止部により、前
記棟側列の屋根瓦は前記掛止具の上端掛止部により、そ
れぞれ掛止することができるので、前記屋根瓦の取付強
度を確保することができ、台風などの強風によってもは
ずれることがない。また、補強用瓦桟を追加して設ける
必要がないため、作業を簡略化することができる。
【0057】本発明の請求項13に係る屋根瓦の取付構
造によれば、前記軒側列の屋根瓦の棟側に隣接する位置
の前記野地板上に補強用瓦桟を設けるとともに、該補強
用瓦桟に固定され、前記軒側列の屋根瓦の棟側端部の上
面及び前記棟側列の屋根瓦の軒側端部を掛止する掛止具
を設けたことによって、前記軒側列の屋根瓦は前記掛止
具の中間掛止部により、前記棟側列の屋根瓦は前記掛止
具の上端掛止部により、それぞれ掛止することができる
ので、前記屋根瓦の取付強度を確保することができ、台
風などの強風によってもはずれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽発電モジュールの取付構造を
示す断面図である。
【図2】本発明に係る太陽発電モジュールの取付構造に
おいて、野地板の上に瓦桟及びモジュール取付板を取り
付けた状態を示す図である。
【図3】本発明に係る太陽発電モジュールの取付構造に
おいて、瓦桟に沿って太陽発電モジュール及び屋根瓦を
配置した状態を示す図である。
【図4】本発明に係る太陽発電モジュールの取付構造に
おいて、太陽発電モジュールの棟側に隣接する位置の前
記野地板上に補強用瓦桟を設けた状態を示す図である。
【図5】本発明に係る太陽発電モジュールの取付構造に
おいて、太陽発電モジュールの棟側に隣接する列の屋根
瓦を配置する際の状態を示す図である。
【図6】本発明に係る太陽発電モジュールの取付構造に
おいて使用する固定具の一例である7形釘を示す図であ
る。
【図7】本発明に係る太陽発電モジュールの取付構造に
おける屋根瓦の固定具による固定の状態を示す断面図で
ある。
【図8】本発明に係る太陽発電モジュールの取付構造に
おいて使用する固定具の一例であるクリップビスを示す
図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る太陽発電モジュ
ールの取付構造を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る太陽発電モジ
ュールの取付構造において使用する固定具の一例である
パッキン付ビスを示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る太陽発電モジ
ュールの取付構造を示す断面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る太陽発電モジ
ュールの取付構造を示す斜視図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に係る太陽発電モジ
ュールの取付構造において使用する掛止具の一例である
S字形掛止具を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施形態に係る太陽発電モジ
ュールの取付構造を示す断面図である。
【図15】本発明の第4の実施形態に係る太陽発電モジ
ュールの取付構造において使用する掛止具の一例である
Z字形掛止具を示す図である。
【図16】本発明の第1又は第2の実施形態に対応する
屋根瓦の取付構造を示す断面図である。
【図17】本発明の第3の実施形態に対応する屋根瓦の
取付構造を示す断面図である。
【図18】本発明の第4の実施形態に対応する屋根瓦の
取付構造を示す断面図である。
【図19】従来例に係る太陽発電モジュールの取付構造
において、野地板の上に瓦桟及びモジュール取付板を取
り付けた状態を示す図である。
【図20】従来例に係る太陽発電モジュールの取付構造
において、瓦桟に沿って太陽発電モジュール及び屋根瓦
を配置した状態を示す図である。
【図21】従来例に係る太陽発電モジュールの取付構造
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 野地板 2 瓦桟 3 モジュール取付板 4 太陽発電モジュール 5 屋根瓦 6 屋根瓦の軒側端部 7 太陽発電モジュールの棟側端部 8 補強用瓦桟 9 固定具 11 留具 12 垂木 14 屋根瓦の棟側端部 16 重合部 17 屋根瓦の側辺部 21 7形釘 28 クリップビス 29 補強用瓦桟の貫通孔 31 パッキン付ビス 32 太陽発電モジュールの軒側端部 33 掛止具 34 S字形掛止具 35 Z字形掛止具 42 軒側列の屋根瓦 43 棟側列の屋根瓦

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野地板上の所定位置に瓦桟及びモジュー
    ル取付板を固定し、該瓦桟に沿って太陽発電モジュール
    及び屋根瓦を配置し、該太陽発電モジュールを前記モジ
    ュール取付板に固定するとともに、太陽発電モジュール
    の棟側に隣接する屋根瓦の軒側端部を前記太陽発電モジ
    ュールの棟側端部の上に重ね合せて配置する太陽発電モ
    ジュールの取付構造において、 前記太陽発電モジュールの棟側に隣接する位置の前記野
    地板上に補強用瓦桟を設け、前記太陽発電モジュールの
    棟側に隣接する前記屋根瓦を固定具により前記補強用瓦
    桟に固定したことを特徴とする太陽発電モジュールの取
    付構造。
  2. 【請求項2】 前記屋根瓦を前記補強用瓦桟に固定する
    ための固定具が、胴部に対して直角に水平方向に延出さ
    れ、且つその先端が下方に折り曲げられた押え部を頭部
    に有する略「7」の字形の7形釘であり、該7形釘の胴
    部を前記補強用瓦桟に打ち込み、前記押え部により前記
    屋根瓦の側辺部を固定することを特徴とする請求項1記
    載の太陽発電モジュールの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記屋根瓦を前記補強用瓦桟に固定する
    ための固定具が、ビス本体と、該ビス本体に対して直角
    に水平方向に延出され、且つ前記屋根瓦の側辺部の形状
    に合致した先端形状を有する押え部とを回転可能に組み
    合わせてなるクリップビスであり、該クリップビスのビ
    ス本体を前記補強用瓦桟にねじ込み、前記押え部により
    前記屋根瓦の側辺部を固定することを特徴とする請求項
    1記載の太陽発電モジュールの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記屋根瓦を前記補強用瓦桟に固定する
    ための固定具が、頭部下面にパッキンを設けたパッキン
    付ビスであり、前記屋根瓦における前記補強用瓦桟の上
    方の位置に貫通孔を形成し、該貫通孔に前記パッキン付
    ビスを挿通して前記補強用瓦桟にねじ込み、前記屋根瓦
    を固定することを特徴とする請求項1記載の太陽発電モ
    ジュールの取付構造。
  5. 【請求項5】 野地板上の所定位置に瓦桟及びモジュー
    ル取付板を固定し、該瓦桟に沿って太陽発電モジュール
    及び屋根瓦を配置し、該太陽発電モジュールを前記モジ
    ュール取付板に固定するとともに、太陽発電モジュール
    の棟側に隣接する屋根瓦の軒側端部を前記太陽発電モジ
    ュールの棟側端部の上に重ね合せて配置する太陽発電モ
    ジュールの取付構造において、 前記太陽発電モジュールの下の瓦桟に固定され、前記太
    陽発電モジュールの棟側端部の上面及び前記屋根瓦の軒
    側端部を掛止する掛止具を設けたことを特徴とする太陽
    発電モジュールの取付構造。
  6. 【請求項6】 野地板上の所定位置に瓦桟及びモジュー
    ル取付板を固定し、該瓦桟に沿って太陽発電モジュール
    及び屋根瓦を配置し、該太陽発電モジュールを前記モジ
    ュール取付板に固定するとともに、太陽発電モジュール
    の棟側に隣接する屋根瓦の軒側端部を前記太陽発電モジ
    ュールの棟側端部の上に重ね合せて配置する太陽発電モ
    ジュールの取付構造において、 前記太陽発電モジュールの棟側に隣接する位置の前記野
    地板上に補強用瓦桟を設けるとともに、該補強用瓦桟に
    固定され、前記太陽発電モジュールの棟側端部の上面及
    び前記屋根瓦の軒側端部を掛止する掛止具を設けたこと
    を特徴とする太陽発電モジュールの取付構造。
  7. 【請求項7】 前記モジュール取付板を前記野地板上に
    固定する際に、前記野地板を挟んでその下にある1又は
    2以上の垂木に対して固定を行うことを特徴とする請求
    項1から6のいずれか1項に記載の太陽発電モジュール
    の取付構造。
  8. 【請求項8】 野地板上の所定位置に瓦桟を固定し、該
    瓦桟に沿って屋根瓦を複数列に配置した内の軒側列の屋
    根瓦の棟側端部の上に、棟側列の屋根瓦の軒側端部を重
    ね合せて配置するとともに、前記屋根瓦の軒側端部を前
    記瓦桟に固定する屋根瓦の取付構造において、 前記軒側列の屋根瓦の棟側に隣接する位置の前記野地板
    上に補強用瓦桟を設け、前記棟側列の屋根瓦を固定具に
    より前記補強用瓦桟に固定したことを特徴とする屋根瓦
    の取付構造。
  9. 【請求項9】 前記棟側列の屋根瓦を前記補強用瓦桟に
    固定するための固定具が、胴部に対して直角に水平方向
    に延出され、且つその先端が下方に折り曲げられた押え
    部を頭部に有する略「7」の字形の7形釘であり、該7
    形釘の胴部を前記補強用瓦桟に打ち込み、前記押え部に
    より前記棟側列の屋根瓦の側辺部を固定することを特徴
    とする請求項8記載の屋根瓦の取付構造。
  10. 【請求項10】 前記棟側列の屋根瓦を前記補強用瓦桟
    に固定するための固定具が、ビス本体と、該ビス本体に
    対して直角に水平方向に延出され、且つ前記屋根瓦の側
    辺部の形状に合致した先端形状を有する押え部とを回転
    可能に組み合わせてなるクリップビスであり、該クリッ
    プビスのビス本体を前記補強用瓦桟にねじ込み、前記押
    え部により前記棟側列の屋根瓦の側辺部を固定すること
    を特徴とする請求項8記載の屋根瓦の取付構造。
  11. 【請求項11】 前記棟側列の屋根瓦を前記補強用瓦桟
    に固定するための固定具が、頭部下面にパッキンを設け
    たパッキン付ビスであり、前記棟側列の屋根瓦における
    前記補強用瓦桟の上方の位置に貫通孔を形成し、該貫通
    孔に前記パッキン付ビスを挿通して前記補強用瓦桟にね
    じ込み、前記棟側列の屋根瓦を固定することを特徴とす
    る請求項8記載の屋根瓦の取付構造。
  12. 【請求項12】 野地板上の所定位置に瓦桟を固定し、
    該瓦桟に沿って屋根瓦を複数列に配置した内の軒側列の
    屋根瓦の棟側端部の上に、棟側列の屋根瓦の軒側端部を
    重ね合せて配置するとともに、前記屋根瓦の軒側端部を
    前記瓦桟に固定する屋根瓦の取付構造において、 前記軒側列の屋根瓦の下の瓦桟に固定され、前記軒側列
    の屋根瓦の棟側端部の上面及び前記棟側列の屋根瓦の軒
    側端部を掛止する掛止具を設けたことを特徴とする屋根
    瓦の取付構造。
  13. 【請求項13】 野地板上の所定位置に瓦桟を固定し、
    該瓦桟に沿って屋根瓦を複数列に配置した内の軒側列の
    屋根瓦の棟側端部の上に、棟側列の屋根瓦の軒側端部を
    重ね合せて配置するとともに、前記屋根瓦の軒側端部を
    前記瓦桟に固定する屋根瓦の取付構造において、 前記軒側列の屋根瓦の棟側に隣接する位置の前記野地板
    上に補強用瓦桟を設けるとともに、該補強用瓦桟に固定
    され、前記軒側列の屋根瓦の棟側端部の上面及び前記棟
    側列の屋根瓦の軒側端部を掛止する掛止具を設けたこと
    を特徴とする屋根瓦の取付構造。
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