JP2000328616A - 給水栓の取付構造 - Google Patents

給水栓の取付構造

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JP2000328616A JP11137849A JP13784999A JP2000328616A JP 2000328616 A JP2000328616 A JP 2000328616A JP 11137849 A JP11137849 A JP 11137849A JP 13784999 A JP13784999 A JP 13784999A JP 2000328616 A JP2000328616 A JP 2000328616A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水栓や接続具等の施工やメンテナンス等が
容易で、取付部の厚薄によらず給水栓の好適な取付状態
が得られる給水栓の取付構造を提供する。 【解決手段】 取付部10の裏面12側に配設された水
道配管90の端末と、取付部10の表面15側に配設さ
れた給水栓20とを、水道配管90の端末に接続される
後方接続部33及び給水栓20の接続口25に接続され
る前方接続部32を有する接続具Sを介して接続し、給
水栓20を表面15側に取り付けて構成される。前方接
続部32を取付部10の貫通孔11に裏面12側より挿
入し、接続具Sを裏面12側に当接させ、固定部材60
を表面15側より接続具Sに取着して接続具Sを取付部
10に固定し、表面15側の接続具S以外の部位に取付
基準面63を設け、給水栓20に取付基準面63に当接
する当接部26を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本各発明は、略板状の取付部
の裏面側に配設された水道配管の端末と、取付部の表面
側に配設された給水栓とを、前記水道配管の端末に接続
される後方接続部及び前記給水栓の接続口に接続される
前方接続部を有する接続具を介して接続すると共に、給
水栓を前記取付部の表面側に取り付けて構成される給水
栓の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】旧来より、壁面、カウンター面、デッキ
面等を構成する取付部に、給水栓を取り付ける際には、
水道配管の端末と給水栓との間に、水道配管を取付部の
表面側へと連絡するための接続具と、この接続具に接続
固定されて取付部の表面側、即ち、室内へと突出するソ
ケット等と、を介在させることが行われてきた。ところ
が、近年においては、給水栓の室内への突出量を抑制す
ること等を目的として、ソケット等を用いること無く、
給水栓を接続具に直接、接続することが行われている。
【0003】例えば、図7(a)の従来例1は、取付部
10の貫通孔11に表面15側から挿入された接続具S
に給水栓20を接続する態様を示している。この接続具
Sでは、中間部38と後方接続部33とを取付部10の
表面15側から貫通孔11に挿入し、前方接続部32の
根本側に延出されたフランジ部31を表面15に当接さ
せる。そして、中間部38周面の雄ネジ39に固定ナッ
ト91を螺合し、固定ナット91とフランジ部31とで
取付部10を挟持して接続具Sが固定される。また、後
方接続部33に袋ナット93等を介して水道配管90を
接続し、前方接続部32に給水栓20の接続口25を接
続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例1にお
いては、接続具Sの施工やメンテナンス等の際に、取付
部10の裏面12側において固定ナット91や袋ナット
93等を着脱することが必要となる。このため、取付部
10には十分な大きさの作業口95を開口させることが
必要となり、取付部10の外観低下を招くことがある。
また、図7(a)に示すように、固定ナット91の着脱
作業は、取付部10の裏面12にごく近接する個所、即
ち、室内から作業口95を覗き込む作業者にとってブラ
インドとなり易く、しかも、工具等を挿入することが困
難な個所で行われるため、作業性が悪い。また、固定ナ
ット91の締め込み作業を手探りで行わざるを得ないた
め、締め込み量にばらつきを生じ易く、締め込み量が不
足して接続具Sにがたつきを生じたり、締め込み量が過
量となって取付部10に過大な締め付け力が加わること
がある。特に、ユニットバスの壁面パネルのように、樹
脂等の剛性が低い素材によって取付部10を構成する場
合には、この過大な締め付け力が原因となり、取付部1
0に無用な歪みや割れ等の不具合を生ずることもある。
このため、従来例1によると、接続具S、水道配管9
0、ひいては、給水栓20の施工やメンテナンスを円滑
に行うことが困難なことがある。
【0005】更に、従来例1においては、図7(a)及
び(b)に示すように、フランジ部31を取付部10の
表面15に当接させて接続具Sの取着基準とするため、
取付部10の厚薄によって、接続具Sの裏面12からの
後出量Cが変化する。そして、図7(b)に示すよう
に、取付部10が厚手となると、取付部10の裏面12
により近接した個所で、後方接続部33と水道配管90
との接続作業を行うことが必要となる。従って、この接
続作業に際しても、前述の固定ナット91の着脱作業と
同様に、非効率な作業を行う必要がある。
【0006】また、従来例1においては、取付部10を
構成する壁面パネル等の交換作業や、漏水等に伴う水道
配管90のメンテナンス等の際にも、先ず、取付部10
の裏面12側にて、水道配管90と接続具Sの着脱作業
や、固定ナット91の着脱作業等を行うことが必要とな
り、多大な手間を要することになる。
【0007】一方、特開平9−3993号及び図8
(a)に示す従来例2は、取付部10の貫通孔11の裏
面12側から挿入された接続具Sに給水栓20を接続す
る態様を示している。この接続具Sでは、後方接続部3
3に袋ナット等を介して水道配管を接続し、前方接続部
32を取付部10の裏面12側から貫通孔11に挿入
し、前方接続部32の根本側に延出されたフランジ部3
1を裏面12に当接させる。そして、前方接続部32の
外周面の雄ネジ39に固定ナット91を螺合し、固定ナ
ット91とフランジ部31とで取付部10を挟持して接
続具Sが固定される。また、前方接続部32の内周面の
雌ネジ41に、接続口25の外周面の雄ネジ40を完全
に螺入したところで、給水栓20の取付を完了する。
【0008】この従来例2においては、前方接続部32
を取付基準に給水栓20が取り付けられる。ところが、
この接続具Sはフランジ部31を取付部10の裏面12
に当接させるため、図8(a)及び(b)に示すよう
に、前方接続部32の取付部10の表面15側への前出
量Dは取付部10の板厚に応じて変化する。従って、取
付部10の厚薄によって、給水栓20の前出量Eも変化
し、例えば、取付部10が厚手となれば、前出量D及び
前出量Eが少なくなる。ここで、取付部10の表面15
に給水栓20の背面を当接させる態様のものであると、
給水栓20の背面と取付部10の表面15との間に無用
な圧縮力が加わることになる。特に、給水栓20がカバ
ー22を備える場合には、この圧縮力によってカバー2
2に無用な変形や割れ等の不具合を生ずる可能性がある
ため、この従来例2をカバーを備えた給水栓20に対し
て適用することには問題がある。逆に、取付部10が薄
手となり、前出量D及び前出量Eが過量となると、取付
部10の表面15に給水栓20の背面を当接させること
ができず、給水栓20の背面と取付部10の表面15と
の間に無用の隙間を生ずる。このように、従来例2にお
いては、取付部10の板厚によって給水栓20の的確な
取付が困難となる場合がある。
【0009】尚、特開平9−3993号には、図8
(c)の示すように、取付部10の裏面12側にアジャ
スター用のナット97を付加し、前方接続部32の前出
量Dを調節可能とした態様も提案されている。しかし、
この態様においては、部品点数が多くなり、接続具S等
の施工、メンテナンスの手間が多くなるばかりか、アジ
ャスター用のナット97の正確な調節のために煩雑な作
業を余儀なくされる。しかも、アジャスター用のナット
97は、取付部10の裏面12側に取着されるものであ
るため、微調節等のためにアジャスター用のナット97
を操作する場合には、前述の従来例1の固定ナット91
と同様に、非効率的なブラインド状態での作業が必要と
なる。このように、従来例1及び従来例2によると、取
付部10の厚薄によって種々の不具合を生ずるため、施
工現場においては、種々の全長を備えた接続具Sを用意
し、取付部10の板厚に応じて使い分けることが必要と
なる。
【0010】本各発明はこのような実状に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、給水栓や接続
具等の施工やメンテナンス等が容易で、しかも、取付部
の厚薄によらず給水栓の好適な取付状態が得られる給水
栓の取付構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本各発明が採った手段は、先ず、請求項1の発明
に係わる給水栓の取付構造では、「略板状の取付部の裏
面側に配設された水道配管の端末と、取付部の表面側に
配設された給水栓とを、前記水道配管の端末に接続され
る後方接続部及び前記給水栓の接続口に接続される前方
接続部を有する接続具を介して接続すると共に、給水栓
を前記取付部の表面側に取り付けて構成される給水栓の
取付構造であって、前記前方接続部を取付部の貫通孔に
裏面側より挿入し、接続具を取付部の裏面側に当接さ
せ、固定部材を取付部の表面側より接続具に取着して接
続具を取付部に固定し、取付部の表面側における接続具
以外の部位に取付基準面を設け、前記給水栓に該取付基
準面に当接する当接部を設けたこと」をその要旨とす
る。
【0012】請求項1の発明では、取付部の表面側にお
ける接続具以外の部位に取付基準面を設け、この取付基
準面に当接部を当接させながら給水栓を取り付けるた
め、取付部の厚薄とは無関係に取付部の表面からの給水
栓の前出量が一定となる。また、本発明では、接続具の
取付部への固定に際して、取付部の表面側から固定部材
が取着されるため、取付部の裏面側での作業を必要とし
ない。更に、取付部の裏面からの接続具の後出量が常に
同一となるため、取付部の厚薄とは無関係に、後方接続
部と水道配管との接続を常に一定の条件で行うことがで
きる。また、取付部の交換作業等を行う場合には、固定
部材を取付部の表面側から取り外すことで、接続具から
取付部を取り外すことができる。
【0013】ここで、本発明の「給水栓」は、給水栓本
体を露呈させるものであっても、給水栓本体をカバーで
被覆するものであってもよい。また、「取付部」には、
浴室、洗面所、台所等の給水栓の各種設置空間において
壁面を構成する壁面パネル、カウンターの上面若しくは
前面を構成するカウンターパネル、デッキ面を構成する
デッキパネル等の他に、各種水栓関連用品の略板状の部
分、例えば、洗面化粧台や流し台等の立壁面若しくはカ
ウンター等も含まれる。本発明の「固定部材」の具体的
態様は特に限定されず、例えば、(1)取付部の表面に
おける貫通孔の周囲部に当接するフランジ面や座面を備
え、取付部の表面側より接続具に螺合締結されて、フラ
ンジ面若しくは座面と、接続具とで取付部を挟持して接
続具を取付部に固定する「固定ナット」、(2)止めネ
ジ等により接続具に取着されて、取付部の貫通孔からの
接続具の抜け止めを行う「抜け止め部材」等を例示でき
る。
【0014】本発明の「取付基準面」は、(A)取付部
の表面に限らず、(B)取付部の表面と、給水栓との間
に介在される「介在物の表面」であって、取付部の表面
から常に一定の突出量、若しくは凹設量となるように設
置されるもの等であってもよい。この(B)の「介在物
の表面」としては、例えば、取付部に取着されて給水栓
を支持する取付ステーの表面、若しくは、固定部材の表
面等を例示できる。また、「当接部」は、例えば、給水
栓本体の後面や、給水栓本体を被覆するカバーの後端面
等に設けることができる。本発明において、接続口と前
方接続部との接続方法は特に問わず、後述する請求項2
の発明の「挿嵌接続」の他に「螺合」等を例示できる。
尚、この「螺合」を用いる態様では、接続口若しくは前
方接続部の一方に設けられた雄ネジと、他方に設けられ
た雌ネジとの螺合量を「取付基準面」と「当接部」とが
当接するまでの量に制御することができる。
【0015】次に、請求項2の発明の給水栓の取付構造
では、「請求項1の発明の給水栓の取付構造において、
前方接続部と接続口とが互いに挿嵌接続されること」を
その要旨とする。
【0016】請求項2の発明によると、「取付基準面」
と「当接部」とが当接するまで、前方接続部若しくは接
続口の一方を他方に挿入することによって、前方接続部
及び接続口の接続作業を完了する。即ち、前方接続部及
び接続口を螺合によって接続すると、両者の螺合量が僅
かに過量となる可能性もあるが、本発明の挿嵌接続によ
ると、一方を他方に対して単に差し込むだけであるた
め、両者の挿嵌量を微調節して確実に適量とすることが
できる。
【0017】また、請求項3の発明の給水栓の取付構造
では、「請求項2の発明の給水栓の取付構造において、
前方接続部を雌型に形成し、接続口を雄型に形成したこ
と」をその要旨とする。
【0018】仮に、前方接続部を雄型に形成した場合に
は、前方接続部の外面に、接続口の内面との間のシール
部が設けられる。この場合には、前方接続部を貫通孔に
挿入する際に、シール部が貫通孔の内壁面に接触して傷
を負い、シール不良を起こす可能性があるため、この挿
入作業を特に慎重に行うことが必要となる。これに対し
て、本発明では、貫通孔に挿入される前方接続部の内面
にシール部が設けられるため、貫通孔への前方接続部の
挿入に際してシール部が損傷する虞がない。
【0019】更に、請求項4の発明の給水栓の取付構造
では、「請求項1から請求項3の何れかの発明の給水栓
の取付構造において、給水栓を支持する取付ステーを、
前記固定部材を用いて取付部の表面に固定したこと」を
その要旨とする。請求項4の発明によると、取付ステー
を取付部に固定するために、別途の部材を用いる必要が
ないため、部品点数や作業工数の減少を通じて給水栓等
の施工、メンテナンス等の手間とコストを少なくでき
る。
【0020】最後に、請求項5の発明の給水栓の取付構
造では、「請求項1から請求項4の何れかの発明の給水
栓の取付構造において、給水栓がカバーを備えること」
をその要旨とする。本発明によると、給水栓本体や固定
部材等をカバーによって隠蔽できるため、給水栓全体の
美観が向上する。また、取付部の厚薄に係わらず、給水
栓全体の取付部の表面からの前出量が一定となることを
利用すれば、カバーの後端部を取付部の表面に正確に衝
合させることが容易なため、給水栓全体の美観がより一
層、向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本各発明に関わる「給水栓
の取付構造」の実施の形態を、図面に従って詳細に説明
する。
【0022】本例では、図1〜図5を用いて、本各発明
の「給水栓の取付構造」の一適用例を説明する。この取
付構造は、浴室に設置されたユニットバスに適用される
ものであり、壁面パネル等を用いて構成される取付部1
0に給水栓20を取り付けたものである。但し、本各発
明の取付部10は、カウンタータイプ、デッキタイプ等
の他のタイプものであってもよい。
【0023】給水栓20としては湯水混合水栓を用いて
おり、図1に示すように、給水栓本体21と、これを被
覆するカバーとを備えている。尚、本例ではカバーとし
て、主カバー23及び副カバー24からなる分割カバー
を用いるが、請求項5の発明のカバーは一体型のカバー
であってもよいし、請求項1〜請求項4の発明の給水栓
は、カバーを備えないものであってもよい。また、給水
栓20は、単水栓、浄水器水栓、アルカリイオン水の製
造器等の他のタイプのもであってもよい。
【0024】給水栓本体21は、湯水の混合調節を行う
温度調節弁と、吐水流路の切換及び流量調節を行う流路
切換弁とを内蔵している。この温度調節弁としては、例
えば、(1)ワックスエレメントや形状記憶合金エレメ
ント等の温度変化に対応して変形する感温素子を用いて
構成され、湯及び水の混合度合いを自動的に調節するサ
ーモスタット方式、(2)互いに摺動して流路の開閉を
行う固定ディスクと可動ディスクとを用いて構成される
摺動ディスク方式、(3)湯と水との混合度合いを別個
のハンドルにより調節する2ハンドル方式等の種々の方
式のものを利用できる。また、流路切換弁としては、
(4)摺動ディスク方式、(5)対向する一対の弁口に
対して弁体を進退させて流路の切換及び流量調節を行う
リフト方式等の種々の方式のものを利用できる。
【0025】図3に示すように、給水栓本体21の背面
の図示左方からは前記温度調節弁に給湯を行うための湯
側の接続口25が突出し、図示右方からは前記温度調節
弁に給水を行うための水側の接続口25が突出してい
る。尚、この湯側・水側の接続口25は、本各発明の
「接続口」の一具体例を示しており、単水栓において
は、その数は1つとなる。また、両接続口25の根本側
の周囲部には平滑面26が隆起状に設けられ、この平滑
面26が本各発明の「当接部26」の一具体例を構成し
ている。尚、本各発明の当接部26は本例の平滑面26
に限定されず、凹面若しくは凸面等であってもよい。ま
た、当接部26の形成個所も本例に限定されず、例え
ば、カバーの後端面等とすることもできる。
【0026】図1及び図5に示すように、給水栓本体2
1の底面前方からは吐水管44の接続部27が垂下し、
図1に示すように、底面後方からはシャワーホースの接
続部28が垂下している。また、図3に示すように、給
水栓本体21の左側面には前記温度調節弁を操作するた
めの操作部2Aが取着され、給水栓本体21の右側面に
は前記流路切換弁を操作するための操作部2Bが取着さ
れている。
【0027】取付部10は、図1に示すように、浴室の
奥壁1Aの前方に立設されるものである。また、図2及
び図3に示すように、前述の湯側及び水側の両接続口2
5、25と略同ピッチで、2つの貫通孔11、11が穿
設されている。更に、奥壁1Aと取付部10との間に
は、共に剛性管で構成された給湯用の水道配管90の端
末と、給水用の水道配管90の端末とが引き回されてい
る。尚、各水道配管90を、可撓管を用いて構成しても
よい。本例では、この取付部10に対して、前述の給水
栓20が、左右一対のアダプタ30、30及び固定ステ
ー50を有する接続具Sと、固定部材60と、取付ステ
ー70と、下方ステー80とを用いて取り付けられる。
この詳細を以下に説明する。
【0028】アダプタ30は、図2に示すように、中間
部の周面よりフランジ部31を一体延出した筒状物であ
り、フランジ部31前方を前方接続部32とし、フラン
ジ部31後方を後方接続部33としている。また、前方
接続部32は前述の貫通孔11に遊入可能な外径を備
え、外周面には雄ネジ34が刻設されている。また、前
方接続部32の内周面には2つの周回溝が設けられ、各
周回溝にはシール部材35、35がはめこまれている。
また、後方接続部33の外周面には雄ネジ36が刻設さ
れると共に、外周面には左右一対の面取り部37が設け
られている。
【0029】固定ステー50は、図2に示すように、両
アダプタ30を所望のピッチで固定するものである。こ
の固定ステー50は、略矩形状の薄板を用いて構成さ
れ、両端側に略長円形状の固定孔51を穿設している。
そして、両固定孔51間のピッチは、2つの貫通孔1
1、11と略同ピッチとされている。本例では、固定ス
テー50にその前面側より、アダプタ30の後方接続部
33が挿入される。このとき、後方接続部33の面取り
部37が固定孔51の直線状の内縁部に当接するため、
アダプタ30は固定ステー50に対して回り止め固定さ
れる。そして、後方接続部33の雄ネジ36に固定ステ
ー50の後面側より、ナット52が螺合され、両アダプ
タ30が固定ステー50に固定されて、全体で接続具S
を構成する。
【0030】また、図3に示すように、左側の後方接続
部33には袋ナット93を用いて給湯用の水道配管90
の端末が接続され、右側の後方接続部33には同様にし
て給水用の水道配管90の端末が接続される。これによ
り、接続具Sは、その前方接続部32を前述の湯側及び
水側の両接続口25、25と略同ピッチに配置した状態
にて保持しつつ、剛性管を用いて構成される両水道配管
90によって片持ち梁状に支持された状態となる。但
し、本各発明においては、この固定ステー50の使用を
省略したり、固定ステー50の代わりに、ボクッス形状
等の他の態様の固定具を用いてもよい。
【0031】本例では、各水道配管90と各後方接続部
33との接続作業を、奥壁1A前方に取付部10を立設
配置する前に行う。そして、図2に示すように、取付部
10の立設作業の一環として、各前方接続部32が取付
部10の裏面12側より、シートパッキン16を介在さ
せながら貫通孔11に挿入される。これにより、各前方
接続部32は各貫通孔11内に納まった状態となる。ま
た、本例では、請求項3の発明に従って、各前方接続部
32が雌型に形成され、シール部材35、35が外部へ
と露呈しないため、この挿入作業の際に各貫通孔11の
内壁面やこの内壁面に存在する「バリ」等が、シール部
材35、35に接触することはない。
【0032】この挿入作業によって、接続具Sの各アダ
プタ30のフランジ部31は、裏面12側における貫通
孔11の周囲部に、シートパッキン16を挟んで当接す
る。尚、本例では、アダプタ30のフランジ部31が取
付部10の裏面に当接することとしたが、アダプタ30
のフランジ部31を省略し、固定ステー50が取付部1
0の裏面に当接することとしてもよい。本例では、接続
具Sが取付部10の裏面12側に当接するため、接続具
Sの後出量Cが、図4(a)及び(b)に示すように、
取付部10の板厚を問わずに一定となる。これに対し、
前述の従来例1では、取付部10の板厚によって接続具
Sの後出量Cがばらつくため、取付部10に接続具Sを
取り付けた後に接続具Sと水道配管90とを接続する場
合には、水道配管90として、上記「ばらつき」を吸収
可能な可撓管を用いることを余儀なくされる。この点に
関し、本各発明では、たとえ取付部10に接続具Sを取
り付けた後に接続具Sと水道配管90とを接続する場合
であっても、上述の通り、接続具Sの後出量Cが取付部
10の板厚を問わずに一定であるため、後出量Cのばら
つきを吸収する必要がなく、水道配管90として、可撓
管ばかりでなく、剛性管を用いることが可能である。
尚、本各発明において、各水道配管90と各後方接続部
33との接続作業や、前方接続部32の貫通孔11への
挿入作業を、奥壁1A前方に予め立設された取付部10
の裏面12側で行う場合には、取付部10に適宜な作業
口を設ければよく、作業性の面で、可撓管で構成された
水道配管90を用いることが好適である。
【0033】固定部材60は、図2に示すように、固定
鍔61を備えたナットにより構成され、内周面には前方
接続部32の雄ネジ34に螺合可能な雌ネジ62を備え
る。また、固定鍔61の表面63が本各発明の「取付基
準面63」を構成する。この固定部材60は、シートパ
ッキン17と取付ステー70とを介在させた状態にて、
取付部10の表面15側より貫通孔11に挿入され、前
方接続部32に螺合締結される。これにより、固定鍔6
1とフランジ部31とで取付部10を挟持して接続具S
は取付部10に堅固に固定される。
【0034】この固定部材60の螺合締結に際しては、
図4(a)及び(b)に示すように、取付部10の厚薄
に応じて、雄ネジ34の雌ネジ62への螺入量が調節さ
れる。具体的には、図4(a)に示すように、取付部1
0が薄手となれば、螺入量が多くなり、図4(b)に示
すように、取付部10が厚手となれば、螺入量が少なく
なる。即ち、前方接続部32の貫通孔11への挿入量を
フランジ部31によって規制し、固定部材60の貫通孔
11への挿入量を固定鍔61によって規制すると共に、
この螺入量を調節して取付部10の厚薄を相殺する構造
となっている。このため、取付部10の厚薄に係わら
ず、固定鍔61の表面63、即ち、取付基準面63が取
付部10の表面15から常に同一量だけ突出すると共
に、接続具Sの後出量Cが常に一定となる。
【0035】また、本例では、固定部材60の奥端に、
内方に延出する延出部65が設けられており、この延出
部65により、取付基準面63の十分な面積が確保され
ている。
【0036】尚、本各発明においては、固定部材60と
前方接続部32との取着態様は本例に示すものに限定さ
れない。例えば、図4(c)に示すように、固定部材6
0より、延出部65を省略してもよい。この場合には、
雄ネジ34の雌ネジ62への螺入量を広範囲に変更可能
となり、取付部10がごく薄手とされた場合にも適用可
能となる。
【0037】また、本各発明においては、図6(a)〜
(c)に示すように、前方接続部32が、固定部材60
の表面63よりも突出してもよい。この場合には、図6
(a)及び図6(b)に示すように、給水栓20に逃が
し29を設けたり、図6(c)に示すように、取付部1
0に逃がし18を設け、前方接続部32が給水栓20の
取付基準となることを回避することが必要となる。尚、
図6(a)及び(c)に示す態様では、取付部10の表
面15が「取付基準面」となり、図6(b)に示す態様
では、本例と同様に、固定部材60の表面63が「取付
基準面」となっている。また、本各発明においては、固
定部材60が雄型とされ、前方接続部32が雌型とされ
てもよいし、両者の取着方法も螺合に限定されない。
【0038】取付ステー70は、図2に示すように、略
矩形の薄板を用いて構成され、左右両端側に挿通孔71
を備えている。そして、請求項4の発明に従って、この
挿通孔71に固定部材60のボスを挿通させた状態で、
固定鍔61と取付部10とに挟持され、取付部10の表
面15に固定されている。また、取付ステー70の上部
両側面からは、フック73が突設し、下部の両端側から
は、内周面に雌ネジを刻設した連結筒75が突出してい
る。本例では、図3に示すように、主カバー23と操作
部2A、2Bとを取着した状態の給水栓本体21が取付
部10に取り付けられる。但し、この取付作業に先立
ち、図5に示す下方ステー80が、給水栓本体21の底
面に取着される。この下方ステー80は、断面略くの字
状の薄板を用いて構成されており、給水栓本体21の底
面に止めネジ82を用いて固定される平板部81と、給
水栓本体21の下方に垂下する、左右一対の垂下部83
とを備える。
【0039】本例では、図3に示すように、湯側の接続
口25を左側の前方接続部32に位置合わせし、水側の
接続口25を右側の前方接続部32に位置合わせしなが
ら、給水栓本体21が取付部10の側へと押し込まれ
る。この押し込み作業は、給水栓本体21の平滑面2
6、即ち、当接部26が取付基準面63に当接するまで
行われる。そして、図4(a)及び(b)に示すよう
に、取付部10の厚薄に係わらず、給水栓20の取付部
10の表面15側への前出量が常に一定となる。また、
請求項2の発明に従って、各接続口25と各前方接続部
32とが挿嵌接続されるため、両者の挿嵌量は、図4
(a)及び(b)に示すように、取付部10の厚薄に応
じて的確に調節される。
【0040】この押し込み作業の後に、給水栓本体21
が取付ステー70に固定され、取付部10に取着され
る。即ち、図5に示すように、フック73先端側を挟着
した状態にて、給水栓本体21の両側面のネジ穴に止め
ネジ77を螺合すると共に、垂下部83を挟着した状態
にて、連結筒75の雌ネジに止めネジ78を螺合すれ
ば、給水栓本体21の固定を完了する。ここで、図1に
示すように、給水栓本体21には、既に主カバー23が
装着されており、接続部27には吐水管44が接続され
ているのであるが、副カバー24は、取付ステー70へ
の給水栓本体21の固定が完了した後に装着される。こ
の装着は、副カバー24の内面より垂設された左右一対
の弾性係止脚46を連結筒75に弾発状に係止すること
により行われ、副カバー24を装着した後、接続部28
にシャワーホースが接続される。尚、本例では、取付ス
テー70の他に、別体の下方ステー80を用いたが、取
付ステー70を下方ステー80の機能をも備える形態と
したり、取付ステー70を用いることなく、給水栓20
を取付部10に対して直に取着してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本各発明の給水栓の取付
構造によると、給水栓や接続具等の施工やメンテナンス
等が容易で、しかも、取付部の厚薄によらず給水栓の好
適な取付状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態の給水栓の取付構造を示す一
部破断斜視図である。
【図2】図1の給水栓の取付構造の要部分解斜視図であ
る。
【図3】図1の給水栓の取付構造の一部破断横断面図で
ある。
【図4】(a)は薄手の取付部に本給水栓の取付構造を
適用した縦断面図、(b)厚手の取付部に本給水栓の取
付構造を適用した縦断面図、(c)は発明の実施の形態
の給水栓の取付構造の他の例を示す縦断面図である。
【図5】図1の給水栓の取付構造を給水栓の底面側より
目視した斜視図である。
【図6】(a)〜(c)は発明の実施の形態の給水栓の
取付構造の更に他の例を夫々示す縦断面図である。
【図7】(a)及び(b)は従来例1を夫々示す縦断面
図である。
【図8】(a)及び(b)は従来例2を夫々示す縦断面
図、(c)は従来例2の他の例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1A;奥壁、2A;操作部、2B;操作部、10;取付
部、11;貫通孔、12;裏面、15;表面、16;シ
ートパッキン、17;シートパッキン、18;逃がし、
20;給水栓、21;給水栓本体、22;カバー、2
3;主カバー、24;副カバー、25;接続口、26;
平滑面、26;当接部、27;接続部、28;接続部、
29;逃がし、30;アダプタ、31;フランジ部、3
2;前方接続部、33;後方接続部、34;雄ネジ、3
5;シール部材、36;雄ネジ、37;面取り部、3
8;中間部、39;雄ネジ、40;雄ネジ、41;雌ネ
ジ、44;吐水管、46;弾性係止脚、50;固定ステ
ー、51;固定孔、52;ナット、60;固定部材、6
1;固定鍔、62;雌ネジ、63;表面、63;取付基
準面、65;延出部、70;取付ステー、71;挿通
孔、73;フック、75;連結筒、77;止めネジ、7
8;止めネジ、80;下方ステー、81;平板部、8
2;止めネジ、83;垂下部、90;水道配管、91;
固定ナット、93;袋ナット、95;作業口、97;ア
ジャスター用のナット、C;後出量、D;前出量、E;
前出量、S;接続具。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略板状の取付部の裏面側に配設された水
    道配管の端末と、取付部の表面側に配設された給水栓と
    を、前記水道配管の端末に接続される後方接続部及び前
    記給水栓の接続口に接続される前方接続部を有する接続
    具を介して接続すると共に、給水栓を前記取付部の表面
    側に取り付けて構成される給水栓の取付構造であって、 前記前方接続部を取付部の貫通孔に裏面側より挿入し、
    接続具を取付部の裏面側に当接させ、固定部材を取付部
    の表面側より接続具に取着して接続具を取付部に固定
    し、 取付部の表面側における接続具以外の部位に取付基準面
    を設け、前記給水栓に該取付基準面に当接する当接部を
    設けたことを特徴とする給水栓の取付構造。
  2. 【請求項2】 前方接続部と接続口とが互いに挿嵌接続
    されることを特徴とする請求項1に記載の給水栓の取付
    構造。
  3. 【請求項3】 前方接続部を雌型に形成し、接続口を雄
    型に形成したことを特徴とする請求項2に記載の給水栓
    の取付構造。
  4. 【請求項4】 給水栓を支持する取付ステーを、前記固
    定部材を用いて取付部の表面に固定したことを特徴とす
    る請求項1から請求項3の何れかに記載の給水栓の取付
    構造。
  5. 【請求項5】 給水栓がカバーを備えることを特徴とす
    る請求項1から請求項4の何れかに記載の給水栓の取付
    構造。
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