JP2000327549A - カムカムエキスを含む化粧料 - Google Patents

カムカムエキスを含む化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 カムカム(CAMU CAMU、学名Myrciaria d
ubia)の果実エキスを含有してなることを特徴とする化
粧料。 【効果】 保湿感を与え、L−アスコルビン酸含量の高
い化粧料が得られる。本化粧料は、長期間保存しても、
有効成分が安定に維持され、沈殿の生成もなく安定性に
すぐれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャボチカバ属
(Myrciaria)の果樹であるカムカム(CAMU CAMU、学名
Myrciaria dubia)、特にその果実のエキスを含む化粧
料に関する。
【0002】
【従来の技術】天然物指向、化粧品公害防止気運の高ま
りとともに、化粧品業界においては、副作用の危険性が
ないのであれば、効果はマイルドで、しかも効果が発揮
されるのに多少時間がかかっても構わないとする傾向が
高まってきており、近年、化粧品原料の一成分として天
然物が好まれる傾向が強くなってきている。そして天然
物の内でも、一般に効果はおだやかであるが持続性が高
い場合が多い植物由来の成分に対して、化粧品業界、消
費者が高い関心を示しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した技
術の現状に鑑み、植物由来の新規な化粧品成分の開発と
いう当業界における強い要望に応える目的でなされたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、しかも更に、ひとつ
の成分を有効利用するだけでなく、植物由来の物質は単
一成分ではないため、未知成分との複合作用も期待でき
ることから、複数の作用を併有する化粧品原料をスクリ
ーニングして、従来未知の新規化粧料を開発するために
なされたものである。
【0005】また、植物エキス等植物由来物質は、長期
間保存した場合、植物繊維や高分子糖質成分等によると
思われる沈殿を生じることが良く知られている。そして
典型的な例として化粧水のような化粧料において、それ
に配合した植物由来物質によって沈殿やおりが生じる
と、商品価値がなくなるため、化粧料に高濃度の植物由
来物質を配合することができず、したがって植物成分を
配合する場合、特に保存安定性も必須の要件として要求
される。
【0006】本発明者らは、これらの要件をすべて満足
しうる新規化粧品原料を国内の植物からスクリーニング
したが、成功には至らず、そこで外国の植物について広
範に検討を行った。そしてその検討の過程で、ジャボチ
カバ属(Myrciaria)の果樹であるカムカム(CAMU CAM
U、学名Myrciaria dubia)の果実に着目するに至り、化
粧料としての応用を検討した。
【0007】その結果、カムカム果実のエキスは、これ
をヒトの肌に塗布したところ、保湿性を有することをは
じめて発見した。しかも、このエキスは、保湿感のほ
か、のび、なじみ感といったすぐれた官能効果を肌に与
えるという有用新知見を得た。そのうえ、このエキス
は、特にこれを濾過した場合、これを放置しても沈殿を
生じることがなく、化粧品の製剤上きわめて重要な安定
性に関する要件をクリアーしていることも確認した。
【0008】そのうえ更に注目すべきことに、本果実は
天然型L−アスコルビン酸濃度が2%以上と極めて高
く、しかも全く予期せざることにその保存安定性が高い
ことも本発明者らが見出した。通常の場合、天然型L−
アスコルビン酸は、抽出の操作過程で一部分解し、減少
することが常であり、また、濃縮によってL−アスコル
ビン酸濃度を高めようとすると、更に分解が促進される
ほか、共存する成分も高濃度となってメイラード反応等
の化学変化が加わり、黒褐色になるという欠点は避けら
れない。このような技術常識に反し、本果実において
は、L−アスコルビン酸の保存安定性が高いことを本発
明者らは見出し、化粧品原料としてメラニンの形成阻害
その他L−アスコルビン酸の効果も併せて利用できるこ
とも見出したのである。
【0009】すなわち本発明者らは、カムカム果実のエ
キスには、保湿感のほか、のび、なじみ感等を肌に与え
るだけでなく、保存中も沈殿を生成することなく安定で
あり、しかもL−アスコルビン酸の効果(組織や毛細血
管の強化、メラニン形成阻害、コラーゲンの形成等)も
利用できることを発見した。つまり、本発明者らは、新
規官能効果の発見のみでなく、化粧品製剤上の必須要件
をクリアーできることも発見し、更にL−アスコルビン
酸も有効に利用できることも新たに見出し、これら化粧
料の製造に特に有用な新知見に基づき更に研究の結果、
遂に本発明の完成に至ったものである。以下、本発明に
ついて詳述する。
【0010】本発明に係る化粧料は、カムカムの果実エ
キスを含有してなるものである。カムカムの果実エキス
としては、果実を搾汁処理して得たジュース、果実の粉
砕〜細砕〜粗砕物から濾過やデカンテーションによって
分離した液状部、果実(及び/又は、その粉砕〜細砕〜
粗砕物)の水及び/又は有機溶媒抽出物、限外濾過等に
よる精密濾液、処理物(濃縮物あるいは希釈物)等の少
なくともひとつが挙げられ、必要に応じてこれらを適宜
組み合わせることも可能である。例えば、ジュース、又
は溶媒抽出液を限外濾過してもよいし、更にこの限外濾
過液を濃縮したりすることもできる。
【0011】カムカム果実は、保湿成分等化粧料として
有用な成分のほか、各種ビタミン、有機酸、ミネラルな
ど、様々な有用物質を含有しており、また、L−アスコ
ルビン酸の含有率は他の果実等に見られない程多く、平
均2.0%以上ある。また木に生っている状態では10
0g中に4000mgもあり、安定性にも優れている。
この事から保湿成分のほか、多量に含まれているL−ア
スコルビン酸を失うことなく利用し、同時にどのような
化粧料に使用する場合にも、この果実の持つL−アスコ
ルビン酸を安定化させている成分構成を出来るだけ活か
す形にする利用方法が必要である。
【0012】本発明においては、カムカム果実のエキス
を化粧品の原料ないし有効成分として使用するが、エキ
エとしては上記したように果実やピューレ(果肉)由来
の液状部がすべて使用可能であり、必要により、溶媒抽
出処理することによって有効成分濃度を更に高めたり有
効成分の安定性を更に高めたりしてもよい。
【0013】本発明の成分であるカムカムエキスについ
て、ジャボチカバ属(Myrciaria)の果樹であるカムカ
ム(CAMU CAMU、学名 Myrciaria dubia)の果実から抽
出溶媒を用いて抽出する場合、その抽出処理は、特に限
定されないが、適当な溶媒を用いて低温又は室温ないし
加温下で抽出される。上記の抽出溶媒の例としては、
水、1価アルコール(メチルアルコール、エチルアルコ
ール等)及び液状多価アルコール(グリセリン、プロピ
レングリコール、1,3−ブチレングリコール等)の1
種または2種以上を用いることができる。
【0014】抽出方法の例としては、低温下にて上記抽
出溶媒等を用いて抽出した後濾過を行う方法がある。し
かしながらこのようにして得られたカムカム抽出物は、
保存により沈殿物が生成されることがあるが、その場合
は、上記の方法で得られた抽出物をさらに限外濾過処理
により高分子成分を除去した低分子成分からなる抽出物
を得ることにより保存安定性に優れたカムカム抽出物を
得ることができる。限外濾過処理を行う際、分子量3
0,000以上、好ましくは10,000以上の高分子
成分を除去するのが好適である。以下に、抽出方法の具
体的態様を例示する。
【0015】〈抽出法1〉新鮮なカムカム果実またはそ
の凍結品を水洗し、これを濾過、デカンテーション等に
より、沈殿を除去し、清澄な上清を得る。これをそのま
ま、あるいは活性炭で脱色を行った後、静置し、その後
生じた沈殿を除去した後、孔径0.22μmのメンブレ
ンフィルターにて濾過後、無菌充填を行う。このエキス
は、大部分の水溶性成分が含まれており、多くの有用成
分が存在する。
【0016】〈抽出法2〉抽出法1と同様にして得られ
た懸濁液に、グリセリン、1,3−ブチレングリコー
ル、プロピレングリコール、エタノール、水などの溶媒
を単独で、あるいはその混合物を抽出溶媒として加え、
よく攪拌した後、低温下にて浸漬抽出する。次に、この
懸濁液を濾過、デカンテーション等により、清澄化し、
孔径0.22μmのメンブレンフィルターにて濾過後、
無菌充填を行う、このエキスは、使用する溶媒を変える
ことにより、目的に応じたものを選ぶことが出来る。
【0017】〈抽出法3〉抽出法1あるいは2にて抽出
したエキスを更に他の溶媒にて再抽出し、ペクチン等、
一部の成分を除去した後、同様にして充填したもの。こ
のエキスは溶媒の組合せを調整することで含有成分、特
に保湿成分やL−アスコルビン酸を、種々の化粧品に配
合するとき、その中で最もよい条件を選ぶことができ
る。
【0018】本発明に係るカムカムエキスを含有する化
粧料は、L−アスコルビン酸による各種作用を有するだ
けでなく、後記するところからも明らかなように、保湿
感にすぐれていることがはじめて明らかとなり、カムカ
ムエキスが保湿剤としての効果を有することも判明し
た。また、のび、なじみ感といった化粧料においてはき
わめて重要な官能的な効果も奏することがはじめて明ら
かとなり、更に、すぐれた安定性も確認された。
【0019】本発明に係る化粧料は、必須成分であるカ
ムカムエキスに、本発明の効果を損なわない範囲で通常
の化粧料の原料として知られる種々の形態の基剤を配合
して調製することができる。すなわち、水、油剤、界面
活性剤、アルコール類、水溶性高分子剤、ゲル化剤、美
白剤、保湿剤、抗炎症剤、ビタミン類等を1種または2
種以上添加することができる。化粧料の形態としては特
に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パッ
ク、洗浄料等のスキンケア化粧料、口紅、ファンデーシ
ョン等のメーキャップ化粧料、頭髪用化粧料等にするこ
とができる。また、その剤型についても特に制限はな
い。
【0020】
【実施例】次に、実施例及び試験例を挙げて本発明を更
に詳細に説明するが、本発明はこれらになんら制約され
るものではない。
【0021】
【実施例1:カムカムエキスの製造方法】カムカム(学
名Myrciaria dubia)の果実を圧搾し、搾取したピュー
レに必要に応じて水を添加し、ペーパータオル又はシノ
ア等を用いて漉し、吸引濾過等により粗濾過を行う。そ
れをさらに0.22μmのフィルター濾過にかけて、限
外濾過原液とする。分画分子量が10,000の限外濾
過膜により、限外濾過原液を処理し、限外濾過液を得
る。これをカムカムエキスとする。(蒸発残留物値4.
71%)
【0022】(試験例:安定性試験)カムカムを以下に
挙げる3種類の方法にて濾過し、濾過方法及び精度の違
いによる安定性を各温度点で概観評価した。今回使用し
た限外濾過膜の分画分子量はいずれも10,000であ
るが、限外濾過液A(加圧型)により限外濾過液B(循
環型)の限外濾過膜の方が、分子量10,000以上の
高分子成分の除去率が高く精密な限外濾過が可能なこと
が確認されている。また限外濾過液Bの限外濾過膜は実
施例1で使用した限外濾過膜と同一である。
【0023】0.22μmフィルター濾過液 カムカム果実を圧搾し、搾取したピューレをペーパータ
オル又はシノアで漉し、GA−100とGC−90濾紙
(アドバンテック社製)で吸引濾過を行う。濾液を0.
22μmフィルター濾過し、無菌分注したもの。
【0024】限外濾過液A を更に10K Ultrafiltration Membranes限外濾過
(加圧型)にかけ、0.22μmフィルターで無菌分注
したもの。
【0025】限外濾過B カムカム果実を圧搾し、搾取したピューレを遠心分離
(4℃、5000rpm、30min)にかけて上清を採取
し、GA−100濾紙で吸引濾過を行う。濾液をハイド
ロザルト10K限外濾過(循環型)にかけ、0.22μ
mフィルターで無菌分注したもの。
【0026】〜を各々8℃、25℃、40℃の温度
帯で経時変化を観察評価した。得られた結果を下記表1
に示す。表1(カムカムエキスの安定性試験)の結果か
ら明らかなように、精密な濾過を行うと沈殿が生じ難く
なり、化粧品用途の原料に適した抽出物を得るのに極め
て有効であることが示された。
【0027】 (表1) サンプル/温度帯 初 日 10日目 35日目 (0.22μmフィルター濾過液) 8℃ − ++ +++ 25℃ − ++ +++ 40℃ − +++ +++ (限外濾過液A) 8℃ − + + 25℃ − + ++ 40℃ − ++ +++ (限外濾過液B) 8℃ − − − 25℃ − − ± 40℃ − − + 沈殿の有無 −;沈殿無し ±;僅かながら殿が生じて見える +;沈殿有り(+が増える程、沈殿量が増加していることを示す)
【0028】次に、カムカムエキスについて、4℃、2
5℃、40℃の各温度で7日間保存したときのアスコル
ビン酸(ASA)、デヒドロアスコルビン酸(DAS
A)量を測定することにより、カムカムエキスのL−ア
スコルビン酸の保存安定性試験を行った。得られた結果
を下記表2に示すが、その結果から明らかなように、ア
スコルビン酸の安定性が実証された。
【0029】 (表2) サンプル 総ASA量 ASA量 DASA量 総ASA量相対比 (mg/100mL) (mg/100mL) (mg/100mL) (%) 凍結原液 2291 2181 110 100.0 4℃、7日保存 2222 2140 82 97.0 25℃、7日保存 2178 2112 66 98.040℃、7日保存 2053 1977 76 94.2
【0030】
【実施例2:有効性試験】表3に示す組成及び製法で化
粧水(本発明品1及び比較品1)を調製し、その使用感
を調べた。この結果を表4に示す。
【0031】 (表3) 成 分(%) 本発明品 比較品 (1)グリチルリチン酸ジカリウム 0.20 0.20 (2)クエン酸 0.10 0.10 (3)クエン酸ナトリウム 0.30 0.30 (4)カムカムエキス(※1) 5.00 − (5)香料 0.01 0.01 (6)精製水 残量 残量 (7)テトラオレイン酸POE(60)ソルビトール 0.90 0.90 (8)モノオレイン酸ソルビタン 0.10 0.10 (9)オリーブ油 0.10 0.10 (10)ジプロピレングリコール 5.00 5.00(11)エタノール 10.00 10.00 ※1;実施例1で製造したもの
【0032】(製法) 1)成分(1)〜(5)を混合して(6)で100に合
わせ、50℃で攪拌しながら溶解する。 2)成分(7)〜(11)を混合して、50℃で攪拌し
ながら溶解する。 3)1)に2)を少量ずつ加えて、50℃で混和攪拌す
る。 4)均一に混和したら、更に攪拌しながら50℃から3
0℃に下げてゆく。 5)30℃になったら攪拌を止める。 6)均一に混合した化粧水を得た。
【0033】(試験方法)試験化粧水を、20代〜40
代の男女10名をパネルとし、手洗い後に被験化粧水の
適量を手の甲の部分に塗布した。塗布による肌のかさつ
き、保湿感、のび、さっぴり感及びなじみを−3〜+3
までの点数方式で評価し、その後t−検定を用いて総計
処理を行った。得られた結果を表4に示す。
【0034】 (表4)性別 年 代 保湿感 かさつかない のび さっぱり感 なじみ感 男 30代 +2 +2 +2 −1 +1 男 20代 +3 +3 +2 +2 +3 女 30代 +2 +2 0 0 0 女 30代 +2 +1 0 −1 +1 女 30代 +3 +3 +2 +2 +1 女 30代 +2 +2 0 −2 −1 男 20代 +1 +1 0 −2 −1 男 20代 +2 0 −1 −2 +3 女 40代 +1 +1 +3 +2 +2 女 30代 +2 +2 0 −1 +2
【0035】上記のデータをt−検定法により有意差が
認められたのは、保湿感(P<0.001)、乾燥防止
効果(かさつかない)(P<0.001)、なじみ感
(P<0.05)であった。表4の結果及びt−検定結
果から、有意に本発明品の化粧水は、皮膚に適用するこ
とにより、保湿感への効果とともに肌の「乾燥」を防止
効果、なじみ感を有することが明らかとなった。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明品であるカム
カムエキスは、従来の果実抽出物に比べ、L−アスコル
ビン酸を豊富に含み、安定性、保湿感に優れた新規な化
粧料を提供することの出来る植物抽出物として、極めて
有用なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AA122 AC102 AC302 AC442 AD042 AD532 CC01 CC04 DD23 EE09 EE12 FF01 FF05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムカムの果実エキスを含有してなるこ
    とを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】 エキスが水溶性であることを特徴とする
    請求項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 エキスを限外濾過処理して高分子成分を
    除去した低分子成分を含有することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 分子量30,000以上、好ましくは1
    0,000以上の高分子成分を除去してなることを特徴
    とする請求項3に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 カムカムの果実エキスが安定性を有する
    ものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の化粧料。
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