JP2000327353A - ガラス体の加熱炉及び加熱ガラス体の異形付与具 - Google Patents

ガラス体の加熱炉及び加熱ガラス体の異形付与具

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JP2000327353A
JP2000327353A JP11135142A JP13514299A JP2000327353A JP 2000327353 A JP2000327353 A JP 2000327353A JP 11135142 A JP11135142 A JP 11135142A JP 13514299 A JP13514299 A JP 13514299A JP 2000327353 A JP2000327353 A JP 2000327353A
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glass
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heated
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一男 門西
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/04Re-forming tubes or rods
    • C03B23/09Reshaping the ends, e.g. as grooves, threads or mouths
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はガラス体の加熱炉及び異形付与具
に関し、炉からの加熱された容器の取り出し操作性を高
め、炉内の加熱中の容器の視認性を高め、かつ異形付与
手段としての趣味性をより高めることを目的とする。 【解決手段】 炉支持台12には筒状のヒータ18が配置さ
れ、上方には被加熱容器の吊下具44が配置される。吊下
具44は真直ぐな状態より上方にばね付勢されると同時に
側方に折曲後退した位置をとるようばね付勢されてお
り、ばね力に抗し吊下具44を真直ぐの形態をとらせ、ヒ
ータ18で加熱すべくガラス体を吊下げる。ガラス体を外
すと吊下具44はばね力により即座に退避位置をとる。加
熱中のガラス体の状態観測用反射鏡をヒータの下方に位
置させる。異形付与具は円周方向に離間して全体として
先細に指向した型片より構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用済みのガラ
ス容器(洋酒ビン等の空きビン)などを高温に加熱し、
加熱によって軟化した部分を自由な形状に変形させるこ
とによる趣味性のある手作りのガラス製品の加工(所謂
ガラス・ボトル・クラフト)に使用するガラス体の加熱
炉及びそのようなガラス製品の製造の際に使用する異形
付与具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス・ボトル・クラフトに使用する加
熱炉として、ガラス容器の挿入される筒状加熱体(電気
ヒータ)と、加熱体による加熱時にガラス容器を吊り下
げ保持する保持具とを備えた構成のものが市販されてい
る。保持具はL字状に曲げられた棒状に構成され、その
直立部は炉の側面に取り付けられ、水平部の先端に加熱
すべきガラス容器が吊り下げられる。
【0003】加熱の開始に先だっては水平部は筒状加熱
体の直立中心線から側方に後退した位置にあり、加熱の
開始時に水平部を筒状加熱体の直立中心線上まで回動さ
せ、水平部からガラス容器を筒状加熱体の中心部に吊り
下げ、ガラス容器は所定温度まで加熱される。所定温度
までのガラス容器の加熱が完了すると、L型ロッドの水
平部を筒状加熱体の直立中心線上の位置から側方の位置
まで手動によって後退させつつガラス容器が加熱体から
取り出され、高温によって軟化したガラス容器の加熱部
分は自重により又は捻りを加えることにより又はへらな
どが当てられることにより変形を受け、容器に対して趣
味性のある異形が付与される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
加熱中に容器を吊り下げ保持するための保持具はL字状
のロッドとして形成され、加熱された容器を取り出す際
に、容器が吊るされていたロッド水平部を手動によって
回しながら容器の取り出しを行っていた。即ち、水平部
が筒状加熱体の直立中心線上に位置しているままでは、
水平部に邪魔されて容器の取り出しができないため、取
り出し操作の支障とならないように、水平部を側方に後
退させる必要がある。
【0005】しかしながら、保持具を手動によって後退
させる操作が必要であるため、容器の取り出しから数秒
といった極端時間であるが、遊びがある。この時間によ
って容器の加熱部の温度が下がり過ぎ、容器に加える異
形付与操作に悪影響があった。即ち、加熱部の温度は高
すぎるとガラスの流動性が過大となり、一方、加熱部の
温度が低すぎる場合には流動性が不足となり、所期の異
形付与効果を得るためには容器の被加工部の温度を極く
狭い範囲の温度にする必要がある。したがって、容器取
り出し後の遊び時間は数秒といった極短い時間であって
も最適温度より下がってしまい、所期の異形付与効果を
得られない可能性があったのである。特に、小型のビン
では熱容量が小さいため極めて冷えやすく、操作に慣れ
ない初心者等には難しい作業となっていた。
【0006】更に、従来技術にあっては、加熱中の容器
の状態の見極めがし難いという問題点があった。即ち、
容器の加熱部の状態は所期の異形付与効果を得るために
は重要な要素であるが、従来では炉を下から見上げるよ
うにしないと溶融状態が見えず、作業性が不良であり、
取り出しのタイミングを逸してしまう可能性が高かっ
た。
【0007】更に、従来技術にあっては、容器への異形
付与は高温によって軟化したガラス容器の自重による垂
れ下がりや捻りやへらによる加圧により行われており、
作業性は良好とはいえず、また異形付与手段としてはそ
の自由度に限界があった。
【0008】この発明は以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、炉からの加熱された容器の取り出し操作性を
高め、炉内の加熱中の容器の視認性を高め、かつ異形付
与手段としての趣味性をより高めることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明によれば、ガ
ラス体の挿入される筒状加熱体と、加熱体による加熱時
にガラス体を吊り下げ保持する保持具とを備えたガラス
体の加熱炉において、前記保持具は支柱と、支柱より片
持ち状に突出し、ガラス体を筒状加熱体の直立中心線と
実質上芯合するように吊り下げ保持する吊下具と、前記
吊下具を無負荷状態で筒状加熱体の直立中心線から上側
方に外れて位置するよう付勢する弾性手段とから構成さ
れることを特徴とするガラス体の加熱炉が提供される。
【0010】上記構成においては、加熱完了後に、ガラ
ス体を保持具から外した瞬間に弾性手段の弾性力によっ
て支持ブラケットは筒状加熱体の直立中心線から上側方
に外れた位置に自動的に退避される。従って、この発明
によれば、操作者が保持具からガラス体を外すとき従来
は必要であった保持具の退避動作が不要であり、ガラス
体を取り出すことだけに注意を集中させることができ
る。そのため、初心者であってもまごつくことが少なく
ガラス体への異形付与作業を所望に行うことが容易にで
きるようになる。
【0011】好ましくは、前記吊下具は吊下板と、支柱
に固定される基板と、一端が基板に対し水平軸の回りを
回動自在に連結され他端が吊下板に固定されかつ垂直軸
の回りを曲折可能な蝶番とから構成され、前記弾性手段
は蝶番と吊下板とを一体に水平軸の回りで上方に回動す
るように付勢する第1のスプリングと、蝶番を垂直軸の
回りで曲折するように付勢する第2のスプリングとから
構成される。水平方向の吊下具の折れ曲がり構造と、垂
直回動と水平回動とで別々のスプリングを使用する構造
によって、加熱ガラス体の取り出し時の吊下具の確実な
退避運動を確保することができる。
【0012】第2の発明によれば、ガラス体の挿入され
る筒状加熱体を備えたガラス体の加熱炉において、前記
筒状加熱体の下方の少なくとも一箇所に加熱中のガラス
体の上方よりの観測を可能ならしめるための反射鏡が設
けられたことを特徴とするガラス体の加熱炉が提供され
る。
【0013】加熱体の下方に設けた反射鏡は上から覗き
こむだけでガラス体の溶融状態を観測することができ
る。そのため、作業者にとって溶融状態の確認の動作が
楽であり、ガラス体を取り出すタイミングを外すことが
少なくなり、取り出すタイミングの外れによる失敗の可
能性が小さくなる。
【0014】この第の発明において、好ましくは、反射
鏡は2つ設けられ、その第1の反射鏡は加熱体の加熱開
始時の溶融状態を観察可能な位置に設けられ、第2の反
射鏡は加熱体の加熱終了時の伸びを検出可能な位置に設
けられる。これにより、加熱の全過程において加熱状況
を簡単かつ確実に観測することができる。
【0015】第3の発明によれば、ガラス体の挿入され
る筒状加熱体と、加熱体による加熱時にガラス体を吊り
下げ保持する保持具とを備えたガラス体の加熱炉におい
て、前記保持具は支柱と、支柱より片持ち状に突出し、
支柱に対して上下摺動自在に設けられかつガラス体を吊
り下げる保持する吊下具とから構成され、更に、支柱に
沿って設けられ、加熱体内でのガラス体の高さ位置を合
わせるためのスケールを具備したことを特徴とするガラ
ス体の加熱炉が提供される。
【0016】スケールによってガラス体を吊るしたとき
の加熱体内でのガラス体の位置を即座に把握し、加熱す
べきガラス体の位置を加熱体に対して正確に合わせるこ
とが迅速かつ正確にできる。
【0017】第3の発明において、支柱の側面に加熱開
始前のガラス体の仮載置台を設けることができる。ガラ
ス体を仮載置台上に載せ、吊下げ具を上下させスケール
を読み取ることにより加熱体に対するガラス体の被加熱
部の位置設定を所望にかつ極めて容易にかつ迅速に行う
ことができる。
【0018】第4の発明によれば、ガラス体の挿入され
る筒状加熱体を備えたガラス体の加熱炉において、筒状
加熱体の下方にガラス体の支持具を備え、前記支持具は
支柱と、支柱より横方向に突出し、支柱に対して上下摺
動自在に設けられたガラス体載置台とから構成されるこ
とを特徴とするガラス体の加熱炉が提供される。
【0019】載置台は吊るすには適さない重いガラス体
を載置することで、その上端を加熱体内に位置させるこ
とにより、このようなガラス体の加工を行うことができ
る。
【0020】また、ガラス体を吊下げて加工する場合に
おいても、加熱による垂れ下がりによって伸ばすような
加工をする場合、垂れ下がりが大きくなるとガラス容器
の下端が載置台に当たるためそれ以上の垂れ下がりを防
止するようにも利用可能である。第5の発明によれば、
ガラス体の挿入される筒状加熱体と、加熱体による加熱
時にガラス体を吊り下げ保持する保持具とを備えたガラ
ス体の加熱炉において、前記保持具は支柱と、支柱より
片持ち状に突出する吊下具と、該吊下具に上端が掛装さ
れ下端にガラス体を筒状加熱体の直立中心線と実質上芯
合するように係止するホルダとから構成されることを特
徴とするガラス体の加熱炉が提供される。ホルダを使用
したこの構成により被加熱ガラス体の簡便な着脱が可能
となり、作業性を高めることができる。
【0021】第5の発明によれば、一端が開口した円形
断面のガラス体を加熱し、加熱されたガラス体の開口縁
部に係合させることによりガラス体の開口縁部に異形を
付与するために使用される異形付与具であって、円周方
向に間隔をおいて配置され、それぞれが放射状に延びる
複数の型片より構成され、前記複数の型片は全体として
先細のテーパ状をなすように配置されていることを特徴
とする加熱ガラス体の異形付与具が提供される。
【0022】この異形付与具によれば、ガラス体の加熱
された開口縁部をテーパ状部を介し異形付与具に押しつ
けるだけで、異形付与操作を行うことができ、作業性を
高めることができる。また、テーパ状部を構成する型片
の数や形状を選択することにより、得られる形状の自由
度を高め、より趣味性を高めることができる。前記異形
付与具において、円周方向に離間して配置される前記型
片は基部における張り出し量が異なったものを混在させ
ることができる。基部における張り出し量を適宜設定す
ることによりガラス体の加熱された開口縁部を異形付与
具に押し付けたとき得られるフレアの大きさを変化させ
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を説明
すると、図1、2及び3において、長方形のスタンド1
0は炉支持台12と、その四隅に固定された支持脚14
とから構成される。
【0024】炉支持台12は図3に示すように上下面に
おいて開口した断面矩形開口16を有しており、この開
口16内に熱源となる筒状の加熱体としてのヒータ18
が収容されている。ヒータ18はセラミックヒータなど
の電気ヒータにより構成され、加熱すべきガラス体とし
てのガラス容器を上方よりヒータ18の中心開口に導入
することにより、ガラス容器の加熱が行われる。
【0025】炉支持台12の正面には図1に示すように
ヒータの制御用のメインスイッチ20及びパイロットラ
ンプ22並びにデジタル表示の温度制御ボックス24が
設けられる。これにより、ヒータ18への通電制御及び
温度制御が行われる。
【0026】炉支持台12の下方において、ガラス容器
を下において加熱するための支持具が配置される。即
ち、この支持具は直立したスライドレール26を備え、
スライドレール26の上下両端は図2に示すようにアン
グル28によってスタンド10の適当な位置に固定され
るようになっている。スライドレール26には被加熱ガ
ラス容器の載置台の昇降部材として機能するスライダ3
0が上下昇降自在に設けられる。即ち、図4に示すよう
にスライダ30はスライドレール26が挿通される開口
32を形成しており、この開口32の対向側面にはロー
ラ34が対向して2個づつ組になって設置されている。
そのため、スライダ30を昇降させたときローラ34は
スライドレール26上を転動され、スライダ30の円滑
な動きが得られる。
【0027】スライダ30上には載置台35が設けら
れ、比較的重いガラス容器をここに載置し、ヒータ18
によってその上端開口を加熱処理するのに役立てること
ができる。また、ガラス容器を吊下げ保持し、その下端
を加熱する場合においては、熱により軟化したガラスが
垂れ下がったとき、その下端が載置台35に当たること
によってそれ以上垂れ下がるのを防止するためにも機能
させることができる。
【0028】図4に示すように、スライダ30から垂直
下方に突出するように一対のブラケット36A, 36Bが固定
され、このブラケット36A, 36B間を蝶型ロックボルト3
8が水平方向に延びている。ロックボルト38はブラケ
ット36Bに対してはフリーに挿入されており、ブラケ
ット36Aに対しては螺合している。ロックボルト38
の先端38Aはスライドレール26の側面に対向してお
り、他端38Bの蝶ナット部を回してゆくことにより、
ロックボルト38の先端38Aはスライドレール26の
側面に当接し、最終的にはスライダ30のスライドレー
ル26に対する動きは拘束される。それにより、スライ
ダ30はスライドレール26の所定位置にロックするこ
とができる。即ち、スライダ30上に容器を載せて、同
容器の上端開口を炉芯に位置させて、加熱を行うが、加
熱すべき容器上端開口が炉心に対して正しい高さ位置を
とるようにスライダ30をスライドレール26に沿って
昇降させ、適正位置が得られた後ボルト38を締結する
ことによってその位置にロックすることができる。
【0029】図2、図5において、スタンド10の背面
には加熱中のガラス体を吊下げ保持するための保持具4
0が設けられる。この保持具40はスタンド10の背面
に直立固設される支柱42と、支柱42に対して昇降自
在な吊下具44とから構成される。支柱42の前面には
スライドレール46が配置され、スライドレール46は
一対のブラケット48によって支柱42に固定される。
スライドレール46に対して吊下具44が後述のように
上下摺動自在に設けられる。
【0030】スライドレール46に平行にかつこれに近
接してスケール50が配置され、支柱42の側面には加
工すべきガラス容器の仮載置台51が設置される。そし
て、スケール50によって、吊下具44に吊り下げられ
るガラス容器のヒータ18に対する垂直位置合わせを後
述のように簡便かつ迅速かつ正確に行うことができる。
【0031】次に吊下具44の構成を説明すると、吊下
具44は一端にスライダ54を備える。図7に示すよう
にスライダ54は矩形開口55を形成しており、この矩
形開口55にスライドレール46が嵌合されることによ
り、スライダ54の上下摺動が可能となる。蝶ねじ53
は所定のスライダ54の高さが得られたとき、ねじ込ま
れ、矩形開口55の内面から突出することによりスライ
ダ54をスライドレール46に対して押し付け、スライ
ダ54をその高さ位置に拘束する。
【0032】図8及び図9に示すように、吊下具44は
更に基板56と吊下板58を備える。吊下板58は加熱
すべきガラス容器をここから吊り下げるべく設けられる
ものであり、後述の如く、吊下板58はガラス容器を吊
り下げた状態では、図9の実線で示すように基板56と
上面が面一となるように位置し、ガラス容器を炉心と芯
合するように保持するが、ガラス容器の吊り下げが解除
されると、吊下板58は図8,9の破線で示すように基
板56に対して水平方向及び垂直方向に角度をなした位
置を弾性力によって自動的にとることができる。即ち、
ヒータ18によるガラス容器の加熱が終了して、容器を
取り出すべく持ち上げると吊下板58は容器の取り出し
を妨げることのない退避位置を即座に自動的にとること
ができるようになっている。
【0033】弾性力によるこのような自動的退避作用を
得るための吊下具44の構成について更に説明すると、
基板56と吊下板58との間には基板56側にピン57
によって回動可能に連結される第1蝶番片60と吊下板
58側にビス63にて固定される第2蝶番片61とから
なる蝶番機構が配置される。基板56はアングル59に
よってスライドレール46に固定される(図7参照)。
第1蝶番片60は上下に離間した耳部60-1, 60-2 を形
成し、第2蝶番片61は第1蝶番片60の耳部60-1, 60
-2間に位置する舌部61-1を形成する。第1蝶番片60の
耳部60-1, 60-2と第2蝶番片61の舌部61-1にはピン6
2が挿通され、これにより基板56と吊下板58とは図
8の紙面奥から手前に対して折れ曲がりが可能となる。
図9において実線は吊下板58が基部56に対して真直
ぐな状態を示し、破線はこの状態から吊下板58が折れ
曲がった状態を示す。第1のスプリングとしてのコイル
ばね70は基板56と第1蝶番片60との間に配置され
る。その結果、第1蝶番片60と第2蝶番片61と吊下
板58とからなる組立体は図に示すようにその面一とな
った上面(吊下具上面)が水平な位置(吊下具にガラス
容器を吊下げるための位置)から図8の破線に示すよう
に傾斜した位置(吊下具にガラス容器が吊下げられてい
ない状態)に向けて反時計方向にピン57の回りを回動
(矢印F参照)するようにコイルばね70によって付勢
を受ける。そのため、吊下板58に容器を吊下げていな
い状態では吊下板58は図8の破線のように上方に傾斜
した位置をとっている。また第2のスプリングとしての
キックばね72は中間コイル部はピン62に挿入されて
いるが、キックばね72の一端は第1蝶番片60に掛け
られ、他端は第2蝶番片61に掛けられている。そのた
め、図9に示すように第1蝶番片60に対して第2蝶番
片61は折り曲げられるように付勢される。
【0034】以上説明した吊下げ装置の構成より、容器
を吊下げない状態では吊下板58はコイルばね70及び
キックばね72の弾性力下で図8,9に示す、上方及び
側方に幾分それた退避位置を自然にとる。吊下板58を
キックばね72に抗して基板56に対して面一となるよ
うに位置させ(図9の実線)、容器を吊下げると、第1
蝶番片60と第2蝶番片61と吊下板58とからなる組
立体は容器の重みによりコイルばね70に抗してピン5
7の回りを上面が水平に位置するまで回動する。このと
き、第1蝶番片60の耳部60-1のピン挿入部が基板56
の上縁部56-1に係合し、かつ吊下板58の下縁ストッパ
部58-1が基板56の前端縁部56-2に当接することによ
り、第1蝶番片60と第2蝶番片61と吊下板58とか
らなる組立体はその上面が水平となる図示の位置以上に
下方に回動することは阻止される。そして、この状態に
おいて、第2蝶番片61の下端ストッパ部61-2は第1蝶
番片60と第2蝶番片61と吊下板58とからなる組立
体が図8の紙面奥の方向(図9の矢印Gと反対方向)に
回動することを防止し、一方、基板56に固定される断
面L型ストッパ71(ワイヤなどにより構成してもよ
い)は吊下板58及び第2蝶番片61が図8の紙面手前
の方向(図9の矢印Gの方向)に回動するのを防止する
ように機能する。かくして、ガラス容器の吊下げ状態で
は、第1蝶番片60と第2蝶番片61と吊下板58とか
らなる組立体はその上面が水平となり(図8の実線)か
つ基板56から真っ直ぐに延びた状態(図9の実線)を
とるように拘束を受け、吊下具44により吊下げられた
ガラス容器は炉心と芯合した位置を保持し、適正な加熱
処理を実施することができる。
【0035】図1において第1の反射鏡80は床面付近
のスタンド10の所定個所に設置され、第2の反射鏡8
2は炉心直下に設けられる。スタンド10の前に立って
作業をする人は上から反射鏡80, 82を覗くことによって
炉心に配置された容器の加熱状態を視認しながら作業す
ることができる。即ち、下側に配置された第1の反射鏡
80からは光の角度的にヒータ18内部の上端に近い部
位を観測することができ、これは加熱開始時の容器下端
の溶け具合を観察するのに適している。また、上側に配
置された第2の反射鏡はヒータ18内部の下端に近い部
位を観測することができ、これら加熱終了に近く容器下
端が溶けることにより下方に伸びてきたときの容器の伸
び具合を確認するのに適している。
【0036】図10は加熱すべき容器を吊下げのための
保持するホルダの第1の形態を示している。即ち、この
実施形態ではホルダ90は金属帯材にて一体に形成され
る一対のホルダ片92, 94を備え、ホルダ片92, 94は中間
曲折部96によって連結される。拘束リング98はホル
ダ片92, 94に嵌合され、リング98を押し下げて行くと
ホルダ片92, 94は中間曲折部96の弾性に抗して両者が
近づいて行く。そのため、ホルダ片92, 94の下端の下端
部92A, 94A間にガラス容器が保持される。92Bの部分は
溶接されたパイプとなっており、ホルダ90を手で持ち
やすくしている。ホルダ90の上端にはフック100が
あり、フック100を吊下具44の吊下板58に掛ける
ことによりガラス容器を吊下げることができる。
【0037】図11は別の実施形態のホルダ102を示
している。この実施形態ではホルダ102は下端両側に
おいて一対のコネクタ片104を有し、コネクタ片10
4間にピン106が取り付けられ、このピン106に筒
状体108が取り付けられる。筒状体108には容器の
端部が導入され、蝶ねじ109を螺合することにより容
器を筒状体108に拘束することができる。図10と同
様ホルダ102は上端に吊下具44の吊下板58に掛装
するためのフック107を有している。
【0038】容器の加熱作業について説明すると、洋酒
ビンなどは上端(被加熱部)を切除してまたはそのまま
の状態で図10又は図11のようなホルダ90, 102によ
り被加熱部を下に向けて保持する。図8,9の破線のよ
うに退避位置にある吊下板58を最初はキックばね72
に抗して上から見て真っ直ぐになるように水平に回し、
次にコイルばね70に抗し横からみて真っ直ぐになるよ
うに垂直にまわし、ホルダ90, 102の上端のフック100,
107を吊下板58に掛けつつ容器をヒータ18内に導入
する。これにより、容器は吊下板58に吊下げ保持され
る。
【0039】被加熱ガラス容器を吊下げるに先立っての
スケール50(図5)による位置合わせ作業について説
明すると、支柱42の側面に設けられる仮載置台51の
高さは、仮載置台51に合致するようにスライダ54を
調節したとき、吊下具44の吊下板58にフック100, 1
07にて掛装されるホルダ90, 102の下端の容器係留部が
ヒータ18の所定位置(例えばヒータ18の上端位置)
に来るように設定される。そのため、被加熱ガラス容器
をスケール50に沿うように仮載置台51上に載せ、ス
ライダ54が同容器の上端(被加熱部)と一致するよう
に上下調節すれば、ガラス容器をその被加熱部位を下に
してホルダ90, 102に係留して、フック100, 107を吊下
板58に掛装すると、炉内に吊下げられるガラス容器の
下端(被加熱部位)はヒータ18の上端と一致した位置
に来る。従って、仮載置台51に被加熱ガラス容器を載
せたときのガラス容器の上端(被加熱部)と所定距離に
なるようにスライダ54をスケール50に対して調節す
れば、炉内ではガラス容器の下端(被加熱部)はヒータ
18の上端に対してその距離離れた位置に来る。このよ
うに、被加熱ガラス容器を仮載置台51上に載せ、スラ
イダ54の高さ位置をスケール50に合わせるだけで、
吊下げ状態でのガラス容器のヒータ18に対する任意の
位置設定を行うことができる。即ち、被加熱容器のヒー
タに対する位置設定が極度に簡単化され、従来のような
トライアンドエラー的な位置設定作業を行う必要がなく
なる。
【0040】ヒータ18による加熱作業実施中は反射鏡
80, 82により炉内における容器の被加熱部の加熱状態を
観測する。
【0041】所期の加熱状態が得られたことが確認され
ると、ホルダ90, 102を手で少し持ち上げると、フック1
00, 107は吊下板58から外れコイルばね70及びキッ
クばね72の弾性力によって吊下具は図8,9の破線に
て示す退避位置に瞬時にかつ自動的に後退する。そのた
め、この発明ではガラス体の取り出し時に吊下具を後退
させる手動の作業が全く不要であり、慣れていない作業
者でも次の異形付与作業に意識を集中することができ
る。従来技術では、容器を炉から取り出すとき吊下具を
手動で後退させる作業が必要であったため、作業者はこ
れに気を取られて、次の異形付与工程に向かって迅速が
対応ができず、温度が下がりすぎて割れが生じたり、所
期の異形付与ができなかったりする問題があったが、こ
の発明はかかる問題を解消することができる。
【0042】図5において、支柱42上には紙面手前に
向けて延びるようにブラケット110が設けられている
が、これは加熱されて軟弱になった容器の部分を自重に
より引き伸ばすような加工を行う場合、炉から取り出し
た容器をホルダによりブラケット110に吊下げておく
ことにより、真っ直ぐな伸びが起こるようにするもので
ある。
【0043】また、図5において支柱の側面に設けられ
るブラケット112はホルダ90, 102などの工具を掛け
ておくために役立てるものである。
【0044】図12〜図15は異形付与を行うための各
種の型を示している。図16〜図19はそれぞれの型に
よって得られる容器の形状を示している。図12は型片
としての断面アーチ状板116を上に凸を呈するように
5枚等間隔に基板117上に配置し、かつ上向きにテー
パ状になるよう中央の支柱118に固定したものであ
る。炉から出した容器の加熱された部位はテーパ状に配
置された板116に押しつけられ、板116に当たった
部位が幾分拡開され、図16のような少し開いたフレア
形状が得られる。
【0045】図13では異形付与具を型片としての金属
ワイヤ120を折り曲げたもの等間隔に配置し心棒12
2に溶接固定することにより構成している。ワイヤ12
0は先端は先細になるように集められ、底辺ではループ
状の曲折部分120Aを形成している。図13の異形付与具
は先端が尖っているため先細のビンの加工に適してお
り、図17の如き折り返し形状が得られる。即ち、底辺
のループ状の曲折部分120Aに加熱されて軟化したビンの
縁の部分が当たることにより、この当たった部分が折り
返され、フレア形状が形成される。
【0046】図14に示す異形付与具は図13のものと
類似しているが、ワイヤの低部を120Aのように大きく張
り出したものと120Bのように張り出しを小さくしたもの
と交互に設けたことが特徴である。そのため、張り出し
の大きなワイヤ120Aの底辺部位に当たることによる大き
な折り返しと、張り出しの小さなワイヤ120Bの底辺部位
に当たることによる小さな折り返しとを交互に接続して
し成る図18に示すようなフレア形状が得られる。
【0047】図15に示す異形付与具は図13と図14
と同様に張り出し量の変化するワイヤ130A, 130Bを交互
に配置しているが、上端側は中央支柱134に固定され
ている構造となっている点が図13及び図14と相違す
る。この図15に示す異形付与具は口径の大きな容器の
ためのものであり、図19に示すように、口径の大きな
容器の開口端に大きな折り返しと小さな折り返しとを交
互に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明のガラス体の加熱炉の正面図で
ある。
【図2】図2はこの発明のガラス体の加熱炉の側面図で
ある。
【図3】図3はこの発明のガラス体の加熱炉の平面図で
ある。
【図4】図4は図2の部分詳細図であり、ヒータの下方
においてガラス容器を支持する支持具を示す。
【図5】図5は図2のV方向よりみた吊下具の正面図で
ある。
【図6】図6は図5の吊下具の側面図である。
【図7】図7は図5のVII−VII線に沿って表される矢視
断面図である。
【図8】図8は吊下具の側面図である。
【図9】図9は図8の吊下具の平面図である。
【図10】図10は第1の実施形態のホルダの側面図で
ある。
【図11】図11は第2の実施形態のホルダの側面図で
ある。
【図12】図12の(イ)は第1の実施形態の異形付与
具の斜視図であり、(ロ)は異形付与具の平面図であ
る。
【図13】図13の(イ)は第2の実施形態の異形付与
具の斜視図であり、(ロ)は異形付与具の平面図であ
る。
【図14】図14の(イ)は第3の実施形態の異形付与
具の斜視図であり、(ロ)は異形付与具の平面図であ
る。
【図15】図15の(イ)は第4の実施形態の異形付与
具の斜視図であり、(ロ)は異形付与具の平面図であ
る。
【図16】図16は図12の異形付与具により得られる
容器の形状を示す。
【図17】図17は図13の異形付与具により得られる
容器の形状を示す。
【図18】図18は図14の異形付与具により得られる
容器の形状を示す。
【図19】図19は図15の異形付与具により得られる
容器の形状を示す。
【符号の説明】
10…スタンド 12…炉支持台 18…ヒータ 26…スライドレール 30…スライダ 35…載置台 38…ロックボルト 40…保持具 42…支柱 44…吊下具 46…スライドレール 50…スケール 53…蝶ねじ 54…スライダ 56…基板 60…第1蝶番片 61…第2蝶番片 70…コイルばね(第1のスプリング) 72…キックばね(第2のスプリング) 80…第1の反射鏡 82…第2の反射鏡 90…ホルダ 100…フック 102…ホルダ 107…フック

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス体の挿入される筒状加熱体と、加
    熱体による加熱時にガラス体を吊り下げ保持する保持具
    とを備えたガラス体の加熱炉において、前記保持具は支
    柱と、支柱より片持ち状に突出し、ガラス体を筒状加熱
    体の直立中心線と実質上芯合するように吊り下げ保持す
    る吊下具と、前記吊下具を無負荷状態で筒状加熱体の直
    立中心線から上側方に外れて位置するよう付勢する弾性
    手段とから構成されることを特徴とするガラス体の加熱
    炉。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記吊
    下具は吊下板と、支柱に固定される基板と、一端が基板
    に対し水平軸の回りを回動自在に連結され他端が吊下板
    に固定されかつ垂直軸の回りを曲折可能な蝶番とから構
    成され、前記弾性手段は蝶番と吊下板とを一体に水平軸
    の回りで上方に回動するように付勢する第1のスプリン
    グと、蝶番を垂直軸の回りで曲折するように付勢する第
    2のスプリングとから構成されることを特徴とするガラ
    ス体の加熱炉。
  3. 【請求項3】 ガラス体の挿入される筒状加熱体を備え
    たガラス体の加熱炉において、前記筒状加熱体の下方の
    少なくとも一箇所に加熱中のガラス体の上方よりの観測
    を可能ならしめるための反射鏡が設けられたことを特徴
    とするガラス体の加熱炉。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の発明において、反射鏡
    は2つ設けられ、その第1の反射鏡は加熱体の加熱開始
    時のガラス体の溶融状態を観察可能な位置に設けられ、
    第2の反射鏡は加熱体の加熱終了時のガラス体の伸びを
    検出可能な位置に設けられることを特徴とするガラス体
    の加熱炉。
  5. 【請求項5】 ガラス体の挿入される筒状加熱体と、加
    熱体による加熱時にガラス体を吊り下げ保持する保持具
    とを備えたガラス体の加熱炉において、前記保持具は支
    柱と、支柱より片持ち状に突出し、支柱に対して上下摺
    動自在に設けられかつガラス体を吊り下げる保持する吊
    下具とから構成され、更に、支柱に沿って設けられ、加
    熱体内でのガラス体の高さ位置を合わせるためのスケー
    ルを具備したことを特徴とするガラス体の加熱炉。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の発明において、スケー
    ルに近接した支柱の側面に加熱開始前のガラス体の仮載
    置台を設けたことを特徴とするガラス体の加熱炉。
  7. 【請求項7】 ガラス体の挿入される筒状加熱体を備え
    たガラス体の加熱炉において、筒状加熱体の下方にガラ
    ス体の支持具を備え、前記支持具は支柱と、支柱より横
    方向に突出し、支柱に対して上下摺動自在に設けられた
    ガラス体載置台とから構成されることを特徴とするガラ
    ス体の加熱炉。
  8. 【請求項8】 ガラス体の挿入される筒状加熱体と、加
    熱体による加熱時にガラス体を吊り下げ保持する保持具
    とを備えたガラス体の加熱炉において、前記保持具は支
    柱と、支柱より片持ち状に突出する吊下具と、該吊下具
    に上端が掛装され下端にガラス体を筒状加熱体の直立中
    心線と実質上芯合するように係止するホルダとから構成
    されることを特徴とするガラス体の加熱炉。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の発明において、前記ホ
    ルダはガラス体の係止を行うための弾性部を有したこと
    を特徴とするガラス体の加熱炉。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の発明において、前記
    ホルダはガラス体の係止を行うねじを有したことを特徴
    とするガラス体の加熱炉。
  11. 【請求項11】 一端が開口した円形断面のガラス体を
    加熱し、加熱されたガラス体の開口縁部に係合させるこ
    とによりガラス体の開口縁部に異形を付与するために使
    用される異形付与具であって、円周方向に間隔をおいて
    配置され、それぞれが放射状に延びる複数の型片より構
    成され、前記複数の型片は全体として先細のテーパ状を
    なすように配置されていることを特徴とする加熱ガラス
    体の異形付与具。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の発明において、円
    周方向に離間して配置される前記型片は基部における張
    り出し度合いが異なったものが混在していることを特徴
    とする加熱ガラス体の異形付与具。
JP11135142A 1999-05-17 1999-05-17 ガラス体の加熱炉及び加熱ガラス体の異形付与具 Pending JP2000327353A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100383066C (zh) * 2003-03-29 2008-04-23 法国圣戈班玻璃厂 弯曲窗玻璃的方法和装置

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