JP2000327263A - 電動トロリー - Google Patents

電動トロリー

Info

Publication number
JP2000327263A
JP2000327263A JP11133756A JP13375699A JP2000327263A JP 2000327263 A JP2000327263 A JP 2000327263A JP 11133756 A JP11133756 A JP 11133756A JP 13375699 A JP13375699 A JP 13375699A JP 2000327263 A JP2000327263 A JP 2000327263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
braking force
spring
spring seat
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11133756A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11133756A priority Critical patent/JP2000327263A/ja
Publication of JP2000327263A publication Critical patent/JP2000327263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】制動力の調整を手間をかけずに簡単にできるも
のを提供する。 【解決手段】横行用の電動機と、電動機に制動を加える
電磁ブレーキ式の制動装置とを有し、制動装置は前記電
動機の回転軸側に結合されるブレーキホイールと、この
ブレーキホイールの両側に配置される固定用のブレーキ
ディスクおよび可動用のブレーキディスクと、前記ブレ
ーキホイールが前記両ブレーキディスクに挾持されるよ
うに可動用のブレーキディスクをブレーキホイールに押
しつけるブレーキ押しバネと、このブレーキ押しバネに
抗して前記ブレーキディスクを前記ブレーキホイールよ
り離間させる吸引用の電磁石を含む電動トロリーにあっ
て、可動用のブレーキディスクにはブレーキ押しバネの
当接が選択できる複数の当接部を備え、このブレーキデ
ィスクのブレーキ摺動面と当接部との幅をそれぞれ異な
らしめ、ブレーキ押しバネの入替えで制動力の調整が簡
単に行なえるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻上機を吊り下げ
て横行移動する電動トロリーに関する。
【0002】
【従来の技術】電動トロリーには電磁ブレーキ式の制動
装置が備えられている。
【0003】電動トロリーは、吊り下げるものに応じて
停止時の制動の仕方を変えている。壊れやすいもの、こ
ぼれ落ち易いもの等は衝撃をかけないように惰性距離を
長くとって衝撃を緩和するように止めねばならない。こ
のため、制動装置の制動力を加減調整しなければならな
いが、この加減調整が難しいのである。このことについ
て、図13を引用して説明を加える。
【0004】図13に示すように、電磁ブレーキ式の制
動装置1は、電動トロリーの電動機のエンドブラケット
2に装着される。電動機の回転軸3に結合されているブ
レーキホイール4のライニング5をエンドブラケット2
とブレーキディスク6で挾持し、複数のブレーキ支持ボ
ルト7に装着しているブレーキ押しバネ8の押圧で制動
力/ブレーキ力が与えられている。ブレーキ押しバネ8
に抗してブレーキホイール4を電磁石9で吸引すること
によりブレーキが開放される。電磁石9の磁石支持板1
0はブレーキ支持ボルト7に取り付けられ、ナット11
で抑えられている。
【0005】制動力の調整は、ナット11を締めたり、
緩めたりすることで行なうが、適当な制動力が確保され
るようにナット11の回し量を加減することは、経験を
必要とし難しい。しかも、ブレーキが片ききにならない
ように、それぞれのブレーキ支持ボルト7に備えるナッ
ト11の締め量を加減して、つり合いがとれるようにし
なければならない。
【0006】さらに、ブレーキ支持ボルト7には磁石支
持板10側に形成した小径部に固定用小形バネ12を備
えて、ブレーキ解除の不良動作が生じないようにしてい
る。電磁石9に通電した際に、電磁石9とブレーキディ
スク6が互いに引き合う。ブレーキディスク6を固定状
態にして電磁石9がブレーキディスク6に近づこうとす
ると、固定用小形バネ12の圧縮力も逆らうように作用
するので、電磁石9がブレーキディスク6に吸引される
ことはなく、結局はブレーキディスク6が電磁石9に引
き寄せられ、正常なブレーキ解除の動作が行なわれる。
【0007】このように従来のものは、固定用小形バネ
12を必要とし、部品数も多く、複雑な構成である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に対処し、制動力の調整が容易で、しかも構成が簡単
なものを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、横行用の電動
機と、電動機に制動を加える電磁ブレーキ式の制動装置
とを有し、制動装置は前記電動機の回転軸側に結合され
るブレーキホイールと、このブレーキホイールの両側に
配置される固定用のブレーキディスクおよび可動用のブ
レーキディスクと、前記ブレーキホイールが前記両ブレ
ーキディスクに挾持されるように可動用のブレーキディ
スクをブレーキホイールに押しつけるブレーキ押しバネ
と、このブレーキ押しバネに抗して前記ブレーキディス
クを前記ブレーキホイールより離間させる吸引用の電磁
石を含む電動トロリーにあって、可動用のブレーキディ
スクにはブレーキ押しバネの当接が選択できる複数の当
接部を備え、このブレーキディスクのブレーキ摺動面と
当接部との幅をそれぞれ異ならしめたことを特徴とする
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を引用して
説明する。
【0011】まず、図1に沿って電動トロリーの概要を
解説する。
【0012】電動トロリーは、一対の車輪13を有する
台車のフレーム14と、フレーム14の右側に備わる駆
動部15と、フレーム14の左側に備わる制御箱16と
を有する。制御箱16には操作スイッチ17が吊り下げ
られている。フレーム14の下部中央には巻上機18が
吊り下げ支持される。制御箱16には電動トロリー、巻
上機18の運転を制御する制御機器が備わる。
【0013】台車のフレーム14は車輪13を介して横
行レール19に走行自在に支持される。車輪13は対に
して前後に備わるので、最低4個必要である。
【0014】図2を加え、駆動部15について述べる。
【0015】駆動部15には駆動用の電動機20が備わ
る。電動機20の回転軸21の一方には、電動トロリー
の制動装置が備えられ、他方は減速歯車22および減速
歯車軸23を介して一方の車輪13に連結される。
【0016】電動トロリーに備わる電磁ブレーキ式の制
動装置は、電動機20のエンドブラケット24に装着さ
れる。このエンドブラケット24も制動装置の一部を担
う。電動機20の回転軸21にブレーキホイール25が
結合されている。この結合は、回転軸21に形成した多
数の外歯と、ブレーキホイール25に形成した多数の内
歯との噛合せでなっているので、回転方向には結合状態
になるが軸方向には摺動自在である。ブレーキホイール
25は外面を包むように装着されるライニング26を含
む。ブレーキホイール25はエンドブラケット24とブ
レーキディスク27との間に挟持される。この挟持でブ
レーキとしての制動力が生じるのである。ブレーキディ
スク27を摺動自在に支持する頭部付きのブレーキ支持
ボルト28はエンドブラケット24に貫通させて取り付
けている。エンドブラケット24はブレーキディスク2
7と同様にブレーキディスクの機能を兼ね備えている。
エンドブラケット24は摺動しないので、固定用のブレ
ーキディスクに、ブレーキディスク27は摺動しないの
で、可動用のブレーキディスクになるのである。
【0017】制動装置の電磁石29は電磁石コイル3
0、コイル鉄心31、ヨーク板32等から形成されてい
る。電磁石29を支持する磁石支持板33は前記ブレー
キ支持ボルト28に取付けられ、ナット34で止められ
ている。ブレーキ押しバネ35は前記ブレーキ支持ボル
ト28に装着され、かつ磁石支持板33とブレーキディ
スク27の間に介在される。ブレーキ押しバネ35の力
でブレーキディスク27がブレーキホイール25のライ
ニング26に押しつけられ、制動力が生じるのである。
【0018】この制動力を変えるような構成がブレーキ
ディスク27に備わっている。図4、図8および図9を
加えて説明する。
【0019】ブレーキディスク27はブレーキ支持ボル
ト28を通す4つのボルト通し孔36と4つのバネ座穴
兼ボルト通し孔37を有する。4つのボルト通し孔36
と4つのバネ座穴兼ボルト通し孔37は等ピッチに配置
されている。バネ座穴兼ボルト通し孔37は同心的に形
成されたバネ座穴38を有する。バネ座穴38はブレー
キ押しバネ35が当接するところ(当接部)を凹ませた
深さがh1の穴である。このバネ座穴38にブレーキ押
しバネ35が落とし込まれるように嵌まる。
【0020】ブレーキ支持ボルト28をバネ座穴兼ボル
ト通し孔37に挿入する方を選択したときは、ブレーキ
押しバネ35がバネ座穴38に嵌まり、ブレーキ支持ボ
ルト28をボルト通し孔36に挿入する方を選択したと
きは、ブレーキ押しバネ35がブレーキディスク27の
平坦なる側面の当接部に当接する。このため、ブレーキ
支持ボルト28の挿入をバネ座穴兼ボルト通し孔37に
なるように選択した場合は、ボルト通し孔36になるよ
うにした場合に比べ、h1の深さ分だけ制動力を少なく
できるのである。
【0021】言い替えると、ブレーキディスク27のブ
レーキ摺動面と平坦なる側面の当接部との幅、ブレーキ
ディスク27のブレーキ摺動面とバネ座穴38の当接部
との幅を異なるようにしたものである。
【0022】ブレーキ支持ボルト28は頭付きで首部3
9を少し径大にし、先端側は段部40を設けて細くし、
ねじ41を形成している。ブレーキ支持ボルト28はエ
ンドブラケット24に取り付けられるのであるが、首部
39を径大にしているのできつい嵌合状態で取り付けら
れ、容易に抜けるようなことはない。磁石支持板33に
はブレーキ支持ボルト28の先端側であるねじ41のと
ころが挿入される。ねじ41に捩じ込んだナット34で
磁石支持板33は段部40に抑えられ、それ以上ナット
34を締めることはできなく、磁石支持板33はその位
置に固定されることになる。
【0023】次ぎに本発明の一実施形態を動作の面から
述べたる。
【0024】操作スイッチ17の操作で、巻上機18お
よび電動トロリーの運転が行なわれる。電動トロリー
は、駆動用の電動機20により横行移動させられる。電
動機20の回転は減速歯車22を介して車輪13伝えら
れるので、適当な横行速度に抑えられる。電動トロリー
の横行時には、制動装置のブレーキは開放状態に保たれ
る。ブレーキの開放は、電磁石コイル30に通電して電
磁石29にブレーキディスク27を吸引することで保た
れる。
【0025】電磁石コイル30の通電を止めると、電磁
石29の吸引力が消滅し、押しブレーキ押しバネ35の
力でブレーキディスク27がブレーキホイール25のラ
イニング26に押しつけられ、制動がかかるので、電動
トロリーは止められる。
【0026】電動トロリーで運ぶ吊り荷の種類に応じて
制動力を変える必要がある。この制動力の加減は次ぎの
ようにして行なう。
【0027】弱い制動力に対応させる場合は、図2に示
すようにブレーキ支持ボルト28をブレーキディスク2
7のバネ座穴兼ボルト通し孔37に挿入する方を選択し
てブレーキ押しバネ35がバネ座穴38に嵌まるように
する。バネ座穴38の深さh1の分だけ、ブレーキ押し
バネ35が伸びた状態でブレーキディスク27を押すこ
とになるので、制動力が弱まるのである。
【0028】強い制動力に対応させる場合は、ブレーキ
支持ボルト28をブレーキディスク27のボルト通し孔
36に挿入する方を選択することで、ブレーキ押しバネ
35がバネ座穴38に嵌まることがなく、バネ座穴38
の深さh1の分だけブレーキ押しバネ35が圧縮した状
態で、ブレーキディスク27を押すことになるので、制
動力が強まるのである。
【0029】このように制動力の調整は、上記の選択に
より簡単に行なわれる。これに加え、制動力が狂いなく
調整されるものでもあるので、これについて説明する。
【0030】前述したようにブレーキ支持ボルト28の
先端側は段部40を設けて細くし、ねじ41を形成して
いる。ねじ41に捩じ込むナット34で磁石支持板33
は図9に示すように段部40に抑えられ、仮りにナット
34をそれ以上強く締めても、磁石支持板33はそれ以
上、左側に寄ることはなく、その位置に固定されること
になる。ナット34の締め加減で磁石支持板33を左側
に寄せる量は変わることがなく、ブレーキ押しバネ35
の撓み量は常に一定であるため、制動力の調整はブレー
キ押しバネ35をバネ座穴38に嵌めたり、嵌めなかっ
たりする選択だけになってしまうので、ナット34の締
め加減いかんで制動力が変わってしまうような狂いのな
い制動力調整ができるのである。
【0031】またブレーキホイール25のライニング2
6に対するブレーキディスク27の接離動作が片寄りな
く、平均的にむらなく行なわれるように、ブレーキディ
スク27の摺動案内支持を複数(4本)のブレーキ支持
ボルト28でしている。それぞれのナット34による締
め付けは、磁石支持板33が段部40に抑えられまで行
なうだけで済まされるので、わざわざライニング26と
ブレーキディスク27のギャップを全体的に確認しなが
ら、それぞれのナット34の締め加減を調整しなければ
ならない煩わしいのである。
【0032】さらに電磁石29を支持するブレーキ支持
ボルト28は径大の首部39をきつい嵌合状態にしてエ
ンドブラケット24に取り付けている。このため、径大
の首部39がなく、ブレーキ支持ボルト28がエンドブ
ラケット24に対して多少緩く止められている場合と違
って、電磁石29でブレーキディスク27を吸引させよ
うとしたときにブレーキディスク27が動かないで逆に
電磁石29がブレーキディスク27に引き寄せられるよ
うに動いてしまう誤動作が生じることはないのである。
当然、上述した従来例に備わっていた固定用小形バネ1
2は不要になる。
【0033】上述した実施形態は、バネ座穴38を設け
て制動力調整を計っているが、バネ座穴38に代えて隆
起部を設けることも可能である。なお、バネ座穴38は
制動力を弱める方になるのに対し、隆起部は制動力を強
めるようになる。
【0034】図3は他の実施形態を示すもので、図2に
示す実施形態とはバネ座穴38の深さをh2と深くした
ところが違うだけである。図2と同じ符号を付して説明
は省略する。なお、バネ座穴38の深さをh2と深くす
ることで、制動力は図2のものよりも弱くなるのであ
る。
【0035】図5、図6および図7は他の実施形態を示
すもので、ブレーキディスク27’にバネ座穴兼ボルト
通し孔36’、37’を設けたものである。バネ座穴兼
ボルト通し孔36’に形成したバネ座穴38Aの深さh
1はバネ座穴兼ボルト通し孔37’に形成したバネ座穴
38Bの深さh2よりも浅いのである。これに加え、ボ
ルト通し孔36を備えると、制動力を3段階に変えるこ
とができる。さらに前述した隆起部を加えると、3段階
の制動力を得ることができる。
【0036】図10、図11および図12は他の実施形
態を示すもので、図10はブレーキディスク27A、外
側ブレーキ押しバネ35A、内側ブレーキ押しバネ35
Bを備えたものである。図11はブレーキディスク27
B、外側ブレーキ押しバネ35A、内側ブレーキ押しバ
ネ35Bを備えたものである。図12はブレーキディス
ク27C、外側ブレーキ押しバネ35A、内側ブレーキ
押しバネ35Bを備えたものである。
【0037】図10ではバネ座穴38AAに、外側ブレ
ーキ押しバネ35A、内側ブレーキ押しバネ35Bを嵌
め込んでいる。図11ではバネ座穴38BBに外側ブレ
ーキ押しバネ35Aを、バネ座穴38BB’に内側ブレ
ーキ押しバネ35Bをそれぞれ嵌め込んでいる。図12
ではバネ座穴38CCに内側ブレーキ押しバネ35Bを
嵌め込み、ブレーキディスク27Cの平坦なる側面に外
側ブレーキ押しバネ35Aを当接している。
【0038】制動力は、図10に示すものが最小、図1
1に示すものが最大、図12に示すものが中位である。
【0039】上記説明では、停止時の制動による衝撃緩
和等の観点から制動力を加減調整することについて述べ
てきたが、ブレーキホイール25に装着されているライ
ニング26の摩耗による制動力の低下を調整する目的
で、制動力を選択するようにしてもよい。
【0040】すなわち、ライニング26の摩耗でブレー
キディスク27とライニング26との隙間δが拡大変化
することにともない制動力が低下する。バネ座穴38B
からバネ座穴38Aの方にブレーキ押しバネ35を変え
ることにより、低下した制動力を戻すことができる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、横行用の
電動機と、電動機に制動を加える電磁ブレーキ式の制動
装置とを有し、制動装置は前記電動機の回転軸側に結合
されるブレーキホイールと、このブレーキホイールの両
側に配置される固定用のブレーキディスクおよび可動用
のブレーキディスクと、前記ブレーキホイールが前記両
ブレーキディスクに挾持されるように可動用のブレーキ
ディスクをブレーキホイールに押しつけるブレーキ押し
バネと、このブレーキ押しバネに抗して前記ブレーキデ
ィスクを前記ブレーキホイールより離間させる吸引用の
電磁石を含む電動トロリーにあって、可動用のブレーキ
ディスクにはブレーキ押しバネの当接が選択できる複数
の当接部を備え、このブレーキディスクのブレーキ摺動
面と当接部との幅をそれぞれ異ならしめたことを特徴と
する電動トロリーにある。
【0042】これにより、ブレーキ押しバネが当接され
る当接部を任意に選択するというブレーキ押しバネの入
替えで制動力の調整が手間をかけずに簡単に行なえるの
で、高いところに据えて使われる電動トロリーにとって
特に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るもので、電動トロリ
ーの概略を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るもので、制動装置の
縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係るもので、制動装置
の縦断面図である。
【図4】図2、図3に使用しているブレーキディスク単
品を示す正面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係るもので、ブレーキ
ディスク単品を示す正面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るもので、ブレーキ支
持ボルト単品を示す正面図である。
【図9】図2のP部拡大図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係るもので、ブレー
キディスクの座穴とブレーキ押しバネとの関係を示す拡
大図である。
【図11】図10に該当する他の実施形態を示す図であ
る。
【図12】図10に該当するさらに別の実施形態を示す
図である。
【図13】従来例に係るもので、制動装置の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
20…電動機、21…回転軸、24…エンドブラケッ
ト、25…ブレーキホイール、27…ブレーキディス
ク、29…電磁石、35…ブレーキ押しバネ35、38
…バネ座穴。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横行用の電動機と、電動機に制動を加え
    る電磁ブレーキ式の制動装置とを有し、制動装置は前記
    電動機の回転軸側に結合されるブレーキホイールと、こ
    のブレーキホイールの両側に配置される固定用のブレー
    キディスクおよび可動用のブレーキディスクと、前記ブ
    レーキホイールが前記両ブレーキディスクに挾持される
    ように可動用のブレーキディスクをブレーキホイールに
    押しつけるブレーキ押しバネと、このブレーキ押しバネ
    に抗して前記ブレーキディスクを前記ブレーキホイール
    より離間させる吸引用の電磁石を含む電動トロリーにあ
    って、 可動用のブレーキディスクにはブレーキ押しバネの当接
    が選択できる複数の当接部を備え、このブレーキディス
    クのブレーキ摺動面と当接部との幅をそれぞれ異ならし
    めたことを特徴とする電動トロリー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した電動トロリーにあっ
    て、 前記複数の当接部は、ブレーキディスクの側面と同じ平
    坦面と、凹んだバネ座穴とを備えたことを特徴とする電
    動トロリー。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した電動トロリーにあっ
    て、 前記複数の当接部は、深さの異なる複数の凹んだバネ座
    穴を備えたことを特徴とする電動トロリー。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した電動トロリーにあっ
    て、 径の異なるに二つのバネを同心に配置して前記ブレーキ
    押しバネを形成したことを特徴とする電動トロリー。
JP11133756A 1999-05-14 1999-05-14 電動トロリー Pending JP2000327263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11133756A JP2000327263A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 電動トロリー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11133756A JP2000327263A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 電動トロリー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000327263A true JP2000327263A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15112221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11133756A Pending JP2000327263A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 電動トロリー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000327263A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110255375A (zh) * 2019-06-28 2019-09-20 浙江冠林机械有限公司 一种电动小车式电动葫芦

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110255375A (zh) * 2019-06-28 2019-09-20 浙江冠林机械有限公司 一种电动小车式电动葫芦

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0346195A1 (fr) Frein électromagnétique à machoires de serrage
JP5985048B2 (ja) ブレーキ装置、それを用いたエレベータ用巻上機、及びブレーキ装置の緩衝反力調整方法
WO2014174602A1 (ja) ブレーキ装置、及びそれを用いたエレベータ用巻上機
EP1431232B1 (en) Elevator hoist and elevator device
JP4846747B2 (ja) ブレーキ装置
CN203212266U (zh) 制动装置
CN1646824B (zh) 电磁鼓式制动器
JP7444755B2 (ja) ブレーキキャリパ装置
JP4316731B2 (ja) トラクションシーブエレベータ用保持ブレーキ
JP2000327263A (ja) 電動トロリー
JP2006052035A (ja) エレベーター用巻上機の制動装置
JP3802533B2 (ja) トルク制御式ブレーキ
KR20040083055A (ko) 엘리베이터 권양기의 브레이크 장치
JP2010132449A (ja) エレベータ用巻上機のブレーキ装置
JP2013018646A (ja) エレベータ巻上機用制動装置
CN216589683U (zh) 一种双向扭矩制动器和电机
KR200482761Y1 (ko) 브레이크 캘리퍼 어셈블리
JP2005053672A (ja) エレベータ用巻上機のブレーキ装置
CN107743556A (zh) 用于商用车的盘式制动器
CN110905941B (zh) 一种微轨车辆及其电磁制动器
KR100653225B1 (ko) 전자석 제동기
US20220396252A1 (en) Parking brake actuator
JP4088383B2 (ja) 車両用ディスクブレーキ装置
JPS6033724Y2 (ja) ブレ−キ付回転電機
JP2000130483A (ja) ディスク型直流電磁ブレーキ