JP2000327085A - マンホールの蓋装置 - Google Patents

マンホールの蓋装置

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JP2000327085A
JP2000327085A JP11135347A JP13534799A JP2000327085A JP 2000327085 A JP2000327085 A JP 2000327085A JP 11135347 A JP11135347 A JP 11135347A JP 13534799 A JP13534799 A JP 13534799A JP 2000327085 A JP2000327085 A JP 2000327085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
manhole
lid
guide rail
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP11135347A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemitsu Toyoda
孟光 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP11135347A priority Critical patent/JP2000327085A/ja
Publication of JP2000327085A publication Critical patent/JP2000327085A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋の開閉作業が短時間にかつ容易に行える。 【解決手段】 マンホール11の両側に設けたガイドレ
ール12,12に、蓋支持体13を横移動可能に配設
し、該蓋支持体13に、下端に蓋15を上端にハンドル
16をそれぞれ備えたシャフト14を螺動可能に設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両のタンク
車やタンク自動車のタンクに好適なマンホールの蓋装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】これらの車両のタンクに設けられたマン
ホールには、例えば、図5に示されるように、マンホー
ル1の一側にヒンジ2を介して蓋3を回動可能に設け、
マンホール1の周囲に4〜6本設けたスイングボルト4
にて蓋3のフランジ3aを締め付けて気密性を保つよう
にした蓋装置が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の構造
では、スイングボルト1本あたりナットを10回以上回
転させなければならず、蓋の開閉作業に時間がかかり、
また、蓋が重いため、作業員に大きな負担となってい
た。さらに、蓋開閉の作業場所が屋内である場合には、
蓋が天井に当たってしまうことがある。しかも、蓋が邪
魔になって、タンク内への積み込みの自動化が困難であ
る。
【0004】そこで本発明は、蓋の開閉作業が短時間に
かつ容易に行え、タンク内への積み込みの自動化が可能
なマンホールの蓋装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、マンホールを閉鎖する蓋を備えたマン
ホールの蓋装置において、前記マンホールの両側に、該
マンホールよりも外側に蓋が退避可能な長さのガイドレ
ールを設け、該ガイドレールに、ガイドレール転動輪を
備えた蓋支持体を横移動可能に配設し、該蓋支持体に、
下端に前記蓋を上端にハンドルをそれぞれ備えたシャフ
トを螺動可能に設けるとともに、前記蓋閉鎖時に前記マ
ンホール周囲のフランジ下面に当接するストッパを設け
たことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1乃至図4に
示す実施形態例に基づいて詳細に説明する。円筒状のタ
ンク10の上部に設置されたマンホール11の蓋装置
は、マンホール11の両側に、タンク10の軸線方向に
沿って設けられるガイドレール12,12と、該ガイド
レール12,12間に横移動可能に配設された蓋支持体
13と、蓋支持体13に螺動可能に設けられたシャフト
14と、該シャフト14下端に回転可能に設けられた蓋
15と、該シャフト14上端に設けられたハンドル16
とを有している。
【0007】前記ガイドレール12,12は、マンホー
ル11よりも外側に蓋15が退避可能な長さを有する断
面コ字型に形成され、開口部を対向させて、タンク10
の上部のマウント部10a,10aに取り付けられてい
る。
【0008】前記蓋支持体13は、両ガイドレール1
2,12に沿って配置された側板13a,13aと、両
側板13a,13a間に架設された断面コ字型の蓋支持
板13bと、該蓋支持板13bの下部内側に設けられて
前記蓋15閉鎖時に前記マンホール11周囲のフランジ
11a下面に当接するストッパ17と、前記側板13
a,13aの外側に設けられて前記ガイドレール12の
底壁内面を転動する第1ガイドレール転動輪18と、ガ
イドレール12の側壁内面を転動する第2ガイドレール
転動輪19とを備えている。前記蓋支持板13bは、中
央部に前記シャフト14を設けている。また、蓋支持板
13bのガイドレール側面には、蓋支持板13bを横移
動させる際の把手20がそれぞれ設けられている。
【0009】このように構成された蓋装置の作動を説明
する。前記蓋15を閉めるには、前記蓋支持体13をマ
ンホール11上部に移動させて、ハンドル16を回転さ
せることにより、図4に示されるように、マンホール1
1のフランジ11a上面に前記蓋15が当接すると、蓋
支持体13が上昇し、ストッパ17がフランジ11a下
面に当接して、蓋支持体13の上昇が規制される。これ
により、蓋15が下降して、フランジ11a上面にパッ
キン15aを密着させてマンホール11を密閉する。こ
の際に、第1ガイドレール転動輪18は、蓋支持体13
の上昇に伴い前記ガイドレール12の底壁内面から離間
する。
【0010】蓋15を開けるには、ハンドル16を逆回
転すると、蓋支持体13が自重で下降を始め、前記第1
ガイドレール転動輪18が前記ガイドレール12の底壁
内面に当接し、蓋支持体13の下降が規制されて、蓋1
5がマンホール11のフランジ11aから浮き上る。蓋
15がフランジ11aから完全に離間したら、前記把手
20を押して蓋支持体13をガイドレール12,12に
沿って横移動させると、前記第1ガイドレール転動輪1
8及び前記第2ガイドレール転動輪19によって蓋支持
体13が小さな力で容易に移動し、蓋15がマンホール
11よりも外側に退避し、マンホール11が完全に開口
する。なお、蓋15の端部に合成樹脂製のカーテンを付
ければ雨の進入を防げる。
【0011】このように、蓋15を横移動させてハンド
ル16の回転によりマンホール11を開閉するから、蓋
15の開閉及び移動作業に大きな労力を必要とせず、作
業も短時間に行える。また、上方のスペースに制約され
ずに蓋15の開閉ができる。さらに、蓋15がマンホー
ル11から退避するので、マンホール11の周囲に邪魔
なものがなく、タンク10内への積み込みの自動化が可
能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマンホー
ルの蓋装置は、マンホールの両側に設けたガイドレール
に、蓋支持体を横移動可能に配設し、該蓋支持体に、下
端に蓋を上端にハンドルをそれぞれ備えたシャフトを螺
動可能に設けたので、蓋を横移動させてハンドルの回転
によりマンホールを開閉でき、蓋の開閉及び移動作業に
大きな労力を必要とせず、作業も短時間に行える。ま
た、上方のスペースに制約されずに蓋の開閉ができる。
さらに、マンホールの周囲に邪魔なものがないので、タ
ンク内への積み込みの自動化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマンホールの蓋装置の一実施形態例
を示す断面図。
【図2】 同じく平面図。
【図3】 同じく要部を示す一部切り欠き図。
【図4】 図3のIV−IV断面図。
【図5】 従来のマンホールの蓋装置の側面図。
【符号の説明】
10…タンク、11…マンホール、11a…マンホール
10のフランジ、12…ガイドレール、13…蓋支持
体、14…シャフト、15…蓋、16…ハンドル、17
…ストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールを閉鎖する蓋を備えたマンホ
    ールの蓋装置において、前記マンホールの両側に、該マ
    ンホールよりも外側に蓋が退避可能な長さのガイドレー
    ルを設け、該ガイドレールに、ガイドレール転動輪を備
    えた蓋支持体を横移動可能に配設し、該蓋支持体に、下
    端に前記蓋を上端にハンドルをそれぞれ備えたシャフト
    を螺動可能に設けるとともに、前記蓋閉鎖時に前記マン
    ホール周囲のフランジ下面に当接するストッパを設けた
    ことを特徴とするマンホールの蓋装置。
JP11135347A 1999-05-17 1999-05-17 マンホールの蓋装置 Pending JP2000327085A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114313671A (zh) * 2022-01-19 2022-04-12 广东中泽重工有限公司 一种人孔法兰盖支撑结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114313671A (zh) * 2022-01-19 2022-04-12 广东中泽重工有限公司 一种人孔法兰盖支撑结构
CN114313671B (zh) * 2022-01-19 2023-01-31 广东中泽重工有限公司 一种人孔法兰盖支撑结构

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