JP2000326953A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2000326953A
JP2000326953A JP11134706A JP13470699A JP2000326953A JP 2000326953 A JP2000326953 A JP 2000326953A JP 11134706 A JP11134706 A JP 11134706A JP 13470699 A JP13470699 A JP 13470699A JP 2000326953 A JP2000326953 A JP 2000326953A
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Yasuyo Okuyama
康代 奥山
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KOKUSAI KAMI PULP SHOJI KK
TOKKYO SHIKI KK
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KOKUSAI KAMI PULP SHOJI KK
TOKKYO SHIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不使用時には偏平に折り畳める容器を得る。 【解決手段】 頭面上部1aと頭面下部1bとに横折れ
線6を境に区画した頭面部1と、胴面部2と、底面部3
とからなる上下に連続した容器一側面4を、その側方に
縦折れ線5を境に六面を連続して並設する。各頭面下部
1bと各胴面部2との境界に横折れ線7を設け、各胴面
部2と各底面部3a〜3fとの境界に横折れ線8を設け
る。各頭面下部1aと各胴面部2との両側部に縦折れ線
5上に開き頂部5a,5bを求め横折れ線7上に中心頂
部7aを求めたV形の切り込み9をそれぞれ設けて側面
開口部10を形成する。これら六面の頭面部1と胴面部
2の横方向の両端を接着して六角の筒状部18を形成す
る。各底面部3a〜3fのうち対向する各1つの底面部
3c,3fを、底面部3cの先端に設けた接着代部14
で相互に接着する。底面部3cと接着代部14との境界
に横折れ線17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やプラスチック
シート等で形成された容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の容器は、単に四角形や六角形等の
多角形に立体的に成形された形状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに形成された容器では、中身が入っていない状態でも
立体的な形状をなしており、嵩張ってストックや運搬に
不便を来す問題点があった。
【0004】本発明の目的は、不使用時には偏平に折り
畳める容器を提供することにある。本発明の他の目的
は、上下共に立体的な形状に維持できる容器を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴
は、請求項1に記載の容器では、上下方向に連続した頭
面部と胴面部と底面部とからなる容器一側面が、その側
方に縦折れ線を境に4面以上の偶数面が連続して並設さ
れ、前記各頭面部は頭面上部と頭面下部とに横折れ線を
境に区画され、前記各頭面下部と前記各胴面部との境界
には横折れ線が設けられ、前記各胴面部と前記各底面部
との境界には横折れ線が設けられ、前記各頭面下部と前
記各胴面部の上部との両側部には前記縦折れ線上に開き
頂部を求め前記横折れ線上に中心頂部を求めた略V形の
切り込みがそれぞれ設けられて側面開口部がそれぞれ形
成され、前記各頭面上部が横に連続した連続方向の一端
と前記各胴面部の下部が横に連続した連続方向の端部に
は接着代部がそれぞれ設けられ、特定の前記底面部にも
接着代部が設けられ、前記頭面上部の前記接着代部が他
端の前記頭面上部に接着されると共に一端の前記胴面部
の前記接着代部が他端の前記胴面部に接着されて筒状部
が形成され、前記各底面部のうち対向する各1つの前記
底面部が相互に前記接着代部で接着され、前記各底面部
のうち相互に接着された接着面には横断して内向きに折
れる折れ線が設けられ、前記筒状部は前記各頭面下部と
前記各胴面部の上部との境界の前記横折れ線が内向きに
折曲げられると共に前記各頭面下部が外向きにほぼ水平
向きに張り出されて前記略V形の切り込みが相互に接近
配置され、ほぼ水平向きの前記各頭面下部の外側端部よ
り多角形をなす前記各頭面上部が鉛直方向に立設されて
いることを特徴とする。
【0006】このような容器は、使用時には、前記筒状
部を立体的な形状にすると、底部が偏平になり、かかる
状態で前記頭面上部を底部側に押圧するか、または前記
各頭面下部と前記各胴面部との境界の前記横折れ線の箇
所を絞ると、前記各頭面下部と前記各胴面部との境界の
前記横折れ線が内向きに折曲げられると共に前記各頭面
下部が外向きにほぼ水平向きに張り出されて前記V形の
切り込みが相互に接近配置され、ほぼ水平向きの前記各
頭面下部の外側端部より多角形をなす前記各頭面上部が
鉛直方向に立設されて、多角形の立体的な形状が維持さ
れることになる。
【0007】このような容器は、内部にコップ等の液密
容器を入れておくと、花瓶カバーとして使用できる。ま
た、この容器は、お菓子等の食品のパッケージ、小物入
れ、筆立て、携帯電話入れ、芳香剤や消臭剤入れ、ギフ
トボックス、ハーブや観葉植物の鉢カバー等として用い
ることができる。
【0008】また、このような容器は、不使用時には、
前記筒状部をストレートに延ばした状態で、前記各底面
部のうち相互に接着された接着面の内向きに折れる前記
折れ線を中心にして折り畳むと、偏平な状態となり、嵩
張らず、ストックや運搬に便利である。
【0009】請求項2に記載の容器では、請求項1にお
いて、前記各底面部のうち相互に接着された対向する各
1つの前記底面部で内側に位置する前記底面部は、前記
筒状部がなす多角形に形成されていることを特徴とす
る。
【0010】このようになっていると、底部の内面に前
記筒状部がなす多角形の前記底面部を平らに配置するこ
とができ、上部に各頭面部が有底筒状に存在するので、
上下共に立体的な形状に容易に維持させることができ
る。
【0011】請求項3に記載の容器では、上下方向に連
続した頭面部と胴面部と底面部とからなる容器一側面
が、その側方に縦折れ線を境に六面の偶数面が連続して
並設され、前記各頭面部は頭面上部と頭面下部とに横折
れ線を境に区画され、前記各頭面下部と前記各胴面部と
の境界には横折れ線が設けられ、前記各胴面部と前記各
底面部との境界には横折れ線が設けられ、前記各頭面下
部と前記各胴面部の上部との両側部には前記縦折れ線上
に開き頂部を求め前記横折れ線上に中心頂部を求めたV
形の切り込みがそれぞれ設けられて側面開口部がそれぞ
れ形成され、前記各頭面上部が横に連続した連続方向の
一端と前記各胴面部の下部が横に連続した連続方向の端
部には接着代部がそれぞれ設けられ、特定の複数の前記
底面部にも接着代部が設けられ、前記頭面上部の前記接
着代部が他端の前記頭面上部に接着されると共に一端の
前記胴面部の前記接着代部が他端の前記胴面部に接着さ
れて六角の筒状部が形成され、前記各底面部のうち対向
する各1つの前記底面部が相互に前記接着代部で接着さ
れ、相互に接着された前記底面部の両側に位置する各1
対の前記底面部も中央側の前記底面部の接着部分の外側
でそれぞれ前記接着代部で接着され、前記各底面部のう
ち相互に接着された各3つの接着面には横断して内向き
に折れる折れ線が設けられ、前記各底面部のうち相互に
接着された対向する中央の各1つの前記底面部で内側に
位置する前記底面部は、前記筒状部がなす六角形に形成
され、前記筒状部は前記各頭面下部と前記各胴面部の上
部との境界の前記横折れ線が内向きに折曲げられると共
に前記各頭面下部が外向きにほぼ水平向きに張り出され
て前記略V形の切り込みが相互に接近配置され、ほぼ水
平向きの前記各頭面下部の外側端部より六角形をなす前
記各頭面上部が鉛直方向に立設されていることを特徴と
する。
【0012】このような容器は、使用時には、前記筒状
部を立体的な六角形状にすると、底部が偏平になり、か
かる状態で前記頭面上部を底部側に押圧するか、または
前記各頭面下部と前記各胴面部との境界の前記横折れ線
の箇所を絞ると、前記各頭面下部と前記各胴面部との境
界の前記横折れ線が内向きに折曲げられると共に前記各
頭面下部が外向きにほぼ水平向きに張り出されて前記V
形の切り込みが相互に接近配置され、ほぼ水平向きの前
記各頭面下部の外側端部より六角形をなす前記各頭面上
部が鉛直方向に立設されて、六角形の立体的な形状が維
持されることになる。
【0013】このような容器は、内部にコップ等の液密
容器を入れておくと、横断形状が六角形の花瓶カバーと
して使用できる。また、この容器は、前述したと同様
に、お菓子等の食品のパッケージ、小物入れ、筆立て、
携帯電話入れ、芳香剤や消臭剤入れ、ギフトボックス、
ハーブや観葉植物の鉢カバー等として用いることができ
る。また、この容器の底部の内面に六角形の底面部を平
らに配置することができ、上部に各頭面部が有底筒状に
存在するので、上下共に立体的な形状に容易に維持させ
ることができる。
【0014】このような容器は、前記筒状部をストレー
トに延ばした状態で、前記各底面部のうち相互に接着さ
れた接着面の内向きに折れる前記折れ線を中心にして折
り畳むと、偏平な状態となり、嵩張らず、ストックや運
搬に便利である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図7は本発明に係る容器に
おける実施の形態の一例を示したもので、図1は本例の
容器の展開図、図2は本例の容器の伸張状態の側面図、
図3は図2の平面図、図4は図2の底面図、図5は本例
の容器の完成状態の側面図、図6は図5の平面図、図7
は図5のX−X線断面図である。
【0016】本例の容器は、一枚の紙で形成される、横
断面が六角形になっている容器に本発明を適用した例を
示したものである。この容器においては、図1に展開図
を示すように、上下方向に連続した頭面部1と胴面部2
と底面部3とからなる容器一側面4が、その左右の側方
に縦折れ線5を境に六面が連続して並設されている。六
面の頭面部1と胴面部2とは、同一形状に形成されてい
る。六面の底面部3は、形が同じものと、異なるものと
があるので、図1で右側から左側に符号を3a,3b,
3c,3d,3e,3fとして説明する。これら底面部
3a〜3fのうち、底面部3a,3b,3d,3eは、
各胴面部2の端部を一辺とした三角形になっている。底
面部3cは略台形、底面部3fは略六角形に形成されて
いる。
【0017】各頭面部1は頭面上部1aと頭面下部1b
とに横折れ線6を境に区画されている。各頭面下部1b
と各胴面部2との境界には、横折れ線7が設けられてい
る。胴面部2の底面部3との境界には、横折れ線8が設
けられている。
【0018】各頭面下部1bと胴面部2の上部との両側
部には、縦折れ線5上に開き頂部5a,5bを求め横折
れ線7上に中心頂部7aを求めた略V形の切り込み9が
それぞれ設けられて側面開口部10がそれぞれ形成され
ている。また、前記胴面部2側の縦折れ線5には、開き
頂部5bから僅かな長さのスリット5cが形成されてい
る。
【0019】前記略V形の切り込み9の開き頂部5aは
縦折れ線5上前記頭面上部1aと頭面下部1bとの境界
に設けられた横折れ線6と交叉する交点に求められ、ま
た開き頂部5b胴面部2の上部に求められ、そして前記
頭面下部1bと胴面部2との境界に設けられた横折れ線
7から開き頂部5b迄の長さが前記横折れ線7から前記
開き頂部5a迄の長さよりも長くなるように設定されて
おり、前記略V形の切り込み9は、中心頂部7aと開き
頂部5aを結ぶ斜辺9aと、中心頂部7aと開き頂部5
bを結ぶ斜辺9bとにより構成されている。そして、前
記のように構成された略V形の切り込み9が向かい合っ
て前記側面開口部10が形成されている。
【0020】更に、前記横折れ線7上に求められる中心
頂部7aの位置にあっては、後述するように、前記6面
の胴面部2のうちの一端の胴面部2を他端の胴面部2に
接着して筒上部を形成し(図2)、前記頭面上部1aと
頭面下部1bとの境界に設けられた横折れ線6を外向き
に、そして前記頭面下部1bと胴面部2との境界に設け
られた横折れ線7を内向きに折り、側面開口部10を形
成する略V形の切り込み9の斜辺9a同士を相互に接近
接触位置に配置したとき、各頭面下部1bがほぼ水平状
態に並ぶように(図6)設定されている。
【0021】各頭面上部1aが横に連続した連続方向の
一端と各胴面部2の下部が横に連続した連続方向の端部
には、長方形または台形状の接着代部11,12がそれ
ぞれ設けられている。特定の複数の底面部3b,3c,
3eにも接着代部13,14,15が設けられている。
即ち、三角形の底面部3b,3eには、その一辺に三角
形の接着代部13,15が連設されている。台形状の底
面部3cには、その広幅の底辺部に、台形状をした接着
代部14の広幅の底辺部が、広幅方向に位置を若干ずら
せて連設され、全体として略六角形をなすようになって
いる。この接着代部14の広幅方向のずらし連設によ
り、ずらし方向の両端に耳部16a,16bが突設され
ている。底面部3cと接着代部14との境界には、これ
を横切って横折れ線17が設けられている。
【0022】かかる構造の成形展開紙は、図2〜図4に
示すように、頭面上部1aの接着代部11が他端の頭面
上部1aに接着されると共に一端の胴面部2の接着代部
12が他端の胴面部2に接着されて六角の筒状部18が
形成される。また、各底面部3a〜3fのうち対向する
各1つの底面部3c,3fが相互に接着代部14で接着
され、相互に接着された底面部3c,3fの両側に位置
する各1対の底面部3a,3bと底面部3d,3eも中
央側の底面部3c,3fの接着部分の外側(下側)でそ
れぞれ接着代部13,15で接着されている。
【0023】この状態では、六角形の底面部3fは一番
内側に位置して、その連設基端側の1/2 の部分の裏面に
底面部3cの先端の接着代部14が接着され、六角形の
底面部3fを折らずに、底面部3cと接着代部14との
境界の横折れ線17で折れるようになっている。各1対
の底面部3a,3bと底面部3d,3eの接着は、底面
部3cと接着代部14との外側(下側)でそれぞれ行わ
れ、これらの接着部分は底面部3bと接着代部13との
境界の横折れ線19で折れるようになっており、また底
面部3eと接着代部15との境界の横折れ線20で折れ
るようになっている。
【0024】横折れ線17と横折れ線19と横折れ線2
0とは、図4に示すように一直線に整列した状態になっ
ている。さらに、底面部3c,3fの接着部に対して、
底面部3a,3bとの接着部と、底面部3d,3eの接
着部は、フリーになっている。
【0025】筒状部18は、各頭面下部1bと各胴面部
2との境界の横折れ線7が、図5〜図7に示すように、
内向きに折曲げられると共に各頭面下部1bが外向きに
ほぼ水平向きに張り出されてV形の切り込み9を構成す
る斜辺9aと斜辺9a及び斜辺9bと斜辺9bとが相互
に接近接触位置に配置され、ほぼ水平向きの各頭面下部
1bの外側端部より六角形をなす各頭面上部1aが鉛直
方向に立設されている。
【0026】このような容器は、内部にコップ等の液密
容器を入れておくと、横断形状が六角形の花瓶カバーと
して使用できる。また、この容器は、お菓子等の食品の
パッケージ、小物入れ、筆立て、携帯電話入れ、芳香剤
や消臭剤入れ、ギフトボックス、ハーブや観葉植物の鉢
カバー等として用いることができる。また、この容器の
底部の内面に六角形の底面部3fを平らに配置すること
ができ、上部に各頭面部1が有底筒状に存在するので、
上下共に立体的な形状に容易に維持させることができ
る。
【0027】このような容器は、筒状部18を図2に示
すストレートに延ばした状態で、各底面部3a〜3fの
うち相互に接着された接着面の内向きに折れる折れ線1
7,19,20を中心にして折り畳むと、略図2に示す
ような状態で偏平な状態となり、嵩張らず、ストックや
運搬に便利である。
【0028】上記例では、横断面が六角形の容器に本発
明を適用した例について示したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、四角形以上の偶数角形の容器に同
様に適用できるものである。
【0029】また、この容器の素材は、紙に限定される
ものではなく、プラスチックシート、或いは紙にプラス
チックが被覆されたラミネートシート等も使用すること
ができる。特に、透明や半透明のプラスチックシートを
用いて容器を形成すると、中身が見えるような容器を形
成することができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載の容器は、使用時には、
筒状部を立体的な形状にすると、底部が偏平になり、か
かる状態で頭面上部を底部側に押圧するか、または各頭
面下部と各胴面部との境界の横折れ線の箇所を絞ると、
各頭面下部と各胴面部の上部との境界の横折れ線が内向
きに折曲げられると共に各頭面下部が外向きにほぼ水平
向きに張り出されてV形の切り込みが相互に接近配置さ
れ、ほぼ水平向きの前記各頭面下部の外側端部より多角
形をなす各頭面上部が鉛直方向に立設されて、多角形の
立体的な形状を維持させることができる。このような容
器は、内部にコップ等の液密容器を入れておくと、花瓶
カバーとして使用できる。また、この容器は、お菓子等
の食品のパッケージ、小物入れ、筆立て、携帯電話入
れ、芳香剤や消臭剤入れ、ギフトボックス、ハーブや観
葉植物の鉢カバー等として用いることができる。
【0031】また、この容器は、不使用時には、筒状部
をストレートに延ばした状態で、各底面部のうち相互に
接着された接着面の内向きに折れる折れ線を中心にして
折り畳むと、偏平な状態となり、嵩張らず、ストックや
運搬に便利である。
【0032】請求項2に記載の容器は、各底面部のうち
相互に接着された対向する各1つの底面部で内側に位置
する底面部は、筒状部がなす多角形に形成されているの
で、底部の内面に筒状部がなす多角形の底面部を平らに
配置することができ、上部に各頭面部が有底筒状に存在
するので、上下共に立体的な形状に容易に維持させるこ
とができる。
【0033】請求項3に記載の容器は、使用時には、筒
状部を立体的な六角形状にすると、底部が偏平になり、
かかる状態で頭面上部を底部側に押圧するか、または各
頭面下部と各胴面部との境界の横折れ線の箇所を絞る
と、各頭面下部と各胴面部の上部との境界の横折れ線が
内向きに折曲げられると共に各頭面下部が外向きにほぼ
水平向きに張り出されてV形の切り込みが相互に接近配
置され、ほぼ水平向きの各頭面下部の外側端部より六角
形をなす各頭面上部が鉛直方向に立設されて、六角形の
立体的な形状を維持させることができる。このような容
器は、内部にコップ等の液密容器を入れておくと、横断
形状が六角形の花瓶カバーとして使用できる。また、こ
の容器は、お菓子等の食品のパッケージ、小物入れ、筆
立て、携帯電話入れ、芳香剤や消臭剤入れ、ギフトボッ
クス、ハーブや観葉植物の鉢カバー等として用いること
ができる。また、この容器の底部の内面に六角形の底面
部を平らに配置することができ、上部に各頭面部が有底
筒状に存在するので、上下共に立体的な形状に容易に維
持させることができる。
【0034】この容器は、不使用時には、筒状部をスト
レートに延ばした状態で、各底面部のうち相互に接着さ
れた接着面の内向きに折れる折れ線を中心にして折り畳
むと、偏平な状態となり、嵩張らず、ストックや運搬に
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器における実施の形態の一例で
の展開図である。
【図2】本例の容器の伸張状態の側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の底面図である。
【図5】本例の容器の完成状態の側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 頭面部 1a 頭面上部 1b 頭面下部 2 胴面部 3,3a〜3f 底面部 4 容器一側面 5 縦折れ線 5a,5b 開き頂部 5c スリット 6,7,8 横折れ線 7a 中心頂部 9 切り込み 9a,9b 斜辺 10 側面開口部 11〜15 接着代部 16a,16b 耳部 17 横折れ線 18 筒状部 19,20 横折れ線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に連続した頭面部と胴面部と底
    面部とからなる容器一側面が、その側方に縦折れ線を境
    に4面以上の偶数面が連続して並設され、前記各頭面部
    は頭面上部と頭面下部とに横折れ線を境に区画され、前
    記各頭面下部と前記各胴面部との境界には横折れ線が設
    けられ、前記各胴面部と前記各底面部との境界には横折
    れ線が設けられ、前記各頭面下部と前記各胴面部の上部
    との両側部には前記縦折れ線上に開き頂部を求め前記横
    折れ線上に中心頂部を求めた略V形の切り込みがそれぞ
    れ設けられて側面開口部がそれぞれ形成され、前記各頭
    面上部が横に連続した連続方向の一端と前記各胴面部の
    下部が横に連続した連続方向の端部には接着代部がそれ
    ぞれ設けられ、特定の前記底面部にも接着代部が設けら
    れ、前記頭面上部の前記接着代部が他端の前記頭面上部
    に接着されると共に一端の前記胴面部の前記接着代部が
    他端の前記胴面部に接着されて筒状部が形成され、前記
    各底面部のうち対向する各1つの前記底面部が相互に前
    記接着代部で接着され、前記各底面部のうち相互に接着
    された接着面には横断して内向きに折れる折れ線が設け
    られ、前記筒状部は前記各頭面下部と前記各胴面部の上
    部との境界の前記横折れ線が内向きに折曲げられると共
    に前記各頭面下部が外向きにほぼ水平向きに張り出され
    て前記略V形の切り込みが相互に接近配置され、ほぼ水
    平向きの前記各頭面下部の外側端部より多角形をなす前
    記各頭面上部が鉛直方向に立設されていることを特徴と
    する容器。
  2. 【請求項2】 前記各底面部のうち相互に接着された対
    向する各1つの前記底面部で内側に位置する前記底面部
    は、前記筒状部がなす多角形に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】 上下方向に連続した頭面部と胴面部と底
    面部とからなる容器一側面が、その側方に縦折れ線を境
    に六面の偶数面が連続して並設され、前記各頭面部は頭
    面上部と頭面下部とに横折れ線を境に区画され、前記各
    頭面下部と前記各胴面部との境界には横折れ線が設けら
    れ、前記各胴面部と前記各底面部との境界には横折れ線
    が設けられ、前記各頭面下部と前記各胴面部の上部との
    両側部には前記縦折れ線上に開き頂部を求め前記横折れ
    線上に中心頂部を求めたV形の切り込みがそれぞれ設け
    られて側面開口部がそれぞれ形成され、前記各頭面上部
    が横に連続した連続方向の一端と前記各胴面部の下部が
    横に連続した連続方向の端部には接着代部がそれぞれ設
    けられ、特定の複数の前記底面部にも接着代部が設けら
    れ、前記頭面上部の前記接着代部が他端の前記頭面上部
    に接着されると共に一端の前記胴面部の前記接着代部が
    他端の前記胴面部に接着されて六角の筒状部が形成さ
    れ、前記各底面部のうち対向する各1つの前記底面部が
    相互に前記接着代部で接着され、相互に接着された前記
    底面部の両側に位置する各1対の前記底面部も中央側の
    前記底面部の接着部分の外側でそれぞれ前記接着代部で
    接着され、前記各底面部のうち相互に接着された各3つ
    の接着面には横断して内向きに折れる折れ線が設けら
    れ、前記各底面部のうち相互に接着された対向する中央
    の各1つの前記底面部で内側に位置する前記底面部は、
    前記筒状部がなす六角形に形成され、前記筒状部は前記
    各頭面下部と前記各胴面部の上部との境界の前記横折れ
    線が内向きに折曲げられると共に前記各頭面下部が外向
    きにほぼ水平向きに張り出されて前記略V形の切り込み
    が相互に接近配置され、ほぼ水平向きの前記各頭面下部
    の外側端部より六角形をなす前記各頭面上部が鉛直方向
    に立設されていることを特徴とする容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101291710B1 (ko) * 2010-11-23 2013-07-31 현진제업주식회사 덮개 일체형 팬시 박스

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101291710B1 (ko) * 2010-11-23 2013-07-31 현진제업주식회사 덮개 일체형 팬시 박스

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