JP2000326579A - ワイヤドットプリンタ - Google Patents

ワイヤドットプリンタ

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JP2000326579A
JP2000326579A JP11136763A JP13676399A JP2000326579A JP 2000326579 A JP2000326579 A JP 2000326579A JP 11136763 A JP11136763 A JP 11136763A JP 13676399 A JP13676399 A JP 13676399A JP 2000326579 A JP2000326579 A JP 2000326579A
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JP
Japan
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print
speed
print head
carrier
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP11136763A
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English (en)
Inventor
Atsushi Ono
敦 大野
Masatsugu Shioyama
雅嗣 塩山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JP2000326579A publication Critical patent/JP2000326579A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】急激な加減速をすることなく、装置のサイズを
従来から大型化することなく、装置の振動を抑え、さら
に、印字速度に応じて駆動時条件を変更可能なワイヤド
ットプリンタを提供することにある。 【解決手段】印字ヘッドキャリアの停止位置から印字開
始位置までの距離に応じて前記印字ヘッドキャリアの移
動速度を決定することにより、その値に応じて最適な駆
動条件を設定して印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ワイヤの駆動
により印字媒体に対しドットを形成し、そのドットの集
合が文字を構成するワイヤドット式印字ヘッドの駆動制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字ヘッドキャリアの停止位置か
ら印字開始位置までの距離に応じて印字速度を可変にす
ることができる制御手段を備えたワイヤドットプリンタ
ーは、前記距離によって決定された印字速度が当該印字
ヘッドのワイヤの駆動周期上不安定な印字速度であった
場合、ドット抜けや、印字かすれ等印字品質の低下を招
いた。
【0003】例えば前記プリンターに搭載されている印
字ヘッドがキャンセル型印字ヘッドであった場合、内部
構造は図1に示すように、バネ41によって弾性支持さ
れたアマチュア42に接続された印字ワイヤ43と、前
記アマチュア42をコア44に吸引する永久磁石45
と、前記永久磁石45の磁束を打ち消す磁束を発生して
前記アマチュア42をコア44から開放するコイル46
を備え、前記コイル46に電流パルスを流すことによ
り、アマチュア42はコア44から開放され、アマチュ
ア44の先に取り付けられたワイヤ43が印字媒体を打
刻した後、再びコア44に吸引されるという繰り返し動
作によりドットが文字を構成するものである。
【0004】図2は当該印字ヘッドの最高印字速度で印
字した時の、ワイヤ変位波形(上側)と電流パルス波形
(下側)である。縦軸にワイヤ変位と電流、横軸に時間
をとっている。ワイヤ変位波形は電流パルスが印加され
ることによりコアに吸着されたアマチュアが開放され、
ワイヤの変位は図中上方に推移し、そのピーク付近でワ
イヤが印字媒体を打刻し、再びコアに吸引されるもので
ある。
【0005】このような動作の仕組みから、印字速度に
よっては、図3に示すように、連続ドット時のワイヤの
飛び出る動作タイミングが前のドットのリバウンド戻り
時と重なった場合、ワイヤの飛び出る力の一部が前記リ
バウンドの戻る力で打ち消され、ワイヤの飛び出る力が
小さくなり、ワイヤの動作が不安定となる場合があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のかか
る課題を鑑み、前記印字速度を可変にすることができる
制御手段を備えたワイヤドットプリンターにおいて、当
該印字ヘッドとって不利な前記動作タイミングとなる印
字速度の場合は、印字ヘッドの駆動条件(駆動周期と電
流パルス幅)を変更し、安定した印字を可能とする印字
ヘッドの駆動制御方法を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、印字ヘッドキャリアを左右に移動させなが
ら印字を行うワイヤドットプリンタにおいて、印字ヘッ
ドキャリアが左に移動できる左端の位置に対する印字を
行う範囲の左端までの距離(L1)および印字ヘッドキ
ャリアが右に移動できる右端の位置に対する印字を行う
範囲の右端までの距離(L2)を検出する手段と、印字
ヘッドキャリアの停止位置から印字を行う位置までの印
字ヘッドキャリアを加減速できる距離に応じて、加減速
距離が長く確保できる場合には印字ヘッドキャリアを高
速度まで加速し、加減速距離が短い場合には印字ヘッド
キャリアを低い速度とするように印字ヘッドキャリアの
移動速度を決定する速度決定手段と、前記検出手段で検
出した距離L1、L2の短い方の距離に応じて、前記速
度決定手段で印字ヘッドキャリアの移動速度を決定する
ことにより、急激な加減速をすることなく所定の加速度
で制御する制御手段とを有する構成としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0009】図4は、本実施の形態に係るワイヤドット
プリンタの印字機構の主要部を示す図である。用紙1
は、搬送モータ2、ギヤ3、搬送ローラ4により、搬送
される。印字機構部は、用紙がプラテン5上の印字位置
まで到達すると、印字ヘッド6、印字キャリア7はキャ
リア駆動用モータ8からタイミングプーリー9、印字キ
ャリア駆動用ベルト10を介して、左右フレーム11、
12に支持されたサポートレール13を軸に左右に移動
し、印字を行う。印字ヘッド6は、複数本の印字ワイヤ
を備えており、この印字ワイヤがコイルの励磁、消磁に
よりワイヤが進退させられることによって印字リボンを
介して印字媒体に打刻し、ドットマトリクス形式で印字
を行う。キャリア駆動用モータ8はパルスモータを使用
し、各層のパルスの間隔で速度制御を行う。また、パル
ス数をカウントすることにより、印字位置制御も行う。
【0010】図5は、本実施の形態に係るシリアルプリ
ンタの印字機構制御部の主要部を示す図である。印字機
構制御部は、CPU21及び速度別スルーイングテーブ
ル22(加減速時使用)、速度別印字駆動条件テーブル
23が格納されたROM24、I/Fからの受信バッフ
ァ29、印字データ編集用バッファ28のあるRAM2
7及び、制御用IC25、ドライバ26などで構成され
る。
【0011】図6は、本実施の形態に係るワイヤドット
プリンターの印字速度と電流パルス幅のフロー図であ
る。
【0012】図7は、本実施の形態に係るシリアルプリ
ンタのキャリアの加減速制御を説明する図である。
【0013】本実施例では、2段階の速度制御を行う場
合について説明する。速度別スルーイングテーブル22
には、 速度A=低速印字時の速度の加減速、定速のスルーイン
グテーブル 速度B=高速印字時の速度の加減速、定速のスルーイン
グテーブル La=速度0から速度Aまで加速、速度Aから速度0ま
で減速に必要な距離、 Lb=速度0から速度Bまで加速、速度Bから速度0ま
で減速に必要な距離 Lc=速度Aから速度Bまでの加速に必要な距離 が格納されている。
【0014】また、速度別印字駆動条件テーブル23に
は、速度A時の印字駆動周期と電流パルス幅テーブル、
速度B時の印字駆動周期と電流パルス幅テーブル、が格
納されている。
【0015】CPU21などで構成される印字制御部
は、外部装置から送られてきた文字、印字位置データ
(S1)は、インターフェース30を通じてRAM27
の受信バッファ29に格納される。各バッファに格納さ
れるデータは、2行分のデータを一回に処理する。ま
た、印字データ編集バッファ28にデータを受けわたす
と、次ぎ2行分の印字データが受信バッファ29に格納
される。受信バッファ29に格納されたデータは、印字
データ編集バッファ28でドットデータに変換される。
また、印字開始位置など編集されたドットデータから印
字範囲の左端までの距離(L1)と、印字ヘッドキャリ
アが右に移動できる右端の位置に対する印字を行う範囲
の右端までの距離(L2)は編集データより読み取る。
【0016】印字データ編集バッファ28では、下記処
理を印字データ2行分づつ行い、下記処理を行い印字速
度を決定する。La,LbをROMから印字編集バッフ
ァに読み出す。
【0017】距離L1、L2の短い方の距離(Lx)に
応じて、以下判定条件によりの速度を自動的に選択す
る。距離L1、L2の短い方の距離(Lx)<=Laま
たは、速度Aを選択する。(S3、S4) 距離L1、L2の短い方の距離(Lx)>Laの場合
は、距離L1、L2の短い方の距離(Lx)とLbの比
較を行う。(S6) 距離L1、L2の短い方の距離(Lx)<Lbならば、
速度Aを選択する。(S7、S8) 速度Aを選択した場合、ROM24より、速度Aのスル
ーイングテーブルA22を読みだし、制御用IC25に
セットする。(S10) 制御用IC25は、セットされたテーブルA22の進相
パルスをドライバ26を介してキャリア駆動用モータ8
に送る。(S10) 印字ヘッド6の駆動条件23も同様に、速度Aに合わせ
た駆動条件に変更する。(S10) 距離L1、L2の短い方の距離(Lx)>Lbならば、
速度Bを選択する。(S9) 速度Bを選択した場合、ROM24より、速度Bのスル
ーイングテーブルB22を読みだし、制御用IC25に
セットする。(S9) 制御用IC25は、セットされたテーブルB22の進相
パルスをドライバ26を介してキャリア駆動用モータ8
に送る。(S9) 印字ヘッド6の駆動条件23も同様に、速度Bに合わせ
た駆動条件に変更する。(S9) 他にも印字方向、印字開始、定位位置なども編集され
る。上記処理が終了すると、選択された速度で、印字処
理を行う。
【0018】これにより、印字ヘッドキャリアを急激な
加減速をすることなく所定の加速度で制御し、最適な駆
動条件で印字をおこなうことができる。印字ヘッドキャ
リアの加減速時に起こる装置の振動を抑えることができ
る。
【0019】本実施例では、速度を2段階しか切り替え
ていないが、同様の方法で、2段階以上の速度制御が可
能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、装置の大型化を行うこ
となく、また、印字のパターンおよび印字速度に依存せ
ずに、安定した印字品質を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 印字ヘッドの内部構成図
【図2】 ワイヤ変位波形と電流パルス波形の説明図
【図3】 ワイヤ変位波形と電流パルス波形の説明図
【図4】 印字ユニットの構成図
【図5】 印字ユニット制御部の構成図
【図6】 印字速度制御フロー図
【図7】 キャリアの加減速制御を説明する図
【符号の説明】
1:用紙、2:搬送モータ、3:ギヤ、4:搬送ロー
ラ、5:プラテン、6:印字ヘッド、7:印字キャリ
ア、8:キャリア駆動用モータ、9:タイミングプーリ
ー、10:印字キャリア駆動用ベルト、11:左フレー
ム、12:右フレーム、13:サポートレール、21:
CPU、22:速度別スルーイングテーブル、23:速
度別印字駆動条件テーブル、24:ROM、25:制御
用IC、26:ドライバ、27:RAM、28:バッフ
ァ1(I/Fからの受信用バッファ)、29:バッファ
2(印字データ編集用バッファ)、30:インターフェ
ース、41:板バネ、42:アマチュア、43:ワイ
ヤ、44:コア、45:永久磁石、46:コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドキャリアを左右に移動させなが
    ら印字を行うワイヤドットプリンタにおいて、 印字ヘッドキャリアが左に移動できる左端の位置に対す
    る印字を行う範囲の左端までの距離(L1)および印字
    ヘッドキャリアが右に移動できる右端の位置に対する印
    字を行う範囲の右端までの距離(L2)を検出する手段
    と、 印字ヘッドキャリアの停止位置から印字を行う位置まで
    の印字ヘッドキャリアを加減速できる距離に応じて、加
    減速距離が長く確保できる場合には印字ヘッドキャリア
    を高速度まで加速し、加減速距離が短い場合には印字ヘ
    ッドキャリアを低い速度とするように印字ヘッドキャリ
    アの移動速度を決定する速度決定手段と、 前記検出手段で検出した距離L1、L2の短い方の距離
    に応じて、前記速度決定手段で印字ヘッドキャリアの移
    動速度を決定することにより、急激な加減速をすること
    なく所定の加速度で制御する制御手段とを有することを
    特徴とするワイヤドットプリンタ。
JP11136763A 1999-05-18 1999-05-18 ワイヤドットプリンタ Pending JP2000326579A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083442A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Seiko Epson Corp 被移動体の駆動装置、被移動体の駆動方法およびインクジェットプリンタ
JP2012162035A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Seiko Epson Corp 記録装置、および、記録装置の制御方法
CN108621609A (zh) * 2017-03-23 2018-10-09 精工爱普生株式会社 印刷装置及控制方法

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