JP2000325752A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JP2000325752A
JP2000325752A JP11143524A JP14352499A JP2000325752A JP 2000325752 A JP2000325752 A JP 2000325752A JP 11143524 A JP11143524 A JP 11143524A JP 14352499 A JP14352499 A JP 14352499A JP 2000325752 A JP2000325752 A JP 2000325752A
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gas
deodorizing
catalyst
curtain
chamber
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Saburo Nukui
三郎 貫井
Yuji Hayashi
裕二 林
Kazuo Kanemoto
和夫 金本
Shinichi Imaoka
伸一 今岡
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RYONO ENGINEERING KK
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RYONO ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭気成分を含んだガスを光触媒との接触を充
分に行わせながら、ガスの排気抵抗を可及的に減少させ
て排気を円滑に行うことができる脱臭装置を提供する。 【解決手段】 臭気成分を含むガスを送給する送気口7
2と、ガスを排出する排出口73を有した密閉状の脱臭
室7aを形成する容器70内に、ガスの排出方向に沿う
と共に該ガスの排出を遮る縦方向に、2酸化チタンから
なる光触媒を備えて通気性を有するように形成した複数
の触媒幕75を、ガスの排出処理路6bを有して列設す
ると共に、該触媒幕75の列設方向に沿って紫外線を照
射するランプ76を設けることによりガスの脱臭を行う
ように脱臭装置を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機廃棄物処理装
置等の排気ガス処理に使用可能な、光触媒による脱臭装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、有機廃棄物からなる処理物を分
解処理させる生塵処理機は、微生物菌を有する粉等の媒
体(調整材)を混合した母材中に処理物を供給し、両者
を処理室内で攪拌混合させることにより処理物を分解処
理するようにしていると共に、処理室のガス排気口に処
理時に生ずる臭気成分を脱臭除去するための、光触媒に
よる脱臭装置を備えている。従来、この光触媒型の脱臭
装置は、臭気成分を含むガスを送給する送気口とガスを
排出する排出口を有した透明な容器内に、二酸化チタン
を固定したハニカム構造の触媒板を複数列設し、容器の
外部に設置した紫外線照射型のランプを設けた構成で、
ガスを複数の触媒板を通過させるとき光触媒作用によっ
てガス中の臭気成分を脱臭除去するものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来のよう
な構成による脱臭装置は、透明な容器内にハニカム構造
の触媒板を複数列設し、容器の外部に設置した紫外線照
射型のランプを設けた構成にしているので、ランプの光
が触媒板のハニカムの孔内を完全に照射することができ
ず、光触媒作用を充分に発揮して脱臭を良好に行うこと
ができない等の欠点があると共に、容器の外にランプを
設けているので脱臭装置が大型化する等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するために本発明による脱臭装置は、第1に、臭気成分
を含むガスを送給する送気口72と、ガスを排出する排
出口73を有した密閉状の脱臭室7aを形成する容器7
0内に、ガスの排出方向に沿うと共に該ガスの排出を遮
る縦方向に、2酸化チタンからなる光触媒を備えて通気
性を有するように形成した複数の触媒幕75を、ガスの
排出処理路6bを有して列設すると共に、該触媒幕75
の列設方向に沿って紫外線を照射するランプ76を設け
ることによりガスの脱臭を行うように構成したことを特
徴としている。
【0005】第2に、触媒幕75の先端側にランプ76
を嵌挿させる溝部7fを切欠形成し、容器70の相対向
する側から触媒幕75をランプ76に嵌挿した状態で齟
齬させるように取付固定することにより、脱臭室7a内
で一連の屈折した排気路7bを形成することを特徴とし
ている。
【0006】第3に、ガラス繊維を縦横に織り上げて通
気性を有する幕体を形成すると共に、上記ガラス繊維に
二酸化チタンを固定することにより触媒幕75を構成
し、該触媒幕75の外周を支持枠7gで支持し、該支持
枠7gを介して触媒幕75を脱臭室7a内に取付支持す
ることを特徴としている。
【0007】第4に、相隣なる複数の触媒幕75間に適
数のカラーを介装した状態で、両者に取付杆77を嵌挿
して脱臭室7a内に取付支持することを特徴としてい
る。
【0008】第5に、脱臭室7aの送気口72にオゾン
脱臭装置6の排出口63を連結してなることを特徴とし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。1は生塵等を分解処理する処理装置であ
り、廃棄される生塵等の有機廃棄物(処理物)Wを、分
解作用を促進するミネラル類からなる促進剤Sと、該促
進剤Sの媒体としてのおが粉や木材チップ或いは蕎麦殻
等の繊維質の資材からなる調整材Nとを母材として、両
者を処理室2a内で所定の温度及び湿度等のもとに攪拌
混合することによって、処理物Wを速やかに分解(分解
気化)させ消滅処理するものである。また、この実施形
態で用いる促進剤Sとしては、生物から抽出した生物ミ
ネラルをセラミックに含有せしめたホールド材(生物ミ
ネラルセラミック)を、10ミリ以下の細粒にして、こ
れを所定量だけ処理室2aに投入供給するようにしてい
る。
【0010】この処理装置1は図1〜図10に示すよう
に、平面視で長方形状の機台10の中程前側に、上記処
理物Wや母材等を上方の開口部から収容可能な箱型の容
器に形成した処理タンク2を設置固定し、該処理タンク
2内に処理物Wと母材を均一に攪拌混合する攪拌体3を
前後一対として、その回転軸30を左右のタンク側壁2
0に軸支し、該回転軸30を処理タンク2の左方におい
て、機台10とタンク側壁20を連結する取付板21に
取付固定した、駆動モータ及び減速機からなる駆動機構
22によって、図6,図12で示す矢印方向に回転駆動
させるように構成にしている。
【0011】また処理タンク2の右側上方には、コント
ロールボックス1cを取付固定し、上記駆動機構22及
び後述するミネラル水の給水装置4並びに、熱風を供給
する熱風給気機構5とガスを排出する過程で臭気成分を
除去する脱臭排気機構6aとからなる給気排気系や、温
度センサ1a,湿度センサ1b等の作動及び操作を司る
ようにしている。尚、1dはコントロールボックス1c
の側面に設置されて、処理室2a内の温度及び湿度を設
定すると共に、熱風給気機構5及び脱臭排気機構6aの
作動停止等を自動的に行わせる設定表示盤であり、1e
は上記の操作並びに運転を手動で行うことができる操作
盤であり、処理装置1の前面の右方に設置している。
【0012】そして、処理タンク2の後方には、処理物
Wの処理に伴って排出される臭気成分を含むガス(有機
ガス)をオゾンガスによって一次脱臭処理するオゾン脱
臭装置6を設置していると共に、該オゾン脱臭装置6の
上方に一次脱臭処理されたガスを光触媒によって二次脱
臭処理をして機外に排出する光触媒脱臭装置7を設けて
いる。またこれらの左方には、脱臭排気機構6aの排気
ファン60と熱風給気機構5の給気ファン50を上下に
配設していると共に、右方には前記給水装置4のミネラ
ル水発生タンク40を設置している。
【0013】また処理タンク2は、その上縁を外向きに
屈曲形成した取付ブラケット23にしており、この取付
ブラケット23上に、平面視の外形を機台10と略同形
状にしてタンク天板部26を上方に膨出形成すると共
に、該タンク天板部26に蝶番27で蓋28を回動可能
に取着した天板枠29を取付固定することにより、処理
タンク2内をタンク天板部26と蓋28で機密に閉鎖す
る処理室2aを形成するようにしている。また、上記天
板枠29の外周には上方に屈曲した取付ブラケット29
aを一体的に立設することにより、処理装置1の機枠剛
性を簡単な構成を以て向上させることができるように
し、該天板枠29に処理タンク2の周りに配置される前
記各装置や機器の取付支持を安定よく行うことができる
ようにしている。尚、28aは蓋28で開閉される投入
口である。
【0014】また上記のような機枠構造にした処理装置
1は、処理タンク2をして天板枠29を強固に支持する
支持枠を兼ねるので、カバー類を取付ける上で特別な外
枠等を不要にすることができて簡潔で廉価な構成にする
ことができる等の利点があり、天板枠29の外周に形成
した取付ブラケット29aと機台10とで、機側カバー
11を着脱可能に取付固定することができるものであ
り、天板枠29の上方は天板カバー12をタンク天板部
26と上記取付ブラケット29aに着脱可能に取着し、
これにより各装置機器を処理タンク2周囲の空間部にコ
ンパクトに纏めて覆うようにしている。
【0015】上記の如く構成した処理室2aは、その底
板2bの形状を図4,図8,図12で示すように、近接
して対向回転する一対の攪拌体3の回転軌跡の下側外周
に沿った山形の湾曲面に形成しており、両湾曲面の山形
頂部に近接した右方の側壁20に、処理室2a内の処理
温度を検知可能な温度センサ1cを取着していると共
に、上記底板2bの裏側には処理室2a内を略30℃〜
60℃の範囲で加熱可能なヒータ1fを貼設し、該ヒー
タ1fは温度センサ1a及びコントロールボックス1c
によって所望の設定温度に設定することができるもので
ある。
【0016】また処理室2aは、前後に横設した両攪拌
体3の中間上部に、前記タンク天板部26の左方側壁か
ら熱風給気機構5の給気管51を処理タンク2の略全巾
にわたって横設していると共に、該給気管51の下面略
全長に略1ミリ巾程度のスリット状の給気ノズル孔52
を穿設し、該給気ノズル孔52から熱風を底板2bの山
形の頂部に向けて、下向きのエアカーテン状に勢いよく
噴出することができるようにしている。上記熱風給気機
構5は、図5,図10に示すように上記給気ファン50
と給気管51とを連結する連結管53の中途部に天板枠
29の裏側で取付支持した給気ヒータ55を設け、給気
ファン50で送給されるエアを加熱しながら給気管51
の給気ノズル孔52から既述の如く噴出させて、処理室
2a内温度を略45℃程度の処理好適温度にさせると共
に、処理物Wの処理状態が過水分状態であるとき水分の
蒸散を促進するように構成し、またそのコントロールを
湿度センサ1bで自動的に行うことができる他、操作盤
1eで任意に手動操作してもよい。
【0017】また処理室2aの上方には、給水装置4の
給水ノズル孔41を粗間隔に複数有した給水管42を、
前記タンク天板部26の左方の側壁から前記給気管51
の奥側で近接させて平行状に横設しており、該給水管4
2を中途部に電磁作動型の切換弁43を介装してミネラ
ル水発生タンク40と連結すると共に、ミネラル水発生
タンク40の送水上手側を、例えば建物に配管されてい
る水道管45と接続させて送水するようにしている。こ
のように構成した給水装置4は、操作盤1eの操作で図
5,図12に示すように、処理室2a内の両攪拌体3の
中間部上方から各給水ノズル孔41によってミネラル水
を下向き放射方向に噴射し、攪拌中の処理物Wに対して
均一に水分を供給することができ、処理物W等が乾燥し
ている場合に、処理室2a内の湿度を速やかに上げて微
生物菌好適環境を提供し微生物の活性を促し、ミネラル
成分による処理物Wの分解処理を促進させるとができる
ものである。
【0018】また実施形態のミネラル水発生タンク40
は図10に示すように、内部の下層から水道水中の塵等
の不純物を順次除去するように、フィルタ部材層4a,
活性炭層4bを設置し、その上方に生物ミネラルを含有
したセラミック粒を多数積槽させた生物ミネラルセラミ
ック層4cを内装しており、フィルタ部材層4a,活性
炭層4bで不純物を除去した水を生物ミネラルセラミッ
ク層4cを通過させることにより促進剤となる生物ミネ
ラル成分を付与して処理室2a内に供給するようにして
いる。従って、処理物Wを処理室2a内で攪拌しながら
水分調整を行う際に、処理物の分解作用を促進する生物
ミネラルからなる促進剤を含有させたミネラル水を給水
装置で供給するので、水分の供給と共に促進剤の補給も
同時に簡単に行うことができるので、処理室内の微生物
菌好適環境を容易に維持させることができると共に、微
生物活性による処理物の分解処理を良好に行うことがで
きる等の利点がある。尚、水に対するミネラル分の付与
は上記の手段に限ることはない。また、この実施形態に
おける処理装置1は、促進剤Sとして生物ミネラルセラ
ミックを用いたが、これに限ることなく従来の特定な微
生物菌を主体にした促進剤で処理物Wを処理するものに
してもよい。
【0019】また処理室2aは、図2,図4に示すよう
にタンク天板部26の左方奥側の側壁に、前記脱臭排気
機構6aの排気ファン60に通ずる排気口61を開口し
ており、前記したように給気管51から下向きに噴出す
る給気を、攪拌体3で攪拌されている処理物Wと母材に
対し充分吹きつけさせ、微生物活性に好適な好気性環境
を速やかに提供しながら、上記排気口61より処理時に
生じた臭気を伴うガスを上方に移行させながら、新しい
給気と分離させるように的確に吸い出しを行いながら排
出することができるようにしている。
【0020】即ち、給気管51の給気ノズル孔52から
エアカーテン状に給気される熱風は、攪拌中の処理物W
に効率よく接触して処理物Wの分解作用を行ったのち
は、順次新しい熱風が送給されると共に排気ファン60
の吸い出し作用によって、給気ノズル孔52と他側に離
間した処理室2a一側上方に位置させた排気口61側
に、該新しい熱風との混合を防止されながら良好に押し
出し及び吸い出し排出されることになり、比較的狭小な
処理室2a内であっても熱風とガスとの混合を防止する
ことができるので、処理物Wの分解を可及的速やかに行
うことができると共に、処理済のガスの排出を速やかに
行って脱臭排気機構6aに的確に送給し、ここで臭気成
分を除去したのち機外に円滑に排出することができるか
ら、処理装置1の小型化を図っても大量の処理物Wを能
率よく分解処理することができる等の利点を創出する。
【0021】また図5,図8に示すように処理室2a
は、右方の側壁20の下部に処理済の処理物Wを取り出
すことができる取出口20aを形成し、該取出口20a
を側壁20の外側に開閉可能に取着した取出口蓋20b
で閉鎖しており、該取出口蓋20bの開閉操作は、コン
トロールボックス1cの下方に形成された広い空間部か
ら簡単に行うことができて、処理済の処理物Wの取り出
し排出作業を容易に行うことができるようにしている。
尚、上記取出口蓋20bの外側は、機側カバー11に取
着される口蓋カバー20cで開閉可能に覆っている。
【0022】次に、図6,図11,図12を参照し前記
攪拌体3について説明する。この攪拌体3は、回転軸3
0の両側から攪拌杆31を、先端に設けた攪拌羽根3
2,33が2条の螺旋軌跡を描くように、軸周長にわた
って粗間隔に立設していると共に、回転軸30の両側に
立設した各2本の攪拌杆31と、中央の各2本の攪拌杆
31は帯状の攪拌羽根32で連結固定し、他の中途の攪
拌杆31には短片板状の攪拌羽根33を取付固定した構
成にしている。また上記攪拌体3は、右端の攪拌杆31
の先端に攪拌羽根35を設け、取出口蓋20bを開けた
とき、取出口20aから処理済の処理物Wを攪拌羽根3
5が押し出すようにして排出を促進させることができる
ものである。
【0023】上記攪拌体3の構成により、図6に示すよ
うに両回転軸30が駆動機構22によって矢印方向に回
転されると、一対の攪拌体3は攪拌杆31及び攪拌羽根
32,33の螺旋軌跡による攪拌によって処理物Wと母
材を攪拌混合しながら、両者を平面視において処理室2
a内で矢印方向に渦流状に対流(旋回移動)させて均一
な攪拌混合を促進することができ、処理物Wの分解を向
上させることができるものである。またこの際、両側の
攪拌羽根32は帯状で底板2bの湾曲面に長く沿って近
接回転するので、旋回移動抵抗の大きい処理室2aのコ
ーナ部での処理物W等の停滞を防止しながら的確に旋回
移動と攪拌を行うことができ、また軸中央部では単独に
立設している短片の攪拌羽根33と攪拌杆31が、過水
分で粘性が高い場合に団塊状で持ち回りされようとする
処理物Wと母材のほぐし攪拌作用を促進し、またこの際
のほぐし攪拌作用を大きな抵抗を伴うことのないように
している。
【0024】次に、処理室2aの排気口61から処理時
に生ずるガスを排出する排出過程でガス中の臭気成分を
除去する、一次脱臭処理用のオゾン脱臭装置6と二次脱
臭処理用の光触媒脱臭装置7等からなる脱臭排気機構6
aについて説明する。先ず、図9,図10,図13に示
すようにオゾン脱臭装置6は、処理室2aから排出され
臭気成分を含むガスを送給する送気口62と、脱臭され
たガスを排出する排出口63を有する方形状の箱型密閉
状のタンク65内に、曝気用の水を中途部まで貯溜し水
面の上部に空間部を形成すると共に、前記排気ファン6
0に通じガスを送り込む送気口62に連結した送気管6
6と、エアーポンプ67aを備えたオゾン発生器67に
通じオゾンガスを送給するオゾン管68を、貯溜水内の
上下に所定の気泡拡散間隔を有して重合させるように設
けている。
【0025】上記送気管66は、円筒管の中心部の下側
に噴出孔66aを管方向に複数穿設すると共に、該中心
部の噴出孔66aの両側で近接させた放射方向位置に、
同様な噴出孔66aを管方向に複数穿設し、図13で示
すようにガスを送気管66の下面の中心部並びにその側
方から小さな気泡で噴出させると共に、このガス気泡を
送気管66の両側に略均等に拡散しながら、水中での滞
留時間を可及的に長くすることができるようにしてい
る。
【0026】また、オゾン管68は管全周長に数10ミ
クロン程度の微細孔を形成することができる焼結金属管
を用いることにより、オゾンガスを管全周長の微細孔か
ら微小な気泡として均一に発生送出させるようにして、
水中でのオゾン気泡の速やかな上昇を抑制し水中滞留時
間を長くすることができ、上記ガス気泡の全体に対して
均等に長時間にわたって曝気作用を行うことを可能にし
て、オゾンガスによるガス中の臭気成分を効率よく分解
することができるようにしている。
【0027】また、上記タンク65内の水面上に形成さ
れる空間部には、側壁65aの相対向する側から板状の
仕切板69を上下に齟齬させて突設させて空間部を仕切
ると共に、各仕切板69の先端に側壁65aとの間に屈
折した排出処理路6bを形成することにより、水面から
排出口63に至る上下の高さが低い狭小な一連の屈折す
る排出処理路6bを形成するようにしている。この構成
によって、ガス気泡とこれと混合するオゾンガス気泡の
上昇による泡立ちによって、水面に激しく生ずる波立ち
や飛沫を水面に近接させた下段の仕切板69が裏面で受
けて抑制し、これによって大きな気泡が排出処理路6b
側に直接的に移行することを防止して、水面上の空間部
でのオゾンガスとの反応を促進させると共に、飛沫水分
が排出処理路6bに至ることを的確に防止することがで
きるものである。
【0028】また、水中で微小な気泡のオゾンガスと混
合して曝気されたガスは、臭気成分を大幅に除去される
ことができると共に、処理室2a内で過剰乾燥処理され
た処理物Wや母材が粉末状になった場合に、排気ファン
60によってガス中に微量に混在して送出される塵埃
も、曝気作用によって水中で良好に除去することができ
るので、排出処理路6bには塵埃を除去されたガスが移
行することになり、該ガスが後述する触媒幕75等を汚
染したり目詰まり等をさせることを、良好に防止するこ
とができるものである。次いで、水面上から上昇したガ
スとオゾンガスは混流状態となって、屈折した狭小な排
出処理路6bを流路を変更されながら時間をかけて移動
するので、在来のオゾン脱臭排気機構のように水面の空
間部から排出口63に直接的に排出させることがないか
ら、ガス中に残留する臭気成分を更に分解させることが
できると共に、オゾンを充分に減衰させて消滅すること
ができる等の利点がある。
【0029】また、この実施形態ではオゾン脱臭装置6
内に収容する水は、前記給水装置4のミネラル水発生タ
ンク40で製造されるミネラル水を、給水管42から分
岐させた給水管47を介して定量給水して貯溜させるよ
うにしているので、ミネラル成分を有する水の給水構造
を、処理室2aの給水装置4のものと兼用利用して簡単
且つ廉価にすることができると共に、生物ミネラル成分
による浄水作用で貯溜水を長期間にわたって清浄に維持
させることができる等の利点がある。
【0030】次に、図9,図14〜図16を参照し光触
媒脱臭装置7について説明する。この光触媒脱臭装置7
は、上方を開口した長方形の箱型の容器70に、その開
口部を取付ネジ等の適宜な固定具によって開閉可能にす
る蓋板71を設けて密閉状の脱臭室7aを形成し、該脱
臭室7aの排気方向上手側に前記オゾン脱臭装置6の排
出口63と連結する送気口72を設けると共に、他側に
脱臭されたガスを排出する排出口73を機外に向けて開
設している。また、脱臭室7a内には、2酸化チタンに
よる光触媒を備えながら通気性を有する触媒幕75を、
ガスの排気方向に沿って縦方向に遮りながら所定巾の排
気路7bを形成すべく複数列設すると共に、光触媒の触
媒作用を生じさせる紫外線照射型の棒状の2本のランプ
76を、上記蓋板71の裏側長手方向で取付ブラケット
に垂設されたソケット部76aによって着脱可能に両端
支持し、脱臭室7a内の中央部に収容設置するようにし
ている。
【0031】同図で示す触媒幕75は、図16(B)に
示す如く二酸化チタンをガラス繊維に予めコーテング或
いは焼成等の固定手段で光触媒を備えたガラス繊維に
し、これを所定の太さに束ねて縦糸7cと横糸7dにし
て、縦横に織り上げた縦糸7cと横糸7dによって通気
可能な間隙7eを全面に設けたフィルタ状の幕体にして
いると共に、幕体の横巾を略脱臭室7a巾と略同じに
し、且つ縦巾を脱臭室7aの縦巾より短くして内壁面と
の間に排気路7bを形成するようにしている。そして図
示例の触媒幕75は、蓋板71に取着される2本のラン
プ76に対し、偏平板状の幕体の先端側を一側から嵌挿
させる溝部7fを切欠形成し、その外周を両側から支持
枠7gで挟んだ状態で取付ネジ7hによって締着支持し
ていると共に、支持枠7gの基部側を以下の取付構造に
よって蓋板71及び容器70側に互いに等間隔で立設支
持すると共に、蓋板71の閉鎖状態で相対向する触媒幕
75が2本のランプ76に嵌挿した状態で齟齬させるよ
うに取付固定することにより、脱臭室7a内で一連の屈
折した排気路7bを簡単に形成することができるように
している。
【0032】上記触媒幕75の取付構造は、蓋板71及
び容器70の底部に着脱可能に支持した2本の取付杆7
7と、該取付杆77に挿脱可能に嵌挿される複数の間隔
調節用のカラー78と、取付杆77の両端に形成される
ネジ部に螺挿するナット79等とからなり、また触媒幕
75の基部の両側に2本の取付杆77に挿脱可能に嵌挿
する取付孔を形成した構成にしている。この構成によっ
て図示例の触媒幕75は、取付杆77に嵌挿された相隣
なる触媒幕75間に、3個のカラー78を嵌挿した状態
で、両端のナット79を締着することにより複数の触媒
幕75を略等間隔に立設支持し、上記の相隣なる触媒幕
75の中央部に、対向する触媒幕75を各設置するよう
に齟齬させて設けることにより前記排気路7bを一連に
形成している。また、排気路7bは、カラー78の長さ
を変えるか或いは触媒幕75間のカラー78の数を増減
することにより、触媒幕75の間隔を簡単に変更するこ
とができるので、要求される脱臭能力や脱臭室7aの大
きさに適応させた光触媒脱臭装置7を簡潔な構成を以て
廉価に製作することができる等の利点がある。
【0033】従って、上記のように構成した光触媒脱臭
装置7は、密閉された脱臭室7a内で蓋板71側と容器
70側から立設させた通気性を有する触媒幕75を複数
コンパクトに纏めて列設した構成にしていると共に、複
数段に屈折させた排気路7bを形成し、ランプ76を脱
臭室7aの中心部に設置しているため、ランプ76から
照射される光を各触媒幕75は効率よく受けて光触媒作
用を活性化させることができる。従って、この状態で送
気口72から送り込まれるガスは、排気路7bを通ると
き各触媒幕75を迂回しながら光触媒との接触を充分に
繰り返され、また触媒幕75の通気性によってガスは、
前記隙間7eを横断通過したりガラス繊維そのものの間
を通過するので、ガスの排気抵抗を可及的に減少させる
ことができるものでありながら、ガスの光触媒との接触
を良好に行わせることができるから、ガス中の臭気成分
の光触媒作用による分解を増進させることができて、臭
気成分を除去したガスを機外に向けて速やかに排出する
ことができるものである。
【0034】またこの際、光触媒脱臭装置7は排気方向
上手側にオゾン脱臭装置6を備え、一次脱臭を行ったの
ち二次脱臭を行う構成にしていることにより、オゾン脱
臭装置6によって臭気成分を低減させ塵埃等が除去され
た状態で送給されるガスは、触媒幕75を汚染したり塵
埃を詰まらせたりすることを防止することができて、触
媒幕75のガス脱臭処理能力が向上するので、排気速度
を上げることができたり、光触媒脱臭装置7の小型化を
容易にすることができる等の利点がある。
【0035】そして、ランプ76や触媒幕75の交換や
洗浄等のメンテナンス作業を行う場合に、溝部7fを形
成した触媒幕75を有する光触媒脱臭装置7は、蓋板7
1を図14に示すように上方に持ち上げるだけで、蓋板
71側の触媒幕75並びにランプ76を一緒に取り出す
ことができると共に、脱臭室7a内を開放することがで
きるので、ランプ76や触媒幕75のメンテナンス作業
を能率よく簡単に行うことができる。また、触媒幕75
はその外周を支持枠7gで支持しているので、上記のよ
うな取付支持を簡単に行うことができると共に、ガスの
流速等によっても布状に織った幕体が揺れ動くことなく
接触や振動による摩損等を良好に防止することができ
て、触媒幕75の耐久性を向上させることができるもの
である。
【0036】次に、以上のように構成した処理装置1に
よる処理物Wの処理の態様について説明する。先ず、処
理室2a内に収容した所定量の促進剤Sと調整材Nから
なる母材中に処理物Wを供給し、ヒータ1fをONして
処理室2a内を45℃程度の処理温度にした状態で攪拌
体3を作動すると共に、湿度センサ1aの検知指示によ
り処理室2a内水分量を略60〜70%程度になるよう
に、給水装置4の操作でミネラル水の供給によって水分
調整を行う。これにより、処理物Wと母材は図6に示す
ように一対の攪拌体3で矢印方向に対流しながら攪拌さ
れて良好に混合しながら、促進剤Sによる微生物の好適
増殖環境を創出することができ処理物Wの分解が促進さ
れる。
【0037】このとき上記のようにこうした給水装置4
は水分調整を行う際に、図5,12に示すように、各給
水ノズル孔41から両攪拌体3の中間部上方から下向き
放射方向にミネラル水を噴射し、攪拌中の処理物Wに対
して均一に水分を供給することができるので、処理室2
a内の湿度を速やかに上げることができて微生物菌好適
環境を創出し微生物活性をさせると共に、ミネラル成分
による処理物Wの分解処理を促進することができる。
【0038】また、熱風給気機構5は、湿度センサ1b
が処理室2a内の湿度が設定値よりも高いことを検知す
ると作動されて、給気管51のスリット状に穿設した給
気ノズル孔52から、熱風を一対の攪拌体3の間にエア
カーテン状に給気するので、両側の攪拌体3でばらばら
に攪拌分離された状態の処理物Wや母材に対し、熱風を
的確に吹きつけて効率よく接触させることができ、処理
室2a内の水分蒸発を盛んにして排気口61から水分や
臭気成分を含んだガスを排出させるので、所定の湿度維
持を常に速やかに行うことができ、微生物の活性に好適
な所定温度と湿度に維持させて処理物Wの分解作用を促
進させることができ、処理物Wの分解処理を可及的に短
時間で行わせることができる。
【0039】また、処理室2aには順次新しい熱風が送
給されると共に、給気ノズル孔52の他側に設けた排気
口61から、排気ファン60の吸い出し作用によって、
ガスを熱風との混合を防止しながら速やかに排出するこ
とができるので、処理室2a内に処理済のガスが停滞す
ることなく好気性環境に良好に維持されると共に、処理
室2aから排出したガスは、脱臭排気機構6aのオゾン
脱臭装置6に送給し、ここで一次脱臭処理を行ったのち
光触媒脱臭装置7による二次脱臭処理を行って、無臭状
態にしたガスを機外に円滑に排出するものである。
【0040】上記のようしてオゾン脱臭装置6に至った
ガスは、送気管66によってその下面の中心部並びに側
方から小さな気泡で噴出させると共に、このガス気泡を
送気管66の両側に略均等に拡散しながら水中での滞留
時間を長くされること、及びオゾン管68が管全周長の
微細孔から微小な気泡を均一に送出させるので、オゾン
ガスの水中での滞留時間を長くしてガス気泡の全体に対
して均等に長時間にわたる曝気作用を良好に行うことが
でき、オゾンガスによるガス中の臭気成分の分解を効率
よく行うと共に、ガス中に混在した塵埃も曝気作用によ
って水中で良好に除去することができる。
【0041】また、オゾン脱臭装置6は水面上の空間部
に、仕切板69を上下に齟齬させて屈折した排出処理路
6bを形成しているので、ガスやオゾンガスによる曝気
時の激しい波立ちや飛沫を仕切板69が的確に抑制する
ことができ、排出処理路6b内への水分の侵入を防止し
ながら、両ガスを排出処理路6b内で時間をかけて迂回
移動させることで、ガス中に残留する臭気成分の分解を
促進し、またオゾンを消滅することができることにな
る。従って、次位で行われる光触媒脱臭装置7での脱臭
負荷を軽減し、その脱臭処理能力の向上及び装置の小型
化を図ることができる等の利点もある。
【0042】次いで、オゾン脱臭装置6から送給される
ガスは、光触媒脱臭装置7が脱臭室7a内で蓋板71側
と容器70側から立設させた通気性を有する触媒幕75
を複数列設し、複数段に屈折させた排気路7bを形成し
ていると共に、紫外線を照射するランプ76を脱臭室7
aの中心部に設置した構成にしているので、ランプ76
で照射される光を各触媒幕75は効率よく受けて光触媒
作用を活性化された状態にあり、この状態で送気口72
から送り込まれるガスは、排気路7bを通るとき各触媒
幕75を迂回しながら光触媒との接触を充分に行われ、
また触媒幕75の通気性によってガスはその隙間7eや
ガラス繊維そのものの間を通過することもできるので、
ガスの排気抵抗を可及的に減少させることができて排気
を円滑に行うことができると共に、ガスの光触媒との直
接的な接触を良好に行わせることができるから、ガス中
の臭気成分の光触媒作用による分解を増進させて臭気成
分を除去したガスを機外に良好に排出することができる
ものである。
【0043】またこの際、光触媒脱臭装置7は排気方向
上手側にオゾン脱臭装置6を備え、一次脱臭を行ったの
ち二次脱臭を行う構成にしていることにより、オゾン脱
臭装置6によって塵埃等が除去され臭気成分を低減した
状態で送給されるガスは、触媒幕75を汚染したり塵埃
を詰まらせたりすることを防止することができると共
に、ガスの処理能力が向上するので排気速度を上げるこ
とができたり、装置の小型化を容易にすることができる
等の利点がある。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上のような脱臭装置にしたこ
とにより次のような効果を奏する。臭気成分を含んだガ
スは、光触媒脱臭装置が脱臭室内で通気性を有する触媒
幕を複数列設して屈折させた排気路を形成すると共に、
紫外線を照射するランプを脱臭室内に設置した構成にし
ているので、ランプで照射される光を各触媒幕は効率よ
く受けて触媒幕の光触媒作用を均一に活性化されて、ガ
スが排気路を通るとき各触媒幕を迂回しながらまた触媒
幕の通気性によって、光触媒との直接的な接触を充分に
行わせることができるから、光触媒作用による臭気成分
の分解を増進させて臭気成分を良好に除去することがで
きる。また、ガスの排気抵抗を可及的に減少させること
ができ、排気を円滑に行うことができる。
【0045】また、上記光触媒脱臭装置は、オゾン脱臭
装置によるガスの一次脱臭を行ったのちに二次脱臭を行
わせるようにしたので、塵埃等が除去され臭気成分を低
減したガスを触媒幕に接触させて光脱臭処理するので、
触媒幕の詰まりや汚染を良好に防止することができると
共に、ガスの処理能力が向上するので排気速度を上げた
り、装置の小型化を容易にすることができる。
【0046】また、相隣なる複数の触媒幕間に適数のカ
ラーを介装した状態で、両者に取付杆を嵌挿して脱臭室
内に取付支持したことにより、触媒幕の間隔をカラーの
長さやカラーの数を変更することで排気路を簡単に調節
することができ、脱臭能力や脱臭室の大きさに適応させ
た光触媒脱臭装置を、簡潔な構成を以て能率よく廉価に
製作することができる。
【0047】また触媒幕は、ガラス繊維で通気性を有す
ると共にガラス繊維に二酸化チタンを固定する幕体で形
成することにより、光触媒用の触媒幕を簡単に形成する
ことができると共に、ガスと光触媒との接触を良好に行
わせることができるので脱臭を効率よく行うことができ
る。また、可撓性を有する触媒幕は、その外周を支持枠
で支持した状態で脱臭室内に簡単に安定よく取付支持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる処理装置の正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の左側面図。
【図4】図1の側断面図。
【図5】図1の正断面図。
【図6】図1の平断面図。
【図7】図1の左側の構成を示す側面図。
【図8】図1の右側の構成を示す側面図。
【図9】図1の後側の構成を示す背面図。
【図10】処理装置の各装置機器の構成を示す系統図。
【図11】(A)は攪拌体の正面図。(B)は(A)の
側面図。
【図12】処理室内の作用を示す断面図。
【図13】(A)はオゾン脱臭装置の構成を示す正断面
図。(B)は(A)の作用を示す側断面図。
【図14】(A)は光触媒脱臭装置の蓋板を外した状態
の斜視図。
【図15】光触媒脱臭装置の構成を示す正断面図。
【図16】(A)は図15の側断面図。(B)は触媒幕
の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1 処理装置 2 処理タンク 2a 処理室 3 攪拌体 4 給水装置 5 熱風給気機構 6 オゾン脱臭装置 6a 脱臭排気機構 6b 排出処理路 7 光触媒脱臭装置 7a 脱臭室 7b 排気路 7g 支持枠 40 ミネラル水発生タンク 51 給気管 52 給気ノズル孔 62 送気口 63 排出口 65 タンク 66 送気管 67 オゾン発生器 68 オゾン管 69 仕切板 70 容器 71 蓋板 72 送気口 73 排出口 75 触媒幕 76 ランプ 77 取付杆 78 カラー 79 ナット M ミネラル水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 35/02 (72)発明者 金本 和夫 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町560番地 3 菱農エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 今岡 伸一 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町560番地 3 菱農エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4D002 AB02 BA14 CA06 DA35 DA51 EA01 EA05 GA02 GA03 GB03 4D048 AA22 AB01 AC07 BA07X BA13X BA41X BB08 BB12 BB18 CA01 CC38 CC52 DA02 DA06 EA01 4G069 AA03 AA11 BA04A BA04B BA14A BA14B BA48A CA04 CA17 EA09 EE07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臭気成分を含むガスを送給する送気口
    (72)と、ガスを排出する排出口(73)を有した密
    閉状の脱臭室(7a)を形成する容器(70)内に、ガ
    スの排出方向に沿うと共に該ガスの排出を遮る縦方向
    に、2酸化チタンからなる光触媒を備えて通気性を有す
    るように形成した複数の触媒幕(75)を、ガスの排出
    処理路(6b)を有して列設すると共に、該触媒幕(7
    5)の列設方向に沿って紫外線を照射するランプ(7
    6)を設けることによりガスの脱臭を行うように構成し
    た脱臭装置。
  2. 【請求項2】 触媒幕(75)の先端側にランプ(7
    6)を嵌挿させる溝部(7f)を切欠形成し、容器(7
    0)の相対向する側から触媒幕(75)をランプ(7
    6)に嵌挿した状態で齟齬させるように取付固定するこ
    とにより、脱臭室(7a)内で一連の屈折した排気路
    (7b)を形成する請求項1の脱臭装置。
  3. 【請求項3】 ガラス繊維を縦横に織り上げて通気性を
    有する幕体を形成すると共に、上記ガラス繊維に二酸化
    チタンを固定することにより触媒幕(75)を構成し、
    該触媒幕(75)の外周を支持枠(7g)で支持し、該
    支持枠(7g)を介して触媒幕(75)を脱臭室(7
    a)内に取付支持する請求項1又は2の脱臭装置。
  4. 【請求項4】 相隣なる複数の触媒幕(75)間に適数
    のカラーを介装した状態で、両者に取付杆(77)を嵌
    挿して脱臭室(7a)内に取付支持する請求項1又は2
    又は3の脱臭装置。
  5. 【請求項5】 脱臭室(7a)の送気口(72)にオゾ
    ン脱臭装置(6)の排出口(63)を連結してなる請求
    項1又は2又は3又は4の脱臭装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272825A (ja) * 2001-03-14 2002-09-24 Mayekawa Mfg Co Ltd オゾン水による医療・高齢者施設の殺菌及び脱臭方法とその装置
KR20030030158A (ko) * 2001-10-08 2003-04-18 (주)서울필텍엔지니어링 오염된 공기의 악취와 휘발성 유기물질 처리장치
CN106215648A (zh) * 2016-09-30 2016-12-14 苏州海思乐废气处理设备有限公司 一种易安装的废气净化装置
CN106215659A (zh) * 2016-09-30 2016-12-14 苏州海思乐废气处理设备有限公司 一种等离子废气处理器
CN106215641A (zh) * 2016-09-30 2016-12-14 苏州海思乐废气处理设备有限公司 一种高温废气用等离子净化机构
CN110215808A (zh) * 2019-03-28 2019-09-10 深圳市建筑设计研究总院有限公司 异味处理装置

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