JP2000324173A - コンピュータ・ネットワーク電話 - Google Patents
コンピュータ・ネットワーク電話Info
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- server
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/487—Arrangements for providing information services, e.g. recorded voice services or time announcements
- H04M3/493—Interactive information services, e.g. directory enquiries ; Arrangements therefor, e.g. interactive voice response [IVR] systems or voice portals
- H04M3/4931—Directory assistance systems
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J15/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
- B41J15/04—Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
- B41J15/042—Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for loading rolled-up continuous copy material into printers, e.g. for replacing a used-up paper roll; Point-of-sale printers with openable casings allowing access to the rolled-up continuous copy material
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J15/06—Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles characterised by being applied to printers having stationary carriages
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/407—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/407—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
- B41J3/4075—Tape printers; Label printers
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2201/00—Electronic components, circuits, software, systems or apparatus used in telephone systems
- H04M2201/40—Electronic components, circuits, software, systems or apparatus used in telephone systems using speech recognition
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M7/00—Arrangements for interconnection between switching centres
- H04M7/006—Networks other than PSTN/ISDN providing telephone service, e.g. Voice over Internet Protocol (VoIP), including next generation networks with a packet-switched transport layer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S379/00—Telephonic communications
- Y10S379/902—Auto-switch for an incoming voice data, or fax telephone call, e.g. comp/fax/tel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 インターネット・サーバ上の音声認識エンジ
ンおよびIPアドレス・データベースを使用して、コン
ピュータ・ネットワークIP電話を接続するための方法
および装置を提供する。 【解決手段】 IP電話から音声認識サーバへの音声チ
ャネルをオープンするステップと、この音声チャネルを
介して発呼者から音声認識サーバへ送られた発話入力か
ら受信者の名前を判定するステップと、IPアドレス・
データベースからこの判定された受信者の名前に対応す
るIPアドレスを決定するステップと、このデータベー
スからデータ・チャネルをオープンし、電話の1つまた
は他のものにこのIPアドレスを送るステップと、この
他のIP電話との接続を確立するために、このIPアド
レスを使用して、前記1つまたは他のIP電話上で論理
を経路指定するステップからなる。
ンおよびIPアドレス・データベースを使用して、コン
ピュータ・ネットワークIP電話を接続するための方法
および装置を提供する。 【解決手段】 IP電話から音声認識サーバへの音声チ
ャネルをオープンするステップと、この音声チャネルを
介して発呼者から音声認識サーバへ送られた発話入力か
ら受信者の名前を判定するステップと、IPアドレス・
データベースからこの判定された受信者の名前に対応す
るIPアドレスを決定するステップと、このデータベー
スからデータ・チャネルをオープンし、電話の1つまた
は他のものにこのIPアドレスを送るステップと、この
他のIP電話との接続を確立するために、このIPアド
レスを使用して、前記1つまたは他のIP電話上で論理
を経路指定するステップからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・ネ
ットワーク電話に関する。詳細には、コンピュータ・ネ
ットワーク上にある複数のネットワーク電話の接続に関
する。
ットワーク電話に関する。詳細には、コンピュータ・ネ
ットワーク上にある複数のネットワーク電話の接続に関
する。
【0002】
【従来の技術】本来はコンピュータ・データの伝送が目
的であったコンピュータ・ネットワーク、具体的に言う
とインターネットは、近年、即時電話通信を提供するよ
うに開発されてきた。電話通信に関するインターネット
の一番の魅力は、従来の電話または普通の従来型電話シ
ステム(POTS)に比べて低料金であるという点にあ
る。多くのインターネット・ユーザは、ローカル電話回
線を介したアクセス・プロバイダへのダイヤルアップ接
続を備えているため、このようなユーザは、ログオン時
の市内電話料金を支払うだけでよい。アクセス・プロバ
イダによって、月極めで課金するものや接続時間を基準
に課金するものがある(両方の場合もある)。ただし一
般には、ネットワークを介した実際のデータ転送に関し
ては無料である。その結果、インターネットを介した国
際電話の事実上のコストは、同じ通話時間のアクセス・
プロバイダへのローカル電話のそれよりも安くなり得
る。さらに、インターネットの完全なデジタル性によ
り、従来の電話回線網に比べて潜在的に高い機能性(た
とえば電話会議など)を提供することができる。インタ
ーネット電話については、「Dial 1-800-Internet」、B
yte Magazine、1996年2月、83〜88ページ、および「Nat
tering On」、New Scientist、1996年3月2日、38〜40ペ
ージで調査されている。
的であったコンピュータ・ネットワーク、具体的に言う
とインターネットは、近年、即時電話通信を提供するよ
うに開発されてきた。電話通信に関するインターネット
の一番の魅力は、従来の電話または普通の従来型電話シ
ステム(POTS)に比べて低料金であるという点にあ
る。多くのインターネット・ユーザは、ローカル電話回
線を介したアクセス・プロバイダへのダイヤルアップ接
続を備えているため、このようなユーザは、ログオン時
の市内電話料金を支払うだけでよい。アクセス・プロバ
イダによって、月極めで課金するものや接続時間を基準
に課金するものがある(両方の場合もある)。ただし一
般には、ネットワークを介した実際のデータ転送に関し
ては無料である。その結果、インターネットを介した国
際電話の事実上のコストは、同じ通話時間のアクセス・
プロバイダへのローカル電話のそれよりも安くなり得
る。さらに、インターネットの完全なデジタル性によ
り、従来の電話回線網に比べて潜在的に高い機能性(た
とえば電話会議など)を提供することができる。インタ
ーネット電話については、「Dial 1-800-Internet」、B
yte Magazine、1996年2月、83〜88ページ、および「Nat
tering On」、New Scientist、1996年3月2日、38〜40ペ
ージで調査されている。
【0003】パケット・ネットワークを介した音声信号
の伝送については、たとえばD.Cohen著「Using Local A
rea Networks for Carrying Online Voice」13〜21ペー
ジ、P.Ravasio、R.Marcogliese、およびR.Novarese共著
「Voice Transmission Overan Ethernet Backbone」39
〜65ページ、「Local Computer Networks」(P.Ravasi
o、G.Hopkins、およびN.Naffah共著、ノースホランド、
1982年)、および英国特許第2283252号に記
載されている。このような方式の基本原則は、第1のコ
ンピュータが、一定速度(たとえば8kHz)で音声入
力信号をデジタル方式でサンプリングすることである。
次いでいくつかのサンプルが1つのデータ・パケットに
アセンブルされて、ネットワークを介して第2の端末に
伝送され、これがその後これらのサンプルを再度8kH
zの一定速度でスピーカまたは同等の装置に送って再生
する。インターネットを介した音声伝送は、LAN(実
際、インターネット伝送パスの一部となっていることが
ある)を介した伝送とほぼ同じであるが、インターネッ
ト上で使用可能な予備帯域幅が少ない傾向がある。その
結果、インターネット電話は通常、送信側で音声信号を
圧縮し、その後受信側でこれを圧縮解除する。
の伝送については、たとえばD.Cohen著「Using Local A
rea Networks for Carrying Online Voice」13〜21ペー
ジ、P.Ravasio、R.Marcogliese、およびR.Novarese共著
「Voice Transmission Overan Ethernet Backbone」39
〜65ページ、「Local Computer Networks」(P.Ravasi
o、G.Hopkins、およびN.Naffah共著、ノースホランド、
1982年)、および英国特許第2283252号に記
載されている。このような方式の基本原則は、第1のコ
ンピュータが、一定速度(たとえば8kHz)で音声入
力信号をデジタル方式でサンプリングすることである。
次いでいくつかのサンプルが1つのデータ・パケットに
アセンブルされて、ネットワークを介して第2の端末に
伝送され、これがその後これらのサンプルを再度8kH
zの一定速度でスピーカまたは同等の装置に送って再生
する。インターネットを介した音声伝送は、LAN(実
際、インターネット伝送パスの一部となっていることが
ある)を介した伝送とほぼ同じであるが、インターネッ
ト上で使用可能な予備帯域幅が少ない傾向がある。その
結果、インターネット電話は通常、送信側で音声信号を
圧縮し、その後受信側でこれを圧縮解除する。
【0004】いくつかのPOTS用音声ディレクトリが
知られている。Wildfireは、「拡張音声制御電子アシス
タント(Advanced Voice-Controlled Electronic Assis
tant)」である。これは、Wildfireシステムへの接続を
有する電話を呼び出したい場合に電話番号を口で伝える
ことが可能であり、このWildfireシステムは、要求され
た電話番号への転送を実行することが可能な「音声ダイ
ヤラ」としての動作を含めて、様々な機能を有する。ユ
ーザは日常的に使用する150までの電話番号に「会
社」、「家」、「ビル」などの「ニックネーム」を設定
し、Wildfireにたとえば「ビルに電話」と頼むだけです
ませることができる。WildfireはIP電話ベースの製品
ではないため、1つのディレクトリに膨大な数の名前を
入れることはできない。さらにこれは、接続専用のブラ
ンチ交換機を使用する企業内部ディレクトリである。詳
細については、http://www4.wildfire.comを確認された
い。
知られている。Wildfireは、「拡張音声制御電子アシス
タント(Advanced Voice-Controlled Electronic Assis
tant)」である。これは、Wildfireシステムへの接続を
有する電話を呼び出したい場合に電話番号を口で伝える
ことが可能であり、このWildfireシステムは、要求され
た電話番号への転送を実行することが可能な「音声ダイ
ヤラ」としての動作を含めて、様々な機能を有する。ユ
ーザは日常的に使用する150までの電話番号に「会
社」、「家」、「ビル」などの「ニックネーム」を設定
し、Wildfireにたとえば「ビルに電話」と頼むだけです
ませることができる。WildfireはIP電話ベースの製品
ではないため、1つのディレクトリに膨大な数の名前を
入れることはできない。さらにこれは、接続専用のブラ
ンチ交換機を使用する企業内部ディレクトリである。詳
細については、http://www4.wildfire.comを確認された
い。
【0005】別のPOTS音声ディレクトリであるViaV
oice Directory Diallerは、発呼者に相手の名前を入力
するように指示し、名前が重複した場合はより詳しい情
報を要求し、その呼をその人物の名前に対応する番号に
転送する。現在250,000までの名前をサポートし
ている。これはIP電話ベースの製品ではなく、会社ま
たは内部電話回線網に設けられた専用のブランチ交換機
を使用する。詳細については、http://www.software.ib
m.com/speech/overview/business/direct.htmlを確認さ
れたい。
oice Directory Diallerは、発呼者に相手の名前を入力
するように指示し、名前が重複した場合はより詳しい情
報を要求し、その呼をその人物の名前に対応する番号に
転送する。現在250,000までの名前をサポートし
ている。これはIP電話ベースの製品ではなく、会社ま
たは内部電話回線網に設けられた専用のブランチ交換機
を使用する。詳細については、http://www.software.ib
m.com/speech/overview/business/direct.htmlを確認さ
れたい。
【0006】IPアドレスとは一意の識別であり、ニッ
クネームまたは省略されたアドレスを格納するよりも多
い、数バイトのメモリを使用する。そのため、メモリ容
量を少なくした薄型装置の場合には問題が発生すること
がある。世界の電話アドレスの数が現在の速度で増加し
続けると、この問題はますます顕著になる。さらに、今
後数年のうちに一意アドレスの数は限界に達し、さらに
多くの番号およびメモリを使用する新しい固有形式を使
用しなければならなくなる可能性がある。これは、ロー
カル電話番号または内線を使用して交換機からの接続を
要求することができるPOTS電話の問題とは異なる。
クネームまたは省略されたアドレスを格納するよりも多
い、数バイトのメモリを使用する。そのため、メモリ容
量を少なくした薄型装置の場合には問題が発生すること
がある。世界の電話アドレスの数が現在の速度で増加し
続けると、この問題はますます顕著になる。さらに、今
後数年のうちに一意アドレスの数は限界に達し、さらに
多くの番号およびメモリを使用する新しい固有形式を使
用しなければならなくなる可能性がある。これは、ロー
カル電話番号または内線を使用して交換機からの接続を
要求することができるPOTS電話の問題とは異なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】インターネット電話で
は、コンピュータの一時的ネットワークを使用して、宛
先間でデータの離散パケットを送信する。POTS電話
とは異なり、音声データがたどる経路は会話のコースに
応じて変わることがあり、ネットワーク電話自体が使用
可能な宛先の完全なアドレス情報を有する必要がある。
は、コンピュータの一時的ネットワークを使用して、宛
先間でデータの離散パケットを送信する。POTS電話
とは異なり、音声データがたどる経路は会話のコースに
応じて変わることがあり、ネットワーク電話自体が使用
可能な宛先の完全なアドレス情報を有する必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、コンピュータ・ネットワークのIP電話を接続する
方法であって、前記IP電話のうちの1つから音声認識
サーバへの音声チャネルをオープンするステップと、こ
の音声チャネルを介してこの音声認識サーバに送信され
た音声入力から名前を判定するステップと、IPアドレ
ス・データベースからこの判定された名前に対応するI
Pアドレスを決定するステップと、このデータベースか
らデータ・チャネルをオープンし、このIPアドレスを
前記電話の1つまたは他のものに送るステップと、前記
他のIP電話との接続を確立するために、IPアドレス
を使用して前記1つまたは他のIP電話上で論理を経路
指定するステップとを含む方法が提供される。
ば、コンピュータ・ネットワークのIP電話を接続する
方法であって、前記IP電話のうちの1つから音声認識
サーバへの音声チャネルをオープンするステップと、こ
の音声チャネルを介してこの音声認識サーバに送信され
た音声入力から名前を判定するステップと、IPアドレ
ス・データベースからこの判定された名前に対応するI
Pアドレスを決定するステップと、このデータベースか
らデータ・チャネルをオープンし、このIPアドレスを
前記電話の1つまたは他のものに送るステップと、前記
他のIP電話との接続を確立するために、IPアドレス
を使用して前記1つまたは他のIP電話上で論理を経路
指定するステップとを含む方法が提供される。
【0009】これによりIP電話は、音声認識のリモー
ト・リソースと、それによってローカルで使用可能なリ
ソースよりも強力なリソースを利用する大規模データベ
ースとにアクセスすることが可能になる。これは、リソ
ースが制限されているパーベイシブ・コンピューティン
グ装置の場合、特に有利である。
ト・リソースと、それによってローカルで使用可能なリ
ソースよりも強力なリソースを利用する大規模データベ
ースとにアクセスすることが可能になる。これは、リソ
ースが制限されているパーベイシブ・コンピューティン
グ装置の場合、特に有利である。
【0010】ネットワーク電話は、多目的ボタンが1つ
だけであり、数値識別を持たず、交換機に接続された電
話回線ではなくデータ・ネットワークにプラグ接続され
るという点で、通常の電話と異なる。また、実際の物理
装置ではなく画面上の仮想装置とすることができる。こ
の装置は、同じデータ・ネットワーク上にある別の同様
の(仮想または物理)装置への音声ストリーム(「電話
呼」)をセットアップする機能を有する。この装置は、
他の装置のアドレス(番号ではない)をディレクトリ・
ダイヤラから受け取り、単一の多目的ボタンを押したと
きには必ずこれに対する接続をセットアップするので、
発呼者は求める呼の宛先である人の名前(番号ではな
い)を宣言し、ディレクトリ・ダイヤラは接続すべき相
手のアドレスを供給することができる。したがって、デ
ィレクトリ・ダイヤラ内にはアドレス指定論理が常駐す
るが、電話自体には「交換論理」が内在し、すなわち交
換機に接続された電話は常にその交換機を介して接続を
実行するのに対して、ナンバーレスLAN電話はデータ
・ネットワークを介して自発的に接続を行うだけであ
る。これはすでに、インターネット電話(たとえばNe
tscape(登録商標)のCoolTalk)によって達成さ
れている。この製品は、このディレクトリ・ダイヤラを
ゲートウェイとして使用することにより自発的に接続が
行えるネットワークの外部にある装置(電話、インター
ネット電話、その他のナンバーレス電話)への呼を生成
することができる。ただしこの機能は、実際にはディレ
クトリ・ダイヤラ/ゲートウェイの特性であるため、そ
れによってこの製品を有効に区別することはできない。
だけであり、数値識別を持たず、交換機に接続された電
話回線ではなくデータ・ネットワークにプラグ接続され
るという点で、通常の電話と異なる。また、実際の物理
装置ではなく画面上の仮想装置とすることができる。こ
の装置は、同じデータ・ネットワーク上にある別の同様
の(仮想または物理)装置への音声ストリーム(「電話
呼」)をセットアップする機能を有する。この装置は、
他の装置のアドレス(番号ではない)をディレクトリ・
ダイヤラから受け取り、単一の多目的ボタンを押したと
きには必ずこれに対する接続をセットアップするので、
発呼者は求める呼の宛先である人の名前(番号ではな
い)を宣言し、ディレクトリ・ダイヤラは接続すべき相
手のアドレスを供給することができる。したがって、デ
ィレクトリ・ダイヤラ内にはアドレス指定論理が常駐す
るが、電話自体には「交換論理」が内在し、すなわち交
換機に接続された電話は常にその交換機を介して接続を
実行するのに対して、ナンバーレスLAN電話はデータ
・ネットワークを介して自発的に接続を行うだけであ
る。これはすでに、インターネット電話(たとえばNe
tscape(登録商標)のCoolTalk)によって達成さ
れている。この製品は、このディレクトリ・ダイヤラを
ゲートウェイとして使用することにより自発的に接続が
行えるネットワークの外部にある装置(電話、インター
ネット電話、その他のナンバーレス電話)への呼を生成
することができる。ただしこの機能は、実際にはディレ
クトリ・ダイヤラ/ゲートウェイの特性であるため、そ
れによってこの製品を有効に区別することはできない。
【0011】音声認識サーバへの音声チャネルは、前記
1つのIP電話が起動すると即時にオープンする。これ
は、電話の受話器を取ったときに実施することができ
る。IPソケットは、リモート音声認識サーバへのIP
経由音声インターフェースを介してオープンされる。発
呼者はボタンを押す必要がまったくないので、すべての
ボタンを電話インターフェースから除去することがで
き、そのため使いやすさが向上し、製造コストが削減さ
れる。
1つのIP電話が起動すると即時にオープンする。これ
は、電話の受話器を取ったときに実施することができ
る。IPソケットは、リモート音声認識サーバへのIP
経由音声インターフェースを介してオープンされる。発
呼者はボタンを押す必要がまったくないので、すべての
ボタンを電話インターフェースから除去することがで
き、そのため使いやすさが向上し、製造コストが削減さ
れる。
【0012】この音声認識サーバは、他のIP電話また
はそのIP電話で通話するユーザの名前を要求する音声
メッセージを送信することができる。発呼者が応答し、
発話された名前はリモート・サーバ上の音声認識機能に
伝送される。
はそのIP電話で通話するユーザの名前を要求する音声
メッセージを送信することができる。発呼者が応答し、
発話された名前はリモート・サーバ上の音声認識機能に
伝送される。
【0013】本発明の他の態様によれば、音声認識機能
と、ネットワーク・アドレス・データベース機能と、経
路指定モジュールとを含むコンピュータ・ネットワーク
電話が提供され、この音声認識機能が、発話された名前
から名前を判定し、この名前を使用してデータベースか
らIPアドレスが決定され、経路指定論理モジュールが
このIPアドレスを使用して他のネットワーク電話との
接続を確立する。
と、ネットワーク・アドレス・データベース機能と、経
路指定モジュールとを含むコンピュータ・ネットワーク
電話が提供され、この音声認識機能が、発話された名前
から名前を判定し、この名前を使用してデータベースか
らIPアドレスが決定され、経路指定論理モジュールが
このIPアドレスを使用して他のネットワーク電話との
接続を確立する。
【0014】この経路指定論理モジュールは、ネットワ
ーク電話の一体部分であって、IP電話が呼を他のIP
電話に直接経路指定してそのIPアドレスを与えること
ができるようにすることが好ましい。
ーク電話の一体部分であって、IP電話が呼を他のIP
電話に直接経路指定してそのIPアドレスを与えること
ができるようにすることが好ましい。
【0015】音声認識エンジンをリモート・サーバ内に
設けることができ、さらにIPアドレス・データベース
もリモート・サーバ内に設けることができる。IPアド
レス・データベースおよび音声認識機能は、この2つの
機能間での通信時間を最小限にするために、同じリモー
ト・サーバ内に設けることが好ましい。
設けることができ、さらにIPアドレス・データベース
もリモート・サーバ内に設けることができる。IPアド
レス・データベースおよび音声認識機能は、この2つの
機能間での通信時間を最小限にするために、同じリモー
ト・サーバ内に設けることが好ましい。
【0016】本発明の他の態様によれば、音声認識エン
ジンと、インターネット電話データベースと、ネットワ
ーク・インターフェースと、経路指定モジュールとを含
むネットワーク・サーバが提供され、音声認識エンジン
は第2のネットワーク電話に対応する発話名での認識を
実行するように適合され、前記発話名が第1のネットワ
ーク電話からこのネットワーク・インターフェースを介
して受け取られ、第1と第2のネットワーク電話の間に
接続が確立できるように、この認識された名前に対応す
るIPアドレスがこのインターネット電話データベース
内で見つけられ、この経路指定モジュールを介して第1
のネットワーク電話に送り返される。
ジンと、インターネット電話データベースと、ネットワ
ーク・インターフェースと、経路指定モジュールとを含
むネットワーク・サーバが提供され、音声認識エンジン
は第2のネットワーク電話に対応する発話名での認識を
実行するように適合され、前記発話名が第1のネットワ
ーク電話からこのネットワーク・インターフェースを介
して受け取られ、第1と第2のネットワーク電話の間に
接続が確立できるように、この認識された名前に対応す
るIPアドレスがこのインターネット電話データベース
内で見つけられ、この経路指定モジュールを介して第1
のネットワーク電話に送り返される。
【0017】少なくとも本発明の実施形態の意図は、長
い電話番号、多様で柔軟性のない番号計画、および潜在
的には電話交換機自体の除去を容易にすることである。
さらにまた、番号の付いたダイヤルパッドを備えた電話
を、最終的にダイヤルパッドのない電話で置き換えるこ
とが望ましい。
い電話番号、多様で柔軟性のない番号計画、および潜在
的には電話交換機自体の除去を容易にすることである。
さらにまた、番号の付いたダイヤルパッドを備えた電話
を、最終的にダイヤルパッドのない電話で置き換えるこ
とが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】この実施形態は、コンピュータ・
ネットワーク11を介してサーバ10に接続された、第
1のネットワーク電話13Aおよび第2のネットワーク
電話13Bを備える(図1参照)。好ましいネットワー
クはインターネットであるが、このネットワークは広域
ネットワークまたはローカル・エリア・ネットワークで
もよい。サーバ10は、ネットワーク・アダプタを介し
て、またはたとえばLAN上の別のサーバ内にあるイン
ターネット・ゲートウェイを介してインターネットに接
続される。この実施形態では、第1のネットワーク電話
13Aおよび第2のネットワーク電話13Bは、独立に
インターネットに接続される。
ネットワーク11を介してサーバ10に接続された、第
1のネットワーク電話13Aおよび第2のネットワーク
電話13Bを備える(図1参照)。好ましいネットワー
クはインターネットであるが、このネットワークは広域
ネットワークまたはローカル・エリア・ネットワークで
もよい。サーバ10は、ネットワーク・アダプタを介し
て、またはたとえばLAN上の別のサーバ内にあるイン
ターネット・ゲートウェイを介してインターネットに接
続される。この実施形態では、第1のネットワーク電話
13Aおよび第2のネットワーク電話13Bは、独立に
インターネットに接続される。
【0019】ネットワーク電話としてセットアップされ
たパーソナル・コンピュータは、一般に、マイクロプロ
セッサと、半導体メモリ(ROM/RAM)と、ハード
ディスクと、それを介してデータが転送されるバスとを
有する(図示せず)。このコンピュータの他の構成要素
には、ディスプレイ、キーボード、およびマウスがある
(図示せず)。このコンピュータは、IBM社から入手
可能なAptivaコンピュータなど、任意の従来型ワークス
テーションでもよい。あるいは、現在開発中の新世代の
低コスト・システム(「ネットワーク・コンピュータ」
または「シン(thin)・クライアント」、実際上はサブ
PC)を含む、他の任意の形式の好適なネットワーク・
アクセス装置を、クライアント電話端末として使用して
もよい。
たパーソナル・コンピュータは、一般に、マイクロプロ
セッサと、半導体メモリ(ROM/RAM)と、ハード
ディスクと、それを介してデータが転送されるバスとを
有する(図示せず)。このコンピュータの他の構成要素
には、ディスプレイ、キーボード、およびマウスがある
(図示せず)。このコンピュータは、IBM社から入手
可能なAptivaコンピュータなど、任意の従来型ワークス
テーションでもよい。あるいは、現在開発中の新世代の
低コスト・システム(「ネットワーク・コンピュータ」
または「シン(thin)・クライアント」、実際上はサブ
PC)を含む、他の任意の形式の好適なネットワーク・
アクセス装置を、クライアント電話端末として使用して
もよい。
【0020】各ネットワーク電話は、ネットワーク・ア
ダプタ・カード、ならびに経路指定論理インターフェー
ス14A、14Bと、IP経由音声インターフェース1
6A、16Bと、インターネット・プロトコル・インタ
ーフェース18A、18Bとを含む付属のソフトウェア
を装備する。このネットワーク・アダプタは、LANま
たはインターネット・ゲートウェイへのハードウェア・
レイヤ・インターフェースを直接提供する。あるいは、
インターネット・プロバイダを介し、モデムを使用して
インターネットにアクセスする。インターネット・アク
セスを提供するためのネットワーク・アダプタ・カード
またはモデムの動作は周知であるので、詳細には述べな
い。経路指定論理モジュール14は、インターネット・
メッセージを受け取るためにサーバおよびその他のネッ
トワーク電話を選択する機構を提供する。IP経由音声
インターフェース16A、16Bは、音声信号をインタ
ーネット・メッセージに、またインターネット・メッセ
ージから変換するための機構を提供する。インターネッ
ト・プロトコル・モジュールは、接続を介してインター
ネット・メッセージを送信するためにサーバとネットワ
ーク電話との間のインターネット接続をセットアップす
る機構を提供する。ボタン24A、24Bは、経路指定
論理インターフェース14A、14Bにリンクされる。
ボタン24Aが起動すると、経路指定論理モジュール1
4Aとディレクトリ・サーバ10との間でインターネッ
ト・メッセージが送信される。
ダプタ・カード、ならびに経路指定論理インターフェー
ス14A、14Bと、IP経由音声インターフェース1
6A、16Bと、インターネット・プロトコル・インタ
ーフェース18A、18Bとを含む付属のソフトウェア
を装備する。このネットワーク・アダプタは、LANま
たはインターネット・ゲートウェイへのハードウェア・
レイヤ・インターフェースを直接提供する。あるいは、
インターネット・プロバイダを介し、モデムを使用して
インターネットにアクセスする。インターネット・アク
セスを提供するためのネットワーク・アダプタ・カード
またはモデムの動作は周知であるので、詳細には述べな
い。経路指定論理モジュール14は、インターネット・
メッセージを受け取るためにサーバおよびその他のネッ
トワーク電話を選択する機構を提供する。IP経由音声
インターフェース16A、16Bは、音声信号をインタ
ーネット・メッセージに、またインターネット・メッセ
ージから変換するための機構を提供する。インターネッ
ト・プロトコル・モジュールは、接続を介してインター
ネット・メッセージを送信するためにサーバとネットワ
ーク電話との間のインターネット接続をセットアップす
る機構を提供する。ボタン24A、24Bは、経路指定
論理インターフェース14A、14Bにリンクされる。
ボタン24Aが起動すると、経路指定論理モジュール1
4Aとディレクトリ・サーバ10との間でインターネッ
ト・メッセージが送信される。
【0021】たとえばIBM社のMWaveなどのオーディ
オ・カード(図示せず)は、バスと、オーディオ入力用
のマイクロフォン20A、20B、およびオーディオ出
力用のイヤフォン22A、22Bを含むヘッドセットと
に接続される。別法として、このネットワーク電話に、
スピーカと内蔵マイクロフォンを備えることもできる
が、生成され実際に聞こえるオーディオ信号の品質を最
適化するために、ヘッドセットの使用が好ましい。
オ・カード(図示せず)は、バスと、オーディオ入力用
のマイクロフォン20A、20B、およびオーディオ出
力用のイヤフォン22A、22Bを含むヘッドセットと
に接続される。別法として、このネットワーク電話に、
スピーカと内蔵マイクロフォンを備えることもできる
が、生成され実際に聞こえるオーディオ信号の品質を最
適化するために、ヘッドセットの使用が好ましい。
【0022】ネットワーク・サーバ10は、ディスプレ
イ画面、キーボード、マイクロプロセッサ、ROM/R
AM、ディスク記憶装置を有する(図示せず)、従来の
コンピュータ・ワークステーションに基づくものであ
る。IBM社から市販のRISCシステム/6000ワ
ークステーションはその一例である。このネットワーク
・サーバ10は、経路指定論理モジュール14C、IP
経由音声インターフェース・モジュール16C、および
インターネット・プロトコル・インターフェース18C
を介してインターネットに接続される。このサーバ10
は、音声処理機能25およびIPアドレス・データベー
ス27を備える。
イ画面、キーボード、マイクロプロセッサ、ROM/R
AM、ディスク記憶装置を有する(図示せず)、従来の
コンピュータ・ワークステーションに基づくものであ
る。IBM社から市販のRISCシステム/6000ワ
ークステーションはその一例である。このネットワーク
・サーバ10は、経路指定論理モジュール14C、IP
経由音声インターフェース・モジュール16C、および
インターネット・プロトコル・インターフェース18C
を介してインターネットに接続される。このサーバ10
は、音声処理機能25およびIPアドレス・データベー
ス27を備える。
【0023】ネットワーク電話13Aは、ディレクトリ
・サーバ10からの経路指定情報を必要とする。ボタン
24Aが押されると、サーバ10の準備が整ったことを
チェックするためのデータ・メッセージが送信される
(図2のステップ102を参照)。このディレクトリ・
サーバのIPアドレスは、永続的にネットワーク電話1
3Aのメモリに格納され、IPインターフェース18A
がデータ・チャネルをセットアップできるように、経路
指定論理インターフェース14Aによって選択される。
このディレクトリ・サーバ10の準備が整ったことを確
認すると、IP経由音声インターフェースは、ネットワ
ーク電話のスピーカ22Aおよびマイクロフォン20A
とディレクトリ・サーバ10との間にセットアップでき
る(ステップ104)。発呼者はその呼の受信者、すな
わちネットワーク電話13Bのユーザの名前を言う(ス
テップ106)。ディレクトリ・サーバ10は、呼の宛
先を判定するために発呼者の音声に対して発話認識を実
行する(ステップ108)。次いでサーバ10は受信者
のアドレスを調べ(ステップ110)、データ・チャネ
ルを介してこのアドレスを電話13に戻す(ステップ1
12)。
・サーバ10からの経路指定情報を必要とする。ボタン
24Aが押されると、サーバ10の準備が整ったことを
チェックするためのデータ・メッセージが送信される
(図2のステップ102を参照)。このディレクトリ・
サーバのIPアドレスは、永続的にネットワーク電話1
3Aのメモリに格納され、IPインターフェース18A
がデータ・チャネルをセットアップできるように、経路
指定論理インターフェース14Aによって選択される。
このディレクトリ・サーバ10の準備が整ったことを確
認すると、IP経由音声インターフェースは、ネットワ
ーク電話のスピーカ22Aおよびマイクロフォン20A
とディレクトリ・サーバ10との間にセットアップでき
る(ステップ104)。発呼者はその呼の受信者、すな
わちネットワーク電話13Bのユーザの名前を言う(ス
テップ106)。ディレクトリ・サーバ10は、呼の宛
先を判定するために発呼者の音声に対して発話認識を実
行する(ステップ108)。次いでサーバ10は受信者
のアドレスを調べ(ステップ110)、データ・チャネ
ルを介してこのアドレスを電話13に戻す(ステップ1
12)。
【0024】ネットワーク電話13Aは、第1にネット
ワーク電話13Bが使用可能であるか否かをチェックす
るためにこれを「ピング」する。(ステップ114)
「ピング」とは、ネットワーク電話13Bがまだつなが
っていないことをチェックした後に、IP経由音声を介
してネットワーク電話13Bに接続することである(ス
テップ116)。ネットワーク電話13Bが鳴り、ネッ
トワーク13Bのユーザは、ネットワーク電話13Bの
ボタンを押してその呼を受けることができる。これでそ
れぞれのユーザは、通常のPOTS呼と同様にネットワ
ーク電話13A、13Bを介して交信することができる
(ステップ118)。
ワーク電話13Bが使用可能であるか否かをチェックす
るためにこれを「ピング」する。(ステップ114)
「ピング」とは、ネットワーク電話13Bがまだつなが
っていないことをチェックした後に、IP経由音声を介
してネットワーク電話13Bに接続することである(ス
テップ116)。ネットワーク電話13Bが鳴り、ネッ
トワーク13Bのユーザは、ネットワーク電話13Bの
ボタンを押してその呼を受けることができる。これでそ
れぞれのユーザは、通常のPOTS呼と同様にネットワ
ーク電話13A、13Bを介して交信することができる
(ステップ118)。
【0025】ネットワーク電話13A(または13B)
がディレクトリ・サーバ10に対して、別の電話への転
送、すなわち「ネットワーク電話13Bのユーザ名」を
「別のユーザ名」へ転送するというような別の要求を行
うとき、別の状況が発生する。これは、一時的に電話1
3Bを、電話1(または別のユーザ)の再接続、あるい
はネットワーク外部の電話に転送が行われる場合にはデ
ィレクトリ・サーバの再接続のため「待機中」にする。
この要求が「ハングアップ」(または「ok」などこれ
に対する何らかの即時合意)されると、電話1は、デー
タのパケットをLAN Phone 2に送信してハングアップし
たことを伝えるように、ディレクトリ・サーバから指令
される。
がディレクトリ・サーバ10に対して、別の電話への転
送、すなわち「ネットワーク電話13Bのユーザ名」を
「別のユーザ名」へ転送するというような別の要求を行
うとき、別の状況が発生する。これは、一時的に電話1
3Bを、電話1(または別のユーザ)の再接続、あるい
はネットワーク外部の電話に転送が行われる場合にはデ
ィレクトリ・サーバの再接続のため「待機中」にする。
この要求が「ハングアップ」(または「ok」などこれ
に対する何らかの即時合意)されると、電話1は、デー
タのパケットをLAN Phone 2に送信してハングアップし
たことを伝えるように、ディレクトリ・サーバから指令
される。
【0026】このディレクトリ・サーバは、POTS電
話ネットワークを介して他の電話交換機に接続される、
PBX 28へのT1/E1インターフェース26を有
する。これによってネットワーク電話のユーザは、ディ
レクトリ・サーバをIP経由音声ゲートウェイとして使
用し、通常の電話と通話することができるようになる
(通常の電話のユーザは、ディレクトリ・サーバが認識
していれば自分の名前で参照され、これが自分の番号へ
の最初の呼である場合は自分の名前と電話番号とで参照
される)。
話ネットワークを介して他の電話交換機に接続される、
PBX 28へのT1/E1インターフェース26を有
する。これによってネットワーク電話のユーザは、ディ
レクトリ・サーバをIP経由音声ゲートウェイとして使
用し、通常の電話と通話することができるようになる
(通常の電話のユーザは、ディレクトリ・サーバが認識
していれば自分の名前で参照され、これが自分の番号へ
の最初の呼である場合は自分の名前と電話番号とで参照
される)。
【0027】この実施形態を、第1の電話から第2の電
話への接続の経路指定を制御するネットワーク電話に関
して述べてきたが、ディレクトリ・サーバが、第1の電
話から第2の電話に接続する際のノードとして動作する
ことができることも考えられている。この場合、このサ
ーバは、IPアドレスが見つけられた後に第2のネット
ワーク電話への第2のチャネルをオープンし、次いで第
1のネットワーク電話のチャネルを第2のネットワーク
電話のチャネルに接続する。
話への接続の経路指定を制御するネットワーク電話に関
して述べてきたが、ディレクトリ・サーバが、第1の電
話から第2の電話に接続する際のノードとして動作する
ことができることも考えられている。この場合、このサ
ーバは、IPアドレスが見つけられた後に第2のネット
ワーク電話への第2のチャネルをオープンし、次いで第
1のネットワーク電話のチャネルを第2のネットワーク
電話のチャネルに接続する。
【0028】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0029】(1)コンピュータ・ネットワークIP電
話を接続する方法であって、前記IP電話の1つから音
声認識サーバへの音声チャネルをオープンするステップ
と、前記音声チャネルを介して前記音声認識サーバに送
られた発話入力から名前を判定するステップと、IPア
ドレス・データベースから前記判定された名前に対応す
るIPアドレスを決定するステップと、前記データベー
スからデータ・チャネルをオープンし、前記電話の1つ
または他のものに前記IPアドレスを送信するステップ
と、前記他のIP電話との接続を確立するために、前記
IPアドレスを使用して、前記1つまたは他のIP電話
上で論理を経路指定するステップとを含む方法。 (2)前記1つのIP電話が起動すると即時に、前記音
声認識サーバへの前記音声チャネルがオープンされる、
上記(1)に記載の方法。 (3)前記IP電話の受話器を取ったときに前記IP電
話が起動する、上記(2)に記載の方法。 (4)コンピュータ・ネットワーク電話であって、音声
認識機能と、ネットワーク・アドレス・データベース機
能と、経路指定論理モジュールとを含み、前記音声認識
機能が発話された名前から名前を判定し、前記名前を使
用して前記データベースからIPアドレスが決定され、
前記経路指定論理モジュールが前記IPアドレスを使用
して別のネットワーク電話との接続を確立するコンピュ
ータ・ネットワーク電話。 (5)前記経路指定論理モジュールが、前記ネットワー
ク電話の一体部分であり、前記IP電話が、他のIP電
話に呼を直接経路指定してそのIPアドレスを与えるこ
とができるようにする、上記(4)に記載のコンピュー
タ・ネットワーク電話。 (6)前記音声認識エンジンがリモート・サーバ内に設
けられ、また前記IPアドレス・データベースもリモー
ト・サーバ内に設けることができる、上記(4)または
5のいずれか一項に記載のコンピュータ・ネットワーク
電話。 (7)前記IPアドレス・データベースおよび前記音声
認識機能が、同じリモート・サーバ内に設けられる、上
記(6)に記載のコンピュータ・ネットワーク電話。 (8)コンピュータ・ネットワーク電話サーバであっ
て、音声認識機能と、ネットワーク・アドレス・データ
ベース機能と、経路指定論理モジュールとを含み、前記
音声認識機能が、第1のネットワーク電話から前記サー
バに送られた発話された名前から名前を判定し、前記名
前を使用して前記データベースから第2のネットワーク
電話のIPアドレスが決定され、前記経路指定論理が前
記IPアドレスを使用して、前記第1と第2のネットワ
ーク電話の間に接続を確立するコンピュータ・ネットワ
ーク電話サーバ。
話を接続する方法であって、前記IP電話の1つから音
声認識サーバへの音声チャネルをオープンするステップ
と、前記音声チャネルを介して前記音声認識サーバに送
られた発話入力から名前を判定するステップと、IPア
ドレス・データベースから前記判定された名前に対応す
るIPアドレスを決定するステップと、前記データベー
スからデータ・チャネルをオープンし、前記電話の1つ
または他のものに前記IPアドレスを送信するステップ
と、前記他のIP電話との接続を確立するために、前記
IPアドレスを使用して、前記1つまたは他のIP電話
上で論理を経路指定するステップとを含む方法。 (2)前記1つのIP電話が起動すると即時に、前記音
声認識サーバへの前記音声チャネルがオープンされる、
上記(1)に記載の方法。 (3)前記IP電話の受話器を取ったときに前記IP電
話が起動する、上記(2)に記載の方法。 (4)コンピュータ・ネットワーク電話であって、音声
認識機能と、ネットワーク・アドレス・データベース機
能と、経路指定論理モジュールとを含み、前記音声認識
機能が発話された名前から名前を判定し、前記名前を使
用して前記データベースからIPアドレスが決定され、
前記経路指定論理モジュールが前記IPアドレスを使用
して別のネットワーク電話との接続を確立するコンピュ
ータ・ネットワーク電話。 (5)前記経路指定論理モジュールが、前記ネットワー
ク電話の一体部分であり、前記IP電話が、他のIP電
話に呼を直接経路指定してそのIPアドレスを与えるこ
とができるようにする、上記(4)に記載のコンピュー
タ・ネットワーク電話。 (6)前記音声認識エンジンがリモート・サーバ内に設
けられ、また前記IPアドレス・データベースもリモー
ト・サーバ内に設けることができる、上記(4)または
5のいずれか一項に記載のコンピュータ・ネットワーク
電話。 (7)前記IPアドレス・データベースおよび前記音声
認識機能が、同じリモート・サーバ内に設けられる、上
記(6)に記載のコンピュータ・ネットワーク電話。 (8)コンピュータ・ネットワーク電話サーバであっ
て、音声認識機能と、ネットワーク・アドレス・データ
ベース機能と、経路指定論理モジュールとを含み、前記
音声認識機能が、第1のネットワーク電話から前記サー
バに送られた発話された名前から名前を判定し、前記名
前を使用して前記データベースから第2のネットワーク
電話のIPアドレスが決定され、前記経路指定論理が前
記IPアドレスを使用して、前記第1と第2のネットワ
ーク電話の間に接続を確立するコンピュータ・ネットワ
ーク電話サーバ。
【図1】コンピュータ・ネットワークによって接続され
た2つのコンピュータ・ネットワーク電話を示す概略図
である。
た2つのコンピュータ・ネットワーク電話を示す概略図
である。
【図2】このネットワーク電話を接続するために使用さ
れる方法を示す図である。
れる方法を示す図である。
10 ディレクトリ・サーバ 11 インターネット 13A ネットワーク電話 13B ネットワーク電話 14A 経路指定論理インターフェース 14B 経路指定論理インターフェース 14C 経路指定論理インターフェース 16A IP経由音声インターフェース 16B IP経由音声インターフェース 16C IP経由音声インターフェース 18A インターネット・プロトコル・インターフェー
ス 18B インターネット・プロトコル・インターフェー
ス 18C インターネット・プロトコル・インターフェー
ス 20A マイクロフォン 20B マイクロフォン 22A スピーカ 22B スピーカ 24A ボタン 24B ボタン 26 T1/E1インターフェース 28 PBX
ス 18B インターネット・プロトコル・インターフェー
ス 18C インターネット・プロトコル・インターフェー
ス 20A マイクロフォン 20B マイクロフォン 22A スピーカ 22B スピーカ 24A ボタン 24B ボタン 26 T1/E1インターフェース 28 PBX
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303
Claims (8)
- 【請求項1】コンピュータ・ネットワークIP電話を接
続する方法であって、 前記IP電話の1つから音声認識サーバへの音声チャネ
ルをオープンするステップと、 前記音声チャネルを介して前記音声認識サーバに送られ
た発話入力から名前を判定するステップと、 IPアドレス・データベースから前記判定された名前に
対応するIPアドレスを決定するステップと、 前記データベースからデータ・チャネルをオープンし、
前記電話の1つまたは他のものに前記IPアドレスを送
信するステップと、 前記他のIP電話との接続を確立するために、前記IP
アドレスを使用して、前記1つまたは他のIP電話上で
論理を経路指定するステップとを含む方法。 - 【請求項2】前記1つのIP電話が起動すると即時に、
前記音声認識サーバへの前記音声チャネルがオープンさ
れる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記IP電話の受話器を取ったときに前記
IP電話が起動する、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】コンピュータ・ネットワーク電話であっ
て、 音声認識機能と、 ネットワーク・アドレス・データベース機能と、 経路指定論理モジュールとを含み、 前記音声認識機能が発話された名前から名前を判定し、
前記名前を使用して前記データベースからIPアドレス
が決定され、前記経路指定論理モジュールが前記IPア
ドレスを使用して別のネットワーク電話との接続を確立
するコンピュータ・ネットワーク電話。 - 【請求項5】前記経路指定論理モジュールが、前記ネッ
トワーク電話の一体部分であり、前記IP電話が、他の
IP電話に呼を直接経路指定してそのIPアドレスを与
えることができるようにする、請求項4に記載のコンピ
ュータ・ネットワーク電話。 - 【請求項6】前記音声認識エンジンがリモート・サーバ
内に設けられ、また前記IPアドレス・データベースも
リモート・サーバ内に設けることができる、請求項4ま
たは5のいずれか一項に記載のコンピュータ・ネットワ
ーク電話。 - 【請求項7】前記IPアドレス・データベースおよび前
記音声認識機能が、同じリモート・サーバ内に設けられ
る、請求項6に記載のコンピュータ・ネットワーク電
話。 - 【請求項8】コンピュータ・ネットワーク電話サーバで
あって、 音声認識機能と、 ネットワーク・アドレス・データベース機能と、 経路指定論理モジュールとを含み、 前記音声認識機能が、第1のネットワーク電話から前記
サーバに送られた発話された名前から名前を判定し、前
記名前を使用して前記データベースから第2のネットワ
ーク電話のIPアドレスが決定され、前記経路指定論理
が前記IPアドレスを使用して、前記第1と第2のネッ
トワーク電話の間に接続を確立するコンピュータ・ネッ
トワーク電話サーバ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9907319.9 | 1999-03-31 | ||
GB9907319A GB2348566A (en) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | Computer network telephony |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000324173A true JP2000324173A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=10850651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000070901A Pending JP2000324173A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-14 | コンピュータ・ネットワーク電話 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6434528B1 (ja) |
EP (1) | EP1041779A3 (ja) |
JP (1) | JP2000324173A (ja) |
KR (1) | KR100337759B1 (ja) |
CA (1) | CA2297647A1 (ja) |
GB (1) | GB2348566A (ja) |
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