JP2000323714A - 多結晶シリコン素子およびその製造方法 - Google Patents

多結晶シリコン素子およびその製造方法

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JP2000323714A JP11128499A JP12849999A JP2000323714A JP 2000323714 A JP2000323714 A JP 2000323714A JP 11128499 A JP11128499 A JP 11128499A JP 12849999 A JP12849999 A JP 12849999A JP 2000323714 A JP2000323714 A JP 2000323714A
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recess
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Shigeki Ozeki
茂樹 大関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】性能、信頼性を向上した薄膜トランジスタおよ
びその製造方法を提供することにある。 【解決手段】多結晶シリコンを活性層とするコプラナー
型の薄膜トランジスタを形成する際、パターニングして
所望の形状に形成された凹所12を有するアンダーコー
ト膜2の上に、ポリシリコン膜3を形成する。このポリ
シリコン膜の表面をケミカル−メカニカル研磨法(CM
P)法によって研磨し、ポリシリコン粒界部の突起が取
り除かれアンダーコート膜の表面と同一平面に位置した
平坦面とする。そして、研磨されたポリシリコン膜およ
びアンダーコート膜上にゲート絶縁膜4、ゲート電極
5、層間絶縁膜6、ソースおよびドレイン電極7,8を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薄膜トランジス
タ等の多結晶シリコン素子、およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】MOS型電界効果トランジスタ(MOS
FET)は、アクティブマトリックス型液晶表示装置の
画素スイッチング素子としての薄膜トランジスタ(以下
TFTと称する)や半導体集積回路等に用いられてい
る。TFTの場合は、活性層に多結晶シリコンや非晶質
シリコンが用いられることが多い。中でも活性層に多結
晶シリコンを用いたTFTは、優れたTFT特性を示す
ため、今後の主流を占めつつある。
【0003】多結晶シリコンの製造方法の中でもエキシ
マレーザアニール(以下ELAと称する)法やラピット
・サーマル・アニール(RTA)法によって形成された
多結晶シリコンは、優れたTFT特性を示す。この場
合、TFTの構造は、ゲート上置き構造(コプラナー構
造)をとることがほとんどである。
【0004】通常、非晶質シリコンを下地としてELA
法あるいはRTA法により形成された多結晶シリコンの
表面は、多結晶シリコン粒界部に突起が生じる。この突
起高さは、非晶質シリコンの膜厚、表面状態およびEL
AあるいはRTA照射エネルギー、照射ピッチなどに依
存している。しかしながら、これらパラメーターの最適
化を行っても、ELA法やRTA法の原理的な制約か
ら、ある程度の高さの突起の発生は避けられない。例え
は、最適化されたELA法によっても、非晶質シリコン
膜厚500オングストロームの場合、高さ300〜50
0オングストローム程度の突起が生じる。
【0005】例えば、このようなELA法によって形成
された多結晶シリコンを薄膜トランジスタに用いる場
合、上記の多結晶シリコン突起は、ゲート絶縁膜厚を局
所的に薄くすること、また、電界集中が作用すること等
により、リーク電流を引き起こす原因となる。よって、
リーク電流を回避するためにゲート絶縁膜の厚膜化を図
らざるを得ないことになる。その結果、TFT駆動電圧
が高くなり、ひいてはアクティブマトリックス型液晶表
示装置の消費電力の増大を引き起こすという問題点があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、多結晶
シリコンの突起は、電界集中の起点となってリーク電流
を引き起こすため、これを避けるためにゲート絶縁膜の
厚膜化を図らねばならず、TFTの低電圧駆動に必要な
ゲート絶縁膜の薄膜化が阻害されるという問題があっ
た。
【0007】本発明は、以上の点に鑑みなされてもの
で、その目的は、従来技術の欠点を除去し、性能、信頼
性が大きく向上した多結晶シリコン素子およびその製造
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る多結晶シリコン素子は、絶縁基板上
に形成されているとともに所定形状の凹所を有したアン
ダーコート膜と、上記アンダーコート膜の凹所内に形成
されているとともに、アンダーコート膜の表面とほぼ同
一平面内に位置した平坦面を有した多結晶シリコン膜
と、上記多結晶シリコン膜の平坦面上に絶縁膜を介して
設けられた電極と、を備えたことを特徴としている。
【0009】また、この発明に係る多結晶シリコン素子
は、絶縁基板上に形成されているとともに所定形状の凹
所を有したアンダーコート膜と、上記アンダーコート膜
の凹所内に形成されているとともに、アンダーコート膜
の表面とほぼ同一平面内に位置した平坦面を有した多結
晶シリコン膜と、上記多結晶シリコン膜の平坦面上にゲ
ート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、上記ゲー
ト絶縁膜上に、層間絶縁膜を介して設けられているとと
もに、それぞれコンタクトホールを介して上記多結晶シ
リコン膜に接続されたソース電極およびドレイン電極
と、を備えたことを特徴としている。
【0010】一方、この発明に係る多結晶シリコン素子
の製造方法は、絶縁基板上にアンダーコート膜を形成
し、上記アンダーコート膜をパターニングして所定形状
の凹所を形成し、上記アンダーコート膜に重ねて多結晶
シリコン膜を形成する。続いて、上記多結晶シリコン膜
をケミカル−メカニカル研磨あるいはケミカルドライエ
ッチングして、上記凹所内に位置しているとともに、上
記アンダコート膜の表面とほぼ同一平面内に位置した平
坦面を有した多結晶シリコン膜とし、上記多結晶シリコ
ン膜の平坦面上に絶縁膜を介して電極を形成することを
特徴としている。
【0011】上記のように構成された多結晶シリコン素
子およびその製造方法によれば、例えば、多結晶シリコ
ンを活性層とするコプラナー型の薄膜トランジスタを形
成する際、所定の形状の凹所を有したアンダーコート膜
上に、多結晶シリコンを形成し、その表面をケミカル−
メカニカル研磨法(CMP)法あるいはケミカルエッチ
ング法により平坦化する。これにより、アンダーコート
膜内に位置した多結晶シリコン膜が得られる。そして、
この多結晶シリコン膜の表面は、多結晶シリコンの突起
が取り除かれ、上記アンダコート膜の表面とほぼ同一平
面内に位置した平坦面となっている。
【0012】そのため、多結晶シリコンの突起での電界
集中によって発生するリーク電流を抑制でき、絶縁膜の
薄膜化が可能となる。これにより、多結晶シリコン素子
の駆動電圧が低減し、消費電力の低減を図ることができ
る。従って、性能および信頼性の向上した多結晶シリコ
ン素子を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態に係る薄膜トランジスタ(以下、TF
Tと称する)について詳細に説明する。図1に示すよう
に、TFTは、例えば、アクティブマトリックス型の液
晶表示装置におけるスイッチング素子として用いられる
ゲート上置き型(コプラナ型)のTFTとして構成され
ている。
【0014】まず、概略的に説明すると、図1に示すよ
うに、TFTはガラス板等の透明な絶縁基板10を備
え、この絶縁基板10上には、アンダーコート層12が
形成され、アンダーコート層内に活性層としての多結晶
シリコン層3が形成されている。そして、活性層3の上
には、ゲート絶縁膜4を介してゲート電極5が設けら
れ、これらゲート絶縁膜およびゲート電極に重ねて層間
絶縁膜6が形成されている。層間絶縁膜6上には、ソー
ス電極7およびドレイン電極8が形成され、それぞれコ
ンタクトホール10、11を介して多結晶シリコン膜3
に接続されている。
【0015】次に、TFTの構成について、その製造方
法と併せて詳細に説明する。図2(a)に示すように、
まず、ガラス板等の透明な絶縁基板1上に、この絶縁基
板1からの不純物拡散を防ぐためのアンダーコート膜2
を形成する。アンダーコート膜2としては、化学気相反
応法やスパッタリング法により形成されたSi0膜を
用いる。また、アンダーコート膜2として、この他に
も、SiNxや、SiNxとSi0との2層の薄膜を
用いてもよい。例えば、2層の薄膜の場合、アンダーコ
ート膜2の膜厚は、ガラス板上にSiNxを500オン
グストローム厚に形成し、その上層にSi0を100
0オングストローム厚に形成する。
【0016】次に、図2(b)に示すように、アンダー
コート膜2をパターニングし、その後に形成される多結
晶シリコン(ポリシリコン)膜の形状と同一形状の凹所
12をエッチングにより形成する。この時、アンダーコ
ート膜2のエッチング量、つまり、凹所12の深さは、
ポリシリコン膜の膜厚と等しくなるよう、例えば、ポリ
シリコン膜厚が500オングストロームならば、アンダ
ーコート膜2のエッチング量も500オングストローム
とする。
【0017】アンダーコート膜2のエッチングは、希フ
ッ酸等のウェットエッチングや、反応性イオンエッチン
グ(RlE)、ケミカルドライエッチング(CDE)等
のドライエッチングにより行う。
【0018】次に、図2(c)に示すように、所定の形
状にエッチングされたアンダーコート膜2上に、活性層
としての多結晶シリコン(ポリシリコン)膜を形成す
る。このポリシリコン膜3を形成する場合には、例え
ば、プラズマCVD法、スパッタリング法などの成膜法
によってアモルファスシリコン膜を形成した後、TFT
素子の閾値電圧(Vth)の制御を目的として、ボロン
等の不純物を注入する。この注入は、B2H6(ジボラ
ン)ガスを用いたイオンシャワードーピングにより行
い、ボロン注入濃度は、例えば1.2×1012(c
m−2)で行う。そして、このアモルファスシリコン膜
に例えば、エキシマレーザーアニールを施して、多結晶
化することによりポリシリコン膜3を形成する。
【0019】他の形成方法としては、例えば、アモルフ
ァスシリコン(種)から固相成長により形成する方法
や、SiH・SiF・Hなどを原料ガスとしたプ
ラズマCVD法により、直接ポリシリコン膜を形成する
方法がある。
【0020】このようにポリシリコン膜形成方法には何
種類もあるが、結晶性に優れ、しかも大面積に形成可能
であるものの、ポリシリコン突起の高さが最も高いの
は、エキシマレーザアニール(ELA)法で形成された
ポリシリコン膜である。
【0021】次に、図2(d)に示すように、例えば、
ケミカル−メカニカル研磨法(CMP)法により、ポリ
シリコン膜3の表面をアンダーコート膜2の表面と同一
平面になるまで研磨し、同時に、ポリシリコン膜粒界部
の突起を除去し平坦化する。これにより、アンダーコー
ト膜2と面一の平坦面、つまり、研磨面14を持ったポ
リシリコン膜3が形成され、同時に、ポリシリコン膜3
の素子分離がなされる。ここで、ポリシリコン膜3表面
の突起高さは、100オングストローム未満となってい
る。なお、ポリシリコン膜表面の平坦化法として、ケミ
カルドライエッチング(CDE)を用いてもよい。
【0022】続いて、図2(e)に示すように、テトラ
エチルオルソシリケート(TEOS)・02を原料ガス
とするプラズマCVD法により、ゲート絶縁膜4として
のSi0膜をアンダーコート膜2およびポリシリコン
膜3上に形成する。
【0023】ゲート絶縁膜の形成方法としては、プラズ
マCVD法の代えて、常圧CVD法、LPCVD法、E
CRプラズマCVD法、リモートプラズマCVD法等の
他のCVD法や、スパッタリング法などを用いても良
い。また、原料ガスとしても、TEOS・02ガス以外
に、SiH・02ガスを用いてもよい。
【0024】ゲート絶縁膜4を形成した後、このゲート
絶縁膜4の膜質を更に向上させることを目的として、例
えば、窒素雰囲気中で、600℃、5時間の条件でゲー
ト絶縁膜をアニールしても良い。
【0025】次に、図3(a)に示すように、ゲート絶
縁膜4上に、モリブデン−タングステン合金(MoW)
やアルミニウム(Al)などの低抵抗金属膜や不純物が
導入された多結晶シリコン膜等を形成した後、この膜を
所定の形状にパターニングしてゲート電極5を形成す
る。
【0026】このようにして所定形状のゲート電極5を
形成した後、図3(b)に示すように、ゲート電極5を
マスクとして自己整合により、ポリシリコン膜3にn型
不純物であるリン(P)を、例えば、5X1016cm−2
の条件でイオン注入し、ポリシリコン膜にドレイン領域
3aおよびソース領域3bを形成する。
【0027】その後、レーザーアニールや熱アニール等
のアニールにより、イオン注入により導入されたリンを
活性化する。なお、P型チャンネルTFTを製造する場
合には、ボロン等のP型不純物をイオン注入する。
【0028】続いて、図3(c)に示すように、ゲート
絶縁膜4およびゲート電極5に重ねて全面に層間絶縁膜
6を形成し、この層間絶縁膜6にポリシリコン膜3のド
レイン領域3bおよびソース領域3aにそれぞれ連通し
たコンタクトホール10、11を形成する。
【0029】そして、層間絶縁膜6の全面にAl等の金
属膜を形成した後、この金属膜をパターニングして、ソ
ース電極7およびドレイン電極8を形成する。更に、そ
の後、TFTを水分の吸着等から守るためにSiN膜を
成膜しもよい。
【0030】これにより、図1に示すように、活性層と
なるポリシリコン膜3がアンダーコート膜2中に形成さ
れ、かつ、ポリシリコン膜表面が平坦化された薄膜トラ
ンジスタが完成する。
【0031】以上のように構成されたTFTによれば、
ポリシリコン膜3の表面を、ケミカル−メカニカル研磨
法(CMP)法あるいはドライエッチングにより、アン
ダーコート膜2の表面と面一な平坦面14とすることに
より、ポリシリコン粒界部の突起を取り除くことができ
る。従って、ゲート絶縁膜を厚膜化することなく電界集
中によるゲート絶縁膜リーク電流を低減することがき、
同時に、TFTの駆動電圧の低減を図ることが可能とな
る。
【0032】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、この発明は、TFTに限らず、液晶表示
装置内の補助容量部の多結晶シリコンにも適用可能であ
り、本発明を適用することにより、補助容量のリーク電
流低減を図ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、所定の形状にパターニングされたアンダーコート膜
上に、ポリシリコン膜を形成し、ケミカル−メカニカル
研磨法(CMP)法によりポリシリコン膜表面を平坦化
し、ポリシリコン粒界部の突起を取り除くことにより、
突起部分での電界集中によって発生するリーク電流を抑
制でき、絶縁膜の薄膜化が可能な、性能、信頼性に優れ
た多結晶シリコン素子およびその製造方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る薄膜トランジスタ
の断面図。
【図2】上記薄膜トランジスタの製造工程をそれぞれ示
す断面図。
【図3】上記薄膜トランジスタの製造工程をそれぞれ示
す断面図。
【符号の説明】
1…絶縁基板 2…アンダーコート膜 3…ポリシリコン膜 4…ゲート絶縁膜 5…ゲート電極 6…層間絶縁膜 7…ソース電極 8…ドレイン電極 10、11…コンタクトホール 12…凹所 14…研磨面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F110 AA06 AA09 AA18 BB01 CC02 DD02 DD13 DD14 DD17 EE09 FF02 FF28 FF30 FF31 FF32 FF36 GG02 GG13 GG15 GG25 GG32 GG34 GG43 GG45 GG52 HJ01 HJ04 HJ13 HJ22 HJ23 HL03 NN02 NN03 NN24 NN62 NN65 PP03 QQ19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に形成されているとともに所定
    形状の凹所を有したアンダーコート膜と、 上記アンダーコート膜の凹所内に形成されているととも
    に、アンダーコート膜の表面とほぼ同一平面内に位置し
    た平坦面を有した多結晶シリコン膜と、 上記多結晶シリコン膜の平坦面上に絶縁膜を介して設け
    られた電極と、 を備えたことを特徴とする多結晶シリコン素子。
  2. 【請求項2】絶縁基板上に形成されているとともに所定
    形状の凹所を有したアンダーコート膜と、 上記アンダーコート膜の凹所内に形成されているととも
    に、アンダーコート膜の表面とほぼ同一平面内に位置し
    た平坦面を有した多結晶シリコン膜と、 上記多結晶シリコン膜の平坦面上にゲート絶縁膜を介し
    て設けられたゲート電極と、 上記ゲート絶縁膜上に、層間絶縁膜を介して設けられて
    いるとともに、それぞれコンタクトホールを介して上記
    多結晶シリコン膜に接続されたソース電極およびドレイ
    ン電極と、 を備えたことを特徴とする多結晶シリコン素子。
  3. 【請求項3】上記多結晶シリコン膜の上記平坦面におけ
    る突起の高さは、100オングストローム未満であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の多結晶シリコン
    素子。
  4. 【請求項4】多結晶シリコン素子の製造方法において、 絶縁基板上にアンダーコート膜を形成し、 上記アンダーコート膜をパターニングして所定形状の凹
    所を形成し、 上記アンダーコート膜に重ねて多結晶シリコン膜を形成
    し、 上記形成された多結晶シリコン膜の表面を研磨し、上記
    凹所内に位置しているとともに、上記アンダコート膜の
    表面とほぼ同一平面内に位置した平坦面を持った多結晶
    シリコン膜とし、 上記多結晶シリコン膜の平坦面上に絶縁膜を介して電極
    を形成することを特徴とする多結晶シリコン素子の製造
    方法。
  5. 【請求項5】多結晶シリコン素子の製造方法において、 絶縁基板上にアンダーコート膜を形成し、 上記アンダーコート膜をパターニングして所定形状の凹
    所を形成し、 上記アンダーコート膜に重ねて多結晶シリコン膜を形成
    し、 上記形成された多結晶シリコン膜の表面を研磨し、上記
    凹所内に位置しているとともに、上記アンダコート膜の
    表面とほぼ同一平面内に位置した平坦面を持った多結晶
    シリコン膜とし、 上記多結晶シリコン膜の平坦面上にゲート絶縁膜を介し
    てゲート電極を形成し、 上記ゲート絶縁膜上に、層間絶縁膜を介して、ソース電
    極およびドレイン電極を形成することを特徴とする多結
    晶シリコン素子の製造方法。
  6. 【請求項6】上記多結晶シリコン膜の表面をケミカル−
    メカニカル研磨法によって研磨することを特徴とする請
    求項4又は5に記載の多結晶シリコン素子の製造方法。
  7. 【請求項7】多結晶シリコン素子の製造方法において、 絶縁基板上にアンダーコート膜を形成し、 上記アンダーコート膜をパターニングして所定形状の凹
    所を形成し、 上記アンダーコート膜に重ねて多結晶シリコン膜を形成
    し、 上記形成された多結晶シリコン膜をケミカルドライエッ
    チングして、上記凹所内に位置しているとともに、上記
    アンダコート膜の表面とほぼ同一平面内に位置した平坦
    面を持った多結晶シリコン膜とし、 上記多結晶シリコン膜の平坦面上に絶縁膜を介して電極
    を形成することを特徴とする多結晶シリコン素子の製造
    方法。
  8. 【請求項8】多結晶シリコン素子の製造方法において、 絶縁基板上にアンダーコート膜を形成し、 上記アンダーコート膜をパターニングして所定形状の凹
    所を形成し、 上記アンダーコート膜に重ねて多結晶シリコン膜を形成
    し、 上記形成された多結晶シリコン膜をケミカルドライエッ
    チングして、上記凹所内に位置しているとともに、上記
    アンダコート膜の表面とほぼ同一平面内に位置した平坦
    面を持った多結晶シリコン膜とし、 上記多結晶シリコン膜の平坦面上にゲート絶縁膜を介し
    てゲート電極を形成し、 上記ゲート絶縁膜上に、層間絶縁膜を介して、ソース電
    極およびドレイン電極を形成することを特徴とする多結
    晶シリコン素子の製造方法。
  9. 【請求項9】上記多結晶シリコン膜の平坦面における突
    起の高さが100オングストローム未満となるように平
    坦化することを特徴とすることを特徴とする請求項4な
    いし8のいずれか1項に記載の多結晶シリコン素子の製
    造方法。
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