JP2000323669A - 半導体不揮発メモリ素子 - Google Patents

半導体不揮発メモリ素子

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JP2000323669A
JP2000323669A JP11162511A JP16251199A JP2000323669A JP 2000323669 A JP2000323669 A JP 2000323669A JP 11162511 A JP11162511 A JP 11162511A JP 16251199 A JP16251199 A JP 16251199A JP 2000323669 A JP2000323669 A JP 2000323669A
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ferroelectric capacitor
junction diode
series
ferroelectric
memory device
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Satoshi Inoue
聡 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み出し時に残留分極の反転が行われるこ
となく非破壊読み出しのFeRAMを実現し、FeRA
Mの高速動作化、低消費電力化、書き換え回数を増加
し、信頼性の向上を図る。 【解決手段】 強誘電体キャパシタ1とpn接合ダイ
オードを直列に接続し不揮発メモリ素子を構成し、この
不揮発メモリ素子は、直接接続した強誘電体キャパシタ
1とpn接合ダイオードの両端の電極A、C間に、強誘
電体キャパシタ1を分極反転させる電圧を印加すると、
容量が変化するヒステリシス特性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体(記憶)メモ
リ素子に関する。更に詳しくは、強誘電体とダイオード
を用いた不揮発メモリ素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】強誘電体不揮発メモリとしてすでに知ら
れているFeRAM(FerroelectricRandom Access Mem
ory)は、トランジスタのソース部分に強誘電体キャパ
シタを接続した構造をしている。つまり、DRAM(Dy
namic RAM)のキャパシタ部分を強誘電体キャパシタに
した構造をもつ。同じく従来から、FETのゲート酸化
膜を強誘電体にした不揮発メモリが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記FeRAMは、読
み出しのときに、ある電圧を強誘電体キャパシタにか
け、強誘電体の残留分極が反転する場合と反転しない場
合の流れる電荷量の差から記憶されていたデータを読み
出すものであり、この読み出し後、データは破壊される
という欠点を持つ。従って、読み出し動作後に再書き込
み動作を行う必要がある。その結果、主な技術的問題と
なる点は以下の2点である。
【0004】高速動作に制限が加えられることにな
る。
【0005】1012回以上の安定した分極反転動作が
強誘電体に要求される。しかも、上記のように読み出し
の際も分極反転するので疲労が激しい。
【0006】本発明は、FeRAMにおいて、強誘電体
キャパシタ部分に強誘電キャパシタとダイオードを直列
接続した素子を容量可変のキャパシタとして用い、破壊
せずに記憶データを読み出す事を達成し、上記の問題点
を解決することを目的とするものである。
【0007】又、従来のFETのゲート酸化膜を強誘電
体にした不揮発メモリにおいては、強誘電体と半導体基
板との直接接続は、両者が反応したり、コンタミネーシ
ョンが発生したりするために困難であり、間にバッフア
層を挟むことで実現されている。しかし、バッファ層に
用いる事の出来る絶縁体の誘電率は、強誘電体の約10
0分の1であり、書き込み時に印加する電圧が殆どバッ
ファ層にかかってしまう。このため、必然的に書き込み
電圧が大きくなると言う欠点がある。そして、バッファ
層の絶縁体に大きな電場がかかるようになるため、バッ
ファ層の破壊につながるという、バッファ層の耐圧上の
新たな問題が生じる。
【0008】そこで、本発明は、FETのゲート表面を
pnダイオードにし、それに直列に強誘電キャパシタを
接続して、上記問題を解決することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、強誘電体キャパシタとpn接合ダイオー
ドを直列接続して成る不揮発メモリ素子であって、上記
直列接続した強誘電体キャパシタとpn接合ダイオード
の全体に、上記強誘電体キャパシタを分極反転させる電
圧を印加すると、上記直列接続した強誘電体キャパシタ
とpn接合ダイオード全体の容量が変化するヒステリシ
ス特性を有することを特徴とする半導体不揮発メモリ素
子を提供する。
【0010】本発明の半導体不揮発メモリ素子は、上記
直列接続した強誘電体キャパシタとpn接合ダイオード
のいずれかの一端が、スイッチング素子の一方の電極に
接続され、上記スイッチング素子の選択的動作で、上記
強誘電体を分極反転させる電圧を上記直列接続した強誘
電体キャパシタとpn接合ダイオードの全体に印加し、
その極性によって分極がダイオード側を向くか若しくは
ダイオードと反対側を向き、上記分極の方向に依り、上
記直列接続した強誘電体キャパシタとpn接合ダイオー
ドの容量が大と小の2値を持ち、上記大きい容量と小さ
い容量に対応して決められた2値データを記憶させるよ
うにして利用される。
【0011】上記pn接合ダイオードは、FETのゲー
ト部を構成し、上記直列接続した強誘電体キャパシタと
pn接合ダイオードの全体の容量の変化に基づいて、F
ETの開閉動作を可能とするようにしてもよい。
【0012】上記強誘電体材料としては、Pb(Zr,
Ti)O3(PZT)、SrBi2Ta29、Bi4Ti3
12等が利用される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体不揮発メモリ
素子の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照して説
明する。図1は、本発明の実施例1を示す図であり、本
発明に係る半導体不揮発メモリ素子の構成を説明する図
である。図1(a)において、本発明に係るメモリ素子
は、強誘電体キャパシタ1とpn接合ダイオード2を直
列接続して構成される。
【0014】この実施例1において、メモリ素子は具体
的には、強誘電体キャパシタ1とダイオードとから成
る。強誘電体キャパシタ1は、Si基板上に下部電極と
して白金膜等の金属膜を形成し、その上に強誘電体薄膜
としてゾルーゲル(SolーGel)法等により、50
0〜3000ÅのPZT膜(チタン酸ジルコン酸鉛膜)
等を形成し、さらにその上に上部電極として金電極をつ
けて構成される。
【0015】このように構成されたメモリ素子を、両端
の電極A、C間に電圧を加えてC−V測定を行う。する
と、図4に模式的に示されるような、直列接続した強誘
電体キャパシタ1とpn接合ダイオード2の全体のキャ
パシタ容量の変化を示す電圧−キャパシタンスヒステリ
シス曲線が得られる。
【0016】ここで、図1(b)及び図4により、本発
明に係るメモリ素子の動作を説明する。この説明では、
簡単のためにC電極を接地し、動作(基準)電圧が0
(V)の場合について述べる。電圧は図1における電極
A、C間に印加する。電極Bは、他の電極と電気的に孤
立させる。
【0017】A電極に抗電界(強誘電体の分極反転をす
るのに十分な電界)以上の大きさのマイナスの電位のパ
ルスを与える(図4において、0Vからマイナス方向の
パルスを与える)と、強誘電キャパシタの強誘電体に上
向きの残留分極が生じる。このためパルス印加後、強誘
電体キャパシタ1とpn接合ダイオード2の直列接続の
結合点のB電極の電位が下がり、この結果pn接合ダイ
オード2には逆バイアスがかかることになる。
【0018】これにより、pn接合部分に空乏層が生
じ、直列接続した強誘電体キャパシタ1とpn接合ダイ
オード2の全体の両端の電極A、C間のキャパシタンス
容量は、上記空乏層が形成された分だけ減少する。この
状態について、図4において、バイアス0Vにおいて小
さいキャパシタンスとなる状態として示されている。
【0019】逆に、A電極に抗電界以上の大きさのプラ
スの電位のパルスを与えると、強誘電キャパシタの強誘
電体の残留分極の向きが下向きになる。このとき、強誘
電体キャパシタ1とpn接合ダイオード2の直列接続の
結合点のB電極の電位が上がり、この結果pn接合ダイ
オード2には順バイアス電圧がかかることになる。
【0020】このときpn接合部分には空乏層が生じ
ず、pn接合ダイオード2が導体としてふるまうため、
直列接続した強誘電体キャパシタ1とpn接合ダイオー
ド2の全体の両端の電極A、C間のキャパシタンス容量
は強誘電体キャパシタ1の分のみとなり、A電極に前記
マイナスの電位のパルスを与えた場合の容量よりも大き
な容量をもつ。この状態について、図4において、バイ
アスが0Vにおいて、A電極に前記マイナスの電位のパ
ルスを与えた場合より大きなキャパシタンスとなる状態
として示されている。
【0021】このように、図4で示されるヒステリシス
は、強誘電体キャパシタ1の残留分極の向きによりpn
接合界面の空乏層が拡がったり無くなったりする結果と
して得られたものである。このヒステリシスから本発明
の素子が、プラス又はマイナスの電位のパルスを与え残
留分極の向きを制御することで、キャパシタンス容量を
制御する素子である事がわかる。
【0022】本発明のメモリ素子の書き込み、書き換え
は、電極A、C間に抗電界以上の電圧をかけ、残留分極
を作ることで行う。この場合、“1”、“0”の2値
は、このキャパシタンス容量の値の大小に対応させる。
本発明においては、“1”、“0”の定義が逆であって
も、又pn接合ダイオード2の極性方向が逆であっても
同様のメモリ動作をする。
【0023】又、強誘電体キャパシタ1とpn接合ダイ
オード2の直列接続の順番が逆であっても同様の動作を
行う。さらに、pn接合ダイオード2は、ショットキー
ダイオード、pinダイオード(P層とN層の間に純度
の高い半導体I層を挟んで成るダイオード)であっても
構わない。
【0024】図5は、図4に示したメモリ素子のキャパ
シタンス−電圧特性のヒステリシスを実測した図であ
る。この測定では、PZT薄膜とpnダイオードをプロ
ーバ、及び鰐口クリップ付被覆線を用いて直列接続し、
C−V測定を行った。このとき用いたPZT薄膜はSi
基板上に白金膜を下部電極として形成し、その上にゾル
ーゲル法により、1,500ÅのPZT膜を形成し、上
部電極として0.3mmφの金電極をつけてキャパシタ
ンスとしたものである。
【0025】このヒステリシスは、強誘電体キャパシタ
の残留分極の向きによりpn接合界面の空乏層が拡がっ
たり、また無くなったりする結果として得られるもので
あると考えられる。
【0026】このデータから本発明のメモリ素子が、プ
ラスないしマイナスのパルス電圧を与え、残留分極の向
きを制御することで、pn接合面における空乏層幅を制
御し、その結果、キャパシタンス容量を制御することが
できるメモリ素子であることが分かる。
【0027】次に、本発明の実施例2として、実施例1
のメモリ素子を用いたFeRAMについて図2において
説明する。図2(a)は、スイッチング素子としてのF
ETのドレイン部分に、本発明に係るメモリ素子を接続
して構成されたFeRAMを示している。これは、従来
のFeRAMにおける強誘電体キャパシタ1の部分を、
上記実施例1の強誘電体キャパシタ1とpn接合ダイオ
ード2が直列接続されて成るメモリ素子で置き換えられ
たものである。
【0028】本発明のメモリ素子では、強誘電体キャパ
シタ1とpn接合ダイオード2の直列接続する結合点の
電極(実施例1の図1の電極Bに相当する電極)が他の
電極から絶縁されていることが必要であるが、強誘電体
キャパシタ1とpn接合ダイオード2の直列接続の順番
はいずれでもよく、従って、回路的には、図2(a)〜
(d)の4通りある。
【0029】実施例2のFeRAMのメモリの動作を、
図2(a)により、説明する。データの書き込み時に
は、FETを選択的にONし、メモリにプラス方向又は
マイナス方向の抗電界以上のパルスを加えて強誘電体キ
ャパシタ1の残留分極により、メモリ素子のキャパシタ
ンス容量を上述の通り大又は小の状態にする。即ち、強
誘電体キャパシタ1とpn接合ダイオード2が直列接続
されて成るメモリ素子のキャパシタンス容量の大小を2
値データの“1”、“0”に対応させ、“1”、“0”
のデータがメモリ素子に書き込まれる。
【0030】そして、読み出しの動作は、従来のDRA
Mの動作に準ずものであり、FETをONにして、電極
A、C間に抗電界以下の大きさのパルスを与えメモリ素
子に電荷を蓄積する。このとき、メモリ素子のキャパシ
タンスの容量の大小で蓄積される電荷量の多少が決ま
り、この蓄積された電荷量を読み取り、“1”、“0”
の2値データを読み出す。
【0031】このように、本発明に係るメモリ素子で
は、同じ電圧をかけてもそのメモリ素子のキャパシタン
ス容量が異なると、メモリ素子に溜まる電荷量が異なる
事を利用し、データを読み出すものである。そして、読
み出しの際は、電極A、C間に抗電界以下の大きさのパ
ルス電場を与えるから、分極は反転しないため記憶デー
タの破壊が起こらない。これにより、非破壊読み出しの
FeRAMが実現できる。なお、本発明のメモリ素子が
接続されるスイッチング素子は、FETに限らず、あら
ゆる種類のスイッチング素子でも可能である。
【0032】次に、本発明に係る実施例3として、本発
明のメモリ素子をFETのゲート3上に構成したものを
図3により説明する。図3において、FETのゲート3
の表面をpnダイオードにする。即ち、ゲート3とチャ
ンネル部4をpn接合5として成るpnダイオード6で
構成して、これに導通プラグ7を介して直列に上記強誘
電キャパシタ1を接続してメモリ素子が構成されたもの
である。
【0033】このような構成の実施例3のメモリ素子で
は、強誘電体8に電界を加えて生じる残量分極により、
pnダイオード6に空乏層を生ぜしめて、この空乏層の
広がりでチャンネル4の制御を行いソース9、ドレイン
10間の電流を制御する。
【0034】実施例3のメモリ素子では、強誘電体キャ
パシタ1とpn接合ダイオード6の直列接続は導電プラ
グ7により電気的に接続されており、強誘電体8と半導
体の直接接続部分が電気的に浮遊状態であればよく、形
状、材料の選択におおきな幅がある。従って、従来のF
ETのゲート酸化膜を強誘電体にした不揮発メモリのよ
うな、半導体作製プロセス上の困難が生じない。又、こ
のメモリ素子はダイオードの極性によらず同様の効果を
もたらす。(この場合空乏層を制御する電圧パルスの極
性が反転する。)ここで、実施例3に係るFET及びメ
モリ素子の製作及び強誘電体キャパシタ1の具体的構造
について説明する。FETを形成するプロセスは、従来
のシリコンFETを形成する技術を用いる。又、pn接
合5は、従来の半導体技術においてイオン打ち込み、熱
処理等の不純物拡散層の形成によって形成される。
【0035】強誘電体キャパシタ1は、pn接合ダイオ
ード6の上部にポリシリコン等の導電材料から形成され
る導電性プラグ7を介して配置される。強誘電体キャパ
シタ1は、下部電極11と上部電極12の間に強誘電体
8の薄膜(以下、「強誘電体薄膜8」という。)が積層
されて構成される。
【0036】下部電極11は、導電性プラグ7上に積層
されるバリア層13とバリア層13上に積層される白金
等の金属14とから構成される。このバリア層13は、
TiNやTaSiNなどの積層膜であり、ポリシリコン
等の導電性プラグ7の酸化防止とゲート3への不純物拡
散防止の機能を有する。上記白金は、スパッタ法により
形成され、その膜厚は、50nmから100nmであ
り、良好な強誘電特性を実現するためには、RTA法に
より400℃から800℃の熱処理が行われる。
【0037】強誘電体薄膜8は、下部電極14上にスパ
ッタ法、CVD法、又はゾルーゲル(SolーGel)
法等により形成されたPZTまたはSrBiTaO3
の材料の薄膜から成り、その膜厚は100nmから30
0nmである。
【0038】上部電極12は、強誘電体薄膜上にスパッ
タ法により形成された白金等の金属の薄膜から成り、そ
の膜厚は、50nmから100nmである。
【0039】強誘電体キャパシタ1の形状加工にはイオ
ンミリング等のドライプロセスを用いて行う。又、配線
の為のコンタクトホールの形成、ポリシリコン等の導電
性プラグの埋め込み、ドレイン部の電極と強誘電体キャ
パシタの上部電極への配線等は、従来の半導体作製プロ
セスと同様である。
【0040】以上本発明の実施の形態を実施例に基づい
て説明したが、本発明は以上の実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載されている技術思想の
範囲内であればいろいろな実施の態様があることは言う
までもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るメモリ
素子は、読み出し時に残留分極の反転が行われないため
に、非破壊読み出しのFeRAMが実現出来る。その結
果、書き直し動作が必要なくなり、FeRAMの高速動
作化、低消費電力化が実現できる。また、この読み出し
時に残留分極の反転が行われないことは、強誘電体材料
への外的な影響が半減でき、FeRAMの書き換え回数
を増加することができ、信頼性の向上が実現できる。
【0042】又、従来のMFMIS(Metal Ferroelect
ric Metal Insulator Semiconductor)に比べ簡易にゲ
ート制御型のメモリが形成することが可能であり、ニュ
一ロコンピュータ等の重み付のデータを扱う不揮発メモ
リとしての応用にも有用な技術となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体一強誘電体直接接続のメモ
リ素子の回路図である。
【図2】本発明による非破壊読み出しのFeRAMの回
路図である。
【図3】本発明を使用したゲート制御型のメモリ素子の
1例の概要図である。
【図4】本発明による半導体一強誘電体直接接続のメモ
リ素子のキャパシタンスー電圧特性の1例である。
【図5】図4に示したメモリ素子のキャパシタンス−電
圧特性のヒステリシスを実測した図である。
【符号の説明】
1 強誘電体キャパシタ 2 pn接合ダイオード 3 ゲート 5 pn接合 7 導電性プラグ 8 強誘電体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電体キャパシタとpn接合ダイオー
    ドを直列接続して成る不揮発メモリ素子であって、 上記直列接続した強誘電体キャパシタとpn接合ダイオ
    ードの全体に、上記強誘電体キャパシタを分極反転させ
    る電圧を印加すると、上記直列接続した強誘電体キャパ
    シタとpn接合ダイオード全体の容量が変化するヒステ
    リシス特性を有することを特徴とする半導体不揮発メモ
    リ素子。
  2. 【請求項2】 上記直列接続した強誘電体キャパシタと
    pn接合ダイオードのいずれかの一端が、スイッチング
    素子の一方の電極に接続され、上記スイッチング素子の
    選択的動作で、上記強誘電体を分極反転させる電圧を上
    記直列接続した強誘電体キャパシタとpn接合ダイオー
    ドの全体に印加し、その極性によって分極がダイオード
    側を向くか若しくはダイオードと反対側を向き、上記分
    極の方向に依り、上記直列接続した強誘電体キャパシタ
    とpn接合ダイオードの容量が大と小の2値を持ち、上
    記大きい容量と小さい容量に対応して決められた2値デ
    ータを記憶させることが可能であることを特徴とする請
    求項1記載の半導体不揮発メモリ素子。
  3. 【請求項3】 上記pn接合ダイオードは、FETのゲ
    ート部を構成し、上記直列接続した強誘電体キャパシタ
    とpn接合ダイオードの全体の容量の変化に基づいて、
    FETの開閉動作を可能とすることを特徴とする請求項
    1記載の半導体不揮発メモリ素子。
  4. 【請求項4】 上記強誘電体材料はPb(ZrTi)O
    3、SrBi2Ta29又はBi4Ti312であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の半導体不揮発メモリ素
    子。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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