JP2000323260A - セラミックヒーター、ヒーター停止構造、及びこれらを用いた酒燗器 - Google Patents
セラミックヒーター、ヒーター停止構造、及びこれらを用いた酒燗器Info
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Abstract
って、不慮の事故によりセラミックヒーターが割れた場
合には、速やかにこれを検知して給電を停止するための
割れ検知用ヒーターとこれを用いた割れ検知構造と、更
にこれらを用いた酒燗器を提供すること。 【解決手段】 導電パターンを一体的に設けたセラミッ
クヒーターであって、セラミックヒーターに割れが生じ
た場合には、この割れに伴って前記導電パターンが断線
され、この導電パターンへの通電の遮断を、セラミック
ヒーターへの給電を切断する契機に用いること。
Description
ターと、これを用いたヒーター停止構造と、これらを用
いた酒燗器とに関し、詳しくは加熱中にセラミックヒー
ターが割れた場合には、これを検知してヒーターへの給
電を停止させることのできるセラミックヒーター及びヒ
ーター停止構造と、これらを用いた酒燗器に関する。
半導体に電気を流し、セラミック半導体が直接の発熱体
となるものがあるが、この他に、絶縁体のセラミックと
何等かの抵抗発熱体とを組み合わせたセラミックヒータ
ーがある。
ムオキサイドを塗布しガラスコートしたものや、カーボ
ンを塗布してエポキシ樹脂などの耐熱性の絶縁皮膜によ
り発熱体を保護したものがある。更にはグリンシートの
層中にタングステン系抵抗体を印刷塗布して挟み込み、
これを高温焼成した発熱体があり、いずれも少ない面積
で高出力が可能であり、高電力密度のヒーターを作るこ
とができる。
させて加熱の目的を果たすものであり、セラミックヒー
ター自体が絶縁体であるため、液体に触れる状態で用い
ることができる。例えばセラミックヒーターの用途例に
酒燗器があり、酒を直接ヒーターに触れさせた状態で加
熱し、これにより燗付けできるようになっている。また
液体に直接触れさせるのではなく、セラミックヒーター
を加熱板や放熱板などの金属板に宛って用いられること
もあり、この場合、セラミックヒーターは大気中におか
れる。
などで直接酒を加熱するものは瞬間式酒燗器と称され、
必要なときに必要な量だけを燗付けできることがその特
徴である。そのため、事前に酒を暖めて蓄えておく湯煎
式の酒燗器に比べ酒が傷まず、また連続した燗酒排出が
安定した燗付け温度にて提供できるなどの利点がある。
ーは熱的な衝撃にはあまり強いものではなく、例えばア
ルミナを基体とした場合にはそのヒートショック値は約
200℃と云われている。またセラミックヒーターは、
従来の他の発熱体に比べると高電力密度であり昇温速度
も速いが、そのためにヒーターを均一に温度上昇させる
ことができず、空焼きなど無負荷時にはヒートショック
による割れの危険性がある。ただ液体に直接触れた状態
で用いればヒーターの表面に万遍なく加熱負荷を与える
ことができるので、昇温速度を抑えることができ、また
水や酒を熱負荷とした場合には、その沸点が100℃あ
るいはそれ以下となるためヒートショックによって割れ
ることはない。
発熱層を焼付けてセラミックヒーターを形成し、発熱層
の反対側面で液体を直に加熱する場合が考えられる。通
常この様な場合には必ず水位検出などを行っており、水
がない時にはヒーターに給電しないような制御を行う。
酒燗器の場合は加熱器に酒を流通させながら加熱するの
で、その加熱器の入口側と出口側に液体センサを設置し
て、加熱器の空焼きを未然に防止するようになってい
る。ただこの様な制御が何等かの故障で機能しない場
合、空焼きになったセラミックヒーターが急速に温度上
昇することとなり、そのヒートショックで割れることが
ある。この様な割れがおこると、セラミック板と共に発
熱層も断線することがあり、しかもセラミックの割れ目
から露出した発熱層は通電されたままの状態であるた
め、発熱層が液に触れれば電気ショックを受けることに
なり、しいては漏電による事故の危険性もある。特に、
酒燗器のような機器は、水濡れの多い厨房で用いられる
のが一般であるため、この様な危険性が高いこととな
る。
防止をする方法がある。例えばセラミック板に温度ヒュ
ーズを取り付け、ヒートショックとなる高温に到る前に
温度ヒューズを溶断させて給電を停止し、空焼きを防止
するのである。
立ち上がりが要求される傾向にあり、従来と同じ電力密
度のセラミックヒーターでも立ち上がりを改善するた
め、セラミックの薄肉化などを行って軽量化されてきて
いる。ただこの様な立ち上がりの改善された状態の下で
は、温度ヒューズがセラミックヒーターの昇温速度に追
従できず温度ヒューズが働かない事態が起こり、結果、
ヒーターの保護ができなくなってきている。例えば瞬間
式酒燗器にあっては、待機状態の時に加熱用のヒーター
は給電されておらず、酒の供給時になって排出ポンプの
始動と共に加熱給電が始まるようになっている。この
時、加熱開始直後の昇温立ち上がりが遅いと、最初に吐
出される酒は加熱不十分な状態で排出されて不都合であ
り、また所定量の燗酒を吐出する時間も長くなってしま
う。よって立ち上がりの素早いヒーターが必要とされる
のであるが、立ち上がりを早くするほど温度ヒューズが
働かなくなるのである。
1.0mmのセラミック基体に700Wのヒーターを印
刷焼付けし不慮の事故によりセラミックヒーターが割れ
た場合には、速やかにこれを検知して給電を停止するた
めの割れ検知用ヒーターとこれを用いた割れ検知構造
と、更にこれらを用いた酒燗器を提供することたもので
あると、非加熱物のない無負荷状態に於いては3秒で2
00℃を超え、4〜5秒で割れ破壊に到る。この様な早
い昇温速度では現在の温度ヒューズは対応ができない。
りセラミックヒーターが割れた場合には、速やかにこれ
を検知して給電を停止するための割れ検知用ヒーターと
これを用いた割れ検知構造と、更にこれらを用いた酒燗
器を提供することにある。
ため本願が採る手段は、請求項1記載の発明にあって
は、セラミックヒーターに割れ検知用の導電パターンを
一体的に設け、このセラミックヒーターに割れが生じた
場合には、この割れに伴って導電パターンが断線するよ
うに形成した。なお、ここでセラミックヒーターとは、
電熱による発熱体が絶縁体のセラミックと一体化された
ものをいう。また導電パターンの一体化とは、絶縁体の
セラミックに埋設されたもの、或いはその表面に焼付け
など固着れさたものがあるが、セラミックが割れたとき
にその割れ目に掛かる導電パターンがセラミックの割れ
と共に断線されるものであれば、どの様であってもよ
い。セラミックヒーターが板状なら、板状の周縁に導電
パターンを巡らすなり、発熱体の近傍を平行して配線す
るなりすればよく、或いはセラミックヒーター自体に割
れやすい箇所を設けておいてここに導電パーターン設け
るなり、割れの検知の容易な形状配置であればどの様で
あってもよい。この様にすれば、セラミックヒーターが
不測の事故で割れても、同時に導電パターンが断線され
るので、この断線を電気的に検知させることにより割れ
の検知に役立てることができる。
て方の構造であり、請求項1記載のセラミックヒーター
に設けられた導電パターンが何等かの理由で断線された
場合、これによる導電パターンの通電の遮断を、セラミ
ックヒーターへの給電を切断する契機に用いるようにし
た。
クヒーターが割れた場合、割れ目に掛かる導電パターン
が断線して通電が遮断されると、同時にヒーターの回路
が切られ、加熱のための給電が停止される。そのため、
割れ目に露出する電熱ヒーターからの漏電、感電などを
防ぐことができる。なお、導電パターンの電流はヒータ
ーを切った後も印加され続けられるが、この電圧には一
例として5V程度なため、導電パターンの断線部分が液
体に触れて印加され続けても実害はない。またセラミッ
クヒーターの空焼き防止には液体センサによる方法があ
るが、電極間を液体による通電で判断するセンサであれ
ば、液体が空になってもこの電極の濡れによる沿面短絡
で液体があると誤認するなどの問題がある。これに対し
本願発明は割れを断線により直接的に検知するので、誤
検知、検知漏れが非常に少なくなる。
り、導電パターンの通電有無をリレーの入力とし、前記
導電パターンの遮断による前記リレーの応動でセラミッ
クヒーターへの給電を切断するようにした。リレーへの
入力はどの様でもよいが、導電パターンとリレーを直列
配置し、セラミックヒーターの割れに伴う導電パターン
の切断で、通電が遮断されることをリレーの入力とし、
このリレーがセラミックヒーターへの給電を直接切断す
るようにすることができる。これによれば、導電パター
ンをセラミックヒーターに対する配線のスイッチとして
直接的に働かせることができるのであり、つまり導電パ
ターンが断線すればリレーがすぐOFFされる。仮に割
れをマイコンなどで検知する方法では、マイコン自体の
故障を原因として、割れに対する安全対策を完全に動作
させることが保証できないが、本願発明によればこの様
な不都合を回避することができる。またリレーによるヒ
ーター回路の切断は、片切より両切りとした方が安全性
が高い。
加熱部に請求項1記載のセラミックヒーターを採用して
この加熱部で加熱した酒を排出する酒燗器であって、そ
の際、請求項2記載の割れ検知構造を備えるようにし
た。
燗器においても得られるほか、昇温の立ち上がりの素早
い加熱部を設けた場合であっても、十分な安全対策を講
じることが可能になる。つまりヒーターの薄肉化により
立ち上がりを早くするほどセラミックヒーターは割れや
すくなる傾向にあるが、これに対する対策が得られ、安
定した燗付け温度の燗酒の連続提供が可能な酒燗器が安
全に運転される。
ターとこれを用いた割れヒーター停止構造、更にこれら
を用いた酒燗器の実施形態の説明をする。
に示す割れ検知用のセラミックヒーター1は、幅5c
m、長さ12cm、厚さ1.0mmの板状のアルミナを
基体2とし、この基体の片面のほぼ全面に発熱体3が設
けてあるが、これはルテニュウムオキサイドの抵抗ペー
ストを印刷塗布して焼付けたものであり、また基体の周
辺のみが塗り残してある。その際、周囲四辺の塗り残し
部分は、短手の一辺だけを細幅部分にして、空焼き時に
割れ易くしておくのである。ただ、あまり細幅であると
加熱温度が容易に伝導して温度差やこれによる割れ応力
が生しないので温度差の生ずる程度の幅は必要である
が、一方、幅があり過ぎると強度が出て割れなくなるの
で、これらを勘案した幅がよい。そしてこの様な幅の一
辺に銀ペーストを印刷・焼付けした割れ検知用の導電パ
ターン4を設けてある。このセラミックヒーター1が空
焼き状態で加熱給電されると、基体2の発熱体部分が急
激に膨張し、周縁部分は膨張の差により発熱体部分の膨
張部分の応力を受け、周縁の一番弱い細幅部分が割れる
ようになっている。なお、基体2の塗布面側にはガラス
コートが施され、保護されている。
るが、図2に示すように板状アルミナの基体2の片面
に、銀ペーストを焼付けた帯状の電極パターン5、5を
基体2の2辺に対峙させて設け、これを発熱体3の電極
としている。また、他の一辺には割れ検知用の導電パタ
ーン4を直線状に焼付けしてあり、これら3、4が同時
に印刷して焼付けされている。次に、発熱体3となるル
テニュウムオキサイドの抵抗ペースト3’を、電極パタ
ーン5、5を跨ぐようにしてほぼ全面に塗布して焼付け
をする。なお発熱体3の電極パターン5は、その片端
5’を塗布した抵抗ペースの外に延長されるよう長くし
ておき、電源配線との接続に用いられる。
ヒーター停止構造の概念を示してあり、前述したセラミ
ックヒーター1が、リレー10に操作されるヒーター・
スイッチを介して電源に接続されている。また導電パタ
ーン4がリレー10と直列配置され、5V直流電源に接
続されている。これにより、導電パターン4の通電状態
の時には所定電流がリレー10に流れてヒーター・スイ
ッチ11の閉じた状態となり、また遮断によりヒーター
・スイッチ11の開いた状態となる。
ようになる。即ち、まず導電パターン4を通電状態にす
る。これによりリレー10がヒーター・スイッチ11を
閉じる(図3)。通常はこれにより何等かの非加熱物を
加熱し、空焼きにはならない。ただ仮に、何等かの事情
で非加熱物の空の状態でヒーター11が加熱されると、
セラミックヒーター11は空焼きとなり、セラミックヒ
ーター11の基体2は発熱体3の焼付け箇所が急激に昇
温して膨張し、これに対して発熱体3の焼付けてない周
縁は膨張が遅いのでセラミックヒーターに応力が加わる
こととなる。その結果、図4に示すように、割れ易くし
てある基体周辺の細幅部分が割れ、この割れ目に掛かる
導電パターン4が断線するのである。導電パターン4が
断線して通電が遮断されると、リレー10が応動してヒ
ータースイッチ11を開き、これにより割れと同時にセ
ラミックヒーター1への給電を切断することができるの
である。
停止構造は様々な装置に用いることができるが、一例と
して、図5に示す様に下記の酒燗器20への利用が挙げ
られる。
は、外部から吸引した酒を加熱部21の加熱により燗付
けし、これを徳利などの容器Aに排出するものである。
加熱部21は、図6に示すように上記に示した長手板状
のセラミックヒーター1を2枚準備し、この2枚を方形
フレーム22の表裏に張り合わせて平箱状の密閉容器で
成すのものである。その際セラミックヒーター1は、電
熱ヒーター3が加熱部21の外方となる向きで張り合わ
せてある。この加熱部21はフレーム22に入口23と
出口24が設けられており、ポンプ25で吸引された酒
がこの加熱部21を流されながら所望温度に燗付けされ
るのである。
略図に示した以下の回路により加熱されるようになって
いる。まず、100V交流電源ACからは、両切りのヒ
ータースイッチ11を介して、セラミックヒーターの発
熱体3の端子5’に接続されている。また交流電源AC
からは5V直流電源DC1が引き出され、この直流電源
にマイクロコンピュータ25(以下、マイコン25)と
導電パターン4が並列接続されている。マイコン25の
出力ポートOUTと直流電源のマイナス側Mの間には、
リレー10と導電パターン4が直列接続されている。ま
た、マイコン25には酒を吐出するか否かの有無信号が
別途入力され、この有無信号に対応した出力がマイコン
25の出力ポートOUTから種々の出力され、ヒーター
1についてはリレー10にヒータースイッチ11の入切
指示が出される。
作できる様になっていて酒の吐出スイッチを兼ね、この
吐出口26のレバー操作により酒吐出の有無信号Sがマ
イコン25に入力される。吐出させる信号がマイコンに
入力され、これによりマイコン25がポンプを始動させ
たら、ポンプで送圧された酒で加熱器21が満たされ、
空でなくなったことを図示しない水位センサチェックで
チェックし、その後にマイコン25からの5V電流が出
力されることにより、ヒータースイッチ11が入るよう
になっている。
源を入れ、マイコン25の判断によりリレー10がヒー
タースイッチ11を操作するが、通常は吐出口26のス
イッチが吐出停止の状態であるため、この停止の信号S
の入力されたマイコン25の出力ポートOUTが0Vと
なってヒータースイッチ11が切られる。また酒を吐出
させる信号Sを入力した場合には、出力ポートOUTが
5Vとなってヒータースイッチ11を入れる様になって
いる。
ーター1が加熱される場合に、何等かの理由で加熱部2
1の酒が空であると、一般には水位センサなどの検知に
より未然にヒーター1が切られるのである。ただ、この
様な安全対策が不慮の事故で機能しない場合には、結局
空焼きとなってセラミックヒーター1が割れ、これに伴
って導電パターン4が断線する。断線により導電パター
ン4と直列接続されているリレー10も断線状態とな
り、マイコン25からヒーター1の停止出力(0V)を
入力したと同じ状態となるため、ヒータースイッチ11
が切られることとなる。これにより、仮に水位センサや
マイコン10などが故障してもセラミックヒーター1の
加熱が確実に停止され、二重に安全である。またヒータ
ースイッチ11は両切りされているため、電熱ヒーター
3の破断面が酒燗器の機体に触れたり、吐出する酒に触
れたりしても常にグランドレベルとなり、感電したり漏
電することもない。
既にセラミックヒーター1が(また導電パターンが)割
れているのであれば、最初から導電パターン4が遮断さ
れ、リレー10に電流の流れない状態となっているので
ヒータースイッチ11は切れた状態のままとなり、吐出
口をレバー操作してもセラミックヒーター1に電流の流
れることはない。
た回路に代わる別の回路である。100V交流電源か
ら、両切りのヒータースイッチ11を介してセラミック
ヒーター1の電熱ヒーター端子5’に接続されている点
と、交流電源から5V直流電源DC1が引き出され、こ
の直流電源DC1にマイコン25が接続されている点は
図7の回路と同じである。ただ導電パターン4はリレー
10に直列されるのではなく、直流電源DC1に接続さ
れ、その際、導電パターン4の片端と直流電源プラス側
Pの間にプルアップ抵抗Rが接続されて、導電パターン
4とプルアップ抵抗Rとの接続点がマイコンの入力ポー
トINに接続してある。その為、通常、マイコン25の
入力ポートINにはロウ(LOW)が入力されるが、導
電パターン4が遮断された場合にはハイが入力される。
この入力に基づき、ロウ入力時には5V電流がリレー1
0に出力されてヒータースイッチ11を入れ、ハイ入力
時には出力ポートOUTが0Vとなってヒータースイッ
チ11が切られる様になっている。なお、マイコン25
に酒を吐出するか否かの有無信号Sが吐出口操作により
入力され、この有無信号Sの下に上記処理が成されるこ
とは実施例3の図7の回路例と同じである。
ーン4がヒータースイッチ11を直接的に切断するのと
同様の機能を果たし、導電パターン4が直接にスイッチ
の役割を担っていたと同様であるが、図8の回路におけ
る導電パターン4は、マイコン25によるヒーター操作
に対する割れセンサーとしての役割を果たし、セラミッ
クヒーター1への給電を切断する契機に用いている。
実施例3〜4に示した例では、リレー10がマイコン電
源と同じ直流5Vで作動するものを用いたが、図9にお
いては、マイコン電源より高い電圧(例えば直流12
V)で作動するリレーを用いた場合の回路例である。
DC1の他に12V直流電源DC2が引き出されてい
る。マイコン25の出力ポートOUTにはオープンドレ
ン端子が使用されており、マイコン電源の5Vよりも高
い12Vを出力することができる。リレー10はマイコ
ン25の出力ポートOUTと12V直流電源DC2のプ
ラス側Pに接続されている。導電パターン4がプルアッ
プ抵抗Rを介して5V直流電源DC1に接続されている
点と、導電パターン4の切断によりマイコン25への入
力が5Vから0Vに変わり、これに基づいてリレー10
への指示が出力がされる点は図8の例と同じである。
く、本願発明の趣旨の範囲でどの様に実施してもよい。
発熱体はセラミックの片面に設けたがセラミックに埋設
されて外気に触れない状態のものであってもよい。導電
パターンは、印刷・焼付けに限らずどの様な方法で設け
てもよく、また配置も自由でよい。割れの原因は、ヒー
トショックに限らず、落下や凍結になる割れなど、どの
様な原因も対象となる。
ヒーターの平面図である。
ックヒーターの製造過程を説明する図である。
明図である。
いて、割れとこれによる加熱給電の停止との関係を説明
する図である。
を用いたとこれを用いた瞬間式酒燗器の概略の図であ
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 割れ検知用の導電パターンを一体的に設
けたセラミックヒーターであって、 このセラミックヒーターに割れが生じた場合には、この
割れに伴って前記導電パターンが断線されることを特徴
とするセラミックヒーター。 - 【請求項2】 導電パターンへの通電の遮断を、セラミ
ックヒーターへの給電を切断する契機に用いることを特
徴とするヒーター停止構造。 - 【請求項3】 導電パターンの通電有無をリレーの入力
とし、前記導電パターンの遮断による前記リレーの応動
でセラミックヒーターへの給電を切断することを特徴と
する請求項2記載のヒーター停止構造。 - 【請求項4】 外部から吸引した酒を加熱する加熱部に
請求項1記載のセラミックヒーターを有し、前記加熱部
で加熱された酒を排出する酒燗器であって、請求項2又
は3記載のヒーター停止構造を備えたことを特徴とする
酒燗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12651999A JP3546270B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ヒーター停止構造、及びこれを用いた酒燗器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12651999A JP3546270B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ヒーター停止構造、及びこれを用いた酒燗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000323260A true JP2000323260A (ja) | 2000-11-24 |
JP3546270B2 JP3546270B2 (ja) | 2004-07-21 |
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ID=14937226
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10838330B2 (en) | 2017-05-17 | 2020-11-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus, image forming apparatus, and heater |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP12651999A patent/JP3546270B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10838330B2 (en) | 2017-05-17 | 2020-11-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus, image forming apparatus, and heater |
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