JP2000322948A - 発煙量が少ない自消性ケーブル及びこれに用いられる難燃性組成物 - Google Patents
発煙量が少ない自消性ケーブル及びこれに用いられる難燃性組成物Info
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Abstract
用、又はデータ伝送用の電気ケーブル、又は電力/電気
通信の混合ケーブルであって、自消性を有し、発煙量が
少ないケーブルを提供する。 【解決手段】 本発明のケーブルにおいて、重合体物質
及び難燃性無機充填剤に基づく被覆層が存在する。この
重合体物質はα-オレフィンと共重合するエチレンに基
づくエラストマー相とプロピレンに基づく熱可塑性相と
を有するヘテロ相共重合体を含む。上記エラストマー相
は上記へテロ相共重合体の合計重量に対して少なくとも
45重量%であり、そして上記ヘテロ相共重合体はポリエ
チレン序列に由来する結晶化度が実質的にない。
Description
圧送電用、又は電気通信用、又はデータ伝送用の電気ケ
ーブル、並びに電力/電気通信の混合ケーブルであっ
て、自消性を有し、発煙量が少ないケーブル、及びこの
ケーブルに用いられる難燃性組成物に関する。
充填剤、通常は、水酸化物、水和酸化物、金属の水和
塩、特にマグネシウム又はアルミニウムを添加すること
により難燃性が付与される重合体組成物からなる難燃性
被覆をケーブルの芯上に押出すことにより一般に形成さ
れる。上記重合体の基剤は通常、エチレンとエチレン不
飽和エステルの共重合体、特にエチレン/酢酸ビニル又
は任意にポリオレフィンと混合されたエチレン/アクリ
ル酸エチル共重合体からなる(例えば、特許のUS-4,67
3,620及びEP-530,940を参照)。
被覆及び外側シースが同じ黒色基剤物質から構成され、
そして絶縁層が識別のための縦の着色ストライプを含有
する低-電圧、高-電流ケーブルを開示する。種々の層に
この物質を使用すると、再生利用のプロセスにおいて種
々の成分を分離する必要はなくなるであろう。この基剤
物質は、ケーブルの最大使用温度に応じて、密度が0.92
〜0.94g/cm3で、ショアーD硬度が42以上のポリエチ
レンか、又はポリプロピレン基剤の熱可塑性エラストマ
ー、例えばエチレン/プロピレン共重合体で変性された
ポリプロピレン又はエラストマー相の含有量が25%を越
えるポリエチレン基剤の反応体混合物である。難燃性が
求められる場合、ケーブルの種々の被覆層に同じ物質を
用いることは全くできず、そして難燃性充填剤を含有す
る層に用いられる重合体基剤としては、エチレン/酢酸
ビニル共重合体又は超低密度ポリエチレン(ULDPE)及
び、特にメタロセン触媒を用いて得られるエチレン基剤
の共重合体が推奨される。
て、自消性ケーブルについて通常実施される難燃性試験
で好結果を得るために必要な難燃性充填剤の量は高く、
難燃性被覆の合計重量に対して一般に30重量%より大き
く、通常は50重量%より大きい。このように無機充填剤
の量が高いレベルにあると、難燃性組成物の加工性及び
特に破断点伸び及び破断点応力に関する機械的特性が劣
化する。市場で求められる要望を満足させる自消性ケー
ブル得るためには、多量の難燃性充填剤を混合すること
ができ、特に破断点伸び及び破断点応力に関する機械的
特性を同時に維持できる重合体基剤を入手することが必
要であることを出願人は発見した。
するエチレンに基づくエラストマー相とプロピレンに基
づく熱可塑性相とを有するヘテロ相共重合体を含む重合
体基剤であって、上記エラストマー相は上記へテロ相共
重合体の合計重量に対して少なくとも45重量%であり、
そして上記ヘテロ相共重合体はポリエチレン序列に由来
する結晶化度が実質的にない上記重合体基剤と難燃性無
機充填剤との混合物を難燃性被覆物として使用すること
により、高い耐燃性と優れた機械的特性を有する自消性
ケーブルを製造できることを出願人は発見した。
の導体および重合体物質と難燃性無機充填剤に基く少な
くとも一つの難燃性被覆層を含むケーブルであって、上
記重合体物質はα-オレフィンと共重合するエチレンに
基づくエラストマー相とプロピレンに基づく熱可塑性相
とを有するヘテロ相共重合体を含み、上記ヘテロ相共重
合体中の上記エラストマー相は上記へテロ相共重合体の
合計重量に対して少なくとも45重量%であり、上記ヘテ
ロ相共重合体はポリエチレン序列に由来する結晶化度が
実質的にないことを特徴とする上記ケーブルに関する。
縁内面層を有し、そして上記難燃性被覆層は上記絶縁内
面層の外側に置かれる。第2の具体例では、上記難燃性
被覆層は上記導体上に直接に置かれる。
燃性無機充填剤に基く難燃性組成物であって、上記重合
体物質はα-オレフィンと共重合するエチレンに基づく
エラストマー相とプロピレンに基づく熱可塑性相とを有
するヘテロ相共重合体を含み、上記ヘテロ相共重合体中
の上記エラストマー相は上記へテロ相共重合体の合計重
量に対して少なくとも45重量%であり、上記ヘテロ相共
重合体はポリエチレン序列に由来する結晶化度が実質的
にないことを特徴とする上記難燃性組成物に関する。
を基剤重合体として使用すると、CEI基準20-34パラグラ
フ5.1に基づいて測定された少なくとも100%の破断点伸
び(E.B.)値及びCEI基準20-34パラグラフ5.1に基づいて
測定された少なくとも6MPa、好ましくは少なくとも9M
Paの破断点応力(S.B.)値を有する難燃性被覆を有する
自消性ケーブルを得ることができる。
て、表現の“α-オレフィンと共重合するエチレンに基
づくエラストマー相とプロピレンに基づく熱可塑性相と
を有するヘテロ相共重合体”は(a)プロピレン以外の
α-オレフィン及びエチレンから選ばれる少量の少なく
とも1つのオレフィンコモノマーを任意に含むプロピレ
ン;そして次いで(b)α-オレフィン、特にプロピレ
ン及び任意に少量のジェンとエチレンの混合物:の逐次
共重合により得られる熱可塑性エラストマーを意味す
る。この種類の生成物はまた通常“熱可塑性反応体エラ
ストマー”と呼ばれる。
て、表現の“ポリエチレン序列に由来する結晶化度が実
質的にないヘテロ相共重合体”は示差走査熱量測定(DS
C)分析されたヘテロ相共重合体が結晶質のポリエチレン
相、即ち結晶型の(CH2)n序列に起因する感知可能な融解
ピークを示さないことを意味する。量的な用語では、こ
れは130℃より下に存在し、そしてポリエチレン序列に
起因する融解熱のピークが一般に3J/g未満、好ましく
は実質的にゼロであることを意味する。
度が実質的にないことは適切な有機溶媒を使用してエラ
ストマー(非晶質)相を抽出し(例えば、キシレンを13
5℃で20分間還流させる)、そして結晶相により生成し
た残留物を、例えばX線回折法により分析することによ
り確認できる。結晶ポリエチレンの典型的な反射が角度
2θ=21.5°で(銅放射で)実質的にないことはヘテロ
相共重合体が結晶性ポリエチレン序列が実質的にないこ
とを示す。
ー相の量は公知の技術、例えばエラストマー(非晶質)
相を適当な有機溶媒(特に、キシレンを135℃で20分間
還流させる)で抽出することにより決定できる。またエ
ラストマー相の量はサンプルの初期重量と乾燥された残
留物の重量との差として計算される。
CH-Rのオレフィンを意味し、ここでRは1〜10個の炭
素原子を含む直鎖又は分枝鎖のアルキルである。上記α
-オレフィンは、例えばプロピレン、1-ブテン、1-ペン
テン、1-ヘキセン、1-オクテン、1-ドデセン等から選択
できる。
化マグネシウムに支持されたハロゲン化チタン化合物に
基づくチーグラー・ナッタ触媒の存在下で対応するモノ
マーの共重合により通常実施される。これらの共重合体
の製造に関する詳細は例えば、EP-A-0,400,333、EP-A-
0,373,660及びUS-A-5,286,564で与えられる。
造される上記へテロ相共重合体の熱可塑性相はプロピレ
ン単独重合体又はプロピレン以外のα-オレフィン及び
エチレンから選ばれるオレフィンコモノマーとプロピレ
ンとの結晶性共重合体からなる。上記オレフィンコモノ
マーは好ましくはエチレンである。オレフィンコモノマ
ーの量は好ましくは上記熱可塑性相の合計モル数に対し
て10モル%より少ない。
(b)を通じて製造される上記へテロ相共重合体のエラ
ストマー相は上記へテロ相共重合体の合計重量に対し
て、少なくとも45重量%、好ましくは少なくとも55重量
%、そしてより好ましくは少なくとも60重量%であり、
そしてエチレンとα-オレフィンとの、そして任意にジ
ェンとのエラストマー共重合体からなる。上記α-オレ
フィンは好ましくはプロピレンである。任意にコモノマ
ーとして存在する上記ジェンは一般に4〜20個の炭素原
子を含み、そして好ましくは直鎖の、共役又は非共役の
ジオレフィン、例えば1,3-ブタジェン、1,4-ヘキサジ
ェン、1,6-オクタジェン等;短環式又は多環式ジェ
ン、例えば1,4-シクロヘキサジェン、5-エチリデン-2-
ノルボルネン、5-メチレン-2-ノルボルネン等から選ば
れる。上記エラストマー相の組成は一般に15〜85モル%
のエチレン、15〜85モル%のα-オレフィン、0〜5モル
%のジェンからなる。
相はプロピレン単位に富むエチレンとプロピレンのエラ
ストマー共重合体であって、特に上記エラストマー相の
重量に対して、15〜50重量%、より好ましくは20〜40重
量%のエチレン及び50〜85重量%、より好ましくは60〜
80重量%のプロピレンの組成を有するエラストマー共重
合体からなる。
適切な有機溶媒(例えば、キシレンを135℃で20分間還
流させる)を使用してエラストマー(非晶質)相を抽出
し、次いで乾燥抽出物を公知の技術、例えば赤外(IR)分
光学により分析することにより確認できる。
有するヘテロ相共重合体は、例えばハイファックス(Hif
ax)の商標名でモンテル(Montell)から販売されているい
わゆる“ポリプロピレン反応体混合物”の大分類に属す
る市場で見出すことができる。
化物、水和酸化物、金属、特にカルシウム、アルミニウ
ム、又はマグネシウムの塩又は水和塩、例えば水酸化マ
グネシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ三水和物、
炭酸マグネシウム水和物、炭酸マグネシウム、炭酸マグ
ネシウムカルシウム水和物、炭酸マグネシウムカルシウ
ム、又はこれらの混合物である。水酸化マグネシウム、
水酸化アルミニウム、及びアルミナ三水和物(Al2O3・3H
2O)及びこれらの混合物が特に好ましい。少量の、通常2
5重量%より少ない、CoO, TiO2, Sb2O3, ZnO, Fe2O3, C
aCO3又はこれらの混合物のような1又はそれ以上の無機
酸化物又は塩がこれらの化合物に有利に添加できる。上
述の金属水酸化物、特に水酸化マグネシウム、水酸化ア
ルミニウムは0.1〜100μm、好ましくは0.5〜10μmの
範囲のサイズの粒子の形状で好ましく使用される。
剤は天然の水酸化マグネシウムである。本発明におい
て、用語の“天然の水酸化マグネシウム”はブルース石
等のような水酸化マグネシウムに基づく鉱物を粉砕して
得られる水酸化マグネシウムを示す。ブルース石は天然
にそのままで、又は頻繁に方解石、あられ石、タルクの
ような他の鉱物と組み合わされて、又は例えば、じゃ紋
岩、緑泥石又は片岩の状態のようにケイ酸塩鉱床中の成
層形状で発見される。
又は乾燥状態で、好ましくはポリグリコール等のような
粉砕補助剤の存在下で粉砕できる。上記粉砕された生成
物の比表面積は一般に5〜20m2/g、好ましくは6〜15m
2/gの範囲内にある。得られた水酸化マグネシウムは次
いで1〜15μm、好ましくは1.5〜5μmの範囲の平均粒
径を得るために、そして1.5μmより小さい直径を有す
る粒子が全体の10%以下を構成し、そして20μmより大
きい直径を有する粒子が全体の10%以下を構成するよう
な粒径分布を得るために、例えば篩い分けにより分級で
きる。
n、Ca、Si、V、等のような他の金属の塩、酸化物及び/
又は水酸化物から由来する種々の不純物を含有する。存
在する不純物の量及び性質は出発物質の原点の関数とし
て変えられる。純度の程度は一般に80〜98重量%であ
る。水溶性イオン型の不純物の量は水酸化マグネシウム
をISO法787に従って所定の時間及び所定の温度で適当量
の水と接触させて得られる水抽出物の導電率を測定する
ことにより間接的に決定できる。この方法により天然の
水酸化マグネシウムから得られる水抽出物の導電率は一
般に100〜500μS/cm、好ましくは120〜350μS/cmで
ある。
填剤の量は通常の耐燃性試験、例えばIEC標準規格332-1
及びIEC 332.3 A, B及びCに従う試験に合格できるケー
ブルを得られるように決定される。この量は一般に難燃
性組成物の合計重量の10〜90重量%、好ましくは30〜80
重量%、そしてより好ましくは50〜70重量%である。
用できる。好ましく用いられる被覆物質は8〜24個の炭
素原子を有する飽和又は不飽和脂肪酸及び、その金属
塩、例えば、オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ステアリン酸又は
オレイン酸のマグネシウム塩又は亜鉛塩、及び類似物で
ある。
物又は少なくとも1つのエチレン性不飽和度を有するシ
ラン化合物、エチレン性不飽和度を有するエポキシド、
有機チタネート、少なくとも1つのエチレン性不飽和度
を有するモノ又はジカルボン酸、又はその誘導体、例え
ば、無水物又はエステルが無機充填剤と重合体物質との
間の相溶性を高めるために上記混合物に添加できる。
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン、アリルトリ
メトキシシラン、アリルトリエトキシシラン、アリルメ
チルジメトキシシラン、アリルメチルジエトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリス(2-メト
キシエトキシ)シラン、ジメチルジエトキシシラン、ビ
ニルトリス(2-メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルメチルジメトキシシラン、ビニ
ルトリエトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、
イソブチルトリエトキシシラン、イソブチルトリメトキ
シシラン及び類似物、又はこれらの混合物がある。
シドの例としては、アクリル酸グリシジル、メタクリル
酸グリシジル、イタコン酸モノグリシジルエステル、マ
レイン酸グリシジルエステル、ビニルグリシジルエーテ
ル、アリルグリシジルエーテル及び類似物、又はこれら
の混合物がある。
チルチタネートである。少なくとも1つのエチレン性不
飽和度を有するモノ又はジカルボン酸又はこれらの誘導
体であって、カップリング剤として使用されるものは、
例えば、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、シト
ラコン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタクリル酸及び
類似物、及びこれらから誘導される無水物又はエステ
ル、又はこれらの混合物である。無水マレイン酸が特に
好ましい。
か、又はラジカル反応(例えば、特許EP-0,530,940を参
照)の手段によりポリオレフィン、例えば、ポリエチレ
ン又はエチレンとα-オレフィンとの共重合体上にプリ
グラフトできる。グラフトされたカップリング剤の量は
100重量部のポリオレフィンに対して、一般に0.05〜5重
量部、好ましくは0.1〜2重量部である。無水マレイン酸
でグラフトされたポリオレフィンは例えば、商標のフサ
ボンド(Fusabond,デュポン)、オレヴァック(Orevac,
エルフ アトケム(Elf Atochem))、エクセロール(Exxel
or,エクソン化学)、ワイパレックス(Yparex,DS
M)、等の市販製品として入手可能である。
のカップリング剤(例えば、無水マレイン酸)又はエチ
レン性不飽和度を有するシラン(例えば、ビニルトリメ
トキシシラン)が相溶化剤を重合体物質に直接にグラフ
トさせるために、ラジカル開始剤と組み合わされて上記
混合物に添加できる。使用可能な開始剤は例えば、t-
ブチルペルベンゾエート、ジクミルペルオキシド、ベン
ゾイルペルオキシド、ジ-t-ブチルペルオキシド及び類
似物のような有機過酸化物である。この技術は例えば、
米国特許4,317,765及び日本特許出願JP/62-58774に記載
されている。
量は主に使用されるカップリング剤の種類と添加される
難燃性充填剤の量の関数として変化でき、そして基剤重
合体混合物の合計重量に対して一般に0.01〜10重量%、
好ましくは0.02〜5重量%そしてより好ましくは0.05〜2
重量%である。
の充填剤及び類似物のようなその他の従来の成分が本発
明の難燃性組成物に添加できる。適当な酸化防止剤の例
としては、重合トリメチルジヒドロキノリン、4,4'-チ
オビス(3-メチル-6-t-ブチル)フェノール、ペンタエ
リスリチル-テトラキス[3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート]及び類似物、又はこ
れらの混合物がある。
助剤は例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸、パラフィンワックス、シリコーン
ゴム及び類似物、又はこれらの混合物である。
ス粒子、ガラス繊維、焼成カオリン、タルク及び類似
物、又はこれらの混合物である。本発明の難燃性組成物
は、熱可塑性であって再生利用可能な特性を有する被覆
を得るために、好ましくは非架橋状態で使用される。
がって重合体成分、充填剤及び添加剤を混合することに
より調製される。上記混合は例えば、タンジェンシャル
ローター(バンブリー)又は貫通ローターを有する形式
の密閉式ミキサー、又はコニーダー又は相互回転又は二
重反転二軸スクリューミキサーのような連続ミキサーを
使用して実施される。
か、前もって絶縁層を被覆された導体上に外側の自消性
外装を形成するために使用できる。被覆工程は一般に押
出しの手段により実施される。2層が形成される場合、
押出しは独立した2つの運転で実施される。即ち、第1
工程で導体上に内側層を押出し、次いで第2工程でこの
内側層上に外側層を押出す。好ましくは、被覆プロセス
は単一の運転、例えば、2つの連続して配置された押出
機が使用される“タンデム”法の手段により実施される
か、又は単一の押出ヘッドを用いた共-押出しの手段に
より実施される。
好ましくは2kVより低い、より好ましくは1kVより低い
電圧を意味する。図1のケーブルは金属導体(1)、電気
絶縁体として作用する内面層(2)、及び本発明に従う
難燃性特性を有する保護外装として作用する外面層
(3)を含む。
い、電気絶縁特性を有し、公知の架橋又は非架橋の重合
体組成物から構成され、例えば、ポリオレフィン(異な
るオレフィンの単独重合体又は共重合体)、オレフィン
/エチレン不飽和エステル共重合体、ポリエステル、ポ
リエーテル、ポリエーテル/ポリエステル共重合体及び
その混合物から選ばれる。このような重合体の例として
は、ポリエチレン(PE)、特に線状低密度PE(LLDPE)、ポ
リプロピレン(PP)、プロピレン/エチレン熱可塑性共重
合体、エチレン-プロピレンゴム(EPR)又はエチレン-プ
ロピレン-ジェンゴム(EPDM)、天然ゴム、ブチルゴム、
エチレン/酢酸ビニル(EVA)共重合体、エチレン/アクリ
ル酸メチル(EMA)共重合体、エチレン/アクリル酸エチル
(EEA)共重合体、エチレン/アクリル酸ブチル(EBA)共重
合体、エチレン/α-オレフィン共重合体及び類似物があ
る。外面層(3)についても、内面層(2)と同じ重合体
物質を用いることが可能である。
せないで、本発明に従う難燃性外装(3)を直接に被覆
された導体(1)を含む。この場合、導体(1)が金属で
あるならば、上記自消性被覆(3)も電気絶縁体として
作用する。
の配色を得るために任意に添加される薄い重合体層を外
側に更に設けることができる。図1及び2は本発明による
2種類のケーブルだけを示す。従って、本発明の範囲を
逸脱することなく、これらの態様を公知技術で変更でき
ることは明らかである。特に、電気通信用のケーブル又
はデータ伝送用のケーブル又は電力/電気通信の混合ケ
ーブルが本発明の難燃性組成物を使用して製造できる。
またこの記述は主に自消性ケーブルに向けられている
が、本発明の難燃性組成物は他のその他の製品、特に電
気接続又は成端装置に自消性特性を付与するために使用
できる。
例(Cop.3及びCop.4)で使用される多数のヘテロ相共重
合体の特性を示す。メルトフローインデックス(MFI)をA
STM標準規格D1238/Lに基づいて230℃及び21.6Nで測定し
た。
由来する融解熱及びポリエチレン序列(PEエンタルピ
ー)に由来する融解熱を10℃/分の走査速度で(インス
トルメントヘッド:DSC30型;マイクロプロセッサ:PC1
1型;ソフトウェア:メッラー(Mettler) グラフウエア
ー(Graphware) TA72AT.1)メッラー(Mettler)のDSC計測
器を使用して測定した。表1の4種類のヘテロ共重合体の
DSC曲線を図3〜図6に示す。
ポリプロピレン相に関係する単一の融解ピークを示し、
これは130℃より下方に延びる極めて明白な“尾”を有
し、そして多分、エチレン単位により中断されたプロピ
レン単位の短い序列からなる低い結晶化度を有するポリ
プロピレン相の存在に起因するであろうことに注目すべ
きである。
℃で20分間還流させる抽出により測定され、そしてサン
プルの初期重量と乾燥残留物の重量との間の差として計
算された。
うに抽出された上記重合体のIR分光分析により測定さ
れ、そして溶媒を蒸発させて乾燥した。上記プロピレン
量は適当な検量線の手段により、4377及び4255cm-1に
おけるバンドの強度間の比として測定される。
ル(Montell)社製; Cop.2:ハイファックス(Hifax 登録商標)CA10Aモンテ
ル(Montell)社製; Cop.3:ハイファックス(Hifax 登録商標)CA12Aモンテ
ル(Montell)社製; Cop.4:ハイファックス(Hifax 登録商標)CA43Aモンテ
ル(Montell)社製。
填比を有する1.6リットルのバンバリーミキサーを用い
て、表2に示される難燃性組成物を調製するために使用
された。
及び200バールで圧縮成形して得られた組成物を用いて1
mmの板を調製した。断面積が1.5mm2の単一の赤銅ワ
イヤ上に表2の組成物を押し出して、厚さ0.7mmの難
燃性層を得ることにより小さなケーブル調製した。押出
しライン速度は20m/分であり、押出し機シリンダーの
種々の領域おける温度は160−170−190−200℃であり、
押出しヘッドの温度は200℃であり、上記リングの温度
は220℃である。
ブルはCEI基準20-34パラグラフ5.1に基づく機械的引張
り強さ試験(E.B.及びS.B.)を実施された。ジョー(ja
w)の引張り速度は250mm/分であった。また上記ケーブ
ルはIEC基準332-1に基づく耐燃試験、即ち、縦方向に置
かれた長さ60cmのサンプルをサンプルに対して45度傾
斜させたブンゼンバーナーの炎に1分間直接に曝す試験
を実施された。全てのケーブルサンプルはこの試験に合
格した。
酸でグラフトされたポリプロピレン(エルフアトケム(E
lf Atochem))(カップリング剤); ハイドロフィ(Hydrofy 登録商標)GS1.5: ステアリ
ン酸で被覆された天然のMg(OH)2(シマ(Sima))(平均
粒径2ミクロンそして比表面積11m2/g); ロードルシル(Rhodorsil 登録商標):MF175U: シリ
コーンゴム(ローンポーレン(Rhone Poulenc))(加工
補助剤/滑剤); イルガノックス(Irganox 登録商標)1010: ペンタエ
リスリチル-テトラキス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート(チバ-ガイギー)(酸
化防止剤)。
ル及び組成物が無機充填剤の高い含量(61%)を有する
にもかかわらず、明細書を満足させる優れた機械的特性
を有することを示す。
電気ケーブルの断面図である。
電気ケーブルの断面図である。
のDSC曲線である。
のDSC曲線である。
C曲線である。
C曲線である。
Claims (16)
- 【請求項1】 少なくとも一つの導体および重合体物質
と難燃性無機充填剤に基く少なくとも一つの難燃性被覆
層を含むケーブルであって、上記重合体物質はα-オレ
フィンと共重合するエチレンに基づくエラストマー相と
プロピレンに基づく熱可塑性相とを有するヘテロ相共重
合体を含み、上記ヘテロ相共重合体中の上記エラストマ
ー相は上記へテロ相共重合体の合計重量に対して少なく
とも45重量%であり、上記ヘテロ相共重合体はポリエチ
レン序列に由来する結晶化度が実質的にないことを特徴
とする上記ケーブル。 - 【請求項2】 電気絶縁内面層が存在し、そして上記難
燃性被覆層は上記絶縁内面層の外側に置かれる請求項1
のケーブル。 - 【請求項3】 上記難燃性被覆層は上記導体上に直接に
置かれる請求項1のケーブル。 - 【請求項4】 上記へテロ相共重合体は、130℃より下
に存在しそしてポリエチレン序列に起因する3J/g未満
の融解熱のピークを有する請求項1〜3のいずれかのケ
ーブル。 - 【請求項5】 上記へテロ相共重合体は、130℃より下
に存在しそしてポリエチレン序列に起因する実質的にゼ
ロである融解熱のピークを有する請求項4のケーブル。 - 【請求項6】 上記エラストマー相はエラストマー相の
重量に対して15〜50重量%のエチレンと50〜85重量%の
プロピレンを含むエラストマー共重合体からなる請求項
1〜5のいずれかのケーブル。 - 【請求項7】 上記エラストマー相はエラストマー相の
重量に対して20〜40重量%のエチレンと60〜80重量%の
プロピレンを含むエラストマー共重合体からなる請求項
6のケーブル。 - 【請求項8】 上記難燃性無機充填剤は水酸化物、水和
酸化物、金属の塩又は金属の水和塩、又はこれらの混合
物から選ばれる請求項1〜7のいずれかのケーブル。 - 【請求項9】 上記難燃性無機充填剤は水酸化マグネシ
ウム、アルミナ三水和物又はこれらの混合物から選ばれ
る請求項8のケーブル。 - 【請求項10】 上記難燃性無機充填剤は天然の水酸化
マグネシウムである請求項9のケーブル。 - 【請求項11】 上記難燃性無機充填剤は上記難燃性層
の合計重量に対して10〜90重量%の量で存在する請求項
1〜10のいずれかのケーブル。 - 【請求項12】 上記難燃性無機充填剤は上記難燃性層
の合計重量に対して30〜80重量%の量で存在する請求
項11のケーブル。 - 【請求項13】 上記難燃性無機充填剤は上記難燃性層
の合計重量に対して50〜70重量%の量で存在する請求
項12のケーブル。 - 【請求項14】 重合体物質と難燃性無機充填剤に基く
難燃性組成物であって、上記重合体物質はα-オレフィ
ンと共重合するエチレンに基づくエラストマー相とプロ
ピレンに基づく熱可塑性相とを有するヘテロ相共重合体
を含み、上記ヘテロ相共重合体中の上記エラストマー相
は上記へテロ相共重合体の合計重量に対して少なくとも
45重量%であり、上記ヘテロ相共重合体はポリエチレン
序列に由来する結晶化度が実質的にないことを特徴とす
る上記難燃性組成物。 - 【請求項15】 上記ヘテロ相共重合体は請求項4〜7
のいずれかに従って定義される請求項14の組成物。 - 【請求項16】 上記難燃性無機充填剤は請求項8〜1
3のいずれかに従って定義される請求項14又は15の
組成物。
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