JP2000322867A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JP2000322867A
JP2000322867A JP11131416A JP13141699A JP2000322867A JP 2000322867 A JP2000322867 A JP 2000322867A JP 11131416 A JP11131416 A JP 11131416A JP 13141699 A JP13141699 A JP 13141699A JP 2000322867 A JP2000322867 A JP 2000322867A
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JP
Japan
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tape
leader member
leader
opening
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11131416A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kaneda
博志 金田
Masatoshi Okamura
昌寿 岡村
Motohiko Shima
元彦 志摩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース本体内にテープを巻装した1つのテー
プリールが回転可能に収容され、テープの先端がリーダ
ー部材に固定されて、ケース本体に設けた開口から装置
にテープ引き出し部材によって引き出されるテープカー
トリッジにおいて、リーダー部材を上下ケースの内面に
沿って着脱をスムーズに行うようにし、ケースやリーダ
ー部材の削れを防止し、そしてリーダー部材を正しく収
納部に収納し、また収納部でも確実に保持されるように
すること。 【解決手段】 ケース本体内にテープを巻装した1つの
テープリールが回転可能に収容され、テープの先端がリ
ーダー部材に固定されて、ケース本体に設けた開口から
装置にテープ引き出し部材によって引き出されるテープ
カートリッジにおいて、リーダー部材がケース開口のリ
ーダー部材収納部に収納され、リーダー部材の上下端部
が上下ケースによって挟持されて保持されるもので、上
下ケースは、リーダー部材収納部から開口部へ向かって
傾斜面部を有し且つこの傾斜面部にリーダー部材の挿脱
方向と略平行なに延びる凹凸を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
に用いられる1リールタイプのテープカートリッジに関
する。
【0002】
【従来の技術】実公平6−24072号には、1リール
タイプのテープカートリッジで、テープの先端がリーダ
ーブロックに固定されており、リーダーブロックのケー
ス本体への挿脱を良好にするための構造が開示されてい
る。簡単に説明すると、図6は同公報に示された1リー
ルタイプのカートリッジ100を示す平面図であり、ケ
ース102の内部に回転ハブ104とフランジ108と
よりなる単一リールに巻装された磁気テープ106を収
納し、ケース102の一つの隅部に設けた開口160
に、ブロック受け凹所118を設け、そこにテープ挿通
用のリーダーブロック116を着脱自在に嵌合する。リ
ーダーブロック116には係止ピン152により磁気テ
ープ106の先端を係止させる凹所150が形成されて
いる。更にリーダーブロック116の外面側には記録再
生装置側から侵入してリーダーブロック116を引き出
すことができる引出ピンを受け入れ且つ係止するための
凹部154が設けられている。
【0003】このカートリッジ100の使用時には、装
置側の自動挿通機構が作動して引出ピン(図示せず)が
先ず凹部154に侵入してリーダーブロック116に係
止し、次いでリーダーブロック116を引出し、装置の
所定のテープ走行通路に沿って挿通し、最後に装置側の
巻き取りリールのハブの外周に設けられた受け部にリー
ダーブロック116を収納して固定する。巻き戻しの場
合にはリーダーブロック116は逆の経路をたどってカ
ートリッジ100の開口部の図示の位置に戻される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
テープカートリッジではテープ先端はリーダーブロック
に固定されていた。リーダーブロックは装置内のテープ
を巻き取るリールの一部を構成するので、その精度は高
いものが必要であった。そのため、これに代えてテープ
先端をピン状のリーダー部材に取り付けて、リーダー部
材は装置のテープ引き出し用にのみ使用することが考え
られる。
【0005】リーダー部材は上下ケースの内面で保持、
収納されるが、リーダー部材の挿脱時に装置との位置関
係がずれると、リーダー部材がケース内面との当たりが
強くなり、着脱がスムーズにできなくなったり、ケース
やリーダー部材が削れてしまって、正しくリーダー部材
の収納部に収納されなかったり、また収納部でも確実に
保持されなくなってしまう可能性がある。従って本発明
はリーダブロックを使用しないでピン状のリーダー部材
を利用する型の1リールタイプのテープカードリッジに
おいて、リーダー部材を上下ケースの内面に沿って着脱
をスムーズに行うようにし、ケースやリーダー部材の削
れを防止し、そしてリーダー部材を正しく収納部に収納
し、また収納部でも確実に保持されるようにすることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケース本体内
にテープを巻装した1つのテープリールが回転可能に収
容され、テープの先端がリーダー部材に固定されて、ケ
ース本体に設けた開口から装置にテープ引き出し部材に
よって引き出されるようにしたテープカートリッジであ
って、リーダー部材がケース開口のリーダー部材収納部
に収納され、リーダー部材の上下端部が上下ケースによ
って挟持されて保持されるもので、上下ケースは、リー
ダー部材収納部から開口部へ向かって傾斜面部を有し且
つこの傾斜面部にリーダー部材の挿脱方向と略平行な方
向に延びる凹凸を形成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜4に第一の実施例を示す。
図1は本発明の実施例を示すテープカートリッジの分解
斜視図である。本カートリッジは上下ケース1、2から
なる本体ケース内にテープを巻回した1つのテープリー
ル3が回転可能に収納されている。下ケースには装置の
駆動軸が挿入される開口21を有する。上下ケース1、
2にはテープ引き出し用の開口13を形成するための切
欠12、22が形成されている。
【0008】テープリール3は上フランジ31、下フラ
ンジ33を一体に形成したハブ32及びハブ32の下面
には磁性金属板7が一体に設けられている。金属板7の
周囲には装置の駆動軸と係合する係合歯(図示なし)が
設けられる。金属板7は装置の駆動軸に磁気的に吸着さ
れてテープリール3を回転する。テープは水等によって
直接ハブの外周面に接着されるので、テープ固着用の固
定部材は設けられていない。ハブ32の内面には係合歯
部35があり、リールブレーキ5と係合して不使用時に
テープリール3の不要な回転を防止する。
【0009】リールブレーキ5は下面側に歯部51を有
し、ハブ32の歯部35と係合する。リールブレーキ5
はブレーキスプリング4によって常時ブレーキ位置に押
圧されている。リールブレーキ5の凸部52は上ケース
1の内面に設けた位置規制部(図示せず)によって確実
に上下動(ブレーキ位置とブレーキ解除位置)できるよ
うになっている。装置に装着されると、金属板7が装置
側の駆動軸に吸着され又駆動軸状の解除ピン(図示せ
ず)がリールブレーキ5を上方へ持ち上げるので、リー
ルブレーキ5とテープリール3との係合が解除されてテ
ープリール3が回転することができるようになる。
【0010】テープ9の先端はリーダー部材8に固定さ
れる。リーダー部材8は、ピン部材81とその上に嵌合
するプラスチック又はエラストマー製のC字形クランプ
82からなる。ピン部材81はC字形クランプ82がテ
ープ先端を介在して嵌合するテープ装着部81aと、テ
ープ装着部の両端に設けられテープ縁部を規制する第一
の鍔部81bと、それらに隣接して設けられていて装置
側の引き出し部材が係止する操作部81cと、ピン部材
の両端を構成する第2の鍔部81dを有する。ピン部材
81の上下の第2の鍔部81dは以下で述べる本発明の
保持手段により保持される。
【0011】図2はカートリッジの斜視図である。リー
ダー部材8が(テープが)引き出された状態で、(b)
は、リーダー部材がカートリッジ内に収容された状態で
ある。
【0012】図3は収納部の拡大図である。構造は上下
ケース共に同じなので、ここでは下ケース2について説
明する。リーダー部材収納部23は開口13のすぐ内側
に水平に設けられ、円弧状の壁24で囲まれている。壁
24の内壁の円弧状面はリーダー部材8のピン部材81
の両端部すなわち円筒状の第2の鍔部81dが嵌合でき
る曲率を有し、また上下ケース1、2の収納部23間の
距離はリーダー部材が丁度嵌合できるように定められ
る。リーダー部材収納部23から開口13に向けて円弧
状の壁24に続く壁は末広がりの内壁面27を有する。
また、上下ケース1、2の各内面も水平な収納部23に
続いて外部ほど上下ケース間の幅が広くなるように傾斜
面25を有している。この傾斜面25によって、リーダ
ー部材8を確実にガイドできるようになっている。
【0013】また、この傾斜面25にはリーダー部材8
の挿脱方向に平行に延びる凹凸26が設けられており、
リーダー部材8の挿脱時に傾斜面25と接触しても強い
摩擦力が働かず、スムーズな着脱を可能とし、ケースや
リーダー部材の削れを防止することができる。
【0014】図5は他の実施例を示す下ケース2の要部
拡大図である。この実施例では凹凸部26は傾斜面25
だけでなく、収納部23にまで延長して設けてあり、ま
た開口13に向かって凹凸26がやや広がるように形成
されている。
【0015】
【発明の効果】上下ケースはリーダー部材収納部から開
口に向かって傾斜面を有しているので、リーダー部材を
確実にガイドすることができる。またリーダー部材収納
部から開口に向かって左右にテーパした壁面を有するの
で同様にリーダー部材を確実にガイドできる。また、傾
斜面部にリーダー部材の挿脱方向と略平行な凹凸を形成
することで、リーダー部材挿脱時に傾斜面と接触して
も、接触面積が小さく抵抗が小さいため削れが発生する
ことがなく、リーダー部材のスムーズな挿脱を可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すテープカートリッジの分
解斜視図である。
【図2】本発明の実施例のカートリッジの斜視図であ
り、(a)はリーダー部材を引き出した状態を示し、
(b)はリーダー部材を開口に収納した状態を示す。
【図3】上記実施例のリーダー部材収納部の拡大斜視図
である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】他の実施例のリーダー部材収納部の拡大斜視図
である。
【図6】従来の1リールタイプのテープカートリッジを
示す平面図である。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3 テープリール 4 ブレーキスプリング 5 リールブレーキ 8 リーダー部材 9 テープ 12 切欠 13 開口 14 円弧状リブ 15 傾斜面 22 切欠 23 リーダー部材収納部 24 円弧状の壁 25 傾斜面 26 凹凸 27 内壁面 81 ピン部材 82 C字形クランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体内にテープを巻装した1つの
    テープリールが回転可能に収容され、テープの先端がリ
    ーダー部材に固定されて、ケース本体に設けた開口から
    装置にテープ引き出し部材によって引き出されるテープ
    カートリッジにおいて、 リーダー部材がケース開口のリーダー部材収納部に収納
    され、 リーダー部材の上下端部が上下ケースによって挟持され
    て保持されるもので、 上下ケースは、リーダー部材収納部から開口部へ向かっ
    て傾斜面部を有し且つこの傾斜面部にリーダー部材の挿
    脱方向と略平行なに延びる凹凸を形成したことを特徴と
    するテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記凹凸はさらに前記リーダー部材収納
    部にも形成されている請求項1のテープカートリッジ。
JP11131416A 1999-05-12 1999-05-12 テープカートリッジ Withdrawn JP2000322867A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11131416A JP2000322867A (ja) 1999-05-12 1999-05-12 テープカートリッジ

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Family

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JP11131416A Withdrawn JP2000322867A (ja) 1999-05-12 1999-05-12 テープカートリッジ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7252257B2 (en) 2000-11-13 2007-08-07 Sony Corporation Tape drive apparatus, tape extraction apparatus and tape cassette

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20060801