JP2000322793A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2000322793A
JP2000322793A JP11133820A JP13382099A JP2000322793A JP 2000322793 A JP2000322793 A JP 2000322793A JP 11133820 A JP11133820 A JP 11133820A JP 13382099 A JP13382099 A JP 13382099A JP 2000322793 A JP2000322793 A JP 2000322793A
Authority
JP
Japan
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signal
pilot signal
head
track
tracking error
Prior art date
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Pending
Application number
JP11133820A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Giko
聰 礒江
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラック曲がりに対して有効なトラッキング
制御を行う事を目的とする。 【解決手段】 トラックのトレース方向に対して任意の
位置でのトラッキングエラーを用いてトラッキング制御
を行う制御手段を設けることで、トラック曲がりに対す
るトラッキングの追従性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列的に形成され
た1トラック置きに周波数が変化する2種類のパイロッ
ト信号を記録されたトラックを再生する時に、両隣接ト
ラックのパイロット信号クロストーク成分量を比較する
事で、ヘッドのトレース位置をトラック幅の中心に位置
決めするトラッキング制御装置を有した磁気記録再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダ(以下、V
TRと記す)において、高記録密度化を進める上で、狭
トラック化が進み、トラック曲がりに対するトラッキン
グの追従性が要求されるようになってきている。
【0003】以下に従来の再生されたパイロット信号ク
ロストーク成分量を用いたトラッキング制御について説
明する。図4は従来のパイロット信号の記録されたトラ
ックパターンを示す模式図である。図5は従来のパイロ
ット信号を用いたトラッキング制御を表すブロック図で
ある。図6は従来の磁気記録再生装置におけるパイロッ
ト信号を用いたトラッキング制御の動作説明のための模
式図である。
【0004】図5において、1は磁気テープに記録され
た映像信号を再生するヘッド、2はヘッド1により再生
された映像トラックに記録されたf1パイロット信号を
検出するパイロット信号f1成分量検出回路、3は同f
2パイロット信号を検出するパイロット信号f2成分量
検出回路、4はパイロット信号f1成分量検出回路2と
パイロット信号f2成分量検出回路3で検出したパイロ
ット信号からトラッキングエラーの検出を行うトラッキ
ングエラー検出回路、8はスイッチ、5はトラッキング
エラー検出回路4で検出したトラッキングエラーに基づ
きトラッキング制御を行うマイクロプロセッサで、スイ
ッチ8のON/OFF切換制御を行うパイロット信号サ
ンプリング処理回路5aと、トラッキング制御指令を行
うトラッキング制御回路5bとを備えた。6はマイクロ
プロセッサ5からのトラッキング制御に基づきキャプス
タン7を駆動制御するキャプスタン駆動回路、7はキャ
プスタン駆動回路6からの制御により磁気テープを所定
速度で走行させるキャプスタンである。
【0005】以上のように構成された従来のパイロット
信号を用いたトラッキング制御について、以下にその動
作について説明する。
【0006】まず、図5のヘッド1より再生された信号
からパイロット信号f1成分及びf2成分をそれぞれの
検出回路2及び3により検出し、後段のトラッキングエ
ラー検出回路4によりf1成分量とf2成分量とを比較
する。その比較結果によりマイクロプロセッサ5では、
トラックのトレース方向に対して、ある固定した位置で
の成分量比較結果を取り込み、図6で示す様なヘッドの
トレース位置ズレ量を検出する。その後ズレ量に対し
て、ヘッド1がトラック幅に対してセンター位置すなわ
ち「f1成分量=f2成分量」となる様に、キャプスタ
ン駆動回路6に指令し、キャプスタン駆動回路6がキャ
プスタン7を駆動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、トラックのある固定した位置でのヘッド
の位置決めには有効な手段であるが、トラックが曲がっ
ている場合には、トラック全体をトレースできず、映像
信号を確実に得ることができないという問題を有してい
た。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、トラック曲がりに対するトラッキング制御の追従性
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、記録媒体を走行するキ
ャプスタンと、記録媒体に記録された信号を再生するヘ
ッドと、前記ヘッドにより再生された信号から第1のト
ラックにおけるパイロット信号を検出する第1のパイロ
ット信号成分量検出手段と、前記ヘッドにより再生され
た信号から第2のトラックにおけるパイロット信号を検
出する第2のパイロット信号成分量検出手段と、前記第
1及び第2のパイロット信号成分量検出手段で検出した
パイロット信号を比較しその差分をトラッキングエラー
として出力するトラッキングエラー検出手段と、前記ト
ラッキングエラー検出手段で検出したトラッキングエラ
ーに基づきサンプリングタイミングを設定しそのサンプ
リングタイミングに基づき前記キャプスタンの駆動制御
を行う制御手段とを備え、前記トラッキングエラー検出
手段で検出するトラッキングエラーによりトラック曲が
りを検出した時に、サンプリングタイミングを前記ヘッ
ドのトレース方向に変位させるものである。
【0010】この構成によって、トラック曲がりに対す
るトラッキングの追従性が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、記録媒体を走行するキャプスタンと、記録媒体に記
録された信号を再生するヘッドと、前記ヘッドにより再
生された信号から第1のトラックにおけるパイロット信
号を検出する第1のパイロット信号成分量検出手段と、
前記ヘッドにより再生された信号から第2のトラックに
おけるパイロット信号を検出する第2のパイロット信号
成分量検出手段と、前記第1及び第2のパイロット信号
成分量検出手段で検出したパイロット信号を比較しその
差分をトラッキングエラーとして出力するトラッキング
エラー検出手段と、前記トラッキングエラー検出手段で
検出したトラッキングエラーに基づきサンプリングタイ
ミングを設定しそのサンプリングタイミングに基づき前
記キャプスタンの駆動制御を行う制御手段とを備え、前
記トラッキングエラー検出手段で検出するトラッキング
エラーによりトラック曲がりを検出した時に、サンプリ
ングタイミングを前記ヘッドのトレース方向に変位させ
るものであり、トラッキングのズレを検出する位置をこ
れまでの固定から可変にすることにより、トラック曲が
りに対するトラッキングの追従性が得られるという作用
を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるパイロット信号を用いたトラッキング制御
を表すブロック図であり、図1において、1は記録媒体
である磁気テープに記録された映像信号を再生するヘッ
ド、2はヘッド1により再生された映像トラックに記録
されたf1パイロット信号を検出する第1のパイロット
信号成分量検出手段であるパイロット信号f1成分量検
出回路、3は同f2パイロット信号を検出する第2のパ
イロット信号成分量検出手段であるパイロット信号f2
成分量検出回路、4はパイロット信号f1成分量検出回
路2とパイロット信号f2成分量検出回路3で検出した
パイロット信号からトラッキングエラーの検出を行うト
ラッキングエラー検出手段であるトラッキングエラー検
出回路、8はスイッチ、5はトラッキングエラー検出回
路4で検出したトラッキングエラーに基づきトラッキン
グ制御を行う制御手段であるマイクロプロセッサで、ス
イッチ8のON/OFF切換制御を行うパイロット信号
サンプリング処理回路5aと、トラッキング制御指令を
行うトラッキング制御回路5bと、5cはパイロット信
号サンプリング処理回路5aにおけるサンプリングタイ
ミングをシフト制御するサンプリングタイミングシフト
制御回路とを備えた。6はマイクロプロセッサ5からの
トラッキング制御に基づきキャプスタン7を駆動制御す
るキャプスタン駆動回路、7はキャプスタン駆動回路6
からの制御により磁気テープを所定速度で走行させるキ
ャプスタンである。
【0014】図2は本発明の実施の形態1におけるパイ
ロット信号のサンプリング位置別によるヘッドのトレー
ス位置を示す模式図である。図2において、21はトラ
ック曲がりが無いトラックのトレース方向に対する固定
位置でトラッキング制御をかけた時のトレース位置を示
す。22はトラック曲がりが有る場合で、21と同じ固
定位置でトラッキング制御をかけた場合のトレース位置
を示し、トレース後半でトラック曲がりが発生している
ため、トラック後半がトレースできていない。23及び
24は2つのパターンのトラック曲がりに対して、それ
ぞれトラッキングエラーサンプリングタイミングをシフ
トしてトラッキング制御をかけた場合のトレース位置を
示す。図3はトラッキングエラーサンプリングタイミン
グシフト制御のフローである。
【0015】以上のように構成された本実施の形態の磁
気記録再生装置について、図1及び図2を用いてその動
作を説明する。
【0016】まず、図1のヘッド1において磁気テープ
より再生された信号から、パイロット信号f1成分及び
f2成分をそれぞれの検出回路2及び3により検出し、
後段のトラッキングエラー検出回路4によりf1成分量
とf2成分量とを比較する。その比較結果がスイッチ8
を介してマイクロプロセッサ5に入力される。マイクロ
プロセッサ5内のパイロット信号サンプリング処理回路
5aがスイッチ8をON制御することにより、トラッキ
ングエラー検出回路4からのエラー検出結果がマイクロ
プロセッサ5に入力されるようになっている。
【0017】マイクロプロセッサでは、図2のような記
録トラック曲がりに対して、トレース方向の任意位置で
の成分量比較結果を用い、ヘッドのトレース位置ズレ量
を検出し、ヘッドがトラック幅に対してセンター位置す
なわち「f1成分量=f2成分量」となる様に、トラッ
キング制御を行うものである。例えば、図2の22に示
すように、トラックのトレース後半部分に曲がりが生じ
ている場合には(図3のステップ33)、サンプリング
タイミングシフト回路5cは、サンプリングポイントを
図2の23に示すように後ろ側にシフトし(図3のステ
ップ36)、また図2の24に示すようにトレース前半
部分に曲がりが生じている場合には、サンプリングタイ
ミングシフト回路5cは、サンプリングポイントを図2
の24に示すように前側にシフトする(図3のステップ
35)。
【0018】このようにしてサンプリングポイントが設
置されると、トラッキング制御回路5bはキャプスタン
駆動回路6に対してキャプスタン7を駆動するよう指令
し、キャプスタン駆動回路6はキャプスタン7を回転駆
動する。
【0019】以上のように本実施の形態1によれば、記
録トラックのトレース方向に対して任意の位置でf1成
分量とf2成分量とを比較する手段を設けることによ
り、トラック曲がりに対して有効なトラッキング制御を
行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、トラック曲がり
に対して有効なトラッキング制御を行う事ができるとい
う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における磁気記録再生装
置の、パイロット信号を用いたトラッキング制御を表す
ブロック図
【図2】同実施の形態1における磁気記録再生装置の動
作説明のための、パイロット信号のサンプリング位置
別、ヘッドのトレース位置を示す図
【図3】同実施の形態1における磁気記録再生装置の動
作説明のための、パイロット信号のサンプリングタイミ
ングシフト制御のフローチャート
【図4】周波数が変化する2種類のパイロット信号が記
録された、並列的に形成されたトラックの模式図
【図5】従来の磁気記録再生装置におけるパイロット信
号を用いたトラッキング制御を表すブロック図
【図6】従来の磁気記録再生装置におけるパイロット信
号を用いたトラッキング制御の動作説明のための模式図
【符号の説明】
1 ヘッド 2 パイロット信号f1成分量検出回路 3 パイロット信号f2成分量検出回路 4 トラッキングエラー検出回路 5 マイクロプロセッサ 5a パイロット信号サンプリング処理回路 5b トラッキング制御回路 5c サンプリングタイミングシフト制御回路 6 キャプスタン駆動回路 7 キャプスタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を走行するキャプスタンと、記
    録媒体に記録された信号を再生するヘッドと、前記ヘッ
    ドにより再生された信号から第1のトラックにおけるパ
    イロット信号を検出する第1のパイロット信号成分量検
    出手段と、前記ヘッドにより再生された信号から第2の
    トラックにおけるパイロット信号を検出する第2のパイ
    ロット信号成分量検出手段と、前記第1及び第2のパイ
    ロット信号成分量検出手段で検出したパイロット信号を
    比較しその差分をトラッキングエラーとして出力するト
    ラッキングエラー検出手段と、前記トラッキングエラー
    検出手段で検出したトラッキングエラーに基づきサンプ
    リングタイミングを設定しそのサンプリングタイミング
    に基づき前記キャプスタンの駆動制御を行う制御手段と
    を備え、前記トラッキングエラー検出手段で検出するト
    ラッキングエラーによりトラック曲がりを検出した時
    に、サンプリングタイミングを前記ヘッドのトレース方
    向に変位させることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP11133820A 1999-05-14 1999-05-14 磁気記録再生装置 Pending JP2000322793A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100608189B1 (ko) * 2002-12-27 2006-08-04 산요덴키가부시키가이샤 트랙킹 신호 처리 회로

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