JP2000322527A - 非接触データキャリアラベル発行装置 - Google Patents

非接触データキャリアラベル発行装置

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JP2000322527A
JP2000322527A JP13191299A JP13191299A JP2000322527A JP 2000322527 A JP2000322527 A JP 2000322527A JP 13191299 A JP13191299 A JP 13191299A JP 13191299 A JP13191299 A JP 13191299A JP 2000322527 A JP2000322527 A JP 2000322527A
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Yutaka Yoshinari
裕 吉成
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触データキャリアラベルの応答機能の確
認作業を容易にして、ラベルの貼付を至極簡単なものと
すると共に、非接触データキャリアラベルへの書き込み
作業をも容易にする。 【解決手段】 剥離紙21上に仮着された非接触データ
キャリアラベル20を剥離紙21から剥がして供給可能
にした非接触データキャリアラベル発行装置1におい
て、非接触データキャリアラベル20と交信可能にした
送受信アンテナ41と、非接触データキャリアラベル2
0の記憶情報を読み取り可能にした読取り部42を具備
する応答機能検査部4を備える。応答機能検査が終了す
れば、非接触データキャリアラベル発行装置1に備えら
れた表示ランプ45aを点灯させたり、スピーカ45b
から電子音を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触データキャリ
アラベル発行装置に関する。具体的には、ICチップを
主な内部部品として持ち、非接触で外部装置との間で信
号を送受信する非接触データキャリアであって、ロール
状に巻き取られた状態から、物品に貼付可能としたラベ
ル状の非接触データキャリアとして取り出し可能にした
非接触データキャリアラベル発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非接触データキャリアシステムは、所持
して非接触データキャリアと呼ばれる応答器と、ホスト
側に接続される質問器とで構成され、これら応答器と質
問器との間で、磁気、誘導電磁界、マイクロ波( 電波)
などの伝送媒体を介して非接触で交信を行う点を特徴と
している。
【0003】このシステムは、応答器をさまざまな個体
(物品)に取付け、その個体に関する情報を質問器によ
り遠隔的に読み取ってホストに提供し、個体に関する情
報処理を実現するものである。
【0004】図4に非接触データキャリアシステムの全
体的な構成を示す。同図に示すように、非接触データキ
ャリアシステムは質問器10と応答器(非接触データキ
ャリア)20から構成される。
【0005】質問器10は、質問器10の全体制御を行
う主制御部11と、ホスト装置とのデータの入出力を制
御するインターフェイス部11と、非接触データキャリ
ア20より受信したタグ情報などを蓄積する読み出し/
書き込み可能なRAMなどの記憶部13と、送信情報を
パラレル信号からシリアル信号に変換し、かつ応答器2
0からの受信信号をシリアル信号からパラレル信号に変
換する信号変換部14と、送信信号を例えばASK(Am
plitude Shift Keying) 方式、FSK(Frequency Shif
t Keying)方式等で伝送用の信号に変調する変調部15
と、受信信号を復調する復調部16と、送信アンテナ1
7と、受信アンテナ18とを備えて構成される。
【0006】応答器(非接触データキャリア)20は、
この非接触データキャリア20の全体制御を行う主制御
部21と、タグ情報を蓄積するEEPROM等の電源バ
ックアップ不要な記憶部22と、送信情報をデジタル信
号からアナログ信号に変換し、且つ質問器10からの受
信信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する信号
変換部23と、送信信号をASK方式、FSK方式等で
伝送用の信号に変調する変調部24と、受信信号を復調
する復調部25と、送信アンテナ26と、受信アンテナ
27とを備えて構成される。
【0007】この非接触データキャリアシステムの基本
的な交信手順は次の通りである。まず、質問器10は、
非接触データキャリア20に対するタグ情報読取りのた
めの質問信号を発する。非接触データキャリア20は、
該質問信号の受信可能な範囲に入るとこれを受信して、
記憶部22に記憶されているタグ情報を応答信号として
発信する。この応答信号を質問器10が受信、解読し
て、タグ識別情報としてホスト装置に送る。
【0008】図5はこのような非接触データキャリア2
0の一例を示す概略説明図である。非接触データキャリ
ア20は、質問器10との間で信号を送受信するための
アンテナコイル31と、ホスト側と交信をなうためのI
Cチップ(回路部品)32を主体として構成され、耐久
性・耐環境性を考慮して、例えば、アンテナコイル31
やICチップ32などの内部部品を樹脂シート33に挟
み込み、接着剤34等によって気密に封止した構造を有
している。
【0009】また、最近では物品に貼付し易くするた
め、裏面に粘着剤層が設けられラベル状となった非接触
データキャリア20(以下、「非接触データキャリアラ
ベル」と称する。)が提供されている。当該非接触デー
タキャリアラベル20は、通常、長尺状の剥離紙21上
に仮着され、ロール状に巻回された状態で供給される。
また、貼付時にはラベルロールとして非接触データキャ
リアラベル発行装置に装填され、ラベル発行装置の供給
スイッチをオンすることなどによって、一枚一枚剥離紙
21から剥がされた状態でラベル発行装置から供給され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非接触
データキャリアラベル20は、その製造工程や輸送過
程、ラベル20を剥離紙21から剥がす工程等におい
て、アンテナコイル31の断線やICチップ32とアン
テナコイル31の接合部の破壊等の理由から、その応答
機能が失われる可能性があった。従って、貼付前に応答
機能の確認(応答機能検査)を行なう必要があった。
【0011】このとき、ラベル発行装置への装填前に応
答機能検査をしようとすれば、ロール状態では複数の非
接触データキャリアラベル20が多数重なった状態で存
在するため、どのラベル20が不良品なのかその特定が
出来なかった。このため、ラベル発行装置によってラベ
ル20と剥離紙21が剥がされた後、物品に貼付される
までの間に、別に用意された非接触データキャリア20
の読取用アンテナにかざし、そのラベル20が正常に機
能しているか確認してから貼付する必要があった。この
結果、粘着剤層が露出された状態で1枚1枚確認作業を
行なう必要があり、その取り扱いが困難で貼付作業の効
率が非常に悪いものであった。
【0012】また、ラベル20中のICチップ32に記
憶されている情報を確認しながら物品に貼付するとなれ
ば、上記と同様に作業効率が悪く、その書込作業に伴い
粘着剤層が露出した状態でラベルを保持する時間が長く
なるなどその取り扱い性がさらに悪いものとなってい
た。
【0013】一方、ラベル発行装置から発行された非接
触データキャリアラベル20を物品に貼付してから、応
答検査を行なったり、記憶情報の確認を行なっていたの
では、該ラベル20自体に不良があった場合や、記憶情
報に誤りがあった場合、物品から該ラベル20を剥がす
必要を生じ、却って作業負担の増加を増す結果となって
いた。
【0014】さらに、何も情報が記憶されていない該ラ
ベル20に後から物品に関するタグ情報、例えば物品の
製造年月日やロット番号、価格等を書き込み、あるいは
情報を書き直す場合もある。このときにも、別に用意し
たリーダやライターによって1枚1枚ずつラベル20に
書き込む必要があり、作業効率が悪いものとなってい
た。
【0015】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、非接触データキャリアラベル20の応答機能
の確認作業を容易にして、ラベルの貼付を至極簡単なも
のとすると共に、非接触データキャリアラベル20への
書き込み作業をも容易にすることをその目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の非接触データキ
ャリアラベル発行装置は、剥離紙上に仮着された非接触
データキャリアラベルを剥離紙から剥がして供給する非
接触データキャリアラベル発行装置において、非接触デ
ータキャリアラベルと交信可能にした送受信アンテナ
と、非接触データキャリアラベルの記憶情報を読み取り
可能な読取り部を具備する応答機能検査部を備えたこと
を特徴とする。
【0017】この非接触データキャリアラベル発行装置
によれば、ラベルが発行される前の状態で応答機能検査
が行なわれるため、発行された後にすぐに物品などの被
着体に貼付することができる。この結果、剥離後に非接
触データキャリアラベルの検査を行なわずにすみ、作業
効率を向上できる。
【0018】また、本願請求項2記載の非接触データキ
ャリアラベル発行装置は、検査対象となる非接触データ
キャリアラベルの記憶情報の少なくとも一部を表示する
表示部を備えたことを特徴とする。
【0019】このように記憶情報の一部を表示させるこ
とにより、非接触データキャリアラまで被着体に貼付す
るのを防げる。
【0020】さらに、本願請求項3記載の非接触データ
キャリアラベル発行装置は、前記応答機能検査部は、検
査対象となる非接触データキャリアラベルに記憶情報を
書き込み可能な書込み部を具備することを特徴とする。
【0021】このような書込み部を備えることにより、
タグ情報が記憶されていない新しい非接触データキャリ
アラベルにタグ情報を書き込んだり、また、すでにタグ
情報が記憶された非接触データキャリアラベルの記憶情
報を書き直すことができる。この結果、応答機能の確認
のみならず、このような情報の書き込み作業をも容易に
できる。
【0022】また、本願請求項4記載の非接触データキ
ャリアラベル発行装置は、応答機能検査の終了又は/及
び記憶情報の書込み終了を知らせる通知手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0023】この非接触データキャリアラベル発行装置
によれば、応答機能検査の終了や記憶情報の書込みが了
知できるため、次の貼付作業を直ちに開始することがで
きる。このため、貼付作業の効率をより一層図ることが
できる。
【0024】また本願請求項5記載の非接触データキャ
リアラベル発行装置は、非接触データキャリアラベルへ
の記憶情報を入力する入力部を備えたことを特徴とす
る。
【0025】この非接触データキャリア発行装置におい
ては、必要に応じてその都度ラベル内に書き込むタグ情
報を換えることができるため、発行装置の汎用性を高め
ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を説明する。図1は本発明に係る非接触データキ
ャリアラベル発行装置1を示す概略構成図、図2は図1
に示す非接触データキャリアラベル発行装置1における
応答機能検査部4を示す概略構成図、図3は当該応答機
能検査部4の送受信アンテナ41の設置位置を示す説明
図である。以下、各図に従って本発明について詳細に説
明する。
【0027】実施の態様で、本発明に係る非接触データ
キャリアラベル発行装置1は、ラベルロール22として
供給された非接触データキャリアラベル20を剥離紙2
1から剥がすための剥離機構2と非接触データキャリア
ラベル20の応答検査を行なう応答機能検査部4と、こ
れら剥離機構2及び応答機能検査部4を制御する制御部
5及び非接触データキャリアラベル20を剥離紙21と
共に送り出す送り機構3を備えている。
【0028】剥離機構2は、従来のラベル発行装置に用
いられている剥離機構2と同様な構成をしているもので
あり、ここでは詳細な説明については省略する。
【0029】また、送り機構3も、従来のラベル発行装
置に用いられている送り機構3と同様な構成をしている
ものであり、剥離紙21上に貼付された状態で、非接触
データキャリアラベル20を1枚1枚送り出す機能を備
えている。
【0030】応答機能検査部4は、非接触データキャリ
アラベル20が所定の機能を有効に発揮するかを検査機
能を有している。当該応答機能検査部4は、非接触デー
タキャリアラベル20との間で信号を送受信するための
送受信アンテナ41と、非接触データキャリアラベル2
0より受信したタグ情報などを読み取るための読取り部
42と、読取り部42で読み取られたタグ情報などを表
示するCRTディスプレイなどの表示装置44と、読み
取りが終了したこと知らせる通知手段45と、非接触デ
ータキャリアラベル20に必要なタグ情報を書き込むた
めの書込み部43と、非接触データキャリアラベル20
に書き込むタグ情報などを入力するための例えばキーボ
ードなどからなる入力部46とを備えている。
【0031】送受信アンテナ41は、非接触データキャ
リア20との間で信号を送受信することができれば、そ
の構成等については制限されるものではないが、非接触
データキャリアラベル20との通信安定を担保できるよ
うに、非接触データキャリアラベル20の大きさ、ピッ
チ、非接触データキャリアラベル20内のアンテナコイ
ル31や送受信アンテナ41の大きさ、非接触データキ
ャリアラベル20の出力等が考慮される。また、これ以
外にも非接触データキャリアラベル発行装置1の大きさ
や内部スペース等その他の状況に応じて適宜設計され
る。
【0032】またその設置個所については、検査対象と
なる非接触データキャリアラベル20を特定可能にする
ため、一般的にはロール状に巻回された状態から巻き戻
された状態になった段階で設置される。具体的には例え
ば図3の実線に示すように、剥離機構2の直前に設置し
て剥離紙21上に非接触データキャリアラベル20が貼
付された状態で検査可能に設置される。また、図3の破
線に示すように、剥離機構2の直後に設置して剥離紙2
1上から非接触データキャリアラベル20が剥離された
状態で検査可能に設置することもできる。
【0033】読取り部42及び書込み部43は、上記質
問器10における機能とほぼ同様な機能を有するもので
ある。読取り部42は主として非接触データキャリアラ
ベル20から発信されたタグ情報等を読み取り、正常に
機能しているか否かを判断する機能を有する。また、書
込み部43は入力部46から入力されたタグ情報を非接
触データキャリアラベル20にタグ情報を書き込む機能
を有するものである。
【0034】通知手段45は上記読取り部42で非接触
データキャリアラベル20の応答機能検査やタグ情報等
の書き込みが終了したことを知らせるためのものであっ
て、例えば、表示ランプ45aやスピーカ45bなどが
用いられる。当該通知手段45にあっては、応答機能検
査及び情報の書き込みの双方が終了した場合に表示ラン
プ45aを点灯させる、あるいはスピーカ45bから
「ブー」とか「ピー」などの電子音を発生させることが
挙げられる。またこの場合のみならず、応答機能検査と
書き込みの終了とに分けて通知させることもできる。さ
らには、赤色と緑色の2つの表示ランプ45aを備え、
応答機能検査の結果に応じて異常なき場合には緑色の表
示ランプ45aを点灯させ、異常ありの場合には赤色の
表示ランプ45aを点灯させる、あるいは、スピーカ4
5bから異常あり異常なしの音声を発生させるようにし
てもよい。
【0035】入力部46は、キーボードや入力内容を表
示する液晶ディスプレイなどを備えており、非接触デー
タキャリアラベル20に必要なタグ情報、例えば、上記
したように貼付すべき物品の種類、名称、製造年月日、
ロット番号などを入力可能になっている。
【0036】制御部5は、非接触データキャリアラベル
発行装置1の制御を行なうためのものであって、主とし
て剥離機構2と応答機能検査部4及び送り機構3との連
携を図るものである。つまり、検査対象となる非接触デ
ータキャリアラベル20を特定可能なように送り機構3
と剥離機構2及び応答機能検査部4を連動させ、1枚1
枚ずつ非接触データキャリアラベル20を応答機能検査
部4に送ると共に応答機能検査部4を作動させる。ま
た、応答機能検査部4で検査が終了したことを検知する
と次に送り機構3を作動させ非接触データキャリアラベ
ル20を順次送り出す。また、剥離機構2を作動させ
て、検査が終了した非接触データキャリアラベル20を
剥離紙21から剥離する。このとき、応答機能検査によ
り不良品であると判断された非接触データキャリアラベ
ル20であれば、剥離機構2を作動させず、非接触デー
タキャリアラベル20を剥離紙21上に貼付させた状態
にしておくこともできる。
【0037】次にこの非接触データキャリアラベル発行
装置1の動作について詳細に説明する。まず、制御部5
は送り機構3を作動して、1枚の非接触データキャリア
ラベル20に相当する量の剥離紙21を送り出す。ま
た、制御部5は応答機能検査部4に対して、非接触デー
タキャリアラベル20を送り出したことを示す信号を送
出する。
【0038】応答機能検査部4は当該信号を受信する
と、読取り部42は非接触データキャリアラベル20に
対するタグ情報読取りのための質問信号を発する。非接
触データキャリアラベル20は、これを受信して、記憶
部22に記憶されているタグ情報等を応答信号として発
信する。この応答信号を読取り部42が受信、解読し
て、所定の信号が受信できたか否かを確認する。また、
確認されたタグ情報、例えば非接触データキャリアラベ
ル20のロット番号や既に書き込まれている物品(被着
体)の製造年月日、製造ライン番号、出荷日、出荷場所
といった出荷情報等があれば、これらを表示装置44上
に表示する。
【0039】読取り部42は所定の信号が受信できたな
らば、通知手段45を作動させてスピーカ45bから所
定音を発生させ、あるいは表示ランプ45aを点灯させ
て、検査が正常に終了したことを知らせる。また表示装
置44上に検査結果が正常であった旨を表示させる。さ
らに、書込み部43に対して、検査が正常に終了したこ
とを知らせる信号を発信する。
【0040】次に書込み部43は入力部46から入力さ
れたタグ情報等を記憶部22に発信して、記憶部22に
当該タグ情報を書き込む。そして書込み部43は書き込
みが終了したことを知らせる信号を制御部5に送信する
と共に通知手段45を作動させて、表示ランプ45aを
点灯したり、スピーカ45bから電子音を発生させ、書
き込みが終了したことを了知させる。もちろん、応答機
能検査終了時には通知手段45を作動させることなく、
読み込み、書き込みの一連の作業が終了した後に通知手
段45を作動させてもよい。
【0041】制御部5は、上記書込みが終了したことを
示す信号を受信すれば再び送り機構3を動作して、当該
検査の終了した非接触データキャリアラベル20を剥離
機構2に送り出し、剥離機構2を作動させて非接触デー
タキャリアラベル20を剥離紙21上から剥がし、非接
触データキャリアラベル20のみを取り出す。非接触デ
ータキャリアラベル20が剥がされた剥離紙21は、ロ
ーラ6によって進行方向が変えられ、巻き取りローラ7
に巻き取られる。
【0042】このようにこの非接触データキャリアラベ
ル発行装置1によれば、非接触データキャリアラベル2
0の応答機能検査やタグ情報の確認、さらには非接触デ
ータキャリアラベル20へのタグ情報の書き込みが終了
した後に、非接触データキャリアラベル20のみを取り
出すことができる。この結果、非接触データキャリアラ
ベル20の検査作業、書込み作業が非常に容易になり、
被着体への貼付を安心確実に行なうことができる。
【0043】なお、当該非接触データキャリアラベル発
行装置1に使用可能な非接触データキャリアラベル20
の構造、例えばアンテナコイル31の材質や大きさ、内
部部品を封止する樹脂材料、非接触データキャリアラベ
ル20の厚みやその製法、被着体に貼付するための粘着
剤、剥離紙21の材質等は限定されるものではない。
【0044】また、本発明は上記実施の形態に限られる
ものではなく、非接触データキャリアラベル20の表示
内容、応答検査終了の検知方法、書き込み終了の検知方
法など非接触データキャリアラベル発行装置1の構成や
送受信アンテナ41の設置個所、剥離機構2の設置箇所
やその他の構造等に応じて適宜変更できるのは言うまで
もない。
【0045】さらに上記実施の形態においては、読取り
部42と書込み部43との双方を設置する場合について
説明したが、書込み部43は必須のものではなく、また
非接触データキャリアシステムにおける質問器10と同
様な構成にすることにより、読取り部42と書込み部4
3を一体に構成してもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、非接触データキャリア
ラベルの応答機能の検査を発行装置内で行なうことがで
きるため、発行装置から発行された段階で、ラベルの良
品、不良品の判別ができ、被着体への貼付作業をスムー
ズに行なうことができる。
【0047】また、表示部を備えることにより、ラベル
内の記憶情報の確認を発行装置内で行なうことができる
ため、発行装置から発行された段階でのラベルの確認が
でき、被着体への貼付作業をさらにスムーズに行なうこ
とができる。
【0048】さらに、書込み部を備えることにより、ラ
ベル内への記憶情報の書み込みや書き換えも発行装置内
で行なうことができるため、記憶情報の書き込み等を伴
う場合でも、被着体への貼付作業をスムーズに行なうこ
とができる。
【0049】このように本発明によれば、非接触データ
キャリアラベルの貼付作業を確実にかつ容易にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触データキャリアラベル発行
装置を示す概略構成図
【図2】図1に示す非接触データキャリアラベル発行装
置における応答機能検査部の概略構成図
【図3】応答機能検査部の送受信アンテナの設置位置を
示す説明図
【図4】非接触データキャリアシステムを示す全体構成
【図5】剥離紙上に貼着された非接触データキャリアラ
ベルの一例を示す概略構成図
【符号の説明】
1……非接触データキャリアラベル発行装置 2……剥離機構 3……送り機構 4……応答機能検査部 5……制御部 6……ローラ 7……巻き取りローラ 10…質問器 20…非接触データキ
ャリアラベル 21…剥離紙 22…ラベルロール 31…アンテナコイル 32…ICチップ 41…送受信アンテナ 42…読取り部 43…書込み部 44…表示装置 45…通知手段 46…入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/077 G07B 3/02 G07B 1/00 G09F 3/00 M 3/02 G06K 19/00 H G09F 3/00 K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離紙上に仮着された非接触データキャ
    リアラベルを剥離紙から剥がして供給する非接触データ
    キャリアラベル発行装置において、 非接触データキャリアラベルと交信可能にした送受信ア
    ンテナと、 非接触データキャリアラベルの記憶情報を読み取り可能
    な読取り部とを具備する応答機能検査部を備えたことを
    特徴とする非接触データキャリアラベル発行装置。
  2. 【請求項2】 検査対象となる非接触データキャリアラ
    ベルの記憶情報の少なくとも一部を表示する表示部を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の非接触データキャ
    リアラベル発行装置。
  3. 【請求項3】 前記応答機能検査部は、検査対象となる
    非接触データキャリアラベルに記憶情報を書き込み可能
    な書込み部を具備することを特徴とする請求項1又は2
    記載の非接触データキャリアラベル発行装置。
  4. 【請求項4】 応答機能検査の終了又は/及び記憶情報
    の書込み終了を知らせる通知手段を備えたことを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の非接触データキャリアラ
    ベル発行装置。
  5. 【請求項5】 非接触データキャリアラベルへの記憶情
    報を入力する入力部を備えたことを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の非接触データキャリアラベル発
    行装置。
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