JP2000322543A - 非接触データキャリアラベル発行装置 - Google Patents

非接触データキャリアラベル発行装置

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JP2000322543A
JP2000322543A JP11131914A JP13191499A JP2000322543A JP 2000322543 A JP2000322543 A JP 2000322543A JP 11131914 A JP11131914 A JP 11131914A JP 13191499 A JP13191499 A JP 13191499A JP 2000322543 A JP2000322543 A JP 2000322543A
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Yutaka Yoshinari
裕 吉成
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触データキャリアラベル内の記憶情報の
確認作業を容易にして、間違いなく確実に非接触データ
キャリアラベルの貼付作業を行なうことを目的とする。 【解決手段】 剥離紙29上に仮着された非接触データ
キャリアラベル20を剥離紙29から剥がして供給可能
にした非接触データキャリアラベル発行装置1におい
て、非接触データキャリアラベル20と交信可能にした
送受信アンテナ41と、非接触データキャリアラベル2
0の記憶情報を読み取り可能にした読取り部42と、例
えばインクジェット方式などの印刷機構43とからなる
印字部4を備える。当該印字部4は、読み取った非接触
データキャリアラベル20内の記憶情報から選択された
記憶情報を取り出し、当該非接触データキャリアラベル
データ20の表面に印字する。その後、発行装置1は非
接触データキャリアラベル20を外部に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触データキャリ
アラベル発行装置に関する。具体的には、ICチップを
主な内部部品として持ち、非接触で外部装置との間で信
号を送受信する非接触データキャリアであって、ロール
状に巻き取られた状態から、物品に貼付可能としたラベ
ル状の非接触データキャリアとして取り出し可能にした
非接触データキャリアラベル発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非接触データキャリアシステムは、所持
して非接触データキャリアと呼ばれる応答器と、ホスト
側に接続される質問器とで構成され、これら応答器と質
問器との間で、磁気、誘導電磁界、マイクロ波( 電波)
などの伝送媒体を介して非接触で交信を行う点を特徴と
している。
【0003】このシステムは、応答器をさまざまな個体
(物品)に取付け、その個体に関する情報を質問器によ
り遠隔的に読み取ってホストに提供し、個体に関する情
報処理を実現するものである。
【0004】図5に非接触データキャリアシステムの全
体的な構成を示す。同図に示すように、非接触データキ
ャリアシステムは質問器10と応答器(非接触データキ
ャリア)20から構成される。
【0005】質問器10は、質問器10の全体制御を行
う主制御部11と、ホスト装置とのデータの入出力を制
御するインターフェイス部11と、非接触データキャリ
ア20より受信したタグ情報などを蓄積する読み出し/
書き込み可能なRAMなどの記憶部13と、送信情報を
パラレル信号からシリアル信号に変換し、かつ応答器2
0からの受信信号をシリアル信号からパラレル信号に変
換する信号変換部14と、送信信号を例えばASK(Am
plitude Shift Keying) 方式、FSK(Frequen cy Shi
ft Keying )方式等で伝送用の信号に変調する変調部1
5と、受信信号を復調する復調部16と、送信アンテナ
17と、受信アンテナ18とを備えて構成される。
【0006】応答器(非接触データキャリア)20は、
この非接触データキャリア20の全体制御を行う主制御
部21と、タグ情報を蓄積するEEPROM等の電源バ
ックアップ不要な記憶部22と、送信情報をデジタル信
号からアナログ信号に変換し、且つ質問器10からの受
信信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する信号
変換部23と、送信信号をASK方式、FSK方式等で
伝送用の信号に変調する変調部24と、受信信号を復調
する復調部25と、送信アンテナ26と、受信アンテナ
27とを備えて構成される。
【0007】この非接触データキャリアシステムの基本
的な交信手順は次の通りである。まず、質問器10は、
非接触データキャリア20に対するタグ情報読取りのた
めの質問信号を発する。非接触データキャリア20は、
該質問信号の受信可能な範囲に入るとこれを受信して、
記憶部22に記憶されているタグ情報を応答信号として
発信する。この応答信号を質問器10が受信、解読し
て、タグ識別情報としてホスト装置に送る。
【0008】図6はこのような非接触データキャリア2
0の一例を示す概略説明図である。非接触データキャリ
ア20は、質問器10との間で信号を送受信するための
アンテナコイル31と、ホスト側と交信をなうためのI
Cチップ(回路部品)32を主体として構成され、耐久
性・耐環境性を考慮して、例えば、アンテナコイル31
やICチップ32などの内部部品を樹脂シート33に挟
み込み、接着剤34等によって気密に封止した構造を有
している。
【0009】また、最近では物品に貼付しやすくするた
め、裏面に粘着剤層が設けられラベル状となった非接触
データキャリア20(以下においては「非接触データキ
ャリアラベル20」と称する。)が提供されている。当
該非接触データキャリアラベル20は、図6に示すよう
に通常、長尺状の剥離紙29上に仮着され、ロール状に
巻回された状態で供給される。また、貼付時にはラベル
ロールとして非接触データキャリアラベル発行装置に装
填され、ラベル発行装置の供給スイッチをオンすること
などによって、一枚一枚剥離紙29から剥がされた状態
でラベル発行装置から供給され、被着体に貼付される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非接触
データキャリアラベル20の記憶部22に記憶されてい
るタグ情報は当該ラベル発行装置を用いた場合には確認
することができず、被着体に貼付した後に別個に用意さ
れたリードライタを用いて確認しなければならなかっ
た。
【0011】このため、当該確認作業中にタグ情報の異
常や貼付過誤などが検知された場合には、被着体から非
接触データキャリアラベルを剥がさなければならず、非
常に面倒なものとなっていた。
【0012】一方、被着体に貼付する前にタグ情報を確
認することも考えられるが、この場合には、ラベル発行
装置から発行された1枚1枚のラベル20について確認
作業を行なう必要があった。このため、粘着剤層が露出
された状態で確認作業を行なう必要があり、その取り扱
いが非常に困難で作業効率が非常に悪いものとなる。
【0013】また、タグ情報の異なる複数の種類の非接
触データキャリアラベル20がラベル発行装置から発行
される場合もあり、リードライタによる目視確認のみで
は、確認後に発行されたラベル20を取り違える場合も
あり、貼付されたラベル20に必要なタグ情報と被着体
に関する情報とが一致しないという問題点もあった。本
発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、非接
触データキャリアラベル内の記憶情報の確認作業を容易
にして、間違いなく確実に非接触データキャリアラベル
の貼付作業を行なうことをその目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る非接触デー
タキャリアラベル発行装置は、剥離紙上に仮着された非
接触データキャリアラベルを順次外部に供給する非接触
データキャリアラベル発行装置において、非接触データ
キャリアラベルと交信可能にした送受信アンテナと、非
接触データキャリアラベルの記憶情報を読み取り可能な
読取り部と、当該非接触データキャリアラベル表面に印
刷可能な印刷機構とを具備し、前記読み取られた記憶情
報の少なくとも一部を印刷可能にした印字部を備えたこ
とを特徴とする。
【0015】この非接触データキャリアラベル発行装置
によれば、ラベルが発行される前の状態で非接触データ
キャリアラベル内の記憶情報を当該ラベル表面に印刷さ
せることができる。従って、ラベルに表示された印刷内
容を目視にて確認しながら被着体に貼付できる。この結
果、貼付すべき非接触データキャリアラベルを間違える
ことなく確実かつ容易に貼付作業を行える。
【0016】また、本願請求項2記載の非接触データキ
ャリアラベル発行装置は、前記印刷機構は、非接触デー
タキャリアラベルが有するリライト部に印刷可能とした
ことを特徴とする。
【0017】このように非接触データキャリアラベルの
リライト部に印刷可能にすることにより、万が一間違っ
た記憶情報が記憶された非接触データキャリアラベルが
発行装置から発行されたとしても、再度記憶情報を書き
直すことにより再利用が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る非接触データ
キャリアラベル発行装置1を示す概略構成図、図2は図
1に示す非接触データキャリアラベル発行装置1におけ
る印字部4を示す概略構成図、図3は当該非接触データ
キャリアラベル発行装置におけるラベル発行の様子を示
す説明図、図4はリライト部を有する非接触データキャ
リアラベルのラベル発行の様子を示す説明図である。以
下、各図に従って本発明について詳細に説明する。
【0019】本発明に係る非接触データキャリアラベル
発行装置1は、ラベルロール30として供給された非接
触データキャリアラベル20を剥離紙29から剥がすた
めの剥離機構2と、非接触データキャリアラベル20の
表面に印刷可能にした印刷部4と、これら剥離機構2及
び印刷機構4を制御する制御部5及び非接触データキャ
リアラベル20を剥離紙29と共に送り出す送り機構3
を備えている。
【0020】剥離機構2は、従来のラベル発行装置1に
用いられている剥離機構2と同様な構成をしているもの
であり、ここでは詳細な説明については省略する。
【0021】また、送り機構3も、従来のラベル発行装
置1に用いられている送り機構3と同様な構成をしてい
るものであり、剥離紙29上に貼付された状態で非接触
データキャリアラベル20を1枚1枚送り出す機能を備
えている。
【0022】印刷部4は、非接触データキャリアラベル
20内のタグ情報(記憶情報)を読み取り、その読み取
ったタグ情報から、貼付確認に必要なタグ情報を適宜取
り出して、当該非接触データキャリアラベル20の表面
に必要なタグ情報のみを印刷する機能を有している。
【0023】当該印刷部4はより具体的に言うと、非接
触データキャリアラベル20との間で信号を送受信する
ための送受信アンテナ41と、非接触データキャリアラ
ベル20より受信したタグ情報などを読み取るための読
取り部42と、非接触データキャリアラベル20に印刷
するタグ情報などを指示するための入力部44と、指示
されたタグ情報を非接触データキャリアラベル20の表
面に印刷可能な印刷機構43とを備えている。
【0024】送受信アンテナ41は、非接触データキャ
リアラベル20との間で信号を送受信することができれ
ば、その構成等については制限されるものではないが、
非接触データキャリアラベル20との通信安定を担保で
きるように、非接触データキャリアラベル20の大き
さ、ピッチ、非接触データキャリアラベル20内のアン
テナコイル31や送受信アンテナ41の大きさ、非接触
データキャリアラベル20の出力等が考慮される。ま
た、これ以外にも非接触データキャリアラベル発行装置
1の大きさや内部スペース等その他の状況に応じて適宜
設計される。
【0025】またその設置個所については、印刷対象と
なる非接触データキャリアラベル20を特定可能にする
ため、一般的にはロール状に巻回された状態から巻き戻
された状態になった段階で設置される。具体的には例え
ば印刷機構43の直前に設置して、剥離紙29上に非接
触データキャリアラベル20が貼付された状態で設置さ
れる。
【0026】読取り部42は、上記質問器10における
機能とほぼ同様な機能を有するものである。読取り部4
2は非接触データキャリアラベル20から発信されたタ
グ情報等を読み取る。また読取り部42には、ラベル発
行時に印刷すべきタグ情報に関する印刷情報が記憶され
ている。読取り部42はこの印刷情報に従って印刷機構
43に印刷すべきタグ情報を送信する。
【0027】入力部44は、キーボードや印刷すべきタ
グ情報等を表示する液晶ディスプレイなどの表示装置4
5を備えており、印刷情報、例えば上記タグ情報の中か
ら、貼付すべき物品の種類、名称、製造年月日、ロット
番号あるいは非接触データキャリアラベル20自体のロ
ット番号などを入力できると共に、表示装置45上に表
示可能となっている。これらの印刷情報は、例えばラベ
ルロール30を新たにセットした段階において、予め入
力部44から入力され、読取り部42内に記憶される。
あるいはラベル発行時にその都度読取り部42によって
読み取られたタグ情報を表示装置45上に表示させ、そ
の表示内容から印刷情報を選択するようにしてもよい。
【0028】印刷機構43として、非接触データキャリ
アラベル20の表面に印刷可能にしたものであれば特に
制限されるものではなく、例えばインクジェット方式や
レーザーマーク方式等の各種の印刷機構43が挙げられ
る。これらの印刷機構43は、要求される字体や色、大
きさ、コスト等を考慮して適宜選択される。また、以下
に述べるように非接触データキャリアラベル20の表面
構造等も考慮され、ラベル20表面に感熱層を設けた場
合には熱転写方式も採用できるものである。
【0029】制御部5は、非接触データキャリアラベル
発行装置1全体の制御を行なうためのものであって、主
として剥離機構2と印刷部4及び送り機構3との連携を
図るものである。つまり、印刷の対象となる非接触デー
タキャリアラベル20を特定可能なように送り機構3と
剥離機構2及び印刷部4を連動させ、1枚1枚ずつ非接
触データキャリアラベル20を印刷部4に送るとともに
印刷部4を作動させる。また、印刷部4で印刷が終了し
たことを検知すると、次に送り機構3を作動させ非接触
データキャリアラベル20を順次送り出す。さらに剥離
機構2を作動させて、印刷が終了した非接触データキャ
リアラベル20を剥離紙29から剥離させる。
【0030】次にこの非接触データキャリアラベル発行
装置1の動作について詳細に説明する。なお、これに先
立って印刷すべき必要なタグ情報(印刷情報)は予め入
力部44から入力され、読取り部41に印刷情報が記憶
されているものとする。
【0031】まず制御部5は送り機構3を作動して、1
枚の非接触データキャリアラベル20に相当する量の剥
離紙29を送り出す。また制御部5は印刷部4に対し
て、非接触データキャリアラベル20を送り出したこと
を示す信号を送出する。
【0032】印刷部4は当該信号を受信すると、読取り
部42は非接触データキャリアラベル20に対するタグ
情報読取りのための質問信号を発する。非接触データキ
ャリアラベル20は、これを受信して、記憶部22に記
憶されているタグ情報等を応答信号として発信する。こ
の応答信号を読取り部42が受信、解読する。
【0033】続いて読取り部42は、解読されたタグ情
報、例えば非接触データキャリアラベル20のロット番
号や既に書き込まれている物品(被着体)の製造年月
日、製造ライン番号、出荷日、出荷場所といった出荷情
報等から、予め記憶されている印刷情報に従い必要なタ
グ情報を印刷機構43に送出する。このとき、解読され
たタグ情報を必要に応じて入力部44の液晶ディスプレ
イ上に表示するようにしてもよい。
【0034】印刷機構43は上記タグ情報を受け取る
と、当該タグ情報を非接触データキャリアラベル20表
面に印刷する。また、制御部5に対して印刷が終了した
ことを示す信号を送出する。
【0035】制御部5は、上記印刷が終了したことを示
す信号を受信すれば再び送り機構3を動作して、当該印
刷の終了した非接触データキャリアラベル20を剥離機
構2に送り出す。次いで剥離機構2を作動させて非接触
データキャリアラベル20を剥離紙29上から剥がし、
非接触データキャリアラベル20のみを排出する。非接
触データキャリアラベル20が剥がされた剥離紙29
は、ローラ6によって進行方向が変えられ、巻取ローラ
7に巻き取られる。
【0036】このように本発明の非接触データキャリア
ラベル発行装置1によれば、図3に示すように、剥離紙
29上に仮着されていた非接触データキャリアラベル2
0の表面に、必要なタグ情報を印刷した上で非接触デー
タキャリアラベル20のみを取り出すことができる。こ
の結果、非接触データキャリアラベル20の記憶内容を
目視にて確認することができ、貼付作業を容易かつ誤り
なく行なうことができる。
【0037】なお、当該非接触データキャリアラベル発
行装置1に使用可能な非接触データキャリアラベル20
の構造、例えばアンテナコイル31の材質や大きさ、内
部部品を封止する樹脂材料、非接触データキャリアラベ
ル20の厚みやその製法、被着体に貼付するための粘着
剤、剥離紙29の材質等は特に限定されるものではな
い。
【0038】また、本発明は上記実施の形態に限られる
ものではなく、非接触データキャリアラベル発行装置1
の構成や非接触データキャリアラベル20の印刷機構、
送受信アンテナ41の設置個所、剥離機構2の設置箇所
は必要に応じて適宜変更できるのは言うまでもない。
【0039】さらに上記実施の形態においては、非接触
データキャリアラベル20の表面に直接印刷する場合に
ついて説明したが、本発明は、例えば、図4に示すよう
に表面にリライト部35が設けられた非接触データキャ
リアラベル20についても同様に応用できるものであ
る。
【0040】すなわち、図4に示す非接触データキャリ
アラベル20の表面にはリライト部35が設けられてい
る。当該リライト部35は文字等の表示及び消去が繰り
返し行なえるようになっており、例えば磁気層や感熱層
などから構成されている。すなわちこのリライト部35
に、例えば特定の方法により磁気を照射することにより
文字などを表示でき、また別な方法により磁気を照射す
ることにより表示させた文字を消去できる。あるいは文
字等を表示させる領域のみをサーマルヘッドなどを用い
て熱処理して必要な文字を表示させることができ、また
リライト部35全体を熱処理して表示された文字を消去
できる。このリライト部35は、図4に示すように非接
触データキャリアラベル20表面の一部領域に設けた
り、あるいは表面全域に設けることもできる。
【0041】従ってこのようなリライト部35を備えた
非接触データキャリアラベル20を用いる場合には、リ
ライト部35の構造に応じた印刷機構43が用いられ
る。例えば磁気層が用いられている場合には磁気方式に
よる印刷機構43が、また感熱層が用いられている場合
には感熱方式による印刷機構43が用いられる。
【0042】このリライト部35を備えた非接触データ
キャリアラベル20を用いると、ラベル20内に記憶さ
れたタグ情報が貼付物品と異なっていた場合に、ラベル
20内へのタグ情報の再書込みと同時にラベル20表面
への印刷表示をも併せて変更することができる。従っ
て、非接触データキャリアラベル20の再利用ができ、
貼付過誤をなくすと共に非接触データシステム全体とし
てのコストダウンを図れる。
【0043】もちろん、リライト部35は上記した磁気
方式や感熱方式などに限定されるものでもなく、再表示
が可能であればその構造や機構は特に制限されるもので
ないのは言うまでもない。
【0044】また、上記実施の形態においては、順次送
り機構3により送り出された非接触データキャリアラベ
ル20を剥離機構2によって剥離して供給可能にした場
合について説明したが、剥離機構2については必ずしも
必要なものではなく、剥離紙29上に仮着した状態で供
給するようにしてもよい。この場合でも、非接触データ
キャリアラベル20に必要なタグ情報が印刷表示されて
いるために、一目で記憶情報が確認できることに変わり
がなく、貼付時に剥離紙29から人手で剥離して貼付し
てもよいからである。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、必要なタグ情報の印刷
を発行装置内で行なうことができるため、発行装置から
発行された段階で、非接触データキャリアラベルに記憶
されている記憶情報の確認が一目ですぐに判断でき、被
着体への貼付作業を過誤なくスムーズに行なうことがで
きる。
【0046】また、リライト部を有する非接触データキ
ャリアラベルに印刷可能にした印刷機構を持たせること
により、非接触データキャリアラベルへの表示が繰り返
して行なえるため、非接触データキャリアの再使用も可
能になる。
【0047】このように本発明によれば、非接触データ
キャリアラベルの貼付作業を確実にかつ容易にすること
ができ、非接触データキャリアシステム全体としてのコ
ストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触データキャリアラベル発行
装置を示す概略構成図
【図2】図1に示す非接触データキャリアラベル発行装
置における印刷部の概略構成図
【図3】図1に示す非接触データキャリアラベル発行装
置におけるラベル発行の様子を示す説明図
【図4】リライト部を有する非接触データキャリアラベ
ルのラベル発行の様子を示す説明図
【図5】非接触データキャリアシステムを示す全体構成
【図6】剥離紙上に仮着された非接触データキャリアラ
ベルの一例を示す概略構成図
【符号の説明】
1……非接触データキャリアラベル発行装置 2……剥離機構 3……送り機構 4……印刷部 5……制御部 6……ローラ 7……巻取ローラ 10……質問器 20…非接触データ
キャリアラベル 29……剥離紙 30……ラベルロー
ル 31……アンテナコイル 32……ICチップ 35……リライト部 41……送受信アン
テナ 42……読取り部 43……印刷機構 44……入力部 45……表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離紙上に仮着された非接触データキャ
    リアラベルを順次外部に供給する非接触データキャリア
    ラベル発行装置において、 非接触データキャリアラベルと交信可能にした送受信ア
    ンテナと、 非接触データキャリアラベルの記憶情報を読み取り可能
    な読取り部と、 当該非接触データキャリアラベル表面に印刷可能な印刷
    機構とを具備し、前記読み取られた記憶情報の少なくと
    も一部を印刷可能にした印字部とを備えたことを特徴と
    する非接触データキャリアラベル発行装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷機構は、非接触データキャリア
    ラベルが有するリライト部に印刷可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の非接触データキャリアラベル発行
    装置。
JP11131914A 1999-05-12 1999-05-12 非接触データキャリアラベル発行装置 Withdrawn JP2000322543A (ja)

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