JP2000322073A - 自動車用ホーンの音記憶再生装置 - Google Patents

自動車用ホーンの音記憶再生装置

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JP2000322073A
JP2000322073A JP11132461A JP13246199A JP2000322073A JP 2000322073 A JP2000322073 A JP 2000322073A JP 11132461 A JP11132461 A JP 11132461A JP 13246199 A JP13246199 A JP 13246199A JP 2000322073 A JP2000322073 A JP 2000322073A
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Genshiro Yamada
原司郎 山田
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Nikken KK
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Nikken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転手の好みの音を自動車用ホーンから発生
させることのできる音記憶再生装置を提供する。 【解決手段】 キーボード10のテンキー2を操作する
ことによりメロディとしての経時的に変化する音程を逐
一入力してその音データがEEPROM16に記憶さ
れ、バックランプの点灯指令信号や方向指示器の点滅指
令信号が入力回路26を介してマイクロコンピュータ1
1に入力されれば、EEPROM16に記憶されている
音データを読出してドライバ20に出力し、ホーン21
からその音データに従った音が発せられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、トラッ
ク等の自動車がバックする際に安全のためのメッセージ
等をホーンから音声により発生させるための音記憶再生
装置に関し、詳しくは、音データを記憶し、該記憶した
音データを出力して音を再生させる自動車用ホーンの音
記憶再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ホーンから音を発生させる装置
において、従来から一般的に知られているものに、たと
えば、運転手がギアをバックに切換えた場合に点灯する
バックランプから信号を分岐させてその信号の入力に応
じて、たとえば「ご注意下さい」等の音声をホーン(ス
ピーカ)から発生させるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のものにおい
ては、前述した「ご注意下さい」等のメッセージしかホ
ーン(スピーカ)から発せられなかったために、ワンパ
ターンとなってしまい、今一歩面白味に欠けるという欠
点があった。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、運転手の好みに応じた音を発生
させることのできる自動車用ホーンの音記憶再生装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、音データを記憶し、該記憶した音データを出力して
音を発生させる自動車用ホーンの音記憶再生装置であっ
て、前記音データを入力操作可能な音データ入力手段
と、該音データ入力手段により入力された前記音データ
を記憶する記憶手段と、前記自動車用ホーンから音を発
生させるための指令信号が入力された場合に、前記記憶
手段に記憶されている音データを出力して該音データに
従った音を前記自動車用ホーンから発生させるための出
力手段とを含み、前記記憶手段は、前記音データ入力手
段を操作して新たな音データの入力が行なわれた場合に
記憶データをその新たな音データに更新可能に構成され
ていることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記音データ入力手段は、メ
ロディとして経時的に変化する音程をキー操作で逐一入
力するためのキー入力操作部を含むことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記音データ
入力手段は、音を直接入力するためのマイクを含むこと
を特徴とする。
【0008】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記記
憶手段は、複数種類の音データを記憶可能であり、該複
数種類の音データの中からある1種類のまたは複数種類
の音データを予め設定可能な設定操作手段をさらに含
み、前記出力手段は、前記設定操作手段により設定され
た1種類または複数種類の音データを選択して出力する
ことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の本発明は、請求項4に記
載の発明の構成に加えて、前記記憶手段は、音データと
して、音声からなるメッセージデータと音楽データとを
記憶しており、前記出力手段は、前記メッセージデータ
と前記音楽データとを選択して両者を合成して出力可能
に構成されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、音データ入
力手段により、音データを入力操作可能となる。そして
その音データ入力手段により入力された音データが記憶
手段に記憶される。自動車用ホーンから音を発生させる
ための信号が入力された場合に、出力手段の働きによ
り、前記記憶手段に記憶されている音データを出力して
その音データに従った音が前記自動車用ホーンから発生
される。そして、前記音データ入力手段を操作して新た
な音データの入力が行なわれた場合に、前記記憶手段の
記憶データがその新たな音データに更新可能となる。
【0011】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、キー入力操作部によ
り、メロディとして経時的に変化する音程をキー操作で
逐一入力することが可能となる。
【0012】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、データ
入力手段としてのマイクによって、音を直接入力するこ
とが可能となる。
【0013】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
記憶手段によって複数種類の音データを記憶することが
可能である。その複数種類の音データの中からある1種
類または複数種類の音データを予め設定可能となる。そ
して、出力手段の働きにより、前記設定された1種類ま
たは複数種類の音データを選択して出力することができ
る。
【0014】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
4に記載の発明の作用に加えて、音データとして、音声
からなるメッセージデータと音楽データとを記憶手段に
記憶されており、出力手段の働きにより、前記メッセー
ジデータと音楽データとが選択されて両者を合成して出
力可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は、自動車用ホーンの音記憶再生装置
を示す斜視図である。音記憶再生装置1は、トラック等
の運転手が自己の希望する音楽等を入力して記憶させ、
後述するバックランプ点灯時あるいは方向指示器の点滅
時等にその記憶した音楽等を出力してホーン(スピー
カ)から音を発生させるためのものである。この音記憶
再生装置1は、受座6に対し着脱自在に構成されてい
る。この受座6は、トラック等の自動車の運転席の所定
箇所にビス留め等により固定されている。
【0017】音記憶再生装置1には、メロディとして経
時的に変化する音程をキー操作で逐一入力したり所望の
音を再生操作したりするためのキー2や各種機能キー9
が設けられている。さらに、音記憶再生装置1には、マ
イク3が設けられており、このマイク3によって音を直
接入力して記憶可能に構成されている。図中4は、外部
機器と電気的に接続するための接続端子部である。図中
23はコネクタであり、ステレオのヘッドホーンやラジ
オのイヤホーン等の音信号出力部とコネクタ接続され、
その音信号出力部から出力される音信号を直接入力記憶
させるためのものである。
【0018】受座6には、弾性突片8が設けられてお
り、音記憶再生装置1を受座6内に押し込むことにより
この弾性突片8が弾性変形して、音記憶再生装置1が受
座6内で弾性的に挾持されるように構成されている。こ
の弾性的に挾持された状態で、受座6内に設けられた端
子部5に前記接続端子部4が圧着して電気的に接続され
た状態となるように構成されている。この端子部5に接
続された配線7が受座6外に延設されており、この配線
7に、ホーン(スピーカ)のドライブ等の各種電気機器
が接続されている。
【0019】図2は、音記憶再生装置の制御回路を示す
ブロック図である。音記憶再生装置1には、制御用のマ
イクロコンピュータ11が内蔵されている。このマイク
ロコンピュータ11は、制御中枢としてのCPU12
と、制御用のプログラム等を記憶しているROM13
と、CPU12のワークエリアとして機能するRAM1
4と、電気的に記憶データを消去可能なEEPROM1
6と、外部機器との信号の整合性をとるための入出力イ
ンターフェイス17と、電源回路15とが設けられてい
る。
【0020】電源回路15には、自動車用付属部品18
からの電源ACCが供給されるとともに、電池19から
も電流が供給可能に構成されている。そして、音記憶再
生装置1が前述した受座6に装着された状態では、配線
7,端子部5,接続端子部4を介して自動車用付属部品
18から電源回路15に電源電圧ACCが供給され、そ
の状態では電池19からの電圧供給は遮断された状態と
なる。一方、音記憶再生装置1が受座6から取外された
状態では、音記憶再生装置1に内蔵されている電池19
からの電圧が電源回路15に供給される状態となる。
【0021】電源回路15では、前述した各種電子装置
等に所定の直流電圧を供給する。マイクロコンピュータ
11には、キーボード部10が接続されており、キーボ
ード部10の各種キーを操作することにより、その操作
信号が入出力インターフェイス17を介してCPU12
に入力される。このキーボード部10には、テンキー2
と各種機能キー9とが設けられている。各種機能キー9
には、入力キー30,終了キー31,Aキー32,Bキ
ー34,Cキー33,ON,OFF操作用の電源キー3
5,出力音を大きくするためのキー36,出力音を小さ
くするためのキー37等が設けられている。テンキー2
は、メロディとして経時的に変化する音程をキー操作で
逐一入力する際に操作される。
【0022】マイクロコンピュータ11には、ドライバ
20を介してホーン(スピーカ)21が接続されてい
る。そしてマイクロコンピュータ11からの音データが
ドライバ20に出力されるが、その音データがドライバ
20により増幅されてホーン21から発せられる。ドラ
イバ20には、バッテリ22からプラス電流が供給され
る。このバッテリ22からの供給電流によって音データ
が増幅されてホーン21から出力されるように構成され
ている。
【0023】マイクロコンピュータ11には、図1に示
したコネクタ23が接続され、音信号がこのコネクタ2
3から入力される。マイクロコンピュータ11には、前
述したマイク24が接続されており、音が直接マイク2
4から入力されるように構成されている。マイクロコン
ピュータ11には、入出力回路26が接続されており、
この入出力回路26には、バックランプの点灯指令信号
と方向指示器の点滅指令信号とクラクション発生指令信
号とがそれぞれ途中から分岐して入力されるように構成
されている。これらの入力信号は、入出力回路26を介
してマイクロコンピュータ11に入力される。
【0024】テンキー2の操作によって入力されたメロ
ディとしての経時的に変化する音程データや、コネクタ
23から入力された音データや、マイク24から入力さ
れた音データを、CPU12を経由してEEPROM1
6に記憶されるように構成されている。
【0025】図3〜図5は、図2に示した制御回路の制
御動作を示すフローチャートである。図3のステップS
(以下単にSという)1により、入力スイッチがONに
なったか否かの判断がなされる。入力キー30(図2参
照)が操作されれば、入力スイッチがONになったと判
断されてS6へ進み、入力モードの処理がなされてS1
へ戻る。この入力モード処理のサブルーチンプログラム
は図4に基づいて後述する。
【0026】S1によりNOの判断がなされた場合にS
2へ進み、AスイッチがONになったか否かの判断がな
され、なっていない場合にはS3へ進み、Bスイッチが
ONになったか否かの判断がなされ、なっていない場合
にはS4へ進み、CスイッチがONになったか否かの判
断がなされ、なっていない場合にはS5へ進み、通常モ
ード処理がなされてS1へ戻る。この通常モード処理の
サブルーチンプログラムは図5に基づいて後述する。
【0027】このS1〜S5のループの巡回途中で、C
キー33が操作されれば、S4によりYESの判断がな
されてS8へ進み、出力モードをCにセットする処理が
なされる。この出力モードとは、EEPROM16のど
の記憶エリアに記憶された音データを出力するかを選択
する場合に利用されるものであり、図5に基づいて後述
する。
【0028】S1〜S5のループの巡回途中で、Bキー
34が操作されればS3によりYESの判断がなされて
S7へ進み、出力モードがBにセットされる。
【0029】出力モードがCにセットされれば、EEP
ROM16の記憶エリアCに記憶されている音データが
選択されて出力され、出力モードがBにセットされてい
る場合にはEEPROM16の記憶エリアBに記憶され
ている音データが選択されて出力されることとなる。こ
れについては、図5に基づいて後述する。
【0030】S1〜S5のループの巡回途中でAキー3
2が操作されればS2によりYESの判断がなされてS
9へ進む。S9では、BスイッチがONになっているか
否かの判断がなされ、なっていない場合にはS10へ進
み、CスイッチがONになっているか否かの判断がなさ
れ、なっていない場合にはS11へ進み、5秒経過した
か否かの判断がなされ、5秒経過していない場合にはS
9へ戻る。S9〜S11のループの巡回途中で、Bキー
34が操作されればS9によりYESの判断がなされて
S14へ進み、出力モードがA,Bにセットされる。そ
の結果、後述するように、EEPROM16の記憶エリ
アAとBとに記憶されている音データが選択されて出力
される状態となる。
【0031】S9〜S11のループの巡回途中で、Cキ
ー33が操作されればS10によりYESの判断がなさ
れてS13へ進み、出力モードがA,Cにセットされ
る。その結果、後述するように、EEPROM16の記
憶エリアAとCとに記憶されている音データが選択され
て出力されることとなる。S9〜S11のループの巡回
途中で、Bキー34,Cキー33がともに操作されるこ
となく5秒経過すれば、S12へ進み、出力モードがA
にセットされる。その結果、後述するように、EEPR
OM16の記憶エリアAに記憶されている音データが選
択されて出力されることとなる。
【0032】図4は、S6に示された入力モード処理の
サブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
この入力モード処理は、新たに音データを音記憶再生装
置1に記憶させるための処理である。まずS16により
BスイッチがONになったか否かの判断がなされ、なっ
ていないと判断された場合にはS17へ進み、Cスイッ
チがONになったか否かの判断がなされ、なっていない
場合にはS16へ戻る。このS16,S17のループの
巡回途中で、Bキー34が操作されればS19へ進み、
EEPROM16の記憶エリアをBエリアにセットする
処理がなされてS20へ進む。一方、S16,S17の
ループの巡回途中でCキー33が操作されれば、S18
へ進み、EEPROM16の記憶エリアをCエリアにセ
ットする処理がなされてS20へ進む。
【0033】S20では、マイクスイッチがONになっ
たか否かの判断がなされ、なっていない場合にはS21
へ進み、コネクタスイッチがONになったか否かの判断
がなされ、なっていない場合にはS22へ進み、テンキ
ー操作があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS
20へ戻る。
【0034】マイク3から直接音を入力記憶させる場合
には、マイクキー38を操作する。するとS20により
YESの判断がなされS27へ進み、マイク3から入力
される音を記憶エリアに記憶する処理がなされる。この
記憶エリアとは、S16〜S18により選択されたBエ
リアまたはCエリアのことである。すなわち、Bキー3
4が操作された後マイクキー38が操作された場合に
は、EEPROM16のBエリアにマイク3から入力さ
れた音データが記憶されることとなる。次にS28へ進
み、終了スイッチがONになったか否かの判断がなさ
れ、まだONになっていない場合にはS27の処理が続
行される。マイク3による音の入力が終了した段階で終
了キー31が操作される。すると、S28によりYES
の判断がなされこの入力モード処理のサブルーチンがリ
ターンする。
【0035】一方、コネクタ23から音データを直接入
力記憶させる場合には、コネクタキー39を操作する。
すると、S21によりYESの判断がなされてS25へ
進み、コネクタ23から入力される音データを記憶エリ
アに記憶する処理がなされる。ここの記憶エリアも、前
述したように、S16〜S18により選択されたBエリ
アまたはCエリアのことである。そして、コネクタ23
からの音データの入力記憶が終了した段階で終了キー3
1が操作される。すると、S26によりYESの判断が
なされてこの入力モード処理のサブルーチンプログラム
がリターンする。
【0036】テンキー2は、それぞれに異なった音程が
割り振られている。そのテンキー2を操作してメロディ
として経時的に変化する音程をキー操作で逐一入力する
場合には、テンキー2が操作される。すると、S22に
よりYESの判断がなされてS23へ進み、逐一操作さ
れるテンキーを音に変換して記憶エリアに記憶する処理
がなされる。ここの記憶エリアも、前述したように、S
16〜S19により選択されたBエリアまたはCエリア
のことである。そして、テンキー2による入力操作が終
了した段階で終了キー31が操作される。すると、S2
4によるYESの判断がなされてこのサブルーチンプロ
グラムがリターンする。
【0037】図5は、S5により示された通常モード処
理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。まずS30により、入力回路26からの入力があっ
たか否かの判断がなされ、ない場合にはそのままこのサ
ブルーチンプログラムがリターンする。一方、入力回路
26(図2参照)からの入力があった場合には、S31
へ進み、ホーン操作によるクラクション発生用信号が入
力されたのか否かの判断がなされ、YESの判断がなさ
れた場合にはS33へ進み、ホーン21からクラクショ
ンを出力させるための制御信号をドライバ20へ出力す
る処理がなされる。一方、方向指示器点滅指令またはバ
ックランプ点灯指令の信号が入力回路26に入力された
場合にはS31によりNOの判断がなされてS32へ進
み、出力モードに応じた記憶エリアの音をドライバ20
に出力する処理がなされる。この出力モードとは、前述
したS8,S12,S13,S14によりセットされた
出力モードであり、この出力モードに応じたEEPRO
M16の記憶エリアから音データが選択されてドライバ
20に出力され、ホーン21から音が発せられるように
制御される。たとえば、S8により出力モードがCにセ
ットされている場合には、EEPROM16のCエリア
に記憶されている音データを読出してドライバ20に出
力する。S13により出力モードがA,Cにセットされ
ている場合には、EEPROM16のAエリアとCエリ
アとの記憶データが読出されてその両データが合成され
てドライバ20に出力される。Aエリアには、たとえば
「ご注意下さい」の音声からなるメッセージデータが記
憶されており、Cエリアには通常音楽のデータが記憶さ
れている。その結果、AエリアとCエリアとが選択され
た場合には、「ご注意下さい」のメッセージからなる音
声と音楽とがホーン21から発せられることとなる。
【0038】次に、以上説明した実施の形態における変
形例や特徴点等を以下に列挙する。 (1) 音記憶再生装置1に液晶表示部を設け、たとえ
ば入力モード処理における入力操作手順をメッセージ表
示したり、入力モード処理における音の入力処理が完了
した旨をメッセージ表示したりしてもよい。
【0039】(2) コネクタ23により、音発生装置
とコネクタ接続して該音発生装置から出力される音デー
タを有線を介して入力して記憶するための有線経由型音
データ入力手段が構成されている。
【0040】(3) 前記CPU12により、制御中枢
手段が構成されている。前記ROM13により、前記制
御中枢手段を制御動作させるための制御用プログラムを
格納している制御用プログラム格納手段が構成されてい
る。前記RAM14により、前記制御中枢手段のワーク
エリアとして機能するワークエリア手段が構成されてい
る。
【0041】(4) 前述したAエリアに記憶されてい
る「ご注意下さい」のメッセージも他のメッセージに更
新できるようにしてもよい。その更新の方法は、マイク
24による録音やコネクタ23からのメッセージ音声の
入力を用いる。
【0042】
【課題を解決するための手段の具体例】キーボード部1
0,コネクタ23,マイク24により、音データを入力
操作可能な音データ入力手段が構成されている。EEP
ROM16により、前記音データ入力手段により入力さ
れた前記音データを記憶する記憶手段が構成されてい
る。ドライバ20へ音データを出力する入出力インター
フェイス17により、前記記憶手段に記憶されている音
データを出力して該音データに従った音を前記自動車用
ホーン(ホーン21)から発生させるための出力手段が
構成されている。前記記憶手段は、前記音データ入力手
段を操作して新たな音データの入力が行なわれた場合に
(S20,S21のいずれかによりYESの判断がなさ
れた場合に)記憶データをその新たな音データに更新可
能に構成されている(S25,S27)。
【0043】前記音データ入力手段は、メロディとして
経時的に変化する音程をキー操作で逐一入力するための
キー入力操作部(テンキー2)を含む。
【0044】前記音データ入力手段は、音を直接入力す
るためのマイク24を含む。前記記憶手段は、複数種類
(3種類)の音データを記憶可能である。前記Aキー3
2,Bキー34,Cキー33により,前記複数種類の音
データの中からある1種類または複数種類の音データを
予め設定可能な設定操作手段が構成されている。前記出
力手段は、前記設定操作手段により設定された1種類
(S8またはS12)または複数種類(S13またはS
14)の音を選択して出力する。
【0045】前記記憶手段は、音データとして、音声か
らなるメッセージデータ(エリアAに記憶されているご
注意下さいのメッセージデータ)と音楽データ(エリア
BまたはCに記憶されている音データ)とを記憶してお
り、前記出力手段は、前記メッセージデータと前記音楽
データとを選択して両者を合成して出力可能に構成され
ている(S13またはS14)。
【0046】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、自動車用ホーンから音を発生させるための
音データを入力操作可能であるために、運転手が自己の
好みの音楽の音データを入力操作して自動車用ホーンか
らその音楽を発生させることができる。しかも、音デー
タ入力手段を操作して新たな音データの入力が行なわれ
た場合には既に記憶されている記憶データをその新たな
音データに更新可能に構成されているために、運転手が
既に記憶されている音データに飽いた場合には新たな音
データに更新して新たな音楽等を自動車用ホーンから発
生させることができ、常に斬新な音を自動車用ホーンか
ら発生させることが可能となる。
【0047】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、メロディとして経時的に変化する音程をキ
ー操作で逐一入力することができるために、自己の好み
のメロディを逐一指定してキー操作入力でき、運転手の
好みのメロディを忠実に入力して再生することが可能と
なる。
【0048】請求項3に関しては、請求項1または請求
項2に関する効果に加えて、マイクから音を直接入力し
て記憶させることができるために、音データの入力操作
が簡単になる。
【0049】請求項4に関しては、請求項1〜請求項3
のいずれかに関する効果に加えて、複数種類の音データ
が記憶可能であり、その複数種類の音データの中からあ
る1種類または複数種類の音データを選択して出力でき
るために、運転手の気分によって出力する音を切換える
ことが可能となるとともに、複数種類の音を選択して合
成した音を自動車用ホーンから発生させることができ
る。
【0050】請求項5に関しては、請求項4に関する効
果に加えて、音声からなるメッセージデータと音楽デー
タとが選択されて両者を合成して自動車用ホーンから発
生させることができ、たとえば安全のためのメッセージ
とともに音楽を自動車用ホーンから発生させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】音記憶再生装置の斜視図である。
【図2】音記憶再生装置に用いられている制御回路を示
すブロック図である。
【図3】図2に示した制御回路の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】図2に示した制御回路の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】図2に示した制御回路の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1は音記憶再生装置 2はテンキー 3はマイク 23はコネクタ 6は受座 4は接続端子部 5は端子部 7は配線 11はマイクロコンピュータ 10はキーボード 30は入力キー 31は終了キー 38はマイクキー 39はコネクタキー 21はホーン 15は電源回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音データを記憶し、該記憶した音データ
    を出力して音を発生させる自動車用ホーンの音記憶再生
    装置であって、 前記音データを入力操作可能な音データ入力手段と、 該音データ入力手段により入力された前記音データを記
    憶する記憶手段と、 前記自動車用ホーンから音を発生させるための指令信号
    が入力された場合に、前記記憶手段に記憶されている音
    データを出力して該音データに従った音を前記自動車用
    ホーンから発生させるための出力手段とを含み、 前記記憶手段は、前記音データ入力手段を操作して新た
    な音データの入力が行なわれた場合に記憶データをその
    新たな音データに更新可能に構成されていることを特徴
    とする、自動車用ホーンの音記憶再生装置。
  2. 【請求項2】 前記音データ入力手段は、メロディとし
    て経時的に変化する音程をキー操作で逐一入力するため
    のキー入力操作部を含むことを特徴とする、請求項1に
    記載の自動車用ホーンの音記憶再生装置。
  3. 【請求項3】 前記音データ入力手段は、音を直接入力
    するためのマイクを含むことを特徴とする、請求項1ま
    たは請求項2に記載の自動車用ホーンの音記憶再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、複数種類の音データを
    記憶可能であり、 該複数種類の音データの中からある1種類のまたは複数
    種類の音データを予め設定可能な設定操作手段をさらに
    含み、 前記出力手段は、前記設定操作手段により設定された1
    種類または複数種類の音データを選択して出力すること
    を特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    自動車用ホーンの音記憶再生装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、音データとして、音声
    からなるメッセージデータと音楽データとを記憶してお
    り、 前記出力手段は、前記メッセージデータと前記音楽デー
    タとを選択して両者を合成して出力可能に構成されてい
    ることを特徴とする、請求項4に記載の自動車用ホーン
    の音記憶再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007076598A1 (en) * 2005-12-31 2007-07-12 Intelligent Mechatronic Systems Inc. Customizable event driven content playback system
US7564342B2 (en) 2003-10-03 2009-07-21 Ridetones, Inc. Audio signal system for vehicle remote locking mechanism

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