JP2000321550A - 液晶表示装置 - Google Patents
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- JP2000321550A JP2000321550A JP11132664A JP13266499A JP2000321550A JP 2000321550 A JP2000321550 A JP 2000321550A JP 11132664 A JP11132664 A JP 11132664A JP 13266499 A JP13266499 A JP 13266499A JP 2000321550 A JP2000321550 A JP 2000321550A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】走査側ドライバに備わる駆動用ICのうち非駆
動の駆動用ICでの漏れ電流による電力損失を解消す
る。 【解決手段】走査線2aの駆動電圧を発生する電源回路
7と走査線2aに駆動電圧を入力する走査側ドライバ2
との間にスイッチング回路6を設け、スイッチング回路
6により、2電位に周期的に変化するDF信号に同期さ
せて電源回路7から走査側ドライバ2に正極性又は負極
性の駆動電圧を入力するように構成した。
動の駆動用ICでの漏れ電流による電力損失を解消す
る。 【解決手段】走査線2aの駆動電圧を発生する電源回路
7と走査線2aに駆動電圧を入力する走査側ドライバ2
との間にスイッチング回路6を設け、スイッチング回路
6により、2電位に周期的に変化するDF信号に同期さ
せて電源回路7から走査側ドライバ2に正極性又は負極
性の駆動電圧を入力するように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単純マトリックス
型の液晶表示装置であって、走査側駆動用ICの漏れ電
流を小さくすることにより消費電力を大幅に低減させた
ものに関する。
型の液晶表示装置であって、走査側駆動用ICの漏れ電
流を小さくすることにより消費電力を大幅に低減させた
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の単純マトリックス型の液晶表示装
置(Liquid Crystal Display:LCD)の基本構成のブ
ロック回路図を図5に示す。同図において、1は複数の
走査線2aを設けたガラス等から成る第一の透明基板
と、複数の信号線3aを設けたガラス等から成る第二の
透明基板とを有し、前記走査線2aと信号線3aとを対
向させかつ直交させた状態で液晶層を介して、第一の透
明基板と第二の透明基板とを接合した単純マトリックス
型の液晶パネルであり、2は走査線2aを順次駆動する
走査側駆動回路(以下、走査側ドライバという)、3は
信号線3aに走査パルスに同期して表示データを入力す
る信号側駆動回路(以下、信号側ドライバという)であ
る。
置(Liquid Crystal Display:LCD)の基本構成のブ
ロック回路図を図5に示す。同図において、1は複数の
走査線2aを設けたガラス等から成る第一の透明基板
と、複数の信号線3aを設けたガラス等から成る第二の
透明基板とを有し、前記走査線2aと信号線3aとを対
向させかつ直交させた状態で液晶層を介して、第一の透
明基板と第二の透明基板とを接合した単純マトリックス
型の液晶パネルであり、2は走査線2aを順次駆動する
走査側駆動回路(以下、走査側ドライバという)、3は
信号線3aに走査パルスに同期して表示データを入力す
る信号側駆動回路(以下、信号側ドライバという)であ
る。
【0003】また、4は液晶に常時直流電圧が印加され
ないように1フレーム(1描画期間)毎又は数走査期間
毎に液晶に印加する電圧の極性を反転させるDF信号
(交流化信号)発生器、5は走査側ドライバ2及び信号
側ドライバ3に、CP(クロックパルス),階調データ
D0〜D7,LOAD信号,DISP信号,FRAM信
号等の各種制御信号及び駆動信号を入力する液晶駆動用
パルス発生器、7は走査側ドライバ2の駆動電圧VH,
VM,VLを発生する走査線駆動電圧用の電源回路、8
は信号側ドライバ3の駆動電圧V0,V1を発生する信
号線駆動電圧用の電源回路である。
ないように1フレーム(1描画期間)毎又は数走査期間
毎に液晶に印加する電圧の極性を反転させるDF信号
(交流化信号)発生器、5は走査側ドライバ2及び信号
側ドライバ3に、CP(クロックパルス),階調データ
D0〜D7,LOAD信号,DISP信号,FRAM信
号等の各種制御信号及び駆動信号を入力する液晶駆動用
パルス発生器、7は走査側ドライバ2の駆動電圧VH,
VM,VLを発生する走査線駆動電圧用の電源回路、8
は信号側ドライバ3の駆動電圧V0,V1を発生する信
号線駆動電圧用の電源回路である。
【0004】上記液晶駆動用パルス発生器5において、
一般に共通化されている、走査側ドライバ2のシフトク
ロックとしてのLOAD信号と、信号側ドライバ3の出
力ラッチパルスとしてのLOAD信号が分離され、各々
入力される。また、FRAM信号は、1フレームで一画
面の描画を行う際にその開始タイミングを規定するフレ
ーム信号、CP信号は、LOAD信号入力タインミング
及び信号側ドライバ3の表示データの取り込みタイミン
グを複数のクロックパルス毎に規定するクロックパル
ス、DISP信号は、H(High)レベルとL(Lo
w)レベルの2レベルに変化し得、Lレベルで走査線パ
ルスを非選択電位にする表示信号、D0〜D7は、例え
ば8ビットで各信号線3aに入力する表示データの階調
等を規定する表示データである。
一般に共通化されている、走査側ドライバ2のシフトク
ロックとしてのLOAD信号と、信号側ドライバ3の出
力ラッチパルスとしてのLOAD信号が分離され、各々
入力される。また、FRAM信号は、1フレームで一画
面の描画を行う際にその開始タイミングを規定するフレ
ーム信号、CP信号は、LOAD信号入力タインミング
及び信号側ドライバ3の表示データの取り込みタイミン
グを複数のクロックパルス毎に規定するクロックパル
ス、DISP信号は、H(High)レベルとL(Lo
w)レベルの2レベルに変化し得、Lレベルで走査線パ
ルスを非選択電位にする表示信号、D0〜D7は、例え
ば8ビットで各信号線3aに入力する表示データの階調
等を規定する表示データである。
【0005】このようなLCDは基本的に以下のように
動作する。液晶の駆動方法としてはAP(Alt Pleshko
)法が用いられており、液晶に直流電圧を常時印加し
ないように1フレーム(1描画期間)毎に又は数走査期
間毎に印加電圧の極性を反転させて駆動する。図6の交
流化制御信号13に示すように、交流化制御信号13の
極性反転に伴って、電源回路7から供給される液晶駆動
電圧はその極性を正極性と負極性に交互に反転させる。
動作する。液晶の駆動方法としてはAP(Alt Pleshko
)法が用いられており、液晶に直流電圧を常時印加し
ないように1フレーム(1描画期間)毎に又は数走査期
間毎に印加電圧の極性を反転させて駆動する。図6の交
流化制御信号13に示すように、交流化制御信号13の
極性反転に伴って、電源回路7から供給される液晶駆動
電圧はその極性を正極性と負極性に交互に反転させる。
【0006】そして、VHは正極性での走査線選択電圧
(駆動電圧)、VLは負極性での走査線選択電圧、VM
は走査線非選択電圧(以下、非選択電圧VMとする)で
ある。また、V0は正極性における信号線非選択電圧で
かつ負極性での信号線選択電圧、V1は負極性での信号
線非選択電圧でかつ正極性での信号線選択電圧である。
また、VH>V0>VM>V1>VLの関係にあり、V
0−VM=VM−V1,VH−VM=VM−VLであ
る。具体的には、VM=1〜3V、VH=10〜40
V、VL=−10〜−40V、V1は一般に接地電位
(0電位)である。
(駆動電圧)、VLは負極性での走査線選択電圧、VM
は走査線非選択電圧(以下、非選択電圧VMとする)で
ある。また、V0は正極性における信号線非選択電圧で
かつ負極性での信号線選択電圧、V1は負極性での信号
線非選択電圧でかつ正極性での信号線選択電圧である。
また、VH>V0>VM>V1>VLの関係にあり、V
0−VM=VM−V1,VH−VM=VM−VLであ
る。具体的には、VM=1〜3V、VH=10〜40
V、VL=−10〜−40V、V1は一般に接地電位
(0電位)である。
【0007】まず、図5のブロック回路図を用いて説明
すると、走査側ドライバ2は画面上側より走査線2aを
一本ずつ順に走査し、走査線選択電圧VH,VL又は非
選択電圧VMを各走査線2aに入力する。信号側ドライ
バ3は、走査しようとする走査線2a上の画素の表示状
態に応じて、各信号線3aに所定の信号線駆動電圧を印
加することにより、線順次駆動を行う。このとき、液晶
の交流化極性が正極性の時、走査側ドライバ2は走査す
る走査線2aに対しては正極性の走査線選択電圧VHを
印加し、残りの走査線2aには非選択電圧VMを印加す
る。また、信号側ドライバ3は、走査する走査線2a上
の画素のうちオン画素の信号線3aについてはV1を、
オフ画素の信号線3aには電圧V0を印加する。
すると、走査側ドライバ2は画面上側より走査線2aを
一本ずつ順に走査し、走査線選択電圧VH,VL又は非
選択電圧VMを各走査線2aに入力する。信号側ドライ
バ3は、走査しようとする走査線2a上の画素の表示状
態に応じて、各信号線3aに所定の信号線駆動電圧を印
加することにより、線順次駆動を行う。このとき、液晶
の交流化極性が正極性の時、走査側ドライバ2は走査す
る走査線2aに対しては正極性の走査線選択電圧VHを
印加し、残りの走査線2aには非選択電圧VMを印加す
る。また、信号側ドライバ3は、走査する走査線2a上
の画素のうちオン画素の信号線3aについてはV1を、
オフ画素の信号線3aには電圧V0を印加する。
【0008】一方、液晶の交流化極性が負極性の時、走
査側ドライバ2は走査する走査線2aに対しては負極性
の走査線選択電圧VLを印加し、残りの走査線2aには
非選択電圧VMを印加する。また、信号側ドライバ3
は、走査する走査線2a上の画素のうちオン画素の信号
線3aについてはV0を、オフ画素の信号線3aには電
圧V1を印加する。
査側ドライバ2は走査する走査線2aに対しては負極性
の走査線選択電圧VLを印加し、残りの走査線2aには
非選択電圧VMを印加する。また、信号側ドライバ3
は、走査する走査線2a上の画素のうちオン画素の信号
線3aについてはV0を、オフ画素の信号線3aには電
圧V1を印加する。
【0009】次に、図6を用いてLCDの制御信号及び
駆動波形について詳細に説明する。フレーム信号11は
1フレームの開始タイミングを規定する信号であり、あ
るフレーム信号11から次のフレーム信号11までの期
間をフレーム期間18といい、フレーム期間18で一画
面の描画を終える。走査クロック信号(LOAD信号)
12は、フレーム期間18を走査線数又はそれ以上の数
で分割した制御信号であり、次のパルスまでの期間は一
走査あたりの走査期間19である。交流化制御信号13
は液晶に印加する駆動信号の極性をフレーム期間18毎
に反転させ、液晶に直流電圧が印加されないように制御
する信号である。尚、同図ではフレーム期間18毎に極
性を反転させているが、複数の走査線2a毎に交流化制
御を行う方法もあり、現状では複数の走査線2a毎に交
流化制御を行う方法が一般的である。また、20はパル
ス幅制御信号(DISP信号)であり、各走査期間18
内において走査線駆動電圧(以下、走査線パルスとい
う)を制御するロジック信号である。即ち、DISP信
号20がHレベルの時に走査線にはVH又はVLが出力
され、Lレベルの時にはVMが出力される。
駆動波形について詳細に説明する。フレーム信号11は
1フレームの開始タイミングを規定する信号であり、あ
るフレーム信号11から次のフレーム信号11までの期
間をフレーム期間18といい、フレーム期間18で一画
面の描画を終える。走査クロック信号(LOAD信号)
12は、フレーム期間18を走査線数又はそれ以上の数
で分割した制御信号であり、次のパルスまでの期間は一
走査あたりの走査期間19である。交流化制御信号13
は液晶に印加する駆動信号の極性をフレーム期間18毎
に反転させ、液晶に直流電圧が印加されないように制御
する信号である。尚、同図ではフレーム期間18毎に極
性を反転させているが、複数の走査線2a毎に交流化制
御を行う方法もあり、現状では複数の走査線2a毎に交
流化制御を行う方法が一般的である。また、20はパル
ス幅制御信号(DISP信号)であり、各走査期間18
内において走査線駆動電圧(以下、走査線パルスとい
う)を制御するロジック信号である。即ち、DISP信
号20がHレベルの時に走査線にはVH又はVLが出力
され、Lレベルの時にはVMが出力される。
【0010】また、走査側ドライバ2は、走査クロック
信号12によってフレーム信号11を取り込み、走査対
象の走査線2aを順次シフトすることによって各走査線
2aを一本ずつ順に走査し、走査線2aに対し走査パル
スを入力する。ここで、信号線駆動電圧(以下、信号線
パルスという)15はある信号線3a中央部の約1/3
が全黒表示の場合のもの、信号線パルス16はある信号
線3a全体が全白表示の場合のものを示す。また、各画
素には信号線パルスと走査線パルスとの差分電圧が印加
されることになる。尚、上記信号線パルス15,16の
動作はノーマリーホワイトの液晶パネルに相当し、オフ
画素は白表示、オン画素は黒表示となる。ノーマリーブ
ラックの場合は逆になる。
信号12によってフレーム信号11を取り込み、走査対
象の走査線2aを順次シフトすることによって各走査線
2aを一本ずつ順に走査し、走査線2aに対し走査パル
スを入力する。ここで、信号線駆動電圧(以下、信号線
パルスという)15はある信号線3a中央部の約1/3
が全黒表示の場合のもの、信号線パルス16はある信号
線3a全体が全白表示の場合のものを示す。また、各画
素には信号線パルスと走査線パルスとの差分電圧が印加
されることになる。尚、上記信号線パルス15,16の
動作はノーマリーホワイトの液晶パネルに相当し、オフ
画素は白表示、オン画素は黒表示となる。ノーマリーブ
ラックの場合は逆になる。
【0011】そして、上記走査側ドライバ2には数個〜
10個程度の駆動用ICが備わっており、各駆動用IC
にはアナログスイッチが設けられ、DF信号のH(Hi
gh)レベル/L(Low)レベルの切り換わりに従っ
て前記アナログスイッチが切り換えられ、各駆動用IC
から走査線2aに対してVH,VLのいずれかが出力さ
れる。例えば、DF信号がLレベルの場合電圧VHが、
Hレベルの場合電圧VLが走査線2aに印加される。
10個程度の駆動用ICが備わっており、各駆動用IC
にはアナログスイッチが設けられ、DF信号のH(Hi
gh)レベル/L(Low)レベルの切り換わりに従っ
て前記アナログスイッチが切り換えられ、各駆動用IC
から走査線2aに対してVH,VLのいずれかが出力さ
れる。例えば、DF信号がLレベルの場合電圧VHが、
Hレベルの場合電圧VLが走査線2aに印加される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように、走査対象の一走査線2aを実際に駆動する
駆動用ICは1個であり、かつVH,VLのいずれかが
入力されれば良いのに対し、走査側ドライバ2内の各駆
動用ICの入力端子にはVH,VLが常時入力された状
態にある。即ち、DF信号がLレベルの時走査線2aへ
の印加電圧はVHでありVLは使用されず、駆動用IC
にVLを入力する必要はない。また、DF信号がHレベ
ルの時走査線2aへの印加電圧はVLでありVHは使用
されず、駆動用ICにVHを入力する必要はない。その
ため、非駆動の駆動用ICでの漏れ電流による電力損失
が大きく、この電力損失は駆動用ICの数、VH,VL
が入力される端子数が増えるほど大きくなる。尚、走査
対象ではない走査線2aには、非選択電位VMが選択的
に入力される。
示すように、走査対象の一走査線2aを実際に駆動する
駆動用ICは1個であり、かつVH,VLのいずれかが
入力されれば良いのに対し、走査側ドライバ2内の各駆
動用ICの入力端子にはVH,VLが常時入力された状
態にある。即ち、DF信号がLレベルの時走査線2aへ
の印加電圧はVHでありVLは使用されず、駆動用IC
にVLを入力する必要はない。また、DF信号がHレベ
ルの時走査線2aへの印加電圧はVLでありVHは使用
されず、駆動用ICにVHを入力する必要はない。その
ため、非駆動の駆動用ICでの漏れ電流による電力損失
が大きく、この電力損失は駆動用ICの数、VH,VL
が入力される端子数が増えるほど大きくなる。尚、走査
対象ではない走査線2aには、非選択電位VMが選択的
に入力される。
【0013】従って、本発明は上記事情に鑑みて完成さ
れてものであり、その目的は、走査側ドライバに備わる
駆動用ICのうち非駆動の駆動用ICでの漏れ電流によ
る電力損失を解消し、LCD全体での消費電力を大幅に
低減させることである。
れてものであり、その目的は、走査側ドライバに備わる
駆動用ICのうち非駆動の駆動用ICでの漏れ電流によ
る電力損失を解消し、LCD全体での消費電力を大幅に
低減させることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、複数の走査線を設けた第一の透明基板と複数の信号
線を設けた第二の透明基板とを有し、前記走査線と信号
線とを対向させかつ交差させた状態で液晶層を介して、
第一の透明基板と第二の透明基板とを接合して成り、2
電位に周期的に変化する交流化信号に伴って駆動する単
純マトリックス型の液晶表示装置であって、前記走査線
の駆動電圧を発生する電源回路と前記走査線に駆動電圧
を入力する駆動回路との間にスイッチング回路を設け、
該スイッチング回路により、前記交流化信号に同期させ
て電源回路から駆動回路に正極性又は負極性の駆動電圧
を入力させることを特徴とする。
は、複数の走査線を設けた第一の透明基板と複数の信号
線を設けた第二の透明基板とを有し、前記走査線と信号
線とを対向させかつ交差させた状態で液晶層を介して、
第一の透明基板と第二の透明基板とを接合して成り、2
電位に周期的に変化する交流化信号に伴って駆動する単
純マトリックス型の液晶表示装置であって、前記走査線
の駆動電圧を発生する電源回路と前記走査線に駆動電圧
を入力する駆動回路との間にスイッチング回路を設け、
該スイッチング回路により、前記交流化信号に同期させ
て電源回路から駆動回路に正極性又は負極性の駆動電圧
を入力させることを特徴とする。
【0015】本発明は、上記構成により、走査側ドライ
バに備わる駆動用ICのうち非駆動の駆動用ICでの漏
れ電流による電力損失を解消し、LCD全体での消費電
力が大幅に低減する。
バに備わる駆動用ICのうち非駆動の駆動用ICでの漏
れ電流による電力損失を解消し、LCD全体での消費電
力が大幅に低減する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のLCDについて以下に説
明する。本発明のLCDのセルの基本構成は特に図示す
るものではないが、複数の走査線を設けたガラス等から
成る第一の透明基板と、複数の信号線を設けたガラス等
から成る第二の透明基板とを有し、前記走査線と信号線
とを対向させかつ交差(直交)させた状態で液晶層を介
して、第一の透明基板と第二の透明基板とを接合して成
り、2電位に周期的に変化する交流化信号に伴って駆動
する単純マトリックス型のものであり、STN(SuperT
wisted Nematic )型,TN(Twisted Nematic )型,
強誘電性液晶型,反強誘電性液晶型,双安定性液晶型等
の種々の単純マトリックス型のLCDが相当する。
明する。本発明のLCDのセルの基本構成は特に図示す
るものではないが、複数の走査線を設けたガラス等から
成る第一の透明基板と、複数の信号線を設けたガラス等
から成る第二の透明基板とを有し、前記走査線と信号線
とを対向させかつ交差(直交)させた状態で液晶層を介
して、第一の透明基板と第二の透明基板とを接合して成
り、2電位に周期的に変化する交流化信号に伴って駆動
する単純マトリックス型のものであり、STN(SuperT
wisted Nematic )型,TN(Twisted Nematic )型,
強誘電性液晶型,反強誘電性液晶型,双安定性液晶型等
の種々の単純マトリックス型のLCDが相当する。
【0017】そして、図1は本発明のLCDの基本構成
のブロック回路図、図2は本発明のスイッチング回路で
あって、走査線駆動電圧発生用の電源回路7の正極性の
駆動電圧VHと走査側ドライバの駆動用IC入力端子間
を電気的に導通又は切断するスイッチング回路6aの回
路図、図3は本発明のスイッチング回路であって、電源
回路7の負極性の駆動電圧VLと走査側ドライバの駆動
用IC入力端子間を電気的に導通又は切断するスイッチ
ング回路6bの回路図である。尚、図1において、LC
Dの主要部は図5のものと同様であり、同一符号を付し
た部位についてはその説明を省略する。
のブロック回路図、図2は本発明のスイッチング回路で
あって、走査線駆動電圧発生用の電源回路7の正極性の
駆動電圧VHと走査側ドライバの駆動用IC入力端子間
を電気的に導通又は切断するスイッチング回路6aの回
路図、図3は本発明のスイッチング回路であって、電源
回路7の負極性の駆動電圧VLと走査側ドライバの駆動
用IC入力端子間を電気的に導通又は切断するスイッチ
ング回路6bの回路図である。尚、図1において、LC
Dの主要部は図5のものと同様であり、同一符号を付し
た部位についてはその説明を省略する。
【0018】前記スイッチング回路6a及びスイッチン
グ回路6bは、図1のスイッチング回路6に内蔵されて
あり、図2のスイッチング回路6aは電源回路7の正極
性の駆動電圧VH出力端子(同図の電源H側)と駆動用
ICのVH入力端子との間に設けられる。スイッチング
回路6aにおいて、トランジスタTR2のエミッタとコ
レクタが導通状態の時、つまりTR2がオン状態の時に
駆動電圧VH出力端子と駆動用ICのVH入力端子が電
気的に導通接続され、逆にTR2のエミッタとコレクタ
が非導通状態の時、つまりTR2がオフ状態の時に駆動
電圧VH出力端子と駆動用ICのVH入力端子は電気的
に切断される。
グ回路6bは、図1のスイッチング回路6に内蔵されて
あり、図2のスイッチング回路6aは電源回路7の正極
性の駆動電圧VH出力端子(同図の電源H側)と駆動用
ICのVH入力端子との間に設けられる。スイッチング
回路6aにおいて、トランジスタTR2のエミッタとコ
レクタが導通状態の時、つまりTR2がオン状態の時に
駆動電圧VH出力端子と駆動用ICのVH入力端子が電
気的に導通接続され、逆にTR2のエミッタとコレクタ
が非導通状態の時、つまりTR2がオフ状態の時に駆動
電圧VH出力端子と駆動用ICのVH入力端子は電気的
に切断される。
【0019】また、図3のスイッチング回路6bは電源
回路7の負極性の駆動電圧VL出力端子(同図の電源L
側)と駆動用ICのVL入力端子との間に設けられる。
トランジスタTR4のエミッタとコレクタが導通状態の
時、つまりTR4がオン状態の時に駆動電圧VL出力端
子と駆動用ICのVL入力端子が電気的に導通接続さ
れ、逆にTR4のエミッタとコレクタが非導通状態の
時、つまりTR4がオフ状態の時に駆動電圧VL出力端
子と駆動用ICのVL入力端子は電気的に切断される。
回路7の負極性の駆動電圧VL出力端子(同図の電源L
側)と駆動用ICのVL入力端子との間に設けられる。
トランジスタTR4のエミッタとコレクタが導通状態の
時、つまりTR4がオン状態の時に駆動電圧VL出力端
子と駆動用ICのVL入力端子が電気的に導通接続さ
れ、逆にTR4のエミッタとコレクタが非導通状態の
時、つまりTR4がオフ状態の時に駆動電圧VL出力端
子と駆動用ICのVL入力端子は電気的に切断される。
【0020】尚、図2及び図3において、バイアス抵抗
R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8、コ
ンデンサC1,C2は、TR1,TR2,TR3,TR
4のスイッチング動作を良好に行わせるためのものであ
る。
R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8、コ
ンデンサC1,C2は、TR1,TR2,TR3,TR
4のスイッチング動作を良好に行わせるためのものであ
る。
【0021】そして、上記TR2はTR1の動作に追従
し、TR4はTR3の動作に追従して動作するが、以下
にこれらの動作の詳細について説明する。図2〜図4に
示すように、スイッチング回路6aのTR1のスイッチ
動作を制御する信号をDFH信号、スイッチング回路6
bのTR3のスイッチ動作を制御する信号をDFL信号
とする。スイッチング回路6aにおいて、DFH信号が
Hレベルの時にはTR1はオン状態になり、それに従い
TR2もオン状態になり、電源Hと駆動用ICのVH入
力端子とが電気的に導通し接続する。一方、DFH信号
がLレベルの時にはTR1はオフ状態になり、それに従
いTR2もオフ状態になり、電源Hと駆動用ICのVH
入力端子とが電気的に切断される。
し、TR4はTR3の動作に追従して動作するが、以下
にこれらの動作の詳細について説明する。図2〜図4に
示すように、スイッチング回路6aのTR1のスイッチ
動作を制御する信号をDFH信号、スイッチング回路6
bのTR3のスイッチ動作を制御する信号をDFL信号
とする。スイッチング回路6aにおいて、DFH信号が
Hレベルの時にはTR1はオン状態になり、それに従い
TR2もオン状態になり、電源Hと駆動用ICのVH入
力端子とが電気的に導通し接続する。一方、DFH信号
がLレベルの時にはTR1はオフ状態になり、それに従
いTR2もオフ状態になり、電源Hと駆動用ICのVH
入力端子とが電気的に切断される。
【0022】また、スイッチング回路6bにおいて、D
FL信号がHレベルの時にはTR3はオフ状態になり、
それに従いTR4もオフ状態になり、電源Lと駆動用I
CのVL入力端子とが電気的に切断される。一方、DF
L信号がLレベルの時にはTR3はオン状態になり、そ
れに従いTR4もオン状態になり、電源Lと駆動用IC
のVL入力端子とが電気的に導通し接続される。
FL信号がHレベルの時にはTR3はオフ状態になり、
それに従いTR4もオフ状態になり、電源Lと駆動用I
CのVL入力端子とが電気的に切断される。一方、DF
L信号がLレベルの時にはTR3はオン状態になり、そ
れに従いTR4もオン状態になり、電源Lと駆動用IC
のVL入力端子とが電気的に導通し接続される。
【0023】DFH信号及びDFL信号のHレベル/L
レベルのタイミングについては、図4に示す如く、V
H,VLの両方が駆動用ICに入力されない期間が発生
しないように、DFH信号がオンになる期間とDFL信
号がオンになる期間とを重複させるのが良い。
レベルのタイミングについては、図4に示す如く、V
H,VLの両方が駆動用ICに入力されない期間が発生
しないように、DFH信号がオンになる期間とDFL信
号がオンになる期間とを重複させるのが良い。
【0024】これについて、以下に詳細に説明する。本
実施形態では、スイッチング回路6a,6bに同期させ
る2電位に周期的に変化するDF信号(交流化信号)を
用い、DF信号がLレベルの時には駆動用ICの出力端
子からVHが出力され、DF信号がHレベルの時には電
圧VLが入力されるので、理論的にはVHはDF信号が
Lレベルの時のみ、VLはDF信号がHレベルの時のみ
駆動用ICに入力されていれば良い。しかしながら、実
際にはDF信号,DFH信号,DFL信号は、図4に示
すような理想的な矩形波ではなく、その切り換わり時に
波形が鈍りスイッチ動作に遅延時間が存在する。従っ
て、スイッチング回路6a,6bのスイッチ動作をDF
信号のタイミングに合わせて行うと、VH,VLの入力
が遅れることになり、液晶パネルの表示が乱れたものに
なる。
実施形態では、スイッチング回路6a,6bに同期させ
る2電位に周期的に変化するDF信号(交流化信号)を
用い、DF信号がLレベルの時には駆動用ICの出力端
子からVHが出力され、DF信号がHレベルの時には電
圧VLが入力されるので、理論的にはVHはDF信号が
Lレベルの時のみ、VLはDF信号がHレベルの時のみ
駆動用ICに入力されていれば良い。しかしながら、実
際にはDF信号,DFH信号,DFL信号は、図4に示
すような理想的な矩形波ではなく、その切り換わり時に
波形が鈍りスイッチ動作に遅延時間が存在する。従っ
て、スイッチング回路6a,6bのスイッチ動作をDF
信号のタイミングに合わせて行うと、VH,VLの入力
が遅れることになり、液晶パネルの表示が乱れたものに
なる。
【0025】上記の理由から、VHについては、DF信
号がHレベルからLレベルに切り換わる直前からDF信
号がLレベルからHレベルに切り換わった直後まで、駆
動用ICにVHが入力されている必要がある。よって、
DFH信号はDF信号がHレベルからLレベルに切り換
わる直前にHレベルに、DF信号がLレベルからHレベ
ルに切り換わった直後にDFH信号をLレベルに切り換
えることが好ましい。
号がHレベルからLレベルに切り換わる直前からDF信
号がLレベルからHレベルに切り換わった直後まで、駆
動用ICにVHが入力されている必要がある。よって、
DFH信号はDF信号がHレベルからLレベルに切り換
わる直前にHレベルに、DF信号がLレベルからHレベ
ルに切り換わった直後にDFH信号をLレベルに切り換
えることが好ましい。
【0026】一方、VLについては、DF信号がLレベ
ルからHレベルに切り換わる直前からDF信号がHレベ
ルからLレベルに切り換わった直後まで、駆動用ICに
VLが入力されている必要がある。よって、DFL信号
はDF信号がLレベルからHレベルに切り換わる直前に
Lレベルに、DF信号がHレベルからLレベルに切り換
わった直後にDFL信号をHレベルに切り換えることが
好ましい。
ルからHレベルに切り換わる直前からDF信号がHレベ
ルからLレベルに切り換わった直後まで、駆動用ICに
VLが入力されている必要がある。よって、DFL信号
はDF信号がLレベルからHレベルに切り換わる直前に
Lレベルに、DF信号がHレベルからLレベルに切り換
わった直後にDFL信号をHレベルに切り換えることが
好ましい。
【0027】尚、図4において、t1,t2,t3,t
4は上記波形鈍りを考慮した期間であり、スイッチング
回路6a,6bの過渡期間以上の長さがあれば良い。
4は上記波形鈍りを考慮した期間であり、スイッチング
回路6a,6bの過渡期間以上の長さがあれば良い。
【0028】また、本発明において、DF信号は図6に
示すように1フレーム期間毎に反転させる以外に、1走
査期間毎、数走査期間毎、又は10走査期間毎に反転さ
せても良い。更に、スイッチング回路6a,6bに同期
させる2電位に周期的に変化する交流化信号に代えて、
DF信号発生器4と別個の新たな駆動回路を設けその駆
動回路でDF信号と同期して2電位に周期的に変化する
信号を発生させても構わない。
示すように1フレーム期間毎に反転させる以外に、1走
査期間毎、数走査期間毎、又は10走査期間毎に反転さ
せても良い。更に、スイッチング回路6a,6bに同期
させる2電位に周期的に変化する交流化信号に代えて、
DF信号発生器4と別個の新たな駆動回路を設けその駆
動回路でDF信号と同期して2電位に周期的に変化する
信号を発生させても構わない。
【0029】かくして、本発明は、走査側ドライバに備
わる駆動用ICのうち非駆動の駆動用ICでの漏れ電流
による電力損失を解消し、LCD全体での消費電力が大
幅に低減するという作用効果を有する。
わる駆動用ICのうち非駆動の駆動用ICでの漏れ電流
による電力損失を解消し、LCD全体での消費電力が大
幅に低減するという作用効果を有する。
【0030】例えば、走査側ドライバに対しVH,VL
のいずれかのみが導通し入力されるので、走査側ドライ
バにおける漏れ電流は従来に比してほぼ半減する。ま
た、数個〜10個ある駆動用ICのうち駆動中のものは
1個であり、駆動中のICにのみVH,VLのいずれか
一方を導通し入力させることもでき、その場合走査側ド
ライバにおける漏れ電流は従来に比してほぼ1/n
(n:駆動用ICの数)になる。
のいずれかのみが導通し入力されるので、走査側ドライ
バにおける漏れ電流は従来に比してほぼ半減する。ま
た、数個〜10個ある駆動用ICのうち駆動中のものは
1個であり、駆動中のICにのみVH,VLのいずれか
一方を導通し入力させることもでき、その場合走査側ド
ライバにおける漏れ電流は従来に比してほぼ1/n
(n:駆動用ICの数)になる。
【0031】尚、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更は何等差し支えない。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更は何等差し支えない。
【0032】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。
【0033】(実施例)図1〜図3のLCDを以下のよ
うに構成した。液晶パネル1のサイズは12.1イン
チ、画素数800×600=240000ドット、カラ
ー(RGB)表示、走査側ドライバ2の駆動用ICは5
個とした。尚、駆動用ICの出力側の駆動については、
非駆動のものはVMを出力し、駆動状態のものはVH又
はVLを出力するものであり従来と変わらないが、本実
施例では駆動用ICの入力端子にかかる電圧を制御する
ものである。
うに構成した。液晶パネル1のサイズは12.1イン
チ、画素数800×600=240000ドット、カラ
ー(RGB)表示、走査側ドライバ2の駆動用ICは5
個とした。尚、駆動用ICの出力側の駆動については、
非駆動のものはVMを出力し、駆動状態のものはVH又
はVLを出力するものであり従来と変わらないが、本実
施例では駆動用ICの入力端子にかかる電圧を制御する
ものである。
【0034】そして、DISP信号がLレベルで走査線
が非選択電位VMにある場合に、スイッチング回路6の
電源回路7側のVLラインの電流を測定したところ0.
881mAであり、VLは30.0Vであった。同値の
電流がVHラインにも流れており、走査側ドライバ2に
対しVH又はVLを入力させることにより、従来に比し
て走査ドライバ2における漏れ電流による損失は約1/
2になる。よって、上記VLラインについてのみ着目す
れば良く、VLラインで測定した分が削減されることに
なる。即ち、図1の如く構成することで、走査側ドライ
バ2での損失の削減は、0.881×30.0=26.
4mWであった。
が非選択電位VMにある場合に、スイッチング回路6の
電源回路7側のVLラインの電流を測定したところ0.
881mAであり、VLは30.0Vであった。同値の
電流がVHラインにも流れており、走査側ドライバ2に
対しVH又はVLを入力させることにより、従来に比し
て走査ドライバ2における漏れ電流による損失は約1/
2になる。よって、上記VLラインについてのみ着目す
れば良く、VLラインで測定した分が削減されることに
なる。即ち、図1の如く構成することで、走査側ドライ
バ2での損失の削減は、0.881×30.0=26.
4mWであった。
【0035】また、前記走査線駆動電圧VLはロジック
電圧レベルVDDからDC(直流)−DC変換し昇圧して
生成するが、VDDレベルに換算した損失削減効果につい
て以下に示す。上記0.881mAの漏れ電流がある場
合に、LCD全体でのIDD(VDD=3.3VでのVDDラ
インの電流)は189mAであった。これに対し、スイ
ッチング回路6によりVH又はVLのいずれかを入力さ
せた場合、IDDは233mAであった。よって、VDDレ
ベルでは233−189=44mAに相当し、44×
3.3=145mWの消費電力損失を削減できた。これ
は、233×3.3=769mWに対し19%程度の大
幅な削減効果となった。
電圧レベルVDDからDC(直流)−DC変換し昇圧して
生成するが、VDDレベルに換算した損失削減効果につい
て以下に示す。上記0.881mAの漏れ電流がある場
合に、LCD全体でのIDD(VDD=3.3VでのVDDラ
インの電流)は189mAであった。これに対し、スイ
ッチング回路6によりVH又はVLのいずれかを入力さ
せた場合、IDDは233mAであった。よって、VDDレ
ベルでは233−189=44mAに相当し、44×
3.3=145mWの消費電力損失を削減できた。これ
は、233×3.3=769mWに対し19%程度の大
幅な削減効果となった。
【0036】
【発明の効果】本発明は、走査線の駆動電圧を発生する
電源回路と走査線に駆動電圧を入力する駆動回路との間
にスイッチング回路を設け、スイッチング回路により、
2電位に周期的に変化する交流化信号に同期させて電源
回路から駆動回路に正極性又は負極性の駆動電圧を入力
させることにより、走査側ドライバに備わる駆動用IC
のうち非駆動の駆動用ICでの漏れ電流による電力損失
を解消し、LCD全体での消費電力が大幅に低減され
る。
電源回路と走査線に駆動電圧を入力する駆動回路との間
にスイッチング回路を設け、スイッチング回路により、
2電位に周期的に変化する交流化信号に同期させて電源
回路から駆動回路に正極性又は負極性の駆動電圧を入力
させることにより、走査側ドライバに備わる駆動用IC
のうち非駆動の駆動用ICでの漏れ電流による電力損失
を解消し、LCD全体での消費電力が大幅に低減され
る。
【図1】本発明のLCDの基本構成のブロック回路図で
ある。
ある。
【図2】本発明の正極性の駆動電圧VH入力用のスイッ
チング回路6aの回路図である。
チング回路6aの回路図である。
【図3】本発明の負極性の駆動電圧VL入力用のスイッ
チング回路6bの回路図である。
チング回路6bの回路図である。
【図4】本発明のスイッチング回路の制御信号のタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図5】従来のLCDの基本構成のブロック回路図であ
る。
る。
【図6】従来のLCDの各種駆動波形及び制御信号のタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
1:液晶パネル 2:走査側ドライバ 2a:走査線 3:信号側ドライバ 3a:信号線 4:DF信号発生器 5:液晶駆動用パルス発生器 6:スイッチング回路 7:走査線の駆動電圧を発生する電源回路 8:信号線の駆動電圧を発生する電源回路
フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA06 NA33 NA43 NB12 NC03 NC10 ND39 5C006 AA22 AC27 AC28 AF44 AF71 BB12 BC03 BC12 BF31 BF37 FA36 FA47 5C080 AA10 BB05 CC03 DD26 EE30 FF12 JJ02 JJ03 JJ04
Claims (1)
- 【請求項1】複数の走査線を設けた第一の透明基板と複
数の信号線を設けた第二の透明基板とを有し、前記走査
線と信号線とを対向させかつ交差させた状態で液晶層を
介して、第一の透明基板と第二の透明基板とを接合して
成り、2電位に周期的に変化する交流化信号に伴って駆
動する単純マトリックス型の液晶表示装置であって、前
記走査線の駆動電圧を発生する電源回路と前記走査線に
駆動電圧を入力する駆動回路との間にスイッチング回路
を設け、該スイッチング回路により、前記交流化信号に
同期させて電源回路から駆動回路に正極性又は負極性の
駆動電圧を入力させることを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11132664A JP2000321550A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11132664A JP2000321550A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000321550A true JP2000321550A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15086619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11132664A Pending JP2000321550A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000321550A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1301428C (zh) * | 2004-02-17 | 2007-02-21 | 友达光电股份有限公司 | 液晶显示面板 |
CN104882111A (zh) * | 2015-06-24 | 2015-09-02 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种显示驱动电路及其驱动方法、显示装置 |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11132664A patent/JP2000321550A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1301428C (zh) * | 2004-02-17 | 2007-02-21 | 友达光电股份有限公司 | 液晶显示面板 |
CN104882111A (zh) * | 2015-06-24 | 2015-09-02 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种显示驱动电路及其驱动方法、显示装置 |
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