JP2000320775A - 配管の製造方法 - Google Patents

配管の製造方法

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JP2000320775A
JP2000320775A JP11134682A JP13468299A JP2000320775A JP 2000320775 A JP2000320775 A JP 2000320775A JP 11134682 A JP11134682 A JP 11134682A JP 13468299 A JP13468299 A JP 13468299A JP 2000320775 A JP2000320775 A JP 2000320775A
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JP
Japan
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pipe body
pipe
coupling
joint
butt
Prior art date
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Pending
Application number
JP11134682A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kojima
浩章 小島
Tomoyuki Nemoto
友幸 根本
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】合成樹脂製の継手と管本体の突き合わせ面に段
差を発生させることなく確実に突き合わせ接合できるよ
うにする。 【解決手段】拡径受口の内面に電熱線が螺旋状に埋設さ
れた継手の端面と、管本体の端面とを突き合わせ接合す
るにあたり、端部が先窄まり状に縮径していない押し出
し成形直後の管本体に継手を突き合わせ接合する。接合
は、継手の端面と管本体の端面をそれぞれ熱板に当てが
って溶融させ、双方の溶融面同士を互いに押し付けるこ
とにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエチレンや塩
化ビニルなどの熱可塑性樹脂からなる管本体の一端に拡
径受口が形成されるとともに、その内面に電熱線が埋設
され、この電熱線を発熱させることによって被接続管体
が融着接合するように構成された配管の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン製のガス管や給湯管などの
配管接続に、図3で示された如き電気融着継手100が
用いられていた。この継手100は、熱可塑性樹脂から
なり、一側の継手部101を被接続管体P1と同外径に
設け、この継手部101からテーパ状に拡径する傾斜部
102を介して連なる他側の受口103を被接続管体P
2が内接可能な大きさに設けるとともに、当該受口の内
面に電熱線104を螺旋状に配して埋設し、この電熱線
104の両端部を外面に突設させた端子プラグ105,
106に接続して構成されていた。配管の接続は、施工
現場において、継手部101と一方の管体P1の端部同
士をバット融着し、受口103に他方の管体P2の端部
を嵌め入れてから電熱線104に通電して周面同士を加
熱融着接合することにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】押出成形により形成さ
れる管体P1,P2は、成形後、樹脂の硬化に伴って収
縮し、時間経過とともに(2日〜4日)、その端部が先
窄まり状に縮径する。そのため、継手部101に管体P
1の端部を突き合わると接合面が段差となって融着が困
難となり、接続作業に手間を要するという問題があっ
た。また、先窄まり状に変形した管体P1の先端部が管
内方に突出していると、管内流体の流れの支障となる問
題があった。
【0004】本発明は従来技術の有するこのような問題
点に鑑み、継手と管本体の突き合わせ面に段差を発生さ
せることなく確実に突き合わせ接合できるとともに、よ
り少ない工数且つ低廉で成形できるようにすることを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、拡径受口の内面に電熱線が螺旋状に埋設され
た熱可塑性樹脂からなる継手の端面と、熱可塑性樹脂か
らなる管本体の端面とを突き合わせ接合するにあたり、
管本体を押し出し成形した後、可及的速やかに、継手の
端面と管本体の端面を熱板に当てがって溶融させ、双方
の溶融面同士を互いに押し付けて突き合わせ接合するも
のである。このように、管本体が成形されてから直ぐに
継手を接合すれば、管本体の端部が先窄まり状に縮径し
ていないので容易に融着することができ、突き合わせ接
合部が段差となることを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2は本発明の一実施形
態の配管1を示しており、これは、管本体2の端部に、
管本体2と略同外径の被接続管体を接続可能な継手3を
一体に成形して構成したものである。
【0007】配管1は、熱可塑性樹脂からなり、管本体
2は押出成形により長尺に成形され、継手3は溶融樹脂
を金型内に射出して一体に成形されている。継手3は、
一側の継手部31が管本体2と同径に設けられ、この継
手部31からテーパ状に拡径する傾斜部32を介して連
なる他側の受口を、被接続管体が内接可能な大きさの拡
径受口33とするとともに、当該受口の内面に所定間隔
を開けて螺旋状に配した電熱線4を埋設し、且つ電熱線
4の両端部を、一端を外面に突出させて拡径受口33の
周面に埋設された端子ピン5,6に接続して構成してあ
る。
【0008】本形態の配管1は、管本体2と継手3をそ
れぞれ別工程で成形し、管本体2を押出成形により成形
した後、可及的速やかに、管本体2の端部に継手3の継
手部31をバット融着などによって直結することによ
り、一体に成形される。具体的には、管本体2を押出し
成形する一連の工程、すなわち押出機、冷却槽、引取
機、定寸切断機及びスタッカーを経た後、又はスタッカ
ーの前に、別に成形された継手3をバット融着する加工
工程を付加し、成形直後の管本体2の端部に継手3を一
体に固着するようにしてある。バット融着する加工工程
では、先ず、管本体2の端面と継手3の端面とを熱板に
当てがって溶融させる。そこで、双方の溶融面同士を互
いに押し付けて突き合わせ、そのまま所定時間保持する
ことにより、管本体2と継手3を強固に融着接合させる
ことができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、継手と管本体の突き合
わせ面に段差を発生させることなく確実に突き合わせ接
合できるとともに、少ない工数且つ低廉で成形すること
ができる。これにより成形された配管は、継手と管本体
の突き合わせ面に段差がないので、管内流体の流れの支
障となるようなことはなく、また、配管の接続作業を迅
速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の配管の平面図である。
【図2】図1の配管の要部を断面で示した正面図であ
る。
【図3】従来の継手の構成を断面で示した図である。
【符号の説明】
1 配管 2 管本体 3 継手 4 電熱線 5,6 端子ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡径受口の内面に電熱線が螺旋状に埋設
    された熱可塑性樹脂からなる継手の端面と、熱可塑性樹
    脂からなる管本体の端面とを突き合わせ接合するにあた
    り、管本体を押し出し成形した後、可及的速やかに、継
    手の端面と管本体の端面を熱板に当てがって溶融させ、
    双方の溶融面同士を互いに押し付けて突き合わせ接合す
    ることを特徴とする配管の製造方法。
JP11134682A 1999-05-14 1999-05-14 配管の製造方法 Pending JP2000320775A (ja)

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